JP4153748B2 - 椅子における座の前後摺動装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、椅子における座の前後摺動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
背凭れに寄り掛かる座者の荷重により、背凭れが後傾し、それに連動して、座が前後動する椅子は公知である。
本願出願人は、近年のOA機器の普及に対処して、たとえば机上のパソコンのキーボード使用時において、背凭れの後傾とは無関係に、背凭れや肘掛けに対する座の前後位置を微調節して、座者の座り心地を改善し、デスクワークの作業効率を向上させることを目的として、簡単な機構で、容易に座の前後位置の調節を行うことができる発明について、先に特許出願している(特開2002−136376号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、前記目的と併せて、座の前後位置の調節を行う際に、その操作が容易であるとともに、調節後の位置を安定的に保持することができるようにした、椅子における座の前後摺動装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1) 椅子における脚柱の上端に取り付けた支基の左右に、ガイドレールを前後方向に設けるとともに、前記ガイドレールに、座の左右下方に設けた可動レールを、それぞれ前後摺動可能に取り付け、かつ前記左右のうちの少なくとも一方のガイドレールと可動レールに、互いに係合して座を前後方向の任意の位置で摺動不能にするとともに、座を上方に持ち上げることにより、前記係合が解除されて、座を摺動可能とする係合手段を設けた椅子における座の前後摺動装置であって、前記ガイドレールから上方に向けて、上端に大径頭部を有するガイドピンを突設し、可動レールに前記ガイドピンが前後摺動可能に嵌合する長孔を設け、かつガイドピンの大径頭部と可動レールとの間に装着したばねによって、可動レールをガイドレールに弾性的に圧接するとともに、ガイドレールに係合部、可動レールに前記係合部と係合する被係合部をそれぞれ設け、通常はガイドピンの大径頭部と可動レールとの間に装着したばねの付勢によって、前記係合部と被係合部とが係合してガイドレールに対する可動レールの前後方向の摺動が阻止され、座の前部を前記ばねの付勢力に抗して上方に持ち上げることにより、前記係合が解除されて座の前後方向の摺動が可能となるようにし、かつ前記ばねの下端に係止部を設けるとともに、可動レールの上面に、前記係止部と係止する被係止部を設け、これら係止部と被係止部とを係止させることによって、可動レールとガイドレール間の係合手段の係合を容易にするための位置決めがなされるようにしたことを特徴とする椅子における座の前後摺動装置とする。
【0005】
(2) 上記(1)項において、ばねを、板ばねとするとともに、この板ばねの下端に設けた係止部を、下向きの弧状部とし、可動レールの上面に設けた被係止部を、波状部とする
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態の座の前後摺動装置を備える椅子の正面図、図2〜図6は、本願発明を説明するための参考形態として示すもので、図2は、参考形態として椅子の側面図、図3は、同じく、図1におけるIII〜III線横断面図、図4、図5は、同じく、それぞれ図3におけるIV〜IV線縦断面図、V〜V線縦断面図、図6は、同じく、図4におけるVI〜VI線縦断面図である。
【0007】
1に示すように、この椅子は、先端部にキャスタ(1)が設けられた脚杆(2)を有する脚体(3)の中央に、ガススプリング(図示略)を備える伸縮式の脚柱(4)を立設し、脚柱(4)の上端に、支基(5)の後部を固着して形成されている。
支基(5)の内部には、背凭れ(6)及び座(7)の復帰用の付勢手段が設けられている。
【0008】
図2に示すように、支基(5)の両側壁(5a)(5a)より左右に突出する支軸(8)の両端部には、背凭れ(6)を支持する側面視ほぼL字状の左右1対の背凭れ支持杆(9)(9)の前端部に設けた左右方向を向く筒部(9a)(9a)が固嵌されており、背凭れ(6)及び背凭れ支持杆(9)(9)は、支軸(8)と一体となって、後下方に傾動し得るようになっている。
左右の背凭れ支持杆(9)の下部における前向部の中間には、肘掛け(10)が、起立させて設けられている。
【0009】
左右の背凭れ支持杆(9)における筒部(9a)と肘掛け(10)との中間部には、上向きの座支持杆(11)が、一体的に設けられている。
【0010】
前記各座支持杆(11)の上端部外側面には、横杆(12)で互いに連結された前後方向を向く左右1対のガイドレール(13)の後端部が、左右方向を向く軸(14)をもって連結されている。
【0011】
前記左右のガイドレール(13)(13)の前端部は、支基(5)の両側壁(5a)(5a)の前部に設けられた外向きの筒部(15)(15)の外側に枢着された、上下方向を向く左右の支持リンク(16)(16)の上端部内側面に、左右方向を向く横軸(17)をもって連結されている。このように、ガイドレール(13)の前後端を支持する座支持杆(11)と支持リンク(16)の2つの支持金具の中、一方の支持金具をガイドレール(13)の内側側面に当接し、他方の支持金具をガイドレール(13)の外側側面に当接させて支持してある。
【0012】
前記支持リンク(16)の下端部は、前記筒部(15)の外側に、左右方向を向く横軸(18)をもって枢着され、かつ筒部(15)内に設けたねじりコイルばねにより、図2における反時計回りに付勢されている。
【0013】
背凭れ(6)及び背凭れ支持杆(9)(9)を、支軸(8)を中心として後下方に傾動させると、そのときの背凭れ支持杆(9)(9)と一体の座支持杆(11)(11)の後傾により、座(7)の後部は後下方に移動させられ、かつそれに連動して、座(7)の前部も、左右の支持リンク(16)(16)が、ねじりコイルばねの付勢力に抗して、後傾することにより、若干後下方に移動させられるようになっている。
【0014】
左右のガイドレール(13)(13)には、座(7)の下面より突設した短寸の脚座(19)(19)をもって、前後の端部が固着され、座(7)から離間した前後方向を向く左右1対の可動レール(20)(20)が装着されている。
【0015】
図4に示すように、座(7)の前後端の下面より突設した短寸の脚座(19)(19)の下面には、可動レール(20)の前後端部が、図示を省略したボルトによって固着されている。
【0016】
図3におけるIV〜IV線縦断面図である図4、および図4におけるVI〜VI線縦断面図である図6に示すように、可動レール(20)の前部および後部には、それぞれ前後方向に長い凹部(22)(23)が設けられ、これら凹部(22)(23)の底面(24)(25)には、凹部(22)(23)の左右幅よりも小さい幅で、凹部(22)(23)の長さよりもやや短い長さの前後方向の長孔(26)(27)が設けられている。
【0017】
一方、ガイドレール(13)の上面(13a)における、前記前後の長孔(26)(27)に対応する位置には、上端に大径頭部(28a)(29a)を有するガイドピン(28)(29)が上方に向けて突設され、このガイドピン(28)(29)は、前記長孔(26)(27)に、前後方向に摺動可能に嵌合し、ガイドピン(28)(29)の大径頭部(28a)(29a)は、可動レール(20)の上面(20a)とほぼ同じ高さに位置している。
【0018】
ガイドピン(28)(29)の軸部(28b)(29b)には、前記長孔(26)(27)の左右幅よりも径の大きいワッシャー(30)(31)が嵌められ、このワッシャー(30)(31)の上面と、前記大径頭部(28a)(29a)の下面との間の軸部(28b)(29b)には、コイルばね(32)(33)が装着され、これらコイルばね(32)(33)によって、可動レール(20)がガイドレール(13)に弾性的に圧接されている。
【0019】
また、図2、図3におけるV〜V線縦断面図である図5、および図6に示すように、ガイドレール(13)の上面(13a)における、前記前後のガイドピン(28)(29)のそれぞれ左右には、係合突起(34)(35)が設けられている。
【0020】
一方、可動レール(20)の下面(20b)における、前記長孔(26)(27)の左右には、それぞれ前記係合突起(34)(35)と係合する、左右方向の被係合凹部(36)(37)が前後方向に複数個、設けられている。
【0021】
前記被係合凹部(36)(37)は、可動レール(20)の前部と後部において、同じ数が同じ間隔で設けられている。
【0022】
通常は、前記コイルばね(32)(33)の付勢によって、可動レール(20)は、ガイドレール(13)に圧接されているため、係合突起(34)(35)と被係合凹部(36)(37)が係合しており、ガイドレール(13)に対する可動レール(20)の前後方向の摺動が阻止され、可動レール(20)と一体となっている座(7)の前後方向の位置は、安定的に固定されている。
【0023】
座(7)の前後方向の位置を調節したい場合には、座(7)の前部を、コイルばね(32)(33)の付勢力に抗して上方に持ち上げることにより、係合手段である係合突起(34)(35)と被係合凹部(36)(37)との係合が解除され、可動レール(20)がガイドレール(13)に対して前後方向に摺動自在となる。
【0024】
そのため、座(7)を所望とする前後位置に移動させた後に、持ち上げていた座(7)を元の高さに戻すことにより、その新たな前後位置において、係合突起(34)(35)と被係合凹部(36)(37)が再び係合し、座(7)の位置が固定される。
【0025】
なお、ガイドレール(13)における前部の係合突起(34)は、側面視を台形状のものとして、被係合凹部(36)との係合の安定性を図るとともに、係合解除のために、座(7)の前部を持ち上げて、座(7)を傾斜させた場合において、座(7)の後部近傍は、わずか程度しか上方に移動しないため、後部の係合突起(35)と被係合凹部(37)との係合の解除を容易とする目的で、後部の係合突起(35)は、側面視を半球状のものとしてある。
【0026】
すなわち、後部の係合突起(35)を、側面視において半球状のものとすることにより、座(7)の前部を持ち上げて、前部における係合突起(34)と被係合凹部(36)との係合を解除した後、座(7)を前方に引張ることにより、後部の係合突起(35)と被係合凹部(37)との係合は、被係合凹部(37)が、側面視が半球状の係合突起(35)を容易に乗り越えて、両者の係合が簡単に解除され、座(7)の前後方向の移動が可能となる。
【0027】
また、後部の係合突起(35)を、側面視において半球状のものとすることにより、座(7)の前後方向の位置を調節した後に、前部を持ち上げていた座(7)を、元の高さに戻して、係合突起(34)(35)と被係合凹部(36)(37)とを再び係合させようとする場合に、後部の係合突起(35)が側面視において半球状であるため、後部の被係合凹部(37)と容易に係合し、前部の係合突起(34)と被係合凹部(36)とが係合し得る位置に、座(7)を移動させるための位置決めの作用もする。
【0028】
図7および図8は、上記した参考形態におけるガイドレールと可動レールとの係合部に改良を施したもので、図7は、本発明の一実施形態における椅子のガイドレールと可動レールとの係合部を一部切欠して示す要部拡大側面図、図8は、同じく、係合部の要部拡大斜視図である。
【0029】
本発明の実施形態では、前記参考形態の場合と同様に、可動レール(38)の前部に前後方向の長孔(39)が設けられ、この長孔(39)に、ガイドレール(40)の上面(40a)に突設された、大径頭部(41a)を有するガイドピン(41)が、前後方向に摺動可能に嵌合されている。
【0030】
可動レール(38)の上面(38a)における、前記長孔(39)の左右両側の部分は、前後方向の波形に形成されている。
【0031】
一方、前記ガイドピン(41)には、大径頭部(41a)の下面(41b)をもって下向きに押圧された、板ばね(42)が装着されており、この板ばね(42)によって、可動レール(38)がガイドレール(40)に弾性的に圧接されている。すなわち、前記板ばね(42)は、図8に斜視図を示すように、側面視において山形をなし、その前後両下端が下向きの弧状をなし、平面視において中央に通孔(42a)を有する形状のものである。
【0032】
ガイドピン(41)の軸部(41c)を前記通孔(42a)に挿通し、板ばね(42)における前後両下端の係止部、すなわち下向きの弧状部(42b)(42b)を、可動レール(38)の上面(38a)の被係止部、すなわち波状部(38b)に当接し、板ばね(42)の頂部上面(42c)を、ガイドピン(41)における大径頭部(41a)の下面(41b)で下向きに押圧することにより、可動レール(38)がガイドレール(40)に弾性的に圧接されている。
【0033】
ガイドレール(40)の上面(40a)における、ガイドピン(41)の左右には、係合突起(43)が設けられている。
【0034】
一方、可動レール(38)の下面(38c)における、前記長孔(39)の左右には、前記係合突起(43)と係合する左右方向の被係合凹部(44)が、前後方向に複数個設けられている。
【0035】
通常は、前記板ばね(42)の付勢によって、可動レール(38)は、ガイドレール(40)に圧接されているため、係合突起(43)と被係合凹部(44)が係合しており、ガイドレール(40)に対する可動レール(38)の前後方向の摺動が阻止され、可動レール(38)と一体となっている座(45)の前後方向の位置は、安定的に固定されている。
【0036】
座(45)の前後方向の位置を調節したい場合は、座(45)の前部を板ばね(42)の付勢力に抗して上方に持ち上げることにより、係合突起(43)と被係合凹部(44)との係合が解除され、可動レール(38)がガイドレール(40)に対して前後方向に摺動自在となる。
【0037】
そのため、座(45)を所望とする前後位置に移動させた後に、持ち上げていた座(45)を元の高さに戻すことにより、その新たな前後位置において、係合突起(43)と被係合凹部(44)が再び係合し、座(45)の位置が固定される。
【0038】
なお、本発明の実施形態においては、係合手段は、ガイドレール(40)および可動レール(38)の前部のみに設けられており、後部には設けられていない。
【0039】
前記参考形態において、後部の係合手段が有していた、座(45)の前後位置を調節した後に再び係合させる際の位置決めの機能は、本発明の実施形態においては、板ばね(42)の弧状部 (42b)(42b) が、可動レール(38)の上面(38a)における波状部(38b)と係合することによって行われる。
【0040】
【発明の効果】
本発明によれば、下記の効果が奏せられる。
(1) 請求項1記載の発明によれば、座を持ち上げるだけで、ガイドレールと可動レールとの係合が解除されるとともに、座を元の高さに戻すことによって、再び前記係合がなされるため、簡単な操作によって容易に座を所望の前後位置に調節することができる。
また、ガイドレールに対する可動レールの位置安定性が良好であるとともに、ばねの付勢力に抗して座を持ち上げることにより、可動レールがガイドレールに対して前後方向に摺動可能となり、座の前後位置を容易に調節することができる。
また、座の前部を持ち上げて前後位置を調節した後に、座を元の高さに戻して、再びガイドレールと可動レール間の係合手段の係合を行う際に、前記係合がなされる位置に、座の前後位置が自動的に微調節されるため、手数を要しないで容易に係合させることができる。
【0041】
(2) 請求項2記載の発明によれば、可動レールとガイドレール間の係合手段の係合を容易にするための位置決めが容易になる
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態の座の前後摺動装置を備える椅子の正面図である。
【図2】 参考形態として椅子の側面図である。
【図3】 同じく、図1におけるIII〜III線横断面図である。
【図4】 同じく、図3におけるIV〜IV線縦断面図である。
【図5】 同じく、図3におけるV〜V線縦断面図である。
【図6】 同じく、図4におけるVI〜VI線縦断面図である。
【図7】 本発明の一実施形態における椅子のガイドレールと可動レールとの係合部を一部切欠して示す要部拡大側面図である。
【図8】 同じく、係合部の要部拡大斜視図である。
【符号の説明】
(1)キャスター
(2)脚杆
(3)脚体
(4)脚柱
(5)支基
(5a)側壁
(6)背凭れ
(7)座
(8)支軸
(9)背凭れ支持杆
(9a)筒部
(10)肘掛け
(11)座支持杆
(12)横杆
(13)ガイドレール
(13a)上面
(14)軸
(15)筒部
(16)支持リンク
(17)(18)横軸
(19)脚座
(20)可動レール
(20a)上面
(20b)下面
(22)(23)凹部
(24)(25)底面
(26)(27)長孔
(28)(29)ガイドピン
(28a)(29a)大径頭部
(28b)(29b)軸部
(30)(31)ワッシャー
(32)(33)コイルばね
(34)(35)係合突起
(36)(37)被係合凹部
(38)可動レール
(38a)上面
(38b)波状部(被係止部)
(38c)下面
(39)長孔
(40)ガイドレール
(40a)上面
(41)ガイドピン
(41a)大径頭部
(41b)下面
(41c)軸部
(42)板ばね
(42b)(42b) 弧状部(係止部)

Claims (2)

  1. 椅子における脚柱の上端に取り付けた支基の左右に、ガイドレールを前後方向に設けるとともに、前記ガイドレールに、座の左右下方に設けた可動レールを、それぞれ前後摺動可能に取り付け、かつ前記左右のうちの少なくとも一方のガイドレールと可動レールに、互いに係合して座を前後方向の任意の位置で摺動不能にするとともに、座を上方に持ち上げることにより、前記係合が解除されて、座を摺動可能とする係合手段を設けた椅子における座の前後摺動装置であって、
    前記ガイドレールから上方に向けて、上端に大径頭部を有するガイドピンを突設し、可動レールに前記ガイドピンが前後摺動可能に嵌合する長孔を設け、かつガイドピンの大径頭部と可動レールとの間に装着したばねによって、可動レールをガイドレールに弾性的に圧接するとともに、
    ガイドレールに係合部、可動レールに前記係合部と係合する被係合部をそれぞれ設け、通常はガイドピンの大径頭部と可動レールとの間に装着したばねの付勢によって、前記係合部と被係合部とが係合してガイドレールに対する可動レールの前後方向の摺動が阻止され、座の前部を前記ばねの付勢力に抗して上方に持ち上げることにより、前記係合が解除されて座の前後方向の摺動が可能となるようにし、かつ
    前記ばねの下端に係止部を設けるとともに、可動レールの上面に、前記係止部と係止する被係止部を設け、これら係止部と被係止部とを係止させることによって、可動レールとガイドレール間の係合手段の係合を容易にするための位置決めがなされるようにしたことを特徴とする椅子における座の前後摺動装置。
  2. ばねを、板ばねとするとともに、この板ばねの下端に設けた係止部を、下向きの弧状部とし、可動レールの上面に設けた被係止部を、波状部としたことを特徴とする椅子における請求項1記載の座の前後摺動装置。
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