JP4137695B2 - Gpsを用いた列車乱れ時の乗務員運転整理システム及び乗務員割当システム - Google Patents

Gpsを用いた列車乱れ時の乗務員運転整理システム及び乗務員割当システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、乗務員運転整理システム及び乗務員割当システムに係り、特に、列車乱れが発生した場合に、計画に基づく列車の変更に追随して、GPSによる乗務員の位置情報に基づき割当計画を作成するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、列車乱れ発生時に列車の変更に追随して乗務員の割り当てを行う作業は、現場の判断に任されている。乗務員の割り当てに係る装置として、例えば、列車乱れ発生時に乗務員未充当の場合に警報を発し、指令員が乗務員の実績情報を参考にして変更情報を手入力可能な列車運行管理装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。また、列車ダイヤが変更となった場合に、乗務員の拘束時間を比較して複数の乗務員の拘束時間が均等となるように自動で乗務員の割当てを行う乗務員運用装置が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
また、GPS(Global Positioning System、全地球測位システム)を利用して緯度や経度などの位置を測定する事が可能になっている。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−177589号公報
【特許文献2】
特開平11−20698号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記の従来方式では、列車乱れが発生した場合の列車への乗務員の割当ては各現場の判断に任せており、列車乱れ発生時に列車の変更、乗務員の数等を総合的に判断してスムーズに乗務員の割当てを行うことができない時に現場が混乱し、運行再開や乱れの回復に時間がかかる場合がある。
【0005】
また、従来、列車乱れ回復時間の短縮を目的として、列車が変更となった場合に実際の乗務員の位置情報に基づき、乗車までにかかる時間を短縮するように自動で乗務員の割当計画を作成するシステムは運用されていない。従来、乗務員の位置を知る手段としては車上無線に頼っており、GPSを利用して乗務員の位置を検知する方式は使用されていない。このため、列車乱れ時において、列車から降車した乗務員については乗務の割当て対象とならず、また、各乗務員が乗務員割当情報を個別に取得することもできなかった。例えば、列車の運行が停止した時に乗務員が乗務していた列車から離れた場合、その乗務員を同じ列車又は他の列車に割り当てても、その乗務員は割り当てを知ることができないため、列車への乗車及び運行再開までに時間がかかることがある。なお、GPSを利用した場合は、乗務員がトンネル内や地下を走行中の列車に乗車している場合に位置を検知できないという課題がある。
【0006】
本発明は、以上の点に鑑み、列車乱れが発生した場合に、列車乱れ回復の時間短縮を図ることのできる乗務員運転整理システムを提供することを目的とする。また、本発明は、乗務員の位置情報を用いて、計画に基づく列車の変更に追随して乗務員を列車へ割り当てる乗務員運転整理システムを提供することを目的とする。さらに、本発明は、乗務員がトンネル内や地下を走行中の列車に乗車しているなどにより、GPSによる位置情報が得られない場合にも、乗務員の位置を補正することを目的とする。また、本発明は、乗務員に対して乗車する列車、区間等の明確な情報を提供し、現場の混乱を防ぐことも目的のひとつである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、GPS技術を利用して列車に乗車していない乗務員の位置を検知する方式と、列車に乗車していない乗務員を含めた乗務員位置情報を利用して列車への乗務員の割り当て、及び、モバイル技術を利用して各乗務員に割当て情報を送信する乗務員割当システムとを有する運転整理システムによって達成される。
