JP4155214B2 - 系統連系インバータ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、インバータ部の単独運転状態を検出する系統連系インバータ装置に関するものである。
本実施形態の系統連系インバータ装置は図16に示すように、直流電源1と、パワーコンディショナ2と、商用電力系統3と、負荷4とを備える。直流電源1は太陽光のエネルギーを直流電力に変換する太陽電池等で構成され、直流電源1が出力する直流電力はパワーコンディショナ2によって交流電力に変換される。パワーコンディショナ2及び商用電力系統3は交流電力を負荷4に連系して供給し、直流電源1の発電電力はパワーコンディショナ2を介して、商用電力系統3に連系している。
パワーコンディショナ2は、インバータ部2aと、解列用リレー2bと、電圧検出部2cと、単独運転検出装置2dと、系統連系保護装置2eとを備える。インバータ部2aは、直流電源1の直流電力を交流電力に変換し、解列用リレー2bを介して交流電力を出力する。電圧検出部2cは、解列用リレー2bを介したインバータ部2aの出力と商用電力系統3との連系点の電圧を検出して電圧検出信号を出力する。単独運転検出装置2dは、能動変動作成部20と単独運転判断部21とから構成され、能動変動作成部20は、インバータ部2aの出力電流を変動させるもので、単独運転判断部21は、電圧検出部2cが出力する連系点の電圧検出信号から、商用電力系統3が停止してインバータ部2aが単独運転状態になっているか否かを判断する。系統連系保護装置2eは、商用電力系統3が停止してインバータ部2aが単独運転状態になっていると単独運転判断部21が判断した場合に、解列用リレー2bを開動作させてインバータ部2aと商用電力系統3とを切り離す(解列動作)とともに、インバータ部2aの出力を停止させる。なお、インバータ部2aは電流フィードバックによって出力を制御しているが、図16ではインバータ部2aの出力電流を検出する電流検出部を省略している。
ここで、商用電力系統3で何らかの異常が発生して商用電力系統3からの電力供給が停止し、インバータ部2aが単独運転状態となった場合には、事故被害の拡大や、復旧作業者の感電等を避けるために、即座に単独運転判断部21で単独運転状態を検出し、インバータ部2aの出力停止と、解列用リレー2bによるインバータ部2aと商用電力系統3との解列動作を行う必要がある。
そこで単独運転判断部21では、過電圧検出機能(OV)、不足電圧検出機能(UV)、周波数上昇検出機能(OF)、周波数低下検出機能(UF)の他に、受動方式及び能動方式の2方式を併用することで、インバータ部2aの単独運転状態を検出している。
過電圧検出機能(OV)、不足電圧検出機能(UV)、周波数上昇検出機能(OF)、周波数低下検出機能(UF)は、インバータ部2aの単独運転状態になった時に生じる連系点の電圧や周波数の変化を検出するものである。受動方式は、単独運転移行時の電圧位相や周波数等の急変を検出する方式であり、一般に高速性に優れるという特徴を有している。受動方式には、電圧位相跳躍検出方式、3次高調波電圧歪急増検出方式、周波数変化率検出方式等がある。しかし、インバータ部2aの出力と負荷4の消費電力とが平衡する等の特殊な条件下においては、商用電力系統3からの電力供給の停止が発生したとしても、上述の過電圧検出機能(OV)、不足電圧検出機能(UV)、周波数上昇検出機能(OF)、周波数低下検出機能(UF)、及び受動方式では単独運転状態を検出できない場合がある。
そこで、能動方式を併用して、常時インバータ部2aの出力に変動を与えておき、単独運転時に顕著になるこの変動を検出する。この方式は原理的には不感帯領域がない点に優れている。能動方式には、周波数シフト方式、有効電力変動方式、無効電力変動方式等があり、以下、各方式における能動変動作成部20及び単独運転判断部21の動作について説明する。
