JP4147531B2 - 床支柱のウイスカ飛散防止装置 - Google Patents

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Description

本発明は、床パネルを支持する亜鉛メッキを施した既設の床支柱の交換作業を行うことなく、ウイスカの飛散を容易に防止する床支柱のウイスカ飛散防止装置に関する。
コンピュータやデータ保管機器類などのコンピュータ機器が設置されるコンピュータ室の床下は、コンクリート床の上方に設けられた床支柱により床パネルが支持され、コンピュータ機器冷却用の空気を流したり、多数のケーブルを引き回すためのすき間が設けられている。このすき間を設けるための床支柱は、耐食性に優れ安価であることから亜鉛メッキが施されている。亜鉛メッキの表面には、直径2μm、長さ2mm程度の目に見えないほど細い亜鉛のひげ状結晶のウイスカが発生することがあり(例えば、特許文献1参照)、発生したウイスカが亜鉛メッキの表面から飛散し、床下からコンピュータ室内に浮遊しコンピュータ機器の中に入り込み、電気的短絡が発生することがあるとの報告が行われている(例えば、非特許文献1、2参照)。
特許第3340401号公報 (社)電子情報技術産業協会 平成14年1月16日 ウイスカにご注意ください NIKKEI ELECTRONICS 2003.1.6(59〜68頁)
上記したごとく床パネルを支持する既設の亜鉛メッキを施した床支柱よりウイスカが発生したときには、発生したウイスカが亜鉛メッキの表面から飛散し、床下からコンピュータ室内に浮遊しコンピュータ機器の中に入り込み、電気的短絡が発生するおそれがあるため、新品の床支柱または、クロムメッキなどを施したウイスカが発生しない床支柱と交換する必要があるが、床下のすき間は狭く、機器冷却用のダクトや極めて多数のケーブルが配設されており、床支柱の交換作業は極めて困難であるとともに、ケーブルの配設に支障を来たしコンピュータ機器の誤作動をまねく重大な支障を引き起こすおそれがあるという問題があった。既設の亜鉛メッキを施した床支柱よりウイスカが飛散することを防止するため、床支柱の表面に塗装することも考えられるが、ウイスカは塗膜を破って成長するため効果は期待できない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、床パネルを支持する亜鉛メッキを施した既設の床支柱の交換作業を行うことなく、ウイスカの飛散を容易に防止する床支柱のウイスカ飛散防止装置を提供することを目的とする。
本発明の床支柱のウイスカ飛散防止装置は、床パネルを支持する床支柱のベース部を互いに向合せたベースカバーにより覆うベースカバー部と、前記床支柱の支柱部の下側を覆う互いに向合せた高さ調整用カバーと、前記高さ調整用カバーと高さ調整可能に連結し、前記支柱部を互いに向合せた支柱カバーにより覆う支柱カバー部とを備え、前記支柱カバーの内側に凸設した水平の平板状の止部と、前記高さ調整用カバーに形成され、互いに並行で水平の複数のスリットとにより構成され、前記平板状の止部が前記複数のスリットのいずれかに挿入される高さ調整機構により、前記支柱カバーは前記高さ調整用カバーと連結することとした。
さらに、前記ベースカバー、前記支柱カバーおよび、前記高さ調整用カバーは、ウイスカが発生しないメッキを施した鋼板とすることとした。
本発明の床支柱のウイスカ飛散防止装置は、床パネルを支持する床支柱のベース部を互いに向合せたベースカバーにより覆うベースカバー部と、前記床支柱の支柱部の下側を覆う互いに向合せた高さ調整用カバーと、前記高さ調整用カバーと高さ調整可能に連結し、前記支柱部を互いに向合せた支柱カバーにより覆う支柱カバー部とを備え、前記支柱カバ ーの内側に凸設した水平の平板状の止部と、前記高さ調整用カバーに形成され、互いに並行で水平の複数のスリットとにより構成され、前記平板状の止部が前記複数のスリットのいずれかに挿入される高さ調整機構により、前記支柱カバーは前記高さ調整用カバーと連結することとしたため、床支柱を確実に覆い、コンピュータ機器の誤作動をまねく重大な支障を引き起こすことなくウイスカの飛散を容易に防止することができる。
さらに、前記ベースカバー、前記支柱カバーおよび、前記高さ調整用カバーは、ウイスカが発生しないメッキを施した鋼板とすることとしたため、ウイスカの発生を確実に防止することができる。
以下、本発明の実施の形態の床支柱のウイスカ飛散防止装置につき図を用いて説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態の床支柱のウイスカ飛散防止装置の斜視図を示す。
図1に示すように、コンピュータやデータ保管機器類などのコンピュータ機器が設置されるコンピュータ室の床パネル19(図2参照)を支持する床支柱10は、コンピュータ室の基礎のコンクリート床29(図2参照)に固定されるベース部11と、ベース部11に取り付けられる支柱部12と、支柱部12の上側端部に取付けられる床受部13とで構成されている。支柱部12には外周にネジ部12aが形成され、支柱部12と床受部13とを連結するとともに、高さ調整を行う高さ調整ナット14が取付けられている。床受部13は、下端側に高さ調整ナット14が回転自在に連結し、上端側に床受ブロック13aが固定され、さらに床受ブロック13aの上面には床パネル係止部13bが形成されている。
このように、コンピュータ室の床下には、床支柱10により床パネルが支持され、コンクリート床29と床パネル19との間にすき間が設けられている。このすき間には、コンピュータ機器冷却用の空気を流したり、多数のケーブルが配設されている。床支柱10は、耐食性に優れ安価であることから亜鉛メッキが施されたものが一般的に用いられている。
本発明の第1の実施の形態の床支柱のウイスカ飛散防止装置20は、床パネルを支持する亜鉛メッキが施された床支柱10のベース部11を覆うベースカバー部21と、床支柱10の支柱部12と床受部13とを側方から覆う支柱カバー部25とで構成されている。ベースカバー部21は、互いに向合せてベース部11を覆う2個のベースカバー21A、21Bとで構成され、支柱カバー部25は、互いに向合せて支柱部12と床受部13とを側方から覆う2個の支柱カバー25A、25Bとで構成されている。
ベースカバー21A、21Bは、上面に断面がコの字形状で支柱カバー25A、25Bが外側に連結取付け可能の連結用カバー22A、22Bが固定されている。また、ベースカバー21Bには、ベースカバー21Aと向き合う側の上面と側面に突部23bが形成されたプレート23cが取付けられ、ベースカバー21Aには、ベースカバー21Bの上面と側面に取付けられたプレート23cに形成された突部23bと係合する穴23aが明けられている。ベースカバー21A、21Bは、突部23bと穴23aとにより水平方向から連結することができる。
支柱カバー25Bには、支柱カバー25Aと向き合う側の側面外側に突部26bが予め定めた複数個形成され、支柱カバー25Aには、支柱カバー25Bと向き合う側の側面に支柱カバー25Bの突部26bと内側で係合する穴26aが予め定めた複数個明けられている。支柱カバー25A、25Bは、突部26bと穴26aとにより水平方向から連結することができる。また、支柱カバー25A、25Bには、内側に凸設した平板状の止部27aが取付けられ、ベースカバー21A、21Bの連結用カバー22A、22Bには、平板状の止部27aが挿入可能の複数のスリット27bが側面に形成され、平板状の止部27aとスリット27bとにより、支柱カバー25A、25Bをベースカバー21A、21Bに対し高さ方向に調整取付け可能とする高さ調整機構を構成している。
ベースカバー部21と、連結用カバー22A、22Bと、支柱カバー部25とは、アルミやステンレスなどのウイスカが発生しない金属板、クロムメッキや、ニッケルメッキや、電気亜鉛メッキなどのウイスカが発生しないメッキを施した鋼板、または、不燃性の樹脂を使用する。
