JP4157466B2 - 弁漏洩検知システム - Google Patents

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Description

本発明は、原子力発電所、その他の発電所または機械設備に設置される弁の漏洩およびその予兆を遠隔にて検知する弁漏洩検知システムに関する。
原子力発電所、その他の発電所または機械設備に設置され、人が容易に近づけない位置に設置される弁の漏洩およびその予兆を遠隔にて検知する場合、従来では弁のグランド部にリークオフ配管を設置し、その配管内に温度計を取付け、この温度計の温度上昇を監視することによりグランド部における漏洩検知をすることが行われている。しかし、このような検知システムでは、温度計からの測定ケーブルの設置が膨大となり、特定の弁しか対象とすることができない場合が多く、また50A以下の小口径弁については構造上、グランド部が小さいことから、リークオフ配管を設置することができないことがあった。
原子力発電所の原子炉格納容器内の弁については、一般に格納容器内換気空調設備を設けて温度および湿度を管理しており、機器からの漏洩が発生した場合には内部の湿度が上昇し、換気空調設備からのドレンが増大することから、ドレン監視によって機器からの漏洩を検知することが可能であるが、この場合には原子炉格納容器全体のドレン量の変化からの検知が主であり、漏洩箇所の特定が困難な場合がある。このため、通常では、内部の運転員によるパトロールにより蒸気の流出、床の漏れ跡による検知等も行われている。
なお、近年では音響センサを用いて弁のリークの有無を探知する技術(例えば特許文献1参照)、また振動等を検出して弁の漏洩を検知する技術(例えば特許文献2参照)等が提案されている。
さらに、弁装置の異常診断および劣化予測の技術として、弁装置の駆動部に設けられている駆動センサを診断装置に接続するとともに、供給エネルギを検出するエネルギセンサおよび弁装置の振動を検出する振動センサを弁装置に仮設し、これらのセンサから出力される検知信号を変換して総合的に診断を行う技術も提案されている(例えば特許文献3参照)。
特開2002−296139号公報 特開平6−323945号公報 特開2002−130531号公報
上述した音響センサ、振動検出、エネルギ検出等により漏洩、異常等を検知する従来の技術では、発電所のような騒音や振動レベルの高い場所においては、周辺を含むベースノイズが高いため、漏洩による音なのか、ベースノイズなのか分離できない問題があった。また、このような設備においては、検知装置からの信号用ケーブルの設置のため膨大な費用が掛かり、実用化が困難となっている。特に発電所においては漏洩が問題になる弁が多数設置され、個々の弁毎に漏洩検知装置を設置することが困難であるため、事態の改善が急務となっている。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、人が容易に近づけない位置に設置された弁機器の漏洩を遠隔にて精度良く、しかも可能な限り従来の機器の設備を利用して安価に検知および伝達することができる弁漏洩検知システムを提供することを目的とする。
発明者においては、設備に多数設置されている電動弁または空気作動弁等の遠隔操作弁に対し、CCDカメラおよび集音マイクを内蔵した装置を設置し、その信号を遠隔操作弁の開閉信号に重畳させることにより、信号ケーブルを不要とする漏洩検知システムを構成できるとの知見を得た。
すなわち、電動弁または空気作動弁に、可視光線または赤外線を撮影することができるCCDカメラを設置して、発電所の運転中に定期的に装置を取り付けた周辺を撮影し、その差分を映像処理することにより、温度が上昇した部位を容易に識別することが可能となる。また、内部流体が高温である弁からの漏洩が生じた場合には、漏洩した弁における漏洩部の周辺が高温となるが、低温流体の場合には漏洩部の周辺が低温になる。このため、赤外写真で定期的な撮影を行い、その差分を識別すれば、容易に漏洩箇所を特定することができる。なお、CCDカメラを設置することにより、周辺の機器の状況も確認することも可能となる。