まず、周波数シフト方式は、電圧検出部2cが出力する連系点の電圧検出信号を単独運転検出装置2dが取り込み、能動変動作成部20は、電圧検出信号の周波数が商用電力系統3の基本周波数(50Hzまたは60Hz)より高い場合、電圧検出信号の周波数に微少周波数αを加算した周波数を決定し、電圧検出信号の周波数が商用電力系統3の基本周波数より低い場合、電圧検出信号の周波数から微少周波数αを減算した周波数を決定する。そして、インバータ部2aは、能動変動作成部20で決定した周波数の電流を出力する。ここで、商用電力系統3に異常がない場合は、インバータ部2aの出力電流の周波数を微少周波数±α変動させても、商用電力系統3の周波数は基本周波数であり、その電力容量は大きいため、単独運転検出装置2dが取り込んだ電圧検出信号の周波数も基本周波数となる。しかし、商用電力系統3からの電力供給が停止して、インバータ部2aが単独運転状態となった場合には、単独運転検出装置2dが取り込んだ電圧検出信号の周波数は、インバータ部2aの出力電流の周波数に影響されるため、電圧検出信号の周波数は徐々に基本周波数から離れる方向に変動する。そして単独運転判断部21は、単独運転検出装置2dが取り込んだ電圧検出信号の周波数の基本周波数に対する変動量が所定量以上であれば、商用電力系統3が停止してインバータ部2aが単独運転状態になっていると判断し、系統連系保護装置2eは、解列用リレー2bを開動作させてインバータ部2aと商用電力系統3とを切り離すとともに、インバータ部2aの出力を停止させる。
次に、有効電力変動方式は、能動変動作成部20がインバータ部2aの出力電流の大きさを数周期ごとに微少量だけ変動させ、単独運転判断部21は、単独運転検出装置2dが取り込んだ電圧検出信号の波形がインバータ部2aの出力電流波形に影響されれば、商用電力系統3が停止してインバータ部2aが単独運転状態になっていると判断する。
次に、無効電力変動方式は、能動変動作成部20がインバータ部2aの出力電流の位相を数周期ごとに微少量だけ変動させ、単独運転判断部21は、単独運転検出装置2dが取り込んだ電圧検出信号の波形がインバータ部2aの出力電流波形に影響されれば、商用電力系統3が停止してインバータ部2aが単独運転状態になっていると判断する。
そして、電気用品認証における能動方式の試験では、パワーコンディショナ2を定格運転させ、いかなる負荷条件においても0.5〜1.0秒の規定時間の範囲内で単独運転を検出する必要がある。(例えば、特許文献1参照)
特開2000−14018号公報(段落番号[0002]〜[0007]、段落番号[0019]〜[0032]、図1、図2)
上記従来の系統連系インバータ装置では、インバータ部2aの出力電流はインバータ部2aの出力に比例しており、インバータ部2aは出力が小さいほど、出力電流も小さくなる。そして、能動変動作成部20で設定されてインバータ部2aの出力に与える微少な変動量(以下、能動変動量と称す)は図17に示すように、インバータ部2aの出力電流に関係なく一定であった。そのために、インバータ部2aの出力が小さく、且つ負荷4にグラインダ等の回転機負荷が接続された状態で、商用電力系統3が停止してインバータ部2aが単独運転状態になった場合、能動変動作成部20で設定された能動変動量では、電圧検出部2cが検出する連系点の電圧に変化が生じ難くなり、1.0秒以内に単独運転を検出できなくなるという問題があった。
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、出力が小さく且つ回転機負荷が接続された状態で、単独運転状態が発生した場合に、短時間で確実に単独運転を検出できる系統連系インバータ装置を提供することにある。
請求項1の発明は、直流電源と、直流電源が出力する直流電力を交流電力に変換して負荷に供給するインバータ部と、インバータ部と連系して負荷へ電力を供給する商用電力系統と、インバータ部の出力を変動させる能動変動作成手段と、インバータ部と商用電力系統との連系点における電気的状態を検出して検出信号を出力する検出手段と、前記検出信号の変動量に基づいて、商用電力系統が停止してインバータ部が単独運転状態になっているか否かを判断する能動方式を用いた単独運転判断手段と、インバータ部が単独運転状態になっていると単独運転判断手段が判断した場合に、インバータ部と商用電力系統とを切り離す系統連系保護手段とを備え、能動変動作成手段は、インバータ部の出力電流が小さいほど、インバータ部の出力に与える変動量を大きくして、インバータ部の出力を変動させ、前記連系点における電気的状態を変動させることを特徴とする。
この発明によれば、インバータ部の出力電流に応じて検出信号の変動量を設定でき、インバータ部の出力が小さく且つ回転機負荷が接続された状態で単独運転状態が発生した場合でも、検出信号の変動量を十分大きくでき、単独運転判断手段は短時間(例えば1.0秒以内)で確実に単独運転を検出できる。また、インバータ部の出力電流が大きくて単独運転時に回転機負荷による影響が小さい場合には、連系運転時のインバータ部の出力電流波形を、商用電力系統に同期した正弦波に近づけて高調波成分を減少させることができ、装置全体の効率、力率が向上する。
請求項2の発明は、請求項1において、前記能動変動作成手段は、前記インバータ部の出力電流の大きさが一定以上となった場合に、インバータ部の出力に与える変動量を最小となる一定値に固定することを特徴とする。
この発明によれば、インバータ部の出力電流が一定値以上で、単独運転時に回転機負荷による影響を受けない領域では、連系運転時のインバータ部の出力電流波形を、商用電力系統に同期した正弦波に最も近づけて高調波成分を減少させることができ、装置全体の効率、力率が向上する。
請求項3の発明は、請求項1または2において、前記能動変動作成手段は、前記インバータ部の出力電流の大きさに対応してインバータ部の出力に与える変動量に所定の幅を持たせ、該所定幅の変動量からランダムに選択してインバータ部の出力に与える変動量を決定することを特徴とする。
この発明によれば、複数のインバータ部が同一配線上に接続された状態で単独運転状態が発生した場合でも、他のインバータ部の出力に与えられる能動変動の干渉によって単独運転が検出できなくなってしまう事態を回避することができる。
請求項4の発明は、請求項1乃至3いずれかにおいて、前記能動変動作成手段は、前記インバータ部の出力に与える第1の変動量、及び第1の変動量より大きい第2の変動量をインバータ部の出力電流の大きさに応じて各々決定し、所定範囲内の数値からランダムに選択した数値に応じた時間間隔で、インバータ部の出力に与える変動量を、第1の変動量から第2の変動量に切り換えることを特徴とする。
この発明によれば、複数のインバータ部が同一配線上に接続された状態で単独運転状態が発生した場合でも、他のインバータ部の出力に与えられる能動変動の干渉によって単独運転が検出できなくなってしまう事態を回避することができるとともに、連系運転時のインバータ部の出力電流波形を、商用電力系統に同期した正弦波に近づけて高調波成分を減少させることができ、装置全体の効率、力率が向上する。
請求項5の発明は、請求項1または2において、前記能動変動作成手段は、前記インバータ部の出力に与える第1の変動量、及び第1の変動量より大きく且つ前記インバータ部の出力電流の大きさに対応して所定の幅を持つ第2の変動量をインバータ部の出力電流の大きさに応じて各々決定し、所定範囲内の数値からランダムに選択した数値に応じた時間間隔で、インバータ部の出力に与える変動量を、第1の変動量から第2の変動量に切り換え、第2の変動量は、前記所定幅の変動量からランダムに選択して決定されることを特徴とする。
この発明によれば、複数のインバータ部が同一配線上に接続された状態で単独運転状態が発生した場合でも、他のインバータ部の出力に与えられる能動変動の干渉によって単独運転が検出できなくなってしまう事態を回避することができるとともに、連系運転時のインバータ部の出力電流波形を、商用電力系統に同期した正弦波に近づけて高調波成分を減少させることができ、装置全体の効率、力率が向上する。
以上説明したように、本発明では、能動変動作成手段は、インバータ部の出力電流に応じて検出信号の変動量を設定でき、インバータ部の出力が小さく且つ回転機負荷が接続された状態で単独運転状態が発生した場合でも、検出信号の変動量を十分大きくでき、単独運転判断手段は短時間で確実に単独運転を検出できるという効果がある。また、インバータ部の出力電流が大きくて単独運転時に回転機負荷による影響が小さい場合には、連系運転時のインバータ部の出力電流波形を、商用電力系統に同期した正弦波に近づけて高調波成分を減少させることができ、装置全体の効率、力率が向上する。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
