JP4151457B2

JP4151457B2 - Fertilizer seeding machine

Info

Publication number: JP4151457B2
Application number: JP2003092964A
Authority: JP
Inventors: 廣昭大石; 講平島本
Original assignee: Agritecno Yazaki Co Ltd
Current assignee: Agritecno Yazaki Co Ltd
Priority date: 2003-03-28
Filing date: 2003-03-28
Publication date: 2008-09-17
Anticipated expiration: 2023-03-28
Also published as: JP2004298028A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、穀物、大豆、野菜等の収穫を行った圃場を耕耘した後に、種子を直接に播種すると同時に施肥する技術に関し、特に、側条施肥播種や密条播種を行うための種子あるいは肥料を投入する溝を掘削する技術に関する。
【０００２】
【従来の技術】
トラクタ等の走行車両の後部にロータリ耕耘装置や施肥播種機を取り付け、土に肥料を混ぜながら種子を覆土する覆土施肥方式では、種子と肥料の位置を制御できないために肥料障害の問題があった。そこで、播種装置と施肥装置の下方に播種溝と施肥溝を形成する作溝器を設け、耕耘した後に設定深さに播種した上で、複数条の播種と施肥を連続的に行う側条施肥方式による播種が知られている。
【０００３】
特に、前端を閉じた２枚のディスクからなるＶ字状のディスク対を、播種溝用と施肥溝用で設け、各溝への土の流入や、種子と施肥との混合を確実に防止しながら、掘削を行う作溝器が公知となっている（例えば、特許文献１参照。）。
【０００４】
【特許文献１】
特開２０００−３５４４０３号公報
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、圃場の水分が多い場合には、各ディスクへの土の付着が著しくなり、ディスクの作溝能力が低下するばかりか、極端な場合には、溝に土が大きな塊状となって溜まり、溝が形成できなくなる、という問題があった。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
請求項１においては、播種装置（１０）と施肥装置（８）を設け、該播種装置（１０）と施肥装置（８）の下方に、播種溝と施肥溝を形成する作溝器として、前端を閉じたＶ字状の播種用ディスク対（２９）と施肥用ディスク対（３１）とを並設した施肥播種機（３）において、前記播種用ディスク対（２９）と施肥用ディスク対（３１）の間に、土塊や根株等を後方へ誘導する保護部材（２８）を設け、該保護部材（２８）の後部を、前記播種用ディスク対（２９）と施肥用ディスク対（３１）の間の後方へ延出し、該保護部材（２８）の後部に、播種側センタースクレーパ（９２）と施肥側センタースクレーパ（９３）と施肥ディスク間スクレーパ（９４）とを固設し、前記播種側センタースクレーパ（９２）は、下辺を接触辺（９２ｂ）として前記播種用ディスク対（２９）の播種ガイドディスク（２９ｂ）の外側面に当接し、一方、施肥側センタースクレーパ（９３）には前方に開いたスリット（９３ｆ）を形成し、該スリット（９３ｆ）に、前記施肥用ディスク対（３１）の施肥ガイドディスク（３１ｂ）の後部を内挿し、該スリット（９３ｆ）の左右の接触辺（９３ｂ・９３ｃ）を施肥ガイドディスク（３１ｂ）の左右両側面に当接したものである。
請求項２においては、請求項１記載の施肥播種機において、前記施肥側センタースクレーパ（９３）の側部（９３ｅ）に、施肥ディスク間スクレーパ（９４）を設け、該施肥ディスク間スクレーパ（９４）の接触辺（９４ａ）は、施肥作溝ディスク（３１ａ）の左側面に当接したものである。
請求項３においては、請求項１又は請求項２記載の播種機において、前記播種装置（１０）の播種パイプ（１０ｃ）の下部を、前記播種用ディスク対（２９）の内側に沿って下方に延出し、該播種パイプ（１０ｃ）の背面に、播種ディスク間スクレーパ（８９）を固定し、該播種ディスク間スクレーパ（８９）の左右の各接触辺（８９ｃ・８９ｄ）を、播種用ディスク対（２９）を構成する播種作溝ディスク（２９ａ）の内側面と、播種ガイドディスク（２９ｂ）の内側面にそれぞれ当接したものである。
請求項４においては、請求項１又は請求項３のいずれか一項に記載の施肥播種機において、前記各スクレーパがディスク側面に接する接触辺は、該接触辺を通るディスク半径に対し、後ろ斜め上方に傾斜する構成としたものである。
【０００７】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施例について説明する。図１は本発明の施肥播種機をトラクタの後部に装着した状態の斜視図、図２は薬剤散布装置の側面図、図３は施肥播種装置の側面一部断面図、図４は接地輪の側面一部断面図、図５は各ディスク対の支持構成を示す平面図、図６は各ディスク対の配置構成を示す平面図、図７は播種ディスク対の内側のスクレーパの配置状況を示す側面図、図８はディスク対の間におけるスクレーパの配置状況を示す側面図、図９は施肥ディスク対の内側のスクレーパの配置状況を示す側面図、図１０は保護部材への各種スクレーパの支持構成を示す側面図、図１１はディスク対と各種スクレーパの配置関係を示す平面図、図１２は各種スクレーパの平面図、図１３は同じく背面図、図１４は播種側センタースクレーパの接触辺の傾斜姿勢を示す側面図、図１５は施肥側センタースクレーパの接触辺の傾斜姿勢を示す側面図、図１６は施肥ディスク間スクレーパの接触辺の傾斜姿勢を示す側面図、図１７は肥料のガイド部分の構成を示し、図１７（ａ）は該ガイド部分の側面図、図１７（ｂ）は同じく背面図、図１８は前後に施肥装置と播種装置を配設した配置構成を示す平面模式図、図１９は前後とも播種装置を配設した配置構成を示す平面模式図、図２０は播種装置の種子の搬送経路を分岐した場合の経路構成を示す平面模式図である。
【０００８】
まず、トラクタの後部に、本発明に係わる施肥播種機を装着した場合の全体構成について、図１により説明する。トラクタ１の後部に設けた作業機装着装置に、ロータリ耕耘装置２を昇降自在に装着する。該ロータリ耕耘装置２のデプスフレーム４後部に施肥播種機３を装着するのである。該施肥播種機３はロータリ耕耘装置２と共に、トラクタ１の油圧装置により昇降自在とされている。
【０００９】
ロータリ耕耘装置２は、トラクタ１のＰＴＯ軸よりユニバーサルジョイント等を介して動力がギヤボックスに入力され、該ギヤボックスより伝動軸、チェーンケースを介して、ロータリ耕耘装置２下部に横架した爪軸６に動力が伝達されて回動駆動される。該爪軸６には、直刀、なた爪又は溝掘爪等の爪７が目的に応じて複数装着されている。
【００１０】
このうちの直刀の回転により、予め播種溝や施肥溝を形成する部分を掘削し、また、なた爪の回転により、耕耘幅内の表土近くを砕いて耕耘して耕耘砕土層を形成し、さらに必要に応じて、溝掘爪の回転により、深く掘り起こして排水溝を掘削して水はけを良くし、播種溝、施肥溝等への水たまりの発生を防止し、種子が発芽する前に腐敗するのを防ぐようにしている。
【００１１】
施肥播種機３の前部上方には、前記デプスフレーム４に支持された施肥装置８と薬剤散布装置９が配設され、該施肥装置８と薬剤散布装置９よりも下方には、播種装置１０、及び作溝器１１、覆土ディスク１２が上下揺動可能に配設されており、該作溝器１１の側部には除草剤や防虫剤等の薬剤を、各ディスクの間には肥料や種子を、前記施肥装置８、薬剤散布装置９、及び播種装置１０からそれそれ供給可能な構成としている。更に、前記覆土ディスク１２の後方には転動可能に鎮圧ローラ１３が横設されている。
【００１２】
なお、前記薬剤散布装置９、施肥装置８、播種装置１０並びに作溝器１１、覆土ディスク１２等（以下、「施肥播種ユニット１４」とする）は、いずれも１条ずつの単位で構成されており、それぞれを取外し可能にすると共に、隣接する施肥播種ユニット１４の間には、前記施肥装置８、薬剤散布装置９を駆動するための接地輪５が介設されている。
【００１３】
次に、施肥播種機３の詳細構成について、図１乃至図４、図７、図９、図１７により説明する。図１、図３に示すように、前記デプスフレーム４後部の左右略中央部には、高さ及び角度を調節可能とするヒッチユニット７０が取り付けられ、該ヒッチユニット７０の後部にツールバー１８が横設され、該ツールバー１８に前記施肥播種ユニット１４と接地輪５とが並設され施肥播種機３を構成している。
