JP4145272B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4145272B2
JP4145272B2 JP2004193171A JP2004193171A JP4145272B2 JP 4145272 B2 JP4145272 B2 JP 4145272B2 JP 2004193171 A JP2004193171 A JP 2004193171A JP 2004193171 A JP2004193171 A JP 2004193171A JP 4145272 B2 JP4145272 B2 JP 4145272B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
manufacturing
semiconductor device
gate
misfet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004193171A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006019351A (ja
Inventor
勝 門島
俊秀 生田目
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Renesas Technology Corp
Original Assignee
Renesas Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Renesas Technology Corp filed Critical Renesas Technology Corp
Priority to JP2004193171A priority Critical patent/JP4145272B2/ja
Publication of JP2006019351A publication Critical patent/JP2006019351A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4145272B2 publication Critical patent/JP4145272B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)
  • Electrodes Of Semiconductors (AREA)
  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Description

本発明は、半導体装置の製造技術および半導体装置に関し、特に、電界効果トランジスタを代表するMISFET(Metal Insulator Semiconductor Field Effect Transistor)を含む半導体装置に適用して有効な技術に関するものである。
基板上に絶縁層を形成し、絶縁層上に不純物を含む多結晶シリコン膜を形成し、多結晶シリコン膜上に金属層を形成した後、シリサイド技術により絶縁層上の多結晶シリコン膜を実質的に全てシリサイド化して、半導体デバイスのゲートを形成する技術が米国特許第6599831 B1号明細書(特許文献1)に開示されている。
米国特許第6599831 B1号明細書
半導体装置の高集積化に伴うMISFETの微細化が進むに従い、MISFETについては、以下に説明する種々の技術的課題が存在する。
例えば2nm以下の相対的に薄いゲート絶縁膜を用いると、量子トンネル効果によりゲート絶縁膜のリーク電流が増加する。また、MISFETを縮小すると短チャネル効果が現れるため、チャネルの不純物濃度を相対的に高く設定する必要があるが、チャネルの不純物濃度を相対的に高くするとMISFETの電流駆動能力が低下し、さらにドレインとチャネルとの間でトンネル電流が流れるなどの問題が生じる。
さらに、MISFETのゲートをシリコン(Si)原子からなる多結晶シリコン膜で構成した場合は、多結晶シリコン膜の空乏化またはボロン(B)の突き抜けなどが問題となる。例えば多結晶シリコンゲートを用いたMISFETに、ON状態となるようにゲート電圧を加えると、ゲート絶縁膜の界面近傍近くでゲート中の自由電子がなくなる領域が僅かに形成されるゲート空乏化が起こる。これにより、見かけ上のゲート絶縁膜が厚くなり、MISFETのON電流が本来得られるべき値よりも低下する。このゲート空乏化の影響はゲート絶縁膜の厚さが薄くなるに従い顕著となる。
このような問題を解決する手段の1つとして、例えばゲート材料を金属膜で構成するMISFETを挙げることができる。金属ゲートを用いたMISFETでは、ゲート抵抗が多結晶シリコンゲートよりも低くなり、ゲート空乏化が起こらず、さらに高誘電率の素材を使った絶縁膜(以下、High−k絶縁膜と記す)との組合せができるといった利点があることから、多結晶シリコンゲートを用いたMISFETよりも高速で消費電力の少ないLSI(Large Scale Integration)を実現することが可能である。
金属ゲートの中でも、シリサイド技術によりゲート絶縁膜上の多結晶シリコン膜を全て反応させて形成されるニッケルシリサイド(NiSi)ゲート(以下、NiSiゲートと記す)は、多結晶シリコン膜の中に添加された不純物種および不純物濃度、ならびにシリサイド反応条件等によりMISFETのしきい値電圧を制御できることから有望視されている。
しかしながら、本発明者らが検討したところ、NiSiゲートを有するMISFETについては、以下のごとく進行する問題となる製造工程が存在する。すなわち、半導体基板上にゲート絶縁膜を形成し、このゲート絶縁膜上に多結晶シリコン膜を形成した後、多結晶シリコン膜をマスクとして半導体基板に不純物をイオン注入する。次いで、活性化アニールを行い、この不純物を活性化させることにより、MISFETのソース、ドレインを形成する。しかし、この活性化アニールは800℃よりも高い温度で行われるため、ゲート絶縁膜と多結晶シリコン膜との界面に反応層が形成され、さらにゲート絶縁膜と半導体基板との界面に低誘電体層が形成される。特に、上記低誘電体層が形成されると、ゲート絶縁膜をHigh−k絶縁膜によって形成しても見かけ上のゲート絶縁膜の誘電率は、High−k絶縁膜の誘電率よりも低くなり、MISFETのON電流が本来得られるべき値よりも低下してしまう。
本発明の目的は、相対的に高いON電流と、相対的に低いしきい値電圧とを有するMISFETを形成することのできる技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
本発明による半導体装置の製造方法は、第1導電型を有する半導体基板上に第1保護膜を形成した後、第1保護膜上に第1膜からなるダミーゲートを形成する工程と、ダミーゲートの両側の半導体基板に第2導電型を有するソース、ドレインを形成する工程と、ダミーゲートを覆って半導体基板上に第2膜を形成した後、ダミーゲートの上面が露出するまで、第2膜を除去する工程と、ダミーゲートおよびダミーゲート下の前記第1保護膜を除去して、ゲート溝を形成する工程と、ゲート溝の内壁に沿って第2膜上にゲート絶縁膜を形成する工程と、ゲート溝の内部を埋め込んで、ゲート絶縁膜上に第1材料膜を形成する工程と、第1材料膜に不純物をイオン注入する工程と、第1材料膜を相対的に低い温度で酸化処理する工程と、酸化処理された第1材料膜を除去する工程と、ゲート溝の内部に金属膜からなるゲートを形成する工程とを有する。
本発明による半導体装置は、第1導電型を有する半導体基板上に形成され、ゲート溝が形成された第2膜と、ゲート溝の内壁に沿って形成されたゲート絶縁膜と、ゲート溝の内部に埋め込まれ、ゲート絶縁膜上に形成された金属膜からなるゲートと、ゲート絶縁膜のゲートに隣接する領域に偏析した不純物と、ゲートの両側の半導体基板に形成された第2導電型のソース、ドレインとを有する。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
相対的に高いON電流と、相対的に低いしきい値電圧とを有するMISFETを形成することができる。
以下の実施の形態において、要素の数等(個数、数値、量、範囲等を含む)に言及する場合、特に明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではなく、特定の数以上でも以下でも良い。さらに、以下の実施の形態において、その構成要素(要素ステップ等も含む)は、特に明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。同様に、以下の実施の形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に明らかにそうでないと考えられる場合等を除き、実質的にその形状等に近似または類似するもの等を含むものとする。このことは、上記数値および範囲についても同様である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
本発明の一実施の形態であるCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)デバイスの製造方法を図1〜図17を用いて工程順に説明する。図1〜図10および図12〜図17は、ゲート長方向の半導体基板の要部断面図であり、図中、Qnはnチャネル型MISFET、Qpはpチャネル型MISFETである。また、図11は、金属膜にイオン注入された不純物の酸化処理前後の概略濃度分布図である。
