JP4146988B2 - モールサーバシステム - Google Patents

モールサーバシステム Download PDF

Info

Publication number
JP4146988B2
JP4146988B2 JP2000203527A JP2000203527A JP4146988B2 JP 4146988 B2 JP4146988 B2 JP 4146988B2 JP 2000203527 A JP2000203527 A JP 2000203527A JP 2000203527 A JP2000203527 A JP 2000203527A JP 4146988 B2 JP4146988 B2 JP 4146988B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
product
store
consumer
mall server
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000203527A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002024583A (ja
Inventor
克夫 小倉
安浩 新貝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Corp
Original Assignee
Fujifilm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujifilm Corp filed Critical Fujifilm Corp
Priority to JP2000203527A priority Critical patent/JP4146988B2/ja
Publication of JP2002024583A publication Critical patent/JP2002024583A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4146988B2 publication Critical patent/JP4146988B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、出店者の提供する商品をネットワークを介して消費者に販売するモールサーバシステムに関する。特に本発明は、消費者が各種目的に応じて所望の商品をまとめて購入可能な仮想店舗を設定するモールサーバシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、情報通信手段の発達に伴い、インターネット等の広域情報通信網を利用したオンラインショッピングモールが実施されている。消費者は、ショッピングモールを開催するモールサーバにアクセスすることによって出店者が提供する商品に関する情報の閲覧及び注文をする。一方、出店者は、モールサーバにアクセスすることによって商品の情報の提供及び受注をする。
【0003】
図1は、従来のモールサーバシステムの消費者端末における入力画面を示す図である。モールサーバシステムは、例えばモールサーバと商品をモールに出品する出店者が使用する出店者端末と商品を注文する消費者が使用する消費者端末とを備える。
【0004】
消費者端末150は、ディスプレイ194とキーボード192とマウス190とを備える。ディスプレイ194の画面には、商品分類情報196が表示されている。消費者は、マウス190等で所望の商品分類情報196を選択することによって、商品分類で扱われる商品を閲覧することができる。また、ディスプレイ194には、消費者がキーワードを入力することによって所望の商品をモールサーバに検索させる商品検索入力欄195が表示されている。
【0005】
ここで、例えば、消費者が運動会で使用するための「運動服」、「運動靴」、「弁当」、「レジャーシート」を注文すると仮定する。消費者は、商品分類情報196から衣料を選択する。消費者は、「衣料」の中から「運動服」を選択し、所望の「運動服」の注文をする。同様に、消費者は、「靴・鞄」の中から「運動靴」を、「食品」の中から「弁当」を選択し、所望の商品を見つけ出して注文をする。また、商品分類情報196に「レジャーシート」が無いため、消費者は商品検索入力部195に「レジャーシート」を入力して商品検索を行う。以上のように、従来のショッピングモールでは、消費者は店舗ごと又は商品分類ごとに所望の商品を別々に探さなくてはならない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このようなオンラインショッピングモールは、モールの規模が大きくなると出店している店舗数が多くなってしまう。従って、消費者は、複数の店舗をまわって所望の商品を注文しなければならないという問題がある。
【0007】
また、消費者が所望の商品を検索する場合に、消費者は商品ごとにいちいち検索を行わなくてはならない。従って、消費者は、消費者は、煩雑な商品検索に多大な時間を費やさなくてはならないという問題がある。
【0008】
そこで本発明は、上記の課題を解決することのできる消費者の所望する商品をまとめて取り扱う仮想店舗を設定可能なモールサーバシステムを提供することを目的とする。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の第1の形態に係るモールサーバシステムは、商品をネットワークを介して消費者に販売する出店者が設定する商品の販売用データと出店者を示す出店者情報とを含む商品情報を、出店者が設定する商品の使用目的を示す目的情報に対応づけて格納する商品情報格納部と、出店者情報に対応して出店者をそれぞれ特定可能な店舗情報を格納する店舗情報格納部と、消費者から商品の使用目的を示す目的候補情報を受け取り、目的候補情報に対応する目的情報に対応づけられた商品情報を商品情報格納部から抽出する商品抽出部と、抽出された商品情報に対応する商品を取り扱う仮想店舗を設定する店舗設定部とを備えることを特徴とする。
【0010】
前記目的候補情報に対応した前記目的情報を消費者が一覧可能な形式で前記消費者に送る店舗情報送信部を備えるようにしてもよい。
【0011】
仮想店舗が取り扱う商品の商品情報を消費者が一覧可能な形式で消費者に送る商品情報送信部を備えるようにしてもよい。
【0012】
商品情報格納部は、目的情報の特徴に基づいて複数の目的情報に関連づけた目的群情報を更に格納し、消費者から受け取った目的候補情報が目的群情報に対応する場合に、商品抽出部は、目的群情報に関連づけられた目的情報に対応する商品情報を抽出し、店舗設定部は、抽出された商品情報に対応する商品を取り扱う仮想店舗を設定するようにしてもよい。
【0013】
商品情報格納部は、目的情報の特徴に基づいて複数の前記目的情報を関連づけて格納し、商品抽出部は、消費者から受け取った目的候補情報がいずれかの目的情報に対応する場合に、いずれかの目的情報及びいずれかの目的情報に関連づけられた他の目的情報に対応する商品情報を抽出し、店舗設定部は、抽出された商品情報に対応する商品を取り扱う仮想店舗を設定するようにしてもよい。
【0014】
商品情報の示す商品に対する注文情報を消費者から受け取った場合に、商品を出品する出店者を店舗情報格納部の店舗情報に基づいて特定し、特定した出店者に注文情報を送る商品注文部をさらに備えるようにしてもよい。
【0015】
消費者から新たな仮想店舗の設定要求情報を受け取った場合に、商品情報格納部は、出店者の要求に応じて設定要求情報を新たな目的情報として格納し、店舗設定部は、新たな目的情報に対応する商品を取り扱う仮想店舗を設定するようにしてもよい。
【0016】
販売用データは商品の目的情報ごとに出店者が設定可能な価格情報を含み、商品抽出部は、目的情報に対応づけられた商品情報と目的情報に対して設定された前記価格情報とを抽出し、商品情報送信部は、目的情報に対して設定された価格情報を商品情報が示す商品の価格を示す情報として消費者に送るようにしてもよい。
【0017】
価格情報は、出店者が設定する商品の消費者に対する販売希望価格であり、商品抽出部は、消費者から目的候補情報を受け取った場合に、複数の出店者が設定した目的情報に対応する複数の商品のうち、消費者向けの商品推薦基準に基づいて販売希望価格の商品の商品情報を商品情報格納部から抽出し、商品情報送信部は、抽出された商品情報を仮想店舗における推薦商品を示す情報として消費者に送るようにしてもよい。
【0018】