【００１４】
このうちの施肥播種ユニット１４について説明する。図１乃至図３に示すように、前記ツールバー１８に第一係止具４７と第二係止具４８が左右に着脱可能に並設され、そのうちの第一係止具４７の背面には、薬剤散布装置９の薬剤繰出装置９ｂが固定されている。該薬剤繰出装置９ｂの上部には薬剤ホッパー９ａを設けると共に、薬剤繰出装置９ｂの下部には、伸縮自在な連結パイプ９ｃを連通している。そして、該連結パイプ９ｃの下端部は、前記第１係止具４７から播種用ディスク対２９の側方まで前斜め下方に延出された支持フレーム７１の取付リング７１ａに内挿され支持されており、前記薬剤繰出装置９ｂから送出される薬剤を、播種ディスク対２９の側方に散布できるようにしている。
【００１５】
図３、図９、図１７に示すように、第二係止具４８の背面には、施肥装置８の施肥繰出装置８ｂの前面が締結固定され、該施肥繰出装置８ｂの上部には肥料ホッパー８ａが設けられ、施肥繰出装置８ｂの下部は、蛇腹等で伸縮自在な中間パイプ８ｃを介し、施肥ディスク対３１の内側に設けられたロート状の施肥パイプ８ｄ上部に連通されており、前記施肥繰出装置８ｂから送出される肥料を、作溝器１１のうちの施肥ディスク対３１によって形成された施肥溝の中に、落下するようにしている。なお、施肥パイプ８ｄは、肥料が付着しにくい軟質部材等から構成されている。
【００１６】
図３、図７に示すように、第二係止具４８の下面には、平面視コ字状の固定具４９が外嵌固定され、該固定具４９の両側面には、上下に並設された連結アーム５０・５１の前部が、前高後低に回動可能に軸支され、該連結アーム５０・５１の後部には前取付フレーム２３が枢結されている。該前取付フレーム２３の後部には後取付フレーム２４が固設され、該後取付フレーム２４の上部には播種装置１０の種子繰出装置１０ｂが固設され、該種子繰出装置１０ｂの上部には種子ホッパ１０ａが設けられている。種子繰出装置１０ｂの下部は、播種パイプ１０ｃ上部に連通されており、前記種子繰出装置１０ｂから送出される種子を、作溝器１１のうちの播種ディスク対２９により形成された播種溝の中に落下するようにしている。
【００１７】
なお、前記連結アーム５０・５１の前後の支軸５１ａと支軸５０ａとの間にはバネ４３が介装されており、該バネ４３によって、前取付フレーム２３を介して作溝器１１や覆土ディスク１２を一定圧力で圃場面に押しつけ、施肥深さや播種深さの設定精度を高めるようにしている。
【００１８】
図１、図３に示すように、前記後取付フレーム２４の後部には、平面視Ａ字状のローラ支持フレーム７２の前部が固設され、該ローラ支持フレーム７２の後部は左右に分岐してローラ軸１３ｂを回動自在に支持すると共に、該ローラ軸１３ｂにはローラ１３ａが外嵌固定されている。そして、該ローラ１３ａの側部と前記後取付フレーム２４の側部との間には伝動ケース７３が配設されている。
【００１９】
また、接地輪５について説明する。図３、図４に示すように、前記ツールバー１８上で前記第２係止具４８の側方には、第３係止具７４が配設され、該第３係止具７４の背面からは、支持フレーム７５が後方に延出されている。該支持フレーム７５の後部には、緩衝ピン７６の上部が上下摺動可能に挿通され、該緩衝ピン７６の下端は、前記支持フレーム７５の前後途中部から後ろ斜め下方に延設された伝動ケース７８の途中部に前後回動可能に軸支されている。
【００２０】
該伝動ケース７８の下部には車輪軸７９ａが回動可能に支持され、該車輪軸７９ａには、圃場表面を前方に回転する車輪７９が外嵌固定されている。そして、前記緩衝ピン７６の下端近傍にはストッパー７６ａが固定され、該ストッパー７６ａと前記支持フレーム７５後部との間に介設された前記緩衝ピン７６には、クッションバネ７７が外嵌されており、車輪７９を一定圧力で圃場面に押しつけ、たとえ圃場面に凹凸があっても確実に車輪７９が接地されて回転できるようにしている。
【００２１】
このような構成において、図１乃至図４に示すように、前記種子繰出装置１０ｂの駆動力は鎮圧ローラ１３から、前記施肥繰出装置８ｂと薬剤繰出装置９ｂの駆動力は接地輪５から伝達される。つまり、前記伝動ケース７３内の上部に設けたスプロケットには種子繰出装置１０ｂの入力軸８０が固設され、該入力軸８０は、チェーン８１を介して前記ローラ軸１３ｂに連結されている。これにより、施肥播種機３の進行に伴い鎮圧ローラ１３のローラ１３ａが回動すると、ローラ軸１３ｂに固設されたスプロケットが回動され、伝動ケース７３内のチェーン８１を介して前記入力軸８０が回転駆動される。
【００２２】
また、前記伝動ケース７８内の上部に設けたスプロケットには、施肥繰出装置８ｂと薬剤繰出装置９ｂに共通の入力軸８３が固設され、該入力軸８３は、チェーン８２を介して前記車輪軸７９ａに連結されている。これにより、施肥播種機３の進行に伴い接地輪５の車輪７９が回動すると、車輪軸７９ａに固設されたスプロケットが回動され、伝動ケース７８内の変速装置８４やチェーン８２を介して前記入力軸８３が駆動されるため、施肥繰出装置８ｂと薬剤繰出装置９ｂには一斉に同じ動力が伝達される構成となっている。なお、本実施例では、各繰出装置の駆動力を前記ローラ１３ａや車輪７９によって得るようにしているが、モーター等による駆動でもよく、特に限定されるものではない。
【００２３】
次に、播種ディスク対２９と施肥ディスク対３１の配置構成について、図３、図５、図６、図８により説明する。図３、図５、図８に示すように、前記前取付フレーム２３の前面には、後方に開いた平面視コ字状の取付ステー２５を固設し、該取付ステー２５内には作溝器支持アーム２６を上下摺動可能に内挿する。さらに、該取付ステー２５には、ボルト４４を螺挿し、作溝器支持アーム２６を上下に摺動させた後にボルト４４を締め付け、所定高さに固定できるようにしている。
【００２４】
図６、図８に示すように、該作溝器支持アーム２６の下端には支持板２７を固設し、該支持板２７には施肥用のガイド軸８５と播種用のガイド軸８６とが左右両側に突出して軸支され、該施肥用ガイド軸８５により前記施肥ディスク対３１が、播種用ガイド軸８６により前記播種ディスク対２９が軸支される。
【００２５】
これら施肥ディスク対３１、播種ディスク対２９は、いずれも内側にガイドディスク３１ｂ・２９ｂを有し、該ガイドディスク３１ｂ・２９ｂは走行方向に対して平行又は後方に若干開いて配設され、両ディスク対の間には同一幅の通路が形成されるようにすると共に、前記ガイド軸８５・８６を中心に前方に回動可能としており、作溝時に発生した土が他方の溝に押し戻されずにそのまま後方へ誘導されるようにしている。更に、施肥ディスク対３１、播種ディスク対２９の外側には、それぞれ掘削を主に行う施肥作溝ディスク３１ａと播種作溝ディスク２９ａとが配設され、該施肥作溝ディスク３１ａと播種作溝ディスク２９ａは、施肥軸８７と播種軸８８により前方に回動可能としている。
【００２６】
なお、図５、図６、図８に示すように、前記前取付フレーム２３の下部からは、ロッド５４が側方に突出され、該ロッド５４端部からは覆土ディスク支持アーム４１が後方に突設され、該覆土ディスク支持アーム４１には覆土ディスク１２・１２が配設されており、施肥や播種が完了した直後に覆土できる構成となっている。
【００２７】
次に、このようなディスク対２９・３１の各ディスクの側面に固着する土、株、藁等を機械的に掻き落とすための各種スクレーパの構成について、図３、図７乃至１６により詳細に説明する。図３と図８に示すように、前記取付ステー２５の下部より左右外方に、フレーム５５（図８）が突設され、該フレーム５５の左右側端からは、アウタースクレーパ４５・４５（図３）が、前記施肥作溝ディスク３１ａと播種作溝ディスク２９ａに沿って後斜め下方に向かって延出されている。そして、該アウタースクレーパ４５・４５の下辺は、各ディスクの外側面に、アウタースクレーパ４５・４５自身の弾性によって押圧されており、施肥作溝ディスク３１ａと播種作溝ディスク２９ａの作溝作業中の回転を利用して、各ディスク３１ａ・２９ａの外側面に固着した土、薬剤等を、アウタースクレーパ４５・４５下辺により掻き落すようにしている。
【００２８】
ディスク対２９・３１の内側や、ディスク対２９・３１の間に配設する、本発明に係わるスクレーパは、以下のように構成している。図７、図１１に示すように、前記播種パイプ１０ｃの下部は、断面視で前後に長径を有する楕円形状を呈して、前記播種ディスク対２９の内側に沿って下方に延出されている。そして、該楕円部の背面には、後方が開いた平面視コ字状の播種ディスク間スクレーパ８９がボルト９０により締結固定され、該播種ディスク間スクレーパ８９の左右のへら部８９ａ・８９ｂの各接触辺８９ｃ・８９ｄが、播種作溝ディスク２９ａの内側面とガイドディスク２９ｂの内側面にそれぞれ当接されている。
【００２９】
ここで、図８、図１０に示すように、前記支持板２７の前面には、側面視で略Ｌ字状の保護部材２８の前部がボルト９１・９１により締結固定されると共に、該保護部材２８の後部は、播種ディスク対２９と施肥ディスク対３１との間を、後ろ斜め上方に延出されている。これにより、作溝作業中にディスク対２９・３１の間を流れる土塊や根株等は、保護部材２８に沿って作溝器１１よりも後方に誘導されて排出されるようにしている。
【００３０】
このような保護部材２８には、図８乃至図１３に示すように、各種スクレーパが支持固定されている。前記保護部材２８の後部には取付孔２８ａが前後に開口され、該取付孔２８ａ位置の下方には、背面視逆Ｌ字状の播種側センタースクレーパ９２と背面視略Ｖ字状の施肥側センタースクレーパ９３とが配設される。
【００３１】
センタースクレーパ９２・９３の保護部材２８への取付部には、左右方向に長径を有する長孔９２ａ・９３ａが前後に開口され、ボルト９５が該長孔９２ａ・９３ａと前記取付孔２８ａを通ってナット９７に螺挿され、センタースクレーパ９２・９３を保護部材２８に締結固定可能にすると共に、センタースクレーパ９２・９３の左右位置を適正位置にて固定できるようにしている。
【００３２】
このうちの播種側センタースクレーパ９２では、その左側部９２ｃの下辺が、接触辺９２ｂとして前記ガイドディスク２９ｂの右側面に当接されている。一方、施肥側センタースクレーパ９３では、左側部９３ｄと右側部９３ｅとの間の屈曲部には前方に開いたスリット９３ｆが形成され、該スリット９３ｆには前記ガイドディスク３１ｂ後部が内挿されると共に、スリット９３ｆの左右の接触辺９３ｂ・９３ｃがガイドディスク３１ｂの左右両側面に当接されている。
【００３３】
これにより、たとえ、圃場の水分が多いために、ディスク対２９・３１の間を流れる土塊や根株等がガイドディスク２９ｂ・３１ｂの外側面に多く付着した場合でも、センタースクレーパ９２・９３の接触辺９２ｂ・９３ｂにより、回転するガイドディスク２９ｂ・３１ｂとともに上昇する土塊や根株等を機械的に掻き落とすことができるのである。
【００３４】
更に、施肥側センタースクレーパ９３の右側部９３ｅには、背面視逆Ｖ字状の施肥ディスク間スクレーパ９４の左側部９４ｂが固定されると共に、該施肥ディスク間スクレーパ９４の右側部９４ｃ下端の接触辺９４ａは、施肥作溝ディスク３１ａの左側面に当接されている。
【００３５】
そして、これらの接触辺８９ｃ、８９ｄ、９２ｂ、９３ｂ、９３ｃ、９４ａは、前述の如くディスク側面に当接されると共に、前記アウタースクレーパ４５と同様に、各スクレーパ自身の弾性等によってディスク側面側に押圧可能としている。
【００３６】
このような構成においては、たとえ圃場の水分が多くてディスクへの土の付着が著しい場合でも、ディスク側面に押圧された播種ディスク間スクレーパ８９の接触辺８９ｃ、８９ｄにより、回転するディスク２９ａ・２９ｂとともに上昇する土等を機械的に掻き落とすことができる。施肥ディスク対３１においても同様であり、一部がディスク間スクレーパとして機能する施肥側センタースクレーパ９３の接触辺９３ｃと、施肥ディスク間スクレーパ９４の接触辺９４ａとによって、回転するディスク３１ａ・３１ｂに付着して一緒に上昇する土等を機械的に掻き落とすことができるのである。
【００３７】
すなわち、播種装置８と施肥装置１０を設け、該播種装置８と施肥装置１０の下方に、播種溝と施肥溝を形成する作溝器１１として、前端を閉じたＶ字状の播種用のディスク対２９と施肥用のディスク対３１とを並設した施肥播種機３において、両ディスク対２９・３１のうち少なくとも一方のディスク対の内部空間に、ディスク側面に押圧して土、株、藁等を機械的に掻き落とすディスク間スクレーパ８９・９４を配設したので、ディスク側面へ付着した土等をディスクの回転を利用して確実に除去することができ、ディスクの作溝能力の低下や土の塊状化を防止し、掘削中に排除される土の流れを円滑にして作溝能力の向上を図ることができる。
【００３８】
また、これらのディスク間スクレーパ８９・９４のうち、播種ディスク間スクレーパ８９は播種パイプ１０ｃにより支持され、施肥ディスク間スクレーパ９４は、施肥側センタースクレーパ９３を介して前記保護部材２８に連結支持されており、いずれのディスク間スクレーパ８９・９４も、新たな支持部材を別途設ける必要がなく、簡単な構成でディスク間に配設することができるのである。
【００３９】
すなわち、ディスク対２９・３１の間には、土塊や根株等を外に誘導する保護部材２８を設け、該保護部材２８により、施肥ディスク間スクレーパ９４を支持可能な構成とするので、ディスク間スクレーパを簡単な構成で支持することができ、部材コストの低減、機体サイズのコンパクト化を図ることができる。
【００４０】
更に、ディスク対２９・３１の間には、保護部材２８と共にセンタースクレーパ９２・９３も配設して作溝能力の一層の向上を図るようにしているが、該センタースクレーパ９２・９３も、施肥ディスク間スクレーパ９４と同様に、保護部材２８により支持されているため、新たな支持構成を別途設ける必要がなく、簡単な構成で左右のディスク対２９・３１の間に配設することができる。
【００４１】
すなわち、ディスク対２９・３１の間には、土塊や根株等を外に誘導する保護部材２８と共にセンタースクレーパ９２・９３を設け、該保護部材２８により、センタースクレーパ９２・９３を支持可能な構成とするので、ディスク間スクレーパに加え、左右のディスク対２９・３１の間のセンタースクレーパ９２・９３も、簡単な構成で支持することができ、部材コストの増加や機体サイズの拡大を招くことなく、作溝能力の一層の向上を図ることができるのである。
【００４２】
また、前記各接触辺は、ディスクの回転方向に対し、次のような姿勢に保持するようにしている。例えば、図１４に示すように、播種側センタースクレーパ９２の接触辺９２ｂは、ガイドディスク２９ｂのディスク半径９８に対し、所定の傾斜角９８ａで後ろ斜め上方に傾斜した姿勢に保持固定されている。
【００４３】
このような構成において、施肥播種機３が進行すると、ガイドディスク２９ｂは播種用ガイド軸８６を中心に矢印方向に回転し、該ガイドディスク２９ｂ側面に付着した土等も、一緒に上昇して一旦接触辺９２ｂ下面に衝突し、その後、該土等は、接触辺９２ｂに沿いながら後方（図中右側）に移動して迅速に排出される。
【００４４】
図１５、図１６に示すように、施肥側センタースクレーパ９３、施肥ディスク間スクレーパ９４においても、各接触辺９３ｃ、９４ａは、ガイドディスク３１ｂのディスク半径９９と施肥作溝ディスク３１ａのディスク半径１００に対し、それぞれ所定の傾斜角９９ａ、１００ａで後ろ斜め上方に傾斜した姿勢に保持固定されている。なお、他の接触辺についても、同様な構成により土等を円滑に後方排除することができる。
【００４５】
すなわち、各種スクレーパ８９・９２・９３・９４がディスク側面に接する接触辺８９ｃ、８９ｄ、９２ｂ、９３ｂ、９３ｃ、９４ａは、該接触辺８９ｃ、８９ｄ、９２ｂ、９３ｂ、９３ｃ、９４ａを通るディスク半径９８・９９・１００に対し、後ろ斜め上方に傾斜するので、ディスクの回転を利用してスクレーパに掻き取られた土等を、接触部の下面に沿って後方に移動させて滞留させることなく迅速に排出することができ、作溝能力の一層の向上を図ることができるのである。
【００４６】
なお、以上の構成においては、種子は播種ディスク対２９により形成された播種溝のみに落下するようにしているが、条間が狭い場合には、図１８に示すように、前後に施肥装置８と播種装置１０を配置した上で施肥装置８の肥料ホッパー８ａ内に肥料の代わりに種子を入れて、施肥ディスク対３１内の施肥パイプ８ｄから種子を施肥溝に落下させたり、図１９に示すように、前方の施肥装置８の位置に別途新たに播種装置１５を配設し、施肥ディスク対３１内に設けた播種パイプ１５ａから種子を施肥溝に落下させたり、図２０に示すように、播種装置１０からの種子搬送経路を分岐シュート等で分岐させて、一方を前記播種パイプ１０ｃに他方を施肥ディスク対３１内に設けた第２播種パイプ１０ｄに連通して、種子を施肥溝にも落下させるようにすることができる。なお、この場合は、施肥パイプ８ｄはディスク対２９・３１の間に配置して、肥料を散布するようにしている。これにより、隣接した施肥溝と播種溝の双方に種子を投入することができるのである。
【００４７】
すなわち、前記施肥溝には、肥料の代わりに種子を投入可能な構成とするので、近接した溝内への播種が可能となり、密条播種に対応して採取効率の大幅な向上を図ることができるのである。
【００４８】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成したので、以下に示す効果を奏する。
請求項１においては、播種装置（１０）と施肥装置（８）を設け、該播種装置（１０）と施肥装置（８）の下方に、播種溝と施肥溝を形成する作溝器として、前端を閉じたＶ字状の播種用ディスク対（２９）と施肥用ディスク対（３１）とを並設した施肥播種機（３）において、前記播種用ディスク対（２９）と施肥用ディスク対（３１）の間に、土塊や根株等を後方へ誘導する保護部材（２８）を設け、該保護部材（２８）の後部を、前記播種用ディスク対（２９）と施肥用ディスク対（３１）の間の後方へ延出し、該保護部材（２８）の後部に、播種側センタースクレーパ（９２）と施肥側センタースクレーパ（９３）と施肥ディスク間スクレーパ（９４）とを固設し、前記播種側センタースクレーパ（９２）は、下辺を接触辺（９２ｂ）として前記播種用ディスク対（２９）の播種ガイドディスク（２９ｂ）の外側面に当接し、一方、施肥側センタースクレーパ（９３）には前方に開いたスリット（９３ｆ）を形成し、該スリット（９３ｆ）に、前記施肥用ディスク対（３１）の施肥ガイドディスク（３１ｂ）の後部を内挿し、該スリット（９３ｆ）の左右の接触辺（９３ｂ・９３ｃ）を施肥ガイドディスク（３１ｂ）の左右両側面に当接したので、ディスク側面へ付着した土等をディスクの回転を利用して確実に除去することができ、ディスクの作溝能力の低下や土の塊状化を防止し、掘削中に排除される土の流れを円滑にして作溝能力の向上を図ることができる。
また、施肥側センタースクレーパ９３では、左側部９３ｄと右側部９３ｅとの間の屈曲部には前方に開いたスリット９３ｆが形成され、該スリット９３ｆには前記ガイドディスク３１ｂ後部が内挿されると共に、スリット９３ｆの左右の接触辺９３ｂ・９３ｃがガイドディスク３１ｂの左右両側面に当接されている。
これにより、たとえ、圃場の水分が多いために、ディスク対２９・３１の間を流れる土塊や根株等がガイドディスク２９ｂ・３１ｂの外側面に多く付着した場合でも、センタースクレーパ９２・９３の接触辺９２ｂ・９３ｂにより、回転するガイドディスク２９ｂ・３１ｂとともに上昇する土塊や根株等を機械的に掻き落とすことができるのである。
【００４９】
請求項２においては、請求項１記載の施肥播種機において、前記施肥側センタースクレーパ（９３）の側部（９３ｅ）に、施肥ディスク間スクレーパ（９４）を設け、該施肥ディスク間スクレーパ（９４）の接触辺（９４ａ）は、施肥作溝ディスク（３１ａ）の左側面に当接したので、ディスク間スクレーパを簡単な構成で支持することができ、部材コストの低減、機体サイズのコンパクト化を図ることができる。
【００５０】
請求項３においては、請求項１又は請求項２記載の播種機において、前記播種装置（１０）の播種パイプ（１０ｃ）の下部を、前記播種用ディスク対（２９）の内側に沿って下方に延出し、該播種パイプ（１０ｃ）の背面に、播種ディスク間スクレーパ（８９）を固定し、該播種ディスク間スクレーパ（８９）の左右の各接触辺（８９ｃ・８９ｄ）を、播種用ディスク対（２９）を構成する播種作溝ディスク（２９ａ）の内側面と、播種ガイドディスク（２９ｂ）の内側面にそれぞれ当接したので、ディスク間スクレーパに加え、左右のディスク対の間のセンタースクレーパも、簡単な構成で支持することができ、部材コストの増加や機体サイズの拡大を招くことなく、作溝能力の一層の向上を図ることができるのである。
【００５１】
請求項４においては、請求項１又は請求項３のいずれか一項に記載の施肥播種機において、前記各スクレーパがディスク側面に接する接触辺は、該接触辺を通るディスク半径に対し、後ろ斜め上方に傾斜する構成としたので、ディスクの回転を利用してスクレーパに掻き取られた土等を、接触部の下面に沿って後方に移動させて滞留させることなく迅速に排出することができ、作溝能力の一層の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の施肥播種機をトラクタの後部に装着した状態の斜視図である。
【図２】薬剤散布装置の側面図である。
【図３】施肥播種装置の側面一部断面図である。
【図４】接地輪の側面一部断面図である。
【図５】各ディスク対の支持構成を示す平面図である。
【図６】各ディスク対の配置構成を示す平面図である。
【図７】播種ディスク対の内側のスクレーパの配置状況を示す側面図である。
【図８】ディスク対の間におけるスクレーパの配置状況を示す側面図である。
【図９】施肥ディスク対の内側のスクレーパの配置状況を示す側面図である。
【図１０】保護部材への各種スクレーパの支持構成を示す側面図である。
【図１１】ディスク対と各種スクレーパの配置関係を示す平面図である。
【図１２】各種スクレーパの平面図である。
【図１３】同じく背面図である。
【図１４】播種側センタースクレーパの接触辺の傾斜姿勢を示す側面図である。
【図１５】施肥側センタースクレーパの接触辺の傾斜姿勢を示す側面図である。
【図１６】施肥ディスク間スクレーパの接触辺の傾斜姿勢を示す側面図である。
【図１７】肥料のガイド部分の構成を示し、図１７（ａ）は該ガイド部分の側面図、図１７（ｂ）は同じく背面図である。
【図１８】前後に施肥装置と播種装置を配設した配置構成を示す平面模式図である。
【図１９】前後とも播種装置を配設した配置構成を示す平面模式図である。
【図２０】播種装置の種子の搬送経路を分岐した場合の経路構成を示す平面模式図である。
【符号の説明】
３施肥播種機
８施肥装置
１０播種装置
１１作溝器
２８保護部材
２９播種用のディスク対
３１施肥用のディスク対
８９・９４ディスク間スクレーパ
８９ｃ・８９ｄ・９２ｂ・９３ｂ・９３ｃ・９４ａ接触辺
９２・９３センタースクレーパ
９８・９９・１００ディスク半径[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
  The present invention relates to a technique for directly sowing seeds and fertilizing them after cultivating a field where grains, soybeans, vegetables and the like have been harvested, and in particular, seeds or fertilizers for performing side row fertilization seeding or dense row seeding. TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
[0002]
[Prior art]
  In the soil-covering fertilization method, where a rotary cultivator or fertilizer sowing machine is attached to the rear of a traveling vehicle such as a tractor and the seed is covered while mixing the fertilizer in the soil, the position of the seed and the fertilizer cannot be controlled, and there is a problem of fertilizer failure . Therefore, a grooving device that forms a sowing groove and a fertilizing groove is provided below the sowing device and the fertilizing device, and after plowing and sowing to a set depth, multiple strips are continuously sowed and fertilized. Sowing by the method is known.
[0003]
  In particular, a pair of V-shaped discs consisting of two discs with the front end closed is provided for the sowing and fertilizing grooves, which reliably prevents the inflow of soil into each groove and the mixing of seeds and fertilization. However, a grooving machine that performs excavation is known (for example, see Patent Document 1).
[0004]
[Patent Document 1]
          JP 2000-354403 A
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
  However, when there is a lot of water in the field, the adhesion of soil to each disk becomes remarkable, and not only the capacity of grooving of the disk decreases, but in extreme cases, the soil accumulates in large grooves in the groove, There was a problem that grooves could not be formed.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
  The problem to be solved by the present invention is as described above. Next, means for solving the problem will be described.
  In claim 1,V-shaped with a seeding device (10) and a fertilizer device (8), with the front end closed as a grooving device that forms a sowing groove and a fertilizer groove below the sowing device (10) and fertilizer device (8) In a fertilizer sowing machine (3) in which a sowing disk pair (29) and a fertilizer disk pair (31) are juxtaposed, a soil mass is placed between the sowing disk pair (29) and the fertilizer disk pair (31). A protective member (28) for guiding the root stock or the like to the rear, and extending the rear part of the protective member (28) to the rear between the sowing disk pair (29) and the fertilizer disk pair (31); A seeding side center scraper (92), a fertilization side center scraper (93), and a scraper (94) between the fertilization disks are fixed to the rear part of the protective member (28), and the seeding side center scraper (92) As the contact side (92b) On the other hand, the fertilizer application side center scraper (93) is formed with a slit (93f) that opens forward, and the slit (93f) has the above-mentioned slit (93f). The rear part of the fertilizer guide disk (31b) of the fertilizer disk pair (31) is inserted, and the left and right contact sides (93b, 93c) of the slit (93f) are in contact with the left and right side surfaces of the fertilizer guide disk (31b).Is.
  In claim 2,The fertilizer seeder according to claim 1, wherein a fertilizer inter-disk scraper (94) is provided on a side portion (93e) of the fertilizer-side center scraper (93), and a contact side (94a) of the fertilizer inter-disk scraper (94). Contacted the left side of the fertilized groove disk (31a)Is.
  In claim 3,The seeding machine according to claim 1 or 2, wherein a lower part of the seeding pipe (10c) of the seeding device (10) extends downward along the inside of the seeding disk pair (29), and the seeding pipe A scraper (89) between the seeding discs is fixed to the back surface of (10c), and the left and right contact sides (89c, 89d) of the seeder disc scraper (89) are seeded to constitute the seeding disc pair (29). The inner surface of the grooving disk (29a) and the inner surface of the sowing guide disk (29b) were in contact with each other.Is.
  In claim 4,4. The fertilizer seeder according to claim 1, wherein the contact side where each scraper comes into contact with the disk side surface is inclined obliquely upward and backward with respect to the disk radius passing through the contact side. didIs.
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
  Next, examples of the present invention will be described. FIG. 1 is a perspective view of a state in which the fertilizer seeding machine of the present invention is mounted on the rear part of a tractor, FIG. 2 is a side view of a chemical spraying device, FIG. 3 is a partial sectional view of a side of the fertilizer seeding device, and FIG. FIG. 5 is a plan view showing the support structure of each disk pair, FIG. 6 is a plan view showing the arrangement structure of each disk pair, and FIG. 7 is a side view showing the arrangement of the scrapers inside the seeding disk pair. 8 is a side view showing an arrangement state of the scraper between the pair of discs, FIG. 9 is a side view showing an arrangement state of the scraper inside the fertilizer disc pair, and FIG. 10 is a configuration for supporting various scrapers on the protective member. FIG. 11 is a plan view showing the positional relationship between the disk pair and various scrapers, FIG. 12 is a plan view of various scrapers, FIG. 13 is a rear view of the same, and FIG. 14 is an inclined posture of the contact side of the seeding side center scraper. Side view shown, FIG. Is a side view showing the inclined posture of the contact side of the fertilizer application side center scraper, FIG. 16 is a side view showing the inclined posture of the contact side of the scraper between fertilizer discs, FIG. 17 shows the configuration of the fertilizer guide portion, FIG. ) Is a side view of the guide portion, FIG. 17 (b) is a rear view, FIG. 18 is a schematic plan view showing an arrangement configuration in which a fertilizer and a sowing device are arranged on the front and back, and FIG. FIG. 20 is a schematic plan view showing a path configuration when the seed transport path of the seeding device is branched.
[0008]
  First, the whole structure at the time of mounting | wearing with the fertilizer seeding machine concerning this invention in the rear part of a tractor is demonstrated with reference to FIG. A rotary tiller 2 is mounted on a work implement mounting device provided at the rear of the tractor 1 so as to be movable up and down. The fertilizer seeder 3 is attached to the rear part of the depth frame 4 of the rotary tiller 2. The fertilizer seeder 3 can be moved up and down by a hydraulic device of the tractor 1 together with the rotary tiller 2.
[0009]
  The rotary tiller 2 receives power from a PTO shaft of the tractor 1 via a universal joint or the like, and a claw shaft that is horizontally mounted on the lower portion of the rotary tiller 2 via a transmission shaft and a chain case. Power is transmitted to 6 and is driven to rotate. A plurality of claws 7 such as a straight sword, a nail claw, or a grooving claw are mounted on the claw shaft 6 depending on the purpose.
[0010]
  By rotating the straight blade, the part that forms the sowing groove and fertilization groove is excavated in advance, and by rotating the nail, the area near the top soil within the tillage width is crushed and plowed to form a tilled soil layer. In addition, if necessary, the grooving claw rotates to deeply dig up and dig out the drainage ditch to improve drainage, prevent the generation of puddles in the sowing and fertilization ditch, etc., and rot before seeds germinate I try to prevent it.
[0011]
  A fertilizer application device 8 and a chemical spraying device 9 supported by the depth frame 4 are disposed above the front portion of the fertilizer seeding machine 3, and a seeding device 10 is disposed below the fertilizer application device 8 and the chemical spraying device 9. And a groover 11 and a soil covering disk 12 are arranged so as to be able to swing up and down. A chemical such as a herbicide or an insect repellent is disposed on the side of the groover 11, and a fertilizer or The seeds can be supplied from the fertilizer application device 8, the chemical spraying device 9, and the seeding device 10, respectively. Further, a pressure-reducing roller 13 is provided behind the covering soil disk 12 so as to be able to roll.
[0012]
  The drug spraying device 9, the fertilizer application device 8, the sowing device 10, the groover 11, the soil covering disk 12, etc. (hereinafter referred to as “fertilizer sowing unit 14”) are all configured in units of one line. The grounding ring 5 for driving the fertilizing device 8 and the chemical spraying device 9 is interposed between the adjacent fertilizing and sowing units 14.
[0013]
  Next, the detailed configuration of the fertilizer seeder 3 will be described with reference to FIGS. 1 to 4, 7, 9, and 17. As shown in FIGS. 1 and 3, a hitch unit 70 that can be adjusted in height and angle is attached to the center of the left and right sides of the rear portion of the depth frame 4. The fertilizing / seeding unit 14 and the ground ring 5 are arranged in parallel on the tool bar 18 to constitute the fertilizing / seeding machine 3.
[0014]
  Of these, the fertilizer sowing unit 14 will be described. As shown in FIGS. 1 to 3, a first locking tool 47 and a second locking tool 48 are detachably arranged side by side on the tool bar 18, and the back of the first locking tool 47, The medicine feeding device 9b of the medicine spraying device 9 is fixed. A medicine hopper 9a is provided at the upper part of the medicine feeding device 9b, and a telescopic connecting pipe 9c is communicated with the lower part of the medicine feeding device 9b. The lower end of the connection pipe 9c is inserted and supported by a mounting ring 71a of a support frame 71 extending obliquely downward from the first locking member 47 to the side of the seeding disk pair 29. In addition, the medicine delivered from the medicine feeding device 9b can be sprayed to the side of the seeding disk pair 29.
[0015]
  As shown in FIGS. 3, 9, and 17, the front surface of the fertilizer supply device 8 b of the fertilizer application device 8 is fastened and fixed to the back surface of the second locking tool 48, and a fertilizer hopper is disposed above the fertilizer supply device 8 b. 8a is provided, and a lower portion of the fertilizer feeding device 8b is connected to an upper portion of a funnel-shaped fertilizer pipe 8d provided on the inner side of the fertilizer disk pair 31 via an intermediate pipe 8c that can be expanded and contracted by a bellows or the like. The fertilizer delivered from the feeding device 8b is dropped into the fertilizer groove formed by the fertilizer disk pair 31 in the grooving device 11. Note that the fertilizer pipe 8d is made of a soft member or the like to which fertilizer does not easily adhere.
[0016]
  As shown in FIGS. 3 and 7, a U-shaped fixing tool 49 is externally fitted and fixed to the lower surface of the second locking tool 48, and both side surfaces of the fixing tool 49 are arranged in parallel vertically. The front portions of the connected arms 50 and 51 are pivotally supported so as to be pivotable forward and rearward, and a front mounting frame 23 is pivotally connected to the rear portions of the connected arms 50 and 51. A rear mounting frame 24 is fixed to the rear portion of the front mounting frame 23, a seed feeding device 10b of the seeding device 10 is fixed to the upper portion of the rear mounting frame 24, and a seed is mounted on the upper portion of the seed feeding device 10b. A hopper 10a is provided. The lower part of the seed feeding device 10b is communicated with the upper part of the sowing pipe 10c, and the seeds sent from the seed feeding device 10b are placed in the sowing groove formed by the sowing disk pair 29 in the grooving device 11. I try to fall.
[0017]
  A spring 43 is interposed between the front and rear support shafts 51a and 50a of the connecting arms 50 and 51, and the spring 43 causes the grooves 11 and the soil covering to pass through the front mounting frame 23. The disk 12 is pressed against the field scene at a constant pressure so as to increase the setting accuracy of the fertilization depth and the seeding depth.
[0018]
  As shown in FIGS. 1 and 3, a front portion of a roller support frame 72 having an A-shape in plan view is fixed to the rear portion of the rear mounting frame 24, and the rear portion of the roller support frame 72 branches right and left. The roller shaft 13b is rotatably supported, and a roller 13a is fitted and fixed to the roller shaft 13b. A transmission case 73 is disposed between the side portion of the roller 13 a and the side portion of the rear mounting frame 24.
[0019]
  The grounding wheel 5 will be described. As shown in FIGS. 3 and 4, a third locking tool 74 is disposed on the toolbar 18 at the side of the second locking tool 48, and from the back of the third locking tool 74. The support frame 75 extends rearward. The upper part of the buffer pin 76 is inserted in the rear part of the support frame 75 so as to be slidable up and down, and the lower end of the buffer pin 76 extends diagonally downward and rearward from the front and rear middle part of the support frame 75. It is pivotally supported in the middle part of 78 so that it can rotate back and forth.
[0020]
  A wheel shaft 79a is rotatably supported at a lower portion of the transmission case 78, and a wheel 79 that rotates forward on the field surface is fitted and fixed to the wheel shaft 79a. A stopper 76a is fixed near the lower end of the buffer pin 76, and a cushion spring 77 is externally fitted to the buffer pin 76 interposed between the stopper 76a and the rear portion of the support frame 75. The wheel 79 is pressed against the field scene at a constant pressure so that the wheel 79 can be reliably grounded and rotated even if the field scene is uneven.
[0021]
  In such a configuration, as shown in FIGS. 1 to 4, the driving force of the seed feeding device 10b is transmitted from the pressure reducing roller 13, and the driving force of the fertilizer feeding device 8b and the medicine feeding device 9b is transmitted from the grounding wheel 5. The That is, the input shaft 80 of the seed feeding device 10 b is fixed to the sprocket provided in the upper part in the transmission case 73, and the input shaft 80 is connected to the roller shaft 13 b through the chain 81. As a result, when the roller 13 a of the pressure reducing roller 13 rotates as the fertilizer seeder 3 advances, the sprocket fixed to the roller shaft 13 b is rotated, and the input shaft 80 is connected via the chain 81 in the transmission case 73. Is driven to rotate.
[0022]
  Further, an input shaft 83 common to the fertilizer feeding device 8 b and the medicine feeding device 9 b is fixed to the sprocket provided in the upper part in the transmission case 78, and the input shaft 83 is connected to the wheel shaft via a chain 82. 79a. As a result, when the wheel 79 of the grounding wheel 5 rotates as the fertilizer seeding machine 3 proceeds, the sprocket fixed to the wheel shaft 79a is rotated, via the transmission 84 and the chain 82 in the transmission case 78. Since the input shaft 83 is driven, the same power is transmitted to the fertilizer feeding device 8b and the medicine feeding device 9b all at once. In this embodiment, the driving force of each feeding device is obtained by the roller 13a or the wheel 79, but it may be driven by a motor or the like and is not particularly limited.
[0023]
  Next, the arrangement configuration of the sowing disk pair 29 and the fertilization disk pair 31 will be described with reference to FIGS. 3, 5, 6, and 8. As shown in FIGS. 3, 5, and 8, a U-shaped mounting stay 25 that is opened rearward is fixed to the front surface of the front mounting frame 23, and a groove is formed in the mounting stay 25. The instrument support arm 26 is inserted so as to be slidable up and down. Further, a bolt 44 is screwed into the mounting stay 25 and the bolt 44 is tightened after the groover support arm 26 is slid up and down so that it can be fixed at a predetermined height.
[0024]
  As shown in FIGS. 6 and 8, a support plate 27 is fixed to the lower end of the groover support arm 26, and a fertilizer guide shaft 85 and a sowing guide shaft 86 are provided on the support plate 27. The fertilizing guide shaft 85 supports the fertilizing disk pair 31, and the sowing guide shaft 86 supports the sowing disk pair 29.
[0025]
  Each of the fertilizer disk pair 31 and the seeding disk pair 29 has guide disks 31b and 29b on the inner side, and the guide disks 31b and 29b are arranged in parallel with the traveling direction or slightly opened rearward. A passage having the same width is formed between the pair, and the guide shafts 85 and 86 can be pivoted forward, so that the soil generated at the time of grooving is not pushed back into the other groove and remains as it is. It is guided backwards. Further, on the outside of the fertilizing disk pair 31 and the sowing disk pair 29, a fertilizing groove disk 31a and a sowing groove disk 29a mainly for excavation are arranged, respectively, and the fertilizing groove disk 31a and the sowing groove disk 29 29 a can be rotated forward by a fertilizing shaft 87 and a sowing shaft 88.
[0026]
  5, 6, and 8, the rod 54 protrudes laterally from the lower part of the front mounting frame 23, and the cover soil disk support arm 41 protrudes rearward from the end of the rod 54. The soil covering disc support arm 41 is provided with soil covering discs 12 and 12 so that soil can be covered immediately after fertilization and sowing are completed.
[0027]
  Next, the configuration of various scrapers for mechanically scraping soil, stocks, ridges, and the like that are fixed to the side surfaces of each of the disk pairs 29 and 31 will be described in detail with reference to FIGS. 3 and 7 to 16. To do. As shown in FIG. 3 and FIG.(Fig. 8)Projecting from the left and right ends of the frame 55, the outer scrapers 45 and 45(Figure 3)However, it extends rearward and obliquely downward along the fertilized groove disk 31a and the sowing groove disk 29a. The lower sides of the outer scrapers 45 and 45 are pressed against the outer surfaces of the respective disks by the elasticity of the outer scrapers 45 and 45 themselves, and during the grooving operation of the fertilizer grooving disk 31a and the seeding grooving disk 29a. Rotation is used to scrape dirt, chemicals, and the like fixed to the outer side surfaces of the disks 31a and 29a by the lower sides of the outer scrapers 45 and 45.
[0028]
  The scraper according to the present invention disposed inside the disk pair 29/31 or between the disk pair 29/31 is configured as follows. As shown in FIGS. 7 and 11, the lower portion of the sowing pipe 10 c has an elliptical shape having a long diameter in the front and rear direction in a cross-sectional view, and extends downward along the inside of the sowing disk pair 29. Then, a rear U-shaped sowing disc scraper 89 that is open at the back is fastened and fixed to the back surface of the oval portion by a bolt 90, and the left and right spatula portions 89a and 89b of the sowing disc scraper 89 are in contact with each other. Sides 89c and 89d are in contact with the inner surface of the seeding groove disk 29a and the inner surface of the guide disk 29b, respectively.
