JP4142847B2 - 寸法自在な一時的及び長期的な仮の歯冠 - Google Patents

寸法自在な一時的及び長期的な仮の歯冠 Download PDF

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Description

【0001】
発明の背景
本発明は一時的及び仮の歯科用の歯冠に関連し、詳細には、寸法が自在な歯冠シェル及びそのようなシェル(shell)を用いた一時的及び仮の歯科用の歯冠の形成方法に関する。現在、一時的及び仮の歯冠の形成方法には3つ主なものがある。第1の技術では、アルミニウム或いはステンレス鋼または3M社が販売しているロンクラウンフォーム(lon crown forms)などのポリカーボネートからなる従来の予め形成された歯冠の形態或いはシェルを削って準備のできた歯に適合させる。この種の他の一時的な歯冠の例は、米国特許第4、015、332号(Manne)、第4、678、435号(Long)、第4、778、386号(Spicry)、第5、458、489号(Tennyson)に開示されている。
【0002】
第2の技術は、歯冠用に患者の歯を削る前に歯の印象(impression)を作る必要がある。次ぎに、その印象をビスアクリル(bis-acryl)材料で満たし、準備のできた歯に取付ける。ビスアクリルが固まったら歯科用の印象から取外し、削り、研磨し、患者の口に戻して固定する。
【0003】
Gordon Christenson氏が利用し、推奨する第3の主要な技術も一般的である。この方法は、ポリメタクリル酸メチルからなるパテ状のボールを準備のできた歯の上に載せて患者が歯を噛み合わせる。この材料は次第に固まり始める。材料が完全に固まる前に、このパテ状のボールを歯から取外し、削ってから歯に戻す。次ぎに固まった材料を削って噛み合わせを調節し、この一時的な歯冠を歯に接着する。一般的な歯冠をその部位に形成するための歯科用の管状のものを用いるこの技術の変更例は、米国特許第5,385,469号に開示されている。
【0004】
これらの技術にはそれぞれ長所と短所がある。予め形成された形態を用いる第1の技術は時間がかからずシンプルであるが、この従来のシェルの適合性はあまり良くない。縁が十分に適合しないのである。隣接する歯に対して良い隣接接触を得るのが難しく、その形状及び咬合性もあまり良くない。シェルの形とサイズの種類を増やしてこれらの欠点を解消しようと試みる製造者もいる。歯科医が80もの異なるサイズからサイズを選択し、また大臼歯または小臼歯から形を選択するのは、費用が嵩みまた非常に時間もかかる。Manne氏は、咬合面の蝶番軸に対して唇−舌方向にシェルが曲がるように、近遠心側(mesio-distal sides)にスリットを有する門歯のシェルを加え自由度を高めた。Long氏は、アクリル樹脂充填材が隣接する歯に接触するように隣接方向に押し出されるよう近遠心の側壁を開き、一時的な大臼歯の歯冠の自由度を高めた。この技術で用いられる他のシェルと同様に、これらのシェルも歯肉縁に沿った良好な適合及び良好な咬合を得るために、頬側及び舌側の側壁の自由縁を削る必要がある。開いた近遠心の側面を備えるLong氏のシェルも、充填材をかなり削り取る必要がある。そのような削り取りや調整は、歯科医にとっても患者にとっても時間がかかる。
【0005】
第2の技術では、良好な形状及び正確な咬合性が得られるが時間がかかり、また強度及び耐久性が優れていない。印象を形成するのは時間がかかり、初診時に患者の歯が既に損傷を受けている場合には印象を形成することができない。パテ状の材料からなる一時的なものを形状自在に形成する第3の技術は、熟練した歯科医や技術者が行う場合は迅速かつ正確である。この方法の大きな問題点は技術に依存する割合が高いことである。歯学的に精密に形成するためには、歯科技術者は高度に熟練していなければならない。別の問題点は、パテ状の材料を硬化するときに伴う発熱反応によって患者の口に損傷を与えないように、特に注意が必要である。
【0006】
前述した全ての技術は、歯科医が一時的或いは仮の歯冠を患者に入れるのに30分以上の時間がかかる。得られる一時的或いは仮の歯冠は、典型的にはあまり耐久性が優れていないため長期の使用には向いていない。ステンレス鋼は例外であり、非常に耐久性に優れているが、良好な咬合性を得るための調整及び研削がより難しい。
【0007】
したがって、あまり研削を必要としない良好な適合性を備え、長期の使用に耐え、低コストで迅速かつ精密な一時的な仮の歯冠を形成する方法が待ち望まれている。
【0008】
発明の概要
したがって本発明の目的は、一時的な仮の歯冠の形成及び適合、取付けを容易にすることにある。
【0009】
本発明の別の目的は、うまく適合し長期の使用に十分耐える一時的な仮の歯冠を提供することにある。
【0010】
さらなる本発明の目的は、歯冠の材料及適合時間の点で安価であるうまく適合する歯冠を提供することにある。
【0011】
簡単に言えば、本発明は今日使用されている2つの従来の技術の利点を組み合わせたものであり、自材形状技術及び特別に設計されたシェルの両方を用い、これらの技術が単独で使用されたときの大きな欠点を避けている。このシェルは近遠心の側壁に窓部を備える。自材形状の技術に用いられた類似のパテ状の材料或いは樹脂を用いるが、形状がシェル及び部分的な窓部によって制御され、歯科医が一時的な或いは長期的な仮の歯冠を形成する時間を削減できる。前記側壁のそれぞれは、前記隣接する歯と隣接面接触して押し出された樹脂を受容し保持するべく、前記窓部に隣接する窪んだ或いはギザギザした領域を含む。シェルは短い内側に隣接する側壁及び短い舌側の側壁となるように設計されていることから、シェルを削る必要がない。これによって、歯科医の時間をさらに大幅に短縮できる。歯科医はこのようなシェルによってかなりの自由度が得られるため、ほとんどの天然の大臼歯及び小臼歯は限られた範囲のサイズ、形の対称型のシェルに適合する。
【0012】
本発明により、従来技術と較べて半分或いはそれ以下の時間で迅速に患者に一時的な仮の歯冠を取付けでき、かつ良好な適合性を隣接面及び歯肉面及び咬合面に与え、長期の耐久性も提供できる。
【0013】
添付の図面を好適な実施例に基づいて説明することにより、前述及びその他の本発明の特徴及び利点がより明らかになってくるであろう。
【0014】
詳細な説明
図1−図5は、本発明の第1の実施例の基本的な概念を示す。図1は、一時的或いは長期の仮の小臼歯を形成するためのシェル20の横からの立面図である。この図面の説明は、続く図面に用いて詳細を説明する大臼歯にも適用できる。このシェル20はポリカーボネートから一体成形されるのが好ましいが、別の高分子材料で機械形成することもできる。このシェル20は、咬合面を画定する上部壁22と、頬側の側壁24と、この頬側の側壁から離間した舌側の側壁26とを有する。この舌側の側壁26は、詳細を以下に後述するように歯肉縁25及び27に容易に適合するべく頬側の側壁24より短い。対向する近遠心の側壁28及び30は、上部壁及び頬側の側壁、舌側の側壁とつながっており、準備のできた歯を収容する中心のキャビティを画定するために互いに離間している。
【0015】
近遠心の側壁28及び30は、シェルを準備のできた歯に適合した時、アクリル樹脂(図2の36A及び38Aを参照)がキャビティから隣接する歯に対して隣接面方向に押し出されるように、それぞれの側壁に窓部32、34を有する。このシェル20は、片方の側壁のみに窓部を形成して使用することもできるが、両側に窓部を備えることが望ましい。各窓部の大きさは、隣接する歯に対して隣接面接触部を形成するのに十分な量の樹脂を隣接面方向に十分に押し出すことができる大きさであるが、キャビティからの樹脂の流れを制御するために歯冠の近遠心の側壁の領域より十分に小さい。図1の実施例に示される窓部は、シェルの近遠心の側壁の全体の領域の約半分の領域である。
【0016】
図2−図5は、シェル20のようなシェルを用いた大臼歯及び小臼歯用の一時的或いは長期的な仮の歯冠の形成方法を示している。図2は、一時的な歯冠40Aを示す患者の口の一部の斜視図であり、準備のできた歯の上にあるシェル及び樹脂充填材の位置を示している。この歯冠40Aは、多量のスーパーTアクリル樹脂(Super-T acrylic resin)を中心のキャビティに満たしたポリカーボネートのシェル20で形成されている。患者の口を閉じ、樹脂で満たされたシェルを対向する歯に押し付けて、キャビティ内の樹脂充填材を準備のできた歯の形に適合させる。この過程で、シェルの咬合面の対向する歯との咬合接触を確立すると共に、樹脂充填材の一部がキャビティから近遠心の側壁の窓部を通って押し出される。患者がシェル20を噛み合わせると、窓部を介して樹脂が押し出され、隣接する歯と接触する一時的な歯冠の隣接面に吐出部36A、38Aが形成される。頬側及び舌側の各窓部32及び34の縁に沿った近遠心の側壁28及び30の一部が、隣接する歯に向かって樹脂が隣接面方向に押し出されるのを導く。
【0017】
図3は、患者の歯から取り外され、患者の指に保持された図2の一時的な歯冠40Aを示す。この突出た樹脂は、アクリルのバー42を用いて、患者の歯列の隣接面及び咬合面に適合する外側表面の形状に削られる。この過程には、アクリル樹脂の吐出部36A及び38Aの研削及び整形が含まれる。広範囲な露出した歯の長さ部分に対応できるように2つの長さのシェルを形成することもある。舌側の側壁26の歯肉縁27と患者の歯肉とが当たらないように患者が咬合した時、咬合面即ち上部壁の位置決めの自由度を高めるように、舌側の側壁26が頬側の側壁24より十分に短いシェルを形成するのが望ましい。また、歯冠の形成時のシェルの取り扱いのために、シェルの頬側の側壁に着脱可能なタブを備えるようにし得る。
【0018】
図4は、整形された吐出部36B及び38Bを備え、患者の準備のできた歯に戻された一時的な歯冠40Bを示す。咬合面22の縁に沿った影部44は、咬合調整のために研削される一時的な歯冠の頬側の先端部を示している。図5は、咬合調整のために研削した後の一時的な歯冠40Cを示している。
【0019】
準備した歯に合った正しいサイズのシェルの選択(詳細に付いては後述)及び樹脂の充填、整形、準備した歯への歯冠の接着の全過程は、従来の技術を用いた一時的な歯冠の完成に必要な時間の約半分であり、典型的には15分以下である。
【0020】
図4及び図5の破線は、歯冠40Cの隣接面の部分的な窓部から樹脂を押し出し、整形した一時的な歯冠の一部を示している。仕上った歯冠のシェルと充填材との境界はかなり滑らかで、厳密に調べない限り肉眼ではほとんどわからない。隣接する歯への隣接面の適合及び対向する歯との咬合は自然な歯の複製に近い。歯冠40Cはまた、患者の歯の歯肉縁に沿ってしっかりとシールされる。得られた歯冠はポリカーボネート補強されたアクリル樹脂からなり耐久性に優れているので、長期の仮の歯冠として使用するのに向いている。
【0021】
図6−図8は、好ましい間隔を例示する患者の歯列の一部を示している。患者が口を閉じて噛み合わせた状態で隣接する歯62及び64との間に準備のできた歯が緩く適合するように、この間隔を利用して正しい近遠心のサイズ及び咬合−歯肉のサイズを選択する。図6及び図7は、シェル20が近遠心の方向において歯62及び64と準備のできた歯との概ね中間、即ち図6の幅Aと幅Bの中間に位置するための、シェル20の近遠心方向のサイズ決め(図7及び図8の破線に示されている)を示している。得られた位置が、図7及び図8の破線のシェル20で示されている。天然歯列のそのような歯の通常の間隔の範囲内である近遠心方向の幅が少なくとも2種ある大臼歯及び小臼歯のシェルを含むシェルのセットを作ることが望ましい。このサイズ決めにより、歯科医は、0.5mmから1.0mmの隙間で隣接する歯の間に収容されるような近遠心方向の幅を有する所定の準備のできた歯のシェルを1つ選択できる。この隣接面方向の隙間は、樹脂充填材の吐出部36A、38Aで満たされる。従来の方法と比べると、この方法は極めて容易に歯冠の隣接面を適合できる。
【0022】
また、図8を参照すると、患者が口を閉じて樹脂の詰まっていないシェルを噛んだ状態で対向する歯に対して容易に適合するように、シェル20の咬合−歯肉方向の長さが決められる。前述したように、シェルのセットは、歯の長さは人によって異なるがこの範囲内で適合できるように、異なる2種の咬合−歯肉方向の長さの所定の大臼歯または小臼歯を含む。所定の準備のできた歯のためのシェルの咬合−歯肉方向の長さは、シェル20の咬合壁と対向する歯66との間隔である幅Dの概ね半分の間隔となるような長さである。歯科医が容易に適合する1つのシェルを選択する際は、準備のできた歯の歯肉縁に概ね適合するシェルの歯肉縁25を有し、シェルの咬合面が対向する歯66に対して0.5mmから1.0mmの間隔のあくシェルを所定の歯のために選択するのが好ましい。
【0023】
図9−図13は、本発明の小臼歯用のシェル20の第2の実施例の種々の図面である。一時的な仮の歯冠を形成するためにシェル120に用いた形成方法及び過程の概要は、前述したシェル20と概ね同じである。シェル20の各部分に対応するシェル120の各部分は、シェル20の参照番号に100を加えたものである。したがって、シェル120は、咬合壁即ち上部壁122と、歯肉縁125、127をそれぞれ備える頬側の側壁124、126と、隣接面の側壁128及び130とを有する。
【0024】
シェル20の窓部32及び34は対応する縁に沿って境界があるが、シェル120の窓部132及び134は隣接面の側壁の歯肉縁に沿った境界がないU型である。それぞれの窓部132及び134は窓部32及び34より細く、窓部を備える隣接面の全領域の約1/3を占めるのが好ましい。
【0025】
シェル120の咬合壁即ち上部壁122も窓部を有し、この実施例では、中心のブリッジ154で離間した長円形の1対の窓部150及び152を有するのが好ましい。1つの窓或いは複数の窓があることから、患者が図2の形成過程で樹脂の詰まったシェルを噛んだ時、上部壁122の上側表面のシェルの中心のキャビティから充填材樹脂の一部が押し出される。
【0026】
シェル120の上部壁122は第1の咬合面122Aを有し、さらに第1の面と窓部との間に第2の窪んだ面122Bを有する。窪んだ面は、窓部の周りに窪んだ縁を形成し、この窪んだ縁が窓部150及び152を介して押し出される樹脂充填材を受容し、その窓部の周りに樹脂を保持するため、対向する歯66(図8参照)の咬合面と接触して咬合面が形成される。
【0027】
同様に、シェル120の隣接面も、窓部132及び134の垂直な側面とシェルの最も外側の隣接面128A及び130Aとの間に窪んだ領域128B及び130Bを有するのが好ましい。窪んだ領域128B及び130Bは窓部132及び134の周りに窪んだ縁を形成し、その窪んだ縁がそれらの窓部を介して押し出される樹脂充填材を受容する共に、隣接する歯62及び64(図8参照)に接触する隣接面に樹脂を保持する。
【0028】
この実施例では、シェルの歯肉縁125及び127は階段型の断面形状を有するため、縁の周りに樹脂を受容して保持し、準備のできた歯と上質なシールを形成する。本発明の別の特徴は、舌側の側壁126が頬側の側壁より短く、その比率が3:4であることである。
【0029】
図14−図16は、前述した小臼歯の第2の実施例と本質的に同じ大臼歯のシェルを示している。対応する構造要素及び形状は、同じ参照番号に100を加えて示されているため、さらなる説明は必要ない。大臼歯との形状の違いを別にすると、小臼歯との大きな違いは、舌側の側壁226が頬側の側壁224より短く、その比率が2:3であることである。
【0030】
図17−図24は、本発明の第3の実施例の小臼歯320及び大臼歯420のシェルを示している。前述した実施例と共通の構造要素及び形状は、その同じ参照番号に100を加えて示される。この実施例には幾つかの異なる点がある。第1に、咬合壁即ち上部壁322、422は1つの窓部を有する。その形状は十字型であり、図17及び図21に最も良く示されている。この形状では、上部壁322、422に樹脂充填材が押し出される領域が幾分大きくなるが、仕上った歯冠の充填材を支持する間隔は狭い。第2に、シェルの歯肉縁が内側に傾斜している。これは、図20の隙間325、327及び図24の隙間425、427に示されている。
【0031】
第3の違いは、舌側の側壁326、426が頬側の側壁324、424より遥かに短く、今回その比率は1:2である。この比率により、準備のできた歯の舌側の側面に沿って垂直に位置する舌側の側壁の歯肉縁の自由度が極端に高まり、シェルの頬側の先端部が頬側の側壁の歯肉縁に対して頬−舌方向に移動できる。さらに短い舌側の側壁を使用することも可能であるが、舌側の縁または頬側の先端部の位置の自由度のさらなる利点はなく、患者が図2に示される過程で樹脂の詰まったシェルを噛んだ時、舌側に押し出される樹脂の流れを制御しにくい。ファインガラス繊維を20%含むポリカーボネートが、この実施例の材料に好適である。この樹脂は、スーパーTガラスを含むアクリル樹脂が好ましい。
【0032】
本発明のさらなる特徴及び利点は、第3の実施例に最も良く見られる。この実施例では、患者の歯列の4つに分けた部分の全てに容易に適合する一般的な形態を用いる。図7及び図8に示されるようなサイズの4種の大臼歯と4種の小臼歯を備える8種のサイズ及び形状からなるキットは、研削しなくても後列の永久歯の95%に対応できる。このキットには、右歯列や左歯列のために右または左の鏡像シェルは必要なく、また下顎用や上顎用も必要ない。シェル320、420は、頬−舌の軸に対して対称である。シェル320、420の全ての側壁は十分に短く、患者が歯を咬合した時に容易に適合する。すなわち、準備した歯及び隣接する歯、対向する歯の邪魔にならない。樹脂は、近遠心の側壁から制御されて押し出され、良好な隣接面接触を形成する。また樹脂は、シェルの歯肉縁に沿って押し出されて、準備した歯の全ての側面の精密な縁のシールとなる。舌側の側壁326、426が頬側の側壁324、424よりかなり短いため、シェル320、420は、患者が樹脂の詰まったシェルを噛んだ時、頬側の側壁の顔側の歯肉縁325、425に対して自由に回転する。この形態により、シェルの縁を研削する必要がなくなると共に、咬合する歯に対するシェルの頬側の先端部の正確な位置決めが容易となり、さらに歯冠の顔側(頬側)及び咬合面から余分な樹脂及びシェルの材料をそれほど削る必要がない。
【0033】
本発明の好適な実施例を用いた本発明の原理の例示及び説明から、本発明の原理から逸脱することなく、形態及び細部の変更が可能であることは明らかであろう。本明細書で記述した様々な新規の特徴を用いて、別の組み合わせにしたり、或いは形状や寸法を変更することもできる。例えば、咬合面に1つの長円形の窓を備えることも可能であり、また第2の実施例の階段形の歯肉縁を第1または第3の実施例にも利用できる。さらに第2の実施例の窓部に隣接する窪んだ領域を他の実施例に用いることもできる。また、すべての変更等は先述した請求の範囲内であることを主張する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例の一時的な歯冠を形成するためのポリカーボネートのシェルの側面図である。
【図2】 図1のシェルで形成された歯冠の斜視図であり、一時的な歯冠の近遠心面の部分的な窓部から押し出されるスーパーTアクリル樹脂でシェルが満たされた後、準備できた歯の上に取付けられている。
【図3】 突出た樹脂をアクリルのバー(burr)で削るために患者の歯から取り外した図2の一時的な歯冠の斜視図である。
【図4】 患者の準備できた歯に戻された削られた後の一時的な歯冠を示す図2に類似の斜視図であって、咬合面の縁部に沿った影の部分は咬合調整のために研削される領域を示している。
【図5】 咬合調整のために削られた後の一時的な歯冠を示す図4に類似の図面であって、図の破線は、歯冠の近遠心側の窓部に延びている押し出されて削られた樹脂によって形成された前記一時的な歯冠の一部を示している。
【図6】 患者の歯列の側面図であって、本発明の準備のできた歯に適合する正しい近遠心のサイズのシェルを選択する時に利用する隙間を示している。
【図7】 患者の歯列の平面図であって、本発明の準備のできた歯に適合する正しい近遠心のサイズのシェルを選択する時に利用する隙間を示している。
【図8】 咬合−歯肉方向のサイズ決めを示す図6に類似の側面図である。
【図9】 本発明の小臼歯用のシェルの第2の実施例の上側からの斜視図である。
【図10】 本発明の小臼歯用のシェルの第2の実施例の底側からの斜視図である。
【図11】 図9及び図10のシェルの平面図である。
【図12】 図9及び図10のシェルの近遠心方向の立面図である。
【図13】 図12の線13−13に沿った断面図である。
【図14】 本発明の大臼歯用のシェルを示す図11に類似の平面図である。
【図15】 本発明の大臼歯用のシェルを示す図12に類似の立面図である。
【図16】 本発明の大臼歯用のシェルを示す図13に類似の断面図である。
【図17】 本発明の第3の実施例の小臼歯用のシェルを示す平面図である。
【図18】 本発明の第3の実施例の小臼歯用のシェルを示す立面図である。
【図19】 本発明の第3の実施例の小臼歯用のシェルを示す頬側端の図である。
【図20】 本発明の第3の実施例の小臼歯用のシェルを示す断面図である。
【図21】 本発明の第3の実施例の大臼歯用のシェルを示す平面図である。
【図22】 本発明の第3の実施例の大臼歯用のシェルを示す立面図である。
【図23】 本発明の第3の実施例の大臼歯用のシェルを示す頬側端の図である。
【図24】 本発明の第3の実施例の大臼歯用のシェルを示す断面図である。

Claims (19)

  1. 一時的或いは長期的な仮の歯冠を形成するためのシェルであって、
    咬合面を画定する上部壁と、
    頬側の側壁と、
    前記頬側の側壁から離間した舌側の側壁と、
    準備のできた歯に適合する中心のキャビティを画定するべく互いに離間し、前記上部壁と頬側の側壁と舌側の側壁に繋がっている対向する近遠心の各側壁とを含み、
    少なくとも近遠心の側壁の1つが、前記キャビティから隣接する歯に近遠心方向に樹脂が押し出されるように、前記側壁に部分的開口を形成する窓部を有し、前記近遠心の側壁が、前記隣接する歯との隣接面接触部に押し出された樹脂を受容し保持するべく、前記窓部に隣接する窪んだ領域を含むことを特徴とするシェル。
  2. 前記窓部が、前記隣接する歯に対して隣接面の接触部を形成するのに十分な樹脂が前記キャビティから近遠心方向に押し出されるサイズであり、前記キャビティからの前記樹脂の流れを制御するために前記歯冠の前記近遠心の側壁の表面領域より十分に小さいことを特徴とする請求項に記載のシェル。
  3. 前記窓部のサイズが、前記一時的な歯冠の前記近遠心の側壁の領域の約1/3から半分であることを特徴とする請求項に記載のシェル。
  4. 前記近遠心の側壁が、近遠心の第1の表面と、前記第1の表面と前記窓部との間の窪んだ第2の表面とを有し、前記第2の表面が押し出される樹脂を受容し保持する窪んだ縁を前記窓部の周りに形成することを特徴とする請求項1に記載のシェル。
  5. 前記シェルの両方の近遠心の側壁が前記窓部の1つを有することを特徴とする請求項1に記載のシェル。
  6. 前記シェルの上部壁が、前記キャビティから樹脂が咬合面方向に押し出されるための窓部を備えることを特徴とする請求項1に記載のシェル。
  7. 前記シェルの上部壁が、頬−舌方向に延在するブリッジによって近遠心方向に離間された2つの前記窓部を備えることを特徴とする請求項に記載のシェル。
  8. 前記シェルの上部壁が、第1の咬合表面と、前記第1の咬合表面と前記窓部との間の第2の窪んだ表面とを有し、前記窓部の周りに押し出される樹脂を受容し保持する前記窓部の周りの窪んだ縁を形成することを特徴とする請求項に記載のシェル。
  9. 前記頬側の側壁と前記上部壁とが頬側の先端部を形成し、前記頬側の先端部を含む前記頬側の側壁が咬合面−歯肉方向において患者の歯の長さより短い第1の長さに形成され、
    前記舌側の側壁が咬合面−歯肉方向において前記頬側の側壁の前記第1の長さより短い第2の長さに形成されるため、前記シェルの前記頬側の先端部が前記頬側の側壁の歯肉縁に対して頬−舌方向に自由に動くことを特徴とする請求項に記載のシェル。
  10. 前記上部壁及び側壁が高分子材料から一体形成され、それぞれの近遠心の側壁が前記高分子材料と確実に接触して押し出された樹脂を受容し保持する前記窓部に隣接する窪んだ領域を備えることを特徴とする請求項に記載のシェル。
  11. 前記近遠心の側壁の前記窓部が概ねU型であり、前記近遠心の側壁の歯肉周辺に沿った境界がないことを特徴とする請求項に記載のシェル。
  12. 前記側壁が、準備のできた歯の歯肉縁に沿って接触してシールするように樹脂を受容し保持するべく、その歯肉周辺に沿って窪んだ領域を備えることを特徴とする請求項に記載のシェル。
  13. 前記頬側の側壁が、前記歯冠の形成時のシェルの取り扱いのために、着脱可能なタブを備えることを特徴とする請求項に記載のシェル。
  14. 請求項に記載のシェルを複数含むシェルのセットであって、人間の永久歯である小臼歯及び大臼歯に適合するサイズ及び形状の多数のシェルを含み、前記各シェルが頬−舌軸に対して対称に形成されるため、選択されたサイズのシェルは患者の歯の左右及び上下の顎に交換可能に適合できることを特徴とするシェルのセット。
  15. 少なくとも大臼歯に対して1つのシェル、小臼歯に対して1つのシェルを含み、前記各シェルにおいて、準備のできた歯の近遠心の側面と隣接する歯の近遠心の側面との概ね中間に前記シェルの近遠心の側壁が位置するように近遠心方向のサイズが形成されていることを特徴とする請求項14に記載のシェルのセット。
  16. 請求項に記載のシェルを複数含むシェルのセットであって、大臼歯に対して2つのシェル、小臼歯に対して2つのシェルを含み、選択した1つの大臼歯に適合する第1及び第2のシェルび小臼歯の第1及び第2のシェルの近遠心の側壁が、第1及び第2の幅を有し、少なくとも1つの幅が削らないでも2つの隣接する歯の間の準備できた歯に緩めに適合できるため、前記近遠心の側壁の前記窓部から樹脂を押し出すことができ、前記隣接する歯に隣接面接触部を形成することを特徴とするシェルのセット。
  17. 前記近遠心の側壁の咬合面−歯肉方向の長さが、前記頬側の側壁及び舌側の側壁の咬合面−歯肉方向の長さより短いことを特徴とする請求項に記載のシェル。
  18. 前記シェルの前記頬側の側壁及び舌側の側壁の咬合面−歯肉方向の長さが前記準備のできた歯に比例して形成されるため、樹脂の一部が押し出されて前記シェルの歯肉縁に沿ってシールが形成されることを特徴とする請求項1に記載のシェル。
  19. 一時的或いは長期的な仮の歯冠(40C)であって、
    請求項1乃至18の何れかに記載のシェル(20、120、220、320、420)と、
    前記中心のキャビティ内に配置されて、準備のできた歯(60)に適合する形状に形成された樹脂(36A、38A)を含むことを特徴とする歯冠。
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