まず、図1に示すように、例えばp型の単結晶シリコンからなる半導体基板1を用意する。次いで、この半導体基板1を熱酸化してその表面に、例えば厚さ0.01μm程度の薄い酸化シリコン膜2を形成し、続いてその上層にCVD(Chemical Vapor Deposition)法で、例えば厚さ0.1μm程度の窒化シリコン膜3を堆積する。この後、レジストパターンをマスクとして窒化シリコン膜3、酸化シリコン膜2および半導体基板1を順次ドライエッチングすることにより、素子分離領域の半導体基板1に、例えば深さ0.35μm程度の素子分離溝4を形成する。
次に、図2に示すように、半導体基板1上にCVD法で酸化シリコン膜5を堆積した後、酸化シリコン膜5をCMP(Chemical Mechanical Polishing)法で研磨して、素子分離溝4の内部に酸化シリコン膜5を残すことにより素子分離領域を形成する。次いで、半導体基板1を、例えば1000℃程度の温度でアニールすることにより、素子分離溝4に埋め込んだ酸化シリコン膜5をデンシファイする。
次に、図3に示すように、熱リン酸を用いて窒化シリコン膜3を除去し、続いてフッ酸系の水溶液を用いて酸化シリコン膜2を除去した後、半導体基板1を熱酸化して、半導体基板1の表面に第1保護膜6を形成する。次いで、半導体基板1のnチャネル型MISFETQn形成領域にp型ウェル7を形成するためのボロンをイオン注入し、pチャネル型MISFETQp形成領域にn型ウェル8を形成するためのリン(P)をイオン注入した後、半導体基板1に、例えば950℃、60秒程度のアニールを施して、上記n型およびp型不純物を活性化させる。
その後、例えば厚さ200nm程度のシリコン膜(第1膜)9および、例えば厚さ10nm程度の第2保護膜10をCVD法で半導体基板1上に堆積する。シリコン膜9は、例えばアモルファスシリコン膜または多結晶シリコン膜、第2保護膜10は、例えば酸化シリコン膜または窒化シリコン膜を用いることができる。
次に、図4に示すように、レジストパターンをマスクとして第2保護膜10およびシリコン膜9を順次エッチングして、nチャネル型MISFETQn形成領域にシリコン膜9からなる、例えばゲート長0.1〜0.12μm程度のダミーゲート11n、およびpチャネル型MISFETQp形成領域にシリコン膜9からなる、例えばゲート長0.1〜0.12μm程度のダミーゲート11pを形成する。
次に、n型ウェル8をレジスト膜で覆った後、nチャネル型MISFETQnの第2保護膜10およびダミーゲート11nをマスクとしてp型ウェル7にn型不純物、例えばヒ素(As)をイオン注入し、nチャネル型MISFETQnの相対的に低濃度なLDD(Lightly Doped Drain)12を形成する。上記ヒ素は、例えば注入エネルギー5keV、ドーズ量2×1015cm-2で注入する。同様に、p型ウェル7をレジスト膜で覆った後、pチャネル型MISFETQpの第2保護膜10およびダミーゲート11pをマスクとしてn型ウェル8にp型不純物、例えばフッ化ボロン(BF2)をイオン注入し、pチャネル型MISFETQpの相対的に低濃度なLDD13を形成する。上記フッ化ボロンは、例えば注入エネルギー5keV、ドーズ量5×1014cm-2で注入する。
次に、図5に示すように、半導体基板1上に、例えば厚さ80nm程度の酸化シリコン膜をCVD法で堆積した後、この酸化シリコン膜をRIE(Reactive Ion Etching)法で異方性エッチングして、nチャネル型MISFETQnのダミーゲート11nおよびpチャネル型MISFETQpのダミーゲート11pのそれぞれの側壁に側壁膜14を形成する。
次に、n型ウェル8をレジスト膜で覆った後、nチャネル型MISFETQnの第2保護膜10、ダミーゲート11および側壁膜14をマスクとしてp型ウェル7にn型不純物、例えばヒ素をイオン注入し、nチャネル型MISFETQnの相対的に高濃度なソース、ドレイン15を形成する。上記ヒ素は、例えば注入エネルギー40keV、ドーズ量3×1015cm-2で注入する。同様に、p型ウェル7をレジスト膜で覆った後、pチャネル型MISFETQpの第2保護膜10、ダミーゲート11pおよび側壁膜14をマスクとしてn型ウェル8にp型不純物、例えばフッ化ボロンをイオン注入し、pチャネル型MISFETQpの相対的に高濃度なソース、ドレイン16を形成する。上記フッ化ボロンは、例えば注入エネルギー20keV、ドーズ量2×1015cm-2で注入する。
その後、半導体基板1に、例えば1000℃程度の温度でアニールを施して、上記n型およびp型不純物を活性化させる。
次に、図6に示すように、半導体基板1上に、例えば厚さ10nm程度のコバルト(Co)膜をスパッタリング法で堆積した後、例えば500〜600℃程度、60秒程度のアニールを半導体基板1に施して、nチャネル型MISFETQnのソース、ドレイン15およびpチャネル型MISFETQpのソース、ドレイン16の表面に選択的に、例えば厚さ30nm程度のシリサイド層17を形成する。この後、例えば700〜800℃、90秒程度のアニールを半導体基板1に施して、シリサイド層17の低抵抗化を行う。この後、ウェットエッチングで未反応のコバルト膜を除去する。なお、このシリサイド層17は形成しない場合もある。
