JP4160448B2 - 建設機械のエンジンルーム構造及び建設機械のエンジン冷却装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、エンジン,マフラ,冷却ファン及びクーリングパッケージを収容する建設機械のエンジンルームの構造と、エンジンルーム,冷却ファン及びクーリングパッケージをそなえて構成された建設機械のエンジン冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
今日、油圧ショベル,ホイールローダ等の走行式の建設機械やクレーン等の定置式の建設機械等、種々の建設機械が建設現場,港湾,工場内等の様々な分野において用いられている。これら建設機械の構造は、例えば走行式の建設機械である油圧ショベルでは、図9に示すように下部走行体101と、下部走行体101の上側に旋回可能に配設された上部旋回体102と、上部旋回体102に設けられ種々の作業を行なう作業装置103との3つの部分で構成されている。
【0003】
ここで上部旋回体102内について図10を参照して説明する。図10は一般的なエンジンルームの内部構成を示す機体前方から見た模式的な断面図である。図示するように、上部旋回体102内には、エンジン106や油圧ポンプ108等の機器が配設され、エンジン106による油圧ポンプ108の駆動により発生した油圧によって作業装置103(図9参照)を作動させている。
【0004】
建設機械は、ダム,トンネル,河川,道路等における岩石の掘削やビル,建築物の取り壊し等、一般に厳しい環境下で使用されるが、このような環境下ではエンジン106や油圧ポンプ108等の機器類に加わる負荷が高く、エンジン温度の上昇や作動油の油温の上昇を招きやすい。このため、これら建設機械では、図10に示すように、エンジン106により駆動されるファン105によって生成される冷却風の流路に比較的大容量のラジエータやオイルクーラなどからなるクーリングパッケージ104をそなえ、これらクーリングパッケージ104によってエンジン冷却水や作動油が冷却される(例えば特許文献1参照)。
【0005】
つまり、ファン105の回転により、クーリングパッケージ104が設置されたラジエータルーム102Aの上部開口部(導入口)109,110から外部の空気(冷却風)が矢印A1,A2で示すように吸引され、この空気が、矢印A3〜A5で示すようにフィン構造のクーリングパッケージ104のコアを通過する際に、エンジン冷却水や作動油を冷却するのである。
【0006】
エンジン冷却水や作動油を冷却して高温となった空気は、矢印A6〜A8で示すようにメインエンジンルーム102Bの開口部(排出口)111,112から外部に排出され、又は、メインエンジンルーム102Bを通り抜けて、ポンプルーム102Cの上記排気開口部113,114から外部に排出される。
【0007】
【特許文献1】
実開平3−83324号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、エンジン106からの排ガスは、マフラ106aを通って消音された後、メインエンジンルーム102Bの天井面を貫通する排ガス管106bより機外へと放出されるが、上記マフラ106aの円周面(マフラ胴)からは、振動に起因した騒音(放射騒音)が矢印B1〜B3で示すように放射状に発生する。
【0009】
しかしながら、上述した図10に示す従来技術では、このような上記マフラ106aからの放射騒音や矢印B4で示すようなエンジン音が、機外へと開口するエンジンルーム排出口111,112から直接機外へ漏洩したり、エンジンルーム102の壁面を透過したりして、大きな騒音が発生してしまう。
本発明はこのような課題及び要望に鑑み創案されたもので、騒音を大幅に低減できるようにした、建設機械のエンジン冷却装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の本発明の建設機械のエンジンルーム構造は、エンジンと、該エンジンからの排ガスを排ガス管を介して機外へと排出する際に消音するマフラと、クーリングパッケージと、該クーリングパッケージを冷却する冷却風を流通させる冷却ファンとを収容する建設機械のエンジンルームの構造であって、該エンジンルームを形成する機体本体壁面に設けられ該クーリングパッケージを冷却後の冷却風を該エンジンルームから排出するための排出開口と、該排出開口を覆うようにして該機体本体壁面の外側に取り付けられ該排出開口から排出された該冷却風を機外へと案内する冷却風排出ダクトとをそなえて構成され、該冷却風排出ダクトが、該冷却ファンの軸流方向に対して該エンジン及び該マフラを覆うように該軸流方向に対する寸法及び配置が設定されたことを特徴としている。
