JP4153249B2 - 電子クーポン割当システム及びそれを実現するためのコンピュータプログラムと方法 - Google Patents

電子クーポン割当システム及びそれを実現するためのコンピュータプログラムと方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子チケットに電子クーポンを割当てるシステム等に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、映画館やイベント会場等に入場する際には電子チケットが利用されるようになってきている。これは、これまでに利用されてきた紙チケット(紙にチケットの内容を印刷したもの)ではなく、チケットの内容を電子化したものをICカード等の記録媒体に記録させたものであり、入場の際はその記録媒体の内容を読取り装置で読み取り、それにより入場の可否を判断するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、これまでの電子チケットはただ単に紙チケットの内容を電子化しただけであり、その他の用途に有効利用されることはなかった。即ち、チケットの内容を電子化することにより、イベントの主催者やチケット販売業者は、「“誰が”、“いつ”、“どこの”、“何の”イベントに参加するか」等の貴重な情報を容易に入手できるにもかかわらず、それら情報を十分に活用した販売戦略や営業活動等を行っていないという問題があった。
また、電子チケットとともにクーポン券を電子化した電子クーポンも利用されるようになってきているが、この電子クーポンにも電子チケットと同様の問題があった。
そこで、チケットやクーポンの内容を電子化したことにより得られる情報を有効に活用できるシステム等が求められるところである。
【0004】
本発明は、例えば、次のような手段を備えるコンピュータ、コンピュータが次のような処理を行う方法、コンピュータを次のような手段として機能させるコンピュータプログラムである。
(1) 複数の電子クーポンを記憶する電子クーポン群記憶手段、顧客とその顧客が購入した電子チケットとを関連づけたチケット管理ファイルを記憶するチケット管理ファイル記憶手段、前記電子クーポン群の中から前記電子チケットに関連づける電子クーポンを検索処理し検索された前記電子クーポンを前記電子チケットに関連づけて記憶することによりクーポン関連づけ処理を行うクーポン関連づけ手段、電子クーポンを更新する時期を記憶する更新時期記憶手段、前記電子クーポン関連づけ処理を前記更新時期に再度行って電子クーポンの更新処理をする電子クーポン更新手段、前記更新処理の後に前記チケット管理ファイルに含まれる前記電子チケットとそれに関連づけられた前記電子クーポンとを顧客が利用する電子チケット受信のためのコンピュータに送信する電子チケット送信手段を備える。
(2) 前記電子チケットにはチケット属性が含まれ、前記電子クーポンにはクーポン属性が含まれ、前記検索処理は前記チケット属性と前記クーポン属性が合致したものを検索する処理である。
(3) 前記顧客情報には顧客属性が含まれ、前記電子クーポンにはクーポン属性が含まれ、前記検索処理は前記顧客属性と前記クーポン属性が合致したものを検索する処理である。
(4) 複数の電子クーポンを記憶する電子クーポン群記憶手段、顧客とその顧客が購入した電子チケットとを関連づけたチケット管理ファイルを記憶するチケット管理ファイル記憶手段、前記電子クーポン群の中から前記電子チケットに関連づける電子クーポンを検索処理し検索された前記電子クーポンを前記電子チケットに関連づけて記憶することによりクーポン関連づけ処理を行うクーポン関連づけ手段、電子チケットの移転申請データを受信した場合前記電子クーポン関連づけ処理を再度行って電子クーポンの更新処理をする電子クーポン更新手段、前記更新処理の後に前記チケット管理ファイルに含まれる前記電子チケットとそれに関連づけられた前記電子クーポンを顧客が利用する電子チケット受信のためのコンピュータに送信する電子チケット送信手段を備える。
(5) 前記電子チケットにはチケット属性が含まれ、前記電子クーポン情報にはクーポン属性が含まれ、前記検索処理は前記チケット属性と前記クーポン属性が合致したものを検索する処理である。
(6) 前記顧客情報には顧客属性が含まれ、前記電子クーポン情報にはクーポン属性が含まれ、前記検索処理は前記顧客属性と前記クーポン属性が合致したものを検索する処理である。
【0005】
【発明の第一実施形態】
本発明の第一実施形態を図に基づいて説明する。図1は本発明の実施に必要なハードウェアとそのハードウェアの結びつきを表した概略図である。
これらハードウェアは、サーバー1(電子チケットや電子クーポンを取り扱う会社が利用するサーバー)と、電子チケット購入者が利用するコンピュータ(PC2)とからなる。
このサーバー1、PC2、後述する携帯電話25は各々インターネット3(通信手段)を通じてデータの送受信が可能になるよう接続されている。
サーバー1、PC2、携帯電話25、後述する小型コンピュータ24はデータを記憶するための記憶装置とデータを送受信するためのデータ送信部並びにデータ受信部とを各々内蔵し、それらを用いてデータの送受信を行う。
【0006】
各々の記憶装置には本発明を実現するためのコンピュータプログラムや所定のデータが記憶されており、各装置はこのコンピュータプログラムの命令を受けて各データを処理し、本発明を実施する。
PC2にはデータを表示するための表示モニタ11、データ入力用のキーボード12、入力用のマウス13が備えられ、更にデータ記憶可能なICカード21に対してデータの読み書きを行うリーダ・ライタ22が備えられている。
