JP4145190B2 - 携帯端末及び管理サーバ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯端末等で行うゲームに使用するポイントを管理するポイント管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、携帯電話サイト等の携帯端末サイトを利用した懸賞ゲームの配信形態として、懸賞ゲームの配信サイトをWeb上に設け、Web上で処理したゲーム結果を携帯端末に配信する形態が知られている(例えば、特許文献1)。
【0003】
Web上でゲーム制御を行い、ゲーム上の演出やゲーム結果、また、ゲーム結果により得られるポイント等を携帯端末側に配信し携帯端末上に表示させるといった、いわばWeb上でゲーム処理が完結する場合には、セキュリティの確保が容易であるとい利点があるが、他方、携帯端末との間の伝送容量や伝送速度等に制限があるため複雑なゲーム演出を携帯端末の表示画面に表示することが難しく、単純なゲームには適しているが複雑なゲームには不適であるという問題がある。
【0004】
このようなゲーム配信形態に対して、JAVA(登録商標)アプリケーションを用いてゲームアプリケーションを携帯端末にダウンロードさせ、携帯端末上でゲームアプリケーションを実行させる形態が提案されている。このように、携帯端末上にダウンロードしたゲームアプリケーションによりゲームを実行する形態では、Web上でゲームアプリケーションを実行する形態と比較して、多彩な演出や凝ったゲーム演出が可能となる。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−133017号
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
携帯端末上においてダウンロードしたゲームアプリケーションを実行させる形態は基本的にはスタンドアローンによる処理であり、ゲームアプリケーションをダウンロードした後は、Webサイト等の管理サーバから独立して処理を行う。そのため、管理サーバ等の外部から携帯端末内のゲーム処理を制御することはできない。そのため、懸賞ゲームのようにポイントを扱うゲームでは、携帯端末内で扱われるポイントを管理サーバ等の外部で管理することができず、ポイントが不正に扱われる危険性があるという問題がある。管理サーバは、携帯端末で取得したポイントがゲームの実行により正しく得られたものであるのか、あるいはゲームの実行を伴うことなく不正に得られたものであるのかを判断することができず、携帯端末からポイントデータが送られたとき、そのポイントデータを正当なものとして扱わざるを得ない。
【0007】
そこで、本発明は前記した課題を解決して、携帯端末側で管理するポイントデータの不正を防止することを目的とし、携帯端末側で行うゲームで扱われるポイントの不正取得を防止することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明のポイント管理システムは、サーバ内のポイント口座から携帯端末内のゲームの予約原資としてポイントをプールし、携帯端末内においてプールしたポイントを原資としてゲームを行い、このゲームによるポイントの移動及び/又は増減を管理する。
【0009】
携帯端末は、サーバ内のポイント口座からポイントを取り込んでプール(蓄積)し、プールしたポイントを予約原資とし、このプールしたポイントから所望のポイントを取り出してゲームに投資して実行し、そのゲーム結果に基づいて投資ポイントを増減させ、予約原資に増減したポイントを加算して得られる累積ポイントをサーバに送る。なお、携帯端末は、携帯電話やPDA等の携帯機器やPC(パーソナルコンピュータ)等の種々の端末機器を含むものであり、サーバとの間のデータ通信を可能とし、サーバからゲームアプリケーションをダウンロードしてゲームを実行し、また、サーバとの間でポイントデータの授受を可能とする機能を備えるものである。
【0010】
このとき、プールしたポイントから所望のポイントを取りだし、ゲームへ投資したり、ゲーム結果により増減したポイントをプールしてあるポイントに加えるといったポイントの移動や、ゲーム結果に基づく投資ポイントの増減等、ポイント状態になんらかの変化が生じる場合には、ポイントデータに不正が入り込む可能性が生じる。本発明は、このポイントデータに不正が入り込む可能性があるポイントの移動,増減おいて、ポイントデータに過大な変化が生じた場合に、ポイントデータに異常があり不正のおそれがあるとして、このポイントの移動や増減を制限し、これによりポイントデータの不正を防止し、ポイントの不正取得を防止する。
【0011】
そのために、本発明のポイント管理システムは、ポイントの移動及び/又は増減において、各移動及び/又は増減に対して設定値を予め定め、この設定されたポイントの設定値と移動及び/又は増減のポイント値とを比較し、ポイント値が設定値を越えたときそのポイントの移動及び/又は増減を制限するポイント制限手段を備える。
【0012】
また、本発明のポイント管理システムは、ポイント口座から送られるポイント、及びゲーム結果に応じて増減するポイントをプールするポイントプール手段を備える。このポイントプール手段に貯められるポイントは、ゲームプレイ毎に支出される投資ポイントとゲーム結果により得られる賞金ポイントに応じて増減する。
【0013】
本発明のポイント管理システムが備えるポイント制限手段は、ポイントの移動やポイントの増減の状態に対して、ポイント口座からポイントプール手段にプールする投資プールポイントを制限する投資プール制限手段の態様、ポイントプール手段からゲームに投資する投資ポイントを制限する投資ポイント制限手段の態様、ゲームで獲得した賞金ポイントを制限する賞金ポイント制限手段の態様、ポイントプール手段において各ゲームプレイ毎の投資ポイント及び賞金ポイントにより増減するポイントを制限するポイント賞金プール制限手段の態様、ポイントプール手段からポイント口座に還元するポイントを制限する還元ポイント制限手段の態様等の種々の態様を含み、少なくとも一つの態様あるいは、これら態様の任意の組み合わせとすることができる。
【0014】
ポイント制限手段の第1の態様は投資プール制限手段であり、ポイント口座からポイントプール手段に一回に移動するポイント数や、ポイント口座からポイントプール手段に所定期間内に移動するポイントの総ポイント数を設定値と比較する。
【0015】
設定値として最大投資プール値を設定し、ポイント数がこの最大投資プール値を越えた場合にゲームを停止する。また、設定値として最大投資プール累積値を設定し、ポイント数がこの総ポイント数を越えた場合にゲームを停止する。これにより、ポイント口座から携帯端末内のポイントプール手段へのポイントの移動において、過大なポイント数が移動した場合には、ポイントデータに不正のおそれがあるとしてゲームを停止し、ポイントデータの不正取得を防止する。
【0016】
ポイント制限手段の第2の態様は投資ポイント制限手段であり、ポイントプール手段から一回のゲームプレイに投資するポイント数を設定値と比較する。設定値として最大投資ポイント数を設定し、ポイント数がこの最大投資ポイント数を越えた場合にゲームを停止する。これにより、携帯端末内においてポイントプール手段からゲーム処理へのポイントの移動において、過大なポイント数が移動した場合には、ポイントデータに不正のおそれがあるとしてゲームを停止し、ポイントデータの不正取得を防止する。
【0017】
ポイント制限手段の第3の態様は賞金ポイント制限手段であり、各ゲームで獲得される賞金ポイント数を設定値と比較する。設定値として最大賞金ポイント数を設定し、賞金ポイント数がこの最大賞金ポイント数を越えた場合にゲームを停止する。これにより、携帯端末内においてゲーム処理でのポイントの増加において、ポイント数が過大に増加した場合には、ポイントデータに不正のおそれがあるとしてゲームを停止し、ポイントデータの不正取得を防止する。
【0018】
ポイント制限手段の第4の態様は賞金プール制限手段であり、ポイントプール手段にプールされる投資プールポイントと賞金ポイントの蓄積数、又はポイントプール手段にプールされる賞金ポイントの蓄積数を設定値と比較する。設定値として最大ポイントプール値あるいは最大賞金プール値を設定し、ポイントプール手段にプールされる投資プールポイントと賞金ポイントの蓄積数が最大ポイントプール値を越えた場合、又は、ポイントプール手段にプールされる賞金ポイントの蓄積数が最大賞金プール値を越えた場合にゲームを停止する。これにより、携帯端末内においてゲーム処理でのポイントの増加において、ポイントデータに不正のおそれがあるとしてゲームを停止し、ポイントデータの不正取得を防止する。
【0019】
ポイント制限手段の第5の態様は還元ポイント制限手段であり、ポイントプール手段からポイント口座に還元するポイント数を最大還元ポイント数と比較する。この設定値として最大還元ポイント数を設定し、還元するポイント数が最大還元ポイント数を越えた場合にゲームを停止する。これにより、携帯端末内のポイントプール手段からサーバ内のポイント口座へのポイントの移動において、過大なポイント数が移動した場合には、ポイントデータに不正のおそれがあるとしてゲームを停止し、ポイントデータの不正取得を防止する。
【0020】
本発明のポイント管理システムが備えるポイント制限手段は、サーバ側に設ける構成とすることもできる。サーバ側に設けるポイント制限手段の態様として、所定期間内に携帯端末に送るポイントの総額を制限する投資ポイント総額制限手段の態様や、携帯端末から還元される還元ポイントを制限する賞金ポイント総額制限手段の態様とすることができる。
【0021】
投資ポイント総額制限手段の態様は、例えば24時間等の所定期間内において、ポイント口座から携帯端末に送るポイントを積算し、その積算値を最大投資ポイント総額と比較し、積算値が最大投資ポイント総額を越えた場合に、以後ゲームの実行を所定期間制限する。これにより、サーバから携帯端末へのポイントの移動において、過大なポイント数が移動した場合には、ポイントデータに不正のおそれがあるとしてゲームを制限し、ポイントデータの不正取得を防止する。
【0022】
賞金ポイント総額制限手段の態様は、例えば24時間等の所定期間内において、携帯端末から還元される還元ポイントを積算し、その積算値を最大賞金ポイント総額と比較し、積算値が最大賞金ポイント総額を越えた場合に、以後ゲームの実行を所定期間制限する。これにより、携帯端末からサーバへのポイントの移動において、過大なポイント数が移動した場合には、ポイントデータに不正のおそれがあるとしてゲームを制限し、ポイントデータの不正取得を防止する。
【0023】
本発明に適用するゲームにおいて、負けゲームの場合には、単に投資したポイントを精算する他に、所定のポイントを減らすこともできる。このポイントを減らす態様では、還元ポイントが負となる場合がある。このような負の還元ポイントを設定した場合には、賞金ポイント総額制限手段において負の最大値を設定し、過大な負の還元ポイントについては受付を停止するように設定するなどの制限を加えることができる。これにより、不正なポイント減算を防ぐことができる。
【0024】
また、本発明のポイント管理システムは、携帯端末が実行するゲームの処理時間を監視し、設定値を越えて過剰に長い時間ゲームが継続する場合には、不正のおそれがあるものとしてゲームの継続を制限し、これによりポイントデータの不正を防止しポイントの不正取得を防止する。
【0025】
処理時間を監視する一形態は、サーバは携帯端末によるゲーム処理の経過時間を計時し、所定時間経過した後には携帯端末からのポイントの移動を制限する。この態様では、携帯端末からのポイントの移動を制限することにより、ゲームの継続を制限する。
【0026】
また、処理時間を監視する他の一形態では、サーバは携帯端末によるゲーム処理の経過時間を計時し、賞金ポイント総額制限手段は所定時間経過した後には携帯端末からの還元ポイントの受け入れを停止する。この態様では、携帯端末からの還元ポイントの受け入れを停止することにより、ゲームの継続を制限する。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて詳細に説明する。
【0028】
図1は本発明のポイント管理システムの概略を説明するための概略図であり、図2,3は本発明のポイント管理システムで行われるポイントの移動と増減、及びこのポイント変動に対する制限を説明するための概略図であり、図2は管理サーバ側を示し、図3は携帯端末側を示している。また、図4は、ポイントの変動状態を説明するための図である。
【0029】
本発明のポイント管理システムは、管理サーバ10側と携帯端末20側との間で行われるポイントの移動及び増減を管理する。ここで、管理サーバ10は、各利用者が所有するポイントを管理するポイント口座12を備え、ポイントの出し入れを管理する管理機能を備える。この管理サーバ10は各利用者のポイントを管理する機能を備え、各企業単位で運営するポイントの発行,管理機関に設けることも、あるいは、各企業単位で運営するポイントを共通ポイントに変換し、この共通ポイントを運営する共通ポイント管理機関に設けることもできる。
【0030】
また、携帯端末は、携帯電話やPDA等の携帯機器やPC(パーソナルコンピュータ)等の種々の端末機器を含むものであり、サーバとの間のデータ通信を可能とし、サーバとの間でポイントの授受を可能とする機能を備えるほか、サーバからゲームアプリケーションをダウンロードしてゲームを実行する機能を備える。携帯端末は、このゲームの実行で取得したポイントを管理することができる。
【0031】
管理サーバ10と携帯端末20との間はネットワークを介して接続することができ、ポイントの授受やゲームアプリケーションのダウンロードを行うことができる。
【0032】
図1において、管理サーバ10側が備えるポイント口座12は、携帯端末20に対してポイントを送り、また、携帯端末20から送られるポイントを受け取る。ポイント口座12から携帯端末20に送られる投資プールポイントAは、携帯端末20に一旦貯められた後ゲームに使用される。このポイントは、携帯端末20が備えるポイントプール手段21にプール(蓄積)された後、各ゲームプレイ毎に引き出されて使用されるため、以後投資プールと呼ぶ。投資プールCは、携帯端末20が備えるポイントプール手段21にプールされる。
【0033】
利用者は、ポイントプール手段21にプールされた投資プールCから所望のポイント数を取り出してゲーム処理22に投資しゲームを実行する。そこで、ポイントプール手段21からゲーム処理22に取り出して使用するポイントを以後投資ポイントDと呼ぶ。
【0034】
投資ポイントDはゲーム処理22で行われたゲーム結果に基づいて、例えば、勝った場合には所定の掛け率に応じて得られる賞金ポイントを与え、負けた場合にはその投資ポイントを精算する。また、負けた場合に所定の掛け率に応じて得られるポイントを減算するようにゲーム設定することもできる。
【0035】
ゲーム処理22で得られた賞金ポイントEは、再びポイントプール手段21に加算される。次のゲームを行う場合には、ポイントプール手段21から再度投資ポイントをゲーム処理22に投資してゲームを行い、ゲーム結果に基づいて賞金ポイントを取得し、ポイントプール手段21に加算する。上記投資ポイントDの取り出しと賞金ポイントEの加算を繰り返すことにより、ポイントプール手段21にはポイントプール値Fがプールされる。ポイントプール値は、投資ポイントDと賞金ポイントEにより増減する。
【0036】
ポイントプール手段21にプールされたポイントプール値Fは、還元ポイントGとしてポイント口座12に戻すことができる。ポイントプール手段21の蓄積されるポイントプール値Fをポイント口座12に戻すことにより、ゲームは終了する。
【0037】
本発明のポイント管理システムは、上記のポイントの移動やポイントの増減において、ポイントの移動や増減に制限を加えることにより、ポイントデータの不正を防止しポイントの不正取得を防止する。
【0038】
図1は、管理サーバ10側において行う、投資ポイント総額制限,賞金ポイント総額制限と、携帯端末20側でにおいて行う投資プール制限,投資ポイント制限,賞金ポイント制限,ポイントプール制限,還元ポイント制限を示している。
【0039】
投資ポイント総額制限は、例えば24時間等の所定の期間内に、ポイント口座12から携帯端末20に投資される投資プールポイントAを積算し、その積算値が予め設定した最大投資ポイント総額aを越えた場合にゲーム処理に制限を加える。加える制限としては、例えば、ゲームの実行をその後所定の期間(例えば、24時間)だけ制限するなどがある。これにより、ポイント口座12から投資することができるポイント数の累積数を限度内に抑えることができる。
【0040】
一方、賞金ポイント総額制限は、例えば24時間等の所定の期間内に、携帯端末から還元される還元ポイントGを積算し、その積算値が最大賞金ポイント総額bを越えた場合にゲーム処理に制限を加える。加える制限としては、例えば、投資ポイント総額制限における制限と同様に、ゲームの実行をその後所定の期間(例えば、24時間)だけ制限するなどがある。これにより、ポイント口座12に加算することができるポイント数の累積数を限度内に抑えることができ、ポイント口座12への不正なポイントの追加を抑制することができる。
【0041】
投資プール制限は、ポイント口座12からポイントプール手段21に一回に移動するポイント数が最大投資プール値c1を越えた場合や、ポイント口座12からポイントプール手段21に所定期間内に移動するポイントの総数が最大投資プール累積値c2を越えた場合にゲームを停止する等の制限を加える。これにより、ゲームを開始する段階において、ポイントプール手段21にプールする投資プール値Cを限度内に抑えることができ、ポイント口座12からの不正なポイント取り出しを抑制することができる。
【0042】
投資ポイント制限は、ポイントプール手段21から一回のゲームプレイに投資するポイント数Dが最大投資ポイント数dを越えた場合にゲームを停止する等の制限を加える。これにより、一ゲームプレイで投資できるポイント数を限度内に抑えることができ、仮にゲーム処理に不正が行われたとしても不正取得されるポイント数を減らして不正行為を抑制することができる。
【0043】
賞金ポイント制限は、各ゲームで獲得される賞金ポイント数Eが最大賞金ポイント数eを越えた場合にゲームを停止する等の制限を加える。これにより、一ゲームで投資できるポイント数を限度内に抑えることができ、仮にゲーム処理に不正が行われたとしても不正取得されるポイント数を減らして不正行為を抑制することができる。
【0044】
賞金プール制限は、ポイントプール手段21にプールされる投資プール値Cと賞金ポイントEとの蓄積数であるポイントプール値Fが最大ポイントプール値f1を越えた場合や、ポイントプール手段21にプールされる賞金ポイントEの蓄積数が最大賞金プール値f2を越えた場合にゲームを停止する等の制限を加える。これにより、ポイントプール手段21に蓄積できるポイント数を限度内に抑えることができ、仮にゲーム処理に不正が行われたとしても不正取得されるポイント数を減らして不正行為を抑制することができる。
【0045】
還元ポイント制限は、ポイントプール手段21からポイント口座12に還元する還元ポイントGのポイント数が最大還元ポイント数gを越えた場合にゲームを停止する等の制限を加える。これにより、携帯端末20からポイント口座12に戻すポイント数を限度内に抑えることができ、仮にゲーム処理に不正が行われたとしても不正取得されるポイント数を減らして不正行為を抑制することができる。
【0046】
図2,3は、ゲーム処理に伴って行われるポイントの移動及び増減の時間経過を説明するための図である。
【0047】
本発明のポイント管理システムでは、携帯端末が管理サーバへのログインからポイント還元までに行うゲーム処理及びポイント処理の一連処理を1セッションとし、その1セッション内において、投資プールポイントの導入、ゲーム処理、賞金ポイントの取得及びポイントの蓄積を複数回行い、最終的にポイントプール手段に貯められたポイントを還元ポイントとしてポイント口座に取り込む。
【0048】
このとき管理サーバ側では、図2に示すように、各セッションにおいて携帯端末に送られる投資プールポイントAを所定時間(例えば24時間)内で加算し、その投資ポイント総額が最大投資ポイント総額a以下となるように制限する。また、各セッションの終了時に還元される還元ポイントGを所定時間(例えば24時間)内で加算して賞金ポイントEの総額が最大賞金ポイント総額b以下となるように制限する。また、1セッションは、例えば24時間の制限時間がされ、制限時間を超えるセッションは許容されず、利用者からのポイント還元が要求されない場合であっても、セッションの終了処理を行う。
【0049】
また、携帯端末側では、図3に示すように、各セッションにおいてポイントプール手段21に一回の処理でプールされる投資プールCが最大投資プール値c1以下となるように、あるいは、各セッションにおいてポイントプール手段21にプールされる投資プールCを所定時間(例えば24時間)内で加算し、その累積が最大投資累積値c2以下となるように制限する。また、前記両方の制限を加えることもできる。また、ポイントプール手段21では、プールされるポイントプール値Fが最大ポイントプール値f以下となるように制限する。
【0050】
各ゲーム毎に行う制限では、ポイントプール手段21からゲームに投資される投資ポイントDが最大投資ポイント数d以下となるように制限し、また、ゲームで取得した賞金ポイントEが最大賞金ポイント数e以下となるように制限する。この制限は各ゲーム単位で行う。
【0051】
複数のゲームで蓄積されたポイントプール値Fをポイント口座12に戻す際には、還元する還元ポイントGが最大還元ポイント数g以下となるように制限する。
【0052】
図4は、各ポイント処理のおけるポイント状態の時間経過の一モデル例である。なお、図4中の(t1)〜(t13)は時間経過を示している。はじめに、投資プールポイントA1が導入されると(t1)、投資プール値C及びポイントプール値FはA1となる(t2)。1回目のゲームプレイに対して投資ポイントD1をゲーム処理に投資すると、投資プール値C及びポイントプール値Fは(A1−D1)となる(t3)。ゲーム結果により賞金ポイントE1を獲得すると(t4)、ポイントプール値Fは(A1−D1+E1)となる(t5)。
【0053】
次に、2回目のゲームプレイに対して、投資ポイントD2をゲーム処理に投資すると、投資プール値Cは(A1−D1+D2)となり、ポイントプール値Fは(A1−D1+E1−D2)となる(t6)。ゲーム結果が負けの場合には賞金ポイントは0となる(t7)。
【0054】
次に、投資プールポイントA2が導入されると(t8)、投資プール値Cは(A1−D1−D2+A2)となり、ポイントプール値Fは(A1−D1+E1−D2+A2)となる(t9)。3回目のゲームプレイに対して、投資ポイントD3をゲーム処理に投資すると、投資プール値Cは(A1−D1+D2+A2−D3)となり、ポイントプール値Fは(A1−D1+E1−D2+A2−D3)となる(t10)。ゲーム結果により賞金ポイントE2を獲得すると(t11)、ポイントプール値Fは(A1−D1+E1−D2+A2−D3+E2)となる(t12)。
【0055】
このポイントプール値Fをポイント口座に戻す場合には、還元ポイント(A1−D1+E1−D2+A2−D3+E2)を還元する(t13)。
【0056】
上記したポイント管理処理は、例えば24時間等の所定時間内で行い、所定時間を越えた場合には一旦その処理を停止し、次のポイント管理処理を開始する。
【0057】
図5は、携帯端末が管理サーバからゲームアプリケーションをダウンロードし、ダウンロードしたゲームを実行するゲーム処理に本発明のポイント管理システムを適用した場合の概略構成図である。
【0058】
図5において、ポイント管理システム1は、管理サーバ10側に、各利用者のポイントを格納するポイント口座を形成するポイント口座データベース12(以後、ポイント口座12とする)、このポイント口座12に対してポイントデータの入出力を制御すると共に、携帯端末20との間で行うポイント授受を制御してポイント管理を行うポイント口座管理手段11と、携帯端末20の提供するゲームアプリケーションを格納するゲームアプリケーションデータベース16と、携帯端末20からの要求に応じてゲームアプリケーションデータベース16からゲームアプリケーションを取り出し、携帯端末20のダウンロードさせるゲームアプリケーション送信手段15と、ポイント管理において時間制限を行う時間制限手段17を備える。
【0059】
一方、ポイント管理システム1は、携帯端末20側に、ポイント口座12から取り込んだ投資プールポイントAを投資プールCとして蓄積し、また、この投資プールCをゲーム処理手段22で獲得した賞金ポイントEと共にポイントプールFとして蓄積するポイントプール手段21と、ゲームアプリケーション送信手段15からダウンロードしたゲームアプリケーションを実行してゲームを行うゲーム処理手段22と、データアプリケーションをダウンロードするゲームアプリケーションダウンロード手段28を備え、さらに、ポイントの移動や増減を制限するポイント制限手段として、プール制限手段23と、投資ポイント制限手段24と、賞金ポイント制限手段25と、賞金プール制限手段26と、還元ポイント制限手段27を備える。
【0060】
なお、図5に示す携帯端末及び管理サーバは、携帯端末から管理サーバとの間の接続を行うための構成は省略しているが、携帯端末はネットワーク(図示していない)を介して管理サーバにアクセスする機能を備える。また、管理サーバは、ネットワークを介して携帯端末からのアクセスを受け入れ、携帯端末から入力されるIDやパスワードを識別するためのデータ及び機能を備えるものとする。