【0011】
請求項2記載の本発明の建設機械のエンジンルーム構造は、請求項1記載の発明において、該冷却風排出ダクトが、該冷却ファンの軸流方向に直交するエンジンルーム幅方向に対して該エンジン及び該マフラを覆うように該幅方向に対する寸法及び配置が設定されたことを特徴としている。
請求項3記載の本発明の建設機械のエンジンルーム構造は、請求項1又は2記載の発明において、該排ガス管が先端の排ガス排出口を機外へと露出させていることを特徴としている。
【0012】
請求項4記載の本発明の建設機械のエンジンルーム構造は、請求項1又は2記載の発明において、該排ガス管が先端の排ガス排出口を該冷却風排出ダクト内に露出させていることを特徴としている。
請求項5記載の本発明の建設機械のエンジンルーム構造は、請求項4記載の発明において、該排ガス管が、該冷却風排出ダクト内の冷却風の流れと同方向に該排ガスを排出するように構成されたことを特徴としている。
【0013】
請求項6記載の本発明の建設機械のエンジンルーム構造は、請求項1〜5の何れか1項に記載の発明において、該排出開口が該冷却ファンの外周に配置されたことをことを特徴としている。
請求項7記載の本発明の建設機械のエンジン冷却装置は、エンジン及び該エンジンからの排ガスを排ガス管を介して機外へと排出する際に消音するマフラを収容するエンジンルームと、該機体本体壁面に該エンジンルームに面して形成された冷却風の排出開口と、該エンジンルーム内に設置され該冷却風を流通させる冷却ファンと、該エンジンルーム内に設置されたクーリングパッケージとをそなえて構成された、建設機械のエンジン冷却装置において、該排出開口を覆うようにして該機体本体壁面の外側に取り付けられ該排出開口から排出された該冷却風を機外へと案内する冷却風排出ダクトをそなえて構成され、該冷却風排出ダクトが、該冷却ファンの軸流方向に対して該エンジン及び該マフラを覆うように該軸流方向に対する寸法及び配置が設定されたことを特徴としている。
【0014】
請求項8記載の本発明の建設機械のエンジン冷却装置は、請求項7記載の発明において、該冷却風排出ダクトが、該冷却ファンの軸流方向に直交するエンジンルーム幅方向に対して該エンジン及び該マフラを覆うように該幅方向に対する寸法及び配置が設定されたことを特徴としている。
請求項9記載の本発明の建設機械のエンジン冷却装置は、請求項7又は8記載の発明において、該排出開口が該冷却ファンの外周に配置されたことを特徴としている。
【0015】
【発明の実施形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
なお、図1〜図8の各図において、図中の矢印Xは建設機の前後方向(以下、エンジンルーム幅方向ともいう)を示し、図中の矢印Yは建設機の左右方向(以下、ファン軸流方向ともいう)を示す。
また、以下の実施形態では、本発明を、建設機械として油圧ショベルに適用した例を説明する。
【0016】
(1)第1実施形態
はじめに、本発明の第1実施形態にかかる建設機械について図1を参照して説明する。図1は建設機械の全体構成を示す模式的な斜視図である。
【0017】
建設機械は、下部走行体1と、下部走行体1の上側に旋回可能に配設された上部旋回体2と、上部旋回体2に設けられ種々の作業を行う作業装置3の3つの部分で構成されている。このうち上部旋回体2には、その機体後方にカウンタウェイト2Aが配設され、カウンタウェイト2Aの機体前方にはエンジンルーム2Bが配設されている。
【0018】
次いで、図2を参照して本発明の第1実施形態としてのエンジンルーム構造について説明する。図2はエンジンルーム2Bの機体前方から見た模式的な断面図である。エンジンルーム2Bには、エンジン26がそのクランク軸を機体左右方向Yに向けて設置されており、軸流式の冷却ファン25が図2中でエンジン26の右側(ファン軸流方向上流側に)に配設されている。この冷却ファンは、その軸流方向が機体左右方向Yに一致するような姿勢で設置されており、エンジンルーム2Bの内部空間により形成される冷却風通路に、冷却風を流通させるようになっている(ここでは、図2中で左側に冷却風を送り出すようになっている)。なお、ここでは、冷却ファン25はエンジンクランク軸に機械的に連結されたエンジン駆動式であるが、これに限定されず、油圧駆動式でも良い。
【0019】
また、エンジンルーム2B内には円筒形状のマフラ26aがその円筒中心軸を機体前後方向X(図2中において紙面に垂直な方向)に向けた姿勢で収容されている。エンジン26から排出された排ガスは、このマフラ26aにより消音された後、マフラ26aに接続された排ガス管26bを介して機外へと排出されるようになっている。
【0020】
冷却ファン25の軸流方向上流側(図2中右側)には、ラジエータやオイルクーラなどからなるクーリングパッケージ24が設置され、また、エンジン26のファン軸流方向下流側(図2中左側)には、エンジンクランク軸に機械的に連結された油圧ポンプ27が設置されている。
なお、エンジンルーム2Bの内部は、クーリングパッケージ24,エンジン26及び油圧ポンプ27の各相互間で仕切られており、ラジエータ(クーリングパッケージ24)が設置されたラジエータルーム2Ba、エンジン26や冷却ファン25が設置されたメインルーム(以下メインエンジンルームという)2Bb、油圧ポンプ27が設置されたポンプルーム2Bcに分割された構成となっている。
【0021】
さて、エンジンルーム2Bを形成する機械本体壁面21には、ラジエータルーム2Baに面してその上壁面22に開口部(導入開口)22cが設けられるとともにメインエンジンルーム2Bbに面してその上壁面22に開口部(排出開口)22aが設けられている。
ここでは、上記排出開口22aは、冷却ファン25の外周に、即ちファン軸流方向(=機体左右方向)Yに対し冷却ファン25と同位置(完全に同位置だけでなく略同位置にある場合も含む)に配置され、詳細には、冷却ファン25の直下(ファン軸流方向Yに対して直ぐ下流側)に位置設定されている。
【0022】
一般的にクーリングパッケージ24の圧力損失は比較的大きくなるため、冷却ファン25から送り出された冷却風の流れの主成分は遠心/旋回方向成分となり、冷却ファン25から送り出された冷却風の多くが矢印C1で示すように略遠心方向に流れるようになる。
そこで、排出開口22aを、矢印C1で示すような冷却ファン25から吐出された冷却風の向かうところ、即ち冷却ファン25の略外周に位置する部位に設けることにより、冷却ファン25から送り出された冷却風が直接的な抵抗を受けることなく滑らかにエンジンルーム排出開口22aを介してエンジンルーム2Bから排出されるようにしている。
【0023】
もちろん、エンジンルーム排出開口22aの配置はこれに限定されず、ファン軸流方向Yに対し冷却ファン25から比較的離隔して配置しても良い。
また、図示するように排出開口22aに対しファン軸流方向(機体左右方向)Yにのびるダクト32がそなえられている。このダクト32は、上記の上部エンジンルーム排出開口22aを覆うようにして、且つそのファン軸流方向上流側の端部を上部エンジンルーム排出開口22aのファン軸流方向上流側の端部に略一致させるようにして機体上壁面22の外側に取り付けられている。
【0024】
このダクト32は、ラジエータルーム2Ba側の端部が閉口する一方、ポンプルーム2Bc側の端部が開口する構造となっており、エンジンルーム排出開口22aを介してエンジンルーム2Bから排出された冷却風は、ダクト32の上流部32aにより機体本体壁面22に沿って水平方向に流れるように偏向された後、ダクト下流部32bによりこの状態が保持されつつ(つまりダクト下流部32bにより案内され機体本体壁面22に沿って水平方向に流れながら)機外へと排出されるようになっている。
【0025】
そして、このようなエンジンルーム構造において、冷却ファン25を作動させることにより、上記導入開口22cからエンジンルーム2B(冷却風通路)へ冷却風として取り込まれた外気は、クーリングパッケージ24を通過した後、上記のエンジンルーム排出開口22a及びダクト32を介して外部へと排出され、クーリングパッケージ24を通過する際に、クーリングパッケージ24を流れる冷却水及び油圧ポンプ27の作動油を冷却するようになっている。
【0026】
つまり、本発明の冷却装置が、導入開口22c,エンジンルーム2B(機体21内の空間即ち室2Ba,2Bb,2Bc),クーリングパッケージ24,冷却ファン25,排出開口22a及びダクト32をそなえて構成されているのである。
なお、エンジンルーム2Bに流入した冷却風の内のごく一部は、エンジン26と油圧ポンプ27との連結部27aと、メインエンジンルーム2Bbとポンプルーム2Bcとの仕切り壁28との隙間を通ってポンプルーム2Bcに流入する。このため、ポンプルーム2Bcに面して機体本体壁面21の上面22及び下面23に冷却風排出用のメッシュ状の開口22b,23bがそれぞれ補助的に設けられており、これらの開口22b,23bから冷却風が機外へと排出されるようになっている。
【0027】
ここで、図3〜図5を参照して、エンジンルーム構造をさらに説明する。図3〜図5はエンジンルーム構造について示す図であり、図3はその外側上部の構成を示す模式的な斜視図であり、図4はその側面視による模式的な断面図、図5はその模式的な平面図である。
エンジンルーム2Bのエンジンルーム排出開口22aは、図示するようにエンジンルーム幅方向Xに長いスリット状の開口部として形成されている。またダクト32は、略箱型の輪郭を有した形状であって、機体上壁面22への取り付け状態においてエンジンルーム排出開口22aと向き合う側が開口した形状とされ、上記取り付け状態において冷却ファン軸流方向下流側になる端面には、エンジンルーム幅方向Xに対し比較的短い形状(ここでは円形)の開口32cがエンジンルーム幅方向Xに沿って複数並設されている。
【0028】
そして、図5に示すように、ダクト32は、冷却ファン軸流方向Yに対しエンジン26とマフラ26aとを覆うように、その冷却ファン軸流方向Yの寸法(長さ寸法)L1及び配置が設定されている。つまり、上記長さ寸法L1はエンジン26及びマフラ26aの集合体の長さ寸法L0以上に設定されるとともに(L1≧L0)、上記寸法L1により規定される領域がエンジン26及びマフラ26aの集合体の上記寸法L0により規定される領域を含むようにダクト32の配置が設定されているのである。
【0029】
さらに、ここでは、ダクト32は、冷却ファン軸流方向Yに直交するエンジンルーム幅方向Xに対してもエンジン26とマフラ26aとを覆うように、そのエンジンルーム幅方向Xの寸法(幅寸法)W1及び配置が設定されている。つまり、上記幅寸法W1はエンジン26及びマフラ26aの集合物の幅寸法W0以上に設定されるとともに(W1≧W0)、上記寸法W1により規定される領域が上記の集合体の幅寸法W0により規定される領域を含むようにダクト32の配置が設定されているのである。
【0030】
また、排ガス管26bは、図3及び図4に示すようにマフラ26aの上面に接続され、機体上壁面22及びダクト32の上面を鉛直方向に貫通し、その先端の排ガス排出口26baを機外に露出させている。そして、この排ガス管26bの機外への露出部は機体後方に向け曲げられた形状となっており、排ガスは、排ガス排出口26baから機体後方に向けて機外へと排出されるようになっている。
【0031】
本発明の第1実施形態としての建設機械のエンジンルーム構造及び建設機械のエンジン冷却装置は上述したように構成されているので、エンジンルーム排出開口22aを介してエンジンルーム2Bから排出された冷却風はダクト32によりその流通方向を水平方向に偏向された後、機外へと排出される。これにより、ダクト32内の空間を介して外部へと伝播するエンジン音やマフラ26aからの放射騒音の伝播方向が図2中に矢印N2で示すように水平方向に偏向されるようになる。
【0032】
建設機械から水平方向に発せられる騒音を抑制することは例えば作業場所を遮蔽物により囲うなどすれば可能であるが、鉛直上方に発せられる騒音に対しこのような遮蔽物を設けることは大掛かりな作業が必要となり現実的ではなく、また、水平方向に発せられる騒音は建物などにより吸収されるが、鉛直方向に発せられる騒音に対してはこのような吸収物がないためその伝播範囲が極めて広い。
【0033】
したがって、騒音の伝播方向をこのように水平方向に偏向することにより、伝播範囲を狭めることができるようになる(騒音の広がりを抑制できるようになる)。
さらに、この矢印N2で示す(ダクト32と機体本体壁面22との間に形成される空間を伝播する)エンジン音や放射騒音はダクト32の内壁面に吸収/減衰され、騒音が抑制される。
【0034】
また、エンジン音やマフラ26aからの放射騒音の一部は、図2中に矢印N1で示すように機体本体壁面22を透過するが、この透過した放射騒音やエンジン音などは、ダクト32の壁面により減衰される。つまり、エンジン音や放射騒音は、機体本体壁面22とダクト32とにより二重に減衰されるのである(このような構造をダブルデック構造という)。
【0035】
また、ダクト32を設けることにより、冷却風は、エンジンルーム排出開口22aから直接機外へ排出されるよりも、エンジンルーム導入開口22cから離隔した位置より機外へ排出されるようになり、また、冷却風はエンジンルーム導入開口22cとは離隔する側に向けて排出されるようになる。これにより、機外へ排出されたクーリングパッケージ24と熱交換後の温度の高い冷却風(熱風)が再びエンジンルーム導入開口22cから導入されてしまうこと(熱風の巻き込み)を防止できるようになる。
【0036】
(2)第2実施形態
本発明の第2実施形態としての建設機械のエンジンルーム構造及びエンジン冷却装置の構成を図6〜図8を参照して説明する。
図6はエンジンルーム2Bの機体前方から見た模式的な断面図、図7は、エンジンルーム2Bの外側上部の構成を示す模式的な斜視図、図8はエンジンルーム2Bの構成を示す側面視による模式的な断面図である。なお、第1実施形態で既に説明したものについては同一の符号を付してある。
第2実施形態としての建設機械のエンジンルーム構造及びエンジン冷却装置は、図示するように排ガス管26bの形状が第1実施形態とは異なる。具体的には、排ガス管26bは、その先端の排ガス排出口26baがダクト32内(=上壁面22とダクト32との間の空間)に配置され、且つ、その排ガス排出口26ba側がダクト32内で、ダクト32内の冷却風の流れ方向下流側に向けて折り曲げられている。この他の構成は第1実施形態と同様なので説明を省略する。
【0037】
本発明の第2実施形態としての建設機械のエンジンルーム構造及びエンジン冷却装置はこのように構成されているので、イジェクタ効果により冷却風の排出効率を向上させることができる。
つまり、一般的に、排ガス管26bから排出される排ガスの流速VGは、エンジンルーム排出開口22aから排出される冷却風の流速VAよりも速いので(VG>VA)、排ガスの流れに引かれるようにして冷却風がダクト32から排出されるようになり、冷却風の排出効率が向上するのである。この排出効率の向上分、冷却風を流通させる冷却ファン25の仕様を下げてコストダウンを図ることが可能となる。
(3)その他
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
【0038】
例えば、上記各実施形態では、内部がエンジンルーム2B内と連通し且つエンジン26及びマフラ26aを覆うようなダクトを上壁面22にだけ設けた構成を説明したが、本発明は、機体本体壁面の機外に直接面する壁面にこのようなダクトを設けることによりエンジン音や特にマフラからの放射騒音の外部への漏洩を大幅に抑制できるようにしたものであるから、ダクトを、上壁面22に加え下壁面23に設けたり、下壁面23にだけ設けたりするような構成でも良い。
【0039】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、冷却風排出ダクトが、少なくとも、冷却ファンの軸流方向に対しエンジン及びマフラを覆うように軸流方向に対する寸法及び配置が設定されているので、エンジン音やマフラからの放射騒音が機体本体壁面及びダクト壁面の二つの壁面により効果的に遮蔽されるようになり、騒音を大幅に低減できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態にかかる建設機械の全体構成を示す模式的な斜視図である。
【図2】本発明の第1実施形態としての建設機械のエンジンルーム構造及び建設機械のエンジン冷却装置の全体構成を示す機体前方から見た模式的な断面図である。
【図3】本発明の第1実施形態としての建設機械のエンジンルーム構造の上部構成を示す模式的な斜視図である。
【図4】本発明の第1実施形態としての建設機械のエンジンルーム構造を示す機体側面から見た模式図である。
【図5】本発明の第1実施形態としての建設機械のエンジンルーム構造を示す模式的な平面図である。
【図6】本発明の第2実施形態としての建設機械のエンジンルーム構造及び建設機械のエンジン冷却装置の全体構成を示す機体前方から見た模式的な断面図である。
【図7】本発明の第2実施形態にかかる建設機械のエンジンルーム構造の上部構成を示す模式的な斜視図である。
【図8】本発明の第2実施形態にかかる建設機械のエンジンルーム構造を示す機体側面から見た模式図である。
【図9】従来の建設機械の全体構成を示す模式的な斜視図である。
【図10】従来の建設機械のエンジンルームの内部構成を示す機体前方から見た模式的な断面図である。
【符号の説明】
1 下部走行体
2 上部旋回体
2A カウンタウェイト
2B エンジンルーム
2Ba ラジエータルーム
2Bb メインエンジンルーム
2Bc ポンプルーム
3 作業装置
21 機体
22 機体上壁面
23 機体下壁面
22a エンジンルーム排出開口
22c エンジンルーム導入開口
24 クーリングパッケージ
25 冷却ファン
26 エンジン
26a マフラ
26b 排ガス管
26ba 排ガス排出口
27 エンジンポンプ
32 冷却風排出ダクト(冷却風偏向部材)
32a 冷却風の排出ダクトの排出穴
Claims (9)
- エンジンと、該エンジンからの排ガスを排ガス管を介して機外へと排出する際に消音するマフラと、クーリングパッケージと、該クーリングパッケージを冷却する冷却風を流通させる冷却ファンとを収容する建設機械のエンジンルームの構造であって、
該エンジンルームを形成する機体本体壁面に設けられ該クーリングパッケージを冷却後の冷却風を該エンジンルームから排出するための排出開口と、
該排出開口を覆うようにして該機体本体壁面の外側に取り付けられ該排出開口から排出された該冷却風を機外へと案内する冷却風排出ダクトとをそなえて構成され、
該冷却風排出ダクトが、該冷却ファンの軸流方向に対して該エンジン及び該マフラを覆うように該軸流方向に対する寸法及び配置が設定された
ことを特徴とする、建設機械のエンジンルーム構造。 - 該冷却風排出ダクトが、該冷却ファンの軸流方向に直交するエンジンルーム幅方向に対して該エンジン及び該マフラを覆うように該幅方向に対する寸法及び配置が設定された
ことを特徴とする、請求項1記載の建設機械のエンジンルーム構造。 - 該排ガス管が先端の排ガス排出口を機外へと露出させていることを特徴とする、請求項1又は2記載の建設機械のエンジンルーム構造。
- 該排ガス管が先端の排ガス排出口を該冷却風排出ダクト内に露出させている
ことを特徴とする、請求項1又は2記載の建設機械のエンジンルーム構造。 - 該排ガス管が、該冷却風排出ダクト内の冷却風の流れと同方向に該排ガスを排出するように構成された
ことを特徴とする、請求項4記載の建設機械のエンジンルーム構造。 - 該排出開口が該冷却ファンの外周に配置されたことをことを特徴とする、請求項1〜5の何れか1項に記載の建設機械のエンジンルーム構造。
- エンジン及び該エンジンからの排ガスを排ガス管を介して機外へと排出する際に消音するマフラを収容するエンジンルームと、該機体本体壁面に該エンジンルームに面して形成された冷却風の排出開口と、該エンジンルーム内に設置され該冷却風を流通させる冷却ファンと、該エンジンルーム内に設置されたクーリングパッケージとをそなえて構成された、建設機械のエンジン冷却装置において、
該排出開口を覆うようにして該機体本体壁面の外側に取り付けられ該排出開口から排出された該冷却風を機外へと案内する冷却風排出ダクトをそなえて構成され、
該冷却風排出ダクトが、該冷却ファンの軸流方向に対して該エンジン及び該マフラを覆うように該軸流方向に対する寸法及び配置が設定された
ことを特徴とする、建設機械のエンジン冷却装置。 - 該冷却風排出ダクトが、該冷却ファンの軸流方向に直交するエンジンルーム幅方向に対して該エンジン及び該マフラを覆うように該幅方向に対する寸法及び配置が設定された
ことを特徴とする、請求項7記載の建設機械のエンジン冷却装置。 - 該排出開口が該冷却ファンの外周に配置されたことを特徴とする、請求項7又は8記載の建設機械のエンジン冷却装置。
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