一方、集音マイクとして指向性を有するマイクを設置した場合には、CCDカメラで確認された漏洩箇所の音を記録し、周波数分析等を行うことにより漏洩状況を確認することが可能となる。
CCDカメラおよび集音マイクで収集した情報は、デジタル化し、遠隔操作弁の開閉信号に重畳させて弁の制御装置に伝送することにより、制御装置内で分離して評価を行うことが可能となる。
CCDカメラおよび集音マイクの電源は、遠隔操作弁における開閉表示用のケーブルから取得することができ、信号はこのケーブルの開閉信号に重畳させて伝送することができる。また、遠隔操作弁の開閉信号は、開側、または閉側が常にオン状態になっており、逆側は常にオフ状態になっている。したがって、いずれかの信号ケーブルには常に電圧が負荷される状態で運用されるため、信号はオン、オフいずれか一方のケーブルを使用して伝送することができる。このため、新たな電源ケーブルおよび信号用ケーブルを敷設する必要がなく、検知装置を設置することが可能となる。
伝送した信号は、遠隔操作弁の制御盤において分離し、パーソナル計算機等を常時接続または必要に応じて接続して信号を受信し、信号を解析することができる。このように、定期的に同一方向を可視光線および赤外線で撮影し、その変化を差分で処理することにより弁、の変化を確認することができる。そして、この変化によって高温の流体、または低温の流体が漏洩していることを確認することができる。
本発明は以上の知見に基づいてなされたものであり、請求項1の発明では、遠隔操作弁に設置され、CCDカメラおよび集音マイクを取付けた検知装置と、この検知装置により出力される検知信号を変調して前記遠隔操作弁の開閉信号に重畳させて伝達するケーブルと、このケーブルに接続される前記遠隔操作弁操作用の操作盤とを備え、前記操作盤内における分離手段および解析手段により前記検知信号の分離および解析を行い、前記遠隔操作弁およびその機器周辺の漏洩を検知することを特徴とする弁漏洩検知システムを提供する。
請求項2に係る発明では、前記CCDカメラは、可視光線カメラまたは赤外線カメラであり、漏洩による温度の変化を検知する請求項1記載の弁漏洩検知システムを提供する。
請求項3に係る発明では、前記ケーブルを、中間部にペネトレーションが存在する伝送インピーダンスが不均一な送信用ケーブルとし、この送信ケーブルを、前記遠隔操作弁に設置された前記CCDカメラおよび前記集音マイクを取付けた検知装置から検知したセンサデータを変調および重畳して送信する信号伝送器に接続し、変調周波数をカラー副搬送波以下に抑制することにより、伝送インピーダンスを不均一とし、発生する伝送信号の反射および干渉を軽減させる請求項1記載の弁漏洩検知システムを提供する。
請求項4に係る発明では、弁の漏洩検知を行う制御盤から接点信号を送信する接点信号伝送器と、上記接点信号伝送器に指令を送る弁操作パネルと、遠隔操作弁に取付けて上記接点信号を受信する接点信号伝送器とを備え、上記弁操作パネルから電源ON/OFF信号を送信することにより、前記センサおよびセンサデータを変調し、重畳して送信する信号伝送器の電源のON/OFFを遠隔操作して、必要時以外の信号伝送器およびセンサの稼動時間を削減させる請求項1記載の弁漏洩検知システムを提供する。
請求項5に係る発明では、信号伝送器に、弁もしくは弁駆動装置の診断をするための弁駆動モータ電流を計測する信号、弁のリミットスイッチ信号、弁ケーシング振動を計測する加速度信号、弁棒駆動トルクもしくは弁棒駆動トルクに代わる4駆動ウォームのトルクスプリングの圧縮変位信号、または駆動ウォームの軸圧縮荷重信号を入力し、弁のリミットスイッチ信号線等を利用して、弁の操作室に伝送し、その信号を分離して、その信号を用いて弁および弁駆動装置の診断を遠隔の弁操作室にて実施する請求項1記載の弁漏洩検知システムを提供する。
請求項6に係る発明では、弁本体または周囲の振動状況を計測する振動計測手段を有し、計測した振動信号を変調および重畳して送信する信号伝送器と、送られてきた重畳信号から振動信号を分離、復元する信号伝送器とを有する請求項1記載の弁漏洩検知システムを提供する。
請求項7に係る発明では、CCDカメラ、集音マイク、振動計等の弁本体または周囲の情報を収集するセンサを複数有し、複数のセンサのうち受信するセンサを切り替える機能を有する操作パネルと、操作パネルにより入力された切り替え信号を変調、重畳し送信する機能を持つ信号伝送器と、弁側に設置され、送られてきた切替信号により収録するセンサを切り替える切替手段を持つ信号伝送器を有する請求項1記載の弁漏洩検知システムを提供する。
請求項8に係る発明では、振動計測手段が圧電式センサであり、正弦波または矩形波等形状を持つ電圧信号を入力する加振波形入力器と、加振波形入力器により入力された電圧信号を変調し、重畳し送信する信号伝送器と、弁体に設置され送られてきた電圧信号を分離復元し、圧電センサの圧電素子を加振する機能を有する信号伝送器とを備えた請求項1記載の弁漏洩検知システムを提供する。
請求項9に係る発明では、計測手段である圧電式センサにより計測され、弁側に設置した信号伝送器により変調、重畳、送信され、盤側の信号伝送器により分離、復調された振動信号と、加振波形入力器により入力した信号から応答を算出し、その応答の変化から劣化を検知する劣化検知機能を有する請求項1記載の弁漏洩検知システムを提供する。
本発明によれば、人が容易に近づけない位置に設置された弁機器の漏洩を遠隔にて精度良く、しかも可能な限り従来の機器の設備を利用して安価に検知および伝達することができる。
以下、本発明に係る弁漏洩検知システムの実施形態について、図面を参照して説明する。
[第1実施形態(図1〜図4)]
本実施形態は、原子炉格納容器内に設置される遠隔操作弁としての電動弁の弁漏洩検知システムについてのものである。図1は、弁漏洩検知システムを示す概略的構成図であり、図2および図3は、それぞれ電動弁にCCDカメラおよび集音マイクを設置した状態を示す構成図である。図4は、図1に示した弁漏洩検知システムを具体化した場合の構成図である。
図1に示すように、原子炉格納容器内1は格納容器壁2により外部と区画され、格納容器壁2の貫通部であるペネトレーション部3に弁用既設ケーブル4が貫通している。弁用既設ケーブル4には、原子炉格納容器内1の空間に設置された電動弁5が接続されるとともに、格納容器壁2の外側ではモータ制御盤6が接続されている。電動弁5には、CCDカメラおよび集音マイク等を有する検知装置7が取付けられている。
図2に示すように、検知装置7のCCDカメラ8は、電動弁5の制御ボックス等に配置され、電動弁5の弁本体および部分流路部分等の撮像を行えるようになっている。また、図3に示すように、周音マイク9も例えば電動弁5の制御ボックス等に配置され、破線で示すように、弁可動部の周辺の音を広範囲に亘って捉えることができるようになっている。
そして、本実施形態の弁漏洩検知システムは具体的に、図4に示すように、CCDカメラ8および周音マイク9が検知制御装置10に接続され、これらの電源12が電動弁5の開閉表示用スイッチ(開閉スイッチ)13から入力されるようになっている。検知制御装置10では、定期的にCCDカメラ8により撮影される可視光線または赤外線の映像、および集音マイク9で収集される音が処理され、電動弁5の開閉用信号に重畳されて、出力信号11としてモータ操作盤9の弁制御装置6aに伝送される。
電動弁5のケーブル4は、原子炉格納容器内1を配線され、原子炉格納容器内1のペネトレーション3である部貫通部を通って格納容器貫通部外の弁制御装置6aに接続されている。弁制御装置6aには、配線14を介して信号分離装置15および操作機16が接続されている。検知装置7で撮影された映像データは、信号ケーブル4に重畳されてモータ操作盤6に伝送され、このモータ操作盤6で分離される漏洩箇所の確認が可能となっている。
[第2実施形態(図5)]
図5は、本発明の第2実施形態を示すシステム構成図である。
本実施形態では図5に示すように、格納容器内101に遠隔操作弁としての電動弁102が設置されている。制御盤または現場盤103から格納容器壁104のペネトレーション105に信号線106および動力線107が貫通している。
電動弁102にはCCDカメラ108、マイクロフォン109および信号伝送器(送信器)110が設けられている。制御盤または現場盤103には信号伝送路(受信器)111,映像監視装置112および音声監視装置113が設けられ、電動弁102の弁電気箱114と制御盤または現場盤103に設けた弁遠隔操作回路115とが信号線106および動力線107により接続されている。なお、116は弁操作パネルである。