【0061】
ポイント口座管理手段11は、ポイント口座12から出力するポイントを制限する投資ポイント総額制限手段13と、ポイント口座12に入力するポイントを制限する賞金ポイント総額制限手段14を備える。
【0062】
投資ポイント総額制限手段13は最大投資ポイント総額aを備え、例えば24時間等の所定の期間内に、ポイント口座12から携帯端末20に投資される投資プールポイントAを積算し、その積算値が最大投資ポイント総額aを越えた場合に、例えば、ゲームの実行をその後所定の期間(例えば、24時間)だけ制限するなどの制限を加える。
【0063】
また、賞金ポイント総額制限手段14は最大賞金ポイント総額bを備え、例えば24時間等の所定の期間内に、携帯端末20から還元される還元ポイントGを積算し、その積算値が最大賞金ポイント総額bを越えた場合に、例えば、投資ポイント総額制限における制限と同様に、ゲームの実行をその後所定の期間(例えば、24時間)だけ制限するなどの制限を加える。
【0064】
このような制限を加えることにより、ポイント口座12から多くのポイントを取得することで不正を行おうとする不正者に対して不正実行を抑制することができる。
【0065】
上記した制限は一例であり、利用できるサービス内容や利用時間を制限したり、最大投資ポイント総額aを下げるなど任意に設定することができる。
【0066】
一方、携帯端末20は、ポイントプール手段21に導入してプールさせる投資プールポイントAを制限するプール制限手段23と、ポイントプール手段21にプールされている投資プールCから取り出してゲーム処理22で使用する投資ポイントDを制限する投資ポイント制限手段24と、ゲーム処理で獲得される賞金ポイントEを制限する賞金ポイント制限手段25と、ポイントプール手段21に蓄積されるポイントプールFを制限する賞金プール制限手段26と、ポイントプール手段21からポイント口座12に還元される還元ポイントGを制限する還元ポイント制限手段27の各制限手段を備える。
【0067】
投資プール制限手段23は、ポイント口座12からポイントプール手段21に導入されて蓄積される投資プールポイントAを制限する。この制限は、例えば最大投資プール値c1を用意しておき、ポイント口座12からポイントプール手段21に一回に移動するポイント数がこの最大投資プール値c1を越えた場合に、ゲームを停止する等の制限を加えたり、また、最大投資累積値c2を用意しておき、ポイント口座12からポイントプール手段21に所定期間内に移動するポイントの総数がこの最大投資累積値c2を越えた場合にゲームを停止する等の制限を加える。
【0068】
これにより、ポイントプール手段21内に蓄積される投資プールCを、ゲームを開始する段階において所限度内に抑えることができ、ポイント口座12から多くのポイントを取得することで不正を行おうとする不正者に対して不正実行を抑制することができる。
【0069】
投資ポイント制限手段24は、ポイントプール手段21からゲームに投資する投資ポイントDを制限する。この制限は、例えば最大投資ポイント数dを用意しておき、ポイントプール手段21から一回のゲームプレイに投資するポイント数Dがこの最大投資ポイント数dを越えた場合にゲームを停止する等の制限を加える。この制限は、一回のゲームプレイで投資できるポイント数を限度内に抑えるものであり、仮にゲーム処理に不正が行われたとしても不正取得されるポイント数を減らして不正行為を抑制する。
【0070】
賞金ポイント制限手段25は、ゲームにより獲得される賞金ポイント数Eを制限する。この制限は、例えば最大賞金ポイント数eを用意しておき、各回のゲームで獲得された賞金ポイント数Eがこの最大賞金ポイント数eを越えた場合にゲームを停止する等の制限を加える。この制限においても、一回のゲームプレイで投資できるポイント数を限度内に抑えるものであり、仮にゲーム処理に不正が行われたとしても不正取得されるポイント数を減らして不正行為を抑制する。
【0071】
賞金プール制限手段26は、ポイントプール手段21に蓄積されるポイントを制限する。この制限は、例えば最大ポイントプール値f1を用意しておき、ポイントプール手段21にプールされる投資プール値Cと賞金ポイントEとの蓄積数であるポイントプール値Fがこの最大ポイントプール値f1を越えた場合にゲームを停止する等の制限を加える。また、例えば最大賞金プール値f2を用意しておき、ポイントプール手段21にプールされる賞金ポイントEの蓄積数がこの最大賞金プール値f2を越えた場合にゲームを停止する等の制限を加える。
【0072】
この制限においても、ポイントプール手段21に蓄積できるポイント数を限度内に抑えることにより、仮にゲーム処理に不正が行われたとしても不正取得されるポイント数を減らして不正行為を抑制する。
【0073】
還元ポイント制限手段27は、ポイント口座に還元する還元ポイントGを制限する。この制限は、例えば最大還元ポイント数gを用意しておき、ポイントプール手段21からポイント口座12に還元する還元ポイントGのポイント数がこの最大還元ポイント数gを越えた場合にゲームを停止する等の制限を加える。
【0074】
この制限においても、携帯端末20からポイント口座12に戻すポイント数を限度内に抑えることにより、仮にゲーム処理に不正が行われたとしても不正取得されるポイント数を減らして不正行為を抑制する。
【0075】
ゲーム処理手段22は、ゲームアプリケーションダウンロード28により管理サーバ側10から取得したゲームアプリケーションをダウンロードし、ゲームを実行し、ゲーム結果に応じて投資ポイントを増減させる。
【0076】
図5のゲーム処理手段22中のブロックはゲーム処理の流れの一例を示している。ゲームを開始すると(22a)、投資ポイント制限手段24を経て投資された投資ポイントDを用いて(22b)、ゲーム処理を実行する(22c)。ゲーム処理の結果、勝ちの場合には(22d)、投資ポイントDに予め定められた掛け率を乗じて賞金ポイントEを算出して賞金支払いを行う(22e)。一方、ゲーム処理の結果、負けの場合には(22f)、投資ポイントDの精算を行う。このポイント精算では、投資した投資ポイントDは消費される。22bのポイント投資は各ゲームプレイ毎に行い、各ゲームプレイでは異なる投資ポイントDを設定することもできる。
【0077】