[0029]
  Here, as shown in FIGS. 8 and 10, the front portion of the support plate 27 is fastened and fixed to the front surface of the substantially L-shaped protection member 28 by bolts 91 and 91 on the front surface thereof. The rear part of the member 28 extends rearward and obliquely upward between the seeding disk pair 29 and the fertilization disk pair 31. As a result, soil blocks, root stocks, and the like flowing between the disk pairs 29 and 31 during the groove forming operation are guided rearward from the groove generator 11 along the protective member 28 and discharged.
[0030]
  As shown in FIGS. 8 to 13, various scrapers are supported and fixed on the protective member 28. A mounting hole 28a is opened forward and backward in the rear portion of the protective member 28. Below the position of the mounting hole 28a, a reverse side L-shaped seeding side center scraper 92 and a fertilization side center substantially V-shaped in rear view are provided. A scraper 93 is provided.
[0031]
  Long holes 92a and 93a having a long diameter in the left-right direction are opened in the front and rear at the attachment portions of the center scrapers 92 and 93 to the protective member 28, and bolts 95 pass through the long holes 92a and 93a and the attachment holes 28a. The center scrapers 92 and 93 can be fastened and fixed to the protective member 28 by being screwed into the nut 97, and the left and right positions of the center scrapers 92 and 93 can be fixed at appropriate positions.
[0032]
  Of these, in the seeding-side center scraper 92, the lower side of the left side portion 92c is in contact with the right side surface of the guide disk 29b as a contact side 92b. On the other hand, in the fertilizer application side center scraper 93, a slit 93f opened forward is formed in a bent portion between the left side portion 93d and the right side portion 93e, and the rear portion of the guide disk 31b is inserted into the slit 93f. The left and right contact sides 93b and 93c of the slit 93f are in contact with the left and right side surfaces of the guide disk 31b.
[0033]
  Thereby, even if there is a lot of soil in the field, soil clumps and roots flowing between the disk pairs 29 and 31 adhere to the outer surfaces of the guide disks 29b and 31b, so that the contact sides of the center scrapers 92 and 93 92b and 93b can mechanically scrape soil blocks and roots that rise together with the rotating guide disks 29b and 31b.
[0034]
  Further, a left side portion 94b of the fertilizer disc scraper 94 having a reverse V-shape in reverse view is fixed to the right side portion 93e of the fertilizer application side center scraper 93, and a contact side of the lower end of the right side portion 94c of the fertilizer disc scraper 94 is fixed. 94a is in contact with the left side surface of the fertilized groove disk 31a.
[0035]
  These contact sides 89c, 89d, 92b, 93b, 93c, and 94a are brought into contact with the side surface of the disc as described above, and, like the outer scraper 45, due to the elasticity of each scraper itself and the like on the side surface of the disc. It can be pressed.
[0036]
  In such a configuration, even if there is a lot of water in the field and the soil adheres to the disk significantly, the rotating disks 29a and 29b are rotated by the contact sides 89c and 89d of the seeding disk scraper 89 pressed against the disk side surface. The soil that rises with it can be mechanically scraped off. The same applies to the fertilizer disk pair 31. A part of the fertilizer-side center scraper 93 that functions as an inter-disk scraper and a contact edge 93c of the fertilizer-side scraper 94 adhere to the rotating disks 31a and 31b. The soil that rises together can be mechanically scraped off.
[0037]
  That is, a sowing device 8 and a fertilizer device 10 are provided, and a V-shaped seeding disk with a closed front end is formed as a grooving device 11 that forms a sowing groove and a fertilizer groove below the sowing device 8 and the fertilizer device 10. In the fertilizer seeding machine 3 in which the pair 29 and the fertilizer disk pair 31 are arranged side by side, the inner space of at least one of the disk pairs 29 and 31 is pressed against the side surface of the disk, so that soil, stock, straw, etc. Since the disc scrapers 89 and 94 for mechanically scraping off the disc are disposed, the soil adhering to the side surface of the disc can be reliably removed by using the rotation of the disc. The agglomeration capacity can be prevented, the flow of soil removed during excavation can be smoothed, and the grooving ability can be improved.
[0038]
  Of these disc scrapers 89 and 94, the sowing disc scraper 89 is supported by the sowing pipe 10c, and the fertilizer disc scraper 94 is connected to and supported by the protective member 28 via the fertilizer side center scraper 93. In addition, any of the inter-disk scrapers 89 and 94 does not require a separate support member, and can be disposed between the disks with a simple configuration.
[0039]
  That is, a protective member 28 that guides soil clumps, root stocks, and the like is provided between the disk pairs 29 and 31, and the scraper 94 between the fertilized disks can be supported by the protective member 28. Can be supported with a simple configuration, and it is possible to reduce the member cost and the size of the machine body.
[0040]
  Further, center scrapers 92 and 93 are also arranged between the disk pairs 29 and 31 together with the protective member 28 so as to further improve the grooving ability. The center scrapers 92 and 93 are also applied with fertilizer. Like the inter-disk scraper 94, since it is supported by the protection member 28, it is not necessary to provide a new support structure separately, and it can be disposed between the left and right disk pairs 29 and 31 with a simple structure.
[0041]
  That is, between the pair of disks 29 and 31, a center scraper 92 and 93 is provided together with a protective member 28 for guiding soil clumps and roots to the outside, and the center scraper 92 and 93 can be supported by the protective member 28. Therefore, in addition to the inter-disk scraper, the center scrapers 92 and 93 between the left and right disk pairs 29 and 31 can be supported with a simple configuration, without causing an increase in member cost and an increase in the size of the machine body. The groove forming ability can be further improved.
[0042]
  The contact sides are held in the following posture with respect to the rotation direction of the disk. For example, as shown in FIG. 14, the contact side 92b of the seeding side center scraper 92 is held and fixed in a posture inclined obliquely upward and rearward at a predetermined inclination angle 98a with respect to the disk radius 98 of the guide disk 29b.
[0043]
  In such a configuration, when the fertilizer seeder 3 advances, the guide disk 29b rotates in the direction of the arrow about the seeding guide shaft 86, and the soil or the like adhering to the side surface of the guide disk 29b also rises once. After colliding with the lower surface of the contact side 92b, the soil or the like moves rearward (right side in the figure) along the contact side 92b and is quickly discharged.
[0044]
  As shown in FIGS. 15 and 16, also in the fertilizer application side center scraper 93 and the fertilizer disc scraper 94, the contact sides 93c and 94a have a disc radius 99 of the guide disc 31b and a disc radius 100 of the fertilized groove disc 31a. On the other hand, they are held and fixed in postures inclined obliquely upward and rearward at predetermined inclination angles 99a and 100a, respectively. For other contact sides, soil and the like can be smoothly removed rearward by the same configuration.
[0045]
  That is, the contact sides 89c, 89d, 92b, 93b, 93c, and 94a where the various scrapers 89, 92, 93, and 94 are in contact with the side surface of the disc have a disc radius 98 that passes through the contact sides 89c, 89d, 92b, 93b, 93c, and 94a.・ Because it tilts diagonally upward and backward with respect to 99 and 100, the soil scraped off by the scraper using the rotation of the disc can be moved quickly along the lower surface of the contact part without stagnation. It can be discharged, and the groove forming ability can be further improved.
[0046]
  In the above configuration, the seeds are dropped only in the sowing grooves formed by the sowing disk pair 29. However, in the case where the streak is narrow, as shown in FIG. 19 and the seeding device 10 are arranged, seeds are put in the fertilizer hopper 8a of the fertilizer application device 8 instead of the fertilizer, and the seeds are dropped from the fertilization pipe 8d in the fertilizer disk pair 31 to the fertilization groove, as shown in FIG. As shown in FIG. 20, a seeding device 15 is newly provided separately at the position of the fertilizer device 8 in the front, and seeds are dropped from the seeding pipe 15a provided in the fertilizer disk pair 31 to the fertilization groove. The seed transport path from the sowing apparatus 10 is branched by a branch chute or the like, and one is communicated with the sowing pipe 10c and the other is connected to the second sowing pipe 10d provided in the fertilizing disk pair 31, and the seed is also fed into the fertilizing groove. Fallen It is possible to so that. In this case, the fertilizer pipe 8d is arranged between the disk pairs 29 and 31 so as to spray fertilizer. Thereby, seeds can be introduced into both the adjacent fertilization groove and the sowing groove.
[0047]
  That is, since the fertilization groove has a configuration in which seeds can be introduced instead of fertilizer, sowing can be performed in adjacent grooves, and the collection efficiency can be greatly improved in response to dense streaking. It can be done.
[0048]
【The invention's effect】
  Since this invention was comprised as mentioned above, there exists an effect shown below.
  In claim 1,V-shaped with a seeding device (10) and a fertilizer device (8), with the front end closed as a grooving device that forms a sowing groove and a fertilizer groove below the sowing device (10) and fertilizer device (8) In a fertilizer sowing machine (3) in which a sowing disk pair (29) and a fertilizer disk pair (31) are juxtaposed, a soil mass is placed between the sowing disk pair (29) and the fertilizer disk pair (31). A protective member (28) for guiding the root stock or the like to the rear, and extending the rear part of the protective member (28) to the rear between the sowing disk pair (29) and the fertilizer disk pair (31); A seeding side center scraper (92), a fertilization side center scraper (93), and a scraper (94) between the fertilization disks are fixed to the rear part of the protective member (28), and the seeding side center scraper (92) As the contact side (92b) On the other hand, the fertilizer application side center scraper (93) is formed with a slit (93f) that opens forward, and the slit (93f) has the above-mentioned slit (93f). The rear part of the fertilizer guide disk (31b) of the fertilizer disk pair (31) is inserted, and the left and right contact sides (93b, 93c) of the slit (93f) are in contact with the left and right side surfaces of the fertilizer guide disk (31b).Therefore, soil adhering to the side of the disc can be reliably removed by using the rotation of the disc, and the flow of the soil that is eliminated during excavation can be prevented by preventing a decrease in the grooving capacity of the disc and soil clumping Smoothing and improving the grooving ability.
  Further, in the fertilizer application side center scraper 93, a slit 93f opened forward is formed at a bent portion between the left side portion 93d and the right side portion 93e, and the rear portion of the guide disk 31b is inserted into the slit 93f. The left and right contact sides 93b and 93c of the slit 93f are in contact with the left and right side surfaces of the guide disk 31b.
  Thereby, even if there is a lot of soil in the field, soil clumps and roots flowing between the disk pairs 29 and 31 adhere to the outer surfaces of the guide disks 29b and 31b, so that the contact sides of the center scrapers 92 and 93 92b and 93b can mechanically scrape soil blocks and roots that rise together with the rotating guide disks 29b and 31b.
[0049]
  In claim 2,The fertilizer-seeding machine according to claim 1, wherein the fertilizer-side center scraper. A scraper (94) between fertilizer disks is provided on the side (93e) of the scraper (93), and the contact side (94a) of the scraper (94) between the fertilizer disks is on the left side surface of the fertilizer groove disk (31a). AbuttedTherefore, the inter-disk scraper can be supported with a simple configuration, and the member cost can be reduced and the body size can be reduced.
[0050]
  In claim 3,The seeding machine according to claim 1 or 2, wherein a lower part of the seeding pipe (10c) of the seeding device (10) extends downward along the inside of the seeding disk pair (29), and the seeding pipe A scraper (89) between the seeding discs is fixed to the back surface of (10c), and the left and right contact sides (89c, 89d) of the seeder disc scraper (89) are seeded to constitute the seeding disc pair (29). The inner surface of the grooving disk (29a) and the inner surface of the sowing guide disk (29b) were in contact with each other.Therefore, in addition to the inter-disk scraper, the center scraper between the left and right disk pairs can be supported with a simple configuration, further improving the groove forming capability without causing an increase in material cost or an increase in the size of the machine. Can be achieved.
[0051]
  In claim 4,4. The fertilizer seeder according to claim 1, wherein the contact side where each scraper comes into contact with the disk side surface is inclined obliquely upward and backward with respect to the disk radius passing through the contact side. didTherefore, the soil scraped off by the scraper using the rotation of the disk can be quickly discharged without moving it back along the lower surface of the contact part, and the groove forming ability is further improved. Can be achieved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a state in which a fertilizer seeder according to the present invention is mounted on the rear part of a tractor.
FIG. 2 is a side view of the medicine spraying device.
FIG. 3 is a partial cross-sectional side view of a fertilizer sowing device.
FIG. 4 is a partial cross-sectional side view of a ground ring.
FIG. 5 is a plan view showing a support configuration of each disk pair.
FIG. 6 is a plan view showing an arrangement configuration of each disk pair.
FIG. 7 is a side view showing an arrangement state of a scraper inside a seeding disk pair.
FIG. 8 is a side view showing an arrangement state of a scraper between a disk pair.
FIG. 9 is a side view showing an arrangement state of a scraper inside a fertilizer application disk pair.
FIG. 10 is a side view showing a configuration for supporting various scrapers on a protective member.
FIG. 11 is a plan view showing the positional relationship between a disk pair and various scrapers.
FIG. 12 is a plan view of various scrapers.
FIG. 13 is a rear view of the same.
FIG. 14 is a side view showing an inclined posture of the contact side of the seeding side center scraper.
FIG. 15 is a side view showing an inclined posture of the contact side of the fertilizer application side center scraper.
FIG. 16 is a side view showing an inclined posture of the contact side of the fertilizer disc scraper.
FIG. 17 shows the structure of a fertilizer guide part, FIG. 17 (a) is a side view of the guide part, and FIG. 17 (b) is a rear view of the same.
FIG. 18 is a schematic plan view showing an arrangement configuration in which a fertilizer application device and a seeding device are arranged before and after.
FIG. 19 is a schematic plan view showing an arrangement configuration in which a seeding device is arranged on both the front and rear sides.
FIG. 20 is a schematic plan view showing a path configuration when the seed transport path of the sowing apparatus is branched.
[Explanation of symbols]
  3 Fertilizer sowing machine
  8 Fertilizer application equipment
  10 Seeding equipment
  11 Grower
  28 Protective members
  29 Disc pair for sowing
  31 Pairs of fertilizer disks
  89/94 Scraper between discs
  89c / 89d / 92b / 93b / 93c / 94a Contact side
  92/93 Center Scraper
  98/99/100 Disc radius

Claims

V-shaped with a seeding device (10) and a fertilizer device (8), with the front end closed as a grooving device that forms a sowing groove and a fertilizer groove below the sowing device (10) and fertilizer device (8) In a fertilizer sowing machine (3) in which a sowing disk pair (29) and a fertilizer disk pair (31) are juxtaposed, a soil mass is placed between the sowing disk pair (29) and the fertilizer disk pair (31). A protective member (28) for guiding the root stock or the like to the rear, and extending the rear part of the protective member (28) to the rear between the sowing disk pair (29) and the fertilizer disk pair (31); A seeding side center scraper (92), a fertilization side center scraper (93), and a scraper (94) between the fertilization disks are fixed to the rear part of the protective member (28), and the seeding side center scraper (92) As the contact side (92b) On the other hand, the fertilizer application side center scraper (93) is formed with a slit (93f) that opens forward, and the slit (93f) has the above-mentioned slit (93f). The rear part of the fertilizer guide disk (31b) of the fertilizer disk pair (31) is inserted, and the left and right contact sides (93b, 93c) of the slit (93f) are in contact with the left and right side surfaces of the fertilizer guide disk (31b). Fertilizer sowing machine characterized by that.

The fertilizer seeder according to claim 1, wherein a fertilizer inter-disk scraper (94) is provided on a side portion (93e) of the fertilizer-side center scraper (93), and a contact side (94a) of the fertilizer inter-disk scraper (94). Is a fertilizer seeding machine characterized by being in contact with the left side of the fertilized groove disk (31a) .

The seeding machine according to claim 1 or 2, wherein a lower part of the seeding pipe (10c) of the seeding device (10) extends downward along the inside of the seeding disk pair (29), and the seeding pipe A scraper (89) between the seeding discs is fixed to the back surface of (10c), and the left and right contact sides (89c, 89d) of the seeder disc scraper (89) are seeded to constitute the seeding disc pair (29). A fertilizer sowing machine characterized by contacting the inner surface of the grooving disk (29a) and the inner surface of the sowing guide disk (29b) .

4. The fertilizer seeder according to claim 1, wherein the contact side where each scraper comes into contact with the disk side surface is inclined obliquely upward and backward with respect to the disk radius passing through the contact side. Fertilizer sowing machine characterized by that.