JP4141527B2 - 合成フッ素金雲母粉末を用いた着色剤、およびそれを配合した化粧料 - Google Patents
合成フッ素金雲母粉末を用いた着色剤、およびそれを配合した化粧料 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4141527B2 JP4141527B2 JP10335298A JP10335298A JP4141527B2 JP 4141527 B2 JP4141527 B2 JP 4141527B2 JP 10335298 A JP10335298 A JP 10335298A JP 10335298 A JP10335298 A JP 10335298A JP 4141527 B2 JP4141527 B2 JP 4141527B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- powder
- synthetic
- iron
- mica
- colorant
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Cosmetics (AREA)
- Silicon Compounds (AREA)
- Silicates, Zeolites, And Molecular Sieves (AREA)
- Pigments, Carbon Blacks, Or Wood Stains (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、合成フッ素金雲母粉末、特に焼成温度の制御による雲母の物性の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
雲母は、ケイ酸塩鉱物の一群の総称である。その性質は、劈開性があり、薄片状をなしており、しかも弾力性、ツヤに富み、電気絶縁性、耐熱性を備えているため、一般電気器具の絶縁材料やツヤ出し、錆止めなどの塗料添加剤、プラスチック添加剤などに利用されている。化粧品用としては、付着性、展延性、真珠光沢の良さからファンデーション類を中心に広く使用されている。
【0003】
雲母の種類としては半透明で、弾力性に富む白雲母、白雲母同様に半透明で、弾力性に富み、白雲母より柔軟であるが、鉄分等の不純物の混入が多いために茶褐色の強い金雲母、金雲母よりも更に柔らかいが、不純物を非常に多く混入してしまっているため緑黒色や茶黒色を呈する黒雲母などが天然に産出している。また人造の合成雲母なども開発され、不純物を含まない高純度の原料として高い評価を受けている。
【0004】
化粧料等の分野においては、これら雲母は主に体質顔料として使用されている。化粧料における体質顔料に求められる条件は、感触の滑らかさ、適度なツヤ、成型性、カバー力などである。雲母が、ファンデーションなどに配合される際は、このような体質顔料としての効果を期待してのものであり、着色剤として使用されることはなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来ファンデーションや、頬紅の色を出すためには主に酸化鉄顔料や酸化チタン顔料が用いられていた。酸化チタン顔料は、粒子表面で可視光全域を散乱するため白色を呈する、また高い屈折率を有するために粒子表面での光の散乱が起こりやすいため、塗料などの形態で基材に塗布した場合などには基材を隠蔽する能力が大きいといった性質を有する。しかしこのような性質は同時にファンデーションなどに配合した場合、その隠蔽力と光の散乱力の高さによって現在の化粧料に求められる要素の一つである透明感を奪ってしまうものであった。このため、酸化チタンを用いず、酸化鉄のみによって化粧料を着色しても、酸化鉄の隠蔽力も高いものであり、化粧料に十分な透明感を出すことができなかった。
【0006】
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、その目的は、配合物に鮮やかな色調と透明感を付与する着色剤および鮮やかな色調と透明感を有する化粧料を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために本発明にかかる請求項1記載の着色剤は、結晶構造中に鉄原子を含有する合成フッ素金雲母粉末を、850℃〜950℃で焼成して得た彩度が4.0以上である合成フッ素金雲母粉末を主成分とする。
また請求項2記載の化粧料は、請求項1記載の合成フッ素金雲母粉末を主成分とする着色剤を配合することが好適である。
【0008】
【発明の実施の形態】