なお、ここでは、負けの場合には投資ポイントDを精算する例を示しているが、負の掛け率を設定してもよい。この場合には負のポイントが発生する。負のポイントは、例えば、ポイントプール手段21内に保持される投資プールCやポイントプールFから減算することにより処理することができる。
【0078】
図6は、ポイント管理システムが備える制限手段に設定される制限値の一例を示している。図6(a)は携帯端末側に設定する制限設定値であり、例えば、最大投資プール値c1として100ポイントを設定し、最大投資累積値c2として1000ポイントを設定し、最大賞金ポイント数eとして10000ポイントを設定し、最大ポイントプール値f1として10000ポイントを設定し、最大還元ポイント数gとして10000ポイントを設定する。
【0079】
また、図6(b)は管理サーバ側に設定する制限設定値であり、例えば、最大投資ポイント総額aとして10000ポイントを設定し、最大賞金ポイント総額bとして10000ポイントを設定する。なお、上記設定値は一例であって、任意に設定することができる。
【0080】
図7はポイント口座12に格納されるデータの一例であり、例えば、各利用者毎にログイン履歴やダウンロードを要求したゲーム番号等のゲーム履歴の他、ポイント履歴を格納する。ポイント履歴として、例えば利用者の携帯端末に送ったポイントに関する投資ポイント履歴、携帯端末から還元された還元ポイントに関する還元ポイント履歴、投資ポイント及び還元ポイントにより変動する累積ポイントのポイント履歴等を含む。
【0081】
次に、携帯端末側における処理例について、図8,9に示すフローチャートを用いて説明する。
【0082】
携帯端末は、ログイン処理により管理サーバにアクセスする(ステップS1)。このログインをトリガにして計時を開始する。この計時は、このログインで開始され、還元ポイントの還元で終了する携帯端末側の1処理(セッション)時間を計り、1セッションを所定時間内に制限するためである(ステップS2)。
【0083】
携帯端末は、利用するゲームを選択し、管理サーバ側に対してそのゲームアプリケーションのダウンロードを要求し、ゲームアプリケーションをダウンロードする。なお、図5の構成では、管理サーバにゲームアプリケーションデータベースが設けられているが別のサーバに設けることもでき、携帯端末は、ゲームアプリケーションのダウンロードと、ポイント管理を別のサーバにアクセスして行うこともできる(ステップS3)。
【0084】
計時時間が予め設定した制限時間を過ぎた場合には(ステップS4)、ゲーム及びポイント管理を終了する処理を行う(ステップS23)。
【0085】
ポイントを用いてゲームを実行するには、ポイント口座から取り込むポイントを固定管理手段に対して要求し(ステップS5)、投資プールポイントAを受信する(ステップS6)。ここで、プール制限手段は投資プールポイントAが制限値(最大投資プール値c1)内であるかを判定する(ステップS7)。投資プールポイントAが制限値(最大投資プール値c1)を越えている場合には、ゲーム及びポイント管理を終了する処理を行う(ステップS23)。投資プールポイントAが制限値(最大投資プール値c1)を越えていない場合には、投資ポイントをポイントプール手段に蓄積する(ステップS8)。
【0086】
このポイントプール手段において、蓄積された投資プールが最大投資累計値c2内であるかを判定することもできる(ステップS9)。投資プールポイントAが最大投資累計値c2を越えている場合には、ゲーム及びポイント管理を終了する処理を行う(ステップS23)。
【0087】
1回のゲームプレイで投資する投資ポイントDを設定し(ステップS10)、この投資ポイントDが最大投資ポイント内あるかを判定する(ステップS11)。投資ポイントDが最大投資ポイントを越えている場合には、ゲーム及びポイント管理を終了する処理を行う(ステップS23)。
【0088】
ゲーム処理を実行し(ステップS12)、ゲームの勝敗を判定する(ステップS13)。ゲームが勝ちである場合には、投資ポイントと掛け率に基づいて賞金ポイントEを算出し(ステップS14)、算出した賞金ポイントEが最大賞金ポイント内であるかを判定する(ステップS16)。賞金ポイントEが最大賞金ポイントeを越えている場合には、ゲーム及びポイント管理を終了する処理を行う(ステップS23)。
【0089】
賞金ポイントEが最大賞金ポイント内である場合には、賞金ポイントEをポイントプールに加算し(ステップS17)、ポイントプール手段に蓄積したポイントプールFが最大ポイントプール内であるかを判定する(ステップS18)。ポイントプールが最大ポイントプールを越えている場合には、ゲーム及びポイント管理を終了する処理を行う(ステップS23)。
【0090】
上記に処理により1回のゲームプレイが終了する。1ゲームプレイが終了した後、セッションを続ける場合には、前記ステップS4に戻る。なお、ステップS15において投資ポイントを精算する場合にも同様にする(ステップS19)。
【0091】
セッションを終了し、蓄積した賞金ポイントを還元する場合には(ステップS20)、還元ポイントGが最大還元ポイントg内であるかを判定する(ステップS21)。還元ポイントGが最大還元ポイントgを越えている場合には、ゲーム及びポイント管理を終了する処理を行う(ステップS23)。還元ポイントGが最大還元ポイント内である場合には、ポイントを管理サーバ側のポイント口座に還元する(ステップS22)。
【0092】
次に、管理サーバ側における処理例について、図10に示すフローチャートを用いて説明する。
【0093】
管理サーバは、携帯端末からアクセス要求を受けると(ステップS31)、このアクセスによるログインをトリガにして計時を開始する。この計時は、このログインで開始され、還元ポイントの還元で終了する1処理(セッション)時間を計り、1セッションを所定時間内に制限するためである(ステップS32)。
【0094】
携帯端末から要求されたゲームアプリケーションを携帯端末にダウンロードさせ(ステップS33)、計時時間が予め設定した制限時間を過ぎた場合には(ステップS34)、ゲーム及びポイント管理を終了する処理を行う(ステップS44)。
【0095】
制限時間内において、投資ポイントが要求されると(ステップS35)、投資ポイント総額に積算し、セッション内で要求された投資ポイントの総和を求める(ステップS36)。求めた投資ポイント総額は、最大投資ポイント総額内であるかを判定する(ステップS37)。投資ポイント総額が最大投資ポイント総額aを越えている場合には、ゲーム及びポイント管理を終了する処理を行う(ステップS44)。
【0096】
投資ポイント総額が最大投資ポイント総額内である場合には、要求された投資ポイントを携帯端末に送り、ポイント口座のポイントを更新する(ステップS39)。上記の処理は、携帯端末から還元ポイントの送信が要求されるまで繰り返えされる(ステップS40)。還元ポイントの送信が要求された場合には、携帯端末からの還元ポイントを受信する(ステップS41)。制限時間内であれば、受信した還元ポイントが最大賞金ポイント総額内であるかを判定し(ステップS42)、制限時間を越えている場合や還元ポイントが最大賞金ポイント総額bを越えている場合には、ゲーム及びポイント管理を終了する処理を行う(ステップS44)。
【0097】
還元ポイントが最大賞金ポイント総額内である場合には、還元ポイントを用いてポイント口座のポイント数を更新する(ステップS43)。
【0098】
次に、本発明のポイント管理システムにおける時間制限の他の構成例について、図11を用いて説明する。この構成により時間制限は、管理サーバ側から携帯端末に投資ポイントを送る際に時刻情報を送り、この時刻情報を還元ポイントと共に管理サーバ側に戻すことで行う。
【0099】
図11において、利用者が携帯端末からパスワード入力等によりログインすると、管理サーバはログインの正常性を判定し、正常であれば時刻情報を含む認証キーを生成する。認証キーは、管理サーバに限らず、第三者的なポイントシステムにおいて生成する場合もある。なお、このとき、認証キーは暗号化して送信してもよい。正常にログインされると、セッションが開始される。管理サーバは、時刻情報を携帯端末に送る。
【0100】
携帯端末は、生成され送られた認証キーを保持し、投資プールポイントを要求し、投資ポイントを用いて前記した処理によりゲームを行うと共にポイント処理を行って還元ポイントを形成する。携帯端末は、還元ポイントを管理サーバ側に戻す際に、認証キーを管理サーバ側に戻す。
【0101】
管理サーバでは、戻された還元ポイントと認証キーを分離し、時間制限手段17は、分離した認証キーの時刻情報を確認する。確認の結果、セッション開始から制限時間(例えば、24時間)を経過しているかを判定する。経過時間が制限時間を超えている場合には不正と判定し、還元ポイントの受け入れを制限する。経過時間が制限時間を超えていない場合には、最大賞金ポイント総額を超えているかを確認し、還元ポイントによりポイント口座を更新し、セッションを終了する。
【0102】
また、本発明のポイント管理システムにおける時間制限の別の構成例について、図12,13を用いて説明する。この構成は、ダウンロードさせるゲームアプリケーションと共にダウンロードの識別情報を送り、この識別情報を元にして時間情報を導き出して時間制限管理を行う。
【0103】
図12は、この時間制限管理を行うためのポイント管理システムの一構成例である。この構成は、図5で示した構成において、ゲームアプリケーション送信手段からダウンロードを識別する識別情報を送る構成、及び、時間制限手段17は、ゲームアプリケーション送信手段から識別情報を入力すると共に、還元ポイントと共に送り返された識別情報を入力し、この識別情報を照合することにより時間情報を導き出して時間制限管理を行う。なお、その他の構成は図5と同様とすることができるため、ここでの説明は省略する。
【0104】
図13において、ポイント口座から投資プールポイントと識別情報を携帯端末に送る。携帯端末は、送られた投資プールポイントと識別情報の内、投資ポイントを用いて前記した処理によりゲームを行うと共にポイント処理を行って還元ポイントを形成する。携帯端末は、還元ポイントを管理サーバ側に戻す際に、識別情報も管理サーバ側に戻す。
【0105】
管理サーバでは、戻された還元ポイントと識別情報を分離し、還元ポイントによりポイント口座を更新する。また、時間制限手段17は、分離した識別情報を入力する。時間制限手段17は、投資ポイントの送信時に送った識別情報と照合し、一致する識別情報について、ポイント口座側から入力した最初の識別情報の取得時刻と、還元ポイントと共に入力した識別情報の取得時刻とから経過時間を表す時間情報を取得し、この時間情報に基づいて制限時間の管理を行う。
【0106】
本発明の実施形態によれば、ポイント管理システムにおいて、ポイント制限手段を備えることにより、過大なポイントの移動や増減がある場合には、ポイントデータの不正の可能があるとして制限を加えることができる。
【0107】
本発明の実施形態によれば、投資プール制限手段によりポイントの移動や蓄積に基づくポイントデータの不正を監視することができる。
【0108】
本発明の実施形態によれば、投資ポイント制限手段により、各ゲームプレイ毎に使用する投資ポイントの設定に基づくポイントデータの不正を監視することができる。
【0109】
本発明の実施形態によれば、賞金ポイント制限手段により、ゲーム結果によるポイントの増加に基づくポイントデータの不正を監視することができる。
【0110】
本発明の実施形態によれば、ポイント賞金プール制限手段により、ゲームの進行により蓄積されたポイントの増加に基づくポイントデータの不正を監視することができる。
【0111】
本発明の実施形態によれば、還元ポイント制限手段により、携帯端末からポイント口座にポイントを戻す際のポイント移動に基づくポイントデータの不正を監視することができる。
【0112】
本発明の実施形態によれば、管理サーバ側が備える投資ポイント総額制限手段により、ポイント口座から携帯端末側に投資ポイントを送る際のポイント移動に基づくポイントデータの不正を監視することができる。
【0113】
本発明の実施形態によれば、管理サーバ側が備える賞金ポイント総額制限手段により、携帯端末側からポイント口座に還元ポイントを送る際のポイント移動に基づくポイントデータの不正を監視することができる。
【0114】
本発明の実施形態によれば、サーバ側において、所定時間経過した後に携帯端末からのポイントの移動を制限することができる。
【0115】
本発明の実施形態によれば、サーバ側において、所定時間経過した後の携帯端末からの還元ポイントの受け入れを制限することができる。
【0116】
【発明の効果】
本発明のポイント管理システムによれば、携帯端末側で管理するポイントデータの不正を防止することができ、また、携帯端末側で行うゲームで扱われるゲームポイントの不正取得を防止すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のポイント管理システムの概略を説明するための概略図である。
【図2】本発明のポイント管理システムの管理サーバ側で行われるポイントの移動と増減、及びこのポイント変動に対する制限を説明するための概略図である。
【図3】本発明のポイント管理システムの携帯端末側で行われるポイントの移動と増減、及びこのポイント変動に対する制限を説明するための概略図である。
【図4】本発明のポイント管理システムにおけるポイントの変動状態を説明するための図である。
【図5】ダウンロードしたゲームアプリケーションを実行するゲーム処理に本発明のポイント管理システムを適用した場合の概略構成図である。
【図6】本発明のポイント管理システムが備える制限手段に設定される制限値の一例を示す。
【図7】本発明のポイント管理システムのポイント口座に格納されるデータの一例である。
【図8】本発明のポイント管理システムの携帯端末側における処理例を説明するためのフローチャートである。
【図9】本発明のポイント管理システムの携帯端末側における処理例を説明するためのフローチャートである。
【図10】本発明のポイント管理システムの管理サーバ側における処理例を説明するためのフローチャートである。
【図11】本発明のポイント管理システムにおける時間制限の他の構成例を説明するための図である。
【図12】本発明のポイント管理システムにおける時間制限の別の構成例を説明するための概略構成図である。
【図13】本発明のポイント管理システムにおける時間制限の別の構成例を説明するための図である。
【符号の説明】
1 ポイント管理システム
10 管理サーバ
11 ポイント口座管理手段
12 ポイント口座
13 投資ポイント総額制限手段
14 賞金ポイント総額制限手段
15 ゲームアプリケーション送信手段
16 ゲームアプリケーションデータベース
17 時間制限手段
20 携帯端末
21 ポイントプール手段
22 ゲーム処理手段
23 プール制限手段
24 投資ポイント制限手段
25 賞金ポイント制限手段
26 賞金プール制限手段
27 ポイント還元手段
28 ゲームアプリケーションダウンロード手段

Claims (7)

  1. 管理サーバと携帯端末との間において、
    管理サーバは、管理サーバのデータベースのポイント口座に記憶する携帯端末のポイントを携帯端末に送信し、
    携帯端末は、管理サーバから送信されたポイントをメモリに記憶してプールし、当該携帯端末のCPUはプールしたポイントを予約原資としてゲームを実行し、当該ゲームによるポイントの移動及び/又は増減を管理するポイント管理システムに使用する携帯端末において、
    該携帯端末は、
    前記管理サーバのデータベースのポイント口座から送信されたポイント、及びゲーム結果に応じて増減するポイントを携帯端末が備えるメモリに格納しプールするポイントプール手段を備え、
    携帯端末が備えるCPUは、携帯端末内で処理するポイントの移動及び/又は増減を制限する処理を実行し、
    前記制限処理は、
    前記管理サーバのデータベースから携帯端末のポイントプール手段のメモリに格納する投資プールポイントを制限する投資プール制限処理
    前記ポイントプール手段のメモリから読み出してゲーム処理に使用する投資ポイントを制限する投資ポイント制限処理
    ゲーム処理によって発生する賞金ポイントを制限する賞金ポイント制限処理、および、
    前記ポイントプール手段のメモリから管理サーバのデータベースのポイント口座に移動させるポイントを制限する還元ポイント制限処理であることを特徴とする携帯端末。
  2. 前記CPUが実行する還元ポイント制限手段は、
    ポイントプール手段のメモリから、管理サーバのデータベースのポイント口座に送信するポイント数を最大還元ポイント数と比較し、ポイント数が最大還元ポイント数を越えた場合に、CPUが実行するゲームを停止することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  3. 管理サーバと携帯端末との間において、
    管理サーバは、管理サーバのデータベースのポイント口座に記憶する携帯端末のポイントを携帯端末に送信し、
    携帯端末は、管理サーバから送信されたポイントをメモリに記憶してプールし、当該携帯端末のCPUはプールしたポイントを予約原資としてゲームを実行し、当該ゲームによるポイントの移動及び/又は増減を管理するポイント管理システムに使用する管理サーバにおいて、
    該管理サーバは、
    管理サーバが備えるCPUは、管理サーバ内で処理するポイントの移動及び/又は増減を制限する処理を実行し、
    前記制限処理は、
    所定期間内において、データベースのポイント口座から携帯端末のメモリにポイントを移動し記憶させる投資ポイント総額を制限する投資ポイント総額制限処理、および
    所定期間内において、携帯端末のメモリから移動して還元される還元ポイントを制限する賞金ポイント総額制限処理であることを特徴とする管理サーバ。
  4. 前記投資ポイント総額制限処理は、
    所定期間内において、データベースのポイント口座から携帯端末に移動される投資ポイントを積算し、当該積算値を最大投資ポイント総額と比較し、積算値が最大投資ポイント総額を越えた場合に、CPUが実行するゲーム処理を所定期間制限することを特徴とする請求項3に記載の管理サーバ。
  5. 前記賞金ポイント総額制限処理は、
    所定期間内において、携帯端末のメモリから移動される還元ポイントを積算し、当該積算値を最大賞金ポイント総額と比較し、積算値が最大賞金ポイント総額を超えた場合に、CPUが実行するゲーム処理を所定期間制限することを特徴とする請求項4に記載の管理サーバ。
  6. CPUは、携帯端末で実行するゲーム処理の経過時間を計時し、この経過時間が所定期間経過した後に、携帯端末のメモリからのポイントの移動を制限することを特徴とする請求項3に記載の管理サーバ。
  7. CPUは、携帯端末で実行するゲーム処理の経過時間を計時し、賞金ポイント総額制限処理において、この経過時間が所定期間経過した後に、携帯端末のメモリから移動される還元ポイントの受け入れを停止することを特徴とする請求項6に記載の管理サーバ。
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