JP5302787B2 - 草刈機 - Google Patents
草刈機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5302787B2 JP5302787B2 JP2009140512A JP2009140512A JP5302787B2 JP 5302787 B2 JP5302787 B2 JP 5302787B2 JP 2009140512 A JP2009140512 A JP 2009140512A JP 2009140512 A JP2009140512 A JP 2009140512A JP 5302787 B2 JP5302787 B2 JP 5302787B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stopper
- lock member
- cylinder
- hydraulic cylinder
- posture
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Harvester Elements (AREA)
Description
本第1発明は、車体後部の支持フレームに昇降自在に連結された左右の昇降リンクと、前記昇降リンクに支持された集草容器と、前記支持フレームと左右の昇降リンクとの間に介装された左右の油圧シリンダとを備え、前記左右の油圧シリンダの伸縮作動により前記左右の昇降リンクを介して前記集草容器を昇降させるように構成した草刈機において、
前記油圧シリンダのシリンダ本体又はピストンロッドの先端部の一方に、機体左右方向の横軸芯周りに揺動自在にロック部材を備え、
前記ロック部材の長手方向に沿った軸芯周りに機体内方側に向く第1姿勢及び機体前後方向で前記油圧シリンダに向く第2姿勢に姿勢変更自在なストッパーを、前記ロック部材の先端部に備えて、
前記ストッパーが第1姿勢に操作された状態で、前記ロック部材を前記油圧シリンダから離れた格納位置に保持可能な保持部を備え、
前記ストッパーを第2姿勢に操作し、前記ロック部材を前記油圧シリンダに沿った作用位置に操作して、前記ストッパーを前記油圧シリンダのシリンダ本体又はピストンロッドの先端部の他方に接当させることによって、前記ロック部材により前記油圧シリンダの収縮を阻止可能に構成してある。
本第1発明によると、昇降リンクが下降しないように突っ張るロック部材を、その一端側を油圧シリンダのシリンダ本体又はピストンロッドの先端部に取り付けて、機体左右方向の横軸芯周りに揺動自在に支持し、他端側に向き変更可能なストッパーを備え、油圧シリンダを伸長させた状態で、ロック部材を油圧シリンダに沿わせて前記ストッパーを前記シリンダ本体又はピストンロッドの先端部に接当させて、ロック部材をシリンダ本体と伸長させたピストンロッドの先端部との間で突っ張るようにすることによって、油圧シリンダの収縮を阻止するようにした。
第1発明によれば、油圧シリンダのシリンダ本体とピストンロッドの先端部との間を直接ロック部材で突っ張りをしているので、油圧シリンダの取付部以外の本来の昇降リンクに対して補強を施こさなくても油圧シリンダの収縮(昇降リンクの下降)を阻止することができた。
第2発明は、第1発明の構成において、前記ロック部材を伸縮自在に構成して、前記ストッパーの第1姿勢及び前記ロック部材の収縮状態において、前記ロック部材を前記格納位置に保持可能に、前記保持部を構成し、前記ストッパーの第2姿勢、前記ロック部材の伸長状態及び作用位置において、前記ストッパーを前記油圧シリンダのシリンダ本体又はピストンロッドの先端部の他方に接当させることによって、前記ロック部材により前記油圧シリンダの収縮を阻止可能に構成してある。
第2発明によれば、ロック部材を収縮状態と伸長状態とに伸縮できるようにして、格納時には収縮させた状態でロック部材を格納位置に保持することができるので、ロック部材を小スペースでコンパクトに格納でき、より一層邪魔にならないように格納できるに至った。
第3発明は、第1発明または第2発明の構成において、前記ストッパーを、一対のアーム部と前記一対のアーム部の間に形成された空間部とを備えたU字状に構成して、前記第1姿勢において、前記ストッパーのアーム部及び空間部が機体内方側に向き、前記第2姿勢において、前記ストッパーのアーム部及び空間部が機体前後方向に向き、且つ、前記作用位置において、前記ストッパーの空間部に前記油圧シリンダのピストンロッドが入り込むように構成してある。
第3発明によれば、ストッパーに一対のアーム部の間に形成された空間部に油圧シリンダのピストンロッドが入り込むようにして、油圧シリンダのピストンロッドの際で突っ張ることができるので、ストッパーのアーム部をロック部材の支持軸線に近づけた状態で突っ張ることができ、ストッパーのアーム部がロック部材の支持軸線から大きく離れた箇所で支持することによる偏過重が加わることが無く、良好に油圧シリンダの収縮を阻止することができるに至った。
図1は草刈機の全体側面図、図2は草刈機の全体平面図である。これらの図に示すように、この草刈機は、左右一対の操向操作自在な前車輪1,1と左右一対の駆動自在な後車輪2,2とによって自走するよう構成され、かつ車体後部に設けた運転座席3が装備された運転部を有した乗用型の自走車を備え、この自走車の車体フレーム4の前後輪間にリンク機構12を介して連結された草刈り装置20を備え、前記自走車の車体フレーム4の後部に支持フレーム31を介して支持される集草容器32が装備された刈草回収装置30を備えている。
前記草刈り装置20を昇降させるリンク機構12は、車体フレーム4に上下揺動自在に支持されて互いに連結された左右一対の前揺動リンク13,13と、車体フレーム4に上下揺動自在に支持されて互いに連結された左右一対の後揺動リンク14,14と、前及び後揺動リンク13,14を接続するリンク(図示せず)とを備えている。
作業中に、シャーピン54が折れたときには、エンジン5を止めて、蓋57を開けて、シャーピン54を取り出し、必要なら押さえスプリング18とともに、シャーピン54を交換する。
すると、集草容器32の前部に設けてある刈り草投入口32cが車体前方向きになって前記搬送ダクト6に連通し、搬送ダクト6からの刈り草が集草容器32に刈り草投入口32cから投入される。集草容器32の後部に設けてある刈り草排出口32bに対する蓋体32aの支持アーム39が、この支持アーム39と容器フレーム32fとを連結している連結ボルト39aの軸芯まわりに、前記支持アーム39と前記容器支持体33cとに連結された開閉リンク37によって閉じ側に揺動操作され、前記蓋体32aが閉じ操作されて刈り草排出口32bを閉じ、刈り草と共に集草容器32に流入した搬送風は、集草容器32の壁体の網目から容器外に流出する。これにより、集草容器32は、搬送ダクト6からの刈り草を回収して貯留する。
このとき、リンク長や諸々の製作誤差や長年の使用による狂いで蓋体32aがきっちりと閉まらないことがある。
すると、集草容器32の前記刈り草投入口32cが車体上方向きになり、前記刈り草排出口32bが車体下方向きになる。前記開閉リンク37が集草容器32の回転支軸36のまわりでの揺動によって前記支持アーム39を開き側に揺動操作し、前記蓋体32aが開き操作されて刈り草排出口32bを開く。これにより、集草容器32は、貯留していた刈り草を刈り草排出口32bからの自然落下によって排出する。
前記ストッパー73に形成した係止孔75は円形に形成してある。下側の昇降リンク33bの基部には、係止孔75と嵌合するコの字状の保持部77を付設してある。
図15及び図20に示すように、昇降シリンダ34を伸長させて昇降リンク33a,33bを上昇させた状態において、図20の二点鎖線に示す格納位置のロック部材70に対し、ベータピン78を取り外して係止ピン76を抜き取り、内筒72を上方に少し収縮させて、保持部77からストッパー73(係止孔75)を上方に外す。次に外筒71に対して内筒72を約90度回転させて、ストッパー73のアーム部73c及び切欠き凹部74を、昇降シリンダ34のピストンロッド34aに向いた後向きの第2姿勢に操作する。
(1) 図6は動力取り出し機構40の別実施の形態を示す。ボールベアリング79を介して前方動力取り出し軸80を支持したリング部材81を用意し、図5に示す動力取り出し軸キャップ51を外して、前方動力取り出し軸80を入力軸48と動力取り出し軸49との間の空間に挿通して、動力取り出し軸49と前方動力取り出し軸80とをスプライン嵌合する。前記スプライン嵌合をした状態で、リング部材81を入力プーリ45にボルト82で連結する。これにより、作業クラッチ47の入り切り操作により、動力取り出し軸49とともに前方動力取り出し軸80を回転・停止させることができる。
32 集草容器
33a 昇降リンク
33b 昇降リンク
34 油圧シリンダ
34a ピストンロッド
34b シリンダ本体
38 機体左右方向の横軸芯
70 ロック部材
73 ストッパー
73c アーム部
74 空間部
77 保持部
Claims (3)
- 車体後部の支持フレームに昇降自在に連結された左右の昇降リンクと、前記昇降リンクに支持された集草容器と、前記支持フレームと左右の昇降リンクとの間に介装された左右の油圧シリンダとを備え、前記左右の油圧シリンダの伸縮作動により前記左右の昇降リンクを介して前記集草容器を昇降させるように構成した草刈機において、
前記油圧シリンダのシリンダ本体又はピストンロッドの先端部の一方に、機体左右方向の横軸芯周りに揺動自在にロック部材を備え、
前記ロック部材の長手方向に沿った軸芯周りに機体内方側に向く第1姿勢及び機体前後方向で前記油圧シリンダに向く第2姿勢に姿勢変更自在なストッパーを、前記ロック部材の先端部に備えて、
前記ストッパーが第1姿勢に操作された状態で、前記ロック部材を前記油圧シリンダから離れた格納位置に保持可能な保持部を備え、
前記ストッパーを第2姿勢に操作し、前記ロック部材を前記油圧シリンダに沿った作用位置に操作して、前記ストッパーを前記油圧シリンダのシリンダ本体又はピストンロッドの先端部の他方に接当させることによって、前記ロック部材により前記油圧シリンダの収縮を阻止可能に構成してある草刈機。 - 前記ロック部材を伸縮自在に構成して、
前記ストッパーの第1姿勢及び前記ロック部材の収縮状態において、前記ロック部材を前記格納位置に保持可能に、前記保持部を構成し、
前記ストッパーの第2姿勢、前記ロック部材の伸長状態及び作用位置において、前記ストッパーを前記油圧シリンダのシリンダ本体又はピストンロッドの先端部の他方に接当させることによって、前記ロック部材により前記油圧シリンダの収縮を阻止可能に構成してある請求項1に記載の草刈機。 - 前記ストッパーを、一対のアーム部と前記一対のアーム部の間に形成された空間部とを備えたU字状に構成して、
前記第1姿勢において、前記ストッパーのアーム部及び空間部が機体内方側に向き、
前記第2姿勢において、前記ストッパーのアーム部及び空間部が機体前後方向に向き、且つ、前記作用位置において、前記ストッパーの空間部に前記油圧シリンダのピストンロッドが入り込むように構成してある請求項1又は2に記載の草刈機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009140512A JP5302787B2 (ja) | 2009-06-11 | 2009-06-11 | 草刈機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009140512A JP5302787B2 (ja) | 2009-06-11 | 2009-06-11 | 草刈機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010284112A JP2010284112A (ja) | 2010-12-24 |
JP5302787B2 true JP5302787B2 (ja) | 2013-10-02 |
Family
ID=43540331
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009140512A Expired - Fee Related JP5302787B2 (ja) | 2009-06-11 | 2009-06-11 | 草刈機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5302787B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021003066A (ja) * | 2019-06-27 | 2021-01-14 | 三菱マヒンドラ農機株式会社 | コンバイン |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6162577B2 (ja) * | 2013-11-11 | 2017-07-12 | 株式会社クボタ | 乗用草刈機 |
JP6925237B2 (ja) | 2017-10-30 | 2021-08-25 | 株式会社クボタ | 作業機 |
JP7301368B2 (ja) * | 2020-03-04 | 2023-07-03 | 松山株式会社 | 収穫機 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0690605A (ja) * | 1992-09-11 | 1994-04-05 | Iseki & Co Ltd | 乗用芝刈装置 |
JPH0682162U (ja) * | 1993-05-06 | 1994-11-25 | 日立建機株式会社 | 作業機落下防止機構付き作業車両 |
JP3808813B2 (ja) * | 2002-08-21 | 2006-08-16 | 株式会社竹内製作所 | 作業用車両のアーム倒伏動規制装置 |
JP4833000B2 (ja) * | 2006-09-05 | 2011-12-07 | Tcm株式会社 | ブーム降下防止装置 |
JP5065752B2 (ja) * | 2007-05-09 | 2012-11-07 | 株式会社クボタ | 草刈機 |
-
2009
- 2009-06-11 JP JP2009140512A patent/JP5302787B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021003066A (ja) * | 2019-06-27 | 2021-01-14 | 三菱マヒンドラ農機株式会社 | コンバイン |
JP7178969B2 (ja) | 2019-06-27 | 2022-11-28 | 三菱マヒンドラ農機株式会社 | コンバイン |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010284112A (ja) | 2010-12-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5302787B2 (ja) | 草刈機 | |
JP5041519B2 (ja) | 芝刈機 | |
JP2007000110A (ja) | 草刈機 | |
JP2008029233A (ja) | 芝刈機 | |
JP5711613B2 (ja) | 草刈作業機 | |
JP2012249537A (ja) | 乗用芝刈機 | |
JP5812327B2 (ja) | 草刈作業機 | |
JP3200557B2 (ja) | 芝刈機 | |
JP6281476B2 (ja) | 草刈機 | |
JPH0690605A (ja) | 乗用芝刈装置 | |
JP4824988B2 (ja) | コンバインの分草装置 | |
JP3961402B2 (ja) | ロータリー耕耘装置 | |
JP4171985B2 (ja) | 自走型乗用草刈機 | |
JP2007000111A (ja) | 草刈機 | |
JP4126355B2 (ja) | 乗用芝刈機 | |
JP2505697B2 (ja) | 汎用形コンバイン | |
JP2017063654A (ja) | 草刈作業機 | |
JP4794000B2 (ja) | 芝刈機 | |
JP4507637B2 (ja) | 乗用芝刈機 | |
JP2011147350A (ja) | 芝草の集草装置 | |
JP6980635B2 (ja) | 乗用型草刈機 | |
JP6925217B2 (ja) | 乗用型草刈機 | |
JP4367917B2 (ja) | 芝刈機 | |
JP4392800B2 (ja) | コンバイン | |
JP6000155B2 (ja) | 乗用作業車の作業装置連結構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110922 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120927 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130523 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130621 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5302787 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |