JP4154172B2 - 同期機の励磁制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、同期機の励磁制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図9において、自動電圧調整装置が1重化構成の従来の励磁制御装置の1例を説明する。図9において、1は界磁巻線2を備えた同期機である。この同期機1の出力端は主変圧器3、系統並列用遮断器4を介して電力系統5に接続されている。又、6は界磁遮断器7を介して同期機1の界磁巻線2に接続されたサイリスタ整流器である。サイリスタ整流器6の交流側入力端は、励磁用変圧器8を介して同期機1の出力端に接続されている。
【0003】
14は同期機1の界磁電流を検出する手段として設けられた計器用変流器であり、15は界磁電流検出器である。9は同期機1の励磁制御を行なう自動電圧調整装置である。自動電圧調整機能10は、計器用変圧器12及び出力電圧検出器13を介して同期機1の出力電圧を電圧設定器11で設定された電圧になるように、上記サイリスタ整流器6を位相制御するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
計器用変圧器12からの入力がない状態で同期機を起動した場合、出力電圧検出器13の出力はゼロとなり、自動電圧調整機能10の出力はサイリスタ整流器6の出力を上げるように制御するため、同期機1の出力電圧が上昇して過電圧となり、同期機1を破損する恐れがある。
【0005】
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、同期機の起動に際して同期機の破損を防止させることの可能な同期機の励磁制御装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の[請求項1]に係る同期機の励磁制御装置は、同期機の出力電圧と界磁電流とを検出する手段を有し、同期機が電力系統に接続された状態で自動電圧調整装置を用いて運転を行なう同期機の励磁制御装置において、同期機の起動時に前記界磁電流より予め定められた出力電圧を予測して出力電圧予測値を出力する手段と、前記同期機の出力電圧と前記出力電圧予測値とを比較し、これが予め定められたその相関関係から逸脱した場合は、出力電圧又は界磁電流の異常と判断する手段と、前記異常と判断したとき同期機の界磁電流を減衰させる手段とを備えることにより、同期機に過電圧が発生して同期機を破損する前に同期機の界磁電流を減衰させる。
【0007】
また、本発明の[請求項1]に係る同期機の励磁制御装置は、同期機起動後に予め定められた一定時間は、電圧設定器の値を100%以下の任意の値にしておき、前記出力電圧と前記出力電圧予測値とを比較し、これが予め定められたその相関関係から逸脱していない場合は、電圧設定器の値を100%に切替えて起動する手段を備え、かつ、前記相関関係から逸脱した場合は、出力電圧又は界磁電流の異常と判断する手段と、前記異常と判断したとき同期機の界磁電流を減衰させる手段とを備えることにより、同期機に過電圧が発生して同期機を破損する前に同期機の界磁電流を減衰させる。
【0008】
本発明の[請求項2]に係る同期機の励磁制御装置は、[請求項1]において、界磁電流よりその変化率を検出する手段と、前記界磁電流の変化率と、同期機起動時に出力すべき界磁電流の変化率を設定した値とを比較し、予め定められた一定時間を継続して、前記界磁電流の変化率がその設定した値より逸脱した場合は、出力電圧又は界磁電流の異常と判断する手段と、前記異常と判断したとき同期機の界磁電流を減衰させる手段とを備えることにより、同期機に過電圧が発生して同期機を破損する前に同期機の界磁電流を減衰させる。
【0009】
また、本発明の[請求項2]に係る同期機の励磁制御装置は、同期機起動後の予め定められた一定時間は、電圧設定器の値を100%以下の任意の値にしておき、前記界磁電流の変化率が設定した値より逸脱していない場合は、前記電圧設定器の値を100%に切替えて起動する手段と、かつ、前記界磁電流の変化率が設定した値より逸脱した場合は、出力電圧又は界磁電流の異常と判断する手段と、前記異常と判断したとき同期機の界磁電流を減衰させる手段とを備えることにより、同期機に過電圧が発生して同期機を破損する前に同期機の界磁電流を減衰させる。
【0010】
