JP4143563B2 - ワーク保持装置及び両面加工装置 - Google Patents

ワーク保持装置及び両面加工装置 Download PDF

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Description

本発明は、ワーク保持装置及び両頭研削装置に係り、特に光学部品のガラスや半導体シリコンウェハのような薄型ワークの両面を処理する際に用いられるワーク保持装置及び両面加工装置に関する。
半導体ウェハやハードディスク用ガラス基板のような薄い円形状のワークの両面を加工する両面加工装置には、ワークを回転可能に支持するためのワーク保持装置が備えられている。両面加工装置には、両頭研削装置や両面研磨装置等あり、例えば、両頭研削装置の場合、ワーク保持装置により回転支持されたワークの両面は、回転移動する一対のカップ型砥石により同時に加工される。
従来のワーク保持装置としては、ワークより厚さの薄いリング形状をしたキャリアの内部にワークを配置させ、キャリアの内周面に設けられた突出部をワークに形成されたノッチに引っ掛けて、ワークをキャリアと共に回転させるものがある。
また、他の従来技術としては、複数のローラを設け、これら複数のローラによりワークの外周部を支持し、複数のローラのうち少なくとも1つ以上のローラを駆動機構により回転させて、ローラが回転する際の摩擦力によりワークを回転可能に支持するものがある(例えば、特許文献1〜3参照。)。
上記ローラには、ワークを支持する円周面がフラットな構造のローラ(フラットローラ)や、ローラの円周面に溝部を設け、溝部内にワークの外周端部を挿入させてワークを支持する溝付きローラがある。
特開2001−334456号公報 特開2002−36078号公報 特開平10−80861号公報
しかしながら、ワーク保持装置にキャリアを適用した場合、キャリアはワークよりも薄いため、キャリアの面内方向の位置調整する際、多くの時間を要すると共に、精度良く面内方向の位置調整を行うことが困難であり、キャリアによりワークを精度良く回転支持することができず、ワークを精度良く加工することが困難であるという問題があった。
ワーク保持装置にフラットローラを適用した場合、フラットローラとワークが接触する部分に意図しない溝(傷)が形成され、この溝によりワークが支持され、ワークを精度良く回転支持することができず、ワークの加工精度が低下するという問題があった。
ワーク保持装置に溝付きローラを適用した場合、ワークの外周端部を溝付きローラの溝部で支持するが、このワークの外周端部の形状は、ワーク毎に異なっている。
ここで、図1乃至図2を参照して、溝付きローラを適用した場合の課題を説明する際に必要なワークの外周端部の形状について説明する。図1は、外周端部の加工形状の良いワークを示した図であり、図2は、外周端部の加工状態の悪いワークを示した図である。なお、図1乃至図2において、Aはワーク10,20の面方向を示している。
ワーク10の外周端部には、例えば、図1に示すように、ワーク10の面方向Aと所定の角度θを成す一対のテーパ面13,14と、ラウンド部15とが形成されている。テーパ面13,14を加工する際には、所定の角度θを有した道具が用いられる。外周端部の加工形状の良いワーク10では、テーパ面13とテーパ面14とがワーク10の表裏で対称となる形状に形成されている。
しかし、このようにテーパ面13,14が対称となるよう高精度に加工することは困難である。そのため、両面加工装置が加工するワークの中には、図2に示すように、テーパ面23,24と面内方向Aとは角度θを成すが、テーパ面23とテーパ面24とがワークの表裏で非対称なワーク20が存在する。
図3乃至図4は、溝付きローラで支持されたワークを両頭研削装置で加工する場合の模式図を示したものである。なお、図3乃至図4において、ワーク10,20に対する加工開始位置32A,32Bは、一対のカップ型砥石35a,35bがワーク10又はワーク20と略同時に接触し、ワーク10又はワーク20の両面を同時に加工する位置をしており、中心線33は、加工開始位置32Aと加工開始位置32Bとの中間位置を示している。また、Y,Y方向は、X,X方向と直交する回転軸部31の軸方向を示しており、X,X方向は、回転軸部31の軸方向(Y,Y方向)に直交する面方向を示している。
図3に示すように、外周端部の加工形状の良いワーク10を溝付きローラ27の溝部28により回転可能に支持して加工する場合は、ワーク10の厚みに関する中心線(図示せず)と中心線33とが一致するため、ワーク10に向かって回転移動する一対のカップ型砥石35a,35bは、加工開始位置32A,32Bでワーク10と略同時に接触して両面加工を開始することができる。
しかし、外周端部の加工形状の悪いワーク20を溝付きローラ27の溝部28で回転可能に支持して加工する場合、ワーク20の厚みに関する中心線36と中心線33とが異なり、例えば、図4に示した場合では、中心線36が中心線33の下方に位置し、カップ型砥石35bが加工開始位置32Bに到達する前(カップ型砥石35aがワーク20と接触する前)にワーク20と接触してしまう。
この際、従来のローラを用いたワーク保持装置では、回転軸部31の軸方向に対するローラの位置が固定されており、かつワーク20の外周端部は、溝付きローラ27の溝部28に挟持されているため、カップ型砥石35aがワーク20と接触していない状態でカップ型砥石35bによりワーク20の一方の面が研削加工されてしまうという問題があった。これにより、カップ型砥石35bによる研削量が多くなり、ワーク20の両面の研削量を均一にすることができないという問題があった。また、一対のカップ型砥石35a,35bに挟まれていない状態で加工するため、ワーク20が撓んだり反ったりして、ワーク20の両面を高精度に加工することができないという問題があった。
また、複数の溝付きローラ27によりワーク10,20を支持する際、Y,Y方向に対する溝付きローラ27の位置がずれていた場合には、回転軸部31の軸方向に対する溝付きローラ27の位置が固定されているため、ワーク10,20に反りが生じ、ワーク10,20の両面を高精度に加工することができないという問題があった。
そこで、本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、ワークを精度良く回転支持することができ、かつワークの反りやワークの外周端部の形状に依存することなく、ワークの両面を精度良く加工することのできるワーク保持装置及び両面加工装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明では、次に述べる各手段を講じたことを特徴とするものである。
本発明の一観点によれば、ワークを支持する支持体と、該支持体を回転させる回転軸部とを有した支持機構を備えたワーク保持装置において、前記支持体は、前記ワークの両面のうち、どちらか一方の面が外力を受けた際、前記回転軸部の軸方向に前記ワークと共に移動可能な構成とされると共に、前記ワークの外周端部と面接触する溝部を有した溝付きローラにより構成されており、前記溝部に前記回転軸部の外周面と対向する環状のガイド用溝を設けたことを特徴とするワーク保持装置が提供される。
発明によれば、ワークの両面のうち、どちらか一方の面が外力を受けた際、回転軸部の軸方向に支持体と共にワークを移動させて、軸方向に対するワークの位置を変位させることができる。また、ガイド用溝を設けることにより、溝部が磨耗した際、ワークの外周端部をガイド用溝に案内して、溝部の磨耗に依存することなく、ワークを精度良く回転させることができる。
本発明の他の観点によれば、ワークを支持する支持体と、該支持体を回転させる回転軸部とを有した支持機構を備えたワーク保持装置において、前記支持体は、前記ワークの両面のうち、どちらか一方の面が外力を受けた際、前記回転軸部の軸方向に前記ワークと共に移動可能な構成とされており、前記支持機構は、前記回転軸部の前記軸方向と直交する面方向を支持する第1の静圧軸受部を有することを特徴とするワーク保持装置が提供される。
本発明によれば、ワークの両面のうち、どちらか一方の面が外力を受けた際、回転軸部の軸方向に支持体と共にワークを移動させて、軸方向に対するワークの位置を変位させることができる。また、回転軸部の軸方向に直交する面方向を支持する第1の静圧軸受部を設けることにより、ワークを支持する支持体と共にワークを軸方向に移動させることができる。
また、前記支持体は、前記ワークの外周端部と面接触する溝部を有した溝付きローラにより構成されており、前記溝部には、前記回転軸部の外周面と対向する環状のガイド用溝を設けてもよい。
このように、ガイド用溝を設けることにより、溝部が磨耗した際、ワークの外周端部をガイド用溝に案内して、溝部の磨耗に依存することなく、ワークを精度良く回転させることができる。
また、前記支持機構前記回転軸部の前記軸方向と直交する面方向を支持する第1の静圧軸受部を設けてもよい。
このように、回転軸部の軸方向に直交する面方向を支持する第1の静圧軸受部を設けことにより、ワークを支持する支持体と共にワークを軸方向に移動させることができる。
また、前記第1の静圧軸受部は、前記支持体と対向するよう前記回転軸部に2つ設けられており、前記第1の静圧軸受部の前記支持体と対向する面に、前記支持体の前記軸方向の位置を規制する第2の静圧軸受部それぞれ設けてもよい。
このように、軸方向の支持体の位置を規制する第2の静圧軸受部を設けることにより、ワークの軸方向の位置を規制することができる。
また、前記回転軸部ダイレクト・ドライブモータにより回転駆動させてもよい。
このように、回転軸部をダイレクト・ドライブモータで直接回転させることにより、従来の駆動モータ及び駆動ベルトを用いて回転軸部の駆動を行う場合と比較して、精度良くワークを回転させることができる。
また、前記支持体と前記回転軸部との間には、前記支持体と前記回転軸部とを接続する弾性支持部材を設けてもよい。
このように、支持体と回転軸部とを接続する弾性支持部材を設けたことにより、ワークが外力を受けた際、弾性支持部材を変形させて、支持体と共にワークを軸方向に移動させることができる。
また、前記支持機構が装着されるワーク保持器フレームと前記支持機構との間には、前記支持機構と前記ワーク保持器フレームとの間を接続する弾性支持部材を設けてもよい。
このように、支持機構とワーク保持器フレームとを接続する弾性支持部材を設けたことにより、ワークが外力を受けた際、弾性支持部材を変形させて、支持機構と共にワークを軸方向に移動させることができる。
また、前記ワークの両面は、一対の流体静圧パッドにより支持される構成としてもよい。
このように、ワークの両面を一対の流体静圧パッドにより支持することにより、回転するワークの振れを抑制することができる。
また、ワークの両面を加工する両面加工装置において、前記ワークに向かって回転移動して、前記ワークを加工する一対の加工部材と、請求項1乃至のいずれか一項に記載のワーク保持装置とを備えたことを特徴とする両面加工装置が提供される。
上記発明によれば、ワークを精度良く回転させて、一対の加工部材によりワークの両面を精度良く加工することができる。
本発明は、ワークを精度良く回転支持することができ、かつワークの反りやワークの外周端部の形状に依存することなく、ワークの両面を精度良く加工することのできるワーク保持装置及び両面加工装置を提供することができる。
次に、図面に基づいて本発明の実施例を説明する。
(第1実施例)
図5を参照して、本発明の第1実施例によるワーク保持装置を両頭研削装置に適用した場合を例に挙げて説明する。図5は、本発明の第1実施例によるワーク保持装置を適用した両頭研削装置の概略図である。なお、Y,Y方向は、カップ型砥石52a,52bがワーク10に対して移動する方向を示しており、X,X方向は、カップ型砥石52a,52bの移動方向に直交する方向を示している。
両頭研削装置50は、大略すると研削加工装置51a,51bと、ベース59と、ワーク保持装置60とを有した構成とされている。研削加工装置51a,51bは、ワーク10(ワーク保持装置60)を挟んで同一構成のものが対向するよう2台配設されている。このように研削加工装置51a,51bは同一構成であるため、図5において、図中右側に位置する研削加工装置51aには符号aを添記し、図中左側に位置する研削加工装置51bには符号bを添記し、主に研削加工装置51aについて説明する。
研削加工装置51aは、大略するとカップ型砥石52aと、研削主軸53aと、回転駆動装置54aと、サドル56aと、移動装置57aとにより構成されている。カップ型砥石52aは、研削主軸53aの一方の端部に一体的に設けられている。カップ型砥石52aは、カップ状の開放側の端面(砥粒が固着された面)に平坦な研削動作面55aが形成されている。研削動作面55a,55bは、ワーク80の回転中心位置Cを(図7参照)通過するように設定されており、この研削動作面55a,55bによりワーク10の両面が同時に研削加工される。
研削主軸53aには、回転駆動装置54aが設けられている。回転駆動装置54aは、研削主軸53aを回転させるためのものであり、研削主軸53aが回転することにより、カップ型砥石52aも一体的に回転する。
研削主軸53aの他方の端部は、サドル56aに固定されている。サドル56aは、ベース59上に設けられており、ベース59上をY,Y方向に移動可能な構成とされている。研削主軸53aが設けられていない側のサドル56aの端部には、移動装置57aが設けられている。この移動装置57aは、サドル56aをY,Y方向に移動させるためのものであり、サドル56aが移動することで研削主軸53aも一体的に移動する。
次に、図6乃至図7を参照して、本実施例のワーク保持装置60について説明する。図6は、図5に示したワーク保持装置の拡大図であり、図7は、ワーク保持装置に設けられたローラの個数及び配設位置を説明するための図である。なお、図7は、図6に示したワーク保持装置をD視した図である。
ワーク保持装置60は、大略するとワーク保持器フレーム61と、駆動モータ62と、プーリ63,66,67と、駆動用ベルト65と、支持機構90A〜90Eとを有した構成とされている。なお、ワーク保持装置60は、図示していない開閉機構により、ワーク10の着脱可能な構成とされている。
ワーク保持器フレーム61は、板状のフレーム61A,61Bを有した構成とされている。駆動モータ62は、図7の上方に位置するフレーム61A,61B間に設けられている。駆動モータ62には、回転軸64がフレーム61A側に延在するように設けられている。プーリ63は、フレーム61A側に回転軸64と一体的に設けられている。プーリ63は、駆動用ベルト65を介して駆動モータ62の回転運動を支持機構90A,90Bに設けられたプーリ66,67に伝達するためのものである。
次に、支持機構90A〜90Eについて説明する。支持機構90A,90Bは、駆動用ベルト65を介して駆動モータ62により回転される支持機構である。また、支持機構90C〜90E、支持機構90A,90Bに設けられた溝付きローラ71,72により回転されるワーク110との間に生じる摩擦力により、ワーク110を回転可能に支持する支持機構である。支持機構90A〜90Eは、同様な構成とされているため、ここでは、図8を参照して、支持機構90Aの構成について説明する。
図8は、第1実施例の支持機構の概略図である。支持機構90Aは、大略すると回転軸部81と、支持体である溝付きローラ71、一対の位置調整機構95a,95bと、パージ部200a,200bとにより構成されている。
位置調整機構95aは、フレーム61Aに設けられており、位置調整機構95bは、位置調整機構95aと対向し、かつ離間したフレーム61Bに設けられている。回転軸部81は、位置調整機構95a,95bを貫通するように設けられている。溝付きローラ71は、位置調整機構95a(軸受本体96a)と位置調整機構95b(軸受本体96b)との間に位置する回転軸部81に設けられている。回転軸部81の端部側の位置調整機構95a,95bには、パージ部200a,200bが設けられている。
パージ部200a,200bは、外部からの侵入物が支持機構90A内に侵入することを防止するためのものである。
図9は、キャップを設けた支持機構の概略図である。図9に示すように、パージ部の代わりに、回転軸部81の端部側の位置調整機構95a,95bに回転軸部81の端部を保護するキャップ210a,210bを設けた構成としても良い。
キャップ210a,210bには、リーク穴211a又はリーク穴211bが形成されている。このリーク穴211a,211bは、後述する第1の静圧軸受部98a,98bから流れ出る作動流体を外部に放出するためのものである。リーク穴211a,211bは、キャップ210a,210b内に圧力がたたないように構成されており、かつ外部からの侵入物を防ぐため、重力方向に向かって開口されている。
次に、図10を参照して、支持体である溝付きローラ71について説明する。図10は、溝付きローラの断面図である。溝付きローラ71は、ワーク10の外周部に設けられたテーパ面13,14を支持するための溝部76と、ガイド用溝102とを有した構成されている。溝部76は、ワーク10のテーパ面13と接触する接触面77と、ワーク10のテーパ面14と接触する接触面78とを有している。ワーク10のラウンド部15と対向する溝部76の奥部には、回転軸部81の外周面と対向する環状のガイド用溝102が形成されている。
このように、ワーク10を支持する溝部76にガイド用溝102を設けることにより、溝部76の接触面77,78が磨耗した際、ワーク10のラウンド部15を回転軸部81に向かう方向に案内して、溝部76の磨耗に依存することなく、ワーク10を精度良く回転支持することができる。なお、溝付きローラ72〜75は、溝付きローラ71と同様な構成とされている。
図11は、溝付きローラの形状の変形例を示した断面図である。図11に示すように、溝付きローラ120は、ワーク10のラウンド部15に対応する形状に加工された溝部121と、回転軸部81の外周面と対向する環状のガイド用溝123とを有した構成とされている。溝付きローラ120は、溝部121を構成する接触面122とワーク10のラウンド部15とを接触させて、ワーク10を回転自在に支持するためのものである。
このような構成とされた溝付きローラ120を用いることにより、溝部121の接触面122が磨耗した際でも、ガイド用溝123により、ワーク110のラウンド部115を回転軸81に向かう方向に案内して、ワーク10を精度良く回転支持することができる。
次に、図8を参照して、位置調整機構95a,95bについて説明する。なお、位置調整機構95a,95bは、溝付きローラ71を挟んで同一構成のものが対向するよう配設されている。よって、図8中の上方に位置する位置調整機構95aには符号aを添記し、図8中の下方に位置する位置調整機構95bには符号bを添記し、主に位置調整機構95aについて説明する。
位置調整機構95aは、大略すると軸受本体96aと、第1の静圧軸受部98aと、第2の静圧軸受部100aとを有した構成されている。軸受本体96aは、円筒形状に構成されており、回転軸部81を貫通させるための貫通穴が設けられている。また、軸受本体96aに回転軸部81を貫通した状態において、第1の静圧軸受部98aと回転軸部81との間には、静圧により支持するための隙間97aが設けられている。
軸受本体96aの回転軸部81と対向する面には、円筒形状に構成された第1の静圧軸受部98aが設けられている。第1の静圧軸受部98aには、静圧媒体であるエアー又は水が供給されている。第1の静圧軸受部98aは、回転軸部81をX,X方向から支持するためのものである。
このような第1の静圧軸受部98a,98bを設けることにより、ワーク10が一方の面から外力を受けた際、溝付きローラ71と一体的に設けられた回転軸部81をY,Y方向(軸方向)に移動させて、溝付きローラ71と共にワーク10をY,Y方向に移動させることができる。また、第1の静圧軸受部98aと回転軸部81との間には、X,X方向に隙間97aが設けられているため、回転軸部81の回転軸がずれを有していた場合、第1の静圧軸受部98a,98bにより、回転軸部81のずれ量を減少させることができる。
また、軸受本体96aの溝付きローラ71と対向する面99aには、リング状に形成された第2の静圧軸受部100aが設けられている。第2の静圧軸受部100aは、静圧媒体にエアーを用いている。また、軸受本体96bの溝付きローラ71と対向する面99bには、第2の静圧軸受部100bが設けられている。第2の静圧軸受部100bは、第2の静圧軸受部100aと同様な構成とされている。
このような第2の静圧軸受部100a,100bを設けて、Y,Y方向のワーク10の位置を規制することにより、両頭研削装置50でワーク10を加工後、カップ型砥石52a,52bがワーク10から離れる際、ワーク10がどちらか一方のカップ型砥石に引っ張られてワーク10の加工面に傷が付くことを防止することができる。また、第2の静圧軸受部100a,100bの軸受剛性は、例えば、1N/μm以下となるように構成されている。ここでの軸受剛性とは、図8に示した外力の影響を受けていない平衡状態から、図12に示すような外力を受けて溝付きローラ71がY,Y方向に移動した移動量に対して、どれくらい軸受力を発生させるかという値である。なお、第1の静圧軸受部98a,98b、及び第2の静圧軸受部100a,100bは、それぞれ図示していない静圧媒体供給回収装置と静圧媒体を循環可能に接続されている。
次に、図12乃至図13を参照して、本実施例のワーク保持装置を適用した両頭研削装置によるワークの両面加工について、外周端部の形状の悪いワーク20を加工する場合を例に挙げて説明する。図12乃至図13は、本実施例のワーク保持装置を適用した両頭研削装置によるワークの加工について説明するための図である。
図12に示すように、ワーク20のテーパ面23,24は、回転する溝付きローラ71〜75の溝部76の接触面77,78に挟持されており、この状態において、ワーク20の厚さに関する中心線36は、加工開始位置32Aと加工開始位置32Bとの中間位置にある中心線33の下方に位置している。そのため、図12中の上下方向からカップ型砥石52a,52bがワーク20に向かうよう回転移動されると、加工開始位置32Bに到達する前に、カップ型砥石52bの研削動作面55bがワーク20と接触する。
この際、ワーク20は、研削動作面55bから図12の上方向に外力Fを受ける。ワーク20のテーパ面23,24は、回転する溝付きローラ71〜75の溝部76の接触面77,78に挟持され、かつ溝付きローラ71と一体的に設けられた回転軸部81は、第1の静圧軸受部98a,98bによりY,Y方向に移動可能な構成とされているため、溝付きローラ71及び回転軸部81と一体的にワーク20は上方に移動する。そのため、ワーク20は、研削動作面55bによりほとんど加工されない。さらに、ワーク20に向かって一対のカップ型砥石52a,52bが回転移動すると、図13に示すように、中心線36と中心線33とが略一致し、一対のカップ型砥石52a,52bは、予め設定された加工開始位置32A,32Bでワーク20と略同時に接触して、所定の加工開始位置32A,32Bからワーク20の両面加工を同時に開始することができる。
上記説明したように、本実施例のワーク保持装置60を両頭研削装置50に適用することにより、ワーク20の外周端部の形状に依存することなく、一対のカップ型砥石52a,52bにより、所定の加工開始位置32A,32Bからワーク20の両面を加工して、ワーク20の加工精度を向上させることができる。なお、本実施例においては、5つの溝付きローラ71〜75の回転軸部81〜85に位置調整機構95a,95bを設けた構成としたが、一対のカップ型砥石52a,52bの近傍に位置する溝付きローラ71,75の回転軸部81,85のみに位置調整機構95a,95bを設けた構成としても良い。
また、一対のカップ型砥石52a,52bから最も離間した溝付きローラ73に溝部のないフラットローラを用いても良い。さらに、ワーク保持装置60は、ワーク10,20の両面をY,Y方向(軸方向)に支持する一対の静圧パッドを設けた構成としても良い。一対の静圧パッドにより、ワーク10,20の加工面を支持することで、ワーク10の反りや撓みを低減して、ワーク10,20を精度良く回転させることができる。
図14は、支持機構の駆動にダイレクト・ドライブモータを用いた場合の構成を示した図であり、具体的には、支持機構90Aをダイレクト・ドライブモータ130により回転させる場合の構成図を示している。図14に示すように、支持機構90Aの回転軸部81にロータ131を設け、ロータ131と対向するフレーム61Aにステータ132を設けて、ロータ131とステータ132とよりなるダイレクト・ドライブモータ130により、回転軸部81を直接、回転させるような構成としても良い。
このような構成とすることにより、Y,Y方向の回転軸部81の自由度を確保できると共に、駆動モータ62及び駆動ベルト65を用いて回転軸部81を回転させる場合と比較して、高精度にワークを回転させることができる。
(第2実施例)
次に、図15乃図17を参照して、第2実施例の支持機構140について説明する。図15は、第2実施例の支持機構の断面図であり、図16は、図15に示した溝付きローラに装着された弾性支持部材をI視した図であり、図17は、ワークの位置調整後の支持機構の状態を示した図である。
支持機構140は、大略すると支持機構本体141と、回転軸部142と、ベアリング143と、溝付きローラ145と、弾性支持部材146,147と、補強部材148,149と、ネジ151とを有した構成とされている。支持機構本体141は、フレーム61Aに固定されており、回転軸部142は、支持機構本体141の内部に貫通されている。回転軸部142と支持機構本体141との間には、複数のベアリング143が設けられており、この複数のベアリング143により、回転軸部142は支持機構本体141に対して回転可能な構成とされている。
溝付きローラ145は、円筒形状に構成されており、ワーク10を支持する外周面には、溝部76及びガイド用溝102(図10参照)が形成されている。また、溝付きローラ145には、ネジ151を係止するためのネジ穴が形成されている。
弾性支持部材146は、その中心部に回転軸部142を貫通させるための開口部を有しており、回転軸部142の外周面から溝付きローラ145の上面まで延在する複数の板部146A(本実施例の場合は、8つ)を備えた構成とされている。弾性支持部材146は、弾性機能を有しており、一枚の板を加工することで形成されている。なお、溝付きローラ145の下面に設けられた弾性支持部材147も弾性支持部材146と同様な構成とされている。また、弾性支持部材146,147の軸受剛性は、例えば、1N/μm以下となるように構成されている。
弾性支持部材146,147は、それぞれの開口部を介して、回転軸部142に固定されている。弾性支持部材146の端部は、補強部材148を介して溝付きローラ145にネジ151により固定されており、弾性支持部材147の端部は、補強部材149を介してネジ151により溝付きローラ145に固定されている。また、回転軸部142の外周面と溝付きローラ145の内周面との間には、空間152が形成されている。
このように、回転軸部142と溝付きローラ145との間に形成された空間152を介して、弾性支持部材146,147により、回転軸部142と溝付きローラ145とを接続することで、図17に示すように、空間152に対応した部分の弾性支持部材146,147を変形させて、溝付きローラ145と共にワーク20をY,Y方向(軸方向)に移動させることができる。
これにより、両頭研削装置50で外周端部の形状の悪いワーク20の両面を加工する際、溝付きローラ145と共にワーク20を加工開始位置32A,32Bまで移動させて、一対のカップ型砥石52a,52bによりワーク20の両面を精度良く加工することができる。なお、弾性支持部材146,147の形状は、本実施例に示した形状に限定されない。
(第3実施例)
次に、図18乃図20を参照して、第3実施例の支持機構160について説明する。図18は、第3実施例の支持機構の断面図であり、図19は、弾性支持部材の平面図であり、図20は、ワークの位置調整後の支持機構の状態を示した図である。なお、本実施例は先に述べた第2実施例の変形例であり、図18及び図20において、図15と同一構成部分には同一の符号を付す。
支持機構160は、大略すると支持機構本体141と、回転軸部142と、ベアリング143と、溝付きローラ71と、弾性支持部材161,171と、補強部材166,168,176,178と、ネジ167,169,177,179とを有した構成とされている。
溝付きローラ71は、回転軸部142に一体的に設けられている。回転軸部142は、支持機構本体141を貫通するよう設けられており、複数のベアリング143により支持機構本体141に対して回転可能に支持されている。
弾性支持部材161は、フレーム61Aの上面と支持機構本体141の上面とを接続するように設けられており、弾性支持部材171は、フレーム61Aの下面と支持機構本体141の下面とを接続するように設けられている。これら弾性支持部材161,171により接続されたフレーム61Aと支持機構本体141との間には、空間170が形成されている。
図19に示すように、弾性支持部材161は、リング形状の固定部163と、固定部163の外周部からフレーム61Aまで延在する複数の板部164(本実施例の場合は、8つ)とを備えた構成とされている。また、固定部163には、ネジ167を貫通させるための開口部165Aが形成されており、板部164には、ネジ169を貫通させるための開口部165Bが形成されている。弾性支持部材161は、弾性機能を有しており、一枚の板を加工することで形成されている。
弾性支持部材161は、支持機構本体141の上面に対して、補強部材166と共にネジ167で固定され、フレーム61Aの上面に対して、補強部材168と共にネジ169で固定されている。なお、弾性支持部材171は、弾性支持部材161と同様な構成とされており、弾性支持部材171は、支持機構本体141の下面に対して、補強部材176と共にネジ177で固定され、フレーム61Aの下面に対して、補強部材178と共にネジ179で固定されている。また、弾性支持部材161,171の軸受剛性は、例えば、1N/μm以下となるように構成されている。
このように、支持機構本体141とフレーム61Aとの間に空間170を設け、弾性支持部材161,171を介して、支持機構本体141とフレーム61Aとを接続することにより、図20に示すように、空間170に対応した部分の弾性支持部材161,171を変形させて、溝付きローラ71と共にワーク20をY,Y方向(軸方向)に移動させることができる。これにより、両頭研削装置50により外周端分の形状の悪いワーク20の両面を加工する際、溝付きローラ71と共にワーク20を加工開始位置32A,32Bまで移動させることが可能となり、一対のカップ型砥石52a,52bによりワーク20の両面を精度良く加工することができる。なお、弾性支持部材161,171の形状は、本実施例に示した形状に限定されない。
以上、本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲内に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。なお、ワーク保持装置60は、第1乃至第3の実施例に記載した支持機構を適宜組み合わせた構成としても良く、上記実施例と同様な効果を得ることができる。また、第1乃至第3の実施例においては、本発明のワーク保持装置60を両頭研削装置50に適用した場合を例に挙げて説明したが、研磨布や研磨液等を用いて、ワークの両面を高精度に研磨加工する両面研磨装置に本発明のワーク保持装置60を適用しても、上記実施例と同様な効果を得ることができる。
さらに、ワーク保持装置60に設ける支持機構の数は、ワークを精度良く回転可能に支持できれば良く、上記実施例に記載した数に限定されない。また、従来技術で説明したキャリアを設けたワーク保持装置において、本実施例の位置調整機構又は弾性支持部材を設けて、ワークをキャリアと共にワークの面方向に垂直な方向に移動可能な構成としても良い。
本発明は、ワークを精度良く回転支持することができ、かつワークの反りやワークの外周端部の形状に依存することなく、ワークの両面を精度良く加工することのできるワーク保持装置及び両面加工装置に適用できる。
外周端部の加工形状の良いワークを示した図である。 外周端部の加工形状の悪いワークを示した図である。 溝付きローラで支持されたワークを両頭研削装置で加工する場合の模式図(その1)である。 溝付きローラで支持されたワークを両頭研削装置で加工する場合の模式図(その2)である。 本発明の第1実施例によるワーク保持装置を適用した両頭研削装置の概略図である。 図5に示したワーク保持装置の拡大図である。 ワーク保持装置に設けられたローラの個数及び配設位置を説明するための図である。 第1実施例の支持機構の概略図である。 キャップを設けた支持機構の概略図である。 溝付きローラの断面図である。 溝付きローラの形状の変形例を示した断面図である。 本実施例のワーク保持装置を適用した両頭研削装置によるワークの加工について説明するための図(その1)である。 本実施例のワーク保持装置を適用した両頭研削装置によるワークの加工について説明するための図(その2)である。 支持機構の駆動にダイレクト・ドライブモータを用いた場合の構成を示した図である。 第2実施例の支持機構の断面図である。 図15に示した溝付きローラに装着された弾性支持部材をI視した図である。 ワークの位置調整後の支持機構の状態を示した図である。 第3実施例の支持機構の断面図である。 弾性支持部材の平面図である。 ワークの位置調整後の支持機構の状態を示した図である。
符号の説明
10,20 ワーク
13,14,23,24 テーパ面
15,25 ラウンド部
27 溝付きローラ
28,76,121 溝部
31,64,81〜85,142 回転軸部
32A,32B 加工開始位置
33,36 中心線
35a,35b,52a,52b カップ型砥石
50 両頭研削装置
51a,51b 研削加工装置
53a,53b 研削主軸
54a,54b 回転駆動装置
55a,55b 研削動作面
56a,56b サドル
57a,57b 移動装置
59 ベース
60 ワーク保持装置
61 ワーク保持器フレーム
61A,61B フレーム
62 駆動モータ
63,66,67 プーリ
65 駆動用ベルト
71〜75,120,145 溝付きローラ
77,78,122 接触面
90A〜90E,140,160 支持機構
95a,95b 位置調整機構
96a,96b 軸受本体
97a,97b 隙間
98a,98b 第1の静圧軸受部
99a,99b 面
100a,100b 第2の静圧軸受部
102,123 ガイド用溝
130 ダイレクト・ドライブモータ
131 ロータ
132 ステ−タ
141 支持機構本体
143 ベアリング
145A 上面
146,147,161,171 弾性支持部材
146A,164 板部
148,149,166,168,176,178 補強部材
151,167,169,177,179 ネジ
152,170 空間
163 固定部
165A,165B 開口部
200a,200b パージ部
210a,210b キャップ
211a,211b リーク穴
A 面方向
C 回転中心位置
θ 角度

Claims (10)

  1. ワークを支持する支持体と、該支持体を回転させる回転軸部とを有した支持機構を備えたワーク保持装置において、
    前記支持体は、前記ワークの両面のうち、どちらか一方の面が外力を受けた際、前記回転軸部の軸方向に前記ワークと共に移動可能な構成とされると共に、前記ワークの外周端部と面接触する溝部を有した溝付きローラにより構成されており、
    前記溝部に前記回転軸部の外周面と対向する環状のガイド用溝を設けたことを特徴とするワーク保持装置。
  2. ワークを支持する支持体と、該支持体を回転させる回転軸部とを有した支持機構を備えたワーク保持装置において、
    前記支持体は、前記ワークの両面のうち、どちらか一方の面が外力を受けた際、前記回転軸部の軸方向に前記ワークと共に移動可能な構成とされており、
    前記支持機構は、前記回転軸部の前記軸方向と直交する面方向を支持する第1の静圧軸受部を有することを特徴とするワーク保持装置。
  3. 前記支持体は、前記ワークの外周端部と面接触する溝部を有した溝付きローラにより構成されており、
    前記溝部には、前記回転軸部の外周面と対向する環状のガイド用溝を設けたことを特徴とする請求項2に記載のワーク保持装置。
  4. 前記支持機構は、前記回転軸部の前記軸方向と直交する面方向を支持する第1の静圧軸受部を設けたことを特徴とする請求項1に記載のワーク保持装置。
  5. 前記第1の静圧軸受部は、前記支持体と対向するよう前記回転軸部に2つ設けられており、
    前記第1の静圧軸受部の前記支持体と対向する面には、前記支持体の前記軸方向の位置を規制する第2の静圧軸受部がそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項2ないし4のうちいずれか1項に記載のワーク保持装置。
  6. 前記回転軸部は、ダイレクト・ドライブモータにより回転駆動されることを特徴とする請求項1ないし5のうちいずれか1項に記載のワーク保持装置。
  7. 前記支持体と前記回転軸部との間には、前記支持体と前記回転軸部とを接続する弾性支持部材を設けたことを特徴とする請求項1に記載のワーク保持装置。
  8. 前記支持機構が装着されるワーク保持器フレームと前記支持機構との間には、前記支持機構とワーク保持器フレームとの間を接続する弾性支持部材を設けたことを特徴とする請求項1に記載のワーク保持装置。
  9. 前記ワークの両面は、一対の流体静圧パッドにより支持される構成としたことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のワーク保持装置。
  10. ワークの両面を加工する両面加工装置において、
    前記ワークに向かって回転移動して、前記ワークを加工する一対の加工部材と、
    請求項1乃至のいずれか一項に記載のワーク保持装置とを備えたことを特徴とする両面加工装置。
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