本実施形態の系統連系インバータ装置の構成は図1に示すように、図16に示す従来の系統連系インバータ装置にインバータ部2aの出力電流を検出して電流検出信号を出力する電流検出部2fを備え、能動変動作成部20は、電圧検出部2cが出力する連系点の電圧検出信号だけでなく、電流検出部2fが出力する電流検出信号も取り込む。なお、電流検出部2fは、従来、電流フィードバック用に備えているものを兼用させれば、新たに設ける必要はない。また電流検出信号は、直流電源1の発電電力からインバータ部2aの出力電流値を算出して生成してもよい。そして図2に示すように、インバータ部2aの出力電流が小さい場合には、商用電力系統3が停止してインバータ部2aが単独運転している時に電圧検出部2cが検出する連系点の電圧に生じる変動が大きく現れるように、能動変動作成部20は、インバータ部2aの出力に与える変動量(以下、能動変動量と称す)を、インバータ部2aの出力電流が小さくなるにしたがって線形に大きくなるように決定する。したがって、インバータ部2aの出力電流が小さく且つ負荷4に回転機負荷が接続された状態で単独運転状態が発生した場合でも、電圧検出信号の変動量が十分大きくなり、単独運転判断部21は短時間で確実に単独運転を検出でき、系統連系保護装置2eは、解列用リレー2bを開動作させてインバータ部2aと商用電力系統3とを切り離すとともに、インバータ部2aの出力を停止させることができる。
ここでいう能動変動量とは、能動方式に周波数シフト方式を用いる場合は、電圧検出部2cが出力する連系点の電圧検出信号の周波数に基づいて能動変動作成部20がインバータ部2aの出力電流の周波数を決定するときに電圧検出信号の周波数に加える微少周波数±αの絶対値のことである。図3は、電圧検出信号周波数とインバータ部2の出力電流周波数との関係をインバータ部2aの出力に対応させて特性S1〜S5に示す。特性S1は出力3.0kW時(定格運転時)、特性S2は出力2.5kW時、特性S3は出力2.0kW時、特性S4は出力1.5kW時、特性S5は出力1.0kW時の各関係を示す。ここで、インバータ部2aは出力が小さいほど出力電流も小さくなっており、定格運転時には、インバータ部2aの出力に与える能動変動量すなわち微少周波数α=0.1Hz(特性S1参照)とし、インバータ部2aの出力電流が小さくなるにしたがって、微少周波数α=0.2Hz(特性S2参照)、微少周波数α=0.3Hz(特性S3参照)、微少周波数α=0.4Hz(特性S4参照)、微少周波数α=0.5Hz(特性S5参照)、...となるように設定している。なお、図3では微少周波数+αについて示しているが、微少周波数−αについても同様である。
能動方式に有効電力変動方式を用いる場合、能動変動量とは、能動変動作成部20がインバータ部2aの出力電流の大きさを決定するときにインバータ部2aの出力電流に加える微少電流値や、その変動周期のことであり、インバータ部2aが定格運転(インバータ部2aの出力電流=15A)しているときは、電圧検出信号の30周期毎に出力電流を1%増(15.15A)とし、インバータ部2aの出力電流が小さくなるにしたがって、インバータ部2aの出力電流を電圧検出信号の30周期毎に2%増、3%増、...となるように設定している。また、変動周期の場合は、インバータ部2aが定格運転しているときは、電圧検出信号の30周期毎に出力電流を1%増とし、インバータ部2aの出力電流が小さくなるにしたがって、電圧検出信号の25周期毎に1%増、20周期毎に1%増、...となるように設定している。あるいは、インバータ部2aが定格運転しているときは、電圧検出信号の30周期毎に出力電流の1%増を1周期とし、インバータ部2aの出力電流が小さくなるにしたがって、電圧検出信号の30周期毎に出力電流の1%増を2周期、出力電流の1%増を3周期、...となるように設定してもよい。
能動方式に無効電力変動方式を用いる場合、能動変動量とは、能動変動作成部20がインバータ部2aの出力電流の位相差を決定するときにインバータ部2aの出力電流の位相差(通常は位相差0度)に加える微少位相量や、その変動周期のことであり、インバータ部2aが定格運転しているときは、電圧検出信号の30周期毎に出力電流の位相差を1度増とし、インバータ部2aの出力電流が小さくなるにしたがって、インバータ部2aの出力電流の位相を電圧検出信号の30周期毎に2度増、3度増、...となるように設定している。また、変動周期の場合は、インバータ部2aが定格運転しているときは、電圧検出信号の30周期毎に出力電流の位相差を1度増とし、インバータ部2aの出力電流が小さくなるにしたがって、電圧検出信号の25周期毎に1度増、20周期毎に1度増、...となるように設定している。あるいは、インバータ部2aが定格運転しているときは、電圧検出信号の30周期毎に出力電流の位相差の1度増を1周期とし、インバータ部2aの出力電流が小さくなるにしたがって、電圧検出信号の30周期毎に出力電流の位相差の1度増を2周期、出力電流の位相差の1度増を3周期、...となるように設定してもよい。
(実施形態2)
本実施形態の系統連系インバータ装置の構成は実施形態1と同様に図1に示される。そして図4に示すように、インバータ部2aの出力電流が小さい場合には、商用電力系統3が停止してインバータ部2aが単独運転している時に電圧検出部2cが検出する連系点の電圧に生じる変動が大きく現れるように、能動変動作成部20は、インバータ部2aの出力に与える能動変動量を、インバータ部2aの出力電流が小さくなるにしたがって大幅に大きくなるように、インバータ部2aの出力電流の大きさを変数とする反比例関数を用いて決定する。したがって、インバータ部2aの出力電流が小さく且つ負荷4に回転機負荷が接続された状態で単独運転状態が発生した場合でも、電圧検出信号の変動量が十分大きくなり、単独運転判断部21は短時間で確実に単独運転を検出でき、系統連系保護装置2eは、解列用リレー2bを開動作させてインバータ部2aと商用電力系統3とを切り離すとともに、インバータ部2aの出力を停止させることができる。また、インバータ部2aの出力電流が大きくて、単独運転時に回転機負荷による影響が小さい場合は、連系運転時のインバータ部2aの出力電流波形を、商用電力系統3に同期した正弦波に可能な限り近づけて高調波成分を減少させることができ、装置全体の効率、力率が向上する。
図5は、能動方式に周波数シフト方式を用いる場合について、電圧検出信号周波数とインバータ部2の出力電流周波数との関係を示しており、特性S11は出力3.0kW時(定格運転時)、特性S12は出力2.5kW時、特性S13は出力2.0kW時、特性S14は出力1.5kW時、特性S15は出力1.0kW時の各関係を示す。ここで、インバータ部2aは出力が小さいほど出力電流も小さくなっており、定格運転時には、インバータ部2aの出力に与える能動変動量すなわち微少周波数α=0.1Hz(特性S11参照)とし、インバータ部2aの出力電流が小さくなるにしたがって、出力2.0kW時には微少周波数α=0.2Hz(特性S13参照)、出力1.5kW時には微少周波数α=0.3Hz(特性S14参照)、出力1.2kW時には微少周波数α=0.4Hz、...となるように設定している。なお、図5では微少周波数+αについて示しているが、微少周波数−αについても同様である。
(実施形態3)
図1に示される系統連系インバータ装置では、インバータ部2aの出力電流が一定値以上であれば、負荷4にどのような回転機負荷が接続されようとも、単独運転検出装置2dが有する能動方式によって単独運転状態を1秒以内に確実に検出できる領域がある。そこで本実施形態では、実施形態1の能動変動作成部20で決定される能動変動量(図2参照)を、図6に示すようにインバータ部2aの出力電流が一定値以上で、負荷4の回転機負荷による影響がない領域A1では、能動変動量を最小となる一定値に固定し、実施形態2の能動変動作成部20で決定される能動変動量(図4参照)を、図7に示すようにインバータ部2aの出力電流が一定値以上で、負荷4の回転機負荷による影響がない領域A2では、能動変動作成部20で決定される能動変動量を最小となる一定値に固定する。したがって、インバータ部2aの出力電流が一定値以上で、単独運転時に回転機負荷による影響を受けない領域では、連系運転時のインバータ部2aの出力電流波形を、商用電力系統3に同期した正弦波に最も近づけて高調波成分を減少させることができ、装置全体の効率、力率が向上する。
図8は、能動方式に周波数シフト方式を用いる場合について、電圧検出信号周波数とインバータ部2の出力電流周波数との関係を示しており、特性S21は出力2.0〜3.0kW時、特性S22は出力1.5kW時、特性S23は出力1.0kW時の各関係を示す。ここで、インバータ部2aは出力が小さいほど出力電流も小さくなっており、出力2.0kW以上時には、インバータ部2aの出力に与える能動変動量すなわち微少周波数α=0.1Hz(特性S21参照)とし、インバータ部2aの出力電流が小さくなるにしたがって、出力1.5kW時には微少周波数α=0.2Hz(特性S22参照)、出力1.0kW時には微少周波数α=0.3Hz(特性S23参照)、...となるように設定している。なお、図8では微少周波数+αについて示しているが、微少周波数−αについても同様である。
(実施形態4)
本実施形態の系統連系インバータ装置の構成は実施形態1と同様に図1に示される。そして本実施形態では、実施形態1の能動変動作成部20で決定される能動変動量(図2参照)に、図9に示すようにインバータ部2aの出力電流の大きさに対応して一定の幅W1を持たせて、幅W1の変動量からランダムに選択して能動変動量を決定し、また、実施形態3の能動変動作成部20で決定される能動変動量(図7参照)に、図10に示すようにインバータ部2aの出力電流の大きさに対応して幅W2を持たせて、幅W2の変動量からランダムに選択して能動変動量を決定する。ここで、インバータ部2aの出力電流が大きいほど幅W2は大きく設定され、インバータ部2aの出力電流が一定値以上で、負荷4の回転機負荷による影響がない領域A1では、幅W2は一定となる。したがって本実施形態では、複数のパワーコンディショナ2が同一配線上に接続された状態で単独運転状態が発生した場合でも、他のパワーコンディショナ2の出力に与えられる能動変動の干渉によって単独運転が検出できなくなってしまう事態を回避することができる。
図11は、能動方式に周波数シフト方式を用いる場合について、電圧検出信号周波数とインバータ部2の出力電流周波数との関係を示しており、特性S31は出力3.0kW時、特性S32は出力1.0kW時の各関係を示す。ここで、インバータ部2aは出力が小さいほど出力電流も小さくなっており、出力3.0kW時には、インバータ部2aの出力に与える能動変動量すなわち微少周波数α=0.1〜0.2Hzの範囲内からランダムに選択し(特性S31参照)、インバータ部2aの出力電流が小さくなるにしたがって、出力2.0kW時には、微少周波数α=0.2〜0.3Hzの範囲内からランダムに選択し、出力1.0kW時には、微少周波数α=0.3〜0.4Hzの範囲内からランダムに選択している(特性S32参照)。なお、図11では微少周波数+αについて示しているが、微少周波数−αについても同様である。
また、実施形態2の能動変動作成部20で決定される能動変動量(図4参照)に、インバータ部2aの出力電流の大きさに対応してインバータ部2aの出力電流が大きいほど広くなる幅を持たせて、その幅内の変動量からランダムに選択して能動変動量を決定してもよく、あるいは、実施形態3の能動変動作成部20で決定される能動変動量(図6参照)に、インバータ部2aの出力電流の大きさに対応して一定の幅を持たせて、その幅内の変動量からランダムに選択して能動変動量を決定してもよく、いずれの場合も上記同様の効果を奏する。
(実施形態5)
本実施形態の系統連系インバータ装置の構成は実施形態1と同様に図1に示される。そして本実施形態では、実施形態1の能動変動作成部20で決定される能動変動量(図2参照)を、図12に示すように、インバータ部2aの出力電流に対する特性Y1と、能動変動量が特性Y1より大きい特性Y2との2つの特性に設定しておき、常時は能動変動量が小さい特性Y1からインバータ部2aの出力電流に対応して能動変動量を決定する。そして、能動変動作成部20は所定範囲内の数値からランダムに数値を選択し、その選択した数値に応じた時間間隔で、インバータ部2aの出力に与える変動量を、能動変動量が大きい特性Y2からインバータ部2aの出力電流に対応して決定する。すなわち、ランダムに選択した時間間隔で、特性Y1から特性Y2に切り換えるのである。したがって、複数のパワーコンディショナ2が同一配線上に接続された状態で単独運転状態が発生した場合でも、他のパワーコンディショナ2の出力に与えられる能動変動の干渉によって単独運転が検出できなくなってしまう事態を回避することができるとともに、常時は能動変動量が小さい特性Y1を用いることで、連系運転時のインバータ部2aの出力電流波形を、商用電力系統3に同期した正弦波に近づけて高調波成分を減少させることができ、装置全体の効率、力率が向上する。
図13は、能動方式に周波数シフト方式を用いる場合について、電圧検出信号周波数とインバータ部2の出力電流周波数との関係を示しており、特性S41aは出力3.0kW時の上記特性Y1に対応し、特性S41bは出力3.0kW時の上記特性Y2に対応し、特性S42aは出力1.0kW時の上記特性Y1に対応し、特性S42bは出力1.0kW時の上記特性Y2に対応する。ここで、インバータ部2aは出力が小さいほど出力電流も小さくなっており、通常、出力3.0kW時には、インバータ部2aの出力に与える能動変動量すなわち微少周波数α=0.1Hzとし(特性S41a参照)、出力1.0kW時には、微少周波数α=0.3Hzに設定する(特性S42a参照)。そして、3〜6の範囲からランダムに数値を選択し、選択した数値分の電圧検出信号の周期毎に、出力3.0kW時には微少周波数α=0.2Hzに切り換え(特性S41b参照)、出力1.0kW時には微少周波数α=0.4Hzに切り換える(特性S42b参照)。なお、図13では微少周波数+αについて示しているが、微少周波数−αについても同様である。
また、実施形態2の能動変動作成部20で決定される能動変動量(図4参照)、及び実施形態3の能動変動作成部20で決定される能動変動量(図6参照)についても、上記同様に、特性Y1と、能動変動量が特性Y1より大きい特性Y2との2つの特性を設定すれば、上記同様の効果を奏する。
(実施形態6)
本実施形態の系統連系インバータ装置の構成は実施形態1と同様に図1に示される。そして本実施形態では、実施形態5の能動変動作成部20で決定される能動変動量(図12参照)を、図14に示すように、特性Y2の能動変動量にのみ一定の幅W3を持たせて、特性Y2においては幅W3の変動量からランダムに選択して能動変動量を決定している。
図15は、能動方式に周波数シフト方式を用いる場合について、電圧検出信号周波数とインバータ部2の出力電流周波数との関係を示しており、特性S51aは出力3.0kW時の上記特性Y1に対応し、特性S51bは出力3.0kW時の上記特性Y2に対応し、特性S52aは出力1.0kW時の上記特性Y1に対応し、特性S52bは出力1.0kW時の上記特性Y2に対応する。ここで、インバータ部2aは出力が小さいほど出力電流も小さくなっており、通常、出力3.0kW時には、インバータ部2aの出力に与える能動変動量すなわち微少周波数α=0.1Hzとし(特性S51a参照)、出力1.0kW時には、微少周波数α=0.3Hzに設定する(特性S52a参照)。そして、3〜6の範囲からランダムに数値を選択し、選択した数値分の電圧検出信号の周期毎に、出力3.0kW時には微少周波数α=0.20〜0.25Hzの範囲内からランダムに選択し(特性S51b参照)、出力1.0kW時には微少周波数α=0.40〜0.45Hzの範囲内からランダムに選択している(特性S52b参照)。なお、図15では微少周波数+αについて示しているが、微少周波数−αについても同様である。
また、上記実施形態2〜6において、能動方式に有効電力変動方式、または無効電力変動方式を用いた場合も、周波数シフト方式を用いた場合と同様の効果を得ることができる。
本発明の実施形態1〜6の系統連系インバータ装置の構成を示す図である。 本発明の実施形態1の系統連系インバータ装置の能動変動量特性を示す図である。 同上のインバータ部の出力電流の周波数特性を示す図である。 本発明の実施形態2の系統連系インバータ装置の能動変動量特性を示す図である。 同上のインバータ部の出力電流の周波数特性を示す図である。 本発明の実施形態3の系統連系インバータ装置の第1の能動変動量特性を示す図である。 同上の第2の能動変動量特性を示す図である。 同上のインバータ部の出力電流の周波数特性を示す図である。 本発明の実施形態4の系統連系インバータ装置の第1の能動変動量特性を示す図である。 同上の第2の能動変動量特性を示す図である。 同上のインバータ部の出力電流の周波数特性を示す図である。 本発明の実施形態5の系統連系インバータ装置の能動変動量特性を示す図である。 同上のインバータ部の出力電流の周波数特性を示す図である。 本発明の実施形態6の系統連系インバータ装置の能動変動量特性を示す図である。 同上のインバータ部の出力電流の周波数特性を示す図である。 従来の系統連系インバータ装置の構成を示す図である。 従来の能動変動量特性を示す図である。
符号の説明
1 直流電源
2 パワーコンディショナ
3 商用電力系統
4 負荷
2a インバータ部
2b 解列用リレー
2c 電圧検出部
2d 単独運転検出装置
2e 系統連系保護装置
2f 電流検出部
20 能動変動作成部
21 単独運転判断部

Claims (5)

  1. 直流電源と、直流電源が出力する直流電力を交流電力に変換して負荷に供給するインバータ部と、インバータ部と連系して負荷へ電力を供給する商用電力系統と、インバータ部の出力を変動させる能動変動作成手段と、インバータ部と商用電力系統との連系点における電気的状態を検出して検出信号を出力する検出手段と、前記検出信号の変動量に基づいて、商用電力系統が停止してインバータ部が単独運転状態になっているか否かを判断する能動方式を用いた単独運転判断手段と、インバータ部が単独運転状態になっていると単独運転判断手段が判断した場合に、インバータ部と商用電力系統とを切り離す系統連系保護手段とを備え、能動変動作成手段は、インバータ部の出力電流が小さいほど、インバータ部の出力に与える変動量を大きくして、インバータ部の出力を変動させ、前記連系点における電気的状態を変動させることを特徴とする系統連系インバータ装置。
  2. 前記能動変動作成手段は、前記インバータ部の出力電流の大きさが一定以上となった場合に、インバータ部の出力に与える変動量を最小となる一定値に固定することを特徴とする請求項1記載の系統連系インバータ装置。
  3. 前記能動変動作成手段は、前記インバータ部の出力電流の大きさに対応してインバータ部の出力に与える変動量に所定の幅を持たせ、該所定幅の変動量からランダムに選択してインバータ部の出力に与える変動量を決定することを特徴とする請求項1または2記載の系統連系インバータ装置。
  4. 前記能動変動作成手段は、前記インバータ部の出力に与える第1の変動量、及び第1の変動量より大きい第2の変動量をインバータ部の出力電流の大きさに応じて各々決定し、所定範囲内の数値からランダムに選択した数値に応じた時間間隔で、インバータ部の出力に与える変動量を、第1の変動量から第2の変動量に切り換えることを特徴とする請求項1乃至3いずれか記載の系統連系インバータ装置。
  5. 前記能動変動作成手段は、前記インバータ部の出力に与える第1の変動量、及び第1の変動量より大きく且つ前記インバータ部の出力電流の大きさに対応して所定の幅を持つ第2の変動量をインバータ部の出力電流の大きさに応じて各々決定し、所定範囲内の数値からランダムに選択した数値に応じた時間間隔で、インバータ部の出力に与える変動量を、第1の変動量から第2の変動量に切り換え、第2の変動量は、前記所定幅の変動量からランダムに選択して決定されることを特徴とする請求項1または2記載の系統連系インバータ装置。
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