JP4148113B2 - 熱交換器モジュール - Google Patents

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    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
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    • F28F9/001Casings in the form of plate-like arrangements; Frames enclosing a heat exchange core
    • F28F9/002Casings in the form of plate-like arrangements; Frames enclosing a heat exchange core with fastening means for other structures

Description

本発明は、複数個の熱交コアからなる熱交換器モジュールに関するものである。
ラジエータやコンデンサ等の熱交換器は、通常、流体が流れる複数本のチューブおよびチューブの外表面に設けられたフィンを有して構成された熱交換コア、ならびにこの熱交換コアを補強する補強プレート等から構成されている(例えば、特許文献1参照)。
そして、従来は、金属製のブラケットの一端側をボルトにて補強プレートに組み付け、ブラケットの他端側をボルトにて車両ボディに組み付けることにより、熱交換器を車両等に組み付けていた。
特許第3301158号公報
ところで、近年、車両用空調装置のコンデンサとエンジンオイルやATF(オートマチックトランスミッションフルード)を冷却するオイルクーラとを空気流れに対して並列に配置した状態でコンデンサとオイルクーラとを一体化する、またはエンジン(内燃機関)用のラジエータと走行用電動モータおよび電動モータに駆動電流を供給するインバータ回路等を冷却するラジエータとを空気流れに対して並列に配置した状態で両ラジエータを一体化するといった、複数個の熱交換コアからなる熱交換器モジュールの必要性が増大している。
そこで、発明者は、図12に示すように、第1熱交換コア2cの補強プレート2dとブラケット10とをボルト11およびナット11aで固定し、第2熱交換コア3cの補強プレート3dとブラケット10とをボルト12およびナット12aで固定した熱交換器モジュールを検討した。
しかし、この検討品に係る熱交換器モジュールでは、断面が略コの字状に形成された補強プレート2d、3dおよびブラケット10をボルト11、12が貫通しているので、熱交換器モジュールの最大幅寸法、つまり熱交換器モジュールのうち空気の流通方向と平行な部位の最大寸法は、ボルト11、12の全長と一致してしまう。
つまり、第1熱交換コア2cと第2熱交換コア3cとをブラケット10を介してボルトで連結すると、熱交換器モジュールの最大幅寸法が、第1熱交換コア2cの幅寸法または第2熱交換コア3cの幅寸法より大きくなってしまう。
そして、例えば図13に示すように、熱交換器モジュール1と他の熱交換器4とを空気流れに対して直列に配置した場合には、熱交換器モジュール1と他の熱交換器4との間に両者の干渉を防止するための隙間寸法dを設ける必要があるが、熱交換器モジュール1の最大幅寸法Aが大きくなると、熱交換器モジュール1と他の熱交換器4とを含めた熱交換装置の幅寸法Dが大きくなってしまう。
また、車両においては、熱交換器モジュール1と他の熱交換器4とを含めた熱交換装置は、通常、車両の前端部に搭載されるが、熱交換装置の幅寸法Dが大きくなってしまうと、車両が正面側から衝突力を受けた際に衝突力を吸収するための大きな空間(クラッシャブルゾーン)を確保することが困難となる。
また、熱交換器モジュール1の熱交換コア、つまり第1熱交換コアおよび第2熱交換コアと他の熱交換器4の熱交換コアとの隙間寸法が大きくなると、空気流れ上流側の熱交換コアを通過した空気が、空気流れ上流側の熱交換コアと空気流れ下流側の熱交換コアとの隙間、つまり熱交換器モジュール1の熱交換コアと他の熱交換器4の熱交換コアとの隙間に流れてしまい、空気流れ下流側の熱交換コアを迂回して下流側に流れてしまうおそれが高くなってしまう。
つまり熱交換器モジュール1の熱交換コアと他の熱交換器4の熱交換コアとの隙間が大きくなると、空気流れ下流側の熱交換コアに供給される風量が減少してしまうので、空気流れ下流側の熱交換器の能力が低下してしまう。