次に、図7に示すように、半導体基板1上に、例えば厚さ約200nm以上の酸化シリコン膜(第2膜)18をCVD法で堆積する。酸化シリコン膜18は、例えばTEOS(Tetra Ethyl Ortho Silicate:Si(OC254)とオゾン(O3)とをソースガスに用いたプラズマCVD法または有機シランの熱分解によるCVD法で堆積することができる。
次に、nチャネル型MISFETQnのダミーゲート11nおよびpチャネル型MISFETQpのダミーゲート11pの上面が露出するまで酸化シリコン膜18および第2保護膜10をCMP法で研磨する。
次に、図8に示すように、RIE法で異方性エッチングして、シリコン膜9を選択的に除去し、ゲート溝19を形成する。この時、第1保護膜6はエッチングのストッパ膜として機能する。次いで、フッ酸系の水溶液を用いて露出した第1保護膜6を除去する。
次に、図9に示すように、ゲート溝19の内壁に沿って酸化シリコン膜18上に比誘電率が相対的に高い絶縁材料(以下、高誘電率膜と記す)20を形成する。高誘電率膜20は、nチャネル型MISFETQnおよびpチャネル型MISFETQpのゲート絶縁膜として機能し、例えばHfSiOx、HfAlOx、ZrSiOx、ZrAlOx、La23またはLaSiOx等であり、例えばCVD法またはALD(Atomic Layer Deposition)法で形成することができる。酸化シリコン膜18上に堆積される高誘電率膜20の厚さは、例えば5nm以下であり、比誘電率を考慮したSiO2換算膜厚(実効膜厚)が2nm以下となるように設定される。なお、高誘電率膜20に代えて、例えば熱酸化法またはCVD法で形成した酸化シリコン膜を用いてもよい。
次に、高誘電率膜20上に、例えば厚さ100nm程度の金属膜(第1材料膜)21aをスパッタリング法で堆積する。この金属膜21aは相対的に低い温度、例えば温度100〜600℃程度のアニールで膜全体が容易に酸化される金属膜が好ましい。金属膜21aには、例えばハフニウム(Hf)膜、チタン(Ti)膜、ジルコニウム(Zr)膜またはタンタル(Ta)膜等を用いることができる。
次に、nチャネル型MISFETQn形成領域の金属膜21aにシリコンに対してn型に働く不純物、例えばリン、ヒ素、アンチモン(Sb)またはビスマス(Bi)等をイオン注入する。上記不純物は、例えばドーズ量1×1014〜1×1016cm-2程度で注入する。同様に、pチャネル型MISFETQp形成領域の金属膜21aにシリコンに対してp型に働く不純物、例えばボロン、フッ化ボロン、アルミニウム(Al)、ガリウム(Ga)またはインジウム(In)等をイオン注入する。上記不純物は、例えばドーズ量1×1014〜1×1016cm-2程度で注入する。
次に、図10に示すように、相対的に低い温度で半導体基板1に酸化処理を施して、金属膜21aの全てを酸化金属膜21に変える。酸化処理は酸素を含有する雰囲気中、例えば酸素雰囲気中またはオゾン雰囲気中において行われる。相対的に高い温度、例えば800℃よりも高い温度で金属膜21aを酸化すると、高誘電体膜20と半導体基板1とが反応して、これらの界面に低誘電体層が形成される、また、後の製造工程において、酸化金属膜21が希フッ酸水溶液により容易に除去できなくなるなどの問題が生ずる。これらのことから、酸化処理の温度は、例えば800℃以下が適切な範囲と考えられる(他の条件によってはこの範囲に限定されないことはもとよりである)。また、量産に適した範囲としては600℃以下が考えられるが、さらに500℃以下が最も好適と考えられる。金属膜21にハフニウム膜を用いた場合の好ましい酸化処理の温度範囲は、例えば400〜500℃程度であり、この酸化処理により酸化ハフニウム(HfO2)膜が形成される。
さらに、金属膜21aにイオン注入された不純物(シリコンに対してn型に働く不純物およびシリコンに対してp型に働く不純物)は酸化金属膜21中に固溶しづらいため、上記酸化処理では、上記不純物が高誘電率膜20の方向へ移動して高誘電率膜20と酸化金属膜21との界面に偏析する。この界面での不純物の偏析量は、例えば1012〜1014cm-2程度である。
図11(a)に、酸化処理前の半導体基板、高誘電率膜(High−k)および金属膜に含まれる不純物の概略濃度分布図、図11(b)に、酸化処理後の半導体基板、高誘電率膜(High−k)および酸化金属膜に含まれる不純物の概略濃度分布図を示す。図11(a)および(b)に示すように、金属膜の中にイオン注入された不純物は酸化処理により高誘電率膜の方向へ移動し、不純物の一部は酸化金属膜の中に残るものの、そのほとんどは高誘電率膜と酸化金属膜との界面に偏析する。
次に、図12に示すように、希フッ酸水溶液を用いて、酸化金属膜21を選択的にウェットエッチングにより実質的に全て除去する。この時、高誘電率膜20はウェットエッチングのストッパ膜として機能する。前述したように、酸化金属膜21は、金属膜21aを相対的に低い温度で酸化処理して形成しているので、短時間で容易にウェットエッチングされて、高誘電率膜20へのダメージを防ぐことができる。なお、酸化金属膜21を除去することにより、酸化金属膜21中に含まれた不純物も同時に除去される。
次に、図13に示すように、ゲート溝19の内部を含む高誘電率膜20上にアモルファスシリコン膜22を堆積する。アモルファスシリコン膜22はCVD法で形成され、例えば原料ガスにSiH4、Si26またはSi38等を用いて、例えば500〜550℃の温度範囲において、高誘電率膜20へのダメージを抑えて成膜される。その厚さは、例えば100nm程度である。なお、アモルファスシリコン膜22に代えて、多結晶シリコン膜を用いてもよい。多結晶シリコン膜はCVD法で形成され、例えば原料ガスにSiH4、Si26またはSi38等を用いて、例えば550〜650℃程度の温度範囲において成膜される。
次に、図14に示すように、高誘電率膜20およびアモルファスシリコン膜22をCMP法で研磨して、ゲート溝19以外の高誘電率膜20およびアモルファスシリコン膜22を除去し、ゲート溝19の内壁に高誘電率膜20を残し、ゲート溝19の内部にアモルファスシリコン膜22を残す。次いで、半導体基板1上に金属膜23、例えばニッケル(Ni)膜をスパッタリング法で堆積する。
次に、図15に示すように、半導体基板1にアニールを施して、金属膜23とゲート溝19の内部のアモルファスシリコン膜22とをシリサイド反応させることにより、ゲート溝19の内部に金属ゲート24を形成する。アニールの温度は、例えば800℃以下が適切な範囲と考えられる(他の条件によってはこの範囲に限定されないことはもとよりである)。また、量産に適した範囲としては600℃以下が考えられるが、さらに500℃以下が最も好適と考えられる。金属膜23にニッケル膜を用いた場合の好ましいアニールの温度範囲は、例えば400℃程度であり、このアニールによりニッケルシリサイド膜が形成される。形成したニッケルシリサイドと高誘電率膜20との界面には、前記図10に示した偏析した不純物が存在する。
次に、図16に示すように、ゲート溝19以外の未反応の金属膜23を、例えばウェットエッチングにより除去して、ゲート溝19の内部に、例えばニッケルシリサイド膜からなる金属ゲート24を残す。
なお、金属ゲート24は、ゲート溝19の内部に埋め込まれたアモルファスシリコン膜22をシリサイド反応させて形成したが、前記図12で説明した工程の後、ゲート溝19の内部を含む半導体基板1上にスパッタリング法で金属膜、例えばニッケルシリサイド膜を堆積し、続いてゲート溝19以外の金属膜をCMP法で除去することにより、ゲート溝19の内部に金属膜を残し、これを金属ゲート24としてもよい。
また、金属ゲート24の材料として、ニッケルシリサイド膜を例示したが、これに限定されるものではなく、例えば白金シリサイド(PtSi)膜、ニッケルゲルマニウム(NiGe)膜、タングステン(W)膜、モリブデン(Mo)膜またはアルミニウム膜等の抵抗率が相対的に低い(例えば約20〜30μΩcm以下)金属膜を用いることもできる。
これまでの工程により、nチャネル型MISFETQnを構成するソース、ドレイン15、金属ゲート24、および金属ゲート24に隣接する領域に不純物が偏析した高誘電率膜20が形成される。同様に、pチャネル型MISFETQpを構成するソース、ドレイン16、金属ゲート24、および金属ゲート24に隣接する領域に不純物が偏析した高誘電率膜20が形成される。
本実施の形態では、ゲート絶縁膜を構成する高誘電率膜20を形成した後の製造過程において、半導体基板1に施されるアニールまたは酸化処理の温度が相対的に低いことから、高誘電率膜20と金属ゲート24との界面における反応層、または高誘電率膜20と半導体基板1との界面における低誘電体層の形成を抑制することができる。これにより、nチャネル型MISFETQnまたはpチャネル型MISFETQpにおいて、金属ゲート24を用いることによるON電流の増加と、低誘電体層の形成に伴うON電流の低下を抑制することができる。さらに、高誘電率膜20の金属ゲート24に隣接する領域に不純物が偏析したことにより、金属ゲート24と高誘電率膜20との界面に電気双極子が形成され、そこで生じた電界によって見かけ上の仕事関数が変化すると考えられる。この効果によりnチャネル型MISFETQnまたはpチャネル型MISFETQpのしきい値電圧を低減できると考えられる。
