JP4140888B2 - 伸縮可撓管の伸縮移動規制装置 - Google Patents

伸縮可撓管の伸縮移動規制装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、水道管、ガス管、プラント用配管などの流体輸送管の途中に接続される伸縮可撓管を構成する一対の継手部と、これら一対の継手部より半径方向外方に向かって漸次薄肉の外方が開口した固定片間に架橋された伸縮移動規制部材とから成る伸縮可撓管の伸縮移動規制装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の流体輸送管における伸縮可撓管の伸縮移動を規制する部材として、特許文献1に記載されているような固定ボルト(架橋部材)を用いたものが知られている。図5はこのような固定ボルトを用いた伸縮可撓管の側断面図であり、図6は固定片の斜視図である。図5において、伸縮可撓管01は対称構造となる一対の継手部02、04と連結スライドパイプ05から構成され、継手部02は互いに摺接可能な球面状の受け口筒状体07aと挿入筒状体08aから成り、同様に継手部04は球面状の受け口筒状体07bと挿入筒状体08bから成っている。連結スライドパイプ05の両端はそれぞれ挿入筒状体08a、8bに摺動且つ液密に挿嵌支持されている。
【0003】
受け口筒状体07a、7bには、一端に流体輸送管用フランジ06a、06bが設けられ、その中間部には半径方向外方に向かって漸次薄肉の外方が開口した固定片09a,09bが設けられている。
【0004】
固定片09a,09b間には両端にネジ部が形成された固定ボルト010が固定片09a,09bの図6に示した開口011より挿入され、固定片09a、09bを挟んで両側からナット012により固定されている。これにより伸縮可撓管01の搬送時や配管接続時、或いは水圧試験時に伸縮可撓管が伸縮移動しないように固定できる。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−161560号公報(第3−4頁、図1)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述した従来の伸縮可撓管01の伸縮移動を規制する固定ボルト010を支持している固定片09a、09bは、開口011が設けられているために、固定ボルト010を開口上方より挿入できる利点があるが、受け口筒状体07aと一体成形されているために、成形時の抜き型の関係で図6に示すように、半径方向外方に向かって漸次薄肉(図6においてt1>t2)にならざるを得なかった。それ故、固定ボルト010を固定片09a、09bに取り付けるためにナット012を強く締め付けると、テーパ状の薄肉部に沿ってナット012が外方に滑ってしまい、固定ボルト010をしっかりと固定できない恐れがあった。
【0007】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、伸縮可撓管の伸縮移動を規制する部材を固定片に確実に固定でき、しかも煩雑な取付け操作の必要がない伸縮可撓管の伸縮移動規制装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の伸縮可撓管の伸縮移動規制装置は、一対の継手部と、該一対の継手部と一体にそれぞれ成形され、かつ半径方向外方に向かって漸次薄肉の外方が開口した固定片と、前記両固定片間に架橋された伸縮移動規制部材とを備える流体輸送管の途中に接続される伸縮可撓管の伸縮移動規制装置であって、前記固定片には前記伸縮移動規制部材が貫通できる係止スリーブが前記開口から離脱しないように設けられ、前記伸縮移動規制部材は前記係止スリーブを介して前記固定片に固定されていることを特徴としている。
この特徴によれば、固定片が半径方向外方に向かって漸次薄肉となっていても、係止スリーブが開口からの離脱できないので、伸縮移動規制部材を固定片に確実に固定できる。
【0009】
上記伸縮可撓管の伸縮移動規制装置において、一対の継手部と、該両継手部間に配置した連結管と、前記一対の継手部と一体にそれぞれ成形され、かつ半径方向外方に向かって漸次薄肉の外方が開口した固定片と、前記連結管より半径方向外方に延在する外方が開口した一対の固定片と、前記継手部と連結管の固定片にそれぞれ架橋した1対の伸縮移動規制部材とを備える流体輸送管の途中に接続される伸縮可撓管の伸縮移動規制装置であって、少なくとも前記継手部の固定片には前記伸縮移動規制部材が貫通できる係止スリーブが前記開口から離脱しないように設けられ、前記伸縮移動規制部材が前記係止スリーブを介して前記継手部の固定片に固定されていることを特徴としている。
この特徴によれば、固定片が半径方向外方に向かって漸次薄肉となっていても、係止スリーブが開口からの離脱できないので、伸縮移動規制部材を固定片に確実に固定でき、しかも継手部と連結管の固定片に1対の伸縮移動規制部材がそれぞれ架橋されているので、伸縮可撓管の移動をより確実に阻止し、また伸縮可撓管の長さを2箇所で調整することができる。
【0010】
上記伸縮可撓管の伸縮移動規制装置において、前記伸縮移動規制部材は、両端に形成されたネジ部に螺入した一対のナットで前記各固定片に固定されていることが好ましい。
このようにすると、一対のナットの締め付け及び緩め作業で容易に伸縮移動規制部材の固定及び取り外しを行うことができる。
【0011】
上記伸縮可撓管の伸縮移動規制装置において、前記係止スリーブは前記固定片の開口先端側より挿入して該開口の底部に形成した嵌合孔内で所定角度回動することで開口から離脱不能となることが好ましい。
このようにすると、伸縮移動規制部材が貫通している係止スリーブを開口先端側から嵌合孔に向かって挿入し、係止スリーブを所定角度回動させれば、伸縮移動規制部材が開口から離脱しないようにすることができるので、伸縮移動規制部材の取付け作業が容易に行える。
【0012】
上記伸縮可撓管の伸縮移動規制装置において、前記係止スリーブは前記伸縮移動規制部材が嵌入できるスリットが形成され、前記固定片の開口の底部に形成した嵌合孔に該開口から離脱不能且つ回転可能に挿入されることが好ましい。
このようにすると、係止スリーブを先に挿入した状態で伸縮移動規制部材をスリットを介して係止スリーブ内に嵌入し、その後係止スリーブを回転させるだけで、伸縮移動規制部材の離脱が防止できるので、伸縮移動規制部材の取付け作業が容易に行える。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
【0014】
図1は、本発明の第1実施形態を示すもので、(a)は本発明に係る伸縮移動規制部材を備えた伸縮継手の断面図、(b)は図1(a)のA部の拡大部分断面図、(c)は係止スリーブの斜視図である。
【0015】
図1(a)に示す符号1は流体輸送管の途中に接続される伸縮継手を示し、この伸縮可撓管1は対称構造となる一対の継手部2、4と連結スライドパイプ5から構成され、継手部2は互いに摺接可能な球面状の受け口筒状体7aと挿入筒状体8aから成り、同様に継手部4は球面状の受け口筒状体7bと挿入筒状体8bから成っている。連結スライドパイプ5の両端はそれぞれ挿入筒状体8a、8bに摺動且つ液密に挿嵌支持されている。
【0016】
受け口筒状体7a、7bには、それぞれ一端に流体輸送管用フランジ6a、6bが設けられ、その中間部には半径方向外方に向かって漸次薄肉の外方が開口した固定片9a,9bが設けられている。
【0017】
固定片9a,9b間には、図1(b)に示すように、両端にネジ部10aが形成された伸縮移動規制部材としての固定ボルト10がダブルの固定ナット12を介して取り付けられている。この固定ボルト10は周方向に複数橋架されており、伸縮可撓管1の搬送時や配管接続時、或いは水圧試験時に伸縮可撓管が伸縮移動しないように固定できる。この固定ボルトの数は本実施形態においては4本周方向に均等に配置したものであるが、1本だけであってもよい。
【0018】
そして、この固定ボルト10には固定片9a,9bのところで図1(c)に示す係止スリーブ14が嵌挿されている。この係止スリーブ14は固定片9a(9b)の側面に形成した座ぐり穴11に係合する拡大頭部14aと、円筒部14bとで構成され、中心は固定ボルト10を嵌挿するための中心孔14cが形成されている。
【0019】
固定ボルト10の組み付け手順は、最初に固定片9a,9bに係止スリーブ14をその拡大頭部14aが座ぐり穴11に当接するようにして嵌入し、その後、固定ボルト10を一方の固定片、例えば9a側から挿入し、内側にダブルナット12をはめ込んだ状態でもう一方の固定片9b通過させ、内側のダブルナット12と外側のダブルナット12で係止スリーブ14を挟みつけて固定ボルト10を固定片9a,9bに固定する。ダブルナット12と係止スリーブとの間には座金を挿入するようにしてもよい。
【0020】
このように構成することにより、固定ボルト10の左右方向に移動は係止スリーブ14の拡大頭部14aによって拘束され、開口方向への移動は係止スリーブ14の円筒部14bによって拘束される。
【0021】
次に、図2(a)〜(d)により、第1の実施形態で用いた係止スリーブと異なる係止スリーブを備えた本発明の第2の実施形態に付き説明する。図2(a)は係止スリーブの斜視図、(b)は固定片の断面図、(c)は係止スリーブを固定片の開口に挿入時の状態説明図、(d)は固定ボルト固定時の状態説明図である。
【0022】
図2(a)に示した係止スリーブ16は拡大頭部16aと、固定片挿入部16bとで構成され、中心は固定ボルト10を嵌挿するための中心孔16cが形成されている。固定片挿入部16bは円筒体の両側をカットしたもので、その幅Bは図2(b)に示す固定片17の開口18の幅Hとほぼ同じに形成され、固定挿入部16bを開口18の一端から投入できるように構成されている。
【0023】
この固定片17の側面17aには係止スリーブ16の拡大頭部16aが嵌入できる座ぐり穴17bと、固定挿入部16bを開口18に投入後に係止スリーブ16が回動できる円弧状嵌合孔17cが形成されている。
【0024】
次に、図2(c)、(d)により固定ボルトの組み付け手順について説明する。固定ボルトの両端に係止スリーブ16を挿入しナットを仮締め状態にし、図2(c)で示すように、円弧状嵌合孔17cの底部に当接するまで固定片17の開口18の開口端より投入する。
【0025】
係止スリーブ16を固定片17の開口に投入後、図2(d)に示すように、係止スリーブ16を90度回転させる。その後仮締めのナットを本締めにして固定ボルトを固定片17に固定する。これにより、係止スリーブ16が開口18より抜け出る恐れがなく、予め固定ボルトに係止スリーブ16を組み付けた状態で開口18に投入できるので組み付け作業を容易に行うことができる。
【0026】
図3は第1及び2の実施形態で用いた係止スリーブと異なる第3の実施形態としての係止スリーブの斜視図であり、係止スリーブを固定片に先に挿入した後で固定ボルトを組み付けることができる。係止スリーブ20は拡大頭部20aと、円筒部20bとで構成され、固定ボルトを嵌挿するためのスロット20cが形成されている。
【0027】
このように構成することで、先に係止スリーブ20を固定片に挿入した後で、固定ボルトを開口端から係止スリーブ20のスロット20cに投入することもできる。勿論、先に固定ボルトを係止スリーブに挿入し開口端から投入することもできる。固定ボルト投入後は係止スリーブ20を回動してスロット20cから固定スリーブが抜け出ないようにし、その後ナットで締め付ければよい。
【0028】
図4は本発明の伸縮移動規制部材を連結スライドパイプに適用した第4の実施形態を示す伸縮可撓管の断面図であって、図4に基づき本発明の第4の実施形態を説明する。伸縮可撓管21は対称構造となる一対の継手部22、24と連結スライドパイプ25から構成され、継手部22は互いに摺接可能な球面状の受け口筒状体27aと挿入筒状体28aから成り、同様に継手部24は球面状の受け口筒状体27bと挿入筒状体28bから成っている。
【0029】
受け口筒状体27a、27bには、それぞれ一端に流体輸送管用フランジ26a、26bが設けられ、その中間部には半径方向外方に向かって漸次薄肉の外方が開口した固定片29a,29bが設けられている。連結スライドパイプ25の両端はそれぞれ挿入筒状体28a、28bに摺動且つ液密に挿嵌支持されていると共に、中央側外周面に取付けた固定バンド30より半径方向外方に延在する一対の固定片30a,30bが設けられている。
【0030】
固定片29aと30a間,及び固定片29bと30b間には、前述の固定ボルト10と同様の伸縮移動規制部材としての固定ボルト32が周方向に複数配置され、ナット33を介して取り付けられている。固定ボルト32の取付け取り外しは先の実施形態のものと同様に行うことができる。
【0031】
受け口筒状体27a、27bと連結スライドパイプ25の固定片に1対の固定ボルト32がそれぞれ架橋されているので、伸縮可撓管21の移動をより確実に阻止することができ、しかも伸縮可撓管21の長さを2箇所で調整することができる。
【0032】
なお、上記した実施形態において、固定ボルト10,32を取り付けるための固定片9a、9b、17、29a、29bは、受け口筒状体7a、7b、27a、27bと一体に形成されたものが使用されているが、これら固定片は受け口筒状体と別部材に構成して後付けで取り付けるようにしてもよい。
【0033】
【発明の効果】
本発明によれば、次のような効果が得られる。
【0034】
(a)請求項1に記載の発明によれば、固定片が半径方向外方に向かって漸次薄肉となっていても、係止スリーブが開口からの離脱できないので、伸縮移動規制部材を固定片に確実に固定できる。
【0035】
(b)請求項2に記載の発明によれば、固定片が半径方向外方に向かって漸次薄肉となっていても、係止スリーブが開口からの離脱できないので、伸縮移動規制部材を固定片に確実に固定でき、しかも継手部と連結管の固定片に1対の伸縮移動規制部材がそれぞれ架橋されているので、伸縮可撓管の移動をより確実に阻止し、また伸縮可撓管の長さを2箇所で調整することができる。
【0036】
(c)請求項3に記載の発明によれば、一対のナットの締め付け及び緩め作業で容易に伸縮移動規制部材の固定及び取り外しを行うことができる。
【0037】
(d)請求項4に記載の発明によれば、伸縮移動規制部材が貫通している係止スリーブを開口先端側から嵌合孔に向かって挿入し、係止スリーブを所定角度回動させれば、伸縮移動規制部材が開口から離脱しないようにすることができるので、伸縮移動規制部材の取付け作業が容易に行える。
【0038】
(e)請求項5に記載の発明によれば、係止スリーブを先に挿入した状態で伸縮移動規制部材をスリットを介して係止スリーブ内に嵌入し、その後係止スリーブを回転させるだけで、伸縮移動規制部材の離脱が防止できるので、伸縮移動規制部材の取付け作業が容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示すもので、(a)は本発明に係る伸縮移動規制部材を備えた伸縮継手の断面図、(b)は図1(a)のA部の拡大部分断面図、(c)は係止スリーブの斜視図である。
【図2】第1の実施形態で用いた係止スリーブと異なる係止スリーブを有する本発明の第2の実施形態を示し、(a)は係止スリーブの斜視図、(b)は固定片の断面図、(c)は係止スリーブを固定片の開口に挿入時の状態説明図、(d)は固定ボルト固定時の状態説明図である。
【図3】第1及び2の実施形態で用いた係止スリーブと異なる第3の実施形態としての係止スリーブの斜視図である。
【図4】本発明の伸縮移動規制部材を連結スライドパイプに適用した第4の実施形態を示す伸縮可撓管の断面図である。
【図5】従来の固定ボルトを用いた伸縮可撓管の側断面図である。
【図6】図5の固定片の部分拡大斜視図である。
【符号の説明】
1 伸縮可撓管
2、4 継手部
5 連結スライドパイプ
6a、6b 流体輸送管用フランジ
7a、7b 受け口筒状体
8a、8b 挿入筒状体
9a、9b 固定片
10 固定ボルト(伸縮移動規制部材)
10a ネジ部
11 座ぐり穴
12 ナット
14 係止スリーブ
14a 拡大頭部
14b 円筒部
14c 中心孔
16 係止スリーブ
16a 拡大頭部
16b 固定片挿入部
16c 中心孔
17 固定片
17a 側面
17b 座ぐり穴
17c 円弧状嵌合孔
18 開口
20 係止スリーブ
20a 拡大頭部
20b 円筒部
20c スロット
21 伸縮可撓管
22、24 継手部
25 連結スライドパイプ
26a、26b 流体輸送管用フランジ
27a、27b 受け口筒状体
28a、28b 挿入筒状体
29a、29b 固定片
30 固定バンド
30a、30b 固定片
32 固定ボルト
33 ナット

Claims (5)

  1. 一対の継手部と、該一対の継手部と一体にそれぞれ成形され、かつ半径方向外方に向かって漸次薄肉の外方が開口した固定片と、前記両固定片間に架橋された伸縮移動規制部材とを備える流体輸送管の途中に接続される伸縮可撓管の伸縮移動規制装置であって、前記固定片には前記伸縮移動規制部材が貫通できる係止スリーブが前記開口から離脱しないように設けられ、前記伸縮移動規制部材は前記係止スリーブを介して前記固定片に固定されていることを特徴とする伸縮可撓管の伸縮移動規制装置。
  2. 一対の継手部と、該両継手部間に配置した連結管と、前記一対の継手部と一体にそれぞれ成形され、かつ半径方向外方に向かって漸次薄肉の外方が開口した固定片と、前記連結管より半径方向外方に延在する外方が開口した一対の固定片と、前記継手部と連結管の固定片にそれぞれ架橋した1対の伸縮移動規制部材とを備える流体輸送管の途中に接続される伸縮可撓管の伸縮移動規制装置であって、少なくとも前記継手部の固定片には前記伸縮移動規制部材が貫通できる係止スリーブが前記開口から離脱しないように設けられ、前記伸縮移動規制部材が前記係止スリーブを介して前記継手部の固定片に固定されていることを特徴とする伸縮可撓管の伸縮移動規制装置。
  3. 前記伸縮移動規制部材は、両端に形成されたネジ部に螺入した一対のナットで前記各固定片に固定されている請求項1または2に記載の伸縮可撓管の伸縮移動規制装置。
  4. 前記係止スリーブは前記固定片の開口先端側より挿入して該開口の底部に形成した嵌合孔内で所定角度回動することで開口から離脱不能となる請求項1ないし3の何れかに記載の伸縮可撓管の伸縮移動規制装置。
  5. 前記係止スリーブは前記伸縮移動規制部材が嵌入できるスリットが形成され、前記固定片の開口の底部に形成した嵌合孔に該開口から離脱不能且つ回転可能に挿入される請求1ないし3の何れかに記載の伸縮可撓管の伸縮移動規制装置。
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