JP2000060190A - 自動電圧調整装置 - Google Patents

自動電圧調整装置

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JP2000060190A
JP2000060190A JP10231228A JP23122898A JP2000060190A JP 2000060190 A JP2000060190 A JP 2000060190A JP 10231228 A JP10231228 A JP 10231228A JP 23122898 A JP23122898 A JP 23122898A JP 2000060190 A JP2000060190 A JP 2000060190A
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Kozo Takagi
幸三 高木
Takako Hosoda
貴子 細田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大きな不平衡負荷に電力を供給する発電機の
電圧調整制御に伴う発電機出力電圧の過電圧を防止でき
る自動電圧調整装置を提供することにある。 【解決手段】 最大相電圧検出器13で検出された発電
機1の3相出力電圧のうち最大値の最大相電圧と電圧設
定器7の目標値との偏差信号を比較器16で求め、励磁
制御回路8は比較器16で得られた偏差信号に基づいて
励磁装置3に発電機1の界磁電圧を調整するための制御
指令を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、変動が大きい負荷
に対して電力を供給する発電機の出力電圧を制御する自
動電圧調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】変動が大きい負荷に対して発電機を接続
し運転する場合がある。例えば、自家用の負荷を持つ発
電機においては負荷変動が大きい場合が多く、さらに、
遮断器の試験設備として用いられる発電機においては、
遮断器の投入および遮断という最も負荷変化が激しいも
のとなる。
【0003】この遮断器の試験設備として用いられる発
電機は、被試験器材である遮断器が閉路したときの短絡
電流と、開路して短絡電流が遮断されたときの遮断器に
かかる回復電圧とが所定の値を満足するように励磁制御
が行われる。この励磁制御を簡便に行うために、一般的
に発電機の出力電圧を制御する自動電圧調整装置AVR
が用いられる。また、励磁装置としては発電機の界磁電
圧をほとんど遅れなく制御できるサイリスタ励磁方式の
励磁装置が用いられている。
【0004】図4は、遮断器の試験設備のシステム構成
図である。被試験器材である遮断器11は、リアクトル
12を介して発電機1に接続されている。発電機1の出
力電圧は、界磁巻線2に流れる界磁電流により変化し、
その界磁電流は励磁装置3から供給される。励磁装置3
はサイリスタ整流器で構成されたものを示している。励
磁装置3は、自動電圧調整装置4からの制御指令に基づ
いて励磁用変圧器10で変圧された交流電源9からの交
流を整流し、界磁巻線2に界磁電流を供給する。
【0005】すなわち、自動電圧調整装置4は発電機1
の出力電圧を電圧変成器5を介して電圧検出器6で検出
し、電圧設定器7に設定された発電機の出力電圧の目標
値との電圧偏差信号を求め、その電圧偏差信号が零とな
るように励磁制御回路8は励磁装置3に対し制御指令を
出力する。これにより、発電機1の界磁電圧および界磁
電流の大きさを制御している。この場合、電圧検出器6
は、発電機1の3相出力電圧Va、Vb、Vcの実効値
の平均値を検出し、その平均値が電圧設定器7に設定さ
れた目標値になるように励磁制御回路8から励磁装置3
にで制御指令が出力される。
【0006】ここで、励磁装置3としてサイリスタ整流
器を使用した場合には、励磁制御回路8と励磁装置3と
は、ふたつ合わせて機能的にはほとんど遅れのない増幅
器として考えることができる。つまり、制御的には単純
なゲインとして扱うことができる。従って、励磁制御回
路8の入力信号に基づいて遅れなく界磁電圧が変化する
と考えられる。この制御方式を一般にサイリスタ励磁方
式と称している。
【0007】被試験器材である遮断器11には、3相用
の遮断器と単相用の遮断器とがある。一方、発電機1と
しては3相発電機を使用するので、単相用の遮断器11
を試験する際には、発電機1の出力端子のうちの2相間
に遮断器11とリアクトル12を挿入し、残りの1相を
開放して実施することになる。
【0008】図5に、単相用の遮断器11の試験を実施
したときの発電機1の過渡応答の特性図を示す。発電機
1の出力電圧VGは、図5(a)に示すように3相出力
電圧Va、Vb、Vcで示され、界磁電圧VFは図5
(b)に示すように直流電圧で示される。
【0009】いま、発電機1の出力端子a、bに単相用
の遮断器11を接続し、0.02秒の時点で遮断器11
を閉路したとする。この遮断器11の閉路により、発電
機1の出力端子a、bは短絡されるので、その短絡され
た2相の出力電圧Va、Vbは低下する。一方、開放さ
れている残り1相の出力電圧Vcは、殆ど短絡前の電圧
を維持している。
【0010】自動電圧調整装置4の電圧検出器6は、発
電機1の3相出力電圧Va、Vb、Vcの実効値の平均
値を出力するので、電圧検出器6の出力は低下する。従
って、自動電圧調整装置4は界磯電圧VFを増加させる
ように動作する。励磁制御回路8と励磁装置3の増幅率
は非常に高いため、このような大きな出力電圧の低下に
対しては、この増幅器(励磁制御回路8と励磁装置3)
が有する出力制限値まで達することになり、界磯電圧V
Fはこの値で制限され、遮断器11が閉路期間中はほぼ
一定値を継続している。
【0011】このように、界磁電圧VFが出力制限値を
継続している間は、発電機1の各相出力電圧は徐々に上
昇すると共に、短絡されていない相の出力電圧Vcは初
期値(電圧設定器7で設定した目標電圧)を超えて更に
上昇することになる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところが、電圧検出器
6の出力である3相出力電圧Va、Vb、Vcの平均値
は、目標電圧以下であるため、自動電圧調整装置4は出
力制限値である最大出力を出し続けることになる。
【0013】この状態で、0.12秒の時点で遮断器1
1が開放して発電機1の出力が無負荷となると、発電機
の出力電圧Va、Vb、Vcは、更に上昇して大きな過
電圧が発生する。これは、発電機1の出力端子に過電圧
が発生するだけの問題でなく、被試験器材である遮断器
11にも過電圧がかかることになり、遮断器11の試験
としては過酷な試験となる。最悪の場合には遮断器11
の遮断不能に至るという大きな問題に発展することにも
なる。
【0014】本発明の目的は、大きな不平衡負荷に電力
を供給する発電機の電圧調整制御に伴う発電機出力電圧
の過電圧を防止できる自動電圧調整装置を提供すること
にある。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係わる
自動電圧調整装置は、発電機の3相出力電圧のうち最大
値の最大相電圧を検出する最大相電圧検出器と、前記発
電機の出力電圧の目標値が設定された電圧設定器と、前
記最大相電圧検出器で検出された最大相電圧と前記電圧
設定器の目標値との偏差信号を演算する比較器と、前記
比較器で得られた偏差信号に基づいて励磁装置に前記発
電機の界磁電圧を調整するための制御指令を出力する励
磁制御回路とを備えたことを特徴とする。
【0016】請求項1の発明に係わる自動電圧調整装置
では、最大相電圧検出器で検出された発電機の3相出力
電圧のうち最大値の最大相電圧と電圧設定器の目標値と
の偏差信号を比較器で求め、励磁制御回路は比較器で得
られた偏差信号に基づいて励磁装置に発電機の界磁電圧
を調整するための制御指令を出力する。
【0017】請求項2の発明に係わる自動電圧調整装置
は、発電機の3相出力電圧の平均値を検出する電圧検出
器と、前記発電機の3相出力電圧のうち最大値の最大相
電圧を検出する最大相電圧検出器と、前記最大相電圧検
出器で検出された最大相電圧に所定の低減係数を乗算す
る低減係数器と、前記発電機の出力電圧の目標値が設定
された電圧設定器と、前記低減係数器で低減係数が乗算
された最大相電圧と前記電圧検出器で検出された3相出
力電圧の平均値とのうち大きい方を選択する高値選択回
路と、前記高値選択回路の出力信号と前記電圧設定器の
目標値との偏差信号を演算する比較器と、前記比較器で
得られた偏差信号に基づいて励磁装置に前記発電機の界
磁電圧を調整するための制御指令を出力する励磁制御回
路とを備えたことを特徴とする。
【0018】請求項2の発明に係わる自動電圧調整装置
では、最大相電圧検出器で検出された最大相電圧に低減
係数器で所定の低減係数を乗算し、低減係数器で低減係
数が乗算された最大相電圧と電圧検出器で検出された3
相出力電圧の平均値とのうち大きい方を高値選択回路で
選択し、励磁制御回路は、高値選択回路の出力信号と電
圧設定器の目標値との偏差信号を比較器で演算し、比較
器で得られた偏差信号に基づいて励磁装置に発電機の界
磁電圧を調整するための制御指令を出力する。
【0019】請求項3の発明に係わる自動電圧調整装置
は、請求項1または2の発明において、前記最大相電圧
検出器は、前記発電機の出力相電圧を各相毎に検出する
相電圧検出回路と、各々の前記相電圧検出回路で検出さ
れた出力相電圧のうち最大値を選択して出力する最大値
検出回路とを備えたことを特徴とする。
【0020】請求項3の発明に係わる自動電圧調整装置
では、請求項1または2の発明の作用に加え、最大相電
圧検出器では、相電圧検出回路で発電機の出力相電圧を
各相毎に検出し、最大値検出回路で各々の相電圧検出回
路で検出された出力相電圧のうち最大値を選択して出力
する。
【0021】請求項4の発明に係わる自動電圧調整装置
は、請求項1または2の発明において、前記最大相電圧
検出器は、前記発電機の3相の出力端子のうち開放され
ている出力端子の出力電圧を検出するようにしたことを
特徴とする。
【0022】請求項4の発明に係わる自動電圧調整装置
では、請求項1または2の発明の作用に加え、最大相電
圧検出器では、発電機の3相の出力端子のうち開放され
ている出力端子の出力電圧を検出する。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1は本発明の第1の実施の形態に係わる自動電
圧調整装置のブロック構成図である。この第1の実施の
形態は、図4に示した従来例に対し、発電機1の3相出
力電圧の平均電圧を検出する電圧検出器6に代えて、発
電機1の各相出力電圧の最大値を検出する最大相電圧検
出器13を設けたものである。そして、この最大相電圧
検出器13は、発電機1の各相出力電圧の実効値を検出
する3個の相電圧検出器14を有し、その出力の最大値
を選択する最大値検出回路15とを有している。
【0024】最大相電圧検出器13は、発電機1の3相
出力電圧のうち最大値の最大相電圧を検出するものであ
り、発電機の各々の出力相電圧は各相毎に最大相電圧検
出器13の相電圧検出回路14に入力される。各々の相
電圧検出器14では各相の出力電圧の実効値が演算さ
れ、各々の出力電圧の実効値は最大値検出回路15に入
力される。最大相電圧検出器13の最大値検出回路15
では、各々の相電圧検出回路14で検出された出力相電
圧のうち、最大値を選択して出力する比較器16に出力
する。
【0025】比較器16では、最大相電圧検出器13で
検出された最大相電圧と電圧設定器6の目標値との偏差
信号を演算する。この比較器16で得られた偏差信号は
励磁制御回路8に入力され、励磁制御回路8ではこの偏
差信号に基づいて励磁装置3に対し、発電機1の界磁電
圧を調整するための制御指令を出力する。
【0026】図2は、第1の実施の形態に係わる自動電
圧調整装置で、単相の遮断器11の試験を実施したとき
の発電機1の過渡応答特性の特性図である。発電機1の
出力電圧VGは、図2(a)に示すように3相出力電圧
Va、Vb、Vcで示され、界磁電圧VFは図2(b)
に示すように直流電圧で示される。
【0027】いま、発電機1の出力端子a、bに単相用
の遮断器11を接続し、0.02秒の時点で遮断器11
を閉路したとする。この遮断器11の閉路により、発電
機1の出力端子a、bは短絡されるので、その短絡され
た2相の出力電圧Va、Vbは低下する。一方、開放さ
れた残り1相の出力電圧Vcには短絡電流による電圧降
下がなく発電機1の内部電圧がそのまま発生するため、
初期の電圧がほぼ維持されている。
【0028】その後、短絡された2相a、bに流れる電
流の電機子反作用により発電機1の内部電圧は徐々に低
下するため、開放された相cの電圧も徐々に低下する。
このとき、最大相電圧検出器13は3相の出力電圧V
a、Vb、Vcで最も高い開放された相cの出力電圧V
cを出力することになる。このため、自動電圧調整装置
4は短絡後から徐々に強め励磁信号を出力し、最大出力
である出力制限値まで界磁電圧を徐々に上昇することに
なる。
【0029】その結果、開放された相cの出力電圧Vc
が電圧設定器7の目標電圧である元の電圧に回復する
と、自動電圧調整装置4は強め励磁信号を弱めてこの出
力電圧Vcを目標電圧に維持しようと制御する。
【0030】一方、0.12秒の時点で、遮断器11が
開路して発電機1の出力電流が遮断したときは、短絡さ
れていた2相a、bの出力電圧Va、Vbも短絡電流に
よる電圧降下が無くなるため、開放されていた相cの出
力電圧Vcまで瞬時に上昇する。その後、2相の短絡電
流による電機子反作用効果が無くなり、発電機1の内部
電圧は徐々に上昇するため、発電機1の各相の出力電圧
Va、Vb、Vc(発電機1の無負荷では各相の出力電
圧Va、Vb、Vcは内部電圧に等しい)も内部電圧と
共に上昇している。このとき、自動電圧調整装置4はこ
の電圧上昇を抑制するため弱め励磁信号を出力するが、
遮断器11が開路する前、自動電圧調整装置4は発電機
1の内部電圧を目標電圧に制御していたため、発電機1
の出力電圧は自動電圧調整装置4の制御遅れの分だけ上
昇するだけである。
【0031】なお、ここで短絡する発電機1の相を固定
化することによって、開放される相を固定化できる場合
は、予め出力電圧が最大となる相が予測できるので、前
述した相電圧検出回路14は1個で済む。つまり、最大
相電圧検出器13は、発電機1の3相の出力端子のう
ち、予め固定化され開放されている出力端子の出力電圧
を検出することになる。この場合、最大相電圧検出器1
3の最大値検出回路15は削除できる。
【0032】次に、本発明の第2の実施の形態を説明す
る。図3は本発明の第2の実施の形態に係わる自動電圧
調整装置の構成図である。この第2の実施の形態は、図
1に示す第1の実施の形態に対し、発電機1の3相出力
電圧の平均値を検出する電圧検出器6と、最大相電圧検
出器13で検出された最大相電圧に所定の低減係数を乗
算する低減係数器17と、低減係数器17で低減係数が
乗算された最大相電圧と電圧検出器6で検出された3相
出力電圧の平均値とのうち大きい方を選択する高値選択
回路18とを追加して設けたものである。
【0033】そして、比較器16は、高値選択回路18
の出力信号と電圧設定器7の目標値との偏差信号を演算
し、励磁制御回路8は、比較器16で得られた偏差信号
に基づいて励磁装置3に発電機1の界磁電圧を調整する
ための制御指令を出力するようにしたものである。
【0034】発電機1の3相の出力電圧が殆ど平衡状態
にあるときは、低減係数器17で低減係数を乗じた最大
相電圧は、低減係数の分だけ電圧検出器6の出力信号よ
り低い値となっているので、高値選択回路18により電
圧検出器6の出力信号が選択される。このため、通常運
転中は3相の平均電圧で制御することになる。
【0035】一方、不平衡負荷等により発電機1に大き
な不平衡電圧が生じた場合は、電圧検出器6の出力信号
は低減係数を乗じた最大相電圧より下回るようになり、
高値選択回路18は低減係数を乗じた最大相電圧を選択
して発電機1の最大の相電圧を目標電圧(正確には低減
係数の逆数分だけ目標電圧より高目)に制御することに
なる。
【0036】従って、発電機1の各相の不平衡電圧が小
さい通常運転では、発電機1の3相の平均電圧を目標電
圧に制御することができ、不平衡負荷が大きくなって過
電圧が問題になるときは、この過電圧を防止することが
できる。この第2の実施の形態で追加した最大相電圧検
出器13、低減係数器17、高値選択回路18は、発電
機1の最大相電圧が制限値を越えないように制限する機
能を奏する。つまり、自動電圧調整装置4に発電機1の
最大の相電圧が制限値を越えないように制限する機能を
付加したものである。
【0037】以上の説明では、遮断器11の試験設備に
使用する発電機1の自動電圧調整装置について説明した
が、一般の大きな不平衡負荷を持つシステムに対しても
同様に適用される。また、励磁方式もサイリスタ励磁方
式に限定するものではない。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
発電機に大きな不平衡負荷が加わり、発電機の3相出力
電圧が不平衡状態になったときでも、発電機の出力電圧
を過電圧にすることなく適切な励磁制御をすることが可
能である。
【0039】すなわち、発電機の各相出力電圧の最大値
を検出し、電圧設定器の目標電圧との偏差信号に応じて
発電機の励磁制御を行うので、発電機の各相出力電圧の
最大値を目標電圧に制御でき、過電圧を防止できる。こ
れにより、例えば、単相の遮断器を試験する際、発電機
の各相出力電圧に大きな不平衡が生じたときでも、各相
出力電圧の最大値を電圧設定器の目標電圧に制御するの
で、発電機の出力電圧は常に過電圧にならないように制
御できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係わる自動電圧調
整装置の構成図。
【図2】本発明の第1の実施の形態での発電機の応答特
性を示す特性図。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係わる自動電圧調
整装置の構成図。
【図4】従来の遮断器の試験設備のシステム構成図。
【図5】従来の発電機の応答特性を示す特性図。
【符号の説明】
1 発電機 2 界磁巻線 3 励磁装置 4 自動電圧調整装置 5 電圧変成器 6 電圧検出器 7 電圧設定器 8 励磁制御回路 9 交流電源 10 励磁用変圧器 11 遮断器 12 リアクトル 13 最大相電圧検出器 14 相電圧検出回路 15 最大値検出回路 16 比較器 17 低減係数器 18 高値選択回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発電機の3相出力電圧のうち最大値の最
    大相電圧を検出する最大相電圧検出器と、前記発電機の
    出力電圧の目標値が設定された電圧設定器と、前記最大
    相電圧検出器で検出された最大相電圧と前記電圧設定器
    の目標値との偏差信号を演算する比較器と、前記比較器
    で得られた偏差信号に基づいて励磁装置に前記発電機の
    界磁電圧を調整するための制御指令を出力する励磁制御
    回路とを備えたことを特徴とする自動電圧調整装置。
  2. 【請求項2】 発電機の3相出力電圧の平均値を検出す
    る電圧検出器と、前記発電機の3相出力電圧のうち最大
    値の最大相電圧を検出する最大相電圧検出器と、前記最
    大相電圧検出器で検出された最大相電圧に所定の低減係
    数を乗算する低減係数器と、前記発電機の出力電圧の目
    標値が設定された電圧設定器と、前記低減係数器で低減
    係数が乗算された最大相電圧と前記電圧検出器で検出さ
    れた3相出力電圧の平均値とのうち大きい方を選択する
    高値選択回路と、前記高値選択回路の出力信号と前記電
    圧設定器の目標値との偏差信号を演算する比較器と、前
    記比較器で得られた偏差信号に基づいて励磁装置に前記
    発電機の界磁電圧を調整するための制御指令を出力する
    励磁制御回路とを備えたことを特徴とする自動電圧調整
    装置。
  3. 【請求項3】 前記最大相電圧検出器は、前記発電機の
    出力相電圧を各相毎に検出する相電圧検出回路と、各々
    の前記相電圧検出回路で検出された出力相電圧のうち最
    大値を選択して出力する最大値検出回路とを備えたこと
    を特徴とする請求項1または2に記載の自動電圧調整装
    置。
  4. 【請求項4】 前記最大相電圧検出器は、前記発電機の
    3相の出力端子のうち開放されている出力端子の出力電
    圧を検出するようにしたことを特徴とする請求項1また
    は2に記載の自動電圧調整装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002315192A (ja) * 2001-04-05 2002-10-25 Nec Eng Ltd 電圧調整器
JP2013146135A (ja) * 2012-01-13 2013-07-25 Chugoku Electric Power Co Inc:The 自動電圧調整装置及び自動電圧調整システム

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