鉄等の遷移金属を含有した合成雲母を配合した紫外線吸収効果の高い化粧料は、本特許出願人によって先に出願された特開平6−9210号公報によってすでに公知である。該公報によって開示されている合成雲母においては、鉄原子を含有しているが、紫外線吸収率の良い合成雲母を得ることを目的とするため、焼成温度として600℃〜1200℃をその範囲としている。また外観色も赤色を呈することが開示されているものの、特開平6−9210号公報に開示された合成雲母は、紫外線吸収を主な目的としており、着色剤として用いることも考慮されてはいたものの、目的の相違から着色剤としての効果は十分なものではなかった。
【0009】
本発明者らは、着色剤として更に高い効果を得られる、色鮮やかで透明感を与えることができる合成雲母を開発するべく鋭意研究を重ねた結果、合成フッ素金雲母の焼成温度を制御することによって所望の合成雲母を得ることができることを見出し、本発明を為すに至ったものである。合成雲母には、カリ四ケイ素雲母やテニオライトなどもあるが、これらの結晶構造中に鉄原子を含有させ焼成を行っても、光沢や透明感に欠け、鮮やかな色彩が不十分であり好ましくない。
本発明における結晶構造中に鉄原子を含有する合成フッ素金雲母粉末とは、その構成成分が一般式KMg3(AlSi3O10)F2におけるシリカSi或いはアルミニウムAl又はその両者に代わって鉄を導入したものである。
【0010】
本発明における合成フッ素金雲母の合成、及び粉砕は、特開平6−9210号公報に開示された方法によって行うことができる。すなわち、シリカ、アルミナ、マグネシア、ケイフッ化カリウム、炭酸カリウム、酸化鉄などを配合し、公知の水熱法、固相反応法、溶融合成法等によって約1500℃で溶融し、冷却して結晶を晶出させ、合成された雲母結晶を湿式、もしくは乾式粉砕によって粉砕することで鉄原子含有合成フッ素金雲母粉末を得ることができ、鉄原子含有合成フッ素金雲母粉末を得た後、該合成フッ素金雲母粉末を焼成することによって本発明の合成フッ素金雲母粉末を得ることができる。
【0011】
本発明における重要な点は、前述の工程によって得られた合成フッ素金雲母粉末を焼成する際の焼成温度である。本発明が効果を十分に発揮するためにはその焼成温度が850℃〜950℃の範囲内で行われなければならない。この範囲を逸脱してしまうと、焼成を行っても色彩の鮮やかさが劣り、きれいな外観色を得ることはできない。また850℃を下回る温度で焼成した場合には、フッ素溶出量が多くなり、安全性上好ましくない。
【0012】
本発明を用いる際の粒径においては、特に規定はなく、目的や用途に応じて適宜決定して良い。例として化粧料に用いる際の粒径を挙げると、セディグラフ5000−01型による球状換算形で1〜20μm、マイクロトラックによるレーザー散乱形で5〜35μmが好適である。さらに本発明における合成フッ素金雲母が含有する鉄原子含有量は、重量%で5%〜15%が好適である。
【0013】
本発明による合成フッ素金雲母粉末は、着色剤の一般的な用いられ方と同様、本発明を単独で、或いはその他の着色剤と混合し、配合することができる。化粧料においても一般的原料と共に適宜配合することができる。本発明を用いた化粧料の形態としては、粉末状、粉末プレス状、スティック状、スラリー状等ほぼどのような形態も可能である。さらに実際の化粧料としてはファンデーション、白粉、頬紅、アイシャドー、ネールエナメル等、本発明による着色剤の効果を必要とするものに適宜使用可能である。
【0014】
【実施例】
以下、実施例を挙げて、本発明をさらに詳しく説明する。
製造実施例
ケイフッ化カリウム17.2g、酸化マグネシウム26.7g、酸化アルミニウム3.4g、二酸化珪素35.0g、炭酸カリウム4.5g、及び酸化鉄13.2gをV型混合機で30分間混合した。次いで、この混合物をアルミナるつぼに入れ、電気炉中で1500℃で30分間溶融後、炉内冷却した。このようにして鉄含有合成フッ素金雲母100gを得た。これをボールミル中で48時間粉砕した後、この鉄含有合成フッ素金雲母粉末50gを、0.05規定塩酸水溶液1l中で、撹拌しながら常温で5時間処理した後、脱水、洗浄、乾燥した。この乾燥粉体30gを、アルミナるつぼに入れ、電気炉中900℃で2時間熱処理して本発明の合成フッ素金雲母粉末28gを得た。この粉末の鉄含有量は、重量%で約9%であった。またセディグラフ5000−01型による球状換算形は、4μm、マイクロトラフィックによるレーザー散乱径は10μmであった。
【0015】
実験1
前記製造実施例と同様の分量と手順により製造した鉄含有合成フッ素金雲母粉末を焼成においてのみ焼成温度を、700℃、800℃、850℃、900℃、950℃、1050℃、1100℃として焼成を行い彩度、フッ素溶出量、酸可溶物にどのような違いが出るのかを実験し、その違いについて実験した。その結果をまとめたものが表1及び表2である。
【0016】
【表1】
【0017】
【表2】
【0018】
以上のような結果を得た。外観色は温度によらずどれも赤色を呈していたが、表1及び2から明らかなように色の鮮やかさを示す彩度においては、850℃〜950℃での焼成温度においては、4.0以上の彩度が得られたのに対し、850℃未満の温度及び950℃より高温で焼成したものにおいては、彩度において4.0を割り込んでしまった。
【0019】
さらにフッ素溶出量においては、焼成温度が上がるほど減って行くことがわかる。また、フッ素溶出量は低温となるほど指数関数的に大きくなっていることもわかる。その減少の割合を見てみると、焼成温度800℃でのフッ素溶出量と850℃フッ素溶出量を比較すると、850℃におけるフッ素溶出量は、800℃における溶出量の1/2以下になっているが、さらに50℃温度を上げた900℃におけるフッ素溶出量は、850℃の溶出量の3/4程度になっており、850℃を境にして減少の割合が減りほぼ一定の溶出量となっていることがわかる。
【0020】
また酸可溶物量においては、850℃〜950℃での焼成温度においては、1%未満となっているのに対し、850℃未満の温度及び950℃より高温で焼成したものにおいては、1%を越えてしまった。
以上のように彩度、フッ素溶出量、酸可溶物の測定結果から、人体への安全性や、使用に際する機能性などを考慮すると、彩度が高く、フッ素溶出量、酸可溶物量の少ない焼成温度850℃〜950℃で焼成された鉄含有合成フッ素金雲母粉末が最も適した物性を有していることがわかる。
【0021】
実験2
実験1で用いた本発明品を含む焼成温度の違う合成フッ素金雲母粉末を用いて粉白粉を作成し、それぞれの化粧料の示す品質の評価を行った。さらに鉄含有合成フッ素金雲母粉末を焼成温度850℃〜950℃で焼成したものでなければ本発明の効果が得られないかを検討するため、鉄を含有しない合成フッ素金雲母粉末を900℃で焼成したもの、及び天然雲母粉末を用いて同様に化粧料を作成し、その品質の評価を行った。化粧料に配合したそれぞれの雲母の粒径は、マイクロトラックによるレーザー散乱径で10μm、セディグラフ5000−01型による球状換算径で4μmに一律にそろえられている。粉白粉を作成する際の、成分と配合量を以下に示す。
【0022】
【0023】
成分表からも明らかなように配合物は、雲母粉末以外はどの配合もすべて同じものを使用している。比較例1〜3は本発明と同様の工程で製造した合成フッ素金雲母の焼成温度のみを変えたものであり、比較例1が700℃で、比較例2が800℃で、比較例3が1100℃で焼成を行った鉄含有合成フッ素金雲母粉末を配合したものである。合成フッ素金雲母粉末そのものの外観色は、赤色を呈していた。さらに比較例4が合成フッ素金雲母粉末に代わり、外観色が茶黒色を呈していた天然雲母粉末を配合したものであり、比較例5が鉄を含有しない、900℃で焼成を行った、外観色が白色を呈していた合成フッ素金雲母粉末を配合したものである。
【0024】
さらに本発明の実施例1〜3は製造実施例と同様の工程で製造された本発明品の焼成温度のみを変えたものであり、実施例1が850℃で、実施例2が900℃で、実施例3が950℃で焼成を行った鉄含有合成フッ素金雲母粉末を配合したものである。外観色は赤色を呈していた。
作成した粉白粉は、隠蔽性、彩度、透明感、鮮やかさの各項目について評価した。各項目の評価方法は、次のように行った。
【0025】
隠蔽性は作成した粉白粉とスクワランを1:1で練り合わせ、クリプトメーターによって測定した。得られた値は、隠蔽するための厚さを示しており、値が小さいほど隠蔽性が大きいことを示している。つまり透明感が考慮すると、この値が大きい方がよい。
彩度は、成型品を分光硬度計ミノルタCM−1000で測定した。
透明感、鮮やかさについては、成型品を専門パネル20人によって官能評価によって評価してもらい、透明感があるを5、ややあるを4、ふつうを3、ややないを2、ないを1で評価してもらい、20人の評点の平均を取り、5.0〜4.1を◎、4.0〜3.1○を、3.0〜2.1△を、1.0〜2.0を×で評価した。
【0026】
この比較実験の結果を次の表3、表4に示す。
【表3】
【0027】
【表4】
【0028】
上記の結果から、鉄含有合成フッ素金雲母粉末は、化粧料に着色剤として配合した際も、最も高い効果を上げているのは900℃で焼成した実施例2であり、彩度も高く、透明感に富み、鮮やかであるとの評価を受けている。それに次ぐものが焼成温度850℃の実施例1及び焼成温度950℃の実施例3であり、彩度、透明感、鮮やかさに優れているとの高い評価であった。
【0029】
これに対して、焼成温度が700℃の比較例1、800℃の比較例2、及び1100℃の比較例3は、透明感はあったものの、彩度が劣っており、鮮やかさに今一つ欠けるものであるという評価が多数を占めていた。
よって焼成温度が850℃〜950℃で焼成したときに最も高い効果を得ることができることがわかる。
【0030】
また本発明の各実施例と、天然雲母粉末を配合した比較例4を比較した場合、天然雲母粉末を使用した比較例4は、隠蔽力が高いためか、化粧料に配合した際も透明感に欠けるものとなってしまった。さらに彩度に劣るためと、もともと天然雲母粉末の呈していた色彩のためであると考えられるが、配合された化粧料に鮮やかさが無いものとなってしまい、肌に塗布した際も白く浮き立つように見えた。
【0031】
さらに本発明の各実施例と、鉄を含有しない、900℃で焼成した合成フッ素金雲母粉末を配合した比較例5を比較した場合、鉄を含有しない、900℃で焼成した合成フッ素金雲母粉末を使用した比較例5は、透明感は有していたものの、やはり彩度に劣り、もともと呈していた色彩が白色であったためであると考えられるが、比較例4同様、配合された化粧料に鮮やかさが無いものとなってしまい、肌に塗布した際も異常に白く浮き立ち、不自然なものとなってしまった。
【0032】
このように本発明によって得られる効果は、鉄を含有する合成フッ素金雲母を、焼成温度850℃〜950℃の範囲で焼成することによって得られるものであることがわかる。
【0033】
続いて本発明の合成フッ素金雲母粉末を化粧料に適用した際の配合例を示す。
配合例1
ファンデーション
本発明の合成フッ素金雲母 6.0%
タルク 6.0%
カオリン 3.0%
ステアリン酸 2.0%
セチルアルコール 0.3%
流動パラフィン 20.0%
ポリオキシエチレン(10モル)オレイン酸エステル 1.0%
ソルビタントリオレイン酸エステル 1.0%
プロピレングリコール 5.0%
ポリエチレングリコール4000 5.0%
トリエタノールアミン 1.0%
ビーガム 0.5%
精製水 49.2%
顔料 適量
香料 適量
防腐剤 適量
【0034】
配合例2
ネールエナメル
本発明の合成フッ素金雲母 適量
ニトロセルロース 10.0%
アルキッド樹脂 10.0%
クエン酸アセチルトリブチル 5.0%
酢酸エチル 20.0%
酢酸ブチル 15.0%
エチルアルコール 5.0%
トルエン 35.0%
沈殿防止剤 適量
【0035】
配合例3
頬紅
本発明の合成フッ素金雲母 4.7%
カオリン 20.0%
だいだい色203号 0.8%
セレシン 15.0%
ワセリン 20.0%
流動パラフィン 23.0%
イソプロピルミリスチン酸エステル 10.0%
イソプロピルラノリン脂肪酸エステル 7.0%
香料 適量
酸化防止剤 適量
【0036】
配合例4
アイシャドウ
本発明の合成フッ素金雲母 11.0%
酸化鉄(黄) 8.0%
酸化鉄(黒) 6.0%
パール顔料 20.0%
カオリン 47.5%
ミツロウ 2.0%
ヘキサデシルパルミチン酸エステル 5.0%
グリセリルモノステアリン酸エステル 0.5%
香料 適量
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明による鉄含有合成フッ素金雲母を主成分とする着色剤およびそれを配合した化粧料によれば、鉄原子を結晶中に含有し、850℃〜950℃の範囲で焼成したことによって紫外線吸収効果を有すうえに、透明感のある、鮮やかな色彩を与えることができ、かつ鉄原子を結晶構造中に有すので光による色彩の劣化がない。
Claims (2)
- 結晶構造中に鉄原子を含有する合成フッ素金雲母粉末を、850℃〜950℃で焼成して得た彩度が4.0以上である合成フッ素金雲母粉末を主成分とする着色剤。
- 請求項1記載の合成フッ素金雲母粉末を主成分とする着色剤を配合したことを特徴とする化粧料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10335298A JP4141527B2 (ja) | 1998-03-30 | 1998-03-30 | 合成フッ素金雲母粉末を用いた着色剤、およびそれを配合した化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10335298A JP4141527B2 (ja) | 1998-03-30 | 1998-03-30 | 合成フッ素金雲母粉末を用いた着色剤、およびそれを配合した化粧料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11279432A JPH11279432A (ja) | 1999-10-12 |
JP4141527B2 true JP4141527B2 (ja) | 2008-08-27 |
Family
ID=14351751
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10335298A Expired - Lifetime JP4141527B2 (ja) | 1998-03-30 | 1998-03-30 | 合成フッ素金雲母粉末を用いた着色剤、およびそれを配合した化粧料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4141527B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006348007A (ja) * | 2005-06-13 | 2006-12-28 | Milott:Kk | 化粧料 |
