JP4145821B2 - コネクション管理機能を備えたクライアント、サーバ、システム、コネクション管理方法、及びそのプログラム - Google Patents

コネクション管理機能を備えたクライアント、サーバ、システム、コネクション管理方法、及びそのプログラム Download PDF

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Description

本発明は、コネクションを管理するコネクション管理機能を備えたクライアント、サーバ、システム、コネクション管理方法、及びそのプログラムに関するものである。
従来より、クライアント・サーバ形式で情報を管理・提供するシステムにおいては、サーバに同時接続可能なクライアントの数が制限される場合がある。例えばデータベースサーバを利用するクライアントがサーバとのコネクションを確立する場合で、ユーザがコネクションのためのライセンスを10台分しか購入していないと仮定すると、サーバ上のプログラムは11台目以降のクライアントのコネクションを確立させないのである。これにより、同一のサーバであっても大規模システムに対しては追加のコネクションライセンスを提供するといった販売方法が可能となり、或いはサーバに過剰な負荷が掛かるのを防いだりしている。
尚、コネクションの確立・解除の手順が正常に終了した場合には現状のコネクションの確立数は問題なくカウントされるが、例えばコネクション確立後にクライアントが異常終了したような場合、利用されないコネクションがカウントされ、サーバの利用者にとっては不利な状況になることがある。このような状況を防ぐために、例えばサーバが一定の時間間隔でクライアントの稼動の有無を確認するための通信を行い、当該通信にてクライアントからの正常な応答が無ければ強制的にコネクションを解除するといった処理がなされる。これにより、クライアントが異常終了した場合であっても、上記一定の時間経過後はコネクションが解除され、コネクションが過剰カウントされるといった状態を防いでいる(例えば参考文献:特許文献1)。
特開2001−84200号公報
ところで上述した従来の技術では、マルチウインドウ環境を有するクライアントを利用している場合には、コネクションが利用されていないにもかかわらずコネクションが維持され、結果的に、同時にサーバを利用できるユーザの数が減少するといった問題が生じる。
すなわち、通常、マルチウインドウ環境を有するクライアント上では、ユーザは複数のアプリケーションを利用することが可能である。例えばユーザがコネクションを確立してデータベースサーバと通信を行うアプリケーションAと、通信を利用しないワープロソフト(アプリケーションB)とを利用した場合を考える。このような場合、マルチウインドウ環境では、アプリケーションAに対応するウインドウAと、アプリケーションBに対応するウインドウBとがクライアントに接続されたディスプレイ等に表示される。上記ウインドウA、Bの切り替えは、ユーザにより例えばクライアントに接続されたマウスなどのポインティングデバイスや、キーボードを介して行われる。例えばユーザがウインドウB、すなわちワープロソフトに対して文字入力などの操作を行う場合、ウインドウBをポインティングデバイスで選択することで当該ウインドウにフォーカスを移す。これにより、ユーザの操作対象となったウインドウBにはユーザが例えば文字を入力したり指示を出したりすることが可能になる。この場合、ウインドウBがフォーカスを有することになり、ウインドウAにはフォーカスが無いため、ユーザによるウインドウAに対する操作はできない状態となる。
このような状態では、フォーカスの無いウインドウAについては、ユーザが操作できず、例えば長時間利用しないにもかかわらず、当該ウインドウAによるコネクションは正常に維持されるのである。複数のクライアントがこのような状態になると、データベースサーバが全く利用されていないにもかかわらずコネクション数が飽和状態となり、データベースサーバの利用を目的とする他のユーザがコネクションを確立できない状態となってしまうのである。
結果として、ユーザは、サーバで保持可能なコネクションの数を必要以上に購入(契約)する必要が生じるのである。
従って本発明は、上記従来の事情に基づいて提案されたものであって、ユーザのコネクション利用状態の詳細を監視することで、不要なコネクション数を必要最小限に抑えるクライアント、サーバ、システム、コネクション管理方法、及びそのプログラムを提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために以下の手段を採用している。すなわち本発明は、ネットワークを介してサーバとあらかじめ通信のためのコネクションを確立し、このコネクションの下でデータの送受信を行うクライアントを前提としている。尚、クライアント上で動作するOSは、マルチウインドウ環境を有している。ここで、フォーカス情報記憶手段は、起動しているウインドウを一意に特定するウインドウIDと、当該ウインドウへのフォーカスの有無を示す情報と、上記サーバ及び上記クライアントとの接続の状態を示す情報とを含むフォーカス情報を記憶する。また、フォーカス管理手段は、ウインドウの起動及び複数の上記ウインドウ間でのフォーカスの移動を認識すると共に上記フォーカス情報を更新するようになっている。更に、フォーカス判定手段は、クライアント上の所定のウインドウに対して、ユーザの操作対象であるフォーカスの有無及びコネクションの有無を上記フォーカス情報に基づき判定する。そしてコネクション制御手段は、フォーカス判定手段による判定に基づいて、当該ウインドウとサーバとのコネクションの確立・解除を制御する。
これによれば、ウインドウのフォーカスの有無を管理し、フォーカスがある場合にはコネクションを確立し、無い場合にはコネクションを一旦解除することで、不要なコネクション数を必要最小限に抑える事が可能となり、長時間利用コネクションを利用しないにもかかわらずコネクション数を圧迫するといった問題を解決することができる。
尚、コネクション制御手段によるコネクションの制御は、具体的には、例えば所定のウインドウのフォーカス無し状態への遷移時にはコネクションを解除し、フォーカス有り状態への遷移時にはコネクションを確立する構成が挙げられる。
また、コネクション制御手段は、所定のウインドウのフォーカス無し状態への遷移によるコネクションの解除時には、コネクションに使用した接続情報をウインドウと対応付けて接続情報記憶手段に一旦記憶し、所定のウインドウのフォーカス有り状態への遷移によるコネクションの再確立時には、記憶した接続情報に基づいて再確立を行う構成としてもよい。
この構成では、コネクション解除時には接続情報を記憶するため、再接続時でもユーザが意識することなく資源(コネクション数)の有効利用が可能となる。また、クライアント側に所定の手段を備えることで、サーバ側には特別な手段を設ける必要が無いため、従来のシステムへの適用が容易である。
さらに、コネクション制御手段は、所定のウインドウのフォーカス無し状態への遷移によるコネクションの解除時に、所定の時間、上記サーバとの通信が無い事を確認した後に解除する構成としてもよい。
この構成では、無通信時間の判定と組み合わせることで、ユーザの指示に関係なくバックグランドでアプリケーションが通信を行っている場合にコネクションを解除してしまうといった問題を回避することが可能になる。
また、本発明は、クライアントとサーバとの間でネットワークを介してあらかじめ通信のためのコネクションを確立し、当該コネクションの下でデータの送受信を行うクライアント・サーバシステムを前提とする。ここでも、クライアントはマルチウインドウ環境を備えている。このクライアント・サーバシステムにおいて、クライアント側に、起動しているウインドウを一意に特定するウインドウIDと、当該ウインドウへのフォーカスの有無を示す情報と、上記サーバ及び上記クライアントとの接続の状態を示す情報とを含むフォーカス情報を記憶するフォーカス情報記憶手段と、ウインドウの起動及び複数の上記ウインドウ間でのフォーカスの遷移を認識すると共に上記フォーカス情報を更新するフォーカス管理手段と、所定のウインドウに対して、ユーザの操作対象であるフォーカスの有無及びコネクションの有無を上記フォーカス情報に基づき判定するフォーカス判定手段と、フォーカス判定手段にてコネクションを有するウインドウにおけるフォーカスの遷移が判定された際に、フォーカスの遷移があった上記ウインドウのウインドウIDと上記フォーカスの有無を示す情報とを対応付けたフォーカス遷移情報を上記サーバにフォーカスの有無に関する情報を送信するフォーカス情報送信手段とを備える。また、サーバ側に、フォーカスのフォーカス遷移に関する情報を、上記クライアントから受信するフォーカス情報受信手段と、フォーカス情報受信手段が受信したフォーカスの有無に関する情報に基づいて、クライアント上の当該ウインドウとのコネクションの確立・解除を制御するコネクション制御手段とを備える。
このクライアント・サーバシステムでは、クライアントからの所定ウインドウのフォーカスの有無に関する情報に基づいて、サーバでコネクションを制御している。これにより、上記同様、不要なコネクション数を必要最小限に抑える事が可能となり、長時間利用コネクションを利用しないにもかかわらずコネクション数を圧迫するといった問題を解決することができる。これに加えて、ネットワーク上をユーザID、パスワードが頻繁に流れることが無いため、セキュリティが向上する。
尚、コネクション制御手段によるコネクションの制御は、具体的には、例えばフォーカスの有無に関する情報に基づいてウインドウのフォーカス無し状態への遷移を判定した場合にはコネクションを解除し、フォーカス有り状態への遷移を判定した場合にはコネクションを確立するといった構成が挙げられる。
ここで、上記サーバ及びクライアントは、コンピュータを用いて具体化することができる。その場合、記憶手段を除く各手段は、コンピュータ上でプログラムを動作させることにより具体化される。
本発明に係るコネクション管理機能を備えたクライアント、サーバ、システム、コネクション管理方法、及びそのプログラムにおいては、ウインドウのフォーカスの有無を管理し、フォーカスがある場合にはコネクションを確立し、無い場合にはコネクションを一旦解除する。従って、不要なコネクション数を必要最小限に抑える事が可能となり、長時間利用コネクションを利用しないにもかかわらずコネクション数を圧迫するといった問題を解決することができる。また、コネクション解除時には接続情報を記憶するため、再接続時でもユーザが意識することなく資源(コネクション数)の有効利用が可能となる。
さらに、クライアントからの所定ウインドウのフォーカスの有無に関する情報に基づいて、サーバでコネクションを制御する場合、ネットワーク上をユーザID、パスワードが頻繁に流れることが無いため、セキュリティが向上する。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。尚、以下の実施の形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。本発明に係るクライアント101及びサーバ102は、図2のハードウェア構成図に示すように、インターネットやイントラネット等のネットワーク200を介してそれぞれ通信可能に接続される。
また、サーバ102では、CPU(Central Processing Unit)201、RAM(Random Access Memory)202、ROM(Read Only Memory)203、HDD204及びネットワークI/F(インターフェイス)205が内部バス206を介して接続されている。上記CPU201は、例えばRAM202を作業領域として利用し、ROM203やHDD204等に記憶されているプログラムを実行することで後述する各手段として動作する。上記ネットワークI/F205は、ネットワークと接続されており、他の機器とデータの授受が可能となっている。また、クライアント101の構成も上記サーバ102と同様であり、上記記憶されているプログラムが異なることで、異なる処理を実行可能となっている。
(実施の形態1)
以下、本発明に係る実施の形態1におけるコネクション管理機能を備えたクライアントの処理について説明する。
図1は、クライアント101の概略機能ブロック図であるが、各手段の処理等については後述する。
続いて、クライアント101における処理について図1、図3、図4、図5を参照しながら説明する。尚、フローチャートにおける数値の前に付されたアルファベット「S」はステップを意味する。
まず、ユーザが例えばクライアント101上で複数のアプリケーションを起動した場合を仮定する。ユーザがクライアント101上でアプリケーションを起動すると、当該アプリケーションは必要に応じてウインドウ(Window)を作成する。当該ウインドウは、マルチウインドウ環境を有し当該クライアント101上で動作しているOS(オペレーティングシステム)にて管理される。
つまり、上記クライアント101では、例えばOSを構成するフォーカス管理手段103がアプリケーションの起動を認識し、起動したウインドウに関する情報をフォーカス情報としてフォーカス情報記憶手段104に追加する(図4:S401→S402)。
上記フォーカス情報の一例を、フォーカス情報301として図3Aに示す。フォーカス情報301は、各ウインドウを一意に認識可能なWindowID302、当該WindowIDに対応するアプリケーション303、アプリケーションの起動時間304、最後に当該ウインドウがフォーカスを有していた時間である最終フォーカス時間305、フォーカスの有無を示すフォーカス306、当該ウインドウが接続している端末の情報である接続先端末307、接続している端末との接続の状態を示す接続状態308が含まれる。尚、ここで言う接続とは、コネクションを有することをいい、コネクションが解除されている状態であってもコネクションを有するものである。
図3Aに示すフォーカス情報302から、現在ウインドウが6個表示されていることがわかる。また、フォーカス306の値が「0」であることより、フォーカスを有するウインドウはWindow6であることが読み取れる。尚、説明に供するため、図1には上記Window1、Window5、Window6のみを表示している。
さて、複数のWindow1〜6が表示された状態では、現在フォーカスを有するWindow6がユーザの操作対象となっている。図5の表示例501に示すように、操作対象となっているWindow6(502)は、他のウインドウ(ここではWindow5(503))に対して前面に表示されている。また、当該Window6は、アプリケーションFに対応しており、接続先が、「www.xxxxx」というURL(Uniform Resource Locator)で示されたサーバとコネクションを確立している。最初のコネクションの確立は、例えばユーザが必要に応じてユーザID及びパスワードを入力することで行われる。
上述した状態でユーザがWindow6に対して操作を行い、次にWindow5に対して操作を行おうとした場合、ユーザはポインティングデバイス等を用いてWindow5を選択する。当該選択がOSにより認識されると、Window5にフォーカスが移動(遷移)し、その旨がフォーカス管理手段103によりフォーカス情報301に反映される(図4:S403)。例えばこの場合、Window5のフォーカス306が「0」となり、Window6のフォーカス306が「1」となる。また、Window5の最終フォーカス時間305が「-------」となり、Window6の最終フォーカス時間305はフォーカスが移動した時間に更新される。また、図5の表示例504に示すように、操作対象となったWindow5(506)は、他のウインドウ(ここではWindow6(505))に対して前面に表示されている。
上記ユーザの操作により、フォーカスがWindow6からWindow5に移動すると、OSは、当該フォーカスの移動に伴う操作が当該Window5のクローズか否かを判定する(図4:S404)。ここで、Windowのクローズではない場合、フォーカス判定手段105は、フォーカス管理手段103よりフォーカスが移動した旨の情報を取得し、当該情報に基づいてフォーカス情報記憶手段104よりフォーカス情報を取得する。取得したフォーカス情報は、例えば図3Bのフォーカス情報310に示される(但し、Window5、6のみ)。
続いて、上記フォーカス情報310を取得したフォーカス判定手段105は、各ウインドウについてフォーカスの有無及びコネクションの有無を判定する(図4:S405)。尚、本実施の形態では、フォーカスの有無は、フォーカスの移動を判定すればよくWindow5に関してフォーカス311が「0」であるため、フォーカス無し状態からフォーカス有り状態に遷移したことがわかる。また、Window6については、最終フォーカス時間312が最近であることから、フォーカス有り状態からフォーカス無し状態に遷移したことがわかる。また、コネクションの有無については、接続先端末313に接続先の情報が格納されていることより判定可能である。
ここで、Window6に着目すると、Window6ではフォーカス有り状態からフォーカス無し状態に遷移し、コネクションを有しているため、フォーカス判定手段105はその旨をコネクション制御手段106に通知する(図4:S405Yes→S406Yes)。上記旨を受け取ったコネクション制御手段106は、接続情報記憶手段107に、当該Window6のWindowIDと接続情報とを関連付けて記憶する(図4:S409)。例えば図3Cに示すように、当該接続情報326は、コネクションを確立している相手先のアドレスである相手先アドレス322、コネクション確立時に利用しユーザを一意に特定可能なユーザID323、当該ユーザIDに対応するパスワード324、その他コネクションの確立に必要な情報であるその他325より構成されている。続いて、上記コネクション制御手段106は、送受信手段108を介してコネクション解除のための信号を送信することで、Window6がコネクションを確立しているサーバ102(ここでは接続先アドレスが“www.xxxxx”であるサーバ)とのコネクションを解除する(図4:S410)。
また、Window5に着目すると、Window5ではフォーカス無し状態からフォーカス有り状態に遷移し、コネクションを有していたため、フォーカス判定手段105はその旨をコネクション制御手段106に通知する(図4:S405Yes→S406No)。上記旨を受け取ったコネクション制御手段106は、接続情報記憶手段107より、当該Window5をキーにして対応する接続情報を取得する(図4:S407)。尚、ここでは、上記Window6と同様の手順にて既にWindow5の接続情報は記憶されているものとする。続いて、上記コネクション制御手段106は、取得した接続情報に基づいてコネクション確立のための信号を送信することで、Window5がコネクションを確立しているサーバ102(ここでは接続先アドレスが“192.168.22.3”であるサーバ)とのコネクションを確立する(図4:S408)。
以後、フォーカス管理手段103がフォーカスの選択を認識する処理から繰り返す(図4:S408orS410→S403)。尚、Windowのクローズを判断し、クローズであった場合、さらにすべてのWindowがクローズされたか否かを判定し、全てのWindowがクローズされた場合にはフォーカス移動についての処理を終了する(図4:S404Yes→S411Yes→End)。
以上のように、ウインドウのフォーカスの有無を管理し、フォーカスがある場合にはコネクションを確立し、無い場合にはコネクションを一旦解除することで、不要なコネクション数を必要最小限に抑える事が可能となり、長時間利用コネクションを利用しないにもかかわらずコネクション数を圧迫するといった問題を解決することができる。また、コネクション解除時には接続情報を記憶するため、再接続時でもユーザが意識することなく資源(コネクション数)の有効利用が可能となる。また、本実施の形態1においては、クライアント側に本発明に係る手段を備えることで、サーバ側には特別な手段を設ける必要が無いため、従来のシステムへの適用が容易である。
尚、コネクション制御手段は、各アプリケーションとサーバとの無通信時間をカウントし、所定の時間、通信が行われていない場合に上記コネクションの解除を行うようにしてもよい。無通信時間の判定と組み合わせることで、ユーザの指示に関係なくバックグランドでアプリケーションが通信を行っている場合にコネクションを解除してしまうといった問題を回避することが可能になる。
(実施の形態2)
続いて、本発明に係る実施の形態2におけるコネクション管理機能を備えたサーバ及びクライアントの処理について説明する。尚、上記実施の形態1と共通する処理についてはその詳細を省略し、同一の処理、又は手段については同一の番号を付している。また、図6は、クライアント601及びサーバ602の概略機能ブロック図であるが、各手段の処理等については後述する。
続いて、クライアント601及びサーバ602における処理について図6、図7、図8、図9を参照しながら説明する。
まず、上記実施の形態1同様、ユーザが例えばクライアント601上で複数のアプリケーションを起動した場合を仮定する。ユーザがクライアント601上でアプリケーションを起動すると、クライアント601では、例えばOSを構成するフォーカス管理手段103がアプリケーションの起動を認識し、起動したウインドウに関する情報をフォーカス情報としてフォーカス情報記憶手段104に追加する(図8:S401→S402)。
上記フォーカス情報は、例えば上記実施の形態1にて示したフォーカス情報301と同一でよい。
さて、実施の形態1と同様、複数のWindow1〜6が表示された状態で、ユーザの操作により、フォーカスがWindow6からWindow5に移動したと仮定すると、OSは、当該フォーカスの移動に伴う操作が当該Window5のクローズか否かを判定する(図8:S403→S404)。ここで、Windowのクローズではない場合、フォーカス判定手段105は、フォーカス管理手段103よりフォーカスが移動した旨の情報を取得し、当該情報に基づいてフォーカス情報記憶手段104よりフォーカス情報を取得する。
続いて、上記フォーカス情報を取得したフォーカス判定手段105は、各ウインドウについてフォーカスの有無及びコネクションの有無を判定する(図8:S405)。
ここで、Window6に着目すると、Window6ではフォーカス有り状態からフォーカス無し状態に遷移し、コネクションを有しているため、フォーカス判定手段105はその旨をフォーカス情報送信手段603に通知する(図8:S405Yes→S406Yes)。
以上は上記実施の形態1と同様の処理である。ここで、上記フォーカス判定手段105より上記旨を受信したフォーカス情報送信手段603は、フォーカスの有無に関する情報、すなわちWindowIDと、フォーカス有りからフォーカス無しに遷移した旨をサーバ602を構成するフォーカス情報受信手段604に送信する(図8:S802)。また、Window5に着目すると、Window5ではフォーカス無し状態からフォーカス有り状態に遷移し、コネクションを有していたため、フォーカス判定手段105はその旨をフォーカス情報送信手段603に通知し、上記旨を受け取ったフォーカス情報送信手段603は、WindowIDと、フォーカス無しからフォーカス有りに遷移した旨を同じくフォーカス情報受信手段604に送信する(図8:S405Yes→S406No→S801)。
以上の処理により、クライアント601における各ウインドウのフォーカスの有無であって、サーバ602との通信に関する情報がサーバ602に送信される。
さて、Window6に関して、上記WindowID及びフォーカスの有無に関する情報(フォーカス有り→無し)を取得したフォーカス情報受信手段604は、当該情報をコネクション制御手段606に送信する(図9:S901)。上記情報を受信したコネクション制御手段606は、フォーカス有りから無しへの変更である旨を検知して、各クライアントとWindowID及び、接続に必要な接続情報とを関連付けてフォーカス情報701として接続情報記憶手段605に記憶する(図9:S902Yes→S905)。上記フォーカス情報701は、図7に示すように、例えば接続端末を一意に特定可能な接続端末702、WindowID703と、接続情報709が対応付けられている。尚、当該接続情報709には、クライアントが接続を開始した時間である接続開始時間704、接続しているユーザを一意に特定可能なユーザID705、当該ユーザIDに対応するパスワード706、現在のフォーカスの有無状態を示すフォーカス707、及びクライアントからのフォーカスの有無に関する情報を最近に受信した時間であるクライアントフォーカス受信最新時間708が含まれる。次に、上記フォーカス情報を記憶した後、コネクション制御手段606は、クライアント601のWindow6によるサーバ602へのコネクションを解除する(図9:S906)。
また、Window5に関して、上記WindowID及びフォーカスの有無に関する情報(フォーカス無し→有り)を取得したフォーカス情報受信手段604は、当該情報をコネクション制御手段606に送信する(図9:S901)。上記情報を受信したコネクション制御手段606は、フォーカス無しから有りへの変更である旨を検知して、対応するクライアントの情報とWindowID、及び、接続に必要な接続情報を上記接続情報記憶手段605より取得する。(図9:S902No→S903)。次に、上記コネクション制御手段606は、取得したフォーカス情報に基づいて、クライアント601のWindow5によるサーバ602へのコネクションを再度確立する(図9:S904)。
以上のように、クライアントからの所定ウインドウのフォーカスの有無に関する情報に基づいて、サーバでコネクションを制御してもよい。これにより、上記実施の形態1と同様、不要なコネクション数を必要最小限に抑える事が可能となり、さらにネットワーク上をユーザID、パスワードが頻繁に流れることが無いため、セキュリティを向上させることが可能になる。
尚、サーバ602におけるコネクション制御手段606でも、上記実施の形態1におけるコネクション制御手段106と同様、各アプリケーションとサーバとの無通信時間をカウントし、所定の時間、通信が行われていない場合に上記コネクションの解除を行うようにしてもよい。これにより、フォーカスに関係なくバックグランドでアプリケーションが通信を行っている場合に、コネクションを解除してしまうといった問題を回避することが可能になる。
本発明にかかるコネクション管理機能を備えたクライアント、サーバ、システム、コネクション管理方法、及びそのプログラムは、ウインドウのフォーカスに基づいてコネクションを管理するため、不要なコネクション数を必要最小限に抑えるクライアント、サーバ、システム、コネクション管理方法、及びそのプログラムとして有用である。
クライアントの概略機能ブロック図。 クライアント及びサーバのハードウェア構成図。 フォーカス情報及び接続情報の一例を示す図。 クライアントの概略処理を示すフローチャート。 フォーカスの有無とウインドウとの関係を示す図。 実施の形態2に係るクライアント及びサーバの概略機能ブロック図 実施の形態2におけるフォーカス情報の一例を示す図。 実施の形態2におけるクライアントの概略処理を示すフローチャート。 実施の形態2におけるサーバの概略処理を示すフローチャート。
符号の説明
101 クライアント
102 サーバ
103 フォーカス管理手段
104 フォーカス情報記憶手段
105 フォーカス判定手段
106 コネクション制御手段
107 接続情報記憶手段
108 送受信手段
603 フォーカス情報送信手段
604 フォーカス情報受信手段
605 接続情報記憶手段
606 コネクション制御手段

Claims (16)

  1. ネットワークを介してサーバとあらかじめ通信のためのコネクションを確立し、当該コネクションの下でデータの送受信を行うマルチウインドウ環境を有するクライアントにおいて、
    起動しているウインドウを一意に特定するウインドウIDと、当該ウインドウへのフォーカスの有無を示す情報と、上記サーバ及び上記クライアントとの接続の状態を示す情報とを含むフォーカス情報を記憶するフォーカス情報記憶手段と、
    ウインドウの起動及び複数の上記ウインドウ間でのフォーカスの移動を認識すると共に上記フォーカス情報を更新するフォーカス管理手段と、
    該クライアントにおける所定のウインドウに対して、ユーザの操作対象であるフォーカスの有無及びコネクションの有無を上記フォーカス情報に基づき判定するフォーカス判定手段と、
    上記フォーカス判定手段による判定に基づいて、当該ウインドウと上記サーバとのコネクションの確立・解除を制御する信号を上記サーバに対して送信するコネクション制御手段と
    を備えることを特徴とするクライアント。
  2. 上記コネクション制御手段は、所定のウインドウのフォーカス無し状態への遷移時には当該ウインドウと上記サーバとの間のコネクションを解除する信号を上記サーバに対して送信し、フォーカス有り状態への遷移時には当該ウインドウと上記サーバとの間のコネクションを確立する信号を上記サーバに対して送信することによりコネクションの制御を行うことを特徴とする請求項1に記載のクライアント。
  3. 上記クライアントは、
    さらにコネクションを確立しているサーバとのコネクションの確立に必要な接続情報と上記ウインドウIDとを対応づけて記憶する接続情報記憶手段を備え
    上記コネクション制御手段は、
    所定のウインドウのフォーカス無し状態への遷移によるコネクションの解除時には、当該コネクションに使用した接続情報を当該ウインドウのウインドウIDと対応付けて上記接続情報記憶手段に記憶すると共に、
    上記所定のウインドウのフォーカス有り状態への遷移によるコネクションの再確立時には、上記接続情報記憶手段に記憶した当該接続情報に基づいて再確立を行う請求項2に記載のクライアント。
  4. 上記フォーカス情報は、
    起動しているウインドウへの最終フォーカス時間をさらに含み、
    上記コネクション制御手段は、
    さらに所定のウインドウのフォーカス無し状態への遷移によるコネクションの解除時に、所定の時間、上記サーバとの通信がないことを上記フォーカス情報に基づき確認した後に解除する請求項3に記載のクライアント。
  5. ネットワークを介してサーバとあらかじめ通信のためのコネクションを確立し、当該コネクションの下でデータの送受信を行うマルチウインドウ環境を有するクライアントにおけるコネクション管理方法において、
    上記クライアントが、起動しているウインドウを一意に特定するウインドウIDと、当該ウインドウへのフォーカスの有無を示す情報と、上記サーバ及び上記クライアントとの接続の状態を示す情報とを含むフォーカス情報を記憶するフォーカス情報記憶ステップと、
    上記クライアントが、ウインドウの起動及び複数の上記ウインドウ間でのフォーカスの移動を認識すると共に上記フォーカス情報を更新するフォーカス管理ステップと、
    該クライアントにおける所定のウインドウに対して、ユーザの操作対象であるフォーカスの有無及びコネクションの有無を上記フォーカス情報に基づき判定するフォーカス判定ステップと、
    上記クライアントが、上記フォーカス判定ステップにおける判定に基づいて、当該ウインドウと上記サーバとのコネクションの確立・解除を制御する信号を上記サーバに対して送信するコネクション制御ステップと
    を備えることを特徴とするコネクション管理方法。
  6. ネットワークを介してサーバとあらかじめ通信のためのコネクションを確立し、当該コネクションの下でデータの送受信を行うマルチウインドウ環境を有するクライアントとしてコンピュータに実行させるプログラムにおいて、
    上記クライアントが、起動しているウインドウを一意に特定するウインドウIDと、当該ウインドウへのフォーカスの有無を示す情報と、上記サーバ及び上記クライアントとの接続の状態を示す情報とを含むフォーカス情報を記憶するフォーカス情報記憶ステップと、
    上記クライアントが、ウインドウの起動及び複数の上記ウインドウ間でのフォーカスの移動を認識すると共に上記フォーカス情報を更新するフォーカス管理ステップと、
    上記クライアントが、当該クライアントにおける所定のウインドウに対して、ユーザの操作対象であるフォーカスの有無及びコネクションの有無を上記フォーカス情報に基づき判定するフォーカス判定ステップと、
    上記フォーカス判定ステップにおける判定に基づいて、当該ウインドウと上記サーバとのコネクションの確立・解除を制御する信号を上記サーバに対して送信するコネクション制御ステップと
    コンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  7. ネットワークを介してマルチウインドウ環境を有するクライアントとあらかじめ通信のためのコネクションを確立し、当該コネクションの下でデータの送受信を行うサーバにおいて、
    上記クライアント上で当該サーバとデータの送受信を行っているアプリケーションに対応するウインドウを特定するウインドウIDと、ユーザの操作対象である当該ウインドウへのフォーカスの有無を示す情報と対応付けた情報を上記クライアントから受信するフォーカス情報受信手段と、
    上記フォーカス情報受信手段が受信した上記フォーカスの有無を示す情報に基づいて、対応する上記クライアント上の当該ウインドウとのコネクションの確立・解除を制御するコネクション制御手段と
    を備えることを特徴とするサーバ。
  8. 上記コネクション制御手段によるコネクションの制御は、上記フォーカスの有無に関する情報に基づいてウインドウのフォーカス無し状態への遷移を判定した場合にはコネクションを解除し、フォーカス有り状態への遷移を判定した場合にはコネクションを確立する請求項7に記載のサーバ。
  9. 上記サーバは、
    さらにコネクションを確立しているサーバとのコネクションの確立に必要な接続情報と上記ウインドウIDとを対応づけて記憶する接続情報記憶手段を備え
    記コネクション制御手段は、
    所定のウインドウのフォーカス無し状態への遷移によるコネクションの解除時には、当該コネクションに使用した接続情報と当該ウインドウのウインドウIDとを対応付けて上記接続情報記憶手段に記憶すると共に、
    上記所定のウインドウのフォーカス有り状態への遷移によるコネクションの再確立時には、上記接続情報記憶手段に記憶した当該接続情報に基づいて再確立を行う請求項7又は8に記載のサーバ。
  10. ネットワークを介してマルチウインドウ環境を有するクライアントとあらかじめ通信のためのコネクションを確立し、当該コネクションの下でデータの送受信を行うサーバにおけるコネクション管理方法において、
    上記サーバが、上記クライアント上で当該サーバとデータの送受信を行っているアプリケーションに対応するウインドウを特定するウインドウIDと、ユーザの操作対象である当該ウインドウへのフォーカスの有無を示す情報と対応付けた情報を上記クライアントから受信するフォーカス情報受信ステップと、
    上記サーバが、上記フォーカス情報受信ステップにおいて受信した上記フォーカスの有無を示す情報に基づいて、対応する上記クライアント上の当該ウインドウとのコネクションの確立・解除を制御するコネクション制御ステップと
    を備えることを特徴とするコネクション管理方法。
  11. ネットワークを介してマルチウインドウ環境を有するクライアントとあらかじめ通信のためのコネクションを確立し、当該コネクションの下でデータの送受信を行うサーバとしてコンピュータに実行させるプログラムにおいて、
    上記サーバが、上記クライアント上で当該サーバとデータの送受信を行っているアプリケーションに対応するウインドウを特定するウインドウIDと、ユーザの操作対象である当該ウインドウへのフォーカスの有無を示す情報と対応付けた情報を上記クライアントから受信するフォーカス情報受信ステップと、
    上記サーバが、上記フォーカス情報受信ステップにおいて受信した上記フォーカスの有無を示す情報に基づいて、対応する上記クライアント上の当該ウインドウとのコネクションの確立・解除を制御するコネクション制御ステップと
    コンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  12. ネットワークを介してサーバとあらかじめ通信のためのコネクションを確立し、当該コネクションの下でデータの送受信を行うマルチウインドウ環境を有するクライアントにおいて、
    起動しているウインドウを一意に特定するウインドウIDと、当該ウインドウへのフォーカスの有無を示す情報と、上記サーバ及び上記クライアントとの接続の状態を示す情報とを含むフォーカス情報を記憶するフォーカス情報記憶手段と、
    ウインドウの起動及び複数の上記ウインドウ間でのフォーカスの遷移を認識すると共に上記フォーカス情報を更新するフォーカス管理手段と、
    該クライアントにおける所定のウインドウに対して、ユーザの操作対象であるフォーカスの有無及びコネクションの有無を上記フォーカス情報に基づき判定するフォーカス判定手段と、
    上記フォーカス判定手段にてコネクションを有するウインドウにおけるフォーカスの遷移が判定された際に、フォーカスの遷移があった上記ウインドウのウインドウIDと上記フォーカスの有無を示す情報とを対応付けた情報を上記サーバに送信するフォーカス送信手段と
    を備えることを特徴とするクライアント。
  13. ネットワークを介してサーバとあらかじめ通信のためのコネクションを確立し、当該コネクションの下でデータの送受信を行うマルチウインドウ環境を有するクライアントにおけるコネクション管理方法において、
    上記クライアントが、起動しているウインドウを一意に特定するウインドウIDと、当該ウインドウへのフォーカスの有無を示す情報と、上記サーバ及び上記クライアントとの接続の状態を示す情報とを含むフォーカス情報を記憶するフォーカス情報記憶ステップと、
    上記クライアントが、ウインドウの起動及び複数の上記ウインドウ間でのフォーカスの遷移を認識すると共に上記フォーカス情報を更新するフォーカス管理ステップと、
    上記クライアントが、該クライアントにおける所定のウインドウに対して、ユーザの操作対象であるフォーカスの有無及びコネクションの有無を上記フォーカス情報に基づき判定するフォーカス判定ステップと、
    上記クライアントが、上記フォーカス判定ステップにおいてコネクションを有するウインドウにおけるフォーカスの遷移が判定された際に、フォーカスの遷移があった上記ウインドウのウインドウIDと上記フォーカスの有無を示す情報とを対応付けた情報を上記サーバに送信するフォーカス送信ステップと
    を備えることを特徴とするコネクション管理方法。
  14. ネットワークを介してサーバとあらかじめ通信のためのコネクションを確立し、当該コネクションの下でデータの送受信を行うマルチウインドウ環境を有するクライアントとしてコンピュータに実行させるプログラムにおいて、
    上記クライアントが、起動しているウインドウを一意に特定するウインドウIDと、当該ウインドウへのフォーカスの有無を示す情報と、上記サーバ及び上記クライアントとの接続の状態を示す情報とを含むフォーカス情報を記憶するフォーカス情報記憶ステップと、
    上記クライアントが、ウインドウの起動及び複数の上記ウインドウ間でのフォーカスの遷移を認識すると共に上記フォーカス情報を更新するフォーカス管理ステップと、
    該クライアントにおける所定のウインドウに対して、ユーザの操作対象であるフォーカスの有無及びコネクションの有無を上記フォーカス情報に基づき判定するフォーカス判定ステップと、
    上記クライアントが、上記フォーカス判定ステップにおいてコネクションを有するウインドウにおけるフォーカスの遷移が判定された際に、フォーカスの遷移があった上記ウインドウのウインドウIDと上記フォーカスの有無を示す情報とを対応付けた情報を上記サーバに送信するフォーカス送信ステップと
    コンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  15. マルチウインドウ環境を有するクライアントとサーバとの間でネットワークを介してあらかじめ通信のためのコネクションを確立し、当該コネクションの下でデータの送受信を行うクライアント・サーバシステムにおいて、
    上記クライアント側に、
    起動しているウインドウを一意に特定するウインドウIDと、当該ウインドウへのフォーカスの有無を示す情報と、上記サーバ及び上記クライアントとの接続の状態を示す情報とを含むフォーカス情報を記憶するフォーカス情報記憶手段と、
    ウインドウの起動及び複数の上記ウインドウ間でのフォーカスの遷移を認識すると共に上記フォーカス情報を更新するフォーカス管理手段と、
    該クライアントにおける所定のウインドウに対して、ユーザの操作対象であるフォーカスの有無及びコネクションの有無を上記フォーカス情報に基づき判定するフォーカス判定手段と、
    上記フォーカス判定手段にてコネクションを有するウインドウにおけるフォーカスの遷移が判定された際に、フォーカスの遷移があった上記ウインドウのウインドウIDと上記フォーカスの有無を示す情報とを対応付けたフォーカス遷移情報を上記サーバに送信するフォーカス送信手段とを備えると共に、
    上記サーバ側に、
    上記フォーカス遷移情報を上記クライアントから受信するフォーカス情報受信手段と、
    上記フォーカス情報受信手段が受信した上記フォーカス遷移情報に基づいて、対応する上記クライアント上の当該ウインドウとのコネクションの確立・解除を制御するコネクション制御手段と
    を備えることを特徴とするクライアント・サーバシステム。
  16. マルチウインドウ環境を有するクライアントとサーバとの間でネットワークを介してあらかじめ通信のためのコネクションを確立し、当該コネクションの下でデータの送受信を行うクライアント・サーバシステムにおけるコネクション管理方法において、
    上記クライアントが、起動しているウインドウを一意に特定するウインドウIDと、当該ウインドウへのフォーカスの有無を示す情報と、上記サーバ及び上記クライアントとの接続の状態を示す情報とを含むフォーカス情報を記憶するフォーカス情報記憶ステップと、
    上記クライアントが、ウインドウの起動及び複数の上記ウインドウ間でのフォーカスの遷移を認識すると共に上記フォーカス情報を更新するフォーカス管理ステップと、
    該クライアントにおける所定のウインドウに対して、ユーザの操作対象であるフォーカスの有無及びコネクションの有無を上記フォーカス情報に基づき判定するフォーカス判定ステップと、
    上記クライアントが、上記フォーカス判定ステップにおいてコネクションを有するウインドウにおけるフォーカスの遷移が判定された際に、フォーカスの遷移があった上記ウインドウのウインドウIDと上記フォーカスの有無を示す情報とを対応付けたフォーカス遷移情報を上記サーバに送信するフォーカス送信ステップと
    上記サーバが、上記フォーカス遷移情報を上記クライアントから受信するフォーカス情報受信ステップと、
    上記サーバが、上記フォーカス情報受信ステップにおいて受信した上記フォーカス遷移情報に基づいて、対応する上記クライアント上の当該ウインドウとのコネクションの確立・解除を制御するコネクション制御ステップと
    を備えることを特徴とするコネクション管理方法。
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