JP4139504B2 - 結束バンド - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、主に袋物や施錠部分などを封緘するときに用いられる結束バンドに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の従来の結束バンドの要部を図10に示してある。この結束バンドは合成樹脂の一体成形体で形成されていて、可撓性を有する長いバンド体1の基部11に筒形の挿入部3が一体に設けられている。そして、挿入部3の内部に、その入口31側から出口32側に向かって斜めに突き出た弾性変形可能な爪片4が設けられている。この爪片4は、その基部41だけが挿入部3に連設された薄い板片状に形成されているため、その爪片4の先端部42が基部41側に向けて強く押されたときには、爪片4がいびつに撓み変形を起こすことがあり、酷い場合は爪片4が座屈を起こすおそれもある。これに対し、バンド体1の裏面側に多数の爪部5が鋸歯状に並べて設けられている。これらの爪部5は、バンド体1の裏面から略直角に立ち上げられた立上り面51と、この立上り面51の反対側に位置する傾斜面52とを有しており、立上り面51と傾斜面52との連設箇所である先端部53は、アール処理されて丸みを帯びてはいるものの見掛け上は鋭角に尖った形状になっている。なお、バンド体1の基部11には、上記した挿入部3と共に、板片部2が一体に連設されており、この板片部2がラベルの貼付箇所として利用したり、封緘時にバンド体1を引締めるための把手として利用したりすることができるようになっている。
【0003】
このような従来の結束バンドにおいて、図10に一点鎖線で示したようにループ状にしたバンド体1を、挿入部3に、その入口31側から出口32側に向けて挿通させると、同図に拡大して示したように、挿入部3側の爪片4を撓ませながら乗り越えたバンド体1側の所定の爪部5の立上り面51が爪片4の先端部42、具体的には先端面42aに係止され、挿入部3の出口32側から入口31側に向かってバンド体1が引き抜かれることを阻止する。したがって、ループを形成したバンド体1で、たとえば袋物の開き口を結束して封緘したり、施錠部分を封緘したりすることが可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、図10で説明した従来の結束バンドにおいて、封緘状態すなわち挿入部3に挿通されたバンド体1の所定の爪部5が爪片4に係止しているときに、爪部5が爪片4の先端部42をその基部41側に向けて強く押しつけるような状況が生じたときには、その押付け力の大きさによっては、爪片4が、図11のように、いびつな撓み変形ないし座屈を起こして反り返った形状になったり、爪片4の先端部42や爪部5の先尖り状の先端部53が強く押し合って押し潰されたりして初期の係止機能が損なわれることになる。
【0005】
このような状況は、封緘作業時に、手動結束工具などの封緘工具を使って、故意に、推奨される締付け力以上の力でその結束バンドを引き締めておくことによっても生じるので、それを悪用すると、上記の爪片4と爪部5とによる係止機能を損なわせているにもかかわらず、挿入部3にバンド体1が適正に挿入されて封緘が行われているように見せかけるという「改ざん」を行うことが可能である。そして、このような「改ざん」が行われている場合に、図10の矢印aのように板片部2を引き上げたり、ループを形成しているバンド体1を引っ張ったりすると、バンド体1が挿入部3から容易に抜け出てしまうので、そのようにして封緘を解除することが可能である。
【0006】
他方、結束バンドが66ナイロンのような吸湿性を持つ合成樹脂で一体成形されているような場合には、高湿度環境下で、推奨される締付け力以上の力でその結束バンドが引き締められたときに、上記した「改ざん」が行われた場合と同じような状況が生まれて初期の係止機能が損なわれるという事態が起こり得る。
【0007】
ところで、図10に示した従来の結束バンドでは、爪片4との対向箇所に位置する挿入部3の内面を支持面33として形成し、その支持面33によって、挿入部3に挿入されたバンド体1の爪片4に対する後退変位を阻止するようにしてある。そのため、挿入部3に挿通されたバンド体1が爪片4に対し後退変位して爪片4から爪部5が外れるという事態は、その支持面33の後退変位阻止作用によって防止される。しかしながら、そのような支持面33による後退変位阻止作用だけによっては、図11で説明したような状況が生じ場合に初期の係止機能が損なわれるという事態を防止することはできない。
【0008】
本発明は以上の事情の下でなされたものであり、挿入部に設けられている爪片に、いびつな撓み変形や座屈が生じにくくなるような対策を講じることによって、上記した「改ざん」を可能な限り防止し、同時に、高湿度環境下でも初期の係止機能を確保することのできる結束バンドを提供することを目的とする。
【0009】
また、本発明は、爪片や爪部の先端部が容易に押し潰されてしまうという事態が簡単には生じなくなるような対策を講じることによって、上記した「改ざん」を可能な限り防止し、同時に、高湿度環境下でも初期の係止機能を確保することのできる結束バンドを提供することを目的とする。
【0010】
さらに、本発明は、上記した支持面による後退変位阻止作用が、より有効に発揮される結束バンドを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る結束バンドでは、可撓性の長いバンド体の基部に筒形の挿入部が設けられ、この挿入部の内部にその入口側から出口側に向かって突き出た弾性変形可能な爪片が設けられ、上記バンド体に、このバンド体を上記挿入部に入口側から出口側に向けて挿入するときには上記爪片を乗り越えかつ上記バンド体が上記挿入部に挿入されているときには上記爪片に係止してそのバンド体の出口側から入口側に向く引抜きを阻止する多数の爪部が鋸歯状に並べて設けられている。
【0012】
このため、バンド体をループ状にして挿入部にその入口側から出口側に向けて挿入するときには、バンド体に鋸歯状に並べて設けられいる爪部が、挿入部の爪片を次々と乗り越えてそのバンド体が挿入部に挿通され、こうしてバンド体が挿入部に挿通されると、挿入部に設けられている爪片に、バンド体側の所定の爪部が係止してバンド体を挿入部から引き抜くことができなくなる。したがって、ループを形成したバンド体で、たとえば袋物の開き口や施錠部分を封緘したり、配線類を結束したりすることが可能である。
【0013】
また、本発明に係る結束バンドでは、上記爪片の背面側に、その爪片の基部と先端部との間に亘るリブが設けられている。このため、爪片がリブにより補強されていびつな撓み変形や座屈を生じにくくなる。したがって、上記した「改ざん」が行われにくくなる。また、結束バンドが66ナイロンのような吸湿性を持つ合成樹脂で一体成形されているような場合に、高湿度環境下でも初期の係止機能が確保されやすくなる。
【0014】
本発明において、上記リブは爪片を補強してその爪片に撓み変形や座屈を生じにくくする働きを担うので、そのようなリブを爪片に設けた場合には、バンド体を挿入部に挿入するときにバンド体の爪部が幾分かは爪片を乗り越えにくくなる。そこで、リブにより爪片が補強される程度を、爪部が爪片を乗り越えるときの障害にならならい程度に抑制しておくことが望ましい。このような補強の程度の調節は、リブの本数や高さなどを調節することによって容易に可能である。
【0015】
本発明に係る結束バンドでは、上記爪部が、上記爪片の先端面に係止される立上り面と、この立上り面の反対側に位置する傾斜面と、上記立上り面の先端と上記傾斜面の先端とをつなぐ幅広頂面とを有して断面台形状に形成されていることが望ましい。爪部がこのような断面台形状に形成されていると、爪部の先端部が押し潰されてしまうという事態が簡単には生じなくなる。
【0016】
また、上記爪片と上記リブとの両方の先端面が、上記爪部を係止する面一の係止面として形成されていることが望ましい。このようになっていると、爪部が係止したときの力が爪片とリブとの両方で受け止められてその力が分散されるので、爪片の先端面だけにその力が局部的に加わって爪片の先端部が押し潰されてしまうという事態が簡単には生じなくなる。
【0017】
本発明に係る結束バンドでは、上記爪片との対向箇所に位置する上記挿入部の内面が、その挿入部に挿入された上記バンド体の上記爪片に対する後退変位を阻止する支持面として形成されていることが望ましい。このようになっていると、リブによる爪片の補強作用や爪部や爪片の先端部が押し潰されにくい形状になっていることなどと、上記支持面による後退変位阻止作用とが相まって、上記した「改ざん」が有効に防止され、同時に、結束バンドが66ナイロンのような吸湿性を持つ合成樹脂で一体成形されているような場合に、高湿度環境下でも初期の係止機能が確保されやすくなる。
【0018】
【0019】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の結束バンドAの実施の一形態を示した側面図、図2は上記結束バンドAを表側から見た正面図、図3は上記結束バンドAを裏側から見た正面図、図4は図2のIV部の拡大図である。また、図5は図3のV−V線に沿う断面図、図6は図4のIV−IV線に沿う断面図、図7は使用状態の断面図である。
【0020】
結束バンドAは66ナイロンのような強靱な合成樹脂で一体成形されている。この結束バンドAにおいて、図1〜図3のように可撓性を有する長いバンド体1の基部11に筒形の挿入部3が一体に設けられている点、図4及び図6のように挿入部3の内部に、その入口31側から出口32側に向かって斜めに突き出た弾性変形可能な爪片4が設けられている点、図3及び図5のようにバンド体1の裏面側に多数の爪部5が鋸歯状に並べて設けられている点、バンド体1の基部11に、図1及び図2のように挿入部3と共に板片部2が一体に連設されている点、などは、従来例として図10で説明した結束バンドと同様である。
【0021】
したがって、この結束バンドAでは、図1に一点鎖線で示したようにループ状にしたバンド体1を、挿入部3に、その入口31側から出口32側に向けて挿通させると、挿入部3側の爪片4を撓ませながら乗り越えたバンド体1側の所定の爪部5の立上り面51が爪片4の先端部42に係止され、挿入部3の出口32側から入口31側に向かってバンド体1が引き抜かれることを阻止する。したがって、ループを形成したバンド体1で、たとえば袋物の開き口を結束して封緘したり、施錠部分を封緘したりすることが可能である。
【0022】
図4及び図6のように、爪片4の背面側に、その爪片4の基部41と先端部42との間に亘るリブ6が一体に設けられている。図例では、リブ6の高さ(爪片4の背面からのリブ6の突出幅)が、爪片4の基部41で最も低く、爪片4の先端部42に近い位置ほど高くなっている。したがって、このリブ6の補強作用によって、爪片4が反返りなどのいびつな撓み変形や座屈を起こしにくくなっているけれども、爪片4がその基部41を中心にして爪片4の全体が前後に揺動することは可能である。そのため、バンド体1を挿入部3に挿通させたときに、爪部5が挿入部3側の爪片4を撓ませながら乗り越える作用が、リブ6に阻害されることはない。図4のように、リブ6は爪片4の背面に2本設けられているけれども、リブ6の本数は3本以上であっても、1本であってもよく、その本数は、リブ6の高さや爪片4の補強程度を勘案して適切に定められる。
【0023】
また、図6で判るように、爪片4とリブ6との両方の先端面42a,6aは面一の係止面61として形成されている。
【0024】
図5のように、バンド体1に鋸歯状に設けられている爪部5は、バンド体1の裏面から略直角に立ち上げられた立上り面51と、この立上り面51の反対側に位置する傾斜面52と、それらの立上り面51の先端と傾斜面52の先端とをつなぐ幅広頂面54とを有して断面台形状に形成されている。したがって、この爪部5の先端部は、図10で説明した従来例とは異なる形状、すなわち平坦形状になっている。
【0025】
一方、爪片4との対向箇所に位置する挿入部3の内面は、その挿入部3に挿入されたバンド体1の爪片4に対する後退変位を阻止する支持面33として形成されている。この支持面33の形状は、図10で説明した従来例と同様である。
【0026】
以上のように構成された結束バンドAでは、爪片4がリブ6により補強されていびつな撓み変形や座屈を生じにくくなっているので、図7に示したような封緘状態、すなわち挿入部3に挿通されたバンド体1の所定の爪部5が爪片4に係止しているときに、爪部5が爪片4の先端部42をその基部41側に向けて強く押しつけるような状況が生じても、爪片4が、図11で説明したようないびつな撓み変形ないし座屈を起こして反り返った形状になったりすることが起こりにくい。しかも、爪部5の先端部が平坦形状になっていることや、爪部5の立上り面51が、爪片4とリブ6との両方の先端面42a,6aによって形成されている面一の係止面61に係止することにより、爪片4の先端部42や爪部5の先端部が強く押し合って押し潰されたりするような事態も起こりにくい。その上、支持面33によってバンド体1の後退変位阻止作用が発揮される。
【0027】
したがって、封緘作業時に、手動結束工具などの封緘工具を使って、故意に、推奨される締付け力以上の力でその結束バンドが引き締められたとしても係止機能が簡単には損なわれず、そのことが、冒頭で説明した「改ざん」を防ぐことに役立つ。また、結束バンドが66ナイロンのような吸湿性を持つ合成樹脂で一体成形されているような場合に、高湿度環境下で、推奨される締付け力以上の力でその結束バンドが引き締められても、初期の係止機能が損なわれるという事態が起こりにくい。
【0028】
図8は別の発明の結束バンドの実施の他の形態の要部を拡大した断面図である。この結束バンドでは、爪片4の肉厚が、基部41で最も薄くかつ先端部42に近づくほど漸増する形に形成されていると共に、幅方向ではその肉厚が一様になっている。このようになっていると、上記したリブ6を設けていなくても、爪片4が撓み変形や座屈を生じない強度を有するようになるので、挿入部3に挿通されたバンド体の所定の爪部が爪片4に係止しているときに、爪部が爪片4の先端部42をその基部41側に向けて強く押しつけるような状況が生じても、爪片4が、図11で説明したようないびつな撓み変形ないし座屈を起こして反り返った形状になったりすることが起こりにくい。また、爪片4の先端部42が押し潰されたりするような事態も起こりにくい。その反面で、爪片4の基部は肉薄になっているので、挿入部3にバンド体1を挿入するときの爪片4の前後の揺動は支障なく行われる。
【0029】
図9はさらに別の発明の結束バンドの実施の他の形態の要部を拡大した断面図である。この結束バンドでは、爪片4の基部に、この爪片4を前後に揺動しやすくするための凹入状の盗み部43を具備させてある。このようになっていると、爪片4の肉厚を撓み変形や座屈を生じない程度に厚くしても、その爪片4の前後の揺動が、盗み部43を有する基部41によって可能になる。
【0030】
図8及び図9には、図7に付した符号と同一の符号でそれと同一の要素を示してある。
【0031】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係る結束バンドによると、爪片と爪部とによる係止機能を損なわせているにもかかわらず、挿入部にバンド体が適正に挿入されて封緘が行われているように見せかけるという「改ざん」が効果的に防止される。また、66ナイロンのような吸湿性を持つ合成樹脂で一体成形されているような結束バンドであっても、高湿度環境下で、推奨される締付け力以上の力でその結束バンドが引き締められたときに初期の係止機能が損なわれるという事態が起こりにくくなる。
【0032】
本発明に係る結束バンドは、袋物の封緘だけでなく、一般的な電気配線やハーネスなどの結束、袋のラッピングなどにも利用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の結束バンドの実施の一形態を示した側面図である。
【図2】 上記結束バンドを表側から見た正面図である。
【図3】 上記結束バンドを裏側から見た正面図である。
【図4】 図2のIV部の拡大図である。
【図5】 図3のV−V線に沿う断面図である。
【図6】 図4のIV−IV線に沿う断面図である。
【図7】 使用状態の断面図である。
【図8】 別の発明の結束バンドの実施の他の形態の要部を拡大した断面図である。
【図9】 さらに別の発明の結束バンドの実施の他の形態の要部を拡大した断面図である
。
【図10】 従来の結束バンドの使用状態の断面図である。
【図11】 従来の問題点を示した部分拡大断面図である。
【符号の説明】
A 結束バンド
1 バンド体
3 挿入部
4 爪片
5 爪部
6 リブ
6a リブの先端面
11 バンド体の基部
31 入口
32 出口
33 支持面
41 爪片の基部
42a 爪片の先端面
43 盗み部
51 立上り面
52 傾斜面
54 幅広頂面
61 係止面
Claims (3)
- 可撓性の長いバンド体の基部に筒形の挿入部が設けられ、この挿入部の内部にその入口側から出口側に向かって突き出た弾性変形可能な爪片が設けられ、上記バンド体に、このバンド体を上記挿入部に入口側から出口側に向けて挿入するときには上記爪片を乗り越えかつ上記バンド体が上記挿入部に挿入されているときには上記爪片に係止してそのバンド体の出口側から入口側に向く引抜きを阻止する多数の爪部が鋸歯状に並べて設けられている結束バンドにおいて、
上記爪片の背面側に、その爪片の基部と先端部との間に亘るリブが設けられており、
上記爪片と上記リブとの両方の先端面が、上記爪部を係止する面一の係止面として形成されていることを特徴とする結束バンド。 - 上記爪部が、上記爪片の先端面に係止される立上り面と、この立上り面の反対側に位置する傾斜面と、上記立上り面の先端と上記傾斜面の先端とをつなぐ幅広頂面とを有して断面台形状に形成されている請求項1に記載した結束バンド。
- 上記爪片との対向箇所に位置する上記挿入部の内面が、その挿入部に挿入された上記バンド体の上記爪片に対する後退変位を阻止する支持面として形成されている請求項1、請求項2のいずれかに記載した結束バンド。
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