その後、図17に示すように、半導体基板1上に層間絶縁膜25を形成し、続いてレジストパターンをマスクとして層間絶縁膜25をエッチングし、nチャネル型MISFETQnのシリサイド層17に達する接続孔26n、およびpチャネル型MISFETQpのシリサイド層17に達する接続孔26pを開口する。この時、nチャネル型MISFETQnおよびpチャネル型MISFETQpの金属ゲート24に達する接続孔も同時に形成される。
次に、層間絶縁膜25の上層に金属膜、例えば窒化チタン(TiN)膜、タングステン膜および窒化チタン膜からなる積層膜を形成した後、CMP法でこの金属膜を研磨することによって上記接続孔26n,26pの内部に金属膜を埋め込み、プラグ27を形成する。その後、層間絶縁膜25の上層に金属膜を堆積し、この金属膜をエッチングして配線層28を形成することにより、本実施の形態のCMOSデバイスが完成する。
なお、本実施の形態では、ゲート溝19に埋め込まれる第1材料膜に、相対的に低い温度で酸化する金属膜21aを用いたが、金属膜21aに代えてアモルファスシリコン膜またはアモルファスゲルマニウム膜を用いてもよく、あるいは多結晶シリコン膜または多結晶ゲルマニウム膜を用いてもよい。
このように、本実施の形態によれば、nチャネル型MISFETQnまたはpチャネル型MISFETQpにおいて、金属ゲート24を用いたことにより、相対的に高いON電流が得られ、さらに、ゲート絶縁膜を構成する高誘電率膜20を形成した後の製造過程において、半導体基板1に施されるアニールまたは酸化処理の温度を相対的に低くしたことから、高誘電率膜20と金属ゲート24との界面における反応層または高誘電率膜20と半導体基板1との界面における低誘電体層の形成が抑制されて、ON電流の低下を抑制することが可能になる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
例えば前記実施の形態では、CMOSデバイスに適用した場合について説明したが、金属ゲートを用いたMISFETを含むいかなる半導体装置にも適用することができる。
本発明の半導体装置は、例えばCPU(Central Processing Unit)などの製造に用いられる高速動作と低消費電力とを両立するデバイスを含む半導体装置に利用することができる。
本発明の一実施の形態であるCMOSデバイスの製造工程を示す半導体基板の要部断面図である。 本発明の一実施の形態であるCMOSデバイスの製造工程を示す半導体基板の要部断面図である。 本発明の一実施の形態であるCMOSデバイスの製造工程を示す半導体基板の要部断面図である。 本発明の一実施の形態であるCMOSデバイスの製造工程を示す半導体基板の要部断面図である。 本発明の一実施の形態であるCMOSデバイスの製造工程を示す半導体基板の要部断面図である。 本発明の一実施の形態であるCMOSデバイスの製造工程を示す半導体基板の要部断面図である。 本発明の一実施の形態であるCMOSデバイスの製造工程を示す半導体基板の要部断面図である。 本発明の一実施の形態であるCMOSデバイスの製造工程を示す半導体基板の要部断面図である。 本発明の一実施の形態であるCMOSデバイスの製造工程を示す半導体基板の要部断面図である。 本発明の一実施の形態であるCMOSデバイスの製造工程を示す半導体基板の要部断面図である。 (a)は、本発明の一実施の形態である酸化処理前の半導体基板、高誘電率膜および金属膜に含まれる不純物の概略濃度分布図、(b)は、本発明の一実施の形態である酸化処理後の半導体基板、高誘電率膜および酸化金属膜に含まれる不純物の概略濃度分布図である。 本発明の一実施の形態であるCMOSデバイスの製造工程を示す半導体基板の要部断面図である。 本発明の一実施の形態であるCMOSデバイスの製造工程を示す半導体基板の要部断面図である。 本発明の一実施の形態であるCMOSデバイスの製造工程を示す半導体基板の要部断面図である。 本発明の一実施の形態であるCMOSデバイスの製造工程を示す半導体基板の要部断面図である。 本発明の一実施の形態であるCMOSデバイスの製造工程を示す半導体基板の要部断面図である。 本発明の一実施の形態であるCMOSデバイスの製造工程を示す半導体基板の要部断面図である。
符号の説明
1 半導体基板
2 酸化シリコン膜
3 窒化シリコン膜
4 素子分離溝
5 酸化シリコン膜
6 第1保護膜
7 p型ウェル
8 n型ウェル
9 シリコン膜(第1膜)
10 第2保護膜
11n ダミーゲート
11p ダミーゲート
12 LDD
13 LDD
14 側壁膜
15 ソース、ドレイン
16 ソース、ドレイン
17 シリサイド層
18 酸化シリコン膜(第2膜)
19 ゲート溝
20 高誘電率膜
21a 金属膜(第1材料膜)
21 酸化金属膜
22 アモルファスシリコン膜
23 金属膜
24 金属ゲート
25 層間絶縁膜
26n 接続孔
26p 接続孔
27 プラグ
28 配線層
Qn nチャネル型MISFET
Qp pチャネル型MISFET