本発明は、上記点に鑑み、第1には、従来と異なる新規な熱交換器モジュールを提供し、第2には、熱交換器モジュールの最大幅寸法が、第1熱交換コアの幅寸法または第2熱交換コアの幅寸法より大きくなってしまうことを防止することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、流体が流れる複数本のチューブ(2a)およびチューブ(2a)の外表面に設けられたフィン(2b)を有して構成された第1熱交換コア(2c)と、第1熱交換コア(2c)の端部に配置されて第1熱交換コア(2c)を補強するとともに、空気の流通方向において互いに対向する2枚の壁面(3e)有して断面形状が略コの字状に形成された第1補強プレート(2d)と、流体が流れる複数本のチューブ(3a)およびチューブ(3a)の外表面に設けられたフィン(3b)を有して構成された第2熱交換コア(3c)と、第2熱交換コア(3c)の端部に配置されて第2熱交換コア(3c)を補強するとともに、空気の流通方向において互いに対向する2枚の壁面(3e)有して断面形状が略コの字状に形成された第2補強プレート(3d)と、第1補強プレート(2d)の2枚の壁面(2e)間および第2補強プレート(3d)の2枚の壁面(3e)間に配置されて、第1補強プレート(2d)と第2補強プレート(3d)とを連結する連結部材(5)とを備え、第1補強プレート(2d)の壁面(2e)および第2補強プレート(3d)の壁面(3e)のうち少なくとも一方には、略コの字状の溝穴(2g、3g)が形成されており、壁面(2e、3e)のうち溝穴(2g、3g)に囲まれた部位を連結部材(5)側に塑性変形させることにより、第1補強プレート(2d)および第2補強プレート(3d)のうち溝穴(2g、3g)が形成されている方と連結部材(5)とがカシメ固定されていることを特徴とする。
これにより、熱交換器モジュールの最大幅寸法は、第1補強プレート(2d)および第2補強プレート(3d)の幅寸法と一致するので、熱交換器モジュールの最大幅寸法が、第1熱交換コア(2c)の幅寸法または第2熱交換コア(3c)の幅寸法より大きくなってしまうことを防止できる。
請求項2に記載の発明では、連結部材(5)には、その長手方向に延びる凹部が形成されており、第1補強プレート(2d)の壁面(2e)および第2補強プレート(3d)の壁面(3e)うち少なくとも一方を、連結部材(5)側に塑性変形させて凹部内に嵌り込むようにすることにより、第1補強プレート(2d)および第2補強プレート(3d)のうち少なくとも一方と連結部材(5)とがカシメ固定されており、連結部材(5)は、弾性変形可能な弾性材製であり、連結部材(5)のうち、第1補強プレート(2d)および第2補強プレート(3d)との連結部分には、連結部材(5)の変形を抑制する補強部材(5c)が設けられていることを特徴とするものである。
請求項に記載の発明では、連結部材(5)は、金属または樹脂製であることを特徴とするものである。
請求項に記載の発明では、連結部材(5)は、弾性変形可能な弾性材製であることを特徴とする。
これにより、連結部材(5)にて振動を吸収することができる。
請求項に記載の発明では、連結部材(5)のうち、第1補強プレート(2d)および第2補強プレート(3d)との連結部分には、連結部材(5)の変形を抑制する補強部材(5c)が設けられていることを特徴とする。
これにより、連結部材(5)と第1補強プレート(2d)および第2補強プレート(3d)との連結が外れてしまうことを未然に防止でき得る。
請求項の発明によれば、熱交換器の通風方向における寸法が異なり、補強部材の幅寸法が異なる熱交換器同士を連結部材によって簡単な構造で連結させることができる。
因みに、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
(第1実施形態)
本実施形態は、本発明に係る熱交換器モジュールをハイブリッド自動車用の冷却装置に適用したものであって、図1は本実施形態に係る熱交換器モジュール1の特徴を示す図であり、図2は熱交換器モジュール1の要部を示す断面図であり、図3は連結部の分解斜視図であり、図4は本実施形態に係る熱交換器モジュール1の車両搭載状態を示す図である。
なお、本実施形態に係る熱交換器モジュール1は、図4に示すように、車両の前端側に搭載される。
そして、本実施形態に係る熱交換器モジュール1は、図1に示すように、走行用の電動モータ(図示せず。)およびこの電動モータに駆動電流を制御するインバータ回路等の駆動回路を冷却するインバータ冷却水と空気とを熱交換する第1ラジエータ2、並びに車両用空調装置(蒸気圧縮式冷凍機)の室外熱交換器3等から構成されている。
また、第1ラジエータ2と室外熱交換器3とは、第2ラジエータ4の冷却風流れ上流側にて互いに冷却風流れに対して並列に配置されており、本実施形態では、第1ラジエータ2は、室外熱交換器3の上方側に配置されている。
なお、熱交換器モジュール1、つまり第1ラジエータ2および室外熱交換器3の空気流れ下流側には、図3に示すように、走行用の内燃機関(図示せず。)を冷却するエンジン冷却水と空気とを熱交換する第2ラジエータ4が配置されている。
ここで、第1ラジエータ2は、図1に示すように、インバータ冷却水が流れる扁平状のチューブ2aおよびこのチューブ2aの扁平面に接合されたフィン2bからなる第1熱交換コア2c、チューブ2aの長手方向両端側にて複数本のチューブ2aと連通するヘッダタンク2f、並びに第1熱交換コア2cの端部にてチューブ2aと平行に延びて第1熱交換コア2cを補強する第1補強プレート2d等からなるものである。
そして、本実施形態では、第1補強プレート2dは、図3に示すように、その断面形状が、冷却風の流通方向、つまり車両前後方向において互いに対向する2枚の壁面2e有して、冷却風の流通方向と直交する方向、つまり鉛直方向に開口するように略コの字形状にプレス成形されている。
なお、本実施形態では、チューブ2a、フィン2b、ヘッダタンク2fおよび第1補強プレート2dを全てアルミニウム合金等の金属製として、これらをろう接にて一体接合している。
ここで、「ろう接」とは、例えば「接続・接合技術」(東京電機大学出版局)に記載されているように、ろう材やはんだを用いて母材を溶融させないように接合する技術を言う。
因みに、融点が450℃以上の溶加材を用いて接合するときをろう付けと言い、その際の溶加材をろう材と呼び、融点が450℃以下の溶加材を用いて接合するときをはんだ付けと言い、その際の溶加材をはんだと呼ぶ。
なお、第2ラジエータ3も第1ラジエータ2と同様な構造であり、具体的には、エンジン2冷却水が流れる扁平状のチューブ(図示せず。)およびこのチューブの扁平面に接合されたフィン(図示せず。)なる熱交換コア、チューブの長手方向両端側にて複数本のチューブと連通するヘッダタンク(図示せず。)、並びに熱交換コアの端部にてチューブ3a行に延びて熱交換コアを補強する断面コの字状の補強プレート等からなるもので、本実施形態では、チューブ、フィン、ヘッダタンクおよび補強プレートを全てアルミニウム合金等の金属製として、これらをろう接にて一体接合している。
また、室外熱交換器3も第1ラジエータ2と同様な構造であり、具体的には、図1に示すように、冷媒が流れる扁平状のチューブ3aおよびこのチューブ3aの扁平面に接合されたフィン3bからなる第2熱交換コア3c、チューブ3aの長手方向両端側にて複数本のチューブ3aと連通するヘッダタンク3f、並びに第2熱交換コア3cの端部にてチューブ3aと平行に延びて第2熱交換コア3cを補強する断面コの字状の第2補強プレート3d等からなるもので、本実施形態では、チューブ3a、フィン3b、ヘッダタンク3fおよび第2補強プレート3dを全てアルミニウム合金等の金属製として、これらをろう接にて一体接合している。
なお、本実施形態では、チューブ2a、3aの長手方向を水平方向と一致させているとともに、フィン2b、3bとして、空気流れを乱して熱伝達率を向上させるルーバが形成された波状のコルゲートフィンを採用している。
また、ヘッダタンク2f、3fには、熱交換器モジュール1を車両に組み付けるためのブラケット1aがろう接に接合されている。
そして、室外熱交換器3側の第1補強プレート2dと第1ラジエータ2側の第2補強プレート3dとは、図2に示されるように、第1補強プレート2dの2枚の壁面2e間および第2補強プレート3dの2枚の壁面3e間に配置される連結部材5を介して連結されている。
つまり、図3に示すように、第1補強プレート2dの壁面2eおよび第2補強プレート3dの壁面3eに略コの状の溝穴2g、3gを形成し、一方、連結部材5のうち溝穴2g、3gに対応する部位に凹部5a、5bを形成するとともに、壁面2e、3eのうち溝穴2g、3gに囲まれた部位を連結部材5側に塑性変形させて凹部5a、5b内に嵌り込むようにして、第1補強プレート2dと連結部材5とをカシメ固定し、第2補強プレート3dと連結部材5とをカシメ固定することにより、室外熱交換器3側の第1補強プレート2dと第1ラジエータ2側の第2補強プレート3dとを連結部材5を介して連結する。
なお、本実施形態では、連結部材5を、金属(例えば、アルミニウム合金)または硬質の樹脂(例えば、ガラス繊維入ポリプロピレン、ガラス繊維入ナイロン6、6)にて成形している。
次に、本実施形態の作用効果を述べる。
本実施形態では、第1熱交換コア2cの第1補強プレート2dと第2熱交換コア3c第2補強プレート3dとは、第1補強プレート2dの2枚の壁面2e間および第2補強プレート3dの2枚の壁面3e間に配置される連結部材5を介して連結されているので、図2示すように、熱交換器モジュール1の最大幅寸法、つまり熱交換器モジュール1のうち空気の流通方向と平行な部位の最大寸法は、第1補強プレート2dおよび第2補強プレート3dの幅寸法、つまり第1熱交換コア2cおよび第2熱交換コア3cの幅寸法と一致する。
したがって、熱交換器モジュール1の最大幅寸法が、第1熱交換コア2cの幅寸法または第2熱交換コア3cの幅寸法より大きくなってしまうことを防止できるので、図5に示すように、熱交換器モジュール1と他の熱交換器4との間に両者の干渉を防止するための隙間寸法dを設けても、熱交換器モジュール1と他の熱交換器4(第2ラジエータ4)とを含めた冷却装置の幅寸法Dを検討品に係る熱交換装置(図13参照)より小さくすることができる。
延いては、大きなクラッシャブルゾーンを確保して衝突安全性を向上させることができるとともに、熱交換器モジュール1の空気流れ下流側に配置された第2ラジエータ4に供給される風量が減少してしまうことを防止できるので、空気流れ下流側の熱交換器の能力が低下してしまうことを防止できる。
また、連結部材5と第1補強プレート2dおよび第2補強プレート3dとをカシメ固定しているので、連結部材5と第1補強プレート2dおよび第2補強プレート3dとを強固に固定できる。
(第2実施形態)
第1実施形態は、連結部材5を金属または樹脂にて成形したが、本実施形態は、ゴム等の弾性変形可能な弾性材にて構成したものである。
これにより、仮に、車両用空気装置の圧縮機の振動が室外熱交換器3に伝達されても、連結部材5により室外熱交換器3から第1ラジエータ2に振動が伝達されてしまうことを抑制できるので、熱交換器モジュール1全体が振動してしまうことを防止できる。
したがって、熱交換器モジュール1の振動に伴って発生する振動および騒音を低減することができる。
(第3実施形態)
第2実施形態では、連結部材5を弾性材にて構成したので、連結部材5と補強プレート2d、3dとの連結部分(凹部5a、5b)が弾性変形して連結状態(カシメ固定)が外れてしまうおそれがある。
そこで、本実施形態では、図6に示すように、連結部材5のうち第1補強プレート2dおよび第2補強プレート3dとの連結部分に対応する部位に連結部材5の変形を抑制する補強部材5cを埋設したものである。
なお、本実施形態では、補強部材5cをアルミニウム合金等の金属製のプレートとするとともに、補強部材5cを金型内に配置した状態で弾性材を金型内に充填する(インサート成形する)ことにより補強部材5cを連結部材5内に一体化している。
(第4実施形態)
第1〜3実施形態では、第1補強プレート2dの壁面2eおよび第2補強プレート3dの壁面3eに略コの状の溝穴2g、3gを形成し、壁面2e、3eのうち溝穴2g、3gに囲まれた部位を連結部材5側にカシメたが、本実施形態は、図7に示すように、壁面2e、3eに溝穴2g、3gを設けることなく、壁面2e、3eの一部を連結部材5側に塑性変形させて連結部材5と第1補強プレート2dおよび第2補強プレート3dとをカシメ固定したものである。
なお、図8は、本実施形態における連結部材5と第1補強プレート2dおよび第2補強プレート3dとのカシメ作業の手順を示す図であり、第1補強プレート2dおよび第2補強プレート3dとの間に連結部材5を配置した後(図8(a)参照)、壁面2e、3eをカシメ治具20にて押圧して壁面2e、3eの一部を連結部材5側に塑性変形させる(図8(b)参照)。
(第5実施形態)
第1〜4実施形態では、連結部材5と第1補強プレート2dおよび第2補強プレート3dとをカシメ固定したが、本実施形態は、図9に示すように、第1補強プレート2dの壁面2eおよび第2補強プレート3dの壁面3eに係合用穴部2h、3hを設けとともに、連結部材5に係合突起部5d、5eを設けて、係合突起部5dと係合用穴部2hとを嵌合し、かつ、係合突起部5eと係合用穴部3hとを嵌合することにより、連結部材5と第1補強プレート2dと係合固定し、連結部材5と第2補強プレート3dと係合固定するものである。
このとき、本実施形態では、係合突起部5dは、第1熱交換コア2cに近づくほど突出寸法が小さくなるようにテーパ状に形成し、係合突起部5eは、第2熱交換コア3cに近づくほど突出寸法が小さくなるようにテーパ状に形成することにより、連結部材5と第1補強プレート2dおよび第2補強プレート3dとを容易に係合することができるようにしている。
なお、本実施形態に係る連結部材5は、金属、樹脂および弾性材のいずれであってもよい。
(第6実施形態)
本実施形態は、係合突起部5d、5eと係合用穴部2h、3hが嵌合した状態において、係合突起部5d、5eと係合用穴部2h、3hとの嵌合部、つまり係合用穴部2h、3hに接着剤または硬化剤(例えば、ゴム、エポキシ、シリコン等)を充填したものである。
これにより、係合突起部5d、5eと係合用穴部2h、3hとの係合が外れてしまうことを確実に防止できる。
(第7実施形態)
上述の実施形態に係る連結部材5は、中身が詰まったブロック体であったが、本実施形態は、図10に示すように、連結部材5を中空体として連結部材5の軽量化を図ったものである。
なお、本実施形態に係る連結部材5は、金属または硬質な樹脂とすることが望ましい。
(第8実施形態)
上述の実施形態では、第1補強プレート2d(第1熱交換コア2c)の幅寸法と第2補強プレート3d(第1熱交換コア3c)の幅寸法とが等しいものであったが、本実施形態は、図11に示すように、第1補強プレート2dの幅寸法と第2補強プレート3dの幅寸法とが異なる熱交換器モジュール1に本発明を適用したものである。
なお、図11(a)は、第1実施形態に係る熱交換器モジュール1に対して本実施形態を適用したものであり、図11(b)は、第4実施形態に係る熱交換器モジュール1に対して本実施形態を適用したものであり、図11(c)は、第5実施形態に係る熱交換器モジュール1に対して本実施形態を適用したものである。
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、第1熱交換器をインバータ等を冷却するラジエータとし、第2熱交換器を空調装置の室外熱交換器3としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば第1熱交換器をオイルクーラとする、または第1熱交換器を第1ラジエータ2と第2熱交換器を第2ラジエータ4としてもよい。
また、連結部材5と第1補強プレート2dおよび第2補強プレート3dとの固定手段は、上述の実施形態に示された手段に限定されるものではない。
また、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、例えば上述の実施形態のうち少なくとも2つの実施形態を組み合わせてもよい。
また、上述の実施形態では、チューブ長手方向が略水平に延びるよう配された熱交換器どうしを連結部材によって連結した熱交換器モジュールについて述べたが、第1熱交換器のチューブの長手方向と、第2熱交換器のチューブの長手方向とが同じ方向に延びる熱交換器同士を連結させた熱交換器モジュールであればよく、例えば、チューブの長手方向が略鉛直方向である熱交換器どうしを連結させた熱交換器モジュールであってもよい。また、上述の実施形態では、本発明を車両用の冷却装置および熱交換器モジュールに適用したが、本発明はこれに限定されるものではない。
また、本発明は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。
本発明の第1実施形態に係る熱交換器モジュールの特徴を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る熱交換器モジュールの要部を示す断面図である。 本発明の第1実施形態に係る熱交換器モジュールの連結部の分解斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る熱交換器モジュールの車両搭載状態を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る熱交換器モジュールの車両搭載状態を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る連結部材の斜視図である。 本発明の第4実施形態に係る熱交換器モジュールの要部を示す断面図である。 本発明の第4熱交換器モジュールのカシメ手順を示す図である。 本発明の第5実施形態に係る熱交換器モジュールの連結部の分解斜視図である。 本発明の第7実施形態に係る連結部材の斜視図である。 本発明の第8実施形態に係る熱交換器モジュールの連結部の分解斜視図である。 検討品に係る熱交換器モジュールの要部を示す断面図である。 検討品に係る熱交換器モジュールの車両搭載状態を示す図である。
符号の説明
2b…フィン、2c…第1熱交換コア、2d…第1補強プレート、
3b…フィン、3c…第2熱交換コア、3d…第2補強プレート、5…連結部材。

Claims (6)

  1. 流体が流れる複数本のチューブ(2a)および前記チューブ(2a)の外表面に設けられたフィン(2b)を有して構成された第1熱交換コア(2c)と、
    前記第1熱交換コア(2c)の端部に配置されて前記第1熱交換コア(2c)を補強するとともに、空気の流通方向において互いに対向する2枚の壁面(3e)有して断面形状が略コの字状に形成された第1補強プレート(2d)と、
    流体が流れる複数本のチューブ(3a)および前記チューブ(3a)の外表面に設けられたフィン(3b)を有して構成された第2熱交換コア(3c)と、
    前記第2熱交換コア(3c)の端部に配置されて前記第2熱交換コア(3c)を補強するとともに、空気の流通方向において互いに対向する2枚の壁面(3e)有して断面形状が略コの字状に形成された第2補強プレート(3d)と、
    前記第1補強プレート(2d)の前記2枚の壁面(2e)間および第2補強プレート(3d)の前記2枚の壁面(3e)間に配置されて、前記第1補強プレート(2d)と前記第2補強プレート(3d)とを連結する連結部材(5)とを備え、
    前記第1補強プレート(2d)の前記壁面(2e)および前記第2補強プレート(3d)の前記壁面(3e)のうち少なくとも一方には、略コの字状の溝穴(2g、3g)が形成されており、
    前記壁面(2e、3e)のうち前記溝穴(2g、3g)に囲まれた部位を前記連結部材(5)側に塑性変形させることにより、前記第1補強プレート(2d)および前記第2補強プレート(3d)のうち前記溝穴(2g、3g)が形成されている方と前記連結部材(5)とがカシメ固定されていることを特徴とする熱交換器モジュール。
  2. 流体が流れる複数本のチューブ(2a)および前記チューブ(2a)の外表面に設けられたフィン(2b)を有して構成された第1熱交換コア(2c)と、
    前記第1熱交換コア(2c)の端部に配置されて前記第1熱交換コア(2c)を補強するとともに、空気の流通方向において互いに対向する2枚の壁面(3e)有して断面形状が略コの字状に形成された第1補強プレート(2d)と、
    流体が流れる複数本のチューブ(3a)および前記チューブ(3a)の外表面に設けられたフィン(3b)を有して構成された第2熱交換コア(3c)と、
    前記第2熱交換コア(3c)の端部に配置されて前記第2熱交換コア(3c)を補強するとともに、空気の流通方向において互いに対向する2枚の壁面(3e)有して断面形状が略コの字状に形成された第2補強プレート(3d)と、
    前記第1補強プレート(2d)の前記2枚の壁面(2e)間および第2補強プレート(3d)の前記2枚の壁面(3e)間に配置されて、前記第1補強プレート(2d)と前記第2補強プレート(3d)とを連結する連結部材(5)とを備え、
    前記連結部材(5)には、その長手方向に延びる凹部が形成されており、
    前記第1補強プレート(2d)の前記壁面(2e)および第2補強プレート(3d)の前記壁面(3e)うち少なくとも一方を、前記連結部材(5)側に塑性変形させて前記凹部内に嵌り込むようにすることにより、前記第1補強プレート(2d)および前記第2補強プレート(3d)のうち少なくとも一方と前記連結部材(5)とがカシメ固定されており、
    前記連結部材(5)は、弾性変形可能な弾性材製であり、
    前記連結部材(5)のうち、前記第1補強プレート(2d)および第2補強プレート(3d)との連結部分には、前記連結部材(5)の変形を抑制する補強部材(5c)が設けられていることを特徴とする熱交換器モジュール。
  3. 前記連結部材(5)は、金属または樹脂製であることを特徴とする請求項1または2に記載の熱交換器モジュール。
  4. 前記連結部材(5)は、弾性変形可能な弾性材製であることを特徴とする請求項1に記載の熱交換器モジュール。
  5. 前記連結部材(5)のうち、前記第1補強プレート(2d)および第2補強プレート(3d)との連結部分には、前記連結部材(5)の変形を抑制する補強部材(5c)が設けられていることを特徴とする請求項4に記載の熱交換器モジュール。
  6. 前記第1補強プレート(2d)の幅寸法と、前記第2補強プレート(3d)の幅寸法とが異なることを特徴とする請求項1ないし5のうちいずれか1つに記載の熱交換器モジュール。
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