すなわち、本実施形態では、格納容器内101に敷設する電動弁102は、電動弁102の開閉を遠隔操作する中央制御室の制御盤または現場盤103と、格納容器壁に設けるペレトレーション105(容器内を密封に保つための信号取り出し端子)を介して、信号線106や動力線107が接続されている。
電動弁102には、開閉状態検出用として、一般的に複数個のLS(リミットスイッチ)が備えてあり、このLSは、中央制御室の制御盤または現場盤103が備える電源(AC100VもしくはAC200V)と電磁リレーと、ペネトレーション105を介して直接ケーブル接続してある。
弁開閉状態を検出する場合には、中央制御室の制御盤103または現場盤から、LSに電圧を印加し、LSが『開』から『閉』に変化した場合に、中央制御室の制御盤または現場盤103に備えられた電磁リレーが作動する構成となっている。
本実施形態では、以下に述べるように、信号線106に、弁状態検出データ(映像、音声など)を重畳させ、中央制御室の制御盤または現場盤103で監視する弁漏洩検知システムが構成される。
弁漏洩検知システムは、格納容器内101に敷設する電動弁等の電動弁102に、弁周囲の状態を監視するセンサとして、CCDカメラ108、マイクロフォン109を、LS信号線106に重畳して、センサデータを中央制御室の制御盤もしくは103現場盤へ送信する信号伝送器(送信器)110とを備えている。信号伝送器(送信器)110は、中央制御室の制御盤103から接続されている動力線107から電力を取り込む構成となっている。
中央制御室の制御盤または現場盤103には、格納容器内101に敷設する電動弁102に備えた信号伝送器(送信器)110から送信がされ、LS信号線106に重畳して送られてくるセンサデータを受信する信号伝送器(受信器)111が備えられている。
中央制御室の制御盤103または現場盤は、信号伝送器(受信器)111で受信したセンサデータを映像監視装置112、音声監視装置113を備え、これら監視装置で弁漏洩検知を監視する構成としている。
よって、本実施形態では、既設格納容器内において、新たな信号ケーブル、動力ケーブルを敷設することなく、弁の周囲の状態を監視して弁漏洩を検知するシステムを構築することができる。
この弁漏洩検知システムが確実かつ容易に利用できるようにするには、ノイズや歪の無い良質なセンサデータを中央制御室の制御盤または現場盤103へ送信する必要がある。センサデータを重畳させるLS信号線106は、伝送インピーダンスが不均一であり、途中に構成の異なるペネトレーション105が存在するため、周波数帯域が広い映像データを含む複数のデータを変調し伝送すると、ノイズや干渉が発生し、弁漏洩検知システムに支障をきたす。
本実施形態では、伝送インピーダンスが不均一であっても、伝送信号Sにノイズや干渉の発生が少ない低周波の変調周波数を選択することで、これらに対して対処すことができる。したがって、本実施形態では、変調周波数をカラー副搬送波以下(約5MHz)に抑制する。
[第3実施形態(図6)]
本実施形態では、図6に示すように、格納容器内101に敷設する電動弁102が、電動弁102の開閉を遠隔操作する中央制御室の制御盤または現場盤103と、格納容器壁に設けるペネトレーション105(容器内を密封に保つための信号取り出し端子)を介して、信号線106や動力線107が接続されている。また、上記遠隔操作弁(電動弁)102は、一般的に動力線107として、電動弁を駆動させるケーブルの他に、弁の開閉検知用リミットスイッチを内蔵した電気箱内の温度を暖めることで、電動弁102の耐久性向上やリミットスイッチが結露等で異常検知しない目的で設けてあるスペースヒータ117の電源ケーブルが備えられている。スペースヒータに供給する電源は、中央制御室の制御盤または現場盤103から常時一定電圧を供給されている。
本実施形態の弁漏洩検知システムで用いる弁周囲の状態を監視するセンサのデータを、LS信号線106に重畳して中央制御室の制御盤または現場盤103へ送信する信号伝送器(送信器)110は、駆動させるために電源が必要である。本実施形態では、スペースヒータへ供給される電源を分岐して受電する構成となっている。したがって、スペースヒータの電源を用いることにより、新たな電源ケーブルの敷設が不要となり、安価でシンプルなシステム構成となる。
