JP4157777B2 - モアを装着する作業車両 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、トラクタ等のモアを装着する作業車両の技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、トラクタ等の作業車両に、刈取作業を行うモアを昇降可能に装着する技術は公知となっている(例えば、特許文献1参照)。従来のモアの取付構成は、モアデッキに固定したU字状のブラケットに、作業車両に取り付けた昇降用リンクの先端を位置させてピンにより連結して、昇降用リンクを油圧(昇降)シリンダーの伸縮により昇降回動して、モアを昇降できるようにしていた。そして、該リンクを、モアデッキに固定されているブラケットに装着する際には、モアデッキを動かしながら、リンクの固定孔とブラケットの固定孔の位置を合わせて、ピンを挿入して固定していた。また、モアを昇降する昇降シリンダーを機体側に取り付ける場合は、機体より側方に突設したプレート上に昇降シリンダーの基部の支持部が設けられていたので、該プレートは片持で支えられていた。また、ミッドマウントモアを駆動するために、ミッションケースの中央下部よりミッドPTO軸をモア側に突出していた。
【0003】
【特許文献1】
特開昭62−181706号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のモアと昇降用リンクの取付構成では、モア昇降用シリンダーの取付部は、機体に対して片持ちのプレート上に配置していたので、その取付部の強度をアップする必要があり、コストもかかるという不具合があった。また、ミッドPTO軸が機体左右中央に配置されていたので、モアを上昇したときにミッションケースの下面とモアデッキ上面が当たり、モアデッキの上げ高さを十分確保することができないという不具合があった。そこで、本発明では、これらの問題を解決するモアの昇降リンク機構を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【0006】
請求項1においては、作業車両の運転席(6)の下方にミッションケース(28)を配置し、該作業車両の前輪(20)と後輪(21)の間にモア(40)を配置し、昇降シリンダー(66)によりモア(40)を昇降可能とするモアを装着する作業車両において、前記ミッションケース(28)の一側方に、前記昇降シリンダー(66)を配置し、該ミッションケース(28)の他側方には、該モア(40)の駆動用のミッドPTO軸(14)とドライブシャフト(47)を配置し、該昇降シリンダー(66)とドライブシャフト(47)とは、該ミッションケース(28)に対して互いに反対側に配置し、前記昇降シリンダー(66)の基部を支持するシリンダーブラケット(67)を設け、該シリンダーブラケット(67)は、後面視凹状に形成し、該シリンダーブラケット(67)の一側の垂直部の外面は、前記ミッションケース(28)の側面に固定し、他側の垂直部はミッションケース(28)の側面に固定したリアアクスルケース(22)の側面に固定し、該シリンダーブラケット(67)は、ミッションケース(28)とリアアクスルケース(22)に跨がって取り付けたものである。
【0007】
請求項2においては、請求項1記載のモアを装着する作業車両において、前記昇降シリンダー(66)に連動して、該モア(40)を昇降する昇降リンク機構(48)を設け、該昇降リンク機構(48)は、前部を連結するフロントリンク(52)及び後部左右のリアリンク(61・61)と、該左右のリアリンク(61・61)と前記昇降シリンダー(66)間を連結する、左右の中間リンク(62・62)とリフトアーム(63・63)と、該左右のリフトアーム(63・63)の間を連結するリフトシャフト(64)により構成し、前記リフトシャフト(64)は、前記ミッションケース(28)に左右方向に貫通して支持したものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
次に、発明の実施の形態を説明する。
【0009】
図1は本発明のモアの昇降リンク機構を具備した作業車両の側面図、図2はモアの側面図、図3はモアの装着示す斜視図、図4は切欠の形状を示す図、図5は昇降リンク機構を示す側面図、図6は同じく平面図、図7はリフトシャフトの支持構造を示す断面図、図8はシリンダーブラケットを示す図、図9はシリンダーブラケットを示す側面断面図、図10はストッパープレートの取付を示す斜視図、図11は同じく断面図、図12は同じく側面図、図13はリアリンクのブラケットを示す側面断面図、図14は同じく平面図、図15は同じく側面図、図16はモアデッキの断面図、図17は同じく拡大断面図である。
【0010】
まず、本発明のモアを装着した作業車両(トラクタ等)の全体構成について説明する。作業車両は、機体前方のボンネット1内にエンジンEが収納され、該ボンネット1後部にダッシュボード2が配置されて、該ダッシュボード2上方にハンドル3が配置されている。ダッシュボード2の下部には乗降用のステップ4が配置され、該ステップ4の左側にクラッチペダル5が配置されて、右側より上方にブレーキペダル(不図示)が配置されている。ステップ4の後部上方には運転席6が配置され、該運転席6の側方に主変速レバー7、副変速レバー8、PTO切換レバー9等が配置されている
【0011】
運転席6の下方にはトランスミッションが配置されており、該トランスミッションは前ケース10と後ケース11とを接合してなるミッションケース28内に走行変速装置とPTO伝動装置が収納されている。該前ケース10の前面には入力軸(図示せず)と前輪駆動軸13とミッドPTO軸14が前方へ突出し、入力軸は前記エンジンEのクランク軸に対しクラッチハウジング15内の主クラッチ(図示せず)、伝動軸を介して連動連結されている。前記前輪駆動軸13から出力される動力はユニバーサルジョイント17を介してフロントアクスルケース18より突出した入力軸19に伝えられて、フロントアクスルケース18の両側に軸支した前輪20を駆動する。
【0012】
後ケース11の後部の左右両側面からは車軸27が突出して後輪21を軸支し、また、後ケース11上面には機体後方に向くリフトアーム30の一対を備えた油圧ケース29が載置されている。後ケース11の後端下部にはロアリンク31・31が装着されている。そして、リフトアーム30とロアリンク31とトップリンク(不図示)に作業機を昇降自在に装着できるようにしている。後ケース11の後面にはリアPTO軸36が後方へ突出し、機体後部に搭載した作業機を駆動可能としている。
【0013】
そして、前記前輪20と後輪21の間の機体下腹部空間内にモア(ミッドマウントモア)40を配置している。該モア40は、昇降リンク機構48により機体に昇降可能に吊持されている。図1に示すように、前記モア40はモアデッキ41の前部と後部の両側に接地輪42・42・・・が配置され、モアデッキ41内にはブレード状の刈刃が収納されている。該モアデッキ41の上面の前後略中央、左右進行方向左寄り(ミッションケース28の左側)には、ギヤボックス43が配置され、該ギヤボックス43より後方へ突出した入力軸44と前記ミッションケース28の前下部より前方に突出した、前記ミッドPTO軸14の間は、ドライブシャフト47(図6)とユニバーサルジョイントで連結されており、動力を伝達できるようにしている。該ドライブシャフト47は、ミッションケース28の左側方に配置している。
【0014】
また、前記モアデッキ41前後外周の鉛直部の下端には、図16に示すように、水平方向の外側方に向けて突出縁部41aを形成しており、該突出縁部41aの下面に、パイプまたは丸棒等の棒状部材37を着脱可能に固定して、モアデッキ41の深さCを変更できるようにしている。よって、直径の異なる棒状部材37に取り替えることにより深さCを変更できるのである。そして、図17に示すように、モアデッキ41の鉛直部内側面と棒状部材37の内側面とを固定部材38・38・・・で固定する。該固定部材38は、モアデッキ41の内周面に適宜位置に配置している。このように固定部材38・38・・・を適宜位置に配置することで、棒状部材37の取付強度を確保するようにし、ボルト等で着脱を容易とすることができる。
【0015】
次に、モアを昇降可能に吊持する昇降リンク機構48について説明する。図2に示すように、昇降リンク機構48は、フロントリンク52と、リアリンク61等からなる昇降装置60とで構成されている。前記フロントリンク52は、前端が機体フレーム(エンジンフレーム)に固定されている支持プレート51の下部に枢支されている。該フロントリンク52の後端は、モアデッキ41の前部から前方に突出して設けられている前ブラケット45に枢支されている。該前ブラケット45は、モアデッキ41の前部上面に固定されており、左右の二箇所に配設している。但し、左右中央に設けることも可能である。また、前記フロントリンク52にはクレビス52aが介装され、長さを調整可能としている。
【0016】
また、図2、図5、図6に示すように、前記リアリンク61・61は、前記モアデッキ41の後部を支持しており、左右の二箇所に配設されて、前記フロントリンク52とで略平行リンクを構成している。該リアリンク61・61は、ミッションケース28の左右側方に配置しており、プレート状部材で構成されている。ミッションケース28の左側方に配置しているリアリンク61は、平面視(図6)略クランク状に形成されて前部が外側に延設するように前後方向に配置されており、モア40を昇降するときに入力軸やギヤボックス43が干渉しないように形成されている。一方、ミッションケース28の右側方に配置しているリアリンク61は、前後方向に直線的に配置されている。前記リアリンク61・61は、後端が、前記モアデッキ41の後部から後上方に突出して設けられている後ブラケット46・46に枢支されている。また、該後ブラケット46は、モアデッキ41の左右上面の二箇所に配置しており、ミッションケース28の両外側方に配置している(図6)。
【0017】
また、図13乃至図15に示すように、前記リアリンク61・61は、前端がブラケット75に枢支されている。該ブラケット75・75は、前記クラッチハウジング15の左右の側方に配置している。図13に示すように、該ブラケット75は、側面視略逆L字状に形成されており、該ブラケット75の外側の前板の後面75aから後方に向けて平行に二枚のステーを突設してリアリンク61の取付部75cとしている。該取付部75c間に前記リアリンク61の前端をピン等で枢支されている。また、前記ブラケット75の上面75bには、キャビンフレーム73(キャビン仕様)またはステップ4のサポート部材74が一体的に固定されており、該サポート部材74上にキャビンフレーム73の下部が載置固定されている。また、図14、図15に示すように、ブラケット75を側面視U字状に形成することもできる。
【0018】
このように、一つのブラケット75で、リアリンク61及びキャビンフレーム73を支持する構成とすることで、部品点数の削減でき、また、リアリンク61及びキャビンフレーム73を別部材での支持することに比べて構造が簡略化でき、コスト削減を図ることができる。また、該ブラケット75に、その他の部材を支持する構成とすることもできる。例えば、該ブラケット75にフロントローダのブラケットを兼用させたり、ロプスのサポート部等を該ブラケット75と一体化したりすることもできる。このような構成とすることで、更に構造の簡略化、コスト削減を図ることができる。
【0019】
次に、前記後ブラケット46について説明する。左右の後ブラケット46・46は、同じ構成なので、左の後ブラケットについて説明し、右の後ブラケット46については省略する。該後ブラケット46は、図3に示すように、二枚のプレート部材46a・46aと、その間に設けられているピン46bとで構成されている。該プレート部材46aは、側面視略L字状に構成してモアデッキ41の後部上面と後面に垂直に固定されている。また、二枚のプレート部材46a・46aは左右平行に配置されており、該二枚のプレート部材46a・46aの間の上部にピン46bが左右方向に横架されている。前記リアリンク61は、プレート状に構成されており、後端に側面視U字状の切欠61aが形成されている。該U字状の切欠61aは、後ろ上端部を開放して下前方に向けて、斜めに形成されている。そして、モアデッキ41をリアリンク61に装着する際、該切欠61aに、前記後ブラケット46のピン46bを嵌入する。
【0020】
このような構成で、モアデッキ41を作業車両に装着する時は、後ブラケット46の二枚のプレート部材46a・46aの間にリアリンク61が入るようにモアデッキ41の左右位置を合わせ、後ブラケット46のピン46bにリアリンク61の切欠61aが入るように、リアリンク61の上下位置を合わせた状態で、モアデッキ41を前方に移動させて、ピン46bを切欠61aに挿入する。そして、前記フロントリンク52の後部を前ブラケット45にピン等で装着する。このとき、フロントリンク52の後部のピン孔と前ブラケット45のピン孔の位置を合わせるとき、前記ピン46bは切欠61a内を前後に摺動できるので、脱落することなく、位置合わせが容易にでき、フロントリフトリンク52を取り付けてからリアリンク61を取り付けるような作業が不要となり、取付時間の短縮を図ることができる。
【0021】
このように、モアデッキ41の後ブラケット46を、モアデッキ41と平行に配置したピン46bと、ピン46bを固定する二枚プレート部材46aとで構成し、該ピン46bを、前記リアリンク61の後端に設けた切欠61aに挿入することで、モアデッキ41を装着する構成とすることで、リアリンク61にモアデッキ41を装着する作業がワンタッチで行え、モア40装着の作業効率が向上する。
【0022】
また、前記切欠61aは、昇降リンク機構48のたわみやモアデッキ41の傾き等により、前記ピン46bの位置が移動しても、該ピン46bが切欠61aから外れないように、脱落防止機構を備えている。具体的には、図4(a)に示すように、前記切欠61aの長さ(深さ)Aの寸法を大きくすることにより、モアデッキ41が矢印B方向に移動した場合でも、ピン46bが切欠61aから外れることがなく、モアデッキ41の脱落を防止するようにしている。また、図4(b)に示すように、前記切欠61aの上面にガイド61fを形成し、該切欠61aの下面に面取り61cを形成して、前記ピン46bが切欠61aに嵌入しやすい形状とすることもできる。このように、ガイド61f及び面取り61cを形成することで、前記ピン46bを切欠61aに容易に嵌入することができる。
【0023】
また、前記切欠61aに突出部を設け、該突出部によりピン46bが抜け落ちるのを防ぐ構成とすることもできる。つまり、図4(c)に示すように、前記切欠61aの下内面の後部上に、突出部61dを上方に向けて形成し、前記モアデッキ41が後方に移動した際にピン46bが切欠61aに引っ掛かり抜け落ちるのを防ぐようにしている。また、該突出部61dの下方には、ロックピン61eが挿入可能としており、切欠61aにピン46bを挿入した後に該ロックピン61eをリアリンク61に挿通しており、モアデッキ41の前後方向の移動を規制している。このように、切欠61aに突出部61dを形成し、更にロックピン61eを挿通することで、過酷な条件での使用、つまり、突起の多い圃場での使用等においても、ピン46bが切欠61aから抜け落ちることがなく、モアデッキ41の脱落を防止している。
【0024】
次に、昇降装置60について説明する。昇降装置60は、前記リアリンク61・61、中間リンク62・62、リフトアーム63・63、リフトシャフト64、シリンダーアーム65・65、昇降シリンダー66等で構成されている。該昇降装置60は、モア40を上下に昇降させるためのもので、前記運転席6近傍に設けられた昇降レバーの操作により昇降シリンダー66を伸縮させて、モア40を昇降させる構成としている。
【0025】
前記リアリンク61・61、中間リンク62・62、リフトアーム63・63は、左右の二箇所に配置されており、略左右対称に構成されている。まず、機体左側に配置している、リアリンク61、中間リンク62、リフトアーム63について説明する。
図5に示すように、前記リアリンク61は、中間リンク62を介してリフトアーム63に連結されている。該中間リンク62の一端(下端)にリアリンク61の中途部を枢支し、他端(上端)にリフトアーム63を枢支している。該リフトアーム63は、側面視略へ字状に形成されており、該リフトアーム63の前端に中間リンク62を連結し、該リフトアーム63の後部にリフトシャフト64が貫通固定されている。
【0026】
該リフトシャフト64はミッションケース28を左右方向に貫通して、左右両端にリフトアーム63・63が固設され、該左右のリフトアーム63・63は、該リフトシャフト64と一体的に回動する構成としている。また、図7(a)に示すように、該リフトシャフト64は、ミッションケース内の潤滑油が入っている部分(潤滑油の液面より下方)に貫通させて配置している。そして、リフトシャフト64は、軸受33・33を介してミッションケース28に回転自在に支持されている。また、軸受33・33の外側には、オイルシール34・34を介設して、潤滑油が外側に漏れるのを防いでいる。従来のリフトシャフトの軸受は、外部からの埃の侵入により摩耗するため、定期的に外部からグリス等を注入して潤滑しなければならなかったが、本実施例では、ミッションケース内の潤滑油が入っている部分にリフトシャフトを貫通させ、オイルシールを設けることで、外部からの埃の侵入を防ぎ、ミッションケース28内の潤滑油により軸受が自動潤滑され、メンテナンスを不要とすることができる。
【0027】
また、図7(b)に示すように、潤滑油の油面がリフトシャフト64の位置よりも低くてもよい。つまり、リフトシャフト64を、ミッションケース28内の潤滑油が入っている油面よりも高く配置することもできる。そして、該リフトシャフト64は、軸受33・33を介してミッションケース28に回転自在に支持され、該軸受33・33の外側には、オイルシール34・34を介設して潤滑油が外部に漏れるのを防いでいる。このように、リフトシャフト64が、潤滑油に浸かった状態に配置しなくても、潤滑油の上方にリフトシャフト64を配置することにより、飛散している潤滑油により充分な潤滑が可能となるので、外部からの埃の侵入を防ぐとともに、軸受33・33が自動潤滑されて、メンテナンスが不要になる。
【0028】
また、図6に示すように、前記リフトシャフト64の一端には、シリンダーアーム65・65が固設されている。該シリンダーアーム65・65は、ミッションケース28と右側の前記リフトアーム63との間に配置している。該シリンダーアーム65・65の上部には、前記リフトシャフト64が貫通しており、シリンダーアーム65・65は、リフトシャフト64と一体的に回動可能に支持されている。前記シリンダーアーム65・65の下部には、長孔65a・65aが形成され、該長孔65a・65aの間に、昇降シリンダー66のピストンロッド先端(前端)をピンで枢支し、該昇降シリンダー66のボトム側(後端)は、シリンダーブラケット67を介してミッションケース28に固定されている。該昇降シリンダー66は、機体に設けられた油圧バルブに接続され、該油圧バルブには運転席6近傍に設けた図示しない昇降レバーにより操作されて、該昇降レバーを回動することによって、昇降シリンダー40伸縮してモア40の昇降操作ができるようにしている。
【0029】
上述のように、ミッションケース28の一側方(右側方)に前記昇降シリンダー66を配置し、ミッションケース28の他側方(左側方)にモア40の駆動用のドライブシャフト47を配置している。つまり、昇降シリンダー66とドライブシャフト47とは、ミッションケース28に対して互いに反対側に配置し、平面視において、昇降シリンダー66とドライブシャフト47とミッションケース28は重複しないように配置し、昇降時に互いに干渉しない構成としている。従来は、昇降シリンダーやモア40の駆動用ドライブシャフト47は、ミッションケース28の下方に配置していたが、ミッションケース28とモア40との間にスペースが必要となり、ミッションケース28を低く配置することが困難であった。しかし、ミッションケース28の左右の側方に昇降シリンダー66及びドライブシャフト47を配置することで、ミッションケース28の下方にスペースを確保する必要がなくなり、ミッションケース28を下げて配置することができる。また、モアデッキ41の上部とミッションケース28下部に昇降シリンダー66やドライブシャフト47を配置するスペースが不要となるので、モアデッキ41を高く上昇でき、地上高を確保しやすくしている。
【0030】
次に、シリンダーブラケット67について説明する。図6に示すように、シリンダーブラケット67は、ミッションケース28の右側方であって、前記シリンダーアーム65・65の後方に配置している。シリンダーブラケット67は、図8、図9に示すように、後面視凹状(図8(b))、側面視略V字状(図9)に形成されている。そして、シリンダーブラケット67の一側(左側)の垂直部の外面は、ミッションケース28の側面にボルト等の固定手段71で固定され、他側面(右側面)の垂直部はリアクスルケース22の側面に取付プレート72を介して固定されている。つまり、シリンダーブラケット67はミッションケース28とリアアクスルケース22とに跨がって取り付けられている。
【0031】
該シリンダーブラケット67の水平部は外側が後方へ斜めに配置されてリアアクスルケース22の前部形状に合わせた形状とし、その上面には、二枚の固定プレート67a・67aが平行に立設され、前後方向に配置している。また、該固定プレート67a・67aはそれぞれ前後方向にずらして配置している。そして、該固定プレート67a・67aの間に、前記昇降シリンダー66のボトム側をピン79によりシリンダーブラケット67に固定している。このように、前記昇降シリンダー66を支持するシリンダーブラケット67の両側を、ミッションケース28とリアアクスルケース22とで支持して、昇降シリンダー66を、シリンダーブラケット67に両持ちで支持するので、シリンダーブラケット67等のミッションケース28への取付強度をアップすることができ、構造が簡素化でき、また、コスト削減を図ることができる。
【0032】
次に、モア40の昇降について説明する。図5(a)に示すように、モア40が接地している使用状態から、モアを収納(図5(b))する際は、運転席6近傍の昇降レバーを操作して、前記昇降シリンダー66を伸長させる。該昇降シリンダー66が伸張すると、前記シリンダーアーム65・65の下部が前方に移動して、リフトシャフト64を中心に回動する。このとき、リフトシャフト64は、該シリンダーアーム65・65の回動と一体的に回動する。また、該リフトシャフト64に連結している左右のリフトアーム63・63も一体的に回動する。つまり、該リフトアーム63・63は、リフトシャフト64を中心に回動して、前部が上方に回動する。該リフトアーム63・63が回動すると、該リフトアーム63・63の前部に枢支されている中間リンク62・62が上方に移動して、同時にリアリンク61・61も上方に移動する。該リアリンク61・61が上方に移動すると、リアリンク61・61の後部に装着されているモア40が上昇され、モア40を収納状態とする。
【0033】
また、モア40の収納状態から、刈取作業を行う場合等、モア40を使用するときは、運転席6近傍の昇降レバーを下降側に操作して、前記昇降シリンダー66を縮小させる。図5(b)に示すように、該昇降シリンダー66が縮小すると、前記シリンダーアーム65・65の下部が後方に移動して、リフトシャフト64を中心に回動する。このとき、リフトシャフト64、シリンダーアーム65・65、左右のリフトアーム63・63が一体的に回動する。該リフトアーム63・63が回動すると、該リフトアーム63・63の前部に枢支されている中間リンク62・62が下方に移動して、同時にリアリンク61・61も下方に移動し、該リアリンク61・61の後部に装着されているモア40が下降し、モア40を接地させることができる。なお、本実施例では、モアデッキ41の自重によって降下する構成とし、地表面に追随できるようにしている。
【0034】
このように、左右のリアリンク61・61を同時に回動するリフトシャフト64をミッションケース28に貫通させて配置することで、ミッションケース28下部にリフトシャフト64を配置するスペースが必要なくなり、ミッションケース28を低位置に配置することができ、ステップ4の低床化、フラット化が可能となる。また、モア40とミッションケース28の下面との間にリフトシャフト64を配置するスペースが不要となるので、モア40の収納時の位置を、ミッションケース28の下面近くまで上げることができる。更に、リフトシャフト64を支えるブラケットが不要となり、部品点数を削減することができる。
【0035】
このような構成で、モア40を上昇させた状態、つまり、収納状態でロックして、不意に下降させないようにする構成について説明する。本実施例では、リフトシャフト64とリアリンク61とをストッパープレート76で固定して、リアリンク61が上方に配置している状態、つまり、モア40を収納した状態を維持できるようにしている。図10乃至図12に示すように、ストッパープレート76・76は、リンクシャフト64の左右両端部に設けられている。該ストッパープレート76は、プレート状に形成されており上部と下部に孔76a・76bが形成されている。そして、ストッパープレート76の上部の孔76aをリンクシャフト64の端部に挿入する。図11に示すように、該リフトシャフト64の端部は、中央部より径の小さい円柱形状に形成されて段差を設けており、前記ストッパープレート76の上部孔76aの大きさより少し小さく形成されて、ストッパープレート76取付時には、回転自在、かつ、軸方向に回動可能としている。また、上部の孔76aは、リフトシャフト64の中央部における径より小さく、リフトシャフト64の端部における径より大きく形成されている。
【0036】
そして、図10の実施例においては、リフトシャフト64の端部にストッパープレート76を挿通し、その外側のリフトシャフト64の端部にピン77を挿通して抜け止めとしている。また、図11の実施例においては、リフトシャフト64の左右の端部にストッパープレート76を挿通し、その外側にバネ等の弾性部材78を挿通して、その外側方のリフトシャフト64端部に抜け止め用のピンまたは座金77’を取り付けて、ストッパープレート76をリフトシャフト64に装着している。一方、ストッパープレート76の下方に位置するリアリンク61の側面にはピン等で構成した掛止部61bが側方に突設され、該掛止部61bに前記ストッパープレート76の下部の孔76bを挿入することで、収納状態時においてロックすることができる構成としている。但し、ストッパープレート76は掛止部61b側に取り付けることも可能である。
【0037】
このような構成で、モア40を上昇させて収納位置とし、メンテナンスや走行時等でモア40の下降を防止するためにロックする際は、図11(a)に示すように、リフトシャフト64に装着されているストッパープレート76の下部を、弾性部材78の抗力に反して外側方に移動する。または、外方向へ回動する。そして、図11(b)に示すように、前記リアリンク61の掛止部61bにストッパープレート76の下部の孔76bを挿入すると、弾性部材78の付勢力によりストッパープレート76は垂直に位置し、ストッパープレート76をリアリンク61に掛止してロックできる。図10の実施例においては、モア40を上昇させた位置で、ピン77を外してストッパープレート76を一旦外して、上部と下部の孔76a・76bをそれぞれリフトシャフト64と掛止部61bに挿入してピン77を挿入してロックする。また、逆の手順により、ストッパープレート76の下部の孔76bを掛止部61bから外すことによりロック解除が行え、モア40の昇降作業が行えるのである。なお、弾性部材78によりストッパープレート76は、機体中央側に付勢されているので、収納状態をロックしている時はストッパープレート76が外れることはない。
【0038】
このように、ストッパープレート76の上部と下部に孔76a・76bを設けて、ストッパープレート76の上部孔76aを、ミッションケース28に固定されているリフトシャフト64に挿通して、弾性部材78及びピン77で固定し、また、ストッパープレート76の下部孔76bは、モア40を収納位置で固定する際にリアリンク61の掛止部61bに挿通して固定する構成とすることで、モア40を収納状態にロックするときは、ストッパープレート76を掛止部61bに挿通するだけでモア40の収納位置を維持することができる。また、ストッパープレート76の上部の孔76aの大きさを、リフトシャフト64の端部の径よりも大きめに形成することで、モア40の収納状態の維持する際、ストッパープレート76の下部孔76bをリアリンク61の掛止部61bに挿通しやすくしている。また、ストッパープレート76の上部の孔76aの大きさを、リフトシャフト64の大きさよりも大きく形成しているので、リアリンク61が徐々に降下した場合には、その差(掛止部61bと上部の孔76aの大きさの差)だけリアリンク61が下がるが、それ以上は下がることがなく、また、ロックを解除する際は、昇降シリンダー66を伸長してリアリンク61を一度上げることで、ストッパープレート76とリアリンク61との間に隙間ができて、軽い力でストッパープレート76の下部孔76bをリアリンク61の掛止部61bから外し、ロックを解除することができる。
【0039】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成したので、以下に示すような効果を奏する。
【0040】
請求項1に示す如く、作業車両の運転席(6)の下方にミッションケース(28)を配置し、該作業車両の前輪(20)と後輪(21)の間にモア(40)を配置し、昇降シリンダー(66)によりモア(40)を昇降可能とするモアを装着する作業車両において、前記ミッションケース(28)の一側方に、前記昇降シリンダー(66)を配置し、該ミッションケース(28)の他側方には、該モア(40)の駆動用のミッドPTO軸(14)とドライブシャフト(47)を配置し、該昇降シリンダー(66)とドライブシャフト(47)とは、該ミッションケース(28)に対して互いに反対側に配置したので、平面視において、昇降シリンダー66とドライブシャフト47とミッションケース28は重複しないように配置し、昇降時に互いに干渉しない構成としている。
従来は、昇降シリンダーやモア40の駆動用ドライブシャフト47は、ミッションケース28の下方に配置していたが、ミッションケース28とモア40との間にスペースが必要となり、ミッションケース28を低く配置することが困難であった。
しかし、本発明のように、ミッションケース28の左右の側方に昇降シリンダー66及びドライブシャフト47を配置することで、ミッションケース28の下方にスペースを確保する必要がなくなり、ミッションケース28を下げて配置することができる。
また、モアデッキ41の上部とミッションケース28下部に昇降シリンダー66やドライブシャフト47を配置するスペースが不要となるので、モアデッキ41を高く上昇でき、地上高を確保しやすくしている。
【0040】
また、前記昇降シリンダー(66)の基部を支持するシリンダーブラケット(67)を設け、該シリンダーブラケット(67)は、後面視凹状に形成し、該シリンダーブラケット(67)の一側の垂直部の外面は、前記ミッションケース(28)の側面に固定し、他側の垂直部はミッションケース(28)の側面に固定したリアアクスルケース(22)の側面に固定し、該シリンダーブラケット(67)は、ミッションケース(28)とリアアクスルケース(22)に跨がって取り付けたので、シリンダーブラケット上において昇降シリンダーの基部を両持ちで支持することができるようになり、昇降シリンダーの支持部の強度をアップでき、シリンダーブラケット等のミッションケースへの取付部材の過度な強度アップが不要となり、構造が簡素で、また、コスト削減を図ることができる。
【0041】
請求項2に示す如く、請求項1記載のモアを装着する作業車両において、前記昇降シリンダー(66)に連動して、該モア(40)を昇降する昇降リンク機構(48)を設け、該昇降リンク機構(48)は、前部を連結するフロントリンク(52)及び後部左右のリアリンク(61・61)と、該左右のリアリンク(61・61)と前記昇降シリンダー(66)間を連結する、左右の中間リンク(62・62)とリフトアーム(63・63)と、該左右のリフトアーム(63・63)の間を連結するリフトシャフト(64)により構成し、前記リフトシャフト(64)は、前記ミッションケース(28)に左右方向に貫通して支持したので、ミッションケースを低位置に配置することができ、ステップの低床化やフラット化が可能となり、また、モアとミッションケースとの間にリフトシャフトを配置するスペースが不要となり、ミッションケースの下面近傍までモアを上げることができる。また、リフトシャフトを支持する支持部材が不要となり、部品点数を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のモアの昇降リンク機構を具備した作業車両の側面図。
【図2】 モアの側面図。
【図3】 モアの装着示す斜視図。
【図4】 切欠の形状を示す図。
【図5】 昇降リンク機構を示す側面図。
【図6】 同じく平面図。
【図7】 リフトシャフトの支持構造を示す断面図。
【図8】 シリンダーブラケットを示す図。
【図9】 シリンダーブラケットを示す側面断面図。
【図10】 ストッパープレートの取付を示す斜視図。
【図11】 同じく断面図。
【図12】 同じく側面図。
【図13】 リアリンクのブラケットを示す側面断面図。
【図14】 同じく平面図。
【図15】 同じく側面図。
【図16】 モアデッキの断面図。
【図17】 同じく拡大断面図。
【符号の説明】
22 リアアクスルケース
28 ミッションケース
40 モア
41 モアデッキ
46 後ブラケット(ブラケット)
48 昇降リンク機構
61 リアリンク
61a 切欠
64 リンクシャフト
66 昇降シリンダー
67 シリンダーブラケット

Claims (2)

  1. 作業車両の運転席(6)の下方にミッションケース(28)を配置し、該作業車両の前輪(20)と後輪(21)の間にモア(40)を配置し、昇降シリンダー(66)によりモア(40)を昇降可能とするモアを装着する作業車両において、前記ミッションケース(28)の一側方に、前記昇降シリンダー(66)を配置し、該ミッションケース(28)の他側方には、該モア(40)の駆動用のミッドPTO軸(14)とドライブシャフト(47)を配置し、該昇降シリンダー(66)とドライブシャフト(47)とは、該ミッションケース(28)に対して互いに反対側に配置し、前記昇降シリンダー(66)の基部を支持するシリンダーブラケット(67)を設け、該シリンダーブラケット(67)は、後面視凹状に形成し、該シリンダーブラケット(67)の一側の垂直部の外面は、前記ミッションケース(28)の側面に固定し、他側の垂直部はミッションケース(28)の側面に固定したリアアクスルケース(22)の側面に固定し、該シリンダーブラケット(67)は、ミッションケース(28)とリアアクスルケース(22)に跨がって取り付けたことを特徴とするモアを装着する作業車両。
  2. 請求項1記載のモアを装着する作業車両において、前記昇降シリンダー(66)に連動して、該モア(40)を昇降する昇降リンク機構(48)を設け、該昇降リンク機構(48)は、前部を連結するフロントリンク(52)及び後部左右のリアリンク(61・61)と、該左右のリアリンク(61・61)と前記昇降シリンダー(66)間を連結する、左右の中間リンク(62・62)とリフトアーム(63・63)と、該左右のリフトアーム(63・63)の間を連結するリフトシャフト(64)により構成し、前記リフトシャフト(64)は、前記ミッションケース(28)に左右方向に貫通して支持したことを特徴とするモアを装着する作業車両。
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