図1により、ウイスカ飛散防止装置20を亜鉛メッキが施されている既存の床支柱10に設置する作業につき説明する。
まず、ウイスカ飛散防止装置20のベースカバー部21により床支柱10のベース部11を覆う設置作業を行う。ベースカバー部21の取付作業は、矢印A、Bに示す方向からベースカバー21A、21Bを互いに向合せて移動させ、ベースカバー21Bの上面プレート21Baに取付けられたプレート23cをベースカバー21Aの内側に入れ、プレート23cに形成された突部23bを、ベースカバー21Aに明けられた穴23aに係合させ、ベースカバー21A、21Bを互いに連結し、ベース部11を覆う。
次に、ウイスカ飛散防止装置20の支柱カバー部25により床支柱10の支柱部12と床受部13とを側方から覆う設置作業を行う。支柱カバー部25の設置作業は、矢印A、Bとは直交する矢印C、Dの方向から支柱カバー25A、25Bを互いに向合せて移動させ、支柱カバー25Bの側面外側に形成された突部26bを、支柱カバー25Aの側面に明けられている穴26aに内側から係合させ、支柱カバー25A、25Bを互いに連結し、床支柱10の支柱部12と床受部13とを側方から覆う。このとき、支柱カバー25A、25Bには、内側に平板状の止部27aが取付けられ、ベースカバー21A、21Bの連結用カバー22A、22Bには複数のスリット27bが側面に形成され高さ調整機構が構成されており、平板状の止部27aをいずれかのスリット27bに挿入することにより、支柱カバー25A、25Bを高さ方向に調整取付を行うことができる。
図2は、本発明の第1の実施の形態の床支柱のウイスカ飛散防止装置を床支柱に設置したときの側面図を示す。
図2に示すように、床支柱10は、基礎のコンクリート床29にベース部11が固定され、支柱部12の上側端部に取付けられる床受部13には、床パネル19が床パネル係止部13bにより止められ取付けられている。支柱部12には外周にネジ部12aが形成され、支柱部12と床受部13とを連結するとともに、高さ調整を行う高さ調整ナット14が取付けられ、高さ調整ナット14により所望の高さに床パネル19が取付けられている。
発明の第1の実施の形態の床支柱のウイスカ飛散防止装置20は、ベースカバー部21と支柱カバー部25とにより床支柱10を覆っている。ベースカバー部21は、2個のベースカバー21A、21Bを水平方向から連結して床支柱10のベース部11を覆い、支柱カバー部25は、2個の支柱カバー25A、25Bをベースカバー21A、21Bの連結方向とは直交する水平方向から連結して床支柱10の支柱部12と床受部13とを覆っている。また、支柱カバー25A、25Bの内側に取付けられた止部27a(図1参照)と、ベースカバー21A、21Bの連結用カバー22A、22Bの側面に形成された複数のスリット27bとにより高さ調整機構が構成され、平板状の止部27aをいずれかのスリット27bに挿入することにより、支柱カバー25A、25Bが高さ方向に調整取付されている。
以上述べたように、本発明の第1の実施の形態の床支柱のウイスカ飛散防止装置20は、ベース部11をベースカバー21A、21Bにより覆うベースカバー部21と、ベースカバー21A、21Bにそれぞれ固定され床支柱10の支柱部12の下側を覆う連結用カバー22A、22Bと、連結用カバー22A、22Bと連結し、支柱部12を支柱カバー25A、25Bにより覆う支柱カバー部25とにより、床支柱10を容易に覆い、コンピュータ機器の誤作動をまねく重大な支障を引き起こすことなくウイスカの飛散を容易に防止することができる。ベースカバー部21と、連結用カバー22A、22Bと、支柱カバー部25とは、アルミやステンレスなどのウイスカが発生しない金属板、クロムメッキや、ニッケルメッキや、電気亜鉛メッキなどのウイスカが発生しないメッキを施した鋼板、または、不燃性の樹脂を使用するため、ウイスカが発生し飛散することはない。
また、2個のベースカバー21A、21Bを互いに向合せ側方から覆う設置方向と、2個の支柱カバー25A、25Bを互いに向合せ側方から覆う設置方向とを互いに直交方向とすることにより、ベースカバー21と支柱カバー25とを強固に固定し設置することができる。
さらに、支柱カバー25A、25Bを高さ調整機構により高さ調整することにより、床支柱10の側面を確実に覆うことができる。
なお、支柱カバー25は、床支柱10の床受部13が亜鉛メッキが施されていないアルミダイキャストなどで製造されている場合には、床受部13を除き覆うようにすることもできる。
図3は、本発明の第2の実施の形態の床支柱のウイスカ飛散防止装置の斜視図を示す。
本発明の第2の実施の形態の床支柱のウイスカ飛散防止装置30は、床パネルを支持する亜鉛メッキが施された床支柱10のベース部11を覆うベースカバー部31と、床支柱10の支柱部12と床受部13とを側方から覆う支柱カバー部35とで構成されている。ベースカバー部31は、互いに向合せてベース部11を側方から覆う2個のベースカバー31A、31Bとで構成されている。支柱カバー部35は、互いに向合せて支柱部12と床受部13とを側方から覆う2個の断面がコの字形状の支柱カバー35A、35Bと、互いに向合せて支柱部12の下側を側方から覆い、支柱カバー35A、35Bが高さ調整可能に連結する2個の断面がコの字形状の高さ調整用カバー32A、32Bとで構成されている。
高さ調整用カバー32Bには、高さ調整用カバー32Aと向き合う側の側面に突部34bが形成されたプレート34cが取付けられ、高さ調整用カバー32Aには、高さ調整用カバー32Bの側面に取付けられたプレート34cに形成された突部34bと係合する穴34aが明けられている。高さ調整用カバー32A、32Bは、突部34bと穴部34aとにより水平方向から連結し、支柱部12の下側を側方から覆い、ベース部11の上に設置することができる。
支柱カバー35Bには、支柱カバー35Aと向き合う側の側面外側に突部36bが予め定めた複数個形成され、支柱カバー35Aには、支柱カバー35Bと向き合う側の側面に支柱カバー35Bの突部36bと内側で係合する穴36aが予め定めた複数個明けられている。支柱カバー35A、35Bは、突部36bと穴36aとにより水平方向から連結することができる。また、支柱カバー35A、35Bには、内側に凸設した平板状の止部37aが取付けられ、平板状の止部37aと、高さ調整用カバー32A、32Bに形成されたスリット37bとにより、支柱カバー35A、35Bに対し高さ方向に調整取付け可能とする高さ調整機構を構成している。支柱カバー35A、35Bは、高さ調整機構により高さ調整が行われ高さ調整用カバー32A、32Bに連結することができる。
ベースカバー31Bには、ベースカバー31Aと向き合う側の上面と側面に突部33bが形成されたプレート33cが取付けられ、ベースカバー31Aには、ベースカバー31Bの上面と側面に取付けられたプレート33cに形成された突部33bと係合する穴33aが明けられている。また、ベースカバー31A、31Bには、互いに向き合う側に穴部38a、38bが形成されており、ベースカバー31A、31Bは、互いに連結した高さ調整用カバー32A、32Bを挟み、突部33bと穴33aとにより水平方向から連結することができる。
ベースカバー部31と、高さ調整用カバー32Aと、32B、支柱カバー部35とは、アルミやステンレスなどのウイスカの発生しない金属板、ウイスカの発生しない電気亜鉛メッキなどを施した鋼板、または、不燃性の樹脂を使用する。
図3により、ウイスカ飛散防止装置30を亜鉛メッキが施されている既存の床支柱10に設置する作業につき説明する。
まず、ウイスカ飛散防止装置30の高さ調整用カバー32A、32Bの突部34bと穴部34aとにより、高さ調整用カバー32A、32Bを矢印A、Bの方向からから連結し、支柱部12の下側を側方から覆い、ベース部11の上に設置する作業を行う。
次に、支柱カバー35Aに明けられた穴36aと、支柱カバー35Bに形成された突部36bとにより、支柱カバー35A、35Bを矢印A、Bとは直交する矢印C、Dの水平方向から支柱部12と床受部13とを覆い連結する作業を行う。このとき、支柱カバー35A、35Bに取付けられた平板状の止部37aと、高さ調整用カバー32A、32Bに形成されたスリット37bとにより、支柱カバー35A、35Bは高さ方向に調整し取付ることができる。
ベースカバー部31の設置作業は、矢印A、Bに示す方向または矢印C、Dに示す方向からベースカバー31A、31Bを互いに向合せて移動させ、ベースカバー31Bの上面プレート31Baに取付けられたプレート33cをベースカバー31Aの内側に入れ、プレート33cに形成された突部33bを、ベースカバー31Aに明けられた穴33aに係合させ、互いに連結した高さ調整用カバー32A、32Bを挟み、ベースカバー31A、31Bを互いに連結し、ベース部11を覆う。
図4は、本発明の第2の実施の形態の床支柱のウイスカ飛散防止装置を床支柱に設置したときの側面図を示す。
図4に示すように、床支柱10は、基礎のコンクリート床29にベース部11が固定され、支柱部12の上側端部に取付けられる床受部13には、床パネル19が床パネル係止部13bにより止められ取付けられている。支柱部12には外周にネジ部12aが形成され、支柱部12と床受部13とを連結するとともに、高さ調整を行う高さ調整ナット14が取付けられ、高さ調整ナット14により所望の高さに床パネル19が取付けられている。
発明の第2の実施の形態の床支柱のウイスカ飛散防止装置30は、ベースカバー31A、31Bで構成されるベースカバー部31と、支柱カバー35A、35Bと高さ調整用カバー32A、32Bとで構成される支柱カバー部35とにより床支柱10を覆っている。
高さ調整用カバー32A、32Bは、水平方向からから連結し、支柱部12の下側を側方から覆っている。また、支柱カバー35A、35Bは、高さ調整用カバー32A、32Bの連結方向とは直交する水平方向から支柱部12と床受部13とを覆い連結し、支柱カバー35A、35Bに取付けられた平板状の止部37a(図3参照)と、高さ調整用カバー32A、32Bに形成されたスリット37bとにより、支柱カバー35A、35Bは高さ方向に調整され取付られている。
さらに、水平方向からベースカバー31A、31Bは、互いに連結した高さ調整用カバー32A、32Bを挟み、水平方向から互いに連結し、ベース部11を覆っている。
以上述べたように、本発明の第2の実施の形態の床支柱のウイスカ飛散防止装置30は、ベースカバー31A、31Bで構成されるベースカバー部31と、支柱カバー35A、35Bと高さ調整用カバー32A、32Bとで構成される支柱カバー部35とにより床支柱10を容易に覆い、コンピュータ機器の誤作動をまねく重大な支障を引き起こすことなくウイスカの飛散を容易に防止することができる。ベースカバー部31と、高さ調整用カバー32Aと、32B、支柱カバー部35とは、アルミやステンレスなどのウイスカの発生しない金属板、ウイスカの発生しない電気亜鉛メッキなどを施した鋼板、または、不燃性の樹脂を使用するため、ウイスカが発生し飛散することはない。
また、2個の高さ調整用カバー32A、32Bを互いに向合せ覆う設置方向と、2個の支柱カバー35A、35Bを互いに向合せ側方から覆う設置方向とを互いに直交方向とすることにより、強固に固定し設置することができる。
さらに、支柱カバー35A、35Bを高さ調整用カバー32A、32Bにより高さ調整することにより、床支柱10の側面を確実に覆うことができる。
なお、支柱カバー35は、床支柱10の床受部13が亜鉛メッキが施されていないアルミダイキャストなどで製造されている場合には、床受部13を除き覆うようにすることもできる。
図5は、本発明の第3の実施の形態の床支柱のウイスカ飛散防止装置の側面図を示す。
本発明の第3の実施の形態の床支柱のウイスカ飛散防止装置40は、床パネル19を支持する亜鉛メッキが施された床支柱10のベース部11を覆うベースカバー部31と、床支柱10の支柱部12と床受部13とを側方から覆う支柱カバー部45とで構成されている。ベースカバー部31は、本発明の第2の実施の形態のものと同一であり、互いに向合せてベース部11を覆う2個のベースカバー31A、31Bとで構成されている。
支柱カバー部45は、互いに向合せて支柱部12と床受部13とを側方から覆う2個の断面がコの字形状の支柱カバー45A、45Bで構成されている。支柱カバー45A、45Bは、上面の内側コーナにそれぞれ吊下げ部42が形成されており、床パネル係止部13bの外側で床受ブロック13aの上面の空間となった四隅のコーナ部13cに吊下げ、水平方向から支柱部12と床受部13とを覆い連結し、ベース部11の上に吊下げて設置することができる。
ベースカバー31A、31Bは、互いに連結した支柱カバー45A、45Bを挟み、水平方向から連結することができる。
ベースカバー部31と、支柱カバー部45とは、アルミやステンレスなどのウイスカの発生しない金属板、ウイスカの発生しない電気亜鉛メッキなどを施した鋼板、または、不燃性の樹脂を使用する。
本発明の第3の実施の形態のウイスカ飛散防止装置40を亜鉛メッキが施されている既存の床支柱10に設置する作業につき説明する。
まず、支柱カバー45A、45Bは、吊下げ部42を床受ブロック13aの上面のコーナ部13cに掛けて吊下げ、水平方向から支柱部12と床受部13とを覆い連結し、ベース部11の上で吊下げて設置する作業を行う。
ベースカバー部31の設置作業は、水平方向からベースカバー31A、31Bを互いに向合せて移動させ、互いに連結した支柱カバー45A、45Bを挟み、ベースカバー31A、31Bを互いに連結し、ベース部11を覆う。このとき、支柱カバー45A、45Bは、ベース部11の上ですき間Sを持ち吊下げられるため、床支柱10の設置したときの高さにばらつきがあったとしても、特に高さ調整をする必要はなく、ベースカバー31A、31Bは、すき間Sの上方で互いに連結した支柱カバー45A、45Bを挟み連結し、ベース部11を覆うことができる。
以上述べたように、本発明の第3の実施の形態の床支柱のウイスカ飛散防止装置40は、ベースカバー31A、31Bで構成されるベースカバー部31と、支柱カバー45A、45Bとで構成される支柱カバー部35とによりにより床支柱10を容易に覆い、コンピュータ機器の誤作動をまねく重大な支障を引き起こすことなく簡潔構造でウイスカの飛散を容易に防止することができる。ベースカバー部31と、支柱カバー部45とは、アルミやステンレスなどのウイスカの発生しない金属板、ウイスカの発生しない電気亜鉛メッキなどを施した鋼板、または、不燃性の樹脂を使用するため、ウイスカが発生し飛散することはない。
また、支柱カバー45A、45Bは、ベース部11の上ですき間Sを持ち吊下げられるため、床支柱10の設置したときの高さにばらつきがあったとしても、特に高さ調整をする必要はない。また、ベースカバー31A、31Bは、すき間Sの上方で互いに連結した支柱カバー45A、45Bを挟み連結するため、ベース部11を覆うことができる。
図6は、本発明の第4の実施の形態の床支柱のウイスカ飛散防止装置の側面図を示す。
本発明の第4の実施の形態の床支柱のウイスカ飛散防止装置50は、床支柱10の床受部13が亜鉛メッキが施されていないアルミダイキャストなどで製造されている場合に床受部13を除き覆うようにするもので、床パネルを支持する亜鉛メッキが施された床支柱10のベース部11を覆うベースカバー部31と、床支柱10の支柱部12を側方から覆う支柱カバー部55とで構成されている。ベースカバー部31は、本発明の第2の実施の形態のものと同一であり、互いに向合せてベース部11を覆う2個のベースカバー31A、31Bとで構成されている。
支柱カバー部55は、互いに向合せて支柱部12を側方から覆う2個の断面がコの字形状の支柱カバー55A、55Bで構成されている。支柱カバー55A、55Bは、上面側にそれぞれ床受部13の断面形状に対応する半円形状の吊下げ部52が形成されており、高さ調整ナット14の上面に吊下げ、水平方向から支柱部12を覆い連結し、ベース部11の上で吊下げて設置することができる。
ベースカバー31A、31Bは、互いに連結した支柱カバー55A、55Bを挟み、水平方向から連結することができる。
ベースカバー部31と、支柱カバー部55とは、アルミやステンレスなどのウイスカの発生しない金属板、ウイスカの発生しない電気亜鉛メッキなどを施した鋼板、または、不燃性の樹脂を使用する。
本発明の第4の実施の形態のウイスカ飛散防止装置50を亜鉛メッキが施されている既存の床支柱10に設置する作業につき説明する。
まず、支柱カバー55A、55Bは、吊下げ部52を高さ調整ナット14に吊下げ、水平方向から支柱部12を覆い連結し、ベース部11の上に吊下げて設置する作業を行う。
ベースカバー部31の設置作業は、水平方向からベースカバー31A、31Bを互いに向合せて移動させ、互いに連結した支柱カバー55A、55Bを挟み、ベースカバー31A、31Bを互いに連結し、ベース部11を覆う。このとき、支柱カバー55A、55Bは、ベース部11の上ですき間Sを持ち吊下げられるため、床支柱10の設置したときの高さにばらつきがあったとしても、特に高さ調整をする必要はなく、ベースカバー31A、31Bは、すき間Sの上方で互いに連結した支柱カバー45A、45Bを挟み連結し、ベース部11を覆うことができる。
以上述べたように、本発明の第4の実施の形態の床支柱のウイスカ飛散防止装置50は、ベースカバー31A、31Bで構成されるベースカバー部31と、支柱カバー55A、55Bとで構成される支柱カバー部45とにより、簡潔構造でウイスカの飛散を容易に防止することができる。ベースカバー部31と、支柱カバー部55とは、アルミやステンレスなどのウイスカの発生しない金属板、ウイスカの発生しない電気亜鉛メッキなどを施した鋼板、または、不燃性の樹脂を使用するため、ウイスカが発生し飛散することはない。
また、支柱カバー55A、55Bは、ベース部11の上ですき間Sを持ち吊下げられるため、床支柱10の設置したときの高さにばらつきがあったとしても、特に高さ調整をする必要はない。また、ベースカバー31A、31Bは、すき間Sの上方で互いに連結した支柱カバー45A、45Bを挟み連結するため、ベース部11を覆うことができる。
図7は、本発明の第5の実施の形態の床支柱のウイスカ飛散防止装置の側面図を示す。
本発明の第5の実施の形態の床支柱のウイスカ飛散防止装置60は、床パネルを支持する亜鉛メッキが施された床支柱10のベース部11を覆うベースカバー部31と、床支柱10の支柱部12と床受部13とを側方から覆う支柱カバー部65とで構成されている。ベースカバー部31は、本発明の第2の実施の形態のものと同一であり、互いに向合せてベース部11を覆う2個のベースカバー31A、31Bとで構成されている。
支柱カバー部65は、互いに向合せて床支柱10を側方から覆う2個の断面がコの字形状の支柱カバー65A、65Bで構成されている。支柱カバー65A、65Bは、19との間にすき間Suができる高さに設定しているため、床支柱10の設置したときの高さにばらつきがあったとしても所定の範囲内で、水平方向から支柱部12と床受部13とを覆い連結し、ベース部11の上に設置することができる。
ベースカバー31A、31Bは、互いに連結した支柱カバー65A、65Bを挟み、水平方向から連結することができる。
ベースカバー部31と、支柱カバー部65とは、アルミやステンレスなどのウイスカの発生しない金属板、ウイスカの発生しない電気亜鉛メッキなどを施した鋼板、または、不燃性の樹脂を使用する。
本発明の第5の実施の形態のウイスカ飛散防止装置60を亜鉛メッキが施されている既存の床支柱10に設置する作業につき説明する。
まず、支柱カバー65A、65Bは、床パネル19とのすき間Suを持ち水平方向から支柱部12、床受部13、床受ブロック13aとを覆い連結し、ベース部11の上に設置する作業を行う。
ベースカバー部31の設置作業は、水平方向からベースカバー31A、31Bを互いに向合せて移動させ、互いに連結した支柱カバー65A、65Bを挟み、ベースカバー31A、31Bを互いに連結し、ベース部11を覆う。このとき、支柱カバー65A、65Bは、すき間Suを持ち支柱部12と床受部13とを覆うように設置されるため、特に高さ調整をする必要はなく、ベースカバー31A、31Bは、互いに連結した支柱カバー65A、65Bを挟み連結し、ベース部11を覆うことができる。床受ブロック13aは、亜鉛メッキが施されていないため、すき間Suがあったとしても問題はない。
以上述べたように、本発明の第5の実施の形態の床支柱のウイスカ飛散防止装置60は、ベースカバー31A、31Bで構成されるベースカバー部31と、支柱カバー65A、65Bとで構成される支柱カバー部65とにより床支柱10を容易に覆い、コンピュータ機器の誤作動をまねく重大な支障を引き起こすことなく簡潔構造でウイスカの飛散を容易に防止することができる。ベースカバー部31と、支柱カバー部65とは、アルミやステンレスなどのウイスカの発生しない金属板、ウイスカの発生しない電気亜鉛メッキなどを施した鋼板、または、不燃性の樹脂を使用するため、ウイスカが発生し飛散することはない。
また、支柱カバー65A、65Bは、床パネル19とすき間Suを持ち設置されるため、特に高さ調整をする必要はなく、ベースカバー31A、31Bは、互いに連結した支柱カバー65A、65Bを挟み連結し、ベース部11を覆うことができる。
なお、実施例1から実施例5で使用するベースカバー部21、31と、支柱カバー部25、35、45、55、65と、連結用カバー22A、22Bと、高さ調整用カバー32A、32Bとは、断面がコの字形状のものを互いに向合せ連結するため、容易に連結を行うことができる。
本発明の第1の実施の形態の床支柱のウイスカ飛散防止装置の斜視図を示す。 本発明の第1の実施の形態の床支柱のウイスカ飛散防止装置を床支柱に設置したときの側面図を示す。 本発明の第2の実施の形態の床支柱のウイスカ飛散防止装置の斜視図を示す。 本発明の第2の実施の形態の床支柱のウイスカ飛散防止装置を床支柱に設置したときの側面図を示す。 本発明の第3の実施の形態の床支柱のウイスカ飛散防止装置の側面図を示す。 本発明の第4の実施の形態の床支柱のウイスカ飛散防止装置の側面図を示す。 本発明の第5の実施の形態の床支柱のウイスカ飛散防止装置の側面図を示す。
符号の説明
10 床支柱
11 ベース部
12 支柱部
13 床受部
14 高さ調整ナット
13b 床パネル係止部
20、30、40、50、60 ウイスカ飛散防止装置
21、31 ベースカバー部
21A、21B、31A、31B ベースカバー
22A、22B 連結用カバー
23b、26b、33b、36b 突部
23a、26a33a、36a 穴
25、35、45、55、65 支柱カバー部
25A、25B、35A、35B、45A、45B、55A、55B、65A、65B 支柱カバー
27a、37a 止部
27b27b スリット
32A、32B 高さ調整用カバー
42、52 吊下げ部

Claims (2)

  1. 床パネルを支持する床支柱のベース部を互いに向合せたベースカバーにより覆うベースカバー部と、前記床支柱の支柱部の下側を覆う互いに向合せた高さ調整用カバーと、前記高さ調整用カバーと高さ調整可能に連結し、前記支柱部を互いに向合せた支柱カバーにより覆う支柱カバー部とを備え、前記支柱カバーの内側に凸設した水平の平板状の止部と、前記高さ調整用カバーに形成され、互いに並行で水平の複数のスリットとにより構成され、前記平板状の止部が前記複数のスリットのいずれかに挿入される高さ調整機構により、前記支柱カバーは前記高さ調整用カバーと連結することを特徴とする床支柱のウイスカ飛散防止装置。
  2. 前記ベースカバー、前記支柱カバーおよび、前記高さ調整用カバーは、ウイスカが発生しないメッキを施した鋼板とすることを特徴とする請求項1に記載のウイスカ飛散防止装置。
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