【0008】
本発明に係る運転整理システムは、例えば、以下のような機能を実現する。GPS技術を利用して乗務員の位置を検知する。乗務員がトンネル内や地下を走行中の列車に乗車している場合には、列車の位置を乗務員の位置とみなして乗務員位置情報の補正を行う。乗務員位置情報を利用して列車に乗車していない乗務員を含めた列車へ乗務員の割り当てを行う。計画に基づく列車の変更(車両運用計画等)に追随して乗務員の割当計画を実際の乗務員位置情報より計画する。モバイル技術を利用して乗務員割当情報を各乗務員に送信する。
【0009】
本発明の第1の解決手段によると、
運行される列車を識別するための行路識別情報に対応して、列車の位置情報が記憶される列車位置情報を含む列車位置データベースと、
少なくとも列車の走行位置を把握して、行路識別情報と列車の位置情報を対応させて前記列車位置データベースに記憶する運行管理システムと、
乗務員識別情報に対応してモバイル端末の位置情報が記憶される乗務員位置情報と、行路識別情報に対応して乗務員識別情報が記憶される乗務員割当情報とを含む乗務員割当データベースと、
乗務員位置情報及び列車位置情報を参照し、前記モバイル端末の位置情報と列車の位置情報とに基づき、列車に乗務員を割り当てるための乗務員割当システムと、
を備え、
前記乗務員割当システムは、前記モバイル端末から前記モバイル端末の位置情報及び前記モバイル端末を所持する乗務員の乗務員識別情報を受信し、乗務員識別情報毎に前記モバイル端末の位置情報を前記乗務員割当データベースに乗務員位置情報として記憶し、
前記乗務員割当システムは、行路識別情報を含む変更列車計画情報が入力されると、前記列車位置データベースの列車位置情報を参照し、入力された行路識別情報に対応した列車の位置情報を取得し、
前記乗務員割当システムは、前記乗務員割当データベースの乗務員位置情報を参照し、各乗務員識別情報に対応する前記モバイル端末の位置情報を取得し、
前記乗務員割当システムは、取得された列車の位置情報と各前記モバイル端末の位置情報とに基づき、列車と各乗務員の距離を算出し、
前記乗務員割当システムは、算出された距離が所定の条件を満たすように、変更列車計画情報の行路識別情報に乗務員識別情報を対応づけた乗務員割当情報を作成し、それを前記乗務員割当データベースに記憶し、
前記乗務員割当システムは、作成された乗務員割当情報を前記乗務員割当データベースから読み出し、前記モバイル端末に送信する
乗務員運転整理システムが提供される。
【0010】
本発明の第2の解決手段によると、
所持される乗務員を識別するための乗務員識別情報と衛星又は無線基地局を用いて算出された位置情報とを送信するモバイル端末と、列車の走行位置を把握して、該列車を識別するための行路識別情報と列車の位置情報を対応させて列車位置データベースで管理する運行管理システムとを用いて、前記モバイル端末の位置情報及び列車の位置情報に基づき、列車に乗務員を割り当てるための乗務員割当システムであって、
前記乗務員割当システムは、乗務員識別情報に対応して前記モバイル端末の位置情報が記憶される乗務員位置情報と、行路識別情報に対応して乗務員識別情報が記憶される乗務員割当情報とを含む乗務員割当データベースを有し、
前記乗務員割当システムは、
前記モバイル端末から送信された前記モバイル端末の位置情報及び乗務員識別情報を受信し、乗務員識別情報毎に前記モバイル端末の位置情報を前記乗務員割当データベースに乗務員位置情報として記憶し、
行路識別情報を含む変更列車計画情報が入力されると、前記列車位置データベースを参照し、入力された行路識別情報に対応した列車の位置情報を取得し、
前記乗務員割当データベースの乗務員位置情報を参照し、各乗務員識別情報に対応する前記モバイル端末の位置情報を取得し、
取得された列車の位置情報と各前記モバイル端末の位置情報とに基づき、列車と各乗務員の距離を算出し、
算出された距離が所定の条件を満たすように、変更列車計画情報の行路識別情報に乗務員識別情報を対応づけた乗務員割当情報を作成し、それを前記乗務員割当データベースに記憶し、
作成された乗務員割当情報を前記乗務員割当データベースから読み出し、前記モバイル端末に送信する前記乗務員割当システムが提供される。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施の形態を示す乗務員運転整理システムの構成図である。
乗務員運転整理システムは、GPS衛星1、乗務員割当システム2、乗務員割当計画データベース3、モバイル端末4、運行管理システム6、列車位置データ7を備える。なお、モバイル端末4は、乗務員位置情報算出用モバイル端末4と、乗務員割当情報受信用モバイル端末5とで構成することもできる。また、乗務員割当システム2、モバイル端末4及び5、運行管理システム6は、有線及び/又は無線のネットワークを介して通信可能である。
【0012】
GPS衛星1は、モバイル端末4がGPS衛星1との距離から位置情報を算出するための衛星である。なお、GPS衛星1の代わりに、位置情報を算出可能な地上に設置される無線基地局等を用いても良い。
乗務員割当システム2は、モバイル端末4から送信される乗務員の位置情報を受信し、乗務員の位置を追跡している。例えば、列車がトンネル内や地下を通過しているために、乗車している乗務員の現在位置が追跡できない場合(例えば、モバイル端末4からの位置情報が所定時間内に受信されていない場合)は、乗務員割当システム2は、列車位置データベース7内の現在走行位置が記憶される列車位置情報を利用して乗務員位置の補正を行う。
【0013】
列車乱れ発生時には、乗務員割当システム2は、乗務員の位置情報及び列車位置情報を利用して乗務員の列車(又はホーム)までの距離又は移動時間を算出し、距離又は時間が所定の条件を満たすように乗務員割当情報を作成する。例えば、乗務員割当システム2は、乗務員割当システム2を管理する上位装置から入力した行路番号、発駅、発時刻、着駅、着時刻等を含む変更列車計画情報に対して、乗務員を割り当てることにより乗務員割当情報を作成する。作成された乗務員割当情報はモバイル通信の技術により、乗務員割当システム2がモバイル端末4(又は乗務員割当情報受信用モバイル端末5)に送信する。なお、乗務員割当システム2は、適宜の入力部、表示部、出力部等を有する。
【0014】
乗務員割当データベース3は、乗務員位置情報、乗務員行路情報、変更列車計画情報、乗務員割当情報、乗務員承認情報が記憶される。各情報の詳細については後述する。
モバイル端末4は、乗務員に所持され、複数のGPS衛星との距離から乗務員の位置情報を算出し、乗務員の現在位置の追跡を行っている。なお、モバイル端末4が算出する位置情報は実際には自モバイル端末4の位置を示すものであるが、モバイル端末4は乗務員に所持されているため、本実施の形態では「乗務員の位置情報」として記載する。モバイル端末4には、所持される乗務員を識別するための乗務員コード(乗務員識別情報)が予め記憶されており、モバイル端末4は、算出した位置情報と乗務員コードを乗務員割当システム2に送信する。
【0015】
また、モバイル端末4(又は乗務員割当情報受信用モバイル端末5)は、乗務員割当システム2により作成され、送信された乗務員割当情報を受信する。また、モバイル端末4は、乗務員により入力される、乗務員割当情報に対する承認又は非承認を示す情報を乗務員割当システム2に送信する。なお、モバイル端末4及び5は、適宜の入力部、表示部等を有する。
【0016】
運行管理システム6は、列車の運行状況を管理する。例えば、運行管理システム6は、列車の位置情報(走行位置)を把握し、列車の行路番号(行路識別情報)毎に列車の位置情報を列車位置データベース7に記憶する。
【0017】
図2から図7は、上述の乗務員運転整理システムに関するデータ形式図である。
図2は、乗務員位置情報のデータ形式図である。図2に示す乗務員位置情報31は、乗務員割当データベース3に記憶される。乗務員位置情報31は、乗務員コードに対応して、乗務員の位置を示すX座標(緯度)及びY座標(経度)を含む。乗務員の位置は、モバイル端末4が複数のGPS衛星1との位置関係から算出した位置情報である。また、GPSを用いて位置情報が得られない場合は、乗務員の位置としては、その乗務員が乗車している列車の位置情報が用いられる。なお、乗務員の位置は、緯度・経度を記憶しても良いし、所定の位置を原点とした座標を記憶しても良い。
【0018】
また、乗務員位置情報31には、割り当ての対象外であることを示す適宜の情報を含むこともできる。例えば、乗務員コードに対応して、割り当て対象か又は対象外かを示すフラグを含んでもよい。また、X座標、Y座標に、例えば、「00000」等のようにどの列車からも遠くにいるような位置情報を記憶して、その乗務員が割り当てられないようにすることで割り当て対象外としてもよい。
【0019】
図3は、乗務員行路情報のデータ形式図である。乗務員行路情報32は、運行される列車を識別するための行路番号と、該列車に乗務する乗務員コードを含む。さらに、列車番号等の行路に関する情報を含んでも良い。乗務員行路情報32は、列車乱れ発生前に用いられている乗務員の割当情報でもある。平常時、各乗務員は、乗務員行路情報32が示す行路番号の列車に乗務している。例えば、乗務員行路情報32は、乗務員が乗車している列車がトンネル内や地下を通過中であり、GPS技術を使用して乗務員の現在位置を追跡できない場合に、乗務員が乗車する行路番号の列車走行位置で乗務員の位置を補正するために使用される。なお、GPSによる位置の追跡ができず、かつ、乗務員がどの列車にも乗務していない場合は、位置補正不可となるためその乗務員は割当対象外とする。乗務員行路情報32は、乗務員割当データベース3に記憶するようにしても良いし、運行管理システム内の適宜のデータベースに記憶するようにしてもよい。
【0020】
図4は、列車位置データベースに記憶される列車位置情報のデータ形式図である。列車位置情報71は、行路番号に対応して、列車の位置を示すX座標、Y座標を含む。列車の位置は、例えば、運行管理システムにより測定され、その列車の行路番号に対応して列車位置情報71に記憶される。なお、列車の位置は、X座標、Y座標の形式の他にも、列車の位置を特定するための適宜の形式とすることができる。
【0021】
図5は、変更列車計画情報のデータ形式図である。変更列車計画情報33は、例えば、行路番号、発駅、発時刻、着駅、着時刻を含む。また、変更列車計画情報33は、列車が停車しているホームの識別情報、途中停車駅及び時刻等をさらに含んでも良い。変更列車計画情報33は、列車乱れ発生時に例えば乗務員割当システム2を操作する指令員により作成され、乗務員割当システム2は、例えば、システム内に設けられた適宜の入力部や乗務員割当システム2を管理する上位装置等から変更列車計画情報33を入力する。
【0022】
図6は、乗務員割当情報のデータ形式図である。乗務員割当情報34は、例えば、行路番号、乗務員コード、発駅、発時刻、着駅、着時刻を含む。乗務員割当システム2は、乗務員位置情報31と列車位置情報71を用いて、例えば列車と乗務員の距離に基づき変更列車計画情報33の行路番号に乗務員を割り当て、行路番号と乗務員コードを対応付けることにより乗務員割当情報34を作成する。
【0023】
図7は、乗務員承認情報のデータ形式図である。乗務員承認情報35は、列車に割り当てられた乗務員の乗務員コードに対応して、その乗務員が所持するモバイル端末4から送信された乗務員割当情報34に対する承認又は非承認を示す情報が記憶される。また、図7に示す空欄は、承認又は非承認を示す情報をまだ受信していないことを示す。なお、この空欄に該当する部分については、Nullコードや適宜の識別子を記憶することができる。
【0024】
図8は、乗務員の位置を追跡するフローチャートである。平常時、乗務員割当システム2及びモバイル端末4が以下の処理を実行することにより、乗務員の位置を追跡する。
モバイル端末4は、複数のGPS衛星1との距離をリアルタイムに又は所定間隔で測定し、GPS衛星1を基準点とした2次元(X座標、Y座標)又は3次元の位置情報を算出している。モバイル端末4は、算出した位置情報(X座標、Y座標)に予め記憶された乗務員コードを付与して乗務員位置情報を作成し、所定間隔で乗務員割当システム2に送信する(ステップ101)。
【0025】
乗務員割当システム2は、モバイル端末4から位置情報及び乗務員コードを含む乗務員位置情報を受信すると、乗務員割当データベース3の乗務員位置情報31に、受信した乗務員コードに対応して受信した位置情報を記憶する(ステップ102)。なお、乗務員割当データベース3の乗務員位置情報31に、受信した乗務員コードが存在する場合には、乗務員割当システム2は、当該乗務員コードに対応して受信した位置情報を上書きする。乗務員割当システム2は、モバイル端末4から所定間隔で乗務員位置情報を受信することで、乗務員の現在位置を追跡している。
【0026】
乗務員割当システム2は、乗務員がGPS衛星1の信号が届かない場所にいる等の理由で乗務員の位置がモバイル端末4により追跡不可能な場合には、以下の処理により乗務員の位置を求める。
まず、乗務員割当システム2は、各乗務員の位置情報を追跡可能か判断する(ステップ103)。例えば、乗務員割当システム2は、各モバイル端末4から所定間隔内に乗務員位置情報を受信しているか判断する。乗務員割当システム2は、所定間隔内に乗務員位置情報を受信していないと判断した場合、ステップ104の処理へ移る。一方、乗務員割当システム2は、所定間隔で乗務員位置情報を受信していると判断した場合、以下のステップ104〜107の処理を行わない。
ステップ104では、乗務員割当システム2は、乗務員位置情報を受信していないモバイル端末4を所持する乗務員が、現在走行している列車に割当済みか(すなわち、乗務員が列車に乗務しているか)判断する(ステップ104)。例えば、乗務員割当システム2は、当該乗務員の乗務員コードに基づき乗務員行路情報32を検索し、該乗務員コードが存在した場合に、列車に割当済みと判断することができる。
【0027】
乗務員割当システム2は、割当済みと判断した場合(ステップ104)、乗務員行路情報32を参照して当該乗務員コードに対応する行路番号を取得する(ステップ105)。
また、乗務員割当システム2は、取得した行路番号に基づき、列車位置データベース7内の列車位置情報71を参照し、行路番号に対応する列車の位置情報(走行位置又は停車駅等)を取得する。また、乗務員割当システム2は、取得した位置情報を乗務員の位置として、乗務員位置情報31の該当する乗務員コードに対応して記憶する(ステップ106)。これらの処理によって、乗務員がトンネル内や地下にいることによりGPSを用いた位置情報を取得できない場合の位置情報補正を行うことができる。
【0028】
一方、乗務員割当システム2は、ステップ104で割当済みではない判断した場合、当該乗務員を割当対象外とする(ステップ116)。例えば、乗務員割当システム2は、乗務員位置情報31の当該乗務員コードに対応する乗務員の位置に、「00000」等の情報を記憶して、当該乗務員が割り当てられないようにすることができる。
【0029】
図9は、列車乱れが発生した場合における乗務員割当処理のフローチャートである。図9に示すフローチャートは、列車乱れの発生から、新たに作成した乗務員割当情報34を各乗務員に通知し承認されるまでの処理の流れ図である。列車乱れが発生すると、指令員により変更列車計画情報33(行路番号、着発駅、着発時刻等)が作成され、入力部又は乗務員割当システム2を管理する上位装置から乗務員割当システム2に入力される。
【0030】
乗務員割当システム2は、変更列車計画情報33を入力部又は上位装置から入力すると(ステップ107)、乗務員割当情報34を自動作成する(ステップ108)。例えば、乗務員割当システム2は、乗務員位置情報31に記憶されている乗務員の位置情報と、列車位置情報71に記憶されている列車の位置情報とを用いて、乗務員と列車の距離を算出し、各乗務員と乗務員が乗車する列車との距離の総和が、最小又は予め定められたしきい値以下となるように行路番号と乗務員コードを対応づける。また、乗務員割当システム2は、対応付けられた行路番号及び乗務員コードと、変更列車計画情報33とを用いて、例えば、行路番号、乗務員コード、発駅、発時刻、着駅、着時刻等を含む乗務員割当情報34を作成する。
【0031】
なお、乗務員割当システム2は、各乗務員とそれぞれの乗務員が乗務する列車との距離の総和を最小にする以外に、乗務員が列車に乗車するまでの推定時間を算出し、算出した時間を最短又は所定値以下とするようにしても良い。また、上述の条件・方法以外にも、乗務員及び列車の位置情報に基づく適宜の条件・方法により乗務員の割り当てても良い。乗務員割当情報34の作成については適宜の最適化アルゴリズムを用いることができる。
【0032】
乗務員割当システム2は、作成された乗務員割当情報34及びその情報の承認要求を、表示部又は出力部に出力し、及び、入力部から承認又は非承認を示す情報を入力する(ステップ109)。乗務員割当システム2は、非承認を示す情報が指令員により入力部から入力されると(ステップ109)、又は、承認を示す情報が予め定められた時間内に入力されないと、割当対象の乗務員、変更列車計画(行路等)の条件を自動的に又は手動により変更し(ステップ115)、ステップ108の処理へ戻り乗務員割当情報34を再度作成する。例えば、乗務員と列車の距離や時間に基づき、変更列車計画情報33の発時刻が示すよりもさらに早く運行再開が可能な場合には、変更列車計画情報33の発時刻を修正することで、運行再開及び列車乱れの回復をさらに早くすることもできる。なお、割当対象の乗務員、変更列車計画(行路等)の条件を変更は、予め定められた規則に従い、又は、指令員の操作により入力部等から入力された情報に従い行うことができる。
【0033】
一方、乗務員割当システム2は、承認を示す情報が指令員により入力部から入力されると(ステップ109)、列車に割り当てられた各乗務員のモバイル端末4へ乗務員割当情報34を送信する(ステップ110)。例えば、乗務員割当システム2は、乗務員割当情報34に記憶されている乗務員コードに対応する行路番号等を、当該乗務員コードが示す乗務員のモバイル端末4へ送信する。また、乗務員割当システム2は、当該乗務員コードを乗務員割当データベース3の乗務員承認情報35に記憶する。
【0034】
各乗務員が所持するモバイル端末4は、送信された乗務員割当情報34を受信し、乗務員割当情報34及びその情報の承認要求を表示部に表示する(ステップ111)。モバイル端末4は、入力部から乗務員割当計画の承認又は非承認を示す情報を入力し、入力した承認又は非承認を示す情報と予め記憶されている乗務員コードを乗務員割当システム2に送信する(ステップ112)。
【0035】
乗務員割当システム2は、モバイル端末4から送信された承認又は非承認を示す情報と乗務員コードを受信し、乗務員割当データベース3の乗務員承認情報35の該当する乗務員コードに対応して承認又は非承認を示す情報を記憶する。また、乗務員割当システム2は、所定時間経過後に、例えば、乗務員承認情報35を参照して、割り当てられた全ての乗務員コードについて承認を示す情報が受信したか判断する(ステップ113)。
【0036】
乗務員割当システム2は、乗務員承認情報35に非承認を示す情報が記憶されている場合(すなわち、非承認を示す情報を受信した場合)、又は、承認及び非承認を示す情報が記憶されていない場合(すなわち、承認及び非承認を示す情報を所定時間内に受信していない場合)(ステップ113)、非承認を示す情報に対応して記憶された乗務員コード、又は、承認及び非承認を示す情報が記憶されていない乗務員コードを割当対象外とする(ステップ114)。例えば、乗務員割当システム2は、当該乗務員コードに基づき乗務員位置情報31を検索し、該当する乗務員コードに対応する乗務員位置に「00000」等の情報を記憶することで該乗務員コードを割当対象外とする。また、乗務員割当システム2は、指令員からの入力に従い、乗務員コードを割当対象外とし及び/又は変更列車計画を変更することもできる。
【0037】
乗務員割当システム2は、ステップ114の後ステップ108の処理へ戻り、ステップ108以下の処理を実行する。なお、乗務員割当システム2は適宜のタイミングで乗務員承認情報35をクリアする。ここで、ステップ108では、2度目以降の乗務員割当情報を再作成するときは、承認済みの乗務員コード及び行路番号については変更せず、それ以外の行路番号の列車の割り当てを変更することができる。
【0038】
一方、乗務員割当システム2は、ステップ113において、乗務員承認情報35の全ての乗務員コードについて承認を示す情報が記憶されている場合(すなわち、割り当てられた全ての乗務員が承認した場合)、処理を終了する。
なお、上述の実施の形態では、位置情報としてX座標(緯度)、Y座標(経度)の2次元の位置情報を用いているが、GPSにより算出される3次元の位置情報を用いることもできる。例えば、乗務員割当データベース3の乗務員位置情報31には、モバイル端末4により送信される3次元の位置情報が記憶され、また、列車位置データベースには、列車の3次元の位置情報(少なくとも駅に停車している列車について3次元であればよい)を記憶する。乗務員割当情報34作成の際には、上述のX、Y座標による平面方向の距離の他に、高さ方向の距離も算出し、例えば、平面方向と高さ方向の距離の和を上述の乗務員と列車の距離として、乗務員割当情報34を作成しても良い。3次元の位置情報を用いることにより、例えば、異なる階にいる乗務員を効率的に割り当てることが可能である。なお、位置情報に関するデータベースの構成、乗務員と列車の距離の算出以外については、図1〜9に示す構成・処理を用いることができる。
【0039】
【発明の効果】
本発明によると、列車乱れが発生した場合に、列車乱れ回復の時間短縮を図ることのできる乗務員割当システムを提供することができる。また、本発明によると、乗務員の位置情報を用いて、計画に基づく列車の変更に追随して乗務員を列車へ割り当てる乗務員割当システムを提供することができる。さらに、本発明によると、乗務員がトンネル内や地下を走行中の列車に乗車しているなどにより、GPSによる位置情報が得られない場合にも、乗務員の位置を補正することができる。また、本発明によると、列車乱れ発生時には、指令員からの乗務員割当システムを使用した具体的な指示により乗務員の乗車すべき列車、区間(例:東京〜秋田など)が明確化されるため、現場の混乱を防ぐことができる。また、乗車していない乗務員を割当てることにより列車乱れの発生現場における乗務員の不足を解消し、列車乱れの早期回復が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】乗務員運転整理システムの構成図。
【図2】乗務員位置情報のデータ形式図。
【図3】乗務員行路情報のデータ形式図。
【図4】列車位置データベースに記憶される列車位置情報のデータ形式図。
【図5】変更列車計画情報のデータ形式図。
【図6】乗務員割当情報のデータ形式図。
【図7】乗務員承認情報のデータ形式図。
【図8】乗務員の位置を追跡するフローチャート。
【図9】列車乱れが発生した場合における乗務員割当処理のフローチャート。
【符号の説明】
1 GPS衛星
2 乗務員割当システム
3 乗務員割当データベース
4 モバイル端末(乗務員位置情報算出用)
5 モバイル端末(乗務員割当計画情報受信用)
6 運行管理システム
7 列車位置データベース

Claims (6)

  1. 運行される列車を識別するための行路識別情報に対応して、列車の位置情報が記憶される列車位置情報を含む列車位置データベースと、
    少なくとも列車の走行位置を把握して、行路識別情報と列車の位置情報を対応させて前記列車位置データベースに記憶する運行管理システムと、
    乗務員識別情報に対応してモバイル端末の位置情報が記憶される乗務員位置情報と、行路識別情報に対応して乗務員識別情報が記憶される乗務員割当情報とを含む乗務員割当データベースと、
    乗務員位置情報及び列車位置情報を参照し、前記モバイル端末の位置情報と列車の位置情報とに基づき、列車に乗務員を割り当てるための乗務員割当システムと、
    を備え、
    前記乗務員割当システムは、前記モバイル端末から前記モバイル端末の位置情報及び前記モバイル端末を所持する乗務員の乗務員識別情報を受信し、乗務員識別情報毎に前記モバイル端末の位置情報を前記乗務員割当データベースに乗務員位置情報として記憶し、
    前記乗務員割当システムは、行路識別情報を含む変更列車計画情報が入力されると、前記列車位置データベースの列車位置情報を参照し、入力された行路識別情報に対応した列車の位置情報を取得し、
    前記乗務員割当システムは、前記乗務員割当データベースの乗務員位置情報を参照し、各乗務員識別情報に対応する前記モバイル端末の位置情報を取得し、
    前記乗務員割当システムは、取得された列車の位置情報と各前記モバイル端末の位置情報とに基づき、列車と各乗務員の距離を算出し、
    前記乗務員割当システムは、算出された距離が所定の条件を満たすように、変更列車計画情報の行路識別情報に乗務員識別情報を対応づけた乗務員割当情報を作成し、それを前記乗務員割当データベースに記憶し、
    前記乗務員割当システムは、作成された乗務員割当情報を前記乗務員割当データベースから読み出し、前記モバイル端末に送信する
    乗務員運転整理システム。
  2. 前記乗務員割当システムは、各乗務員と該乗務員が乗車する列車の距離の総和が、最小又は予め定められたしきい値以下となるように、変更列車計画情報の行路識別情報に乗務員識別情報を対応づける請求項1に記載の乗務員運転整理システム。
  3. 前記乗務員割当データベースは、
    乗務員識別情報と、当該乗務員が乗車している列車の行路識別情報とが対応付けられた乗務員行路情報をさらに含み、
    前記乗務員割当システムは、
    前記乗務員割当データベースの乗務員行路情報を参照して、所定の乗務員識別情報に対応する行路識別情報を取得し、
    取得された行路識別情報に基づき、前記列車位置データベースの列車位置情報から該当する行路識別情報に対応する列車の位置情報を取得し、
    取得された列車の位置情報を前記モバイル端末の位置情報とし、前記乗務員割当データベースに乗務員位置情報として当該乗務員識別情報に対応させて記憶する請求項1又は2に記載の乗務員運転整理システム。
  4. 前記モバイル端末により、前記乗務員割当システムから受信した乗務員割当情報に対して、承認及び/又は非承認を示す情報と乗務員識別情報とが前記乗務員割当システムに送信され、
    前記乗務員割当システムは、前記モバイル端末から乗務員割当情報の非承認を示す情報と乗務員識別情報を受信すると、又は、所定時間内に乗務員割当情報の承認を示す情報が受信されないと、前記乗務員割当データベースの乗務員位置情報を参照し、該当する乗務員識別情報に対応する位置情報に割当の対象外となる情報を記憶し、該乗務員位置情報を参照して再度乗務員割当情報を作成する請求項1乃至3のいずれかに記載の乗務員運転整理システム。
  5. 乗務員の位置情報及び列車の位置情報は、3次元の位置情報であり、
    前記乗務員割当システムは、乗務員と列車の平面方向と高さ方向の距離をそれぞれ算出し、平面方向と高さ方向の距離の和を乗務員と列車の距離として乗務員割当情報を作成する請求項1乃至4のいずれかに記載の乗務員運転整理システム。
  6. 所持される乗務員を識別するための乗務員識別情報と衛星又は無線基地局を用いて算出された位置情報とを送信するモバイル端末と、列車の走行位置を把握して、該列車を識別するための行路識別情報と列車の位置情報を対応させて列車位置データベースで管理する運行管理システムとを用いて、前記モバイル端末の位置情報及び列車の位置情報に基づき、列車に乗務員を割り当てるための乗務員割当システムであって、
    前記乗務員割当システムは、乗務員識別情報に対応して前記モバイル端末の位置情報が記憶される乗務員位置情報と、行路識別情報に対応して乗務員識別情報が記憶される乗務員割当情報とを含む乗務員割当データベースを有し、
    前記乗務員割当システムは、
    前記モバイル端末から送信された前記モバイル端末の位置情報及び乗務員識別情報を受信し、乗務員識別情報毎に前記モバイル端末の位置情報を前記乗務員割当データベースに乗務員位置情報として記憶し、
    行路識別情報を含む変更列車計画情報が入力されると、前記列車位置データベースを参照し、入力された行路識別情報に対応した列車の位置情報を取得し、
    前記乗務員割当データベースの乗務員位置情報を参照し、各乗務員識別情報に対応する前記モバイル端末の位置情報を取得し、
    取得された列車の位置情報と各前記モバイル端末の位置情報とに基づき、列車と各乗務員の距離を算出し、
    算出された距離が所定の条件を満たすように、変更列車計画情報の行路識別情報に乗務員識別情報を対応づけた乗務員割当情報を作成し、それを前記乗務員割当データベースに記憶し、
    作成された乗務員割当情報を前記乗務員割当データベースから読み出し、前記モバイル端末に送信する前記乗務員割当システム。
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