JP4142051B2 - 選択呼出受信機を広範囲に分布した情報源に結合する方法およびシステム - Google Patents

Description

本発明は、一般に、双方向通信システムにおける選択呼出トランシーバに関し、さらに詳しくは、選択呼出トランシーバを利用して、広範囲に分布した情報源から情報を検索することに関する。

ワイヤレス装置を介してインターネットからの情報の検索は、セルラ・デジタル・パケット・データ（ＣＤＰＤ）を利用してセルラ電話でもまもなく利用可能になる新技術である。この技術の一部をパーソナル・デジタル・アシスタントおよび他のワイヤレス装置に移植する要求がある。モバイル・ユーザは、リアル・タイム送信を利用するセルラ電話ではなく、蓄積転送(store-and-forward) 技術を利用する低コストでページャ・サイズの装置の便宜性で、個人的な更新情報にアクセスすることを望むことがある。情報はワールド・ワイド・ウェブ上にあるかもしれないが、ブラウザ(browser) は便利ではなく、また情報は専用情報網にあるかもしれないが、モデムは便利ではなく、またワイヤレス装置で必要とされるメモリもしくは処理はワイヤレス装置のコストを上げるであろう。

そのため、ページャ型装置のために情報を取得し、かつ低コストの非リアル・タイム送信を利用する蓄積転送システムにおいて情報を返送するために、エージェント(agent) を配分すべくサーバのサービスを要求できる、低コストのページャ型装置が必要とされる。

本発明の第１の態様において、選択呼出トランシーバを広範囲に分布した情報源に結合する方法は、前記広範囲に分布した情報源にサーバを動作可能に結合する段階であって、前記サーバは、ある選択呼出トランシーバについてカスタマイズされた情報を検索するためのエージェントを収容する段階と、前記選択呼出トランシーバにおいて情報要求を前記サーバに発信する段階と、前記サーバ側の前記エージェントを利用して前記広範囲に分布した情報源から前記情報を検索する段階とによって構成される。

本発明の第２の態様において、選択呼出トランシーバを広範囲に分布した情報源に結合する通信システムは、前記広範囲に分布した情報源に結合されたサーバであって、前記サーバは、ある選択呼出トランシーバについてカスタマイズされた情報を検索するためのエージェントを収容する、サーバと、前記サーバに結合され、前記選択呼出トランシーバが前記サーバから所定の情報を要求することを可能にするための通信端末とによって構成される。

本発明の第３の態様では、サーバに結合された広範囲に分布した情報源から情報を要求できる選択呼出トランシーバは、デコーダおよびコントローラに結合された選択呼出受信機と、前記コントローラおよびエンコーダに結合された選択呼出送信機と、前記コントローラに結合され、サーバと同期してプロトコル・エンティティ定義(protocol entity definitions) をダイナミックに変更できるメモリとによって構成され、前記サーバは、前記選択呼出トランシーバに返送するために、前記広範囲に分布した情報源から情報を検索するために前記選択呼出トランシーバに代わってエージェントを配分する。

本発明の第４の態様では、選択呼出トランシーバを利用して広範囲に分布した情報源か
らユーザ選択情報を検索するサーバは、前記選択呼出トランシーバからのユーザ選択可能な入力および通信システムからの入力を、トークンとマッピングするためのメモリ番地と、サーバ側のトークンを前記広範囲に分布した情報源から情報を検索するための検索コマンドに変換するトランスレータと、前記選択呼出トランシーバのユーザによって選択される装置にて受信するために適したフォーマットで、検索済み情報をフォーマット化するフォーマッタとによって構成される。

第１図を参照して、選択呼出トランシーバ１８を広範囲に分布した情報源２４に動作可能に結合するための通信システム１０を示す。さらに詳しくは、通信システム１０は、好ましくは、広範囲に分布した情報源２４に結合されたサーバ２２によって構成され、このサーバは、ある選択呼出トランシーバについてカスタマイズされた情報を検索するためのエージェントを収容する。選択呼出トランシーバ１８は、好ましくは、モトローラ社のワイヤレス・メッセージング・ゲートウェイ(Wireless Messaging Gateway)ページング端末などの端末２０を介して、広範囲に分布した情報源２４に動作可能に結合される。動作的には、ページング端末または端末２０は、選択呼出トランシーバ１８がサーバ２２から情報を要求することを可能にする。好ましくは端末２０に結合された送信機（図示せず）は、広範囲に分布した情報源から検索された情報を選択呼出トランシーバ１８に送信する。あるいは、選択呼出トランシーバ１８は、ファクシミリ装置２８またはページング端末３０などの任意の数の装置に情報を転送することを要求できる。

双方向選択呼出トランシーバまたはページャを介したインターネット・アクセスは、多くの用途に役立つ。多分最も重要なのは、地理に基づいた検索であろう。要求される特定の情報は、通信システム１０によって判定されるユーザ位置に基づいて検索できる。さらに詳しくは、複数の基地局受信機を有する双方向ページング・システムは、当技術分野で周知なように、送信側の選択呼出受信機の位置を絞り込むことができる。従って、通信システムの固有の位置情報があれば、天気予報，交通状態などのローカル情報は、ユーザが位置を指定する必要なく送信できる。

本発明による別の特徴は、ユーザに配信される情報をダイナミックに解析(parse) およびカスタマイズできることである。情報は異なる情報源から選択でき、および／またはチャネル容量などのシステム制限またはコストなどのユーザ選択制限に基づいて異なる形式でフォーマット化する必要がある時変情報(time variable information) に対処するためにフォーマット化できる。例えば、株式情報は、それぞれがさまざまなレベルの詳細およびグラフィックを有する個別のウェブ・ページなどのさまざまなソースから入手できる。サーバ２２に常駐するシステム・ソフトウェアは、情報を要求する特定の選択呼出トランシーバの機能を把握し、所望する情報のレベルに関するユーザ・プロファイル(user profile)さえ有することがある。この情報に基づいて、システム１０は任意の利用可能なソースから情報を検索できる。システムは、好ましくは、ユーザ・アンカ(user anchors)，文書変換ユーティリティの組み合わせおよびコンフィグレーション可能なテキスト・ストリッパ(text strippers)を利用して、できるだけ不要なものを排除しつつ、できるだけ多くの情報を維持する。さらに、ユーザは、デバイス・サイズ，フラグメンテーション長(fragmentation length)，セキュリティ・アルゴリズムまたはキーもしくは他のパラメータに基づいて、情報ウェブの検索のためのプリファレンス(preference)を設定することもできる。ユーザは、個人的選択および趣味に基づいて、情報配信のプリファレンスを設定できる。また、インターネットまたは分布した情報システム上で入手可能な情報の多くは冗長的であり、また本発明はこれらのソースをマッピングできるので、エージェントが一つのレポジトリ(repository)で問題があっても、エージェントはユーザ・コンフィグレーション可能なプリファレンス順序にて他のレポジトリを、すべてダイナミック・パーサ(dynamic parsers) で、試すことができる。

設定できる他のユーザ・プリファレンスには、特定の条件を満たす情報の自動検索(auto searcher) がある。エージェント・サーバは、情報発信者が公開する「ホット・リスト(hot lists) 」を周期的に走査して、内容がエージェントによるサービスに適しているかどうかを判定できる。プロトコルは、新たなサービスが利用可能になるように更新され、またエージェントのユーザが新たなサービスの存在および名前について自動的に学習すること可能にするための機構が存在する。ユーザのプリファレンスは、メッセージの長さまたはフォーマットが配信媒体に適さない（セキュリティ，プライバシ，コストまたは容量のため）場合に、エージェントが別の相互に合意した宛先または媒体に自動的に転送するようになっている。また、ユーザは、コストまたは容量の事情が許せば、情報配信のための時間遅延についての許容レベル(tolerance levels)を設定してもよい。例えば、ユーザは、コストが低く、かつ情報が時間に厳密でなければ、特定の情報の配信が真夜中であっても気にしないことがある。

本発明による別の特徴は、ユーザ制御されたメッセージ・ルーティング(message routing) である。前述のように、この情報検索システムを利用する選択呼出トランシーバのユーザは、ユーザがエージェントに達するために利用した同じチャネルを利用して、サーバ側のエージェントが情報をユーザに返送することを望むのが一般的である。たまに、ユーザは特定の情報を別の誰かまたは別の何かに配信することを望むことがある。従って、製品価格を説明する企業ウェブ・ページは、見込み客宛に送信したり、与えられたファクシミリ番号に送信したり、あるいは特定の電子メール・アカウントに電子メール配信できる。

ページング端末に着信送信される情報の量を低減する上で特に役立ち、かつユーザが追加情報を入力することを省く本発明の別の有用な特徴は、セッション・コンテキスト(session context) に基づくインテリジェント・クエリー処理(intelligent query handling)である。
サーバ側のエージェントは、与えられたセッションについてユーザ要求のステート・マシン(state machine) を維持する。エージェントは、コンテキストに応じた方法でコマンドに応答し、それによりコマンドはシーケンシャル・コンテクストにおいてより多くの意味を持つことができる。例えば、特定の企業について財務情報が要求され、かつ次のクエリーがニュースである場合、エージェントは、すべてのニュースを送信せずに、エージェントがすでに情報収集していた該企業に関するニュースのみを収集できる。もちろん、この機能は好ましくはユーザ・コンフィグレーション可能であり、また必要に応じて無効にされる。さらに、この機能は、空中で送信されるパラメータを軽減し、そのため容量を増加する。

本発明の別の関連の態様では、選択呼出受信機が情報を検索する対象の情報資源に応じて、各セッションをダイナミックに符号化できる。すなわち、順方向または逆方向チャネル上の定形コード(canned codes)の意味についての静的なリストの代わりに、コードはユーザがセッション中のどこにいるかに応じて意味を変える。好ましくは、これらのコードを同期させるハイレベル・プロトコルが存在する。

システム１０は、好ましくは、特定ユーザに関する統計を維持し、特定のユーザをハイ・プロファイル・ユーザまたはパワー・ユーザとして識別し、そのユーザの動向を追跡あるいは学習できる。また、システムは、エージェント要求利用パターンを追跡する自動モニタを設定できる。そうすると、サーバ２２は、これらのモニタの利用をユーザに自動的に示唆できる。さらに、システムは、ユーザがエージェントと通信するために用いる、あるいはその逆で用いるエアタイム(airtime) を短縮するために、より個別のプロトコルを利用するようにユーザの装置を再構築できる。これは、多くのチャネル容量を節約できる
。

好ましくは、サーバ２２は、システム１０の運用，維持および試験をカスタマイズあるいは最適化するように修正できる。エージェント・サーバ２２の管理者は、エージェントおよびサーバ資源の状態をクエリーし、ユーザ，エージェントおよび／またはサービスを遠隔的にイネーブルまたはディセーブルできる。管理者はこれを、管理エージェントによって、あるいはリンク１７を介してサーバ２２に結合されたパーソナル・コンピュータ１６などの任意の他のサーバ・エントリ・ポイントによって行うことができる。

ページング技術のマルチメディア化が進むにつれて、選択呼出受信機がテキストだけでなく、グラフィックや音声を一つの携帯装置で受信できるときがやってこよう。本発明によるサーバは、テキスト，グラフィックおよび音声に基づいて、利用可能な検索可能な情報を分割(split) する機能を最終的に必要とする。携帯加入者側でのこの技術の一部は、モトローラ社のInFLEXion Voice over-the-air protocol を利用するモトローラ社製TENOR ボイス・メッセージング・ユニットで現れ始めている。そのため、特定のTENOR 加入者ユニットが音声機能のみしかなく、かつ情報源がテキストのみしかない場合、サーバ側のエージェントはテキストから音声のコンバータまたはトランスレータを内蔵し、音声によるテキストの「閲覧」(audible viewing of text) を可能にする。同様に、グラフィック画像が画像内にテキストを有し、かつ情報を要求する加入者ユニットがテキストを見ることしかできない場合、サーバ側のエージェントは光学文字認識（ＯＣＲ）用のシステムを内蔵して、画像をテキストに変換できる。別の例として、ウェブ上の情報がデジタル化ビデオであり、かつ加入者ユニットが限られたメモリおよびグラフィック・ディスプレイ機能しかない場合、デバイス・ディスプレイ機能および他の条件に基づいて、ビデオを一連のグラフィック・連のグラフィック・イラストレーションとして選択的に表示できる。

本発明の別の態様では、多重選択応答(multiple choice responses) を効果的に利用して、サーバによって特定された情報リンクをユーザのためにダイナミック・プロンプト応答(dynamic prompted responses)にマッピングできるように、インタラクティブ・ウェブ・ブラウザをシミュレーションできる。これにより、ユーザが所望する特定の情報を選択するために必要な帯域幅を大幅に低減できる。

本発明の別の態様では、ユーザ・セッションが可能である。すなわち、サーバは、電話，ファックスまたは異なるワイヤレス・プロトコルを利用して動作する異なる通信事業者からの他のページング・ゲートウェイまたは端末など、異なる媒体間で通信を可能にするゲートウェイに、ユーザがアクセスすることを許す。

例えば、ページャＡ（１８）は、ページャＣ（１４）の資源（この場合、選択呼出トランシーバ１４に結合されたコンピュータ１２）へのアクセスを要求する。
ページャＣのユーザは、自局の資源に対するアクセスを、サーバ２２を介してユーザＡに許可する。ページャＡは通知され、ページャＣにアクセスして、アクセスを中止する。次に、ページャＡおよびＣは、サーバ２２を介さずに、セキュリティ・アルゴリズムまたはキーや、圧縮比などのパラメータを両者間で設定するためにセッションを確立する。セッションは、異なるページング・ネットワーク上のページャ間で確立でき、例えば、端末Ａ（２０）と通信するページャＡ（１８）と、端末Ｂ（３０）と通信するページャＢ（２８）との間で確立できる。

動作的には、本発明は、選択呼出トランシーバ１８を広範囲に分布した情報源２４に結合する方法からなる。サーバ２２は、好ましくはｈｔｔｐポスト・プロトコルを利用して、広範囲に分布した情報源に動作可能に結合され、サーバは、ある選択呼出トランシーバについてカスタマイズされた情報を検索するためのエージェントを収容する。情報要求は
、サーバに動作可能に結合されたページング端末２０を介して、サーバに対して選択呼出トランシーバ側で発信される。情報は、ｘ．４００などの電子メール・プロトコルを利用してサーバとページング端末との間でやり取りでき、あるいはｈｔｔｐポスト・プロトコルを利用してインターネットまたはウェブを介してサーバとページング端末との間でやり取りできる。いずれにせよ、情報は、サーバ側のエージェントを利用して、広範囲に分布した情報源から検索される。広範囲に分布した情報源は、「ウェブ」ともいうワールド・ワイド・ウェブ(world wide web)でもよい。次に、情報は選択呼出トランシーバに送信される。理想的には、選択呼出トランシーバの位置情報は、複数の基地局受信機（図示せず）のうちの少なくとも一つにおいて選択呼出トランシーバから送信を受信し、かつ検索され所定の情報をさらにカスタマイズするために位置情報をエージェントに与えることによって取得される。好ましくは、情報は、特定の選択呼出トランシーバ・ユーザについて構成されたフォーマットにてダイナミックに解析される。さらに、選択呼出トランシーバは、ファクシミリ装置，電子メール・アカウントを有するコンピュータ１２，ページャ２８またはセルラ電話（図示せず）などの別の通信装置に検索済み情報を回送できる。最後に、本発明の方法は、トランシーバ・ユーザ要求のステート・マシンを維持して、エージェントがコンテキストに応じた方法でコマンドに応答することを可能にすることをさらに含んで構成される。

すなわち、本発明は、選択呼出トランシーバとサーバとの間で同期的にプロトコル・エンティティ(protocol entities) をダイナミックに変更し、広範囲に分布した情報源において情報を見つけるために選択呼出トランシーバに代わってエージェントを配分する専用サーバにてこれらのエンティティを好ましくは受信する。プロトコル・エンティティは、コマンド・セット、またはマッピングされた意味を持つ定形メッセージ(canned messages) としてみることができる。好ましくは、専用サーバとエージェントとの間のプロトコルは、空中での通信コストを最適化するように修正される。エージェントは、コストおよび容量制限に基づいて、変化するレベルの情報詳細を提供するように指示できる。

言い換えると、通信システムにおいて選択呼出トランシーバを利用して広範囲に分布した情報源からユーザ選択情報を検索する方法は、好ましくは、選択呼出トランシーバからのユーザ選択可能な入力および通信システムからの入力を、選択呼出トランシーバと通信中の遠隔サーバ側のトークン(token) とマッピングする段階と、遠隔サーバ側のトークンを、広範囲に分布した情報源から情報を検索するための検索コマンドに変換する段階とによって構成される。また、本方法は、広範囲に分布した情報源から情報を検索する段階と、選択呼出トランシーバにて受信するのに適したフォーマットで情報をフォーマット化する、あるいは選択呼出トランシーバのユーザによって選択された装置において受信するのに適したフォーマットで情報をフォーマット化する段階とによって構成されてもよい。

本発明による選択呼出トランシーバは、好ましくは、デコーダおよびコントローラに結合された選択呼出受信機と、前記コントローラおよびエンコーダに結合された選択呼出送信機と、前記コントローラに結合され、専用サーバと同期してプロトコル・エンティティ定義をダイナミックに変更できるメモリとによって構成され、専用サーバは、選択呼出トランシーバに返送するために、広範囲に分布した情報源から情報を検索するために選択呼出トランシーバに代わってエージェントを配分する。

サーバからワイヤレスに情報を要求する選択呼出を利用して、広範囲に分布した情報源からユーザ選択情報を検索するサーバは、選択呼出トランシーバからのユーザ選択可能な入力および通信システムからの入力を、トークンとマッピングするためのメモリ番地と、サーバ側のトークンを広範囲に分布した情報源から情報を検索するための検索コマンドに変換するトランスレータと、選択呼出トランシーバのユーザによって選択された装置にて受信するために適したフォーマットで、検索済み情報をフォーマット化するフォーマッタ
とによって構成される。ユーザ選択可能な入力は、内容，ユーザに対するコストまたはシステム制限に基づいて情報を篩い分けるのに役立つ入力でもよい。理想的には、通信システムからの入力は、システムによって保持されるまたは遵守される、容量，位置および恐らくはユーザ・プロファイルに関連するすべての制約を自動的に含む。例えば、このようなユーザ・プロファイルは、ユーザが利用する選択呼出トランシーバの特定の制限（十分なメモリを有しているかどうか、音声処理，テキスト専用，グラフィック専用，または前記の任意の組み合わせ）、あるいは位置に基づくユーザの利用パターン（ニューヨークにいるときはNew York Timesを読み、南フロリダにいるときはMiami Heraldを読む）を含むことができる。いずれにせよ、選択呼出トランシーバは、好ましくは、非リアル・タイムの蓄積転送ページング・システムである通信システムを利用する双方向ページャなので、サーバは多くの処理に対処できる。

本発明による通信システムのシステム・ブロック図。

Claims (8)

1. 選択呼出トランシーバをワールド・ワイド・ウェブに接続するためのする方法であって、
   ある選択呼出トランシーバ（１８）のためにカスタマイズされた情報を前記ワールド・ワイド・ウェブ（２４）から検索するエージェントを収容したサーバ（２２）を、前記ワールド・ワイド・ウェブに動作可能に接続するステップと、
   前記選択呼出トランシーバから発信した情報要求を、前記サーバに動作可能に接続された通信端末（２０）を介して前記サーバに通信するステップと、
   複数の基地局受信機のうちの少なくとも一つにおいて前記選択呼出トランシーバからの送信を受信することによって、前記選択呼出トランシーバの位置情報を取得し、および検索すべき情報をさらにカスタマイズするために前記位置情報を前記エージェントに提供するステップと、
   前記サーバ内の前記エージェントを利用して、前記ワールド・ワイド・ウェブから前記情報を検索するステップとを備える方法。
2. 前記検索された情報を前記選択呼出トランシーバに送信するステップをさらに備える請求項１記載の方法。
3. 特定の選択呼出トランシーバのユーザのために構成されたフォーマットにて前記検索された情報をダイナミックに解析するステップをさらに備える請求項１記載の方法。
4. 前記選択呼出トランシーバが前記検索された情報を第２の通信装置に回送することをさらに可能にする方法であって、前記第２の通信装置は、ファクシミリ装置、電子メール・アカウントを有するコンピュータ、ページャおよびセルラ電話からなるグループから選択される、請求項１記載の方法。
5. 選択呼出トランシーバ（１８）と広範囲に分布した情報源（２４）との間の通信方法であって、
   前記選択呼出トランシーバとサーバ（２２）の間のプロトコル・エンティティを変更するステップと、
   前記広範囲に分布した情報源から前記選択呼出トランシーバに代わって情報を検索するエージェントを割り当てる前記サーバにおいて前記プロトコル・エンティティを受信するステップと、
   前記サーバと前記エージェントとの間のプロトコルを修正することによって空中での通信コストを最適化するステップとを備える通信方法。
6. 広範囲に分布した情報源からの情報の検索を前記選択呼出トランシーバに代替して行い、検索結果を選択呼出トランシーバに返送するエージェントを割り当てるサーバ（２２）に接続されるとともに広範囲に分布している情報源（２４）から、情報を要求するための選択呼出トランシーバ（１８）であって、
   デコーダおよびコントローラに接続された選択呼出受信機と、
   前記コントローラおよびエンコーダに接続された選択呼出送信機と、
   前記コントローラに接続されたメモリと、前記コントローラは前記サーバと同期してプロトコル・エンティティ定義をダイナミックに変更可能であることとを備える、選択呼出トランシーバ。
7. 広範囲に分布した情報源（２４）から選択呼出トランシーバ内でユーザ選択情報を検索するサーバ（２２）であって、
   前記選択呼出トランシーバから送信された、ユーザによって選択可能な入力と、通信システムからの入力とを、トークンとともにマッピングするメモリ番地と、
   前記サーバにおけるトークンを、前記広範囲に分布した情報源から情報を検索するための検索コマンドに変換するトランスレータと、
   前記検索された情報を、前記選択呼出トランシーバのユーザによって選択された装置にて受信するのに適したフォーマットにフォーマット化するフォーマッタとを備えるサーバ。
8. 選択呼出トランシーバのために広範囲に分布した情報源（２４）からユーザ選択情報を検索するための方法であって、
   前記選択呼出トランシーバからのユーザ選択可能な入力と、前記通信システムからの入力とを、前記選択呼出トランシーバと通信中の遠隔サーバ（２２）にトークンとともにマッピングするステップと、
   前記遠隔サーバにある前記トークンを、前記広範囲に分布した情報源から情報を検索するための検索コマンドに変換するステップとを備える方法。

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