価格情報は、出店者が設定する商品の消費者に対する販売価格であり、商品注文部は、消費者から商品の購入希望価格を含む注文情報を受け取る場合に、購入希望価格が販売価格に対して出店者が設定する商品販売許容基準に合えば、出店者に注文情報を送るようにしてもよい。
【0019】
商品情報格納部は、出店者が商品の出店希望順に目的情報をランク付けしたランク情報を目的情報とともに格納し、消費者から目的候補情報を受け取る場合に、商品抽出部は、ランク情報に基づいて商品情報を商品情報格納部から抽出し、店舗設定部は、商品情報に対応する商品をランク情報に基づいて取り扱う仮想店舗を設定するようにしてもよい。
【0020】
商品情報格納部は、出店者が取得した商品の仮想店舗における出店枠を示す出店権情報を目的情報とともに格納し、消費者から目的候補情報を受け取る場合に、商品抽出部は、出店権情報に基づいて商品情報を商品情報格納部から抽出し、店舗設定部は、出店権情報の設定された商品情報に対応する商品を出店権情報の示す出店枠において取り扱う仮想店舗を設定するようにしてもよい。
【0021】
商品情報格納部は、商品ごとに出店者が設定する商品の販売対象となる消費者の特徴を示す属性情報を商品情報の一部として格納し、消費者から消費者の特徴を示す属性候補情報を受け取る場合に、商品抽出部は、属性候補情報に対応する属性情報を含む商品情報を抽出し、店舗設定部は、商品情報に対応する商品を属性情報に基づいて取り扱う仮想店舗を設定するようにしてもよい。
【0022】
商品情報格納部は、商品ごとに出店者が設定する商品の販売対象となる消費者の特徴を示す属性情報を商品情報の一部として格納し、消費者から消費者の特徴を示す属性候補情報を受け取る場合に、商品情報送信部は、属性候補情報に対応する属性情報を含む前記商品情報に、商品情報から差別化する変化を加えて消費者に送るようにしてもよい。
【0023】
上記目的を達成するために、本発明の第2の形態に係る消費者がネットワークを介して出店者に商品を注文可能な消費者端末は、消費者の商品の使用目的を示す目的候補情報をモールサーバに送る目的候補送信部と、目的候補情報が、モールサーバの格納される出店者が設定した商品の使用目的を示す目的情報に対応する場合に、目的情報に対応づけられた商品の特徴を示す商品情報をモールサーバから受け取る商品情報受信部と、受け取った商品情報を出力させる消費者側出力部と、消費者が商品情報の示す商品を注文する場合に、消費者の商品の注文情報を送る購入要求部とを備えることを特徴とする。
【0024】
上記目的を達成するために、本発明の第3の形態に係るネット通販注文方法は、
ネットワークを介して消費者から商品の注文を受ける出店者が設定する商品の販売用データと出店者を示す出店者情報とを含む商品情報を出店者から受け取るステップと、出店者が設定する商品の使用目的を示す目的情報を出店者から受け取るステップと、受け取った商品情報と目的情報を対応づけて格納するステップと、出店者情報対応して出店者をそれぞれ特定可能な店舗情報を出店者から受け取るステップと、店舗情報を格納するステップと、消費者から受け取った商品の使用目的を示す目的候補情報に対応する目的情報に対応づけられた商品情報を商品情報格納部から抽出するステップと、抽出した商品情報に対応する商品を取り扱う仮想店舗を設定するステップと、仮想店舗が取り扱う商品の商品情報を消費者に送るステップとを備えることを特徴とする。
【0025】
なお上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションも又発明となりうる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態はクレームにかかる発明を限定するものではなく、又実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
【0027】
(第1実施形態)
本実施形態においては、オンラインショッピングモールを開催するモールサーバは、消費者の使用目的に応じた商品をまとめて取り扱う仮想的な店舗を設定する。例えば、消費者が運動会で使用する商品を購入したい場合に、モールサーバは、運動会において使用される様々な商品を出店者の商品の中から抽出する。次にモールサーバは、抽出した運動会用の商品をまとめて取り扱う仮想店舗を設定する。消費者は、仮想店舗でショッピングすることによって運動会用の所望の商品をまとめて購入することができる。
【0028】
図2は、第1実施形態のモールサーバシステムの概念図である。モールサーバシステムは、モールサーバ100と出店者端末180と消費者端末180とを備える。モールサーバ100は、ネットワーク12を介して出店者端末180と消費者端末150とに通信可能に結ばれている。ネットワーク12は、例えば、インターネット回線、CATV回線等を利用した有線通信網であってもよいし、衛星通信回線等を利用した無線通信網であってもよい。
【0029】
図3は、第1実施形態のモールサーバシステムにおける消費者端末の入力画面を示す図である。消費者端末150は、ディスプレイ194とキーボード192とマウス190とを備える。ディスプレイ194の画面には、消費者の購入したい商品の使用目的を示す目的候補情報197が表示されている。消費者は、マウス190等で所望の目的候補情報197を選択することによって、モールサーバ100に目的候補情報を送る。
【0030】
一方、モールサーバ100は、予め出店者が商品ごとに設定した商品の使用目的を示す目的情報を格納している。従って、モールサーバ100は、受け取った目的候補情報197に対応する目的情報を探す。モールサーバ100は、探した目的情報が設定されている商品を抽出する。次に、モールサーバ100は、抽出した商品をまとめて取り扱う仮想店舗を設定する。消費者は、仮想店舗でショッピングすることによって、複数の店舗を巡ることなく所望の商品をまとめて注文することができる。また。ディスプレイ194の画面には、消費者の購入したい商品の使用目的を入力する目的候補情報入力欄198が表示されている。消費者は、購入したい商品の使用目的を示すキーワードを入力するようにしてもよい。
【0031】
以上のように、消費者は、所望の商品の使用目的をモールサーバ100に送ることによって、モールサーバ100は、仮想店舗を設定する。消費者は、仮想店舗において購入したい商品をまとめて注文することができる。また、消費者は、複数の店舗における煩雑な商品選択に要する時間を低減することができる。
【0032】
図4は、第1実施形態のモールサーバシステムにおけるモールサーバの機能ブロック図である。モールサーバ100は、商品注文部102と目的追加部104と出店情報格納部110と仮想店舗作成部120とサーバ送信部130とサーバ受信部140とを備える。
【0033】
出店情報格納部110は、出店者から受け取ったショッピングモールに出品する商品の各種情報と出店者を特定するための情報とを格納する。出店情報格納部110は、店舗情報格納部112と商品情報格納部114とを有する。
【0034】
商品情報格納部114は、出店者が設定する商品の販売用データと出店者を示す出店者情報とを含んだ商品情報を格納する。販売用データは、例えば商品価格や商品名等の情報であってもよい。出店者情報は、例えば出店者名や出店者を示すマーク等の情報であってもよい。また、商品情報格納部114は、消費者販売用に出店者が設定する商品の使用目的を示す目的情報を、商品情報に対応づけて格納する。例えば、商品情報格納部114は、出店者から受け取った商品「靴」の価格と画像データと出店者名とを商品情報として格納してもよい。また、商品情報格納部114は、出店者から受け取った「運動」と「遠足」といった目的情報を、商品情報に対応づけて格納してもよい。さらに、商品情報格納部114は、商品ごとに出店者が設定する商品の販売対象となる消費者の特徴を示した属性情報を商品情報の一部として格納してもよい。属性情報は、例えば性別(男性用又は女性用)、対象年齢等であってもよい。商品情報に属性情報を含ませることによって、消費者は商品情報の示す商品がどのような消費者を対象としているかを知ることができる。
【0035】
店舗情報格納部112は、出店者情報に対応して複数の出店者から出店者をそれぞれ特定可能な店舗情報を格納する。例えば、出店者情報は、出店者名であってもよい。例えば、店舗情報は、出店者名と住所と電話番号と電子メールアドレス等を含んだ情報であってもよい。このように出店者情報と店舗情報を対応させることによって、出店者情報から必要に応じてその出店者の店舗情報を知ることができる。また、商品情報に出店者を特定するための住所等の情報を含めずに済むため、商品情報のデータ容量を低減できる。
【0036】