Claims (9)

  1. MISFETを含む半導体装置の製造方法であって、
    (a)シリコンに対して第1導電型を示す不純物を含む半導体基板上に、第1保護膜を形成する工程;
    (b)前記第1保護膜上に第1膜からなるダミーゲートを形成する工程;
    (c)前記ダミーゲートの両側の前記半導体基板に、シリコンに対して第2導電型を示す不純物を含み、かつ、前記MISFETのソース、ドレインを構成する半導体領域を形成する工程;
    (d)前記ダミーゲートを覆うように前記半導体基板上に第2膜を形成した後、前記ダミーゲートの上面が露出するまで、前記第2膜を除去する工程;
    (e)前記ダミーゲートおよび前記ダミーゲート下の前記第1保護膜を除去して、ゲート溝を形成する工程;
    (f)前記ゲート溝の内壁に沿って前記第2膜上に、前記MISFETのゲート絶縁膜を形成する工程;
    (g)前記ゲート溝の内部を埋め込んで、前記ゲート絶縁膜上に第1金属膜を形成する工程;
    (h)イオン注入法によって、前記第1金属膜に、シリコンに対して第2導電型を示す不純物を導入する工程;
    (i)前記(h)工程後に、前記第1金属膜を800℃以下の温度で酸化処理することによって、前記(h)工程で導入した前記不純物が、前記ゲート絶縁膜と前記第1金属膜との界面に偏析する工程;
    (j)前記(i)工程後に、酸化処理された前記第1金属膜を除去する工程;
    (k)前記(j)工程後に、前記ゲート溝の内部に、前記MISFETのゲート電極を構成する第2金属膜を形成する工程;
    を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 請求項1記載の半導体装置の製造方法において、
    前記ゲート絶縁膜は酸化シリコン膜よりも高い誘電率を有する高誘電率膜であることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 請求項1または2に記載の半導体装置の製造方法において、
    前記ゲート絶縁膜はHfSiOx、HfAlOx、ZrSiOx、ZrAlOx、LaまたはLaSiOxであることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法において、
    前記ゲート絶縁膜はALD法で形成されることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法において、
    前記第1導電型はp型であり、前記第2導電型はn型であることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法において、
    前記第1金属膜はハフニウム、チタン、ジルコニウムまたはタンタルであることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法において、
    記第2金属膜はシリサイド膜であることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  8. 請求項7記載の半導体装置の製造方法において、
    前記シリサイド膜はニッケルシリサイドであることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法において、
    前記(h)工程にて、イオン注入法によって導入される第2導電型の不純物は、リン、砒素、アンチモンまたはビスマスであることを特徴とする半導体装置の製造方法。
JP2004193171A 2004-06-30 2004-06-30 半導体装置の製造方法 Expired - Fee Related JP4145272B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004193171A JP4145272B2 (ja) 2004-06-30 2004-06-30 半導体装置の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004193171A JP4145272B2 (ja) 2004-06-30 2004-06-30 半導体装置の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006019351A JP2006019351A (ja) 2006-01-19
JP4145272B2 true JP4145272B2 (ja) 2008-09-03

Family

ID=35793361

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004193171A Expired - Fee Related JP4145272B2 (ja) 2004-06-30 2004-06-30 半導体装置の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4145272B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8217440B2 (en) 2010-09-14 2012-07-10 Kabushiki Kaihsa Toshiba Semiconductor device and method of fabricating the same
US8138097B1 (en) 2010-09-20 2012-03-20 Kabushiki Kaisha Toshiba Method for processing semiconductor structure and device based on the same

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4237332B2 (ja) * 1999-04-30 2009-03-11 株式会社東芝 半導体装置の製造方法
JP2002299610A (ja) * 2001-03-30 2002-10-11 Toshiba Corp 半導体装置およびその製造方法
JP3790242B2 (ja) * 2003-09-26 2006-06-28 株式会社東芝 半導体装置及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006019351A (ja) 2006-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11901454B2 (en) Metal oxide semiconductor having epitaxial source drain regions and a method of manufacturing same using dummy gate process
US9397009B2 (en) Structure and method for metal gate stack oxygen concentration control using an oxygen diffusion barrier layer and a sacrificial oxygen gettering layer
KR101027107B1 (ko) 완전 변환된 반도체 금속 합금에 의한 금속 게이트mosfet
JP4938262B2 (ja) 半導体装置およびその製造方法
US6921691B1 (en) Transistor with dopant-bearing metal in source and drain
JP4996903B2 (ja) 半導体デバイスおよびその製造方法
TWI469262B (zh) 半導體裝置之製造方法及半導體裝置
CN104916542A (zh) 半导体器件的结构及其制造方法
JP2007335834A (ja) 半導体装置およびその製造方法
US20120045876A1 (en) Method for manufacturing a semiconductor device
JP2009176997A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP4011024B2 (ja) 半導体装置およびその製造方法
CN111211055B (zh) 半导体结构及其形成方法
JP2004247341A (ja) 半導体装置
JP4145272B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP2008047586A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP2010123669A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP4957040B2 (ja) 半導体装置、および半導体装置の製造方法。
JP2008277420A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP2005294549A (ja) Mos型トランジスタ
JP2007324390A (ja) 半導体装置及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060516

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071106

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080212

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080321

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080527

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080617

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4145272

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110627

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110627

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110627

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120627

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120627

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130627

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130627

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140627

Year of fee payment: 6

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees