JP4139358B2 - 液晶表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、直下型バックライト方式の液晶表示装置に関し、特に、ダイキャストフレームを用いたシャーシ構造に関するものである。
従来技術における液晶表示装置の全体構成の側断面概要を図8に示す。図8によると、液晶のパネルガラス8はパネルフレーム7に固定され、このパネルフレーム7が鋼板製シャーシ50にねじで取り付けられて、液晶パネルガラス8と鋼板製シャーシ50とで全体の外形構造を形成している(キャビネットケースは別として)。直下型バックライトのランプ3はランプホルダ4に取り付けられて、図示の構成例では複数本のランプが縦に間隔を置いて配列されている。
このランプ3の前面側には拡散板5と偏光反射フィルム6が配置され、液晶パネル8の輝度を均一に且つ高める機能を奏している。更に、ランプ3の背面側にはランプ3から発射する光を反射する反射板2が配されて、鋼板製シャーシ50に固定されている。
また、鋼板製シャーシ50の背面にはセンターアングル9が一体的に設けられていて、このアングル9に壁掛け金具取付ねじ部51が設けられて、液晶表示装置が壁掛けできるようになっている。更に、鋼板製シャーシ50の下方部には卓上スタンド取付ネジ部52が設けられ、液晶表示装置は不図示の卓上スタンドにねじで取り付けられるようになっている。
図9は鋼板製シャーシ50の斜視図を示し、図8からも分かるように、シャーシの四辺の外枠が曲げ構造となっていて、外枠を除いた部分は薄板状の平坦面形状を構成している。この鋼板製シャーシは、装置軽量化のために製造工程で薄板形状とすることはできるが、鋼板の比重の大きさからして全体重量は大とならざるを得ず、更に外枠の曲げ形状によってシャーシ全体の剛性は比較的小さいもの(上述した従来の曲げ形状シャーシが外枠一体成型のものに比べて)である。
また、従来技術における液晶表示装置のシャーシ構造について、特許公報でみると、特開平2−93425号公報(特許文献1)には、液晶セルを弾性部材を介して下フレームと上フレームとで挟み込んで固定し、これらのフレームが外部衝撃に対して充分な剛性特性を有しており、更に、これらのフレームが中抜きの額縁形状のダイキャスト構造であることが開示されている。
また、特開平8−16114号公報(特許文献2)には、片面にチップ型LED素子を等ピッチで並置し、他面に点灯駆動用回路部品を実装した積層基板を、ダイキャストシャーシにネジで固定する構造が開示されており、このダイキャストシャーシは図示の構造例では、上下の平坦状の外枠とこの外枠を繋ぐ縦方向の2つの連結片で構成され、シャーシの中央部分は孔空き(中抜き)構造となっている。
特開平2−93425号公報 特開平8−16114号公報
最近の液晶表示装置は、他の表示装置との比較で、その色表示の鮮やかさが着目されてあらゆる分野で映像表示手段として採用が拡大されてきており、この用途拡大につれて表示画面の大型化が要望されてきた。液晶表示装置の大型化に伴って装置全体の軽量化が求められるとともに、大型化したことによる剛性低下の回避が求められている。
上述した軽量化及び高剛性の確保は主としてシャーシの構造次第で決まるので、このシャーシ構造での軽量化及び高剛性が注目されることとなってきた。また、直下型バックライト方式ではランプの配置面と同等の面積を有する反射板をシャーシに設置して反射効率を確保せねばならず、そのシャーシと反射板との一体的構造の関連性並びに有機性に注視する必要がある。
図8と図9に示した従来の液晶表示装置のシャーシによれば、小型の液晶表示装置が対象であって、液晶表示装置が大型となった場合に、シャーシの材料が鋼板であることから全体重量が重くなり、更に、外枠の曲げ形状によってシャーシ全体の剛性が弱体化する虞があり、軽量化と高剛性の配慮が払われていない。
上述した特開平2−93425号公報のシャーシ構造は、液晶セルを支持する下フレームは金属ダイキャストからできていて剛性を確保したものであるが、外枠のみが一定の厚みを持った額縁形状であって、下フレームの中央部がすべて空洞となっているので、バックライトや反射板の固定支持についての確実性に課題が残る。
また、上述した特開平8−16114号公報のシャーシ構造は、チップ型LED素子を支持するための軽量化を意図したダイキャストシャーシであるので、シャーシにおける四方での外枠補強構造となっておらず、剛性確保の観点で配慮が為されていない。更に、シャーシ上に支持する対象がLED素子であるので、液晶表示装置に必須の反射板や直下型バックライトのランプを配置する空間の確保とシャーシ構造との関連性については当然のことながら触れられていない。
本発明の目的は、上述した課題を解消するために、直下型バックライト方式の液晶表示装置におけるランプを収納するための空間を確保しつつ、液晶表示装置全体の軽量化と高剛性化を図るためのシャーシ構造を提供することにある。
本願の第1の発明は、液晶パネルと、前記液晶パネルの後方に配置されたランプと、前記ランプの後方に配置された反射板と、前記反射板を支持するダイキャストフレームと、を備えた直下型バックライト方式の液晶表示装置において、前記ダイキャストフレーム、前記液晶パネル側に突出した立ち上がり片が設けられた外枠片を少なくとも三辺に有し、前記少なくとも三辺に設けられた立ち上がり片によって、前記液晶パネルを支持するとともに、前記ランプを収納するための空間を形成し、さらに、前記外枠片から前記液晶パネルと平行方向に突出した張出部を一体的に形成し、前記張出部に、前記液晶パネルのフレームを取り付けるための取付固定部を設けたことを特徴とする。
本願の第2の発明は、前記張出部に、当該装置の筐体を取り付けるための筐体取付部を設けたことを特徴とする。
本願の第3の発明は、前記ダイキャストフレームは、アルミニウム又はマグネシウムを含む軽量金属を材料とすることを特徴とする。
本発明の液晶表示装置は、上記のような構成としているので、ダイキャストフレームの外枠片に設けた立ち上がり片によって、ランプを収納する空間を形成するとともに、フレーム剛性を高めることができ、反射板、液晶パネルを強固に支持することが可能である。
本発明の実施形態に係る液晶表示装置について、図1〜図7を参照しながら以下詳細に説明する。図1は本発明の実施形態に係る液晶表示装置の全体構成の側断面図を示し、図2は本実施形態において用いるダイキャストフレームを液晶パネル側から見た正面図であり、図3は本実施形態において用いるダイキャストフレームを液晶パネルの反対側から見た裏面図であり、図4は本実施形態において用いるダイキャストフレームを液晶パネル側から見た斜視図であり、図5は本実施形態において用いるダイキャストフレームの連結片における構成例の断面図である。
また、図6は本発明の実施形態に係る液晶表示装置を壁掛け設置するための壁掛け金具を示す外観図であり、図7は本実施形態に係る液晶表示装置を卓上スタンドに設置した状態を示す外観図である。
ここで、1はダイキャストフレーム、1aはダイキャストフレームの立ち上がり片、1bはダイキャストフレームの連結片、1cはダイキャストフレームの外枠片、2は反射板、3は蛍光管ランプ、4はランプホルダ、5は拡散板、6は偏光反射フィルム、7はパネルフレーム、8は液晶パネルガラス、10は壁掛け金具取付ねじ部、11は卓上スタンド取付ねじ部である。
また、12はパネルフレーム取付部、13は外観筐体取り付け部、14はメイン基板取付ねじ部、15はメイン基板、16は電源基板取付ねじ部、17は電源基板、18はインバータ基板取付ねじ部、19はインバータ基板(ランプ点灯回路)、20は反射板固定ねじ部、21はランプリード線通過孔、22は壁掛け金具、23は卓上スタンド、24は卓上スタンド取付部、30は壁、31は金具係止部、32は係止片、33は取付部、40は連結片リブ、41はリード線である。
図1を参照して、本発明の実施形態に係る液晶表示装置は、基本的な構造として、液晶パネル8とこれを固着したパネルフレーム7とダイキャストフレーム1とで外形を構成し(キャビネットケースを取り外した状態で)、ダイキャストフレーム1には、パネルフレーム7の他に、ランプ3からの光線を液晶パネル8側に反射する反射板2を固定するとともに、ランプ3からの光線を拡散する拡散板5及び拡散板5の前面の偏光反射フィルム6を固定又は半固定状態に設置する。また、ランプホルダ4は反射板2上に設置される。
図4を参照して、ダイキャストフレーム1は、液晶表示装置の画面サイズに対応した縦横寸法を有する四辺の外枠片1cと、前記外枠片1cを縦方向及び横方向に連結する連結片1bとによって、フレーム全面が一面の平板状形状ではなくて一部孔空き(中抜き)構造となっており、連結片1bと外枠片1cとで孔空間が形成されている。尚、図2示及び図3のの構造例では、縦方向に2本の連結片1b、横方向に1本の連結片1bを設けているが、この連結片1bは、少なくとも縦方向に1本以上設けられていれば良い。
更に、外枠片1cにはフレーム平面から液晶パネル8側に向けて突出した、所定寸法を有する立ち上がり片1aが一体構造として形成されている。この立ち上がり片1aの先端部により拡散板5、偏光反射フィルム6を支持することが可能であり、また、この立ち上がり片1aによってランプ3を設置収納するスペースを形成している。尚、本実施形態においては、立ち上がり片1aを有する外枠片1cを四辺のすべてに設けているが、これは少なくとも三辺に設けられていれば良い。
即ち、本実施形態のダイキャストフレーム1は、四辺の外枠片1cと連結片1bと立ち上がり片1aとからなる一体構造体である。すなわち、このダイキャストフレーム1は、溶かした金属を型に流し込んで成型された一体構造のフレームであり、その材料はアルミニウム、マグネシウム等の軽量金属である。
このフレームは、金属を溶かして型に流し込んでできあがった一体構造体であって且つ立ち上がり片1aを有しているので、高剛性を備えており(立ち上がり片が無くて平板形状の従来シャーシとの対比に置いて、高剛性である)、更に、材料が軽金属であって且つ孔空き構造であることから軽量化をも兼ね備えている。因みに、従来の鋼板製シャーシの鉄比重7.8に比べて、本実施形態のアルミニウムの比重は2.7であり、マグネシウムの比重は1.7である。
図1と図4を参照して、ダイキャストフレーム1における立ち上がり片1aは、前述したようにシャーシ構造の剛性を高めるための構成であるが(シャーシ剛性を高めることは液晶パネル8の補強機能を向上させることである)、この機能の外にも、ランプ3及びランプホルダ4などのランプ類を収納するためのスペース確保の機能をも奏している。従って、ダイキャストフレーム1の立ち上がり片1aは、シャーシ構造の剛性向上とランプ類のスペース確保の観点を考慮して、その平面からの深さ寸法が決められるものである。
加えて、液晶パネル8を固定したパネルフレーム7は、図1の図示構造例からも分かるように、コの字型形状を構成している(液晶パネルの剛性確保の観点でコの字型となっている)ので、この形状のパネルフレーム7を、ダイキャストフレーム1の外枠片1cから液晶パネル8と平行方向に突出した一体構造の張出部25のパネルフレーム取付部12(例えば、張出部25に開けた孔)に取り付けるに際して、パネルフレーム7と立ち上がり片1aを有するダイキャストフレーム1とは互いに凸凹の関係となるため、両者の位置決めが容易となっている(立ち上がり片1aを有したダイキャストフレーム1はパネルフレーム7の取付け相性が良い)。
また、ダイキャストフレーム1の四辺の外枠片1cからの一体構造張出部25には筐体取付部13(例えば、取り付け用ねじを通す孔)も設置されていて、この筐体取付部13にキャビネットケース(図示せず)を取り付けるので、キャビネットケース(筐体)の取付け相性も良い。
図2と図3を参照して本発明の実施形態の特徴を更に説明する。ダイキャストフレーム1の外枠片1cと連結片1bとによる孔空き(中抜け)構造によって軽量化と高剛性の確保を図るとともに、連結片1bの背面側には、液晶表示装置のメイン基板15と電源基板17を取り付けるための取付ねじ部14と16が配置される(図3参照)。
また、ダイキャストフレーム1の外枠片1cには、ランプ点灯回路用のインバータ基板19を取り付けるための取付ねじ部18が配置されている。更に、この外枠片1cにはフレーム前面側のランプ3とフレーム背面側のインバータ基板19とを電気接続するランプリード線(図示せず)を挿通するための挿通孔21が穿たれている。
また、ダイキャストフレーム1の連結片1bの背面側には、液晶表示装置を壁に掛けるための壁掛け金具(後述する図6参照)の取付ねじ部10が設けられ、更に、連結片1bと外枠片1cの背面側には、卓上スタンド(後述する図7参照)に液晶表示装置を設置するための取付ねじ部11が設けられている。この取付ねじ部10と11は、具体的には、連結片1bや外枠片1cと一体構造の突起片であり、突起片に雄ねじ又は雌ねじを設けたものが1つの構成例である。
一方、連結片1bの前面側(液晶パネル8側)には、反射板2を取り付けるための固定ねじ部20が設けられている。反射板2は、ダイキャストフレーム1の平面に対して凸凹をもって又は撓んで設置すると、ランプ3と反射板2との間隔が変わることになるので表示画面の明るさムラが発生することとなり、性能劣化に繋がるので、反射板2を凹凸無く又は撓ませることなくダイキャストフレーム1に設置しなければならない。そのために本実施形態では、フレーム外枠片1cの間に1本以上の連結片1bを設けて、これらの連結片1bに反射板2をねじ固定して反射板2の凹凸又は撓みを防止している。
図4の図示例では、連結片1bは縦方向に2本設けた構成が示されているが、これに限らず、1本でも3本以上であってもよい(連結片の本数は表示画面のサイズの大小に関連する)。例えば、縦方向に1本の連結片を設けた場合には、メイン基板15の取付は連結片と四辺外枠片との取付部を用いればよい。また、横方向に連結片を設けても良い(図2では横方向に1本の連結片1bがある)。
更に、連結片1bの構造及び機能を説明すると、連結片1bは、特にその背面側において平坦面形状とする構成例に代えて、溝付き形状又はコの字形状(リブ付き形状)として各種基板間又は基板と部品間のリード線を保持する構造としても良い。図5はリブ付き形状の連結片の構成例であり、リブ40はリード線41の保持機能を奏する。連結片1bが図示のようなリブ40による保持構造を有することによって、リード線41を連結片1b内に整理して納めることができ、リード線41のはみ出しによる故障を防止することができる。また、図示のような構造とすることにより、さらにフレーム剛性を向上させることが可能である。
本発明の実施形態に係る液晶表示装置は直下型バックライト方式であることを前提にするものであって、必然的に反射板2を必須構成要素とする。本実施形態において使用する反射板2は、その材料をアルミニウム、マグネシウム、PET(ポリエチレンテレフタレート)とするものであって、液晶表示装置全体の軽量化に寄与するものである。従って、本発明の実施形態においては、ダイキャストフレーム1に反射板2をねじ固定することによって一体的構造としている。この反射板2も使用する材料からしてダイキャストフレーム1の補強機能を果たしている。
本発明の実施形態に係る孔空きダイキャストフレーム1の性能は、従来技術の鉄板シャーシ(従来技術1)及び全面ダイキャストシャーシ(従来技術2)との比較において、次のようになる。一例として、液晶表示装置の画面サイズが30インチよりも大きい場合、また、使用する反射板が従来技術1では反射フィルム、従来技術2では反射フィルム(シャーシが全面平坦形状であるのでフィルムで済む)、本実施形態ではアルミニウム反射板(厚さ0.5mm)の場合、シャーシ又はフレームの厚さは、鉄板で1.2mm、全面ダイキャストシャーシ(従来技術)とダイキャストフレーム(本実施形態)で3.0mmであり、このような条件の元において、鉄板シャーシ構造(1.2mmの鉄板シャーシと反射フィルム)の重量は約3.0Kg、全面ダイキャストシャーシ構造(3.0mmのダイキャストシャーシと反射フィルム)の重量はアルミニウムで約2.7kg(マグネシウムで約1.7Kg)、本実施形態の孔空きダイキャストシャーシ構造(ダイキャストフレームとアルミ反射板)で約1.9kg(マグネシウムで約1.5Kg)となり、本実施形態における軽量化の優位性が解る。
また、シャーシ構造における剛性の観点で見ると、従来技術1はコの字型の立ち上がり部が折り曲げ構造であるので剛性は低く、本実施形態は、従来技術2とともに立ち上がり部がダイキャスト構造であるため剛性は高い。更に、ダイキャストシャーシ又はダイキャストフレームを成形するための成形機械の能力についてみると、通常、ダイキャスト成形するために成型機械に必要とされる能力はトン数で表され(溶かした金属を型に押し込むのに要する力をトン数で表す)、且つ成型機械の必要トン数は製品の投影面積の大小で決まるが、従来技術2を成形するには成形機械の能力は1600トンであり、本実施形態では800トンで済ませることができる(本実施形態では孔空き構造であるのでその投影面積が従来技術2に比べて小となるため)。これによって、本実施形態は従来技術2との対比で、能力大の成形機械を使う必要性は無く、成形速度は速く、成形コストは低くできる。
また、本発明の実施形態に係るシャーシ構造は、液晶パネル8を固定したパネルフレーム7が取り付け可能であることは当然として(図1参照)、壁掛け金具や卓上スタンドを取り付けられる構成としている(ねじ部10とねじ部11参照)。
図6と図7を参照して、壁30に係止部31を固定設置して壁掛け金具22を係止片22に係止し、更に、壁掛け金具22の取付部33(例えば、ねじを通す孔)で図1の壁掛け金具取付ねじ部10(例えば、連結片1bと一体構造のねじ穴の開いた突起片)にねじ止めする。
また、卓上スタンド23に取付部24(例えば、ねじを通す孔)を設け、この孔を通して図1に示す卓上スタンド取付ねじ部11(例えば、ねじ穴のあいた突起片)にねじ止めする。液晶表示装置の壁掛けや卓上スタンド掛けの具体的手法は種々考えられるので、上述した説明例に限らない。例えば、取付ねじ部10と11は雄ねじの突起片であっても良い。
以上のように、本実施形態の液晶表示装置は、上記のような構成としているので、ダイキャストフレームの外枠片に設けた立ち上がり片によって、ランプを収納する空間を形成するとともに、フレーム剛性を高めることができ、反射板、液晶パネルを強固に支持することが可能である。
また、四辺外枠片と連結片とによって、ダイキャストフレームの孔空き(中抜き)空間を形成しているので、軽量化と高剛性とを同時に実現することができる。更に、ダイキャストフレームの材料をアルミニウムやマグネシウム等の軽量金属とすることで軽量化に加えて、生産性を向上(生産コスト、成形速度、高能力成形機械の使用不必要性)させることができる。
さらに、ダイキャストフレームに連結片を設けることによって、反射板を撓ませることなく適宜の複数箇所で取り付け固定できるとともに、壁掛け用や卓上スタンド掛け用の取付構造をも提供できる。さらに、ダイキャストフレームの立ち上がり片によって、液晶パネルフレームを位置決めした状態にて、この液晶パネルフレームを四辺外枠片の取付固定部に相性良く取り付けることができる。
本発明の実施形態に係る液晶表示装置の全体構成の側断面図である。 本実施形態に関するダイキャストフレームを液晶パネル側から見た正面図である。 本実施形態に関するダイキャストフレームを液晶パネルの反対側から見た裏面図である。 本実施形態に関するダイキャストフレームを液晶パネル側から見た斜視図である。 本実施形態に関するダイキャストフレームの連結片における構成例を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る液晶表示装置を壁掛け設置するための壁掛け金具を示す図である。 本実施形態の液晶表示装置を卓上スタンドに設置した状態を示す図である。 従来技術に関する液晶表示装置の全体構成の側断面図である。 従来技術に関する鋼板製シャーシの斜視図である。
符号の説明
1 ダイキャストフレーム
1a 立ち上がり片
1b 連結片
1c 外枠片
2 反射板
3 ランプ
4 ランプホルダ
5 拡散板
6 偏光反射フィルム
7 パネルフレーム
8 パネルガラス
9 センターアングル
10 壁掛け金具取付ねじ部
11 卓上スタンド取付ねじ部
12 パネルフレーム取付部
13 外観筐体取り付け部
14 メイン基板取付ねじ部
15 メイン基板
16 電源基板取付ねじ部
17 電源基板
18 インバータ基板取付ねじ部
19 インバータ基板(ランプ点灯回路)
20 反射板固定ねじ部
21 ランプリード線挿通孔
22 壁掛け金具
23 卓上スタンド
24 スタンド取付部
25 外枠片と一体構造の張出部
30 壁
31 係止部
32 係止片
33 取付部
40 リブ
41 リード線
50 鋼板製シャーシ
51 壁掛け金具取付ねじ部
52 卓上スタンド取付ねじ部

Claims (3)

  1. 液晶パネルと、前記液晶パネルの後方に配置されたランプと、前記ランプの後方に配置された反射板と、前記反射板を支持するダイキャストフレームと、を備えた直下型バックライト方式の液晶表示装置において、
    前記ダイキャストフレームは、前記液晶パネル側に突出した立ち上がり片が設けられた外枠片を少なくとも三辺に有し、前記少なくとも三辺に設けられた立ち上がり片によって、前記液晶パネルを支持するとともに、前記ランプを収納するための空間を形成し、
    さらに、前記外枠片から前記液晶パネルと平行方向に突出した張出部を一体的に形成し、前記張出部に、前記液晶パネルのフレームを取り付けるための取付固定部を設けたことを特徴とする液晶表示装置。
  2. 前記請求項1に記載の液晶表示装置において、
    前記張出部に、当該装置の筐体を取り付けるための筐体取付部を設けたことを特徴とする液晶表示装置。
  3. 前記請求項1または2に記載の液晶表示装置において、
    前記ダイキャストフレームは、アルミニウム又はマグネシウムを含む軽量金属を材料とすることを特徴とする液晶表示装置。
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