なお、弁漏洩検知システムは、格納容器内101に敷設する電動弁102に、弁周囲の状態を監視するセンサとして、CCDカメラ108およびマイクロフォン109を、LS信号線106に重畳してセンサデータを中央制御室の制御盤または現場盤103へ送信する信号伝送器(送信器)110とを備える。信号伝送器(送信器)110は、中央制御室の制御盤103から接続されている動力線107により電力を取り込む構成とされている。
格納容器内101は、常時高温雰囲気中であるため、格納容器内101に敷設する電動弁102に取付ける弁周囲の状態を監視するCCDカメラ108、マイクロフォン109等のセンサや信号伝送器(送信器)110は、過熱により誤動作する恐れがあり、信頼性が課題である。
[第4実施形態(図7)]
本実施形態では、センサや信号伝送器(送信器)の稼動時間を少なくすることで対応するものである。
すなわち、図7に示すように、本実施形態は、中央制御室の制御盤または現場盤103から必要に応じて(弁漏洩検知を行う時に)、弁操作パネル116よりセンサや信号伝送器(送信器)の電源投入・遮断を遠隔制御する手段を講じて、センサや信号伝送器(送信器)の稼動時間の縮小化を図るものである。
格納容器内101に敷設される電動弁102に取付ける信号伝送器(送信器)110とは別に、LS信号線106または動力線107に重畳させて用いる電源管理用の接点信号伝送器(電源管理用受信器)118が新たに設けられている。
また、中央制御室の制御盤または現場盤103には、電動弁102に取付けるセンサおよび信号伝送器(送信器)110の電源の投入・遮断を遠隔操作するための弁操作パネル116と、電源管理用の信号伝送器(送信器)119とが設けられている。
操作卓よりセンサや信号伝送器(送信器)の電源投入・遮断の遠隔制御は、電源管理用の信号伝送器の受信器118および送信器119により、弁操作パネル116からの遠隔制御信号を変調し、LSの状態(弁開閉)を検知する信号と周波数フィルタ等により分離して送受信する方法が用いられる。
なお、電源管理用の接点信号伝送器の電源管理用受信器118および送信器119による変調は、高周波変調に限定されない。信号線および動力線に影響を与えなければ、直流信号を重畳させてもよい。
本実施形態の弁漏洩検知システムによれば、センサデータを変調し、重畳して送受信する信号伝送器110、111とは別に、接点信号伝送器に指令を送る弁操作パネル116と、上記接点信号をLS信号線106または動力線107に重畳して送信する信号伝送器119と、遠隔操作弁に取付けて上記接点信号を受信する接点信号伝送器(電源管理用受信器)118とを新たに備えている。これにより、必要な時のみ漏洩検知センサおよびセンサデータを変調し重畳して送信する信号伝送器の電源を投入することで、信号伝送器およびセンサの稼動時間を削減させて過熱低減および耐久性向上が図れるものとなる。
[第5実施形態(図8、図9)]
本実施形態では、放射線環境下に使用可能とするために、鉛等の放射線遮蔽体にて信号伝送器を包み込み、電力線、および信号線は、図8に示すように、放射線が直線的に伝送器内部に入り込まないようにするため、矩形状に折曲した放射線遮蔽体によりカバーされた信号線出入口管201を介して外部に接続して、遮蔽効果を向上させるようになっている。
また、図9に示すように、映像はミラー202を介して矩形に曲がった通路である放射線遮蔽体によりカバーされた矩形映像入口管204を通すことにより、放射線遮蔽効果を高めることができるようになっている。
鉛等の放射線遮蔽体に代え、図9に示す電動弁駆動装置のケーシング203に、その機能を与えることも可能である。また、高温環境下において使用する弁においては、弁漏洩検知システムを設置する弁、隣接する弁あるは、配管の輻射熱を防ぐことが可能となる。梱包内部の熱は、電子冷却により冷却する。
従来の弁および弁駆動装置の診断については、診断装置を現場の弁近くに搬送し、信号線入力により診断する必要があったが、本実施形態のシステムによれば、弁操作室にて弁を多数まとめて診断できるので、診断作業量が大幅に削減できる。
[第6実施形態(図10)]
本実施形態では、図10に示すように、CCDカメラ108による映像信号またはマイクロフォン109による音声信号を重畳させ、中央制御室の制御盤103または現場盤で監視する弁漏洩検知システムにおいて、振動計302と振動計302から得られた電圧信号から振動信号を得る振動変換器303を電動弁102に備えるようになっている。すなわち、振動変換器303により得られた振動信号は、信号伝送器110により変調、重畳され、信号伝送器111に送信される。
また、制御盤または現場盤103には、受信した信号を分離、復調する信号伝送器111と分離、復調された振動データを表示する振動データ表示装置305を備える。
振動計302は、圧電式加速度計やプリアンプを内蔵した圧電式加速度計や非接触変位計等であり、振動状況を電圧信号で振動変換機303に出力するものである。振動計302が圧電式加速度計またはプリアンプを内蔵した圧電式加速度計である場合、振動変換器303は駆動電圧を印加する機能も兼ね備える。
振動計302は、電動弁102本体または電動弁102の周囲にある配管または機器に取り付けることで、それぞれの対象物の振動状況を把握することが可能となる。振動状況を定期的に監視し、比較することでそれぞれの対象物の異常や劣化状態を把握することが可能となる。
本実施形態では、電動弁102のもつ既存の信号線を利用し、振動信号を重畳して送信を可能とすることにより、振動計測用の信号線を新たに設置することなく、機器の振動状況を把握できるという効果がある。特に図4ないし図6に示すように、原子力発電所の格納容器内に設置された機器の振動状況を把握する場合については、運転中に振動計測のために現場への立ち入ることは不可能であり、振動計測用の信号線を新たに設置することも困難であることから、本発明の効果が大きい。
[第7実施形態(図11)]
本実施形態では、図11に示すように、電動弁102または周囲の情報を収集するセンサとして、複数のCCDカメラ108またはマイクロフォン109または振動計302を備えており、それぞれのセンサの信号を切り替えて信号伝送器110に送信する機能を持つ信号切替器302を有する。
制御盤または現場盤103には、弁操作パネル116により指示されたセンサの切り替え指示を信号伝送器111に送信する信号切替入力器301を備える。これにより、弁操作パネル116にて必要とするセンサの信号を入力することにより、電動弁102に設置した複数のCCDカメラ108またはマイクロフォン109または振動計302からの信号を切り替えて受信することが可能となる。
1台の電動弁102の信号線を用いて複数のCCDカメラ108やマイクロフォン109または振動計302の信号を切り替えて受信できることにより、信号伝送器110および信号伝送器111の構成を同じくして、複数の対象を監視できることとなり、機材を増やすことなく監視することが可能となる。
また、複数を設置できることから、1台のCCDカメラ108では監視の困難な場所に対しても監視することが可能となり、漏洩等の異常をミスなく検知することが可能となる。定期的に自動切換えを行う機能を信号切替入力器301に備えることにより、漏洩等の異常のより早期検知が可能となる。
[第8実施形態(図12)]
本実施形態は、図12に示すように、振動計302が圧電式センサとされている。そして、圧電式センサに正弦波または矩形波等の電圧信号を入力することにより、圧電素子320を加振させるようになっている。加振された圧電素子320の振動は、振動計302内の錘319を振動させることになり、結果的に振動計302を取り付けている対象物321を加振することとなる。
その結果、対象物321は振動し、その振動が振動計302で計測される。振動計302に入力する正弦波または矩形波等の電圧信号は、制御盤または現場盤103に備える加振波形入力器313により生成され、信号伝送器111により変調、重畳され電動弁102の信号伝送器110に送信される。信号伝送器110では、受信した信号を分離、復調し振動変換器303に電圧信号を送信する。
加振波形入力器313により、生成された加振波形314は、圧電式センサを駆動する電圧V0に圧電素子320を加振する矩形電圧V1を加えた電圧信号である。この電圧信号を圧電式センサに印加すると矩形電圧V1の入力により、圧電素子320が振動することによりおもり319が振動する。その結果、対象物321をハンマリングした状態となり、対象物は加速度波形315のような振動をする。この加速度波形315は、対象物321に取り付けられている振動計302により計測される。振動計302により計測された振動データは振動変換器303、信号伝送器110を通して制御盤または現場盤103に送信され、振動データ表示装置305に表示される。
本実施形態によれば、加振波形入力器313により入力した波形314と計測された波形315とから対象物321の応答を計測し、定期的に応答を比較することによって対象物321の劣化を検知することが可能である。
定期的に波形315の周波数分析結果322を比較すると、振動計302を取り付けた対象物321の劣化(ゆるみ、剛性低下等)が発生した場合、卓越する周波数が正常317から劣化318に低下する。このように、定期的に応答を比較することにより、劣化の検知を行うことが可能となる。
本発明では、他の発明と同様に、電動弁102のもつ既存の信号線を利用し、振動信号を重畳して送信を可能とすることにより、振動計測用の信号線を新たに設置する必要がない。さらに、機器の劣化状況を運転中に、しかも現場から離れた場所で把握できるという効果がある。また、振動計測に用いる振動計を加振源として使用することで、加振源となる装置を新たに追加する必要がない。
[第9実施形態(図13)]
本実施形態では、図13に示すように、CCDカメラ108またはマイクロフォン109または振動計302から得られた信号をデジタルデータに変換するデジタルデータ伝送器306と、デジタルデータを重畳し、送信する送信手段を有する信号伝送器110を備えている。また、受信した信号を分離、復調する信号伝送器111とデジタルデータとをアナログデータに変換するデジタルデータ伝送器304を備えている。デジタルデータ伝送器304および305は、送受信するデータを圧縮または復元する機能を有するものとしてよい。
本実施形態によれば、CCDカメラ108、マイクロフォン109または振動計302にて収集した信号の劣化を抑えた送信が可能となるとともに、データの圧縮処理が容易になるため、伝送するデータ量を縮小することによる伝送効率の向上を図ることができる。
[第10実施形態(図14)]
本実施形態では、図14に示すように、電動弁102、周囲の情報を収集するCCDカメラ108、マイクロフォン109または振動計302が無線通信器(子機)に備えられ、電動弁102に設置された無線通信器(親機)と無線通信を可能とする構成となっている。
無線通信機308のデジタル変換機(A/D)311により、CCDカメラ108またはマイクロフォン109または振動計302の信号はデジタル化され、通信部300により無線通信器307に送信される。
無線通信器307により受信したデータは、信号伝送器110により分離および重畳され、制御盤または現場盤103に送信される。
本実施形態によれば、電動弁102の周囲の情報を収集する場合に、電動弁102からケーブルを敷設する必要なく、CCDカメラ108、マイクロフォン109または振動計302を設置することができるという効果が奏される。
本発明の第1実施形態による弁漏洩検知システムの構成を示す概略図。 本発明の第1実施形態における電動弁構成を示す斜視図。 本発明の第1実施形態における電動弁構成を示す斜視図。 本発明の第1実施形態による弁漏洩検知システムの構成を示す図。 本発明の第2実施形態による弁漏洩検知システムの構成を示す概略図。 本発明の第3実施形態による弁漏洩検知システムの構成を示す図。 本発明の第4実施形態による弁漏洩検知システムの構成を示す図。 (a)、(b)、(c)、(d)は、本発明の第5実施形態による弁漏洩検知システムを示す説明図。 本発明の第5実施形態による弁漏洩検知システムの構成を示す図。 本発明の第6実施形態による弁漏洩検知システムの構成を示す図。 本発明の第7実施形態による弁漏洩検知システムの構成を示す図。 本発明の第8実施形態による弁漏洩検知システムの構成を示す図。 本発明の第9実施形態による弁漏洩検知システムの構成を示す図 本発明の第10実施形態による弁漏洩検知システムの構成を示す図。
符号の説明
1 原子炉格納容器内
2 格納容器壁
3 ペネトレーション部
4 弁用既設ケーブル
5 電動弁
6 モータ制御盤
7 検知装置
8 CCDカメラ
9 周音マイク
10 検知制御装置
12 電源
13 開閉スイッチ
14 配線
15 信号分離装置
16 操作機

Claims (9)

  1. 遠隔操作弁に設置され、CCDカメラおよび集音マイクを取付けた検知装置と、この検知装置により出力される検知信号を変調して前記遠隔操作弁の開閉信号に重畳させて伝達するケーブルと、このケーブルに接続される前記遠隔操作弁操作用の操作盤とを備え、前記操作盤内における分離手段および解析手段により前記検知信号の分離および解析を行い、前記遠隔操作弁およびその機器周辺の漏洩を検知することを特徴とする弁漏洩検知システム。
  2. 前記CCDカメラは、可視光線カメラまたは赤外線カメラであり、漏洩による温度の変化を検知する請求項1記載の弁漏洩検知システム。
  3. 前記ケーブルを、中間部にペネトレーションが存在する伝送インピーダンスが不均一な送信用ケーブルとし、この送信ケーブルを、前記遠隔操作弁に設置された前記CCDカメラおよび前記集音マイクを取付けた検知装置から検知したセンサデータを変調および重畳して送信する信号伝送器に接続し、変調周波数をカラー副搬送波以下に抑制することにより、伝送インピーダンスを不均一とし、発生する伝送信号の反射および干渉を軽減させる請求項1記載の弁漏洩検知システム。
  4. 弁の漏洩検知を行う制御盤から接点信号を送信する接点信号伝送器と、上記接点信号伝送器に指令を送る弁操作パネルと、遠隔操作弁に取付けて上記接点信号を受信する接点信号伝送器とを備え、上記弁操作パネルから電源ON/OFF信号を送信することにより、前記センサおよびセンサデータを変調し、重畳して送信する信号伝送器の電源のON/OFFを遠隔操作して、必要時以外の信号伝送器およびセンサの稼動時間を削減させる請求項1記載の弁漏洩検知システム。
  5. 信号伝送器に、弁もしくは弁駆動装置の診断をするための弁駆動モータ電流を計測する信号、弁のリミットスイッチ信号、弁ケーシング振動を計測する加速度信号、弁棒駆動トルクもしくは弁棒駆動トルクに代わる駆動ウォームのトルクスプリングの圧縮変位信号、または駆動ウォームの軸圧縮荷重信号を入力し、弁のリミットスイッチ信号線等を利用して、弁の操作室に伝送し、その信号を分離して、その信号を用いて弁および弁駆動装置の診断を遠隔の弁操作室にて実施する請求項1記載の弁漏洩検知システム。
  6. 弁本体または周囲の振動状況を計測する振動計測手段を有し、計測した振動信号を変調および重畳して送信する信号伝送器と、送られてきた重畳信号から振動信号を分離、復元する信号伝送器とを有する請求項1記載の弁漏洩検知システム。
  7. CCDカメラ、集音マイク、振動計等の弁本体または周囲の情報を収集するセンサを複数有し、複数のセンサのうち受信するセンサを切り替える機能を有する操作パネルと、操作パネルにより入力された切り替え信号を変調、重畳し送信する機能を持つ信号伝送器と、弁側に設置され、送られてきた切替信号により収録するセンサを切り替える切替手段を持つ信号伝送器を有する請求項1記載の弁漏洩検知システム。
  8. 振動計測手段が圧電式センサであり、正弦波または矩形波等形状を持つ電圧信号を入力する加振波形入力器と、加振波形入力器により入力された電圧信号を変調し、重畳し送信する信号伝送器と、弁体に設置され送られてきた電圧信号を分離復元し、圧電センサの圧電素子を加振する機能を有する信号伝送器とを備えた請求項1記載の弁漏洩検知システム。
  9. 計測手段である圧電式センサにより計測され、弁側に設置した信号伝送器により変調、重畳、送信され、盤側の信号伝送器により分離、復調された振動信号と、加振波形入力器により入力した信号から応答を算出し、その応答の変化から劣化を検知する劣化検知機能を有する請求項1記載の弁漏洩検知システム。
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