なお、上述の店舗情報格納部112及び商品情報格納部114は、商品情報等のデータを一時的に格納するデータ保持装置である。データ保持装置は、例えばバッファ(緩衝記録装置)やハードディスク等の磁気記録媒体であってもよい。例えば、商品情報格納部114は、商品情報を出店者からインターネット回線を通じて受け取ってもよい。また、商品情報格納部114は、モールサーバ100側でCD−ROMやMO等の記録媒体から商品情報を読み出して保持するようにしてもよい。また、商品情報格納部114は、商品情報をまとめて格納している外部のサーバー装置からインターネット回線を通じて商品情報をダウンロードして格納してもよい。このように、店舗情報格納部112及び商品情報格納部114は、商品情報等のデータを一時的に経由してもよい。
【0037】
サーバ受信部140は、消費者端末150から消費者所望の商品の使用目的に関する情報等を受け取る。サーバ受信部140は、目的候補受信部142と属性受信部144とを有する。
【0038】
目的候補受信部142は、消費者が購入したい商品に関連する使用目的を示す目的候補情報を消費者から受け取る。目的候補情報は、例えば「遠足」「スポーツ」「お中元」等の情報であってもよい。
【0039】
属性受信部144は、消費者端末150から消費者の特徴を示す属性候補情報を受け取る。なお、属性候補情報の詳細については、後述する。
【0040】
仮想店舗作成部120は、サーバ受信部140から受け取った目的候補情報や属性候補情報に基づいて商品情報を抽出して仮想店舗を設定する。仮想店舗作成部120は、商品抽出部122と店舗設定部124とを有する。
【0041】
商品抽出部122は、目的候補受信部142から受け取った目的候補情報に対応する目的情報を見つけ出す。一方、目的候補情報に対応する目的情報を見つけ出せない場合には、商品抽出部122は、目的追加部104に目的候補情報を送ってもよい。また、商品抽出部122は、目的候補情報に対応する目的情報が無い旨の情報を消費者に送るようにしてもよい。商品抽出部122は、見つけ出した目的情報に対応づけられた商品情報を商品情報格納部114から抽出する。目的候補情報に対応する目的情報は、複数あってもよい。例えば、出店者が目的情報として「運動」や「スポーツ」を設定しているとする。「運動」と「スポーツ」は目的が類似しているので、商品情報格納部114は、「運動」と「スポーツ」とを関連づけて格納してもよい。商品抽出部122は、目的候補情報が「運動」である場合に、「運動」と「スポーツ」とに対応づけられた商品情報を抽出してもよい。
【0042】
なお、目的候補情報に対応する目的情報が複数ある場合に、商品抽出部122は、抽出した複数の目的情報を店舗設定部124に送ってもよい。また、商品抽出部122は、属性受信部144から受け取った属性候補情報に対応する属性情報を含む商品情報を商品情報格納部114から抽出してもよい。例えば、消費者から受け取った属性候補情報が性別(男性)を示す情報である場合に、商品抽出部122は、属性情報として性別(男性)を示す情報を含んだ商品情報を抽出するようにしてもよい。
【0043】
ところで、商品情報の販売用データは、商品の価格情報を含んでもよい。出店者は、商品の目的情報ごとに価格情報を設定してもよい。商品抽出部122は、さまざまな形で設定された価格情報に基づいて商品情報を抽出するようにしてもよい。例えば、商品抽出部122は、価格情報が一番安い商品情報を抽出するようにしてもよい。価格情報の応用については後述する。
【0044】
店舗設定部124は、商品抽出部122によって抽出された複数の商品情報に対応する商品をまとめて取り扱う仮想店舗を設定する。抽出された複数の商品情報の示す商品には、様々な種類の商品が含まれるのが通常である。従って、店舗設定部124は、抽出した商品情報を商品の種類別に分類してもよい。例えば、目的情報として「運動」を設定した商品として「運動靴」、「帽子」、「靴」があるとする。この場合に、店舗設定部124は、「運動靴」、「帽子」、「靴」ごとに出店者の商品を分類して仮想店舗を設定するようにしてもよい。このように、店舗設定部124は、消費者から受け取った目的候補情報に関係する商品を集めて仮想店舗を設定する。従って、消費者は、複数の店舗ごとに商品を検索することなく、所望の複数の商品を1つの仮想店舗でまとめて注文することができる。
【0045】
なお、商品抽出部122から複数の目的情報を受け取っている場合には、店舗設定部124は、複数の目的情報に対応づけられた商品を取り扱う仮想店舗を設定してもよい。例えば、店舗設定部124は、抽出したすべての商品を取り扱う仮想店舗を設定してもよい。また、店舗設定部124は、抽出した一部の商品を取り扱う仮想店舗を設定してもよい。店舗設定部124は、複数の仮想店舗を設定してもよい。
【0046】
サーバ送信部130は、店舗設定部124から受け取った商品情報や目的情報を消費者に送る。サーバ送信部130は、店舗情報送信部132と商品情報送信部134とを有する。
【0047】
店舗情報送信部132は、店舗設定部124から受け取った目的情報を消費者が一覧可能な形式のデータとして消費者に送る。例えば、消費者から受け取った目的候補情報に対応する目的情報が複数ある場合に、店舗情報送信部132は、消費者が目的を絞り込めるように一覧表示可能なデータとして複数の目的情報を送ってもよい。
【0048】
商品情報送信部134は、店舗設定部124において設定された仮想店舗の扱う商品情報を一覧可能な形式のデータとして消費者に送る。例えば、店舗情報送信部132は、仮想店舗で扱う商品数を限定して商品情報を消費者に送るようにしてもよい。また、商品情報送信部134は、属性情報を含んだ商品情報か否かを確認してもよい。商品情報送信部134は、属性情報が属性受信部144から受け取った属性候補情報に対応する場合に、商品情報に変化を加えるようにしてもよい。例えば、属性情報に対応する商品情報の商品の画像データを明るい色するように処理を加えてもよい。また、属性情報に対応する商品情報の示す文字を大きく表示させるように処理を加えてもよい。このようにすれば、属性情報を含む商品情報は、他の商品情報から差別化される。
【0049】
商品注文部102は、仮想店舗で取り扱われる商品に対する消費者の注文情報を受け取る。ここでいう商品注文情報は、消費者を特定可能な消費者情報と注文する商品を取り扱う出店者の示す出店者情報とを含んだデータである。消費者情報は、例えば消費者名、住所、電話番号等を含んだデータであってもよい。商品注文部102は、受け取った注文情報に含まれる出店者情報に対応する店舗情報を商品抽出部122から読み出す。商品注文部102は、読み出した店舗情報から出店者を特定する。商品注文部102は、特定した出店者に消費者から受け取った注文情報を送る。
【0050】
ところで、消費者の目的候補情報に対応する目的情報が無く、モールサーバ100が仮想店舗を設定できない場合もある。このような場合に、消費者の要望が出店者に届くことが望まれる。一方で、消費者は、商品抽出部122から目的候補情報に対応する商品がない旨の情報を受け取ることが望ましい。
【0051】
目的追加部104は、消費者から新しい仮想店舗の設定要求情報を受け取る。また、目的追加部104は、目的情報に対応しない目的候補情報を設定要求情報として商品抽出部122から受け取ってもよい。目的追加部104は、受け取った設定要求情報を出店者及び商品情報格納部114に送る。出店者は、設定要求情報を受け取ることによって消費者が望む仮想店舗の傾向を知ることができる。一方、商品情報格納部114は、出店者からの要求に応じて設定要求情報を新たな目的情報として追加設定できるように目的情報に変更を加える。出店者から設定要求情報を新たな目的情報として設定する要求を受け取る場合には、商品情報格納部114は、出店者が指定した商品に対して目的情報を追加する。以上のように、店舗設定部124が消費者所望の仮想店舗を設定できない場合に、目的追加部104は、出店者に消費者の設定要求情報を送る。従って、出店者は、消費者の利用したい仮想店舗の傾向を把握することができる。従って、商品の目的情報を変更したり追加することによって、出店者は、消費者の要求に応じて適切な商品情報を提供することができる。
【0052】
図5は、第1実施形態のモールサーバシステムにおける消費者端末の機能ブロック図である。消費者端末150は、消費者受信部160と消費者入力部170と消費者側出力部152とを備える。
【0053】
消費者受信部160は、モールサーバ100のサーバ送信部130から仮想店舗で取り扱われる商品情報等を受け取る。消費者受信部160は、店舗情報受信部162と商品情報受信部164とを有する。
【0054】
店舗情報受信部162は、店舗情報送信部132から目的情報を受け取る。商品情報受信部164は、商品情報送信部134から仮想店舗で取り扱われる商品情報を受け取る。消費者側出力部152は、消費者受信部160から受け取った商品情報を出力させる。消費者側出力部152は、目的情報を出力させるようにしてもよい。消費者側出力部152は、例えばディスプレイ194に商品情報等の示す画像を出力させるようにしてもよい。
【0055】
消費者入力部170は、消費者が所望する仮想店舗を設定するための目的候補情報や商品の注文等の情報の入力を受け付ける。消費者入力部170は、購入要求部172と属性入力部174と目的候補送信部176と新店舗要求部178とを有する。
【0056】
購入要求部172は、仮想店舗で取り扱われる商品に対する消費者の注文を受け付ける。属性入力部174は、消費者の特徴を示す属性候補情報の入力を受け付ける。消費者は、属性候補情報をモールサーバ100に送ることによって、属性候補情報に基づいた商品の提示を受けることができる。目的候補送信部176は、消費者から商品の使用目的を示す目的候補情報を受け付ける。消費者は、予め用意された目的候補情報の中から、所望の目的候補情報を選択してもよい。また消費者が所望のキーワード等を入力して目的情報を送るようにしてもよい。
【0057】
新店舗要求部178は、消費者から新たな仮想店舗の設定要求情報の入力を受け付ける。消費者が送った目的候補情報によってモールサーバ100が仮想店舗を設定できない場合に、消費者は目的候補情報を設定要求情報として送ってもよい。
【0058】
図6は、第1実施形態のモールサーバシステムにおける出店者端末の機能ブロック図である。出店者端末180は、出店者受信部182と出店者側出力部184と出店者送信部186とを備える。
【0059】
出店者受信部182は、商品注文部102から消費者の商品の注文情報を受け取る。また、出店者受信部182は、目的追加部104から仮想店舗の設定要求情報を受け取る。出店者側出力部184は、出店者受信部182が受け取った注文情報等を出力させる。出店者側出力部184は、例えばディスプレイ195等に注文情報等の画像を表示させるようにしてもよい。出店者送信部186は、仮想店舗に出品する商品の商品情報や出店者の店舗情報等をモールサーバ100の出店情報格納部110に送る。
【0060】
図7は、第1実施形態のモールサーバシステムのモールサーバ側の処理を示すフローチャートである。モールサーバ100の店舗情報格納部112は、出店者から店舗情報を受け取る(S100)。店舗情報格納部112は、受け取った店舗情報を格納する(S110)。商品情報格納部114は、出店者から商品情報を受け取る(S120)。商品情報格納部114は、受け取った商品情報を格納する(S130)。商品情報格納部114は、出店者から目的情報を受け取る(S140)。なお、モールサーバ100が店舗情報、商品情報、目的情報が受け取る順序は上記には限定されない。商品情報格納部114は、商品情報を目的情報に対応づけて格納する(S150)。モールサーバ100は、出店者が商品情報に対する目的情報の設定を変更できるようにしてもよい。
【0061】
次に、モールサーバ100の商品抽出部122は、消費者から目的候補情報を受け取るまで待機する(S160)。商品抽出部122が目的候補情報を受け取る場合に、商品抽出部122は、目的候補情報に対応する目的情報を見つけ出す。
【0062】
ここで、出店者が設定する目的情報と消費者から受け取る目的候補情報との対応関係について説明する。目的候補情報は、目的情報に1対1に対応しなくてもよい。例えば、商品情報格納部114は、目的情報の特徴に基づいて複数の目的情報を関連づけて格納してもよい。例えば、目的情報として「運動会」「体育祭」「スポーツ大会」等が設定されているとする。これら3つの目的情報は、互いに特徴が類似している。従って。これら3つの目的情報が示す目的で使用される商品は、ほぼ類似すると考えられる。このような場合に、商品情報格納部114は、「運動会」「体育祭」「スポーツ大会」を互いに関連づけてグループ化して格納してもよい。目的候補情報が関連づけられた複数の目的情報のいずれかに対応する場合に、商品抽出部122は、関連づけられた目的情報のグループから目的情報を抽出してもよい。例えば、商品抽出部122は、目的候補情報「運動会」に対応する目的情報として「運動会」と「体育祭」を抽出してもよい。
【0063】
また、商品情報格納部114は、目的情報の特徴に基づいて複数の目的情報に関連づけた目的群情報をさらに格納してもよい。目的情報として「国内旅行」と「海外旅行」が設定されている場合に、目的群情報は、例えばこれら2つの目的情報を包括する「旅行」といった情報であってもよい。目的候補情報が目的群情報に対応する場合に、商品抽出部122は、目的群情報に関連づけられた目的情報を抽出してもよい。例えば、商品抽出部122は、目的候補情報「旅行」に対応する目的群情報「旅行」に関連づけられた目的情報「国内旅行」と目的情報「海外旅行」を抽出してもよい。
【0064】
商品抽出部122が目的候補情報に対応する目的情報を見つけ出せない場合には(S170)、商品抽出部122は、目的候補情報に対応する目的情報が無い旨の情報を送る(S180)。一方、商品抽出部122が目的候補情報に対応する目的情報を見つけ出せた場合には(S170)、商品抽出部122は、目的情報を抽出する。次に、商品抽出部122は、抽出した目的情報が複数あるか否かを確認する。抽出された目的情報が1つであれば(S190)、S220に進む。一方、抽出された目的情報が複数であれば、商品抽出部122は、目的情報が互いに関連づけられているかを確認する。ここでいう関連づけは、例えば、目的情報が目的群情報に関連づけられていること等をいう。抽出された複数の目的情報に関連づけが無いならば、商品抽出部122は、店舗設定部124を介して消費者に複数の目的情報を送る(S210)。これにより消費者は、商品の使用目的を絞り込むことができる。一方、抽出された複数の目的情報に関連づけが有るならば、S220に進む。
【0065】
S220では、商品抽出部122は、抽出した目的情報に対応づけられた商品情報を抽出する。ここで、目的情報が複数ある場合に、商品抽出部122は、抽出したすべての目的情報対応づけられた商品情報を抽出しなくてもよい。また、商品抽出部122は、目的情報に対応づけられたすべての商品情報を抽出しなくてもよい。このように、商品抽出部122は、抽出する商品情報の数を調整してもよい。
【0066】
店舗設定部124は、商品抽出部122によって抽出された商品情報の示す商品を取り扱う仮想店舗を設定する(S230)。店舗設定部124は、受け取った商品情報を商品名に応じて分類してもよい。また、目的情報が複数ある場合に、店舗設定部124は、受け取った商品情報の示す商品を目的情報ごとに取り扱う仮想店舗を複数設定するようにしてもよい。例えば、目的候補情報「旅行」に対応する目的群情報「旅行」に関連づけられた目的情報「国内旅行」と目的情報「海外旅行」があるとする。このような場合に、店舗設定部124は、目的情報「国内旅行」と目的情報「海外旅行」に対応づけられた商品をまとめて取り扱う仮想店舗を設定してもよい。また、店舗設定部124は、目的情報「国内旅行」と目的情報「海外旅行」とにそれぞれ対応づけられた商品をそれぞれ取り扱う2つの仮想店舗を設定してもよい。
【0067】
商品注文部102が商品の注文情報を消費者から受け取れない場合には(S250)、S160に戻る。一方、商品注文部102が商品の注文情報を消費者から受け取る場合には(S250)、商品注文部102は、注文情報から出店者情報を見つけ出す。商品注文部102は、出店者情報に対応する店舗情報を店舗情報格納部112から読み出して出店者を特定する(S260)。商品注文部102は、店舗情報に基づいて特定した出店者に注文情報を送る(S270)。
【0068】
図8は、第1実施形態の出店者を特定する店舗情報を示す図である。店舗情報20は、出店者名21と代表者名22と住所23と電話番号24と電子メールアドレス25とを含む。ここでいう出店者名は、出店者情報の一例である。商品注文部102は、注文情報に含まれる出店者情報に基づいて商品情報格納部114から店舗情報20を読み出す。商品注文部102は、読み出した店舗情報20が示す電子メールアドレス25に消費者の注文情報を送ってもよい。
【0069】
以上のようにすれば、モールサーバ100は、消費者の商品の注文を適切な出店者に送ることができる。なお、消費者は、モールサーバ100を介さず直接、出店者に商品の注文をしてもよい。
【0070】
図9は、第1実施形態の出店者が設定する商品情報と目的情報を示す図である。商品情報30は、販売データ31と出店者名21とを含む。目的情報40は、運動会等の各種商品の使用目的を示す情報を含む。目的情報40は、季節や月等の情報であってもよい。商品情報30は、商品IDを有する。商品情報30は、各商品IDごとに目的情報に対応づけられている。例えば、商品ID=1に対応する商品「運動服」は、「運動会」と「遠足」等の目的情報に対応づけられている。従って、消費者から目的候補情報として「運動会」又は「遠足」を受け取った場合に、モールサーバ100は、商品「運動服」を仮想店舗で取り扱う。また、出店者は、モールサーバ100の商品情報格納部114にアクセスすることによって、各商品の目的情報40を自由に設定変更できるようにしてもよい。
【0071】
ところで、出店者は、上述のように出店する商品ごとに目的情報を設定することができる。しかし、複数の出店者が、ある商品について同一の目的情報を設定することが生じる。例えば、商品「カメラフィルム」について、商品ID=6の「三橋カメラ」と商品ID=8の「ディスカウント松本」の2つの出店者が、目的情報として同じ「運動会」を設定している。このような場合に、運動会を目的情報として設定される仮想店舗は、通常「カメラフィルム」として商品ID=6と商品ID=8の2人の出店者の商品を取り扱う。
【0072】
しかし、同一の商品を取り扱う出店者が複数存在すると、消費者の商品注文が複数の出店者に分散してしまう。従って、各出店者の収益は減少する。また、消費者が見る仮想店舗の画面において、商品の売れ行きは、商品が提示される位置や表示によって左右されるのが一般的である。
従って、出店者は、競合する他の出店者の商品を排除することを望む。また、出店者は、自己の商品を仮想店舗で他の出店者よりも優位に取り扱ってもらうことを望む。そこで、モールサーバ100の商品情報格納部114は、仮想店舗において出店者の商品を優先的に取り扱う出店枠の情報を目的情報とともに格納するようにしてもよい。例えば、モールサーバ100の運営者が、予め出店者に対して仮想店舗における出店枠を提示する。出店枠は、例えばある目的情報に対応する1つの商品に対して、1人の出店者の商品のみを取り扱うことであってもよい。また、出店枠は、消費者に対する仮想店舗の表示画面における特定の表示位置を占有することであってもよい。モールサーバ100の運営者は、例えば一番高額な出店料を提示した出店者の商品に対して出店枠を与えてもよい。
【0073】
ここで、ある商品のある目的情報について出店者が出店枠を取得したとする。この場合に、商品情報格納部114は、仮想店舗における商品の出店枠を示す出店権情報を目的情報とともに格納する。例えば、図の商品ID=8の出店者が目的情報「運動会」に商品「カメラフィルム」の出店枠を取得しているとする。ここで、商品ID=8の目的情報「運動会」の二重丸は、出店枠が設定されていることを示している。
【0074】
消費者から目的候補情報を受け取る場合に、商品抽出部122は、目的候補情報に対応する商品情報を出店権情報に基づいて抽出する。商品抽出部122は、出店権情報の設定された商品情報のみを抽出してもよい。商品抽出部122は、出店権の設定されていない商品情報を出店権の設定された商品情報に併せて抽出してもよい。店舗設定部124は、出店権情報の設定された商品情報の示す商品を出店者が取得している出店枠で取り扱うように仮想店舗を設定する。
以上のように、出店者は、所望の出店枠を獲得することによって、商品の販売方針に応じた消費者への商品情報の提示をすることができる。
【0075】
図10は、第1実施形態の出店者が設定する目的情報を出店希望順にランク付けしたランク情報を示す図である。商品情報格納部114は、出店者が商品の出店希望順に目的情報をランク付けしたランク情報を目的情報とともに格納する。例えば、商品ID=15に対応する商品「ビール」には、「運動会」と「遠足」と「X’mas」の3つの目的情報が設定されている。さらに、目的情報は、出店者の商品の出店希望順位を示す「A」「B」「C」等の情報を含んでいる。ここで、「A」「B」「C」は、この順に出店者の商品の出店希望の強さ示す情報である。目的情報「運動会」は、「A」ランクのランク情報を含み、目的情報「遠足」は、「B」ランクのランク情報を含み、目的情報「X’mas」は、「C」ランクのランク情報を含む。従って、商品IDの15の商品「ビール」を出店する出店者は、「運動会」、「遠足」、「X’mas」の順に商品を仮想店舗で優先的に取り扱ってもらうことができる。
【0076】
例えば、目的情報「運動会」に対応する商品を抽出して仮想店舗を設定する場合を例にとる。商品抽出部122は、目的情報「運動会」に対応する商品IDが1〜10及び14,15に対応する商品情報を抽出する。商品抽出部122は、ランク情報に基づいて商品情報を抽出してもよい。例えば、商品抽出部122は、ランク情報が「A」の商品情報のみを抽出するようにしてもよい。
【0077】
店舗設定部124は、抽出された商品情報を商品名別に分類して仮想店舗を設定する。店舗設定部124は、商品情報をランク情報に基づいて取り扱う仮想店舗を設定してもよい。例えば、店舗設定部124は、ランク情報が高い順に商品を消費者に提示するような仮想店舗を設定してもよい。
【0078】
図11は、図9等の商品ID=1の商品の価格情報を説明する図である。図11(a)は、商品ID=1の商品「運動服」の目的情報ごとに設定された商品の価格情報を示す。価格情報は、商品情報の販売用データに含まれている。価格情報は、例えば出店者が商品に設定する商品価格であってもよい。図11(a)が示すように、出店者は、商品「運動服」に対する消費者向けの商品価格を目的情報ごとに設定してもよい。例えば、出店者は、多数の消費者が商品を購入しそうな目的情報に対しては、販売価格を高く設定するようにしてもよい。このように目的情報ごとに価格情報を設定することによって、商品抽出部122は、目的情報に対応づけられた商品情報と目的情報に対して設定された価格情報とを抽出する。商品情報送信部134は、目的情報に対して設定された価格情報を商品の商品価格を示す情報として消費者に送る。従って、消費者には、出店者が目的情報ごとに設定した商品価格が示される。このような場合に、仮想店舗は、商品に関する情報と商品価格だけを消費者に提示して、出店者名を提示しないようにしてもよい。
【0079】
また、商品情報は、商品を仮想店舗に出店する「月」や「有効期限」等の情報を含んでもよい。このように商品情報に期限を設定することによって、商品抽出部122は、期限を考慮して商品情報をするようにしてもよい。
【0080】
ところで、オンラインショッピングモールにおいては、いわゆるオークションが開催されることがある。本実施形態では、オークションによる商品販売として出店者が商品ごとに以下のような設定をすることができるようにしてもよい。
【0081】
図11(b)は、商品ID=1の商品「運動服」の目的情報ごとに設定された商品の販売価格を示す図である。ここでいう販売価格とは、価格情報のひとつであり、出店者が消費者向けオークション用に設定する商品の価格である。オークションを開催する場合に、仮想店舗は、「運動服」をオークション対象商品として消費者に提示してもよい。「運動服」の販売価格は、消費者には提示されなくてもよい。また、販売価格は、オークションの取引開始価格として消費者に提示されるようにしてもよい。
【0082】
消費者は、「運動服」に対する所望の値段を注文情報としてモールサーバ100の商品注文部102に送る。商品注文部102は、商品情報格納部114の商品情報の販売用データに含まれる販売価格を参照する。商品抽出部122は、目的情報に対応づけられた複数の商品から、消費者向けの商品推薦基準に基づいて所定の販売価格の商品情報を抽出する。例えば、商品注文部102は、消費者から受け取った値段が販売価格以上である場合に、消費者の注文情報を出店者に送るようにしてもよい。このように商品推薦基準を設定すれば、出店者は、販売価格以上の値段で商品を購入する消費者の注文情報を受け取ることができる。また、商品注文部102は、一定期間に受け取ったオークション用の商品の注文情報の内、一番高い値段を提示した注文情報のみを出店者に送るようにしてもよい。以上のように消費者向けの商品推薦基準を設定することによって、モールサーバ100は、販売価格を利用して消費者の購買動向に応じたいろいろな商品提示をすることができる。
【0083】
図11(c)は、商品ID=1の商品「運動服」の目的情報ごとに設定された商品の販売希望価格を示す図である。ここでいう販売希望価格とは、価格情報のひとつであり、出店者が出店者向けオークション用に設定する商品の価格である。
【0084】
商品情報格納部114は、複数の出店者から受け取ったさまざまな販売希望価格を格納している。商品抽出部122は、消費者から目的候補情報を受け取った場合に、消費者向けの商品推薦基準に基づいて、販売希望価格の設定された商品の商品情報を抽出する。例えば、商品推薦基準を販売希望価格が一番安い商品情報だけを抽出するような基準に設定してもよい。このように設定すると、仮想店舗には、一番やすい価格の商品が提示される。また、商品情報送信部134は、抽出された商品情報を消費者向けの推薦商品を示す情報をとして消費者に送ってもよい。例えば、商品情報送信部134は、「おすすめ商品」といった表示情報を加えて商品情報を消費者に送ってもよい。
【0085】
以上のように販売希望価格を利用することによって、モールサーバ100は、出店者の商品を選別するようにしてもよい。従って、消費者は、例えば、最低価格の商品を出店している出店者の商品のみを見ることができる。
【0086】
図12は、図9等の商品ID=1の商品「運動服」の目的情報ごとに設定された消費者の特徴を示す属性情報を示す図である。図12では、商品「運動服」の商品情報は、目的情報ごとに商品の使用対象に想定される消費者の属性を示す属性情報を含んでいる。属性情報は、例えば性別(男性用又は女性用)、対象年齢等であってもよい。属性情報は、出店者によって設定される。商品情報格納部114は、出店者が設定した属性情報を商品情報の一部として格納している。
【0087】
一方、消費者は、消費者の特徴を示す属性候補情報をモールサーバ100の商品抽出部122に送ってもよい。商品抽出部122は、属性候補情報を受け取る場合に、属性候補情報に対応する属性情報を商品情報格納部114から見つけだす。商品抽出部122は、さらに見つけ出した属性情報に対応づけられた商品情報を抽出する。店舗設定部124は、抽出された商品情報の示す商品を取り扱う仮想店舗を設定する。例えば、消費者が属性候補情報として「男性用」という情報を商品抽出部122に送ったとする。この場合に、仮想店舗は、男性用の商品を優先的に取り扱うようにしてもよい。また、商品情報送信部134は、属性公報情報に対応する属性情報を含む商品情報に変化を加えてもよい。例えば、属性情報を含まない商品情報と区別できるように、商品情報の画像データを点滅させて表示するようにしてもよい。
【0088】
以上のように、消費者から属性候補情報を受け取ることによって、モールサーバ100は、消費者の属性にあった商品を取り揃えた仮想店舗を設定できる。
【0089】
(第2実施形態)
本実施形態では、第1実施形態におけるコンテンツ鑑賞システムを、ハードウェアにその機能を実現させるプログラムソフトウェアを記録した記録媒体の形で提供する。このプログラムに基づいて動作するハードウェアとして、例えばパーソナルコンピュータやワークステーション等の電子計算機を用いてもよい。
【0090】
図13〜図15は、第2実施形態に係るプログラムソフトウェアの機能ブロック図である。このプログラムソフトウェアは、例えばCD−ROM等の記録媒体に格納されてユーザーに提供される。記録媒体に格納されたソフトウェアは圧縮されていても非圧縮であってもよい。一般的に、プログラムソフトウェアは、記録媒体からコンピュータのハードディスクにインストールされて、システムメモリに読み出されて実行される。
【0091】
本プログラムは、図13〜図15に示すように種々の機能を果たすプログラムモジュールの形で構成される。本実施形態のモールサーバプログラム300は、商品注文モジュール102と目的追加モジュール104と出店情報格納モジュール110と仮想店舗作成モジュール120とサーバ送信モジュール130とサーバ受信モジュール140とを備える。出店情報格納モジュール110は、店舗情報格納モジュール112と商品情報格納モジュール114とを有する。サーバ受信モジュール140は、目的候補受信モジュール142と属性受信モジュール144とを有する。仮想店舗作成モジュール120は、商品抽出モジュール122と店舗設定モジュール124とを有する。サーバ送信モジュール130は、店舗情報送信モジュール132と商品情報送信モジュール134とを有する。
【0092】
消費者端末プログラム150は、消費者受信モジュール160と消費者入力モジュール170と消費者側出力モジュール152とを備える。消費者受信モジュール160は、店舗情報受信モジュール162と商品情報受信モジュール164とを有する。消費者入力モジュール170は、購入要求モジュール172と属性入力モジュール174と目的候補送信モジュール176と新店舗要求モジュール178とを有する。
【0093】
出店者端末プログラム180は、出店者受信モジュール182と出店者側出力モジュール184と出店者送信モジュール186とを備える。以上の各モジュールがもつ機能は、図4〜図6のブロックに示される各機能と同様である。
【0094】
なお、記録媒体の一例としてのCD−ROMには、コンピュータのCPUの動作の一部またはすべての機能を格納することができる。また、CD−ROMには他の装置の動作の一部又は全ての機能を格納することができる。記録媒体としては、CD−ROMの他にも、DVDやPD等の光記録媒体、フロッピーディスクやミニディスク(MD)等の磁気記録媒体、MOディスク等の光磁気記録媒体、テープ状記録媒体、不揮発性の半導体メモリカード等を用いることができる。上記のプログラムを格納した記録媒体は、モールサーバシステムを製造するためにのみ使用されるものであり、そのような記録媒体の業としての製造および販売等が本出願に基づく特許権の侵害を構成することは明らかである。
【0095】
以上で説明したように、第1、第2実施形態のモールサーバシステムによれば、消費者の購入したい商品をまとめて取り扱う仮想店舗を設定することができる。消費者は、仮想店舗でショッピングすることで複数店舗を巡ることなく所望の商品をまとめて注文できる。消費者は、複数の店舗における煩雑な商品選択に要する時間を低減できる。また、通信時間が短縮するため、ネットワークの使用料金を低減できる。
【0096】
また、複数の目的情報を関連づけたり階層化するすることによって、消費者の要求に応じたいろいろな仮想店舗を設定できる。
【0097】
また、出店者は目的情報の設定を変更することによって、消費者の動向に応じた商品情報の提示をすることができる。
【0098】
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることができる。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
【0099】
【発明の効果】
上記説明から明らかなように、本発明によれば消費者の商品の使用目的に応じて設定された仮想店舗において、消費者は所望の商品を注文することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来のモールサーバシステムの消費者端末における入力画面を示す図である。
【図2】 第1実施形態のモールサーバシステムの概念図である。
【図3】 第1実施形態のモールサーバシステムにおける消費者端末の入力画面を示す図である。
【図4】 第1実施形態のモールサーバシステムにおけるモールサーバの機能ブロック図である。
【図5】 第1実施形態のモールサーバシステムにおける消費者端末の機能ブロック図である。
【図6】 第1実施形態のモールサーバシステムにおける出店者端末の機能ブロック図である。
【図7】 第1実施形態のモールサーバシステムのモールサーバ側の処理を示すフローチャートである。
【図8】 第1実施形態の出店者を特定する店舗情報を示す図である。
【図9】 第1実施形態の出店者が設定する商品情報と目的情報を示す図である。
【図10】 第1実施形態の出店者が設定する目的情報を出店希望にランク付けしたランク情報を示す図である。
【図11】 図9等の商品ID=1の商品の価格情報を説明する図である。
【図12】 図9等の商品ID=1の商品「運動服」の目的情報ごとに設定された消費者の特徴を示す属性情報等を示す図である。
【図13】 第2実施形態に係るプログラムソフトウェアの機能ブロック図である。
【図14】 第2実施形態に係るプログラムソフトウェアの機能ブロック図である。
【図15】 第2実施形態に係るプログラムソフトウェアの機能ブロック図である。
【符号の説明】
100 モールサーバ
102 商品注文部
104 目的追加部
110 出店情報格納部
112 店舗情報格納部
114 商品情報格納部
120 仮想店舗作成部
122 商品抽出部
124 店舗設定部
130 サーバ送信部
132 店舗情報送信部
134 商品情報送信部
140 サーバ受信部
142 目的候補受信部
144 属性受信部

Claims (23)

  1. ネットワークを介して消費者に商品を販売する出店者が設定する前記商品の使用目的を示す目的情報に対応づけて、前記目的情報ごとに前記出店者が設定可能な価格情報を含む前記商品の販売用データを有する商品情報を格納する商品情報格納部と、
    前記消費者から前記商品の使用目的を示す目的候補情報を受け取り、前記目的候補情報に対応する前記目的情報に対応づけられた前記商品情報を前記商品情報格納部から抽出抽出した前記商品情報から前記価格情報を抽出する商品抽出部と、
    前記商品抽出部が抽出した前記価格情報を前記商品情報が示す前記商品の価格を示す情報として前記消費者に送る商品情報送信部と
    を備えるモールサーバシステム。
  2. ネットワークを介して消費者に商品を販売する出店者が設定する前記商品の販売用データを含む商品情報を、前記出店者が設定する前記商品の使用目的を示す目的情報に対応づけて格納し、前記出店者が前記商品の出店希望順に前記目的情報をランク付けしたランク情報を前記目的情報とともに格納する商品情報格納部と、
    前記消費者から前記商品の使用目的を示す目的候補情報を受け取り、前記目的候補情報に対応する前記目的情報に対応づけられた前記商品情報を、前記ランク情報が示すランクが高い順に抽出する商品抽出部と、
    前記商品抽出部が抽出した前記商品情報を前記消費者に送る商品情報送信部と
    を備えるモールサーバシステム。
  3. ネットワークを介して消費者に商品を販売する出店者が設定する前記商品の販売用データを含む商品情報、及び前記商品を取り扱うことができる前記出店者を示す出店権情報を、前記出店者が設定する前記商品の使用目的を示す目的情報に対応づけて格納する商品情報格納部と、
    前記消費者から前記商品の使用目的を示す目的候補情報を受け取り、前記目的候補情報に対応する前記目的情報に対応づけられた前記商品情報のうち、前記出店権情報が設定された前記商品情報を前記商品情報格納部から抽出する商品抽出部と、
    前記商品抽出部が抽出した前記商品情報を前記消費者に送る商品情報送信部と
    を備えるモールサーバシステム。
  4. 前記商品情報は、前記出店者を示す出店者情報をさらに含み、
    前記出店者情報に対応して前記出店者をそれぞれ特定可能な店舗情報を格納する店舗情報格納部
    をさらに備える請求項1乃至3のいずれかに記載のモールサーバシステム。
  5. 前記目的候補情報に対応した前記目的情報を前記消費者が一覧可能な形式で前記消費者に送る店舗情報送信部
    さらに備える請求項に記載のモールサーバシステム。
  6. 前記商品情報送信部は、前記消費者が一覧可能な形式で、前記商品情報を前記消費者に送る請求項4または5に記載のモールサーバシステム。
  7. 前記商品情報格納部は、前記目的情報の特徴に基づいて複数の前記目的情報に関連づけた目的群情報をさらに格納し、
    前記商品抽出部は、前記消費者から受け取った前記目的候補情報が前記目的群情報に対応する場合に、前記目的群情報に関連づけられた前記目的情報に対応する前記商品情報を抽出する請求項4乃至6のいずれかに記載のモールサーバシステム。
  8. 前記商品抽出部は、前記消費者から受け取った前記目的候補情報がいずれかの前記目的情報に対応する場合に、いずれかの前記目的情報及びいずれかの前記目的情報に関連づけられた他の前記目的情報に対応する前記商品情報を抽出する請求項4乃至7のいずれかに記載のモールサーバシステム。
  9. 前記商品に対する注文情報を前記消費者から受け取った場合に、前記出店者を前記店舗情報格納部の前記店舗情報に基づいて特定し、特定した前記出店者に前記注文情報を送る商品注文部
    をさらに備える請求項4乃至8のいずれかに記載のモールサーバシステム。
  10. 前記消費者から送られた前記目的候補情報に対応する前記目的情報が無い旨を、前記商品抽出部から受け取り、前記出店者に送信する目的追加部
    をさらに備え、
    前記商品情報格納部は、前記出店者の要求に応じて前記消費者から送られた前記目的候補情報を、前記商品情報に対して新たな目的情報として追加する請求項1乃至9のいずれかに記載のモールサーバシステム。
  11. 前記消費者の購買動向に応じた商品提示をする商品推薦基準を設定する商品注文部
    をさらに備え、
    前記商品抽出部は、前記商品推薦基準に基づいて、前記出店者により販売希望価格が設定された前記商品情報を前記商品情報格納部から抽出し、
    前記商品情報送信部は、前記消費者へ購入を勧める推薦商品を示す情報として、前記商品抽出部が抽出した前記商品情報を前記消費者に送る請求項に記載のモールサーバシステム。
  12. 前記消費者から前記商品の購入希望価格を含む注文情報を受け取る場合に、前記購入希望価格が前記価格情報に対して前記出店者により設定された商品販売許容基準に合えば、前記出店者に前記注文情報を送る商品注文部
    をさらに備える請求項に記載のモールサーバシステム。
  13. 前記商品情報格納部は、前記商品ごとに前記出店者が設定する前記商品の販売対象となる前記消費者の特徴を示す属性情報を前記商品情報の一部として格納し、
    前記消費者から前記消費者の特徴を示す属性候補情報を受け取る場合に、前記商品抽出部は、前記属性候補情報に対応する前記属性情報を含む前記商品情報を抽出する請求項1乃至12のいずれかに記載のモールサーバシステム。
  14. 前記商品情報格納部は、前記商品ごとに前記出店者が設定する前記商品の販売対象となる前記消費者の特徴を示す属性情報を前記商品情報の一部として格納し、
    前記商品情報送信部は、前記消費者から前記消費者の特徴を示す属性候補情報を受け取る場合に、前記属性候補情報に対応する前記属性情報を含む前記商品情報に、前記商品情報から差別化する変化を加えて前記消費者に送る請求項1乃至13のいずれかに記載のモールサーバシステム。
  15. モールサーバが、
    ネットワークを介して消費者商品を販売する出店者が設定する前記商品の使用目的を示す目的情報に対応づけて、前記目的情報ごとに前記出店者が設定可能な価格情報を含む前記商品の販売用データを有する商品情報を格納するステップと、
    前記消費者から前記商品の使用目的を示す目的候補情報を受け取り、前記商品情報を格納するステップにおいて格納された、前記目的候補情報に対応づけられた前記商品情報を抽出し、抽出した前記商品情報から前記価格情報を抽出するステップと、
    前記価格情報を抽出するステップにおいて抽出された前記価格情報を、前記商品情報が示す前記商品の価格示す情報として前記消費者に送るステップと
    を備えるネット通販注文方法。
  16. モールサーバが、
    ネットワークを介して消費者に商品を販売する出店者が設定する前記商品の販売用データを含む商品情報を、前記出店者が設定する前記商品の使用目的を示す目的情報に対応づけて格納し、前記出店者が前記商品の出店希望順に前記目的情報をランク付けしたランク情報を前記目的情報とともに格納するステップと、
    前記消費者から前記商品の使用目的を示す目的候補情報を受け取り、前記目的候補情報に対応する前記目的情報に対応づけられた前記商品情報を、前記ランク情報が示すランクが高い順に抽出するステップと、
    前記商品情報を抽出するステップにおいて抽出された前記商品情報を前記消費者に送るステップと
    を備えるネット通販注文方法。
  17. モールサーバが、
    ネットワークを介して消費者に商品を販売する出店者が設定する前記商品の販売用データを含む商品情報、及び前記商品を取り扱うことができる前記出店者を示す出店権情報を、前記出店者が設定する前記商品の使用目的を示す目的情報に対応づけて格納するステップと、
    前記消費者から前記商品の使用目的を示す目的候補情報を受け取り、前記目的候補情報に対応する前記目的情報に対応づけられた前記商品情報のうち、前記出店権情報を格納するステップにおいて格納された、前記出店権情報が設定された前記商品情報を抽出するステップと、
    前記商品情報を抽出するステップにおいて抽出された前記商品情報を前記消費者に送るステップと
    を備えるネット通販注文方法。
  18. 前記商品情報は、前記出店者を示す出店者情報をさらに含み、
    前記モールサーバが、
    前記出店者情報に対応して前記出店者をそれぞれ特定可能な店舗情報を格納するステップ
    をさらに備える請求項15乃至17のいずれかに記載のネット通販注文方法。
  19. 前記モールサーバが、
    前記目的候補情報に対応した前記目的情報を前記消費者が一覧可能な形式で前記消費者に送るステップ
    をさらに備える請求項18に記載のネット通販注文方法。
  20. 前記モールサーバが、
    前記商品に対する注文情報を前記消費者から受け取った場合に、前記店舗情報を格納するステップにおいて格納された前記店舗情報に基づいて前記出店者を特定し、特定した前記出店者に前記注文情報を送るステップ
    をさらに備える請求項18または19に記載のネット通販注文方法。
  21. 前記モールサーバが、
    前記商品情報を抽出するステップにおいて前記消費者から送られた前記目的候補情報に対応する前記目的情報が無い場合に、前記消費者から送られた前記目的候補情報に対応する前記目的情報が無い旨を、前記出店者に送信するステップ
    をさらに備え、
    前記商品情報を格納するステップにおいて、前記出店者の要求に応じて前記消費者から送られた前記目的候補情報を、前記商品情報に対して新たな目的情報として追加する請求項18乃至20のいずれかに記載のネット通販注文方法。
  22. 前記モールサーバが、
    前記消費者の購買動向に応じた商品提示をする商品推薦基準を設定するステップ
    をさらに備え、
    前記商品情報を抽出するステップは、前記商品の前記商品推薦基準に基づいて、前記出店者により販売希望価格が設定された前記商品情報を、前記商品情報を格納するステップにおいて格納された前記商品情報から抽出し、
    前記商品情報を送信するステップは、前記消費者へ購入を勧める推薦商品を示す情報として、前記商品情報を抽出するステップにおいて抽出された前記商品情報を前記消費者に送る請求項15に記載のネット通販注文方法。
  23. 前記消費者から前記商品の購入希望価格を含む注文情報を受け取る場合に、前記購入希望価格が前記価格情報に対して、前記出店者により設定された商品販売許容基準に合えば、前記出店者に前記注文情報を送るステップ
    をさらに備える請求項15に記載のネット通販注文方法。
JP2000203527A 2000-07-05 2000-07-05 モールサーバシステム Expired - Fee Related JP4146988B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000203527A JP4146988B2 (ja) 2000-07-05 2000-07-05 モールサーバシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000203527A JP4146988B2 (ja) 2000-07-05 2000-07-05 モールサーバシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002024583A JP2002024583A (ja) 2002-01-25
JP4146988B2 true JP4146988B2 (ja) 2008-09-10

Family

ID=18700921

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000203527A Expired - Fee Related JP4146988B2 (ja) 2000-07-05 2000-07-05 モールサーバシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4146988B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5215912B2 (ja) * 2009-03-04 2013-06-19 ヤフー株式会社 ネットショッピング管理装置
CN106910083A (zh) * 2015-12-23 2017-06-30 阿里巴巴集团控股有限公司 提供商品对象信息的方法及装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002024583A (ja) 2002-01-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20220005095A1 (en) Augmented reality devices, systems and methods for purchasing
US20200320600A1 (en) Virtual Marketplace Enabling Machine-to-Machine Commerce
US8326697B2 (en) Method and apparatus for facilitating sales of goods by independent parties
US20060218045A1 (en) Personalized search criteria for producing targeted query results
JPH11345248A (ja) 情報提供システム
KR101657588B1 (ko) 웹을 이용한 상품 이미지 기반 상품 거래 정보 제공 시스템 및 방법
JP2003108593A (ja) 絞込検索装置
JP4146988B2 (ja) モールサーバシステム
JP2003281429A (ja) 顧客サービス提案装置、顧客サービス提案システム、顧客サービス提案プログラム、及び顧客サービス提案装置に利用される可搬型記録媒体
JP2002074166A (ja) オンラインショッピングモールシステム
KR101657587B1 (ko) 모바일 애플리케이션을 이용한 상품 거래 정보 기반 개인 성향 정보 제공 시스템 및 방법
KR101657586B1 (ko) 웹을 이용한 상품 거래 정보 기반 개인 성향 정보 제공 시스템 및 방법
JP7395696B1 (ja) 検索結果ページ送信装置、検索結果ページ送信方法、及び検索結果ページ送信プログラム
KR101657589B1 (ko) 모바일 애플리케이션을 이용한 상품 이미지 기반 상품 거래 정보 제공 시스템 및 방법
JP7382477B1 (ja) 商品ページ送信装置、商品ページ送信方法、及び商品ページ送信プログラム
JP7315767B1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム
US20240127308A1 (en) Mobile In-Store Retail Sales System and Method of Using Same
JP7284332B1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム
KR20170109512A (ko) 상품 판매 중개 방법 및 시스템
KR20170072175A (ko) 상품 판매 중개 방법 및 시스템
JPH11175567A (ja) 情報提供システム
JP2006139706A (ja) 商品情報提供装置
KR20160125333A (ko) 상품 판매 중개 방법 및 시스템
TW202420116A (zh) 檢索結果頁面送訊裝置、檢索結果頁面送訊方法、及檢索結果頁面送訊程式
KR101657582B1 (ko) 웹을 이용한 상품 이미지의 해시 태그 추출 시스템 및 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050909

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20061208

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080219

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080226

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080418

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080603

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080623

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4146988

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110627

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110627

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120627

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120627

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130627

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees