JP4137426B2 - 針カバー付翼付針 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は透析や輸液に使用される翼付針(例えばPSV、AVF等)、に装着する針カバー及びキャップ付針カバー並びに針カバー付翼付針の改良に関するもので、針の保護性、操作性、安全性を向上させた発明に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
周知のように翼付針や採血針等の医療用針に装着する針キャップは、円筒形状またはテーパー付の円筒形状に形成され、針先の保護や前記医療用針を廃棄する時、安全のために再キャップをするために使用されている。しかしこれらの針キャップは廃棄するまでの問題点として、再び針に針キャップを取り付ける時、作業者の指を誤って刺したり、また針キャップを取り付けずに廃棄すれば血液が付着した針で、作業者が作業中に誤って刺してしまう危険性があった。
またアメリカ特許5,112,311号、5,433,703号、5,562,636号、5,562,637号には、針カバーの両側部に翼付針の両翼を固定するスリットを形成し、針の使用後、両翼をスリットの位置と形状にあわせてスライドして固定し、針を針カバー内に収納する発明が提案されている。しかしながら、これらの発明においても(1)針カバーを翼付針に装着する際の組み立て容易性と安定性、(2)針カバー付翼付針を患者に穿刺する時の操作性、(3)針の使用後に針カバーを被冠する時の操作性等についてさらに改良の余地があった。
特願2000−154126号で本件出願人は、針カバーの中腹部の両側に翼状のストッパーを突設し、使用後の翼状針を前記針カバーに収納した後、前記翼状針の両翼部を上側に折り曲げることにより前記両翼はストッパーと交差して係止され翼状針が針カバーより突出しない発明を開示したが、翼状針の針基に近いチューブを引っ張り、翼状針を針カバーに収める時、チューブを引っ張った手を離して両翼部を上側に折り曲げなければならない。従ってチューブから手を離すことにより使用者の中にはストッパー機能を使わず廃棄したりすることが懸念され、針カバーから翼状針の針が再び突出して針先が露出し、廃棄の際の医療従事者や廃棄企業者が作業中に誤って刺してしまうことが懸念される。
また翼状針の両翼部を上側に折り曲げてストッパーに係止しなければならないので操作が煩わしいとの指摘もあった。
そこで本発明者は以上の課題を解決するために鋭意検討を重ねた結果次の発明に到達した。
【0003】
【課題を解決するための手段】
[1]本発明は、中腹部(3)底部に開口部(5)を形成し、
前方部(2)から後方部(4)の上部外面に亘って少なくとも二個以上の凸部[前方凸部(7a)、中腹凸部(7b)、後方凸部(7c)]を形成し、
前記後方部(4)底部に針カバーの長さ方向に沿ってスリット(9)を形成し、
前記後方部(4)の上部から前記後方凸部(7c)に亘って溝(22)を形成し、
当該溝(22)は、針カバー後方の開口部(6)側に向けて広がるテーパー状に形成し、
前記後方凸部(7c)の上部に切欠部(22a)を形成し、当該切欠部(22a)は、当該後方凸部(7c)の上側に向けて広がるテーパー状に形成し、
前記後方部(4)の溝(22)後方に位置する前記後方凸部(7c)の内壁に、当該内壁から突出して対向するように、一対の突部(23a、23b)を形成した針カバー(1)と、
針基(13)の前方に針(12)を植設し、両側部に翼(14)を装着し、前方外周面に針キャップ(16)を装着し、後方外周面にチューブ(15)を装着することにより形成した翼付針(10)とより構成され、
前記針カバー(1)の一対の突部(23a、23b)の間隔は、前記翼付針(10)のチューブ(15)の外径よりも小さく形成され、
前記翼付針(10)は、針カバー(1)の開口部(5)及びスリット(9)を経て針カバー(1)内に装着した状態では、針キャップ(16)基部の外周面が前方部(2)内周面に接することにより固定されるとともに針(12)が針キャップ(16)に被冠された状態に維持され、針キャップ(16)をはずすことにより、翼付針(10)の針(12)が露出され、
前記翼付針(10)を針カバー(1)の後方部(4)方向にスライドさせることにより翼付針(10)の針(12)は針カバー(1)内に収納され、
前記チューブ(15)を後方に引っ張りながら上に挙げ突部(23a、23b)の間を通過させ溝(22)に挟持して固定することにより、再び翼付針(10)が針カバー(1)の前方部(2)方向にスライドすることがなく、翼付針(10)の針(12)が針カバー(1)より露出しない状態を維持できるように形成した針カバー付翼付針(1A)を提供する。
[2]本発明は、中腹部(3)底部に開口部(5)を形成し、
前方部(2)から後方部(4)の上部外面に亘って少なくとも二個以上の凸部[前方凸部(7a)、中腹凸部(7b)、後方凸部(7c)]を形成し、
前記後方部(4)底部に針カバーの長さ方向に沿ってスリット(9)を形成し、
前記後方部(4)の上部から前記後方凸部(7c)に亘って溝(22)を形成し、
当該溝(22)は、針カバー後方の開口部(6)側に向けて広がるテーパー状に形成し、
前記後方凸部(7c)の上部に切欠部(22a)を形成し、当該切欠部(22a)は、当該後方凸部(7c)の上側に向けて広がるテーパー状に形成し、
前記後方部(4)の溝(22)後方に位置する前記後方凸部(7c)の内壁に、当該内壁から突出して対向するように、一対の突部(23a、23b)を形成し、
前記前方部(2)先端にキャップ(18)を着脱可能に装着したキャップ付針カバー(71)と、
針基(13)の前方に針(12)を植設し、両側部に翼(14)を装着し、前方外周面に針キャップ(16)を装着し、後方外周面にチューブ(15)を装着することにより形成した翼付針(10)とより構成され、
前記針カバー(71)の一対の突部(23a、23b)の間隔は、前記翼付針(10)のチューブ(15)の外径よりも小さく形成され、
前記翼付針(10)はキャップ付針カバー(71)の開口部(5)及びスリット(9) を経てキャップ付針カバー(71)内に装着した状態では、針基(13)前方外周面がキャップ付針カバー(71)前方部(2)内周面と接することにより翼付針(10)とキャップ付針カバー(71)は固定されるとともに針(12)がキャップ付針カバー(71)に被冠された状態に維持され、
キャップ付針カバー(71)のキャップ(18)をはずすことにより、翼付針(10)の針(12)が露出され、
前記翼付針(10)をキャップ付針カバー(71)の後方部4方向にスライドさせることにより翼付針(10)の針(12)はキャップ付針カバー(71)に収納され、
前記チューブ(15)を後方に引っ張りながら上に挙げ突部(23a、23b)の間を通過させ溝(22)に挟持して固定することにより、
再び翼付針(10)がキャップ付針カバー(71)の前方部(2)方向にスライドすることがなく、翼付針(10)の針(12)がキャップ付針カバー(71)より露出しない状態を維持できるように形成した針カバー付翼付針(21A)を提供する。
[3]本発明は、中腹部(3)底部に開口部(5)を形成し、
前方部(2)から後方部(4)の上部外面に亘って少なくとも二個以上の凸部[前方凸部(7a)、中腹凸部(7b)、後方凸部(7c)]を形成し、
前記後方部(4)底部に針カバーの長さ方向に沿ってスリット(9)を形成し、
前記後方部(4)の上部から前記後方凸部(7c)に亘って溝(22)を形成し、
当該溝(22)は、針カバー後方の開口部(6)側に向けて広がるテーパー状に形成し、
前記後方凸部(7c)の上部に切欠部(22a)を形成し、当該切欠部(22a)は、当該後方凸部(7c)の上側に向けて広がるテーパー状に形成し、
前記後方部(4)の溝(22)後方に位置する前記後方凸部(7c)の内壁に、当該内壁から突出して対向するように、一対の突部(23a、23b)を形成し、
前記前方部(2)に肉薄部(28a)を介してキャップ(28)を一体に成形したキャップ付針カバー(81)と、
針基(13)の前方に針(12)を植設し、両側部に翼(14)を装着し、前方外周面に針キャップ(16)を装着し、後方外周面にチューブ(15)を装着することにより形成した翼付針(10)とより構成され、
前記針カバー(81)の一対の突部(23a、23b)の間隔は、前記翼付針(10)のチューブ(15)の外径よりも小さく形成され、
前記翼付針(10)はキャップ付針カバー(81)の開口部(5)及びスリット(9)を経てキャップ付針カバー(81)内に装着した状態では、針基(13)前方外周面がキャップ付針カバー(81)前方部(2)内周面と接することにより翼付針(10)とキャップ付針カバー(81)は固定されるとともに針(12)がキャップ付針カバー(81)に被冠された状態に維持され、
キャップ付針カバー(81)のキャップ(28)をはずすことにより、翼付針(10)の針(12)が露出され、
前記翼付針(10)をキャップ付針カバー(81)の後方部4方向にスライドさせることにより翼付針(10)の針(12)はキャップ付針カバー(81)に収納され、
前記チューブ(15)を後方に引っ張りながら上に挙げ突部(23a、23b)の間を通過させ溝(22)に挟持して固定することにより、
再び翼付針(10)がキャップ付針カバー(81)の前方部(2)方向にスライドすることがなく、翼付針(10)の針(12)がキャップ付針カバー(81)より露出しない状態を維持できるように形成した針カバー付翼付針(31A)を提供する。
【0004】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の針カバーの一例を示す概略図で(a)は本発明の針カバー1の正面斜視図、(b)は背面斜視図、(c)は同(a)を180°反対方向から見た斜視図、(d)は同(b)を180°反対方向から見た斜視図、図2は図1の針カバー1を翼付針10(針基13の前方に針12を植設し、両側部に翼14を装着し、前方外周面に針キャップ16を装着し、後方外周面にチューブ15を装着することにより形成されている)に装着したところの針カバー付翼付針1Aの断面図、図3は針カバー付翼付針1Aの使用方法の一例について(a)から(f)を時系列に示した斜視図で、(f1)は(f)の円内(凸部7c近傍)の拡大図である。
図2(a)と図3(a)、図2(b)と図3(e)、図2(d)と図3(f)がそれぞれ対応している。本発明の針カバー1は図1のように筒状に形成され、中腹部3底部に開口部5を形成し、前方部2と中腹部3と後方部4の上部外面にそれぞれ前方凸部7a、中腹凸部7b、後方凸部7c(以下単に凸部7a、7b、7cと記載する)を形成し、前記中腹部3の両側部にストッパー8が突設されている。前記凸部7a、7b、7cは図1と図2のように略四角形状でかつ板状に形成され、凸部7bを除いてその針カバー1の幅方向の断面は針カバー1の断面と実質的に同一ないし大きく形成することにより、作業者が指で把持しやすい形状となっている。後方部4底部には図1(b)のように針カバー1の長さ方向に沿って翼付針10のチューブ15を挿通することのできるスリット9が形成されている。針カバー1の後方部4の上部から凸部7cに亘り溝22が形成されている。前記凸部7cには切欠部22aが形成され、当該切欠部22aは、当該凸部7cの上側向けて広がる方向にテーパー状に形成されている。前記溝部22は少なくともチューブ15を挟持し固定できる幅に形成され、該溝部22は入り口側(針カバー後方の開口部6側)向けて広がる方向にテーパー状に形成されている。前記切欠部22a及び/又は前記溝部22をテーパー状に形成することにより、チューブ15を溝22に入れて挟持しやすくなる。さらに該溝22の後方部に、対向する一対の突部23a、23bが形成されている。
さらに詳述すれば、図3(f)、(f1)に例示するように、後方部4の溝22後方に位置する後方凸部7cの内壁に、当該内壁から突出して対向するように、一対の突部23a、23bが形成されている。
前記突部23a、23bは溝22に挟持されたチューブ15が外れて後方に出ないような形状、例えば板状(三角、四角、半円形)ひげ状に形成されている。前記突部23a、23bは少なくともチューブ15がその間を通過しても割れたり折れたりしない弾性を有した材質で形成されている。チューブ15が突部23a、23bを通過したことが作業者にわかるように該突部23a、23bの動きが振動や「パチン」という音として認知できるように、前記突部23aと23bの間隔を狭くして、振動や音を発生するような形状や材料を工夫して使用することが好ましい。
【0005】
次に針カバー1を翼付針10に装着して針カバー付翼付針1Aを組立てる方法の一例について説明する。
図1(a)の向きの針カバー1の下から翼付針10の針12と針基13を開口部5を経て針カバー1の内部に収納するとともにチューブ15をスリット9を経て後方部4に装着する。この状態では、図2(a)のように針キャップ16基部の外周面が前方部2内周面に接することにより翼付針10が針カバー1に固定されるとともに針12が針キャップ16に被冠された状態に維持される。
【0006】
以下、図3(a)から(f)に基づいて針カバー付翼付針1Aの使用方法の一例について時系列に説明する。
同(a)のように針カバー付翼状針1Aを針カバー1の凸部7a、7b、7cを上に向けた状態にする。
同(b)のように左手(右手)の親指と人差し指で凸部7cの両側部を軽くつまみ、右手(左手)の親指と人差し指で翼部14の両翼を挟んで上に向けて両翼を重ね合わせる。
同(c)のように針キャップ16をはずして翼付針10の針12を針カバー1より露出する。
同(d)のように右手(左手)の親指と人差し指で翼部14の両翼を上に向けて両翼を重ね合わせた状態で体勢を整えて患者の腕等に穿刺する。
同(e)のように患者の腕等に穿刺した後、翼部14を水平に戻して穿刺部位が動かないように翼部14と皮膚をテープで固定する。
同(f)のように穿刺した針カバー付翼付針1Aの針12を穿刺部から抜く時はテープを剥ぎ取り穿刺部に消毒綿をあて、左手(右手)の薬指で前記消毒綿の上から穿刺部を押さえるとともに中指と人差し指を凸部7aと凸部7bないし凸部7bと凸部7cの間の壁面に添えて凸部7a、7bがそれぞれの指先に掛かるようにし、例えば図2(c)のように右手(左手)で後方部4付近のチューブ15を引っ張り翼状針10を針カバー10に収めた後、前記チューブ15を引っ張ったまま上にあげ、突部23aと23bの間を通して溝部22に固定する。
【0007】
図4は本発明のキャップ付針カバーの一例を示す概略図で(a)は本発明のキャップ付針カバー71の正面斜視図、(b)は背面斜視図、(c)は同(a)を180°反対方向から見た斜視図、(d)は同(b)を180°反対方向から見た斜視図、図5は図4のキャップ付針カバー71を翼付針10(針基13の前方に針12を植設し、両側部に翼14を装着し、後方外周面にチューブ15を装着することにより形成されている)に装着したところの針カバー付翼付針21Aの断面図、図6は針カバー付翼付針21Aの使用方法の一例について(a)から(f)を時系列に示した斜視図である。(f1)は(f)の円内(凸部7c近傍)の拡大図である。図5(a)と図6(a)、図5(b)と図6(e)、図5(c)と図6(f)がそれぞれ対応している。
本発明のキャップ付針カバー71は前記針カバー1の前方部2の筒状先端にキャップ18を着脱可能に装着したものである。キャップ付針カバー71も針カバー1と同様に翼付針10に装着して針カバー付翼付針21Aを組み立てることができる。組み立てた状態では図5(a)のように針基13前方外周面がキャップ付針カバー71前方部2内周面と接することにより翼付針10とキャップ付針カバー71は固定されるとともに針12がキャップ付針カバー71に被冠された状態に維持される。針カバー付翼付針21Aも図6(a)から(f)のように前記キャップ付針カバー1Aと同様に使用されるが、針カバー付翼付針21Aは図6(c)のようにキャップ18をはずして翼付針10の針12をキャップつき針カバー71より露出する点で針カバー付翼付針1Aと異なる。
【0008】
図7は本発明のキャップ付針カバーの一例を示す概略図で、(a)は本発明のキャップ付針カバー81の正面斜視図、(b)は背面斜視図、(c)は同(a)を180°反対方向から見た斜視図、(d)は同(b)を180°反対方向から見た斜視図である。
図8は本発明のその他の実施例を示すキャップ付針カバー81を翼付針10に装着したところの針カバー付翼付針31Aの断面図、図9は針カバー付翼付針31Aの使用方法の一例について時系列に示した斜視図である。図8(a)と図9(a)、図8(b)と図9(e)がそれぞれ対応している。
本発明のキャップ付針カバー81は前記針カバー1の前方部2の筒状先端に肉薄部28aを介してキャップ28を一体に成形したものである。一体に形成されたキャップ28を容易に切り離すために前記キャップ28の外周には少なくとも対称方向に2枚一組のリブ(図示せず)を設けることができる。キャップ付針カバー81もキャップ付針カバー71と同様に翼付針10に装着して針カバー付翼付針31Aを組み立てることができる。針カバー付翼付針31Aも図9(a)から(f)のように前記針カバー付翼付針21Aと同様に使用されるが、針カバー付翼付針31Aは図9(c)のようにキャップ28を肉薄部28aより切断して露出する点で針カバー付翼付針21Aと異なる。
【0009】
本発明では針カバー1及びキャップ付針カバー71(81)の外面に形成する凸部7a、7b、7cの形状、形成する位置及び装着する数は、図示したものに限定されず、要するに作業者が針カバー1を把持しやすい形状等であれば何でも採用することができる。
針カバー1及び針カバー付翼付針1A、21A、31A及び針キャップ付針カバー71(81)の後方部4の上部から凸部7cに亘り溝22を形成し、さらに該溝22の後方部に対向するように突部23a、23bを形成することで、例えば翼付針12を装着した針カバー付翼付針1A、21A、31Aの後方部4の後方に引っ張ったチューブ14が突部23a、23bを通過し溝部22に挟持し容易に固定でき針12の突出を防ぐことができる。
【0010】
本発明で「スライド」させるとは針カバー1及びキャップ付針カバー71(81)を基点として翼付針10を針カバー1及びキャップ付針カバー71(81)の後方に向けてスライドさせることはもちろん、翼付針10を基点として針カバー1及びキャップ付針カバー71(81)を翼付針10の前方に向けてスライドさせることの両方の意味を含む。
本発明では図3の使用方法の説明の便宜上、主に前者で記載しているが、後者のように使用することができる。
また本発明で図示した前方部2、中腹部3、後方部4の各領域は一応の目安であり、要するに凸部7aを形成した領域が前方部2であり、凸部7bと開口部5とストッパー8を形成した領域が中腹部3であり、凸部7cとスリット9を形成した領域が後方部4である。したがって凸部7a、7b、7c、スリット9を形成する位置、開口部5の長さにより、前方部2、中腹部3、後方部4の各領域は変動しても良い。
【0011】
前記針カバー1及びキャップ付針カバー71(81)に使用される材質は例えばポリプロピレン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリアセテート等の半硬質ないし硬質製であれば何でも良い。
【0012】
【発明の作用効果】
本発明の針カバー及びキャップ付針カバー並びに針カバー付翼付針では、
(1)翼付針10を針カバー1及びキャップ付針カバー71(81)の前方部2方向または逆方向に単に直線的にスライドさせることにより針を被冠することができるので操作性が良い。
(2)針カバー1及びキャップ付針カバー71(81)の外面に凸部7a、7b、7cを形成しているので作業中に固定しやすく、翼付針10をスライドさせやすい。
(3)キャップ付針カバー81は針の保護と針カバーのスライドを一部品で同時に行うことができるので、部品点数を少数化でき、操作性も向上する。
(4)(a)針カバー1及びキャップ付針カバー71(81)と翼付針10の組み立て時では針カバー1及びキャップ付針カバー71(81)と翼付針10を動かないように固定でき、(b)使用時には針キャップ16(キャップ18、28)をとりはずすことにより針12を針カバー1及びキャップ付針カバー71(81)から容易に露出でき、(c)使用後には翼付針10が針カバー1及びキャップ付針カバー71(81)の前方部2方向に動かないように固定できる、すなわち翼付針10のチューブ15を針カバー1及びキャップ付針カバー71(81)の後方部4の上部から凸部7cに亘り形成した溝22に突部23a、23bを介して挟持して固定することにより針12の露出を防止することができ、廃棄の際の医療従事者や廃棄企業者が作業中に誤って刺してしまう危険を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の針カバーの一例を示す概略図(a)は本発明の針カバー1の正面斜視図、(b)は背面斜視図、(c)は同(a)を180°反対方向から見た斜視図、(d)は同(b)を180°反対方向から見た斜視図
【図2】図1の針カバー1を翼付針10に装着したところの針カバー付翼付針1Aの断面図
【図3】針カバー付翼付針1Aの使用方法の一例について時系列((a)から(f))に示した斜視図、(f1)は前記(f)の凸部7c近傍の拡大図
【図4】本発明のキャップ付針カバーの一例を示す概略図(a)は本発明のキャップ付針カバー71の正面斜視図、(b)は背面斜視図、(c)は同(a)を180°反対方向から見た斜視図、(d)は同(b)を180°反対方向から見た斜視図
【図5】図4のキャップ付針カバー71を翼付針10に装着したところの針カバー付翼付針21Aの断面図
【図6】針カバー付翼付針21Aの使用方法の一例について時系列((a)から(f))に示した斜視図、(f1)は前記(f)の凸部7c近傍の拡大図
【図7】本発明のキャップ付針カバーの一例を示す概略図(a)は本発明のキャップ付針カバー81の正面斜視図、(b)は背面斜視図、(c)は同(a)を180°反対方向から見た斜視図、(d)は同(b)を180°反対方向から見た斜視図
【図8】本発明のその他の実施例を示すキャップ付針カバー81を翼付針10に装着したところの針カバー付翼付針31Aの断面図
【図9】針カバー付翼付針31Aの使用方法の一例について時系列((a)から(f))に示した斜視図、(f1)は前記(f)の凸部7c近傍の拡大図
【符号の説明】
1 針カバー
71、81 キャップ付針カバー
1A、21A、31A 針カバー付翼付針
2 前方部
3 中腹部
4 後方部
5 開口部
6 (針カバー後方の)開口部
7a 前方凸部
7b 中腹凸部
7c 後方凸部
8 ストッパー
8a 切欠部
9 スリット
10 翼付針
12 針
13 針基
14 翼部
15 チューブ
16 針キャップ
18、28 キャップ
22 溝部
22a 切欠部
23a、23b突部
28a 肉薄部

Claims (3)

  1. 中腹部(3)底部に開口部(5)を形成し、
    前方部(2)から後方部(4)の上部外面に亘って少なくとも二個以上の凸部[前方凸部(7a)、中腹凸部(7b)、後方凸部(7c)]を形成し、
    前記後方部(4)底部に針カバーの長さ方向に沿ってスリット(9)を形成し、
    前記後方部(4)の上部から前記後方凸部(7c)に亘って溝(22)を形成し、
    当該溝(22)は、針カバー後方の開口部(6)側に向けて広がるテーパー状に形成し、
    前記後方凸部(7c)の上部に切欠部(22a)を形成し、当該切欠部(22a)は、当該後方凸部(7c)の上側に向けて広がるテーパー状に形成し、
    前記後方部(4)の溝(22)後方に位置する前記後方凸部(7c)の内壁に、当該内壁から突出して対向するように、一対の突部(23a、23b)を形成した針カバー(1)と、
    針基(13)の前方に針(12)を植設し、両側部に翼(14)を装着し、前方外周面に針キャップ(16)を装着し、後方外周面にチューブ(15)を装着することにより形成した翼付針(10)とより構成され、
    前記針カバー(1)の一対の突部(23a、23b)の間隔は、前記翼付針(10)のチューブ(15)の外径よりも小さく形成され、
    前記翼付針(10)は、針カバー(1)の開口部(5)及びスリット(9)を経て針カバー(1)内に装着した状態では、針キャップ(16)基部の外周面が前方部(2)内周面に接することにより固定されるとともに針(12)が針キャップ(16)に被冠された状態に維持され、針キャップ(16)をはずすことにより、翼付針(10)の針(12)が露出され、
    前記翼付針(10)を針カバー(1)の後方部(4)方向にスライドさせることにより翼付針(10)の針(12)は針カバー(1)内に収納され、
    前記チューブ(15)を後方に引っ張りながら上に挙げ突部(23a、23b)の間を通過させ溝(22)に挟持して固定することにより、再び翼付針(10)が針カバー(1)の前方部(2)方向にスライドすることがなく、翼付針(10)の針(12)が針カバー(1)より露出しない状態を維持できるように形成したことを特徴とする針カバー付翼付針(1A)。
  2. 中腹部(3)底部に開口部(5)を形成し、
    前方部(2)から後方部(4)の上部外面に亘って少なくとも二個以上の凸部[前方凸部(7a)、中腹凸部(7b)、後方凸部(7c)]を形成し、
    前記後方部(4)底部に針カバーの長さ方向に沿ってスリット(9)を形成し、
    前記後方部(4)の上部から前記後方凸部(7c)に亘って溝(22)を形成し、
    当該溝(22)は、針カバー後方の開口部(6)側に向けて広がるテーパー状に形成し、
    前記後方凸部(7c)の上部に切欠部(22a)を形成し、当該切欠部(22a)は、当該後方凸部(7c)の上側に向けて広がるテーパー状に形成し、
    前記後方部(4)の溝(22)後方に位置する前記後方凸部(7c)の内壁に、当該内壁から突出して対向するように、一対の突部(23a、23b)を形成し、
    前記前方部(2)先端にキャップ(18)を着脱可能に装着したキャップ付針カバー(71)と、
    針基(13)の前方に針(12)を植設し、両側部に翼(14)を装着し、前方外周面に針キャップ(16)を装着し、後方外周面にチューブ(15)を装着することにより形成した翼付針(10)とより構成され、
    前記針カバー(71)の一対の突部(23a、23b)の間隔は、前記翼付針(10)のチューブ(15)の外径よりも小さく形成され、
    前記翼付針(10)はキャップ付針カバー(71)の開口部(5)及びスリット(9)を経てキャップ付針カバー(71)内に装着した状態では、針基(13)前方外周面がキ ャップ付針カバー(71)前方部(2)内周面と接することにより翼付針(10)とキャップ付針カバー(71)は固定されるとともに針(12)がキャップ付針カバー(71)に被冠された状態に維持され、
    キャップ付針カバー(71)のキャップ(18)をはずすことにより、翼付針(10)の針(12)が露出され、
    前記翼付針(10)をキャップ付針カバー(71)の後方部4方向にスライドさせることにより翼付針(10)の針(12)はキャップ付針カバー(71)に収納され、
    前記チューブ(15)を後方に引っ張りながら上に挙げ突部(23a、23b)の間を通過させ溝(22)に挟持して固定することにより、
    再び翼付針(10)がキャップ付針カバー(71)の前方部(2)方向にスライドすることがなく、翼付針(10)の針(12)がキャップ付針カバー(71)より露出しない状態を維持できるように形成したことを特徴とする針カバー付翼付針(21A)。
  3. 中腹部(3)底部に開口部(5)を形成し、
    前方部(2)から後方部(4)の上部外面に亘って少なくとも二個以上の凸部[前方凸部(7a)、中腹凸部(7b)、後方凸部(7c)]を形成し、
    前記後方部(4)底部に針カバーの長さ方向に沿ってスリット(9)を形成し、
    前記後方部(4)の上部から前記後方凸部(7c)に亘って溝(22)を形成し、
    当該溝(22)は、針カバー後方の開口部(6)側に向けて広がるテーパー状に形成し、
    前記後方凸部(7c)の上部に切欠部(22a)を形成し、当該切欠部(22a)は、当該後方凸部(7c)の上側に向けて広がるテーパー状に形成し、
    前記後方部(4)の溝(22)後方に位置する前記後方凸部(7c)の内壁に、当該内壁から突出して対向するように、一対の突部(23a、23b)を形成し、
    前記前方部(2)に肉薄部(28a)を介してキャップ(28)を一体に成形したキャップ付針カバー(81)と、
    針基(13)の前方に針(12)を植設し、両側部に翼(14)を装着し、前方外周面に針キャップ(16)を装着し、後方外周面にチューブ(15)を装着することにより形成した翼付針(10)とより構成され、
    前記針カバー(81)の一対の突部(23a、23b)の間隔は、前記翼付針(10)のチューブ(15)の外径よりも小さく形成され、
    前記翼付針(10)はキャップ付針カバー(81)の開口部(5)及びスリット(9)を経てキャップ付針カバー(81)内に装着した状態では、針基(13)前方外周面がキャップ付針カバー(81)前方部(2)内周面と接することにより翼付針(10)とキャップ付針カバー(81)は固定されるとともに針(12)がキャップ付針カバー(81)に被冠された状態に維持され、
    キャップ付針カバー(81)のキャップ(28)をはずすことにより、翼付針(10)の針(12)が露出され、
    前記翼付針(10)をキャップ付針カバー(81)の後方部4方向にスライドさせることにより翼付針(10)の針(12)はキャップ付針カバー(81)に収納され、
    前記チューブ(15)を後方に引っ張りながら上に挙げ突部(23a、23b)の間を通過させ溝(22)に挟持して固定することにより、
    再び翼付針(10)がキャップ付針カバー(81)の前方部(2)方向にスライドすることがなく、翼付針(10)の針(12)がキャップ付針カバー(81)より露出しない状態を維持できるように形成したことを特徴とする針カバー付翼付針(31A)。
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