KR20110133480A (ko) | 2009-03-18 | 2011-12-12 | 가부시키가이샤 시세이도 | 분말 조성물의 제조 방법 및 분말 화장료 |
EP3178466B1 (en) * | 2014-08-08 | 2019-06-19 | Shiseido Company, Ltd. | Solid powder cosmetic |
JPWO2022097476A1 (ja) * | 2020-11-04 | 2022-05-12 |
-
1998
- 1998-03-30 JP JP10335298A patent/JP4141527B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11279432A (ja) | 1999-10-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4647494B2 (ja) | 黒色系光輝顔料およびそれを配合した化粧料、塗料組成物、樹脂組成物およびインキ組成物 | |
EP1110535B1 (en) | Cosmetic composition containing a hollow metal oxide plate powder | |
EP0919599A2 (en) | Composite powder and coloring composition containing the same | |
CN101123938A (zh) | 含有大尺寸合成云母的珠光颜料的化妆品组合物 | |
KR0162620B1 (ko) | 포토 크로믹성 연색 조정 조성물 및 이를 이용한 화장품 재료 | |
CN106458622B (zh) | α-Al2O3薄片 | |
JP2006299051A (ja) | 着色複合粉末及びこれを配合した化粧料 | |
JP2010185073A (ja) | 鮮やかな外観色と干渉色を有する二色性顔料 | |
JP6116602B2 (ja) | 酸化鉄被覆層状ケイ酸塩顔料の製造方法 | |
JPH0662387B2 (ja) | 化粧料 | |
JPS62174002A (ja) | 化粧料 | |
JP4141527B2 (ja) | 合成フッ素金雲母粉末を用いた着色剤、およびそれを配合した化粧料 | |
JP4786011B2 (ja) | 酸化鉄−ビスマス化合物複合顔料及びこれを配合した化粧料 | |
JPH11222414A (ja) | メーキャップ化粧料 | |
JP2001335432A (ja) | メーキャップ化粧料 | |
JP4391674B2 (ja) | 複合無機粉体 | |
JP2002003744A (ja) | 焼結複合顔料及びこれを含有する化粧料 | |
JP2004123681A (ja) | メイクアップ化粧料 | |
JPH1129429A (ja) | 化粧料 | |
JP2782132B2 (ja) | 化粧料 | |
JP3315160B2 (ja) | 赤色合成雲母、その製法及び該雲母を含有する紫外線遮断剤 | |
KR20150015580A (ko) | 수열합성법으로 제조된 수산화마그네슘을 이용한 판상 안료 표면처리 방법 및 이를 이용한 소프트 포커스 화장료 조성물 | |
JP3582662B2 (ja) | 雲母粉体及び該雲母粉体を配合した化粧料 | |
JP2004161681A (ja) | 固形化粧料 | |
WO2022244767A1 (ja) | 光輝性顔料を含む化粧料 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040818 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080520 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080611 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110620 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110620 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120620 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120620 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130620 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |