JP4143056B2 - パーマネント用輪ゴム - Google Patents
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Description
ところで、輪ゴムをロッドの両端部に夫々設けたゴム係止部に対して単純に係止するだけでは、ロッドに巻き付けた毛髪を十分に押さえ込むことができない場合には、図5に示すようにロッド100の周面の毛髪110上で輪ゴム105がX字状にクロスするように輪ゴム105を捻った状態にしてロッド両端部のゴム係止部101に係止するクロス掛けという技術が実施される。クロス掛けは、ロッド100に巻き付いた毛髪110の緩みや、短い髪の毛先が突出することを防ぐために行われる。
しかし、このクロス掛けは、熟練を要する高度な技術であり、熟練したパーマネント技術者にとっても手数のかかる煩雑な作業であり、作業時間を長期化させる原因となっている。
前記差し渡し部は、前記ロッドの外周面との間で頭髪を挟んで押さえ込むように構成されていることを特徴とする。
本発明は、前記差し渡し部は、ゴム線材をX字状に交差させたX字状部を1個、又は複数個、前記リング部内に配置した構成を有していることを特徴とする。
本発明は、前記差し渡し部は、一本、又は複数本の直線状、又は非直線状のゴム線材から成ることを特徴とする。
本発明は、前記ゴム線材は、ゴム、或いはゴムと樹脂との合成材料から構成されることを特徴とする。
本発明によれば、X字状部を複数個配置したので、ロッド外周の毛髪を押さえ付ける効果を更に高めることが出来る。
本発明によれば、ゴム線材を伸縮自在な弾性材料から構成しているので、操作性が良好であり、かつ耐久性も確保できる。
図1(a)(b)及び(c)は本発明の一実施形態に係るパーマネント用輪ゴムの構成を示す斜視図、正面図、及び側面図である。
このパーマネント用輪ゴム1は、ゴム線材を環状に構成したリング部2と、リング部2内にX字状に差し渡されて一体化されたゴム線材から成るX字状部3(差し渡し部A)と、から構成されている。
リング部2、及びX字状部3を構成するゴム線材は、周知の輪ゴムと同様に、ゴム、或いはゴムと樹脂との合成材料から構成される。その断面形状は、矩形、丸形、その他任意の形状とすることができる。
X字状部3は、2本の直線状のゴム線材をX字状にクロスさせた状態で一体化した構成を備えており、その4つの端部をリング部2の内壁に固定することにより、中心部Cから4本のゴム線材が90度間隔で放射状に延びた形状となっている。そして、リング部2とX字状部3は、弾性変形が容易である。
このパーマネント用輪ゴム1は、組み合わせ使用するロッドの径寸法、軸方向寸法等の違いに応じて、サイズの異なるものを準備しておき、使用することが出来る。
図2(a)(b)はこのパーマネント用輪ゴムとロッドを用いて頭髪を束ねている状態を示している。
図2(a)はロッド10の外周に所要量の毛髪20を巻き付けた状態を示しており、図中に示す本発明のパーマネント用輪ゴム1は、そのリング部2の対向する2つの端縁部2a、2bをロッド10の軸方向両端部に設けた溝状のゴム係止部11に夫々係止することによって、(b)に示すようにロッド10に対して毛髪20を確実に押さえ込むことが出来る。
使用するロッド10としては、図示した如き単純形状のロッドでもよいし、両端部にゴム係止部を備えていれば他のタイプにも適用できる。
図3は本発明のパーマネント用輪ゴムの変形例であり、このパーマネント用輪ゴム1は、楕円形のリング部2の内部に、差し渡し部Aとして、X字状部3を二個(三個以上でもよい)直列に配置した構成を有している。このリング部2の長手方向両端部をロッドの両端部のゴム係止部11に係止することによって更に毛髪を確実に押さえ込むことが可能となる。
例えば、図4(a)のように略Y字状の差し渡し部A、同図(b)のようにリング部2の中心部から放射状に多数本のゴム線材が延びた形状の差し渡し部A、(c)のように湾曲した2本のゴム線材を略X字状に交差させた差し渡し部A、(d)のようにY字状のゴム線材を2つ組み合わせた差し渡し部A、(e)のように一本のゴム線材を直線状に差し渡した差し渡し部A、(f)のように2本のゴム線材を平行(平行でなくても良い)に差し渡した差し渡し部A、更には、(g)のように4本のゴム線材を井桁状に差し渡した差し渡し部A等々、多様な構成を含むものである。
つまり、本発明の差し渡し部Aには、一本、又は複数本の直線状、又は非直線状(湾曲状、波形、ジグザグ状等)のゴム線材から成るものをも含むものであるが、図示したタイプに限定される訳ではなく、リング部2内にゴム線材を差し渡した構成は全て本発明に含まれるものである。差し渡し部Aは、リング部2をロッド10の両端部に係止した時に、ロッドの胴部に巻き付いている頭髪を有効に押さえ込むことができる機能を発揮し得る構成であれば、どのような構成であっても差し支えない。但し、リング部2と差し渡し部Aを同一材料とし、これらを一括して一体成形することにより、その構成、製造手数をシンプル化して低コスト化することが可能となる。
また、非使用時におけるリング部2の形状は円形である必要はなく、楕円形、長円形、四角形等の多角形、その他の任意の形状としてもよい。例えば、図4(d)のリング部のように楕円形状のリング部の両端部にロッドの両端部に係止し易くするための突状部を設けても良い。
Claims (2)
- ゴム線材を環状に構成したリング部と、該リング部内に差し渡されて一体化されたゴム線材から成る差し渡し部と、から成るパーマネント用輪ゴムであって、
前記リング部はその対向する2つの端縁部を、頭髪を外周面に巻き付けるロッドの軸方向両端部に設けたゴム係止部に夫々係止されるに足る径寸法を有し、
前記差し渡し部は、前記ロッドの外周面との間で頭髪を挟んで押さえ込むように構成されており、前記差し渡し部は、ゴム線材をX字状に交差させたX字状部を1個、又は複数個、前記リング部内に配置した構成を有していることを特徴とするパーマネント用輪ゴム。 - 前記ゴム線材は、ゴム、或いはゴムと樹脂との合成材料から構成されることを特徴とする請求項1に記載のパーマネント用輪ゴム。
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JP2004256249A JP4143056B2 (ja) | 2004-09-02 | 2004-09-02 | パーマネント用輪ゴム |
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JP2004256249A JP4143056B2 (ja) | 2004-09-02 | 2004-09-02 | パーマネント用輪ゴム |
Publications (2)
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