また、このICカード21は小型コンピュータ24によってもデータの読み書きが行われるものである。この小型コンピュータ24はICカード挿入部を備える携帯可能な装置であり、ICカード21に記憶されているデータの内容は小型コンピュータ24に備えられている表示モニタに表示されるものである。
なお、ここではサーバー1が割当手段としての役割を果し、サーバー1に備えられている記憶装置が記憶手段としての役割を果し、PC2が電子チケット受信手段としての役割を果たし、小型コンピュータ24が電子チケット携帯手段としての役割を果たす。
また、本実施形態では、PC2、リーダ・ライタ22、小型コンピュータ24を利用しているが、これをICチップ内蔵の携帯電話(或は、赤外線通信機能を備えた携帯電話)25としてもよい。この場合、携帯電話25が受信手段及び携帯手段としての役割を果たす。
【0007】
次に、本発明の処理手順を説明する。本発明は図2に示す通り、<電子チケット購入申請処理:STEP1>→<ユーザー確認処理:STEP2>→<チケット在庫確認処理:STEP3>→<電子クーポン割当処理:STEP4>→<電子チケット及び電子クーポンの確認処理:STEP5>→<電子チケット・電子クーポンのダウンロード:STEP6>→<クーポン表示処理:STEP7>の手順で行われる。以下、これらの処理について説明する。
【0008】
<電子チケット購入申請処理:STEP1>
ドリームカンパニーという会社ではインターネットを利用した電子チケット販売及び電子クーポンの提供事業を行っている。
東京都在住の田口はる子さんは、歌手の山田太郎のディナーショーを観覧したいと思い、この会社から電子チケットを購入しようと考えている。田口さんは自宅にあるPC2を利用してドリームカンパニーが運営するホームページ(電子チケット購入申請のためのページ)にアクセスした。これにより図3のような内容がPC2の表示モニタ11に表示される。なお、この時点でユーザーIDの欄やチケットID等の欄には情報が入力されていないものとする。
【0009】
田口さんは、自分のユーザーIDや観覧を希望するイベント(山田太郎のディナーショー)のチケットIDを入力し、画面下の「送信」をクリックした。これによりPC2は購入データ「ユーザーID:U024/パスワード:5963(表示モニタ11には「****」と表示)/チケットID:T9715/枚数:1」を作成し、サーバー1に送信し、サーバー1はそのデータを受信し、記憶する。
なお、田口さんは既にこの会社のシステムを利用するためのユーザー登録を済ませており、それによりユーザーIDを取得しているものとする。また、電子チケットのIDは田口さんがドリームカンパニーのホームページ(或いは、ドリームカンパニー発行の雑誌等)を調べることにより得たものとする。
【0010】
<ユーザー確認処理:STEP2>
サーバー1にはユーザーファイルが記憶されている(図4)。このユーザーファイルは複数のユーザーレコードからなるものであり、田口さんの情報(レコード:図4)「ユーザーID:U024/パスワード:5963/名前:田口はる子/住所:東京都港区赤坂○−○−○/年齢:35/性別:女/趣味:テニス/電話番号:03−3582−XXXX/電子メール:taguti@tokyo.co.jp/クレジットカード番号:1234−5678−XXXX−XXXX」も既にこのファイルに組み込まれているものとする。なお、本実施形態において、このユーザーレコードに含まれるユーザーの住所・年齢・性別・趣味が顧客属性としての役割を果たす。
サーバー1は、購入データに含まれる「ユーザーID:U024」に基づいてユーザーファイルを検索する。これにより、図4のレコードが検索(抽出)される。
サーバー1は検索したレコードのパスワードと購入データに含まれるパスワードとを照合し、それが一致する場合は、次の処理<チケット在庫確認処理:STEP3>を行う。一方、一致しない場合は「パスワードが一致しません。再度入力して下さい」などのメッセージをPC2に送信する。
【0011】
<チケット在庫確認処理:STEP3>
サーバー1にはチケットファイルが記憶されている(図5)。このチケットファイルは複数のチケットレコードからなるものである。
サーバー1は、購入データに含まれる「チケットID:T9715」に基づいてチケットファイルを検索する。これにより、図5のレコード「チケットID:T9715/内容:山田太郎ディナーショー/日時:2002年10月10日PM6:00−PM8:00/場所:新宿○○ホテル(東京)/種類:ディナーショー/クーポン付与区分:付与可/残り枚数:30」が検索(抽出)される。
なお、本実施形態において、このチケットレコードが電子チケットとしての役割を果たし、このレコードに含まれる種類・日時・場所がチケット属性としての役割を果たし、クーポン付与区分が提供区分としての役割を果たす。
サーバー1は検索したレコードの「残り枚数:30枚」と購入データに含まれる「購入枚数:1」とを比較し、販売可能であるかを確認する。残り枚数が購入枚数より多い場合は、次の処理<電子クーポン割当処理:STEP4>を行う。一方、残り枚数が購入枚数より少ない場合は「残り枚数が足りません。」などのメッセージをPC2に送信する。
【0012】
<電子クーポン割当処理:STEP4>
電子チケットを販売しているドリームカンパニーでは、販売した電子チケットに電子クーポンを割当て、電子チケットと電子クーポンをセットにして提供している。この電子クーポン割当処理は田口さんが購入した電子チケットに電子クーポンを割り当てるための処理である。
この電子クーポン割当処理は[第一抽出処理]、[第二抽出処理]、[チケット管理ファイル更新処理]とからなる。
【0013】
[第一抽出処理]
サーバー1にはクーポンファイルが記憶されている。このクーポンファイルは複数のクーポンレコードからなるものであり、例えば、以下のようなレコードからなるものである。
図6「クーポンID:C007/内容:○○美容院¥1000割引クーポン/有効期限:2002年12月31日/種類:ディナーショー、バーティー/提供範囲:東京、神奈川、埼玉、千葉/対象性別:女/対象趣味:すべて/提供時期:イベント開催前」。
図7「クーポンID:C036/内容:○○ストア赤坂店卵1パック無料クーポン/有効期限:2002年12月31日まで/種類:指定なし/提供範囲:東京港区赤坂/対象性別:男、女/対象趣味:すべて/表示時期:イベント開催前・開催中・開催後」
図8「クーポンID:C204/内容:映画¥500割引クーポン/有効期限:2002年12月31日/種類:指定なし/提供範囲:すべて/対象性別:男、女/対象趣味:映画鑑賞/表示時期:イベント開催前・開催中・開催後」
なお、本実施形態において、このクーポンレコードが電子クーポンとしての役割を果たし、クーポンファイルが電子クーポン群としての役割を果たし、種類・提供範囲・対象性別・対象趣味などがクーポン属性としての役割を果たし、表示時期がクーポンの提供時期としての役割を果す。
【0014】
サーバー1は、<チケット在庫確認処理:STEP3>において検索(抽出)したチケットレコード(図5)に含まれるチケット属性(種類・場所)に基づいてクーポンファイルを検索する。具体的には以下の処理を行う。
(処理1−1)本実施形態において、チケットレコード(図5)に含まれるチケット属性「種類」と、クーポンファイルに含まれる各クーポンレコードのクーポン属性「種類」とは対応する属性項目である。よって、サーバー1は両者を比較し、合致するクーポンを抽出する。
(処理1−2)本実施形態において、チケットレコード(図5)に含まれるチケット属性「場所」と、クーポンファイルに含まれる各クーポンレコードのクーポン属性「提供範囲」とは対応する属性項目である。よって、サーバー1は両者を比較し、合致するクーポンを抽出する。
なお、この他にもチケットレコードのチケット属性「日時」とクーポンレコードのクーポン属性「有効期限」とを対応づけ、両者を比較し、一致するクーポンを抽出してもよい。
(処理1−3)図6・図7・図8のうち、上記(処理1−1)(処理1−2)により抽出されたクーポンは図6のクーポンのみであるので、図6に示すクーポンのIDを一時的に記憶装置に記憶する。なお、本実施形態では、上記(処理1−1)(処理1−2)双方で抽出されたクーポンを条件に合致するクーポンとしているが、どちらか一方の処理で抽出されたクーポンを条件に合致するクーポンにしてもよい。
【0015】
[第二抽出処理]
サーバー1は、<ユーザー確認処理:STEP2>において検索(抽出)したユーザーレコード(図4)に含まれるユーザー属性(住所・趣味)に基づいてクーポンファイルを検索する。具体的には以下の処理を行う。
(処理2−1)本実施形態では、ユーザーレコード(図4)に含まれるユーザー属性「趣味」と、クーポンファイルに含まれる各クーポンレコードのクーポン属性「対象趣味」とが対応づけられた属性である。よって、サーバー1は両者を比較し、合致するクーポンを抽出する。
(処理2−2)本実施形態では、ユーザーレコード(図4)に含まれるユーザー属性「住所」と、クーポンレコードのクーポン属性「提供範囲」とは対応づけられた属性項目である。よって、サーバー1は、ユーザーレコード(図4)に含まれるユーザー属性「住所」と、上記(処理2−1)により抽出されたクーポンレコードのクーポン属性「提供範囲」とを比較し、合致するクーポンを抽出する。なお、ユーザー属性に以下の項目を設けてもよい。
(a)ユーザー属性に「性別」を含め、これとクーポンレコードのクーポン属性「対象性別」とを対応づけ、両者を比較し、一致するクーポンを抽出してもよい。
(b)クーポンレコードにクーポン属性「対象年齢」を設け、これとユーザー属性「年齢」とを対応づけ、両者を比較し、一致するクーポンを抽出してもよい。(c)クーポンレコードにクーポン属性「対象利用履歴」を設け、更にユーザーレコードにユーザー属性「利用履歴」を設け、両者を対応づけ・比較し、一致するクーポンを抽出してもよい。なお、利用履歴とは、例えば以前そのユーザーが「ワイン専門店」のクーポンを何度も利用している場合、「利用履歴:ワイン専門店」とユーザーレコードに含めておくこと等を意味する。即ち、ドリームカンパニーでは電子チケット・電子クーポンの特性(チケットやクーポンの利用状況や移転内容を把握できるという特性)を生かして、ユーザーの利用状況や移転内容を把握しているので、その利用状況・移転内容に合わせたクーポンの提供を行うことができるのである。利用履歴とは上記の例に限らず、例えば、電子チケットの譲渡履歴であってもよいし、その他の情報であってもよい。
(処理2−3)図6・図7・図8のうち、上記(処理2−1)(処理2−2)により抽出されたクーポンは図7のクーポンのみであるので、図7に示すクーポンのIDを一時的に記憶装置に記憶する。なお、本実施形態では、上記(処理2−1)(処理2−2)双方で抽出されたクーポンを条件に合致するクーポンとしているが、どちらか一方の処理で抽出されたクーポンを条件に合致するクーポンにしてもよい。
【0016】
[チケット管理ファイル更新処理]
サーバー1にはチケット管理ファイルが記憶されている(図9)。このチケット管理ファイルは複数のチケット管理レコードからなるものである。
サーバー1は、購入データに含まれる「ユーザーID:U024」に基づいてチケット管理ファイルを検索する。これにより、図9のレコード「ユーザーID:U024/所有権利(1):情報なし/所有権利(2):情報なし/所有権利(3):情報なし/……」が検索(抽出)される。なお、図9においては「所有権利(1):T9715−C007−C036」となっているが、この時点では「所有権利(1):情報なし」になっているものとする。
サーバー1は検索したレコードの所有権利(1)に購入データに含まれる「チケットID:T9715」、[第一抽出処理]の(処理1−3)で一時的に記憶した図6のクーポンID、[第二抽出処理]の(処理2−3)で一時的に記憶した図7のクーポンIDとを対応づけて(関連づけて)記憶する。これにより図9の「所有権利(1)」の内容は「T9715−C007−C036」(図9)となり電子チケットの販売(発行)が完了する。そして、このファイルを閲覧すれば誰がどの電子チケットを所有し、その電子チケットにはどの電子クーポンが割り当てられているか(付加されているか)が分かるようになるのである。
【0017】
なお、この<電子クーポン割当処理:STEP4>を定期的に行ってもよい。例えば、サーバー1の記憶装置に更新時期「毎週月曜日AM5:00」というデータを記憶しておき、サーバー1は毎週この時刻になったら再度<電子クーポン割当処理:STEP4>を行うのである。このようにすれば提供するクーポンの内容を適切なものとすることができる。即ち、この更新処理を行えば、一週間のうちに追加されたクーポンを提供することも可能になり、また有効期限の切れたクーポンを提供するという不都合をも回避できる。
【0018】
<電子チケット及び電子クーポンの確認処理:STEP5>
田口さんは、自分が所有している電子チケット及び電子クーポンの内容を確認したいと思い、PC2を利用してドリームカンパニーが運営するホームページ(電子チケットの内容を確認するためのページ)にアクセスした。これにより図10のような内容がPC2の表示モニタ11に表示される。なお、この時点でユーザーIDの欄やパスワードの欄には情報が入力されていないものとする。
【0019】
田口さんは、自分のユーザーIDやパスワードを入力し、画面下の「送信」をクリックした。これによりPC2は閲覧要求データ「ユーザーID:U024/パスワード:5963(表示モニタ11には「****」と表示)」を作成し、サーバー1に送信し、サーバー1はそのデータを受信し、記憶する。
【0020】
サーバー1は、閲覧要求データに含まれる「ユーザーID:U024」に基づいて、ユーザーファイル(図4)及びチケット管理ファイル(図9)を検索する。これにより図4と図9に表されているレコードが検索(抽出)される。
サーバー1は図4のレコードに基づいて閲覧要求データに含まれるパスワードを確認し、それが一致する場合は図4・図9のレコードに基づいて表示データ「見出し:U024田口はる子様のフォルダ/所有権利(1)、T9715、山田太郎ディナーショー、新宿○○ホテル、2002年10月10日PM6:00−PM8:00/クーポン=C007、○○美容院¥1000割引クーポン/クーポン=C036、○○ストア赤坂店卵1パック無料クーポン/所有権利(2)、情報なし/所有権利(3)、情報なし」を作成し、PC2に送信する。それを受信したPC2は表示データを記憶装置に記憶すると共に図11のように表示データを表示する。
【0021】
<電子チケット・電子クーポンのダウンロード:STEP6>
図11の内容を確認した田口さんは画面下の「ダウンロード」をクリックする。これによりPC2はダウンロード要求データ「ユーザーID:U024/チケットID:T9715」を作成し、サーバー1に送信し、サーバー1はそのデータを受信し、記憶する。
サーバー1はダウンロード要求データに含まれる「ユーザーID:U024」に基づいてチケット管理ファイル(図9)を検索し、更には図9のチケット管理レコードに含まれるチケットID・クーポンIDに基づいてチケットファイル・クーポンファイルを検索し、田口さんが所有するチケット・クーポンに関するデータを取得する。そして、それらに基づいて権利データ「チケットID:T9715、内容:山田太郎ディナーショー、場所:新宿○○ホテル(東京)、日時:2002年10月10日、開始時刻:PM6:00、終了時刻:PM8:00/クーポンID:C007、内容:○○美容院¥1000割引クーポン、表示時期:イベント開催前/クーポンID:C036、内容:○○ストア赤坂店卵1パック無料クーポン、表示時期:イベント開催前・開催中・開催後/イベント状況:情報なし」を作成し、PC2に送信する。それを受信したPC2は権利データをリーダ・ライタ22を介してICカード21に記憶させる。
【0022】
<クーポン表示処理:STEP7>
小型コンピュータ24(図1)にはICカード21を挿入するための挿入口(図示せず)が備えられており、田口さんはディナーショー当日の午前10時にICカード21を小型コンピュータ24の挿入口に挿入した。この後小型コンピュータ24は以下の処理を行う。
(1)イベント状況設定処理。
小型コンピュータ24には時計が内蔵されており、それにより現在の時刻(午前10時)を取得することができる。小型コンピュータ24はイベントの開催時刻(午後6時)及び終了時刻(午後8時)と現在の時刻とを比較して、チケット送信データに含まれるイベント状況の情報を設定する。即ち、今の時刻が開催時刻より早い時間であれば「イベント状況:イベント開催前」とし、開催時刻と終了時刻との間であれば「イベント状況:イベント開催中」とし、終了時刻より遅ければ「イベント状況:イベント開催後」とする。なお、現在の時刻は午前10時なので「イベント状況:イベント開催前」となる。
【0023】
(2)クーポンの表示判断。
小型コンピュータ24は権利データの内容を表示モニタに表示するのであるが、その前に、上記(1)で設定したイベント状況と各クーポンの表示時期を照合して、そのクーポンを表示モニタに表示するか否かを判断する。即ち、上記(1)では「イベント状況:イベント開催前」としたので、「表示時期:イベント開催前」となっているクーポンについては表示し、「表示時期:イベント開催前」となっていないクーポンについては表示しない。本実施形態では、田口さんは2つのクーポン(クーポンID:C007とC0036)を所有しており、この2つのクーポンともに「表示時期:イベント開催前」とあるので、図12のようにチケットの内容と共に2つのクーポンも表示される。このようにすれば、田口さんはディナーショーの前に美容院でヘアーをセットする際に、割引を受けること等ができる。
(3)小型コンピュータ24は上記(1)と(2)の処理を定期的(例えば、10分毎に)行うものとする。これにより例えば、現在の時刻が午後6時を過ぎ、「イベント状況:イベント開催中」となったら「C007」のクーポンは表示モニタに表示されなくなるのである。即ち、「C007」のクーポンの表示時期は「イベント開催前」なので、イベント開催中及び開催後には表示されないのである。
【0024】
以上のように各クーポンに表示時期を設けたのは、そのクーポンの表示時期を適正にして効率の良いクーポン提供を可能にするためである。例えば、本実施形態のように対象イベントがディナーショーの場合、ディナーショー開催前に美容院でヘアーをセットすることは通常行われることなので、ディナーショー開催前に美容院の割引クーポンを提供すればそのクーポンの利用率が向上するが、ディナーショー開催中、或は開催後に美容院のクーポンを提供してもその利用率は非常に低いものとなり、不要なクーポンをユーザーに提供することによりユーザーにストレスを与えてしまう。表示時期を設けたのはこのような不都合を回避するためである。
なお、田口さんがディナーショー会場に入場する際は、電子チケットの内容を小型コンピュータ24の表示モニタに表示させ(図12)、会場入口にICカードのリーダライタを設置して、田口さんのICカードの内容を読取って、入場の可否を判断する。また、それを係員にみせることにより入場が可能としてもよい。
【0025】
以上のようにすれば、電子チケットと電子クーポンとをセットにして顧客に提供することができる。なお、上記実施形態ではドリームカンパニー自身が販売したチケットに対して<電子クーポン割当処理:STEP4>を行っているが、他社が販売したチケットに対して<電子クーポン割当処理:STEP4>を行ってもよい。
その場合、<電子クーポン割当処理:STEP4>を行う前に<クーポン付与区分確認処理>を行う必要がある。以下、<クーポン付与区分確認処理>について説明する。
【0026】
<クーポン付与区分確認処理>
サーバー1は<電子クーポン割当処理:STEP4>を行う前に、<チケット在庫確認処理:STEP3>で抽出したチケットレコード(図5)の「クーポン付与区分」を確認し、そのチケットがクーポン提供区分であるか否かを判断する。この区分にはケースによって以下の内容が設定されてる。
ケース1:ドリームカンパニーが販売するチケットには「付与可」が設定されている。これは、自社が販売するチケットには当然自社が扱うクーポンを割当てる(付加する)必要があるためである。なお、自社が販売するチケットであっても、何らかの理由でクーポンを割当てることが不適切な場合は、「付与不可」としてもよい。
ケース2:他社(ドリームカンパニー以外の会社)が販売するチケットであるが、その会社はドリームカンパニーと契約(その会社が販売したチケットにドリームカンパニーがクーポンを割り当てる旨の契約)をしている場合、その会社が販売するチケットには「付与可」が設定されている。これにより契約済の会社が販売したチケットでありクーポンを割当ててもよいチケットであるか、契約をしていない会社が販売したチケットであり、クーポンを割当ててはならないチケットであるかを判断できるのである。
ケース3:他社が販売するチケットであり、その会社はドリームカンパニーとクーポン提供の契約をしていない場合、その会社が販売するチケットには「付与不可」が設定されている。これにより契約をしていない会社が販売するチケットにクーポンを割当てるという不都合を回避できるのである。
サーバー1はこの区分が「付与可」の場合、前述の<電子クーポン割当処理:STEP4>を行い、「付与不可」の場合はこれら処理は行わない。
このようにすれば、ドリームカンパニーでは自社販売のチケットのみならず、他社が販売したチケットにもクーポンを提供することができるので、ドリームカンパニーではクーポン発行数を増加させることができ、手数料収入の増収にも結びつけることができる。
【0027】
【発明の第二実施形態】
第一実施形態はチケットを購入した田口さんがそのままディナーショーを観覧するケースについて説明したが、本実施形態では田口さんがチケット購入後、何らかの理由によりディナーショーを観覧することができなくなったため、購入したチケットを友人の三田さんに譲渡するケースについて説明する。
まず、本実施形態の処理手順について説明する。本実施形態の処理手順は第一実施形態とほぼ同じであるが、STEP4とSTEP5との間に<チケット移転処理:STEP4−2>が加わる点のみが異なる。以下、これら処理について説明する。
【0028】
<チケット移転処理:STEP4−2>
都合によりディナーショーを観覧できなくなった田口さんは、それを友人の三田さんに譲渡しようと思い、PC2を利用してドリームカンパニーが運営するホームページ(電子チケット移転申請のためのページ)にアクセスした。これにより図13のような内容がPC2の表示モニタ11に表示される。なお、この時点でユーザーIDの欄やチケットID等の欄には情報が入力されていないものとする。
【0029】
田口さんは、自分のユーザーIDや移転するイベント(山田太郎のディナーショー)のチケットID等を入力し、画面下の「送信」をクリックした。これによりPC2は移転申請データ「ユーザーID:U024/パスワード:5963(表示モニタ11には「****」と表示)/移転対象チケットID:T9715/移転先ユーザーID:U099」を作成し、サーバー1に送信し、サーバー1はそのデータを受信し、記憶する。
【0030】
次に、サーバー1は以下の処理を行う。
(1)ユーザー確認(田口さんの確認)
サーバー1は、移転申請データに含まれる「ユーザーID:U024」に基づいてユーザーファイルを検索し、第一実施形態で説明した<ユーザー確認処理:STEP2>を改めて行い、パスワードの正当性を確認する。これにより田口さんの本人確認が完了する。
(2)ユーザー確認(三田さんの確認)
前述の通り、サーバー1にはユーザーファイルが記憶されており、ここでは三田さんの情報(レコード:図14)「ユーザーID:U099/パスワード:9876/名前:三田和子/住所:神奈川県川崎市XX区○○○/年齢:45/性別:女/趣味:映画鑑賞/電話番号:044−XXX−XXXX/電子メール:mita@kawasaki.co.jp/クレジットカード番号:9876−5432−XXXX−XXXX」も既に登録されているものとする。
サーバー1は、移転申請データに含まれる「ユーザーID:U099」に基づいてユーザーファイルを検索し、図14のレコードを抽出し、「ユーザーID:U099」(三田さん)の存在を確認する。即ち、これにより移転先ユーザーの存在が確認できるのである。
【0031】
(3)チケット管理レコード更新(田口さんのレコード)
サーバー1は、移転申請データに含まれる「ユーザーID:U024」に基づいてチケット管理ファイル(図9)を検索する。これにより図9のレコードが抽出され、「移転対象チケットID:T9715」に該当する所有権利を削除する。即ち、「所有権利(1):T9715−C007−C036」を「所有権利(1):情報なし」とする。
(4)サーバー1は、第一実施形態で説明した<電子クーポン割当処理:STEP4>を再度行う。即ち、移転された電子チケット「T9715」のチケット属性に基づいて[第一抽出処理]を行い、三田さん(ユーザーID「U099」)のユーザ属性に基づいて[第二抽出処理]を行い、更に三田さんのユーザーID「U099」に基づいて[チケット管理ファイル更新処理]を行う。これにより三田さんのチケット管理レコードは図15「ユーザーID:U099/所有権利(1):T9715−C007−C204/所有権利(2):情報なし/所有権利(3):情報なし/……」のように更新されることになる。即ち、三田さんのユーザーレコード(図14)には住所が神奈川県川崎市になっているので(東京都港区赤坂ではないので)、図7のクーポン(C036)は割当てられない。一方、三田さんの趣味は「映画鑑賞」なので田口さんには割当てられなかった図8のクーポン(C204)が三田さんには割当てられている。
このようにすれば田口さんの電子チケットは三田さんに移転され、電子チケットに割り当てる電子クーポンも三田さんのユーザー属性に合致したものとなる。
【0032】
なお、上記実施形態おいては特定のケースについて説明したが、本発明はこれら特定のケースに限るものではない。例えば、次のようなケースであっても構わない。
る。
(1)上記実施形態では、特定のケースについて説明したが、本発明はこれに限るものではなく、あらゆる種類の電子チケット、電子クーポンに利用できるものである。
(2)データの内容は実施形態で説明したデータに限らない。即ち、同様の役割を果たすことができれば、他のどのようなデータであっても構わない。
(3)ハードウェアも実施形態で説明したものに限らない。即ち、同様の役割を果たすことができれば、他のどのようなハードウェアであっても構わない。
(4)処理の内容や手順についても実施形態で説明したものに限らない。即ち、同様の役割を果たすことができれば、他のどのような処理内容・処理手順であっても構わない。
(5)上記実施形態に登場するデータ(データレコード、データファイル)のデータ(データ項目)は、原則として各々関連づけられて(対応づけられて)記憶装置に記憶されているものとする。
(6)上記実施形態において、「チケット受信手段へ送信する前の送信前チケット」とは、原則として、チケット受信手段であるPC2にダウンロードする前の状態の電子チケットを意味するものとする(ただし、これに限るものではない)。
(7)興行の種類・日時・場所の任意の組合せとは、これら3つすべての組合せでもよく、これらのうち何れか2つの組合せであってもよい。また、興行の開催前・開催中・開催後の任意の組合せとは、これら3つすべての組合せでもよく、これらのうち何れか2つの組合せであってもよい。顧客の年齢・性別・住所・趣味・利用履歴の任意の組合せとは、これらの4つの要素すべての組合せであってもよく、3つの組合せでもよく、2つ組合せであってもよい。
(8)上記実施形態では、電子クーポンの割当処理をチケット発売(発行)の際に行っているが、これを発行前に行ってもよいし、或は発行後に行ってもよい。即ち、クーポンの割当はどのタイミングでも行うことができる。
【0033】
【発明の効果】
本発明には次のような効果がある。
(1)本発明を利用すれば、電子チケットのみならず電子クーポンをも提供することができ、顧客の利便性が向上する。また、電子チケット及び電子クーポンの利用率も向上し、チケット販売者やクーポンを提供する店舗等の売上げも向上する。
(2)本発明を利用すれば、電子チケットにより得られた情報を十分に活用した販売戦略や営業活動が行うことができる。具体的には以下の通りである。
(a)本発明では、チケット属性に合わせた電子クーポンを提供しているので、クーポンの利用率や顧客の利便性を更に向上させることができる。例えば、ディナーショーの前には美容院でヘアーをセットするという顧客のニーズに合致するクーポンを提供するので、クーポンの利用率や顧客の利便性も更に向上するのである。即ち、電子チケットを販売するということは、ユーザーの行動予測(そのユーザーが何時何処で何をするかの予測)が可能になるので、その行動予測に合致したクーポンを提供でき、チケット販売における情報活用を十分に行うことができるのである。
(b)本発明では、ユーザー属性に合わせた電子クーポンを提供しているので、クーポンの利用率や顧客の利便性を更に向上させることができる。例えば、赤坂在住の顧客には赤坂にあるスーパーの割引クーポンなどを提供するので、顧客のニーズに合致したクーポン提供が可能となり、クーポンの利用率や顧客の利便性も更に向上するのである。即ち、ここでも上記(a)と同様の情報活用(ユーザー情報の活用)を行えるのである。
(3)本発明を利用すれば、他社が販売した電子チケットにも電子クーポンを提供できるので、より多くの電子クーポンを提供でき、クーポン提供者(ドリームカンパニー)の提供手数料を増加させることができる。
(4)本発明では、顧客が電子チケットをダウンロードする前に電子クーポンを割当てている(付与している)ので、容易に電子クーポンを割当てることができる。即ち、ダウンロードされた後の電子チケットに電子クーポンを割当てるとなると、顧客にわざわざ電子チケットをアップロードしてもらい、クーポンを割当て、再度ダウンロードし直して貰わなければならなくならず、手続が煩雑になってしまう。よって、ダウンロード前の電子チケットに電子クーポンを割当てると言うことは非常に電子クーポンの割当処理の簡素化を可能にするのである。また、これにより特願2001-037078号「電子チケット移転システム」を更に発展させることができる。
(5)本発明では、クーポンに提供時期を設け、その時期に応じてクーポンを提供しているので、例えば、ディナーショー観覧後に美容院のクーポンを提供するといった不都合(誤ったタイミングでクーポンを提供するといった不都合)を回避できる。特に、提供時期を「イベント開催前」「イベント開催中」「イベント開催後」とに分ければ、そのイベントの進行状況に合わせたクーポン提供が可能となるのである。
(6)本発明では、チケットの移転がされた場合に再度クーポンの割当処理を行っているので、そのチケットが移転された場合でも、常にチケット所有者(譲受人)の属性に合致したクーポンを提供できる。
(7)本発明では、一定の期間後に再度クーポンの割当処理を行っているので、その常に提供するクーポンの内容を最新の状態に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実現するための装置の概略を示す図である。
【図2】本発明の処理フローを表した図である。
【図3】チケット購入画面を表した図である。
【図4】ユーザーファイルを表した図である。
【図5】 チケットファイルを表した図である。
【図6】 クーポンファイルを表した図である。
【図7】 クーポンファイルを表した図である。
【図8】 クーポンファイルを表した図である。
【図9】 チケット管理ファイルを表した図である。
【図10】チケット閲覧画面を表した図である。
【図11】フォルダ表示画面を表した図である。
【図12】携帯手段に表示された電子チケット・クーポンを表した図である。
【図13】チケット移転画面を表した図である。
【図14】ユーザーファイルを表した図である。
【図15】 チケット管理ファイルを表した図である。
【符号の説明】
1 サーバー
2 PC(パーソナルコンピュータ)
3 インターネット
11 表示モニタ
12 キーボード
13 マウス
21 ICカード
22 リーダライタ
24 小型コンピュータ
25 携帯電話

Claims (18)

  1. 複数の電子クーポンを記憶する電子クーポン群記憶手段、顧客とその顧客が購入した電子チケットとを関連づけたチケット管理ファイルを記憶するチケット管理ファイル記憶手段、前記電子クーポン群の中から前記電子チケットに関連づける電子クーポンを検索処理し検索された前記電子クーポンを前記電子チケットに関連づけて記憶することによりクーポン関連づけ処理を行うクーポン関連づけ手段、電子クーポンを更新する時期を記憶する更新時期記憶手段、前記電子クーポン関連づけ処理を前記更新時期に再度行って電子クーポンの更新処理をする電子クーポン更新手段、前記更新処理の後に前記チケット管理ファイルに含まれる前記電子チケットとそれに関連づけられた前記電子クーポンとを顧客が利用する電子チケット受信のためのコンピュータに送信する電子チケット送信手段を備えることを特徴とする電子クーポン送信のためのコンピュータ。
  2. 前記電子チケットにはチケット属性が含まれ、前記電子クーポンにはクーポン属性が含まれ、前記検索処理は前記チケット属性と前記クーポン属性が合致したものを検索する処理であることを特徴とする請求項1記載の電子クーポン送信のためのコンピュータ。
  3. 前記顧客情報には顧客属性が含まれ、前記電子クーポンにはクーポン属性が含まれ、前記検索処理は前記顧客属性と前記クーポン属性が合致したものを検索する処理であることを特徴とする請求項1記載の電子クーポン送信のためのコンピュータ。
  4. 複数の電子クーポンを記憶する電子クーポン群記憶手段、顧客とその顧客が購入した電子チケットとを関連づけたチケット管理ファイルを記憶するチケット管理ファイル記憶手段、前記電子クーポン群の中から前記電子チケットに関連づける電子クーポンを検索処理し検索された前記電子クーポンを前記電子チケットに関連づけて記憶することによりクーポン関連づけ処理を行うクーポン関連づけ手段、電子チケットの移転申請データを受信した場合前記電子クーポン関連づけ処理を再度行って電子クーポンの更新処理をする電子クーポン更新手段、前記更新処理の後に前記チケット管理ファイルに含まれる前記電子チケットとそれに関連づけられた前記電子クーポンを顧客が利用する電子チケット受信のためのコンピュータに送信する電子チケット送信手段を備えることを特徴とする電子クーポン送信のためのコンピュータ。
  5. 前記電子チケットにはチケット属性が含まれ、前記電子クーポン情報にはクーポン属性が含まれ、前記検索処理は前記チケット属性と前記クーポン属性が合致したものを検索する処理であることを特徴とする請求項4記載の電子クーポン送信のためのコンピュータ。
  6. 前記顧客情報には顧客属性が含まれ、前記電子クーポン情報にはクーポン属性が含まれ、前記検索処理は前記顧客属性と前記クーポン属性が合致したものを検索する処理であることを特徴とする請求項4記載の電子クーポン送信のためのコンピュータ。
  7. コンピュータを、複数の電子クーポンを記憶する電子クーポン群記憶手段、顧客とその顧客が購入した電子チケットとを関連づけたチケット管理ファイルを記憶するチケット管理ファイル記憶手段、前記電子クーポン群の中から前記電子チケットに関連づける電子クーポンを検索処理し検索された前記電子クーポンを前記電子チケットに関連づけて記憶することによりクーポン関連づけ処理を行うクーポン関連づけ手段、電子クーポンを更新する時期を記憶する更新時期記憶手段、前記電子クーポン関連づけ処理を前記更新時期に再度行って電子クーポンの更新処理をする電子クーポン更新手段、前記更新処理の後に前記チケット管理ファイルに含まれる前記電子チケットとそれに関連づけられた前記電子クーポンとを顧客が利用する電子チケット受信のためのコンピュータに送信する電子チケット送信手段として機能させることを特徴とする電子クーポン送信のためのコンピュータプログラム。
  8. 前記電子チケットにはチケット属性が含まれ、前記電子クーポンにはクーポン属性が含まれ、前記検索処理は前記チケット属性と前記クーポン属性が合致したものを検索する処理であることを特徴とする請求項7記載の電子クーポン送信のためのコンピュータプログラム。
  9. 前記顧客情報には顧客属性が含まれ、前記電子クーポンにはクーポン属性が含まれ、前記検索処理は前記顧客属性と前記クーポン属性が合致したものを検索する処理であることを特徴とする請求項7記載の電子クーポン送信のためのコンピュータプログラム。
  10. コンピュータを、複数の電子クーポンを記憶する電子クーポン群記憶手段、顧客とその顧客が購入した電子チケットとを関連づけたチケット管理ファイルを記憶するチケット管理ファイル記憶手段、前記電子クーポン群の中から前記電子チケットに関連づける電子クーポンを検索処理し検索された前記電子クーポンを前記電子チケットに関連づけて記憶することによりクーポン関連づけ処理を行うクーポン関連づけ手段、電子チケットの移転申請データを受信した場合前記電子クーポン関連づけ処理を再度行って電子クーポンの更新処理をする電子クーポン更新手段、前記更新処理の後に前記チケット管理ファイルに含まれる前記電子チケットとそれに関連づけられた前記電子クーポンを顧客が利用する電子チケット受信のためのコンピュータに送信する電子チケット送信手段として機能させることを特徴とする電子クーポン送信のためのコンピュータプログラム。
  11. 前記電子チケットにはチケット属性が含まれ、前記電子クーポンにはクーポン属性が含まれ、前記検索処理は前記チケット属性と前記クーポン属性が合致したものを検索する処理であることを特徴とする請求項10記載の電子クーポン送信のためのコンピュータプログラム。
  12. 前記顧客情報には顧客属性が含まれ、前記電子クーポンにはクーポン属性が含まれ、前記検索処理は前記顧客属性と前記クーポン属性が合致したものを検索する処理であることを特徴とする請求項10記載の電子クーポン送信のためのコンピュータプログラム。
  13. コンピュータが、複数の電子クーポンを記憶し、顧客とその顧客が購入した電子チケットとを関連づけたチケット管理ファイルを記憶し、前記電子クーポン群の中から前記電子チケットに関連づける電子クーポンを検索処理し検索された前記電子クーポンを前記電子チケットに関連づけて記憶することによりクーポン関連づけ処理を行い、電子クーポンを更新する時期を記憶し、前記電子クーポン関連づけ処理を前記更新時期に再度行って電子クーポンの更新処理を行い、前記更新処理の後に前記チケット管理ファイルに含まれる前記電子チケットとそれに関連づけられた前記電子クーポンとを顧客が利用する電子チケット受信のためのコンピュータに送信することを特徴とする電子クーポン送信方法。
  14. 前記電子チケットにはチケット属性が含まれ、前記電子クーポンにはクーポン属性が含まれ、前記検索処理は前記チケット属性と前記クーポン属性が合致したものを検索する処理であることを特徴とする請求項13記載の電子クーポン送信方法。
  15. 前記顧客情報には顧客属性が含まれ、前記電子クーポンにはクーポン属性が含まれ、前記検索処理は前記顧客属性と前記クーポン属性が合致したものを検索する処理であることを特徴とする請求項13記載の電子クーポン送信方法。
  16. コンピュータが、複数の電子クーポンを記憶し、顧客とその顧客が購入した電子チケットとを関連づけたチケット管理ファイルを記憶し、前記電子クーポン群の中から前記電子チケットに関連づける電子クーポンを検索処理し検索された前記電子クーポンを前記電子チケットに関連づけて記憶することによりクーポン関連づけ処理を行い、電子チケットの移転申請データを受信した場合前記電子クーポン関連づけ処理を再度行って電子クーポンの更新処理を行い、前記更新処理の後に前記チケット管理ファイルに含まれる前記電子チケットとそれに関連づけられた前記電子クーポンを顧客が利用する電子チケット受信のためのコンピュータに送信することを特徴とする電子クーポン送信方法。
  17. 前記電子チケットにはチケット属性が含まれ、前記電子クーポンにはクーポン属性が含まれ、前記検索処理は前記チケット属性と前記クーポン属性が合致したものを検索する処理であることを特徴とする請求項16記載の電子クーポン送信方法。
  18. 前記顧客情報には顧客属性が含まれ、前記電子クーポンにはクーポン属性が含まれ、前記検索処理は前記顧客属性と前記クーポン属性が合致したものを検索する 処理であることを特徴とする請求項16記載の電子クーポン送信方法。
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