本発明の[請求項3]に係る同期機の励磁制御装置は、[請求項1]において、サイリスタ整流器への位相制御指令値を検出する手段と、前記位相制御指令値と、同期機起動時に出力すべき位相制御指令値を設定した値とを比較し、予め定められた一定時間を継続して、前記位相制御指令値がその設定した値より逸脱した場合は、出力電圧又は界磁電流の異常と判断する手段と、前記異常と判断したとき同期機の界磁電流を減衰させる手段とを備えることにより、同期機に過電圧が発生して同期機を破損する前に同期機の界磁電流を減衰させる。
【0011】
また、本発明の[請求項3]に係る同期機の励磁制御装置は、同期機起動後の予め定められた一定時間は、電圧設定器の値を100%以下の任意の値にしておき、前記位相制御指令値が設定した値より逸脱していない場合は、前記電圧設定器の値を100%に切替えて起動する手段と、かつ、前記位相制御指令値が設定した値より逸脱した場合は、出力電圧又は界磁電流の異常と判断する手段と、前記異常と判断したとき同期機の界磁電流を減衰させる手段とを備えることにより、同期機に過電圧が発生して同期機を破損する前に同期機の界磁電流を減衰させる。
【0012】
本発明の[請求項4]に係る同期機の励磁制御装置は、[請求項3]において、界磁電圧を検出する手段と、前記出力電圧と前記界磁電圧より予め定められた位相制御指令値を予測して出力する手段と、前記位相制御指令値と前記位相制御指令予測値とを比較し、これが予め定められたその相関関係より逸脱した場合は、出力電圧又は界磁電圧の異常と判断する手段と、前記異常と判断したとき同期機の界磁電流を減衰させる手段とを備えることにより、同期機に過電圧が発生して同期機を破損する前に同期機の界磁電流を減衰させる。
【0013】
また、本発明の[請求項4]に係る同期機の励磁制御装置は、同期機起動後に予め定められた一定時間は、電圧設定器の値を100%以下の任意の値にしておき、前記位相制御指令値と前記位相制御指令予測値とを比較し、その相関関係から逸脱していない場合は、前記電圧設定器の値を100%に切替えて起動する手段と、かつ、前記相関関係から逸脱した場合は、出力電圧又は界磁電圧の異常と判断する手段と、前記異常と判断したとき同期機の界磁電流を減衰させる手段とを備えることにより、同期機に過電圧が発生して同期機を破損する前に同期機の界磁電流を減衰させる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細を説明する。なお、図1〜図4は、本発明を説明するための第1〜第4の参考例である。
第1の参考例
図1は本発明の第1の参考例を示す同期機の励磁制御装置の構成図である。図1において、図9と同一符号は、同一部分又は相当分を示し、既に説明した部分は省略することとし、その差異部分について説明する。
【0015】
16は界磁電流検出器より出力された界磁電流値を入力し出力電圧予測値を出力する関数設定器である。17は出力電圧検出器13より出力された出力電圧値と関数設定器16より出力された出力電圧予測値とを比較し、その差分を出力する演算回路である。
【0016】
18は演算回路17より出力された演算結果(差分)をレベル判定回路(上限値)18A、又はレベル判定回路(下限値)18Bと比較し、その結果、異常と判定すれば、オア回路18Cを介して入力異常を出力する自己診断回路である。19は自己診断回路18より出力された異常判定結果より自動電圧調整機能10よりサイリスタ整流器6へ出力する位相制御指令値を停止(オフ)させると共に、界磁遮断器7へ開放指令を出力する停止回路である。
【0017】
次に本参考例の動作について説明する。本参考例によれば、図1において界磁電流検出器15より出力された界磁電流値を関数設定器16に取り込み、関数設定器16より求められる出力電圧予測値と、出力電圧検出器13から出力された出力電圧値とを演算回路17にて比較する。正常に同期機が起動すれば、関数設定器16より求められる出力電圧予測値と、出力電圧検出器13から出力された出力電圧値は、ほぼ同等の値となる。
【0018】
しかし、何らかの異常により計器用変圧器12からの入力がゼロとなり演算回路17の出力に差が発生した場合は、自己診断回路18内のレベル判定回路(上限値)18A、又はレベル判定回路(下限値)18Bにより、出力電圧値又は界磁電流値の異常と判断する。
【0019】
そしてオア回路18Cを介して停止回路19により、自動電圧調整機能10よりサイリスタ整流器6へ出力する位相制御指令値を停止(オフ)させ、かつ、界磁遮断器7へ開放指令を出力することで、同期機の界磁電流を減衰させて同期機の出力電圧が過電圧となることを防止して、同期機を破損させる可能性を低減することができる。
【0020】
参考例によれば、同期機の起動時において、界磁電流値より求められる出力電圧予測値と出力電圧値とを比較して、それらに差が発生すれば、出力電圧又は界磁電流の異常と判断し、その後、同期機の界磁電流を減衰させることにより、同期機に過電圧が発生することを防止できる。
【0021】
第2の参考例
図2は本発明の第2の参考例を示す同期機の励磁制御装置の構成図である。図2において、図1と同一符号は、同一部分又は相当分を示し、既に説明した部分は省略することとし、図1との構成の差異部分について説明する。
【0022】
20は界磁電流検出器15より出力された界磁電流値を入力し界磁電流の変化率を出力する電流変化率検出器、18は電流変化率検出器20より出力された界磁電流の変化率をレベル判定回路18Dで設定された値と比較し、その結果が確認タイマ18Fで設定された一定時間を継続して検出した場合は、異常と判定する自己診断回路である。その他の構成は図1と同様である。
【0023】
次に本参考例の動作について説明する。図2において、界磁電流検出器15より出力された界磁電流値を電流変化率検出器20にて検出する。正常に同期機が起動すれば、界磁電流の変化率は、出力電圧が電圧設定器11で設定された値に近づくに連れて小さくなるが、何らかの異常により計器用変圧器12からの入力がゼロとなると、同期機の出力電圧を上げようとするため、必然的に界磁電流を更に流し続けることにより、変化率は不変のままとなる。
【0024】
従って、電流変化率検出器20より出力された界磁電流の変化率が、自己診断回路18内のレベル判定回路18Dで設定された変化率を確認タイマ18Fで設定された一定時間を継続して出力した場合は、出力電圧値又は界磁電流値の異常と判断する。
【0025】
そして、停止回路19により、自動電圧調整機能10よりサイリスタ整流器6へ出力する位相制御指令値を停止(オフ)させ、かつ、界磁遮断器7へ開放指令を出力することで、同期機の界磁電流を減衰させて同期機の出力電圧が過電圧となることを防止して、同期機を破損させる可能性を低減することができる。
【0026】
参考例によれば、同期機の起動時において、界磁電流の変化率異常と判断した場合は、出力電圧又は界磁電流の異常と判断し、その後、同期機の界磁電流を減衰させることにより、同期機に過電圧が発生することを防止できる。
【0027】
第3の参考例
図3は本発明の第3の参考例を示す同期機の励磁制御装置の構成図である。図3において、図1と同一符号は、同一部分又は相当分を示し、既に説明した部分は省略することとし、図9及び図1との構成の差異について説明する。
【0028】
21は自動調整機能10よりサイリスタ整流器6へ出力する位相制御指令値を検出する位相制御指令検出器である。18は位相制御指令検出器21より出力された位相制御指令値をレベル判定回路18Eで設定された値と比較し、その結果が確認タイマ18Fで設定された一定時間を継続して検出した場合は、異常と判定する自己診断回路である。
【0029】
次に本参考例の動作について説明する。図3において、自動電圧調整機能10よりサイリスタ整流器6へ出力された位相制御指令値を位相制御指令検出器21にて検出する。正常に同期機が起動すれば、位相制御指令値が最小指令値(フォーシング)となる時間は決まっているが、何らかの異常により計器用変圧器12からの入力がゼロとなると、同期機の出力を上げようとするため、必然的に位相制御指令値がフォーシング状態を長時間に渡り継続することになる。
【0030】
従って、位相制御指令検出器21より出力された位相制御指令値が、自己診断回路18内のレベル判定回路18Eで設定されたフォーシングレベルを確認タイマ18Fで設定された一定時間を継続して検出した場合は、出力電圧又は界磁電流の異常と判断する。
【0031】
そして停止回路19により、自動電圧調整機能10よりサイリスタ整流器6へ出力する位相制御指令値を停止(オフ)させ、かつ、界磁遮断器7へ開放指令を出力することで、同期機の界磁電流を減衰させて同期機の出力が過電圧となることを防止して、同期機を破損させる可能性を低減することができる。
【0032】
参考例によれば、同期機の起動時において、サイリスタ整流器へ出力される位相制御指令値の最少指令値(フォーシング)が長時間継続した場合は、出力電圧又は界磁電流の異常と判断し、その後、同期機の界磁電流を減衰させることにより、同期機に過電圧が発生することを防止できる。
【0033】
第4の参考例
図4は本発明の第4の参考例を示す同期機の励磁制御装置の構成図である。図4において、図1及び図3と同一符号は、同一部分又は相当分を示し、既に説明した部分は省略することとし、図1及び図3との差異について説明する。
【0034】
22は界磁電圧を計測するための計器用変換器、23は計器用変換器22より出力される界磁電圧値を検出する界磁電圧検出器、24は出力電圧検出器13より出力される出力電圧値と、界磁電圧検出器23より出力される界磁電圧値を入力し、位相制御指令予測値を検出する関数設定器である。
【0035】
次に本参考例の動作について説明する。図4において、出力電圧検出器13より出力された出力電圧値と、界磁電圧検出器23より出力された界磁電圧値とを関数設定器24に取り込み、関数設定器24より求められる位相制御指令予測値と、位相制御指令検出器21より出力される位相制御指令値とを演算回路17にて比較する。
【0036】
正常に同期機が起動すれば、関数設定器24より出力される位相制御指令予測値と位相制御指令検出器21より出力される位相制御指令値は、ほぼ同等の値となるが、何らかの異常により計器用変圧器12からの入力がゼロとなり演算回路17の出力に差が発生した場合は、自己診断回路18内のレベル判定回路(上限値)18A、又はレベル判定回路(下限値)18Bにより、出力電圧値又は界磁電圧値の異常と判断する。
【0037】
その結果、オア回路18Cを介して停止回路19により、自動電圧調整機能10よりサイリスタ整流器6へ出力する位相制御指令値を停止(オフ)させ、かつ、界磁遮断器7へ開放指令を出力することで、同期機の界磁電流を減衰させて同期機の出力電圧が過電圧となることを防止して、同期機を破損させることを低減することができる。
【0038】
参考例によれば、同期機の起動時において、出力電圧と界磁電圧より求められるサイリスタ整流器への位相制御指令予測値と、サイリスタ整流器へ出力される位相制御指令値を比較して、それらに差が発生すれば、出力電圧又は界磁電圧の異常と判断し、その後、同期機の界磁電流を減衰させることにより、同期機に過電圧が発生することを防止できる。
【0039】
第1の実施の形態
図5は本発明の第1の実施の形態を示す同期機の励磁制御装置の構成図である。図5において、図1と同一符号は、同一部分又は相当分を示し、既に説明した部分は省略することとし、図1との差異について説明する。
【0040】
26は起動指令を入力して起動指令信号をワンショット信号に変換するワンショット回路、27はワンショット回路26より出力された起動指令信号を一定時間に引き伸ばす確認タイマ、25は確認タイマ27からの信号を入力して、電圧設定器11へ出力する電圧設定値を100%以下の任意の値と100%の値に切替える電圧設定値切替回路である。
【0041】
17Aは確認タイマ27からの信号を入力して出力電圧検出器13より出力される出力電圧値と関数設定器16より出力される出力電圧予測値との比較結果を出力するか、出力をゼロにするかを切替える演算出力切替回路である。
【0042】
次に本実施の形態の動作について説明する。図5において、起動指令を入力してワンショット信号に変換するワンショット回路26と、ワンショット回路26から出力される起動指令信号を一定時間に引き伸ばす確認タイマ27を設け、確認タイマ27から信号が出力されている時間は、電圧設定値切替回路25から電圧設定器11へ出力する電圧設定値を100%以下の任意の値にする。
【0043】
そして演算回路17の出力は、関数設定器16より求められる出力電圧予測値と出力電圧検出器13より出力される出力電圧値との比較した結果になるように演算出力切替回路17Aにより切替えるようにする。このようにすることにより、正常に同期機が起動時した場合、100%以下の任意の値で設定された電圧設定値に出力電圧が到達していれば、出力電圧値と界磁電流値は一定の値となるため、関数設定器16より求められる出力電圧予測値と出力電圧検出器13より出力される出力電圧値との比較が図1の場合よりも容易に行なうことができる。
【0044】
又、出力電圧検出器13が3相個別の相電圧で取り込み、その平均値を出力するような場合において、計器用変圧器12の1相短絡時の出力電圧は、正常時の出力電圧値に対して、67%となる。従って、電圧設定値切替回路25から電圧設定器11へ出力する電圧設定値を67%とすれば、計器用変圧器12が1相短絡となっても出力電圧は67%+オーバーシュート分しか上昇しないため、図1の場合よりも更に過電圧となることを防止できる。
【0045】
その後、演算回路17の出力差が自己診断回路18内のレベル判定回路(上限値)18A、又はレベル判定回路(下限値)18Bを逸脱していない場合は、確認タイマ27がオフした後に、電圧設定値切替回路25から電圧設定器11へ出力する電圧設定値を100%の値に切替える。しかし、演算回路17の出力差が自己診断回路18内のレベル判定回路(上限値)18A、又はレベル判定回路(下限値)18Bを逸脱した場合は、出力電圧又は界磁電流の異常と判断する。
【0046】
そして、オア回路18Cを介して停止回路19により、自動電圧調整機能10よりサイリスタ整流器6へ出力する位相制御指令値を停止(オフ)させ、かつ、界磁遮断器7へ開放指令を出力することで、同期機の界磁電流を減衰させて同期機の出力電圧が過電圧となることを防止する。
【0047】
本実施の形態によれば、同期機の起動時において、電圧設定値を100%以下の任意の値とすることにより、電圧設定値に対して出力電圧は請求項1よりも早く到達し、正常に同期機が起動すれば、出力電圧と界磁電流は一定の値となるため、出力電圧と界磁電流より求められる出力電圧予測値を図1の場合よりも容易に比較することができる利点があり、かつ、計器用変圧器の1相短絡時でも第1の実施の形態に記載した出力電圧の検出方法によれば、過電圧を防止できる効果があり、かつ、図1の場合と同様に異常と判断した場合は、同期機の界磁電流を減衰させることにより、同期機に過電圧が発生することを防止できる。
【0048】
第2の実施の形態
図6は本発明の第2の実施の形態を示す同期機の励磁制御装置の構成図である。図6において、図2及び図5と同一符号は、同一部分又は相当分を示し、既に説明した部分は省略することとし、図2及び図5との構成の差異について説明する。
【0049】
28は確認タイマ27からの信号を入力して電流変化率検出器20より出力される界磁電流の変化率を出力するか、出力をゼロにするかを切替える切替回路である。
【0050】
次に本実施の形態の動作について説明する。図6において、起動指令を入力してワンショット信号に変換するワンショット回路26とワンショット回路26から出力される起動指令信号を一定時間に引き伸ばす確認タイマ27を設け、確認タイマ27から信号が出力されている時間は、電圧設定値切替回路25から電圧設定器11へ出力する電圧設定値を100%以下の任意の値にして、切替回路28の出力は、電流変化率検出器20にて検出した値に切替えるようにする。
【0051】
このようにすることにより、正常に同期機が起動した場合、100%以下の任意の値で設定された電圧設定値に出力電圧が到達していれば、界磁電流の変化率はゼロとなるため、図2の場合よりも容易に異常判断を行なうことができる。又、出力電圧検出器13が3相個別の相電圧で取り込み、その平均値を出力するような場合において、計器用変圧器12の1相短絡時の出力電圧は、正常時の出力電圧値に対して、67%となる。
【0052】
従って、電圧設定値切替回路25から電圧設定器11へ出力する電圧設定値を67%とすれば、計器用変圧器12が1相短絡となっても出力電圧は67%+オーバーシュート分しか上昇しないため、図2の場合よりも更に過電圧となることを防止できる。
【0053】
その後、電流変化率検出器20より出力された界磁電流の変化率が、自己診断回路18内のレベル判定回路18Dで設定された変化率を、確認タイマ18Fで設定された一定時間を継続して出力しなかった場合は、確認タイマ27がオフした後に、電圧設定値切替回路25から電圧設定器11へ出力する電圧設定値を100%に切替える。
【0054】
しかし、電流変化率検出器20より出力された界磁電流の変化率が、自己診断回路18内のレベル判定回路18Dで設定された変化率を、確認タイマ18Fで設定された一定時間を継続して出力した場合は、出力電圧又は界磁電流の異常と判断し、停止回路19により自動電圧調整機能10よりサイリスタ整流器6へ出力する位相制御指令値を停止(オフ)させ、かつ、界磁遮断器7へ開放指令を出力することで、同期機の界磁電流を減衰させて同期機の出力電圧が過電圧となることを防止して、同期機を破損させる可能性を低減することができる。
【0055】
本実施の形態によれば、同期機の起動時において、電圧設定値を100%以下の任意の値とすることにより、電圧設定値に対して出力電圧は図2の場合よりも早く到達し、正常に同期機が起動すれば、界磁電流変化率はゼロとなるため、請求項2よりも容易に界磁電流の変化率より異常を判断できる利点があり、かつ、計器用変圧器の1相短絡時でも第2の実施の形態に記載した出力電圧の検出方法によれば、過電圧を防止できる効果があり、かつ、図2の場合と同様に異常と判断した場合は、同期機の界磁電流を減衰させることにより、同期機に過電圧が発生することを防止できる。
【0056】
第3の実施の形態
図7は本発明の第3の実施の形態を示す同期機の励磁制御装置の構成図である。図7において、図3及び図5と同一符号は、同一部分又は相当分を示し、既に説明した部分は省略することとし、図3及び図5との構成の差異について説明する。
【0057】
28は確認タイマ27からの信号を入力して位相制御指令検出器21より出力される位相制御指令値を出力するように切替える演算出力切替回路である。
【0058】
次に本実施の形態の動作について説明する。図7において、起動指令を入力してワンショット信号に変換するワンショット回路26とワンショット回路26から出力される起動指令信号を一定時間に引き伸ばす確認タイマ27を設け、確認タイマ27から信号が出力されている時間は、電圧設定値切替回路25から電圧設定器11へ出力する電圧設定値を100%以下の任意の値にして、切替回路28の出力は、位相制御指令検出器21にて検出した値に切替えるようにする。
【0059】
このようにすることにより、正常に同期機が起動した場合、100%以下の任意の値で設定された電圧設定値に出力電圧が到達していれば、位相制御指令値は最小指令値(フォーシング)ではない値となるため、図3の場合よりも位相制御指令値の異常範囲を幅広く設定することができる。
【0060】
又、出力電圧検出器13が3相個別の相電圧で取り込み、その平均値を出力するような場合において、計器用変圧器12の1相短絡時の出力電圧は、正常時の出力電圧値に対して、67%となる。従って、電圧設定値切替回路25から電圧設定器11へ出力する電圧設定値を67%とすれば、計器用変圧器12が1相短絡となっても出力電圧は67%+オーバーシュート分しか上昇しないため、図3の場合よりも更に過電圧となることを防止できる。
【0061】
その後、位相制御指令検出器21より出力された位相制御指令値が、自己診断回路18内のレベル判定回路18Eで設定された位相制御指令値を確認タイマ18Fで設定した時間継続して検出しなかった場合は、確認タイマ27がオフした後に、電圧設定値切替回路25から電圧設定器11へ出力する電圧設定値を100%に切替える。しかし、自己診断回路18内のレベル判定回路18Eで設定された位相制御指令を確認タイマ18Fで設定した時間継続して検出した場合は、出力電圧又は界磁電流の異常と判断する。
【0062】
その結果、停止回路19により、自動電圧調整手段10からサイリスタ整流器6へ出力する位相制御指令値を停止(オフ)させ、かつ、界磁遮断器7へ開放指令を出力することで、同期機の界磁電流を減衰させて同期機の出力が過電圧となることを防止して、同期機を破損させる可能性を低減することができる。
【0063】
本実施の形態によれば、同期機の起動時において、電圧設定値を100%以下の任意の値とすることにより、電圧設定値に対して出力電圧は図3の場合よりも早く到達し、正常に同期機が起動すれば、位相制御指令値は最小指令値(フォーシング)状態ではなくなるため、図3の場合よりも位相制御指令値の異常範囲を幅広く設定することができる利点があり、かつ、計器用変圧器の1相短絡時でも第3の実施の形態に記載した出力電圧の検出方法によれば、過電圧を防止できる効果がある。又、異常と判断した場合は、同期機の界磁電流を減衰させることにより、同期機に過電圧が発生することを防止できる。
【0064】
第4の実施の形態
図8は本発明の第4の実施の形態を示す同期機の励磁制御装置の構成図である。図8において、図4及び図5と同一符号は、同一部分又は相当分を示し、構成については説明済みのため省略する。
【0065】
次に本実施の形態の動作について説明する。図8において、起動指令を入力してワンショット信号に変換するワンショット回路26と、ワンショット回路26から出力される起動指令信号を一定時間に引き伸ばす確認タイマ27を設け、確認タイマ27から信号が出力されている時間は、電圧設定値切替回路25から電圧設定器11へ出力する電圧設定値を100%以下の任意の値にする。
【0066】
又、演算回路17の出力は、関数設定器24より求められる位相制御指令予測値と位相制御指令検出器21より出力される位相制御指令値との比較した結果になるように演算出力切替回路17Aにより切替えるようにする。このようにすることにより、正常に同期機が起動した場合、100%以下の任意の値で設定された電圧設定値に出力電圧が到達していれば、出力電圧と界磁電圧は一定の値となるため、関数設定器24より求められる位相制御指令予測値と位相制御指令検出器21より検出される位相制御指令値との比較が図4の場合よりも容易に行なうことができる。
【0067】
又、出力電圧検出器13が3相個別の相電圧で取り込み、その平均値を出力するような場合において、計器用変圧器12の1相短絡時の出力電圧は、正常時の出力電圧値に対して、67%となる。従って、電圧設定値切替回路25から電圧設定器11へ出力する電圧設定値を67%とすれば、計器用変圧器12が1相短絡となっても出力電圧は67%+オーバーシュート分しか上昇しないため、図4の場合よりも更に過電圧となることを防止できる。
【0068】
その後、演算回路17の出力差が自己診断回路18内のレベル判定回路(上限値)18A、又はレベル判定回路(下限値)18Bを逸脱していない場合は、確認タイマ27がオフした後に、電圧設定値切替回路25から電圧設定器11へ出力する電圧設定値を100%に切替える。しかし、演算回路17の出力差が自己診断回路18内のレベル判定回路(上限値)18A、又はレベル判定回路(下限値)18Bを逸脱した場合は、出力電圧又は界磁電圧の異常と判断する。
【0069】
そして、オア回路18Cを介して停止回路19により、自動電圧調整手段10よりサイリスタ整流器6へ出力する位相制御指令値を停止(オフ)させ、かつ、界磁遮断器7へ開放指令を出力することで、同期機の界磁電流を減衰させて同期機の出力電圧が過電圧となることを防止して、同期機を破損させる可能性を低減することができる。
【0070】
本実施の形態によれば、同期機の起動時において、電圧設定値を100%以下の任意の値とすることにより、電圧設定値に対して出力電圧は早く到達し、正常に同期機が起動すれば、出力電圧と界磁電圧は一定となるため、位相制御指令値と出力電圧と界磁電圧より求められる位相制御指令予測値を容易に比較することができる利点があり、かつ、計器用変圧器の1相短絡時でも過電圧を防止できる効果があり、かつ、異常と判断した場合は、同期機の界磁電流を減衰させることにより、同期機に過電圧が発生することを防止できる。
【0071】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば同期機の起動時において、界磁電流値より求められる出力電圧予測値と出力電圧値とを比較して、それらに差が発生すれば、出力電圧又は界磁電流の異常と判断し、その後、同期機の界磁電流を減衰させることにより、同期機に過電圧が発生することを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の参考例を示す同期機の励磁制御装置の構成図。
【図2】 本発明の第2の参考例を示す同期機の励磁制御装置の構成図。
【図3】 本発明の第3の参考例を示す同期機の励磁制御装置の構成図。
【図4】 本発明の第4の参考例を示す同期機の励磁制御装置の構成図。
【図5】 本発明の第1の実施の形態を示す同期機の励磁制御装置の構成図。
【図6】 本発明の第2の実施の形態を示す同期機の励磁制御装置の構成図。
【図7】 本発明の第3の実施の形態を示す同期機の励磁制御装置の構成図。
【図8】 本発明の第4の実施の形態を示す同期機の励磁制御装置の構成図。
【図9】 従来例における同期機の励磁制御装置の構成図。
【符号の説明】
1…同期機
2…界磁巻線
3…主変圧器
4…系統並列用遮断器
5…電力系統
6…サイリスタ整流器
7…界磁遮断器
8…励磁用変圧器
9…自動電圧調整装置
10…自動電圧調整機能
11…電圧設定器
12…計器用変圧器
13…出力電圧検出器
14…計器用変流器
15…界磁電流検出器
16…関数設定器
17…演算回路
17A…演算出力切替回路
18…自己診断回路
18A…レベル判定回路(上限値)
18B…レベル判定回路(下限値)
18C…オア回路
18D…レベル判定回路
18E…レベル判定回路
18F…確認タイマ
19…停止回路
20…電流変化率検出器
21…位相制御指令検出器
22…計器用変換器
23…界磁電圧検出器
24…関数設定器
25…電圧設定値切替回路
26…ワンショット回路
27…確認タイマ
28…切替回路

Claims (4)

  1. 同期機の出力電圧と界磁電流とを検出する手段を有し、同期機が電力系統に接続された状態で自動電圧調整装置を用いて運転を行なう同期機の励磁制御装置において、同期機の起動時に前記界磁電流より予め定められた出力電圧を予測して出力電圧予測値を出力する手段と、前記同期機の出力電圧と前記出力電圧予測値とを比較し、これが予め定められたその相関関係から逸脱した場合は、出力電圧又は界磁電流の異常と判断する手段と、前記異常と判断したとき同期機の界磁電流を減衰させる手段とを備え
    前記同期機起動後に予め定められた一定時間は、電圧設定器の値を100%以下の任意の値にしておき、前記出力電圧と前記出力電圧予測値とを比較し、これが予め定められたその相関関係から逸脱していない場合は、電圧設定器の値を100%に切替えて起動する手段を備え、かつ、前記相関関係から逸脱した場合は、出力電圧又は界磁電流の異常と判断する手段と、前記異常と判断したとき同期機の界磁電流を減衰させる手段とを備えたことを特徴とする同期機の励磁制御装置。
  2. 請求項1記載の同期機の励磁制御装置において、界磁電流よりその変化率を検出する手段と、前記界磁電流の変化率と、同期機起動時に出力すべき界磁電流の変化率を設定した値とを比較し、予め定められた一定時間を継続して、前記界磁電流の変化率がその設定した値より逸脱した場合は、出力電圧又は界磁電流の異常と判断する手段と、前記異常と判断したとき同期機の界磁電流を減衰させる手段とを備え
    前記同期機起動後の予め定められた一定時間は、電圧設定器の値を100%以下の任意の値にしておき、前記界磁電流の変化率が設定した値より逸脱していない場合は、前記電圧設定器の値を100%に切替えて起動する手段と、かつ、前記界磁電流の変化率が設定した値より逸脱した場合は、出力電圧又は界磁電流の異常と判断する手段と、前記異常と判断したとき同期機の界磁電流を減衰させる手段とを備えたことを特徴とする同期機の励磁制御装置。
  3. 請求項1記載の同期機の励磁制御装置において、サイリスタ整流器への位相制御指令値を検出する手段と、前記位相制御指令値と、同期機起動時に出力すべき位相制御指令値を設定した値とを比較し、予め定められた一定時間を継続して、前記位相制御指令値がその設定した値より逸脱した場合は、出力電圧又は界磁電流の異常と判断する手段と、前記異常と判断したとき同期機の界磁電流を減衰させる手段とを備え
    前記同期機起動後の予め定められた一定時間は、電圧設定器の値を100%以下の任意の値にしておき、前記位相制御指令値が設定した値より逸脱していない場合は、前記電圧設定器の値を100%に切替えて起動する手段と、かつ、前記位相制御指令値が設定した値より逸脱した場合は、出力電圧又は界磁電流の異常と判断する手段と、前記異常と判断したとき同期機の界磁電流を減衰させる手段とを備えたことを特徴とする同期機の励磁制御装置。
  4. 請求項3記載の同期機の励磁制御装置において、界磁電圧を検出する手段と、前記出力電圧と前記界磁電圧より予め定められた位相制御指令値を予測して出力する手段と、前記位相制御指令値と前記位相制御指令予測値とを比較し、これが予め定められたその相関関係より逸脱した場合は、出力電圧又は界磁電圧の異常と判断する手段と、前記異常と判断したとき同期機の界磁電流を減衰させる手段とを備え
    前記同期機起動後に予め定められた一定時間は、電圧設定器の値を100%以下の任意の値にしておき、前記位相制御指令値と前記位相制御指令予測値とを比較し、その相関関係から逸脱していない場合は、前記電圧設定器の値を100%に切替えて起動する手段と、かつ、前記相関関係から逸脱した場合は、出力電圧又は界磁電圧の異常と判断する手段 と、前記異常と判断したとき同期機の界磁電流を減衰させる手段とを備えたことを特徴とする同期機の励磁制御装置。
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