JP4161873B2 - 静電容量型距離センサ - Google Patents

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本発明は、電磁波によって検出対象物の存在/非存在や距離を検出する、静電容量型距離センサに関する。
従来より、送信電極から放射された電磁界を受信電極で受信することによって検出対象物を検出するセンサが知られており、静電容量型距離センサと称されている。静電容量型距離センサを開示する文献としては、例えば、下記特許文献1がある。
下記特許文献1の図1にも示されているように、従来の静電容量型距離センサでは、送信電極および受信電極の電位を検出し、これらの電位を比較器で比較することによって、検出対象物の存在/非存在や距離を判定していた。
静電容量型距離センサでは、送信電極と受信電極とが対向して配置されており、送信電極と受信電極との間の空間または絶縁物が誘電体となる。そして、この誘電体の比誘電率が温度等の影響で変化すると、結果的に送信電極と受信電極間の静電容量が変化し、このため、検出対象物が存在しないときにセンサ出力が変動したり、検出距離に誤差が生じたりする場合があった。
このように、従来の静電容量型距離センサには、例えば温度変化等によって比誘電率が変化した場合に、検出精度が悪化してしまうという欠点があった。
特開2001−208504号公報(段落0012、図1)
本発明の課題は、比誘電率の変化によって検出精度が悪化しない静電容量型距離センサを提供する点にある。
本発明に係る静電容量型距離センサは、電磁界を発生する送信電極と、送信電極で発生した電磁界を受信する受信電極と、送信電極に交流電圧を供給する発振回路と、発振回路と送信電極との間に設けられた第1抵抗と、受信電極とグランド線との間に設けられた第2抵抗と、第1、第2抵抗を流れる電流の差に応じた値の信号を出力する距離検出回路とを備える静電容量型距離センサに関する。
そして、距離検出回路が、第1抵抗の電流入力側端子の電位、第2抵抗の電流入力側端子の電位またはグランド線の電位を選択的に出力する第1スイッチと、第1抵抗の電流出力側端子の電位、第2抵抗の電流出力側端子の電位またはグランド線の電位を選択的に出力する第2スイッチと、第1、第2スイッチから出力された電位の差に応じた電圧を出力する第3増幅回路と、第3増幅回路の出力電圧を直流電圧に変換する第3検波回路と、第3検波回路の出力を一方の入力端子から入力する第2差動増幅回路と、第1、第2スイッチの選択切り換えを制御するとともに、第2差動増幅回路の出力電圧に応じて差動増幅回路の他方の入力端子の電圧を制御する制御回路とを備える。
本発明の静電容量型距離センサによれば、送信電極および受信電極の電位差を用いるのではなく、これらの電極に流れる電流の差を用いて、検出対象物の距離を測定することができる。これにより、静電容量型距離センサの、環境条件等の変化による検出精度の悪化を防止することができる。
以下、この発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。なお、図中、各構成成分の大きさ、形状および配置関係は、この発明が理解できる程度に概略的に示してあるにすぎず、また、以下に説明する数値的条件は単なる例示にすぎない。
第1実施形態
図1は、本発明の第1実施形態に係る静電容量型距離センサの構成を示す回路図である。
図1に示したように、本実施形態の静電容量型距離センサ100は、送信電極101、受信電極102、発振回路103、増幅回路104,107,109、抵抗105,106、検波回路108,110、差動増幅回路111を備えている。回路107〜111が、本発明の距離検出回路に相当する。
送信電極101および受信電極102は、図示しない支持手段で移動体200に支持されている。送信電極101と受信電極102とは、一定の空間を隔てて、並行に配置される。送信電極101は、高周波電圧を入力して、電磁界を発生させる。受信電極102は、送信電極101が発生させた電磁界の強度を検出するために使用される。
発振回路103は、周波数f、電圧Eの高周波電圧を発生させる。
増幅回路104は、発振回路103で発生した高周波電圧を増幅する。
抵抗105は、増幅回路104と送信電極101との間に設けられている。この抵抗105を介して、増幅回路104から出力された高周波電圧が送信電極101に印加される。この高周波電圧により、送信電極101が、上述の電磁界を発生する。抵抗105には、送信電極101で発生する電磁界の強度に応じた電流が流れる。
抵抗106は、受信電極102とグランド線との間に設けられている。この抵抗106を介して、受信電極102に受信された電磁界の強度に応じた電流が、グランドに放出される。
増幅回路107は、一方の入力端子が抵抗105の一端に接続され且つ他方の入力端子が抵抗105の他端に接続されている。これにより、増幅回路107は、抵抗105の電圧降下によって発生した電圧(交流)を入力して、増幅する。
検波回路108は、増幅回路107から入力された交流電圧を、直流電圧に変換する。
増幅回路109は、一方の入力端子が抵抗106の一端に接続され且つ他方の入力端子が抵抗106の他端に接続されている。これにより、増幅回路109は、抵抗106の電圧降下によって発生した電圧(交流)を入力して、増幅する。
検波回路110は、増幅回路109から入力された交流電圧を、直流電圧に変換する。
差動増幅回路111は、検波回路108,110から直流電圧を入力し、これらの電圧の差を所定の増幅率で増幅する。増幅後の電圧は、検出信号Sとして、差動増幅回路111から出力される。
本実施形態では、抵抗105,106に流れる電流が等しいときに、差動増幅回路111の両入力端子の入力電圧が等しくなるように、抵抗105,106の抵抗値や増幅回路107,109の増幅率が設定される。以下、抵抗105,106の抵抗値を同一にし且つ増幅回路107,109の増幅率を同一にした場合を例に採って説明する。
次に、図1に示した静電容量型距離センサ100の動作原理について、図2および図3を用いて説明する。
図2において、図1と同じ符号は、それぞれ図1と同じ構成要素を示している。
まず、移動体200の近くに障害物(検出対象)300が存在しない場合の動作を説明する。
発振回路103で発生した高周波電圧は、増幅回路104で増幅され、抵抗105を介して、送信電極101に印加される。これにより、送信電極101は、電磁界を発生させる。このとき、抵抗105には、電流Ioが流れる。
移動体200の近くに障害物300が存在しない場合、送信電極101で発生する電磁界はすべて受信電極102に受信される。送信電極101と受信電極102とはコンデンサの電極として働くので、高周波電圧が送信電極101に印加されている場合、このコンデンサの静電容量Coは印加電圧Eに比例する。したがって、送信電極101と受信電極102との間には、静電容量Coに応じた電流が流れる。
ここで、このコンデンサCoは、抵抗105,106と直列に接続されているので、抵抗105に流れる電流Ioと、抵抗106に流れる電流Irとは、等しくなる。したがって、抵抗105,106による電圧降下も、等しくなる。また、上述のように、抵抗105,106の抵抗値は同一であり且つ増幅回路107,109の増幅率は同一である。このため、電流Io,Irが等しいとき、増幅回路107,109の出力電圧は同一である。これにより、差動増幅回路111の出力電圧Sは、零ボルトになる。
次に、移動体200の近くに障害物(検出対象)300が存在する場合の動作を説明する。図2に示されたように、障害物300は、例えば人体等の、接地された誘電体である。
上述の場合と同様、発振回路103で発生した高周波電圧は、増幅回路104で増幅され、抵抗105を介して、送信電極101に印加される。これにより、送信電極101は、電磁界を発生させる。
移動体200の近くに障害物300が存在する場合、送信電極101で発生した電磁界の一部を障害物300が受信し、残りの電磁界を受信電極102が受信する。このとき、障害物300は、送信電極101とグランドとの間に設けられたコンデンサとして作用する。このコンデンサの静電容量をCsとすると、電極101,102および障害物300は、図3のような等価回路で表すことができる。
ここで、増幅回路104の出力電流容量が上述の電流Io(したがって電流Ir)よりも十分に大きく、且つ、抵抗105,106の抵抗値がコンデンサCoのインピーダンスよりも十分に小さいとする。この場合、抵抗105に流れる電流はIo+Isに変化し(IsはコンデンサCsに流れる電流)、且つ、抵抗106に流れる電流はIrに維持される。したがって、増幅回路107は電流Io+Isの電圧降下に応じた電圧を出力し、且つ、増幅回路109は電流Irの電圧降下に応じた電圧を出力する。上述のようにIo=Irであり、したがって、差動増幅回路111の出力電圧Sは、電流Isの大きさに応じた値になる。
障害物300が形成するコンデンサの静電容量Csは、送信電極101と障害物300との距離が近いほど、大きくなる。このため、送信電極101と障害物300との距離が近いほど、電流Isも大きくなり、したがって、差動増幅回路111の出力電圧Sも高くなる。逆に、送信電極101と障害物300との距離が遠いほど、電流Isは小さくなり、したがって、差動増幅回路111の出力電圧Sは低くなる。このようにして、静電容量型センサ100の送信電極101と障害物300との距離を、非接触で測定することができる。
ここで、誘電体の比誘電率は、温度等の環境変化に応じて変化することが知られている。このため、移動体の温度上昇などによって送信電極101と受信電極102との間の温度等が変化すると、この部分の比誘電率が変化するので、上述の静電容量Coも変化する。したがって、従来の静電容量型距離センサでは、温度等の環境変化のために、検出対象物が存在しないときにセンサ出力が変動してしまう場合や検出距離に誤差が発生する場合があった(上述)。これに対して、本実施形態に係る静電容量型距離センサ100では、送信電極101に供給される電流Io+Isと受信電極102から放電される電流Irとの差を利用しているため、静電容量Coの変化の影響をキャンセルすることができる。すなわち、電流Io,Irの温度依存性が同一であるため、これらの電流が変動しても、その影響はキャンセルされる。したがって、温度等の環境変化によって静電容量Coが変化しても、検出対象物の検出精度に影響が及ばないことになる。また、例えば送信電極101と受信電極102との間に誘電体が設けられている場合であって、この誘電体の比誘電率に経年変化が生じたような場合にも、本実施形態により検出精度の低下を防止することができる。
以上説明したように、本実施形態の静電容量型距離センサによれば、送信電極101に供給される電流と受信電極102から放電される電流との差を利用して、送信電極101と検出対象物との間の静電容量Csを検出する構成としたので、環境変化や経年変化による電極101,102間の静電容量Coの変動の影響を排除して、高精度の距離測定を行うことができる。
第2実施形態
図4は、本発明の第2実施形態に係る静電容量型距離センサの構成を示す回路図である。なお、図4において、図1と同じ符号を付した構成要素は、それぞれ図1と同じものである。
本実施形態に係る静電容量型距離センサ400は、スイッチ401,402と、増幅回路403と、検波回路404と、差動増幅回路405と、A/D変換器406と、CPU(Central Processing Unit) 407と、D/A変換器408とを備えている。
スイッチ401は、抵抗105の電流入力側端子(S1)、抵抗106の電流入力側端子(S2)またはグランド線(S3)を、選択的に、増幅回路403の一方の入力端子に接続する。また、スイッチ402は、抵抗105の電流出力側端子(S1)、抵抗106の電流出力側端子(S2)またはグランド線(S3)を、選択的に、増幅回路403の他方の入力端子に接続する。スイッチ401,402の切り換えは、CPU407によって制御される。
増幅回路403は、スイッチ401,402から入力された電位の差を増幅する。増幅回路403としては、インスツルメンテーションアンプ等の、入力インピーダンスが高い増幅回路が使用される。これにより、スイッチ401,402のオン抵抗を無視することができるようになる。
検波回路404は、増幅回路403から入力された交流電圧を直流電圧に変換する。
差動増幅回路405は、正入力端子から検波回路404の出力電圧を入力し、且つ、負入力端子からD/A変換器408の出力電圧を入力する。そして、差動増幅回路405は、これらの入力電圧の差を増幅して出力する。一定条件下における差動増幅回路405の出力は、検出信号Sとして外部に出力される(後述)。
A/D変換器406は、差動増幅回路405の出力電圧を、アナログ/デジタル変換する。
CPU407は、A/D変換器406から入力されたデジタルデータを補正して、D/A変換器408に出力する。加えて、CPU407は、スイッチ401,402の切り換えを制御する。
D/A変換器408は、CPU407からデータ入力し、デジタル/アナログ変換して出力する。
次に、図4に示した静電容量型距離センサ400の動作原理について、図5のタイミングチャートを用いて説明する。
第1実施形態と同様、発振回路103で発生した高周波電圧は、増幅回路104で増幅され、抵抗105を介して送信電極101に印加される。これにより、抵抗105,106には、電流が流れる。
CPU407には、一定の時間間隔で、タイマ割り込みが発生する。タイマ割り込みが発生すると、CPU407は、まず、第1操作Aを行う。この操作Aでは、最初に、CPU407が、スイッチ401,402に端子S3を選択させる。これにより、増幅回路403の両入力端子は、グランドに接続される。A/D変換器406は、このときの差動増幅回路405の出力電圧をデジタルデータに変換して、CPU407に送る。このデジタルデータが零ボルトを示す値でないとき、CPU407は、予め定められたアルゴリズムにしたがって、差動増幅回路405の出力電圧が零ボルトに近づくような値にこのデジタルデータを補正する。補正後のデジタルデータは、D/A変換器408によって電圧に変換され、差動増幅回路405に入力される。CPU407は、入力デジタルデータが零ボルトを示す値になるまで、このデータ補正を繰り返す。これにより、差動増幅回路405のオフセット電圧は、零ボルトに収束する。
次に、CPU407は、第2操作Bを行う。この操作Bでは、まず、CPU407が、スイッチ401,402に端子S2を選択させる。これにより、増幅回路403には、抵抗106の両端子の電位が入力される。したがって、増幅回路403からは、抵抗106を流れる電流Irの電圧降下に対応する電圧が、出力される。増幅回路403の出力電圧は、検波回路404で直流電圧に変換されて、差動増幅回路405の正入力端子に入力される。A/D変換器406は、このときの差動増幅回路405の出力電圧をデジタルデータに変換して、CPU407に送る。CPU407は、上述の第1操作Aと同様、予め定められたアルゴリズムにしたがって、このデジタルデータを補正する。すなわち、CPU407は、このデジタルデータが零ボルトを示す値でないときに、差動増幅回路405の出力電圧が零ボルトに近づくような値にこのデジタルデータを補正する。補正後のデジタルデータは、D/A変換器408によって電圧に変換され、差動増幅回路405に入力される。CPU407は、入力デジタルデータが零ボルトを示す値になるまで、このデータ補正を繰り返す。
続いて、CPU407は、第3操作Cを行う。この操作Cでは、まず、CPU407が、スイッチ401,402に端子S1を選択させる。これにより、増幅回路403には、抵抗105の両端子の電位が入力される。したがって、増幅回路403からは、抵抗105を流れる電流の電圧降下に対応する電圧が、出力される。第1実施形態で説明したように、抵抗105を流れる電流は、検出対象物(図2の障害物300に相当)が存在しないときはIoとなり、検出対象物が存在するときはIo+Isとなる(Ioは電流Irと等しい電流、Isは検出対象物が形成する静電容量に流入する電流)。また、上述の第2操作Bによって、増幅回路403の両入力電圧の差が電流Ir(すなわち電流Io)に等しいときには差動増幅回路405の出力電圧は零ボルトになるように、差動増幅回路405の負入力端子電圧が調整されている。したがって、第3操作Cにおいては、検出対象物が存在しないときには差動増幅回路405の出力は零ボルトであり、また、検出対象物が存在するときには差動増幅回路405の出力は電流Isに対応する電圧となる。このときの差動増幅回路405の出力は、検出信号Sとして、外部に出力される。
上述の第2操作Bでは、検出対象物の有無によって補正結果が相違することはない。第1実施形態で説明したように、増幅回路104の出力電流容量が電流Ioよりも十分に大きく且つ抵抗105,106の抵抗値が検出対象物(コンデンサCo)のインピーダンスよりも十分に小さい場合、電流Irは検出対象物の有無に依存しないからである。したがって、第2操作Bは、検出対象物の存在/非存在に拘わらず、行うことができる。
その一方で、第1実施形態で説明したように、抵抗106を流れる電流Irは、送信電極101および受信電極102が形成するコンデンサの比誘電率の変化に伴って、変動する。これに対して、本実施形態の静電容量型距離センサでは、第2操作Bによって、この変動の影響を排除している。すなわち、本実施形態では、電流Irが流れているときの差動増幅回路405の出力が零ボルトになるように調整するので、その後の第3操作Cで生成される検出電圧Sは、電流Irの変動の影響を受けない。
以上説明したように、本実施形態の静電容量型距離センサによれば、送信電極101に供給される電流と受信電極102から放電される電流との差を用いて、送信電極101と検出対象物との間の静電容量Csを検出する構成とした。したがって、環境変化や経年変化による電極101,102間の静電容量Coの変動の影響を排除して、高精度の距離測定を行うことができる。
加えて、本実施形態の静電容量型距離センサによれば、差動増幅回路405のオフセットを零ボルトに調整することができ、この点でも距離測定の精度を向上させることができる。
本発明に係る静電容量型距離センサは、例えば、自動車などの移動体に搭載して、障害物の検出に使用することができる。但し、本発明の静電容量型距離センサを非移動体に搭載して測定対象物を測定することも可能である。
第1実施形態に係る静電容量型距離センサの構成を示す回路図である。 第1実施形態に係る静電容量型距離センサの動作を説明するための概念図である。 第1実施形態に係る静電容量型距離センサの動作を説明するための等価回路図である。 第2実施形態に係る静電容量型距離センサの構成を説明するための概念図である。 第2実施形態に係る静電容量型距離センサの動作を説明するためのタイミングチャートである。
符号の説明
100,400 静電容量型距離センサ
101 送信電極
102 受信電極
103 発振回路
104,107,109,403 増幅回路
105,106 抵抗
108,110,404 検波回路
111,405 差動増幅回路
401,402 スイッチ
406 A/D変換器
407 CPU
408 D/A変換器

Claims (2)

  1. 電磁界を発生する送信電極と、
    該送信電極で発生した電磁界を受信する受信電極と、
    前記送信電極に交流電圧を供給する発振回路と、
    該発振回路と前記送信電極との間に設けられた第1抵抗と、
    前記受信電極とグランド線との間に設けられた第2抵抗と、
    前記第1、第2抵抗を流れる電流の差に応じた値の信号を出力する距離検出回路と、
    を備える静電容量型距離センサであって、
    距離検出回路が、
    前記第1抵抗の電流入力側端子の電位、前記第2抵抗の電流入力側端子の電位または前記グランド線の電位を選択的に出力する第1スイッチと、
    前記第1抵抗の電流出力側端子の電位、前記第2抵抗の電流出力側端子の電位または前記グランド線の電位を選択的に出力する第2スイッチと、
    前記第1、第2スイッチから出力された電位の差に応じた電圧を出力する第3増幅回路と、
    該第3増幅回路の出力電圧を直流電圧に変換する第3検波回路と、
    該第3検波回路の出力を一方の入力端子から入力する第2差動増幅回路と、
    前記第1、第2スイッチの選択切り換えを制御するとともに、前記第2差動増幅回路の出力電圧に応じて該差動増幅回路の他方の入力端子の電圧を制御する制御回路と、
    を備えることを特徴とする静電容量型距離センサ
  2. 前記制御回路が、
    前記第1、第2スイッチに前記グランドラインの電位を選択させた状態で、前記第2差動増幅回路の出力電位が零ボルトになるような電位を該第2差動増幅回路の他方の入力端子に供給する第1操作を行い、
    前記第1、第2スイッチの選択を前記第2抵抗の電流入力側端子および電流出力側端子に切り換えさせた後で、前記第2差動増幅回路の出力電位が零ボルトになるような電位を該第2差動増幅回路の他方の入力端子に供給する第2操作を行い、
    その後、前記第2差動増幅回路の他方の入力端子の電圧を前記第2操作で設定された値に固定したままの状態で、前記第1、第2スイッチの選択を前記第1抵抗の電流入力側端子および電流出力側端子に切り換えさせる第3操作を行う、
    ことを特徴とする請求項1に記載の静電容量型距離センサ。
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