JP4135699B2 - 床暖房パネル - Google Patents

床暖房パネル Download PDF

Info

Publication number
JP4135699B2
JP4135699B2 JP2004311574A JP2004311574A JP4135699B2 JP 4135699 B2 JP4135699 B2 JP 4135699B2 JP 2004311574 A JP2004311574 A JP 2004311574A JP 2004311574 A JP2004311574 A JP 2004311574A JP 4135699 B2 JP4135699 B2 JP 4135699B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plywood
base layer
layer plywood
storage recess
heat insulating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004311574A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006125682A (ja
Inventor
宗一郎 川田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP2004311574A priority Critical patent/JP4135699B2/ja
Publication of JP2006125682A publication Critical patent/JP2006125682A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4135699B2 publication Critical patent/JP4135699B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Central Heating Systems (AREA)

Description

本願発明は、床材・ヒータ一体型の電気式の床暖房パネルに関するものである。
上記床暖房パネルについては、たとえば図5に例示したように、床材2の裏面側に収納凹所21を設け、これに発熱体3および断熱材4を順に納めたものが知られている(たとえば特許文献1,2参照)。
特開2002−195591号公報 特開平11−303290号公報
しかしながら、上記のとおりの従来の床暖房パネル1では、図6に例示したように床材2として合板を使用した場合、収納凹所21を形成した部位とその周囲の部位とで板厚が異なり、バランスが崩れるために、合板に反りが発生し、床材2としての品質を維持することが難しくなる恐れがあった。
一方、この合板の反りを抑制するために、図7に例示したように、層構成を通常より密にした平板状の合板に対して、その裏面側部に通常の層構成の棒状合板を設けて、それらの間に収納凹所21を形成することも考えられる。
しかしながら、合板の反りを抑制できるとしても、層構成の異なる2種類の合板を用意する必要があるために、合板品種が増えてしまう。
また、上記両構成に共通することであるが、図8からも明らかなように、収納凹所21の周囲部位は発熱体3のない非暖房部位となるため、温度ムラがどうしても生じてしまう。
またさらに、発熱体3の下方に位置する断熱材4については、下方に開口した収納凹所21内に保持するための手段が必要であるため、床材2や収納凹所21などの構造が複雑化する。
そこで、以上のとおりの事情に鑑み、本願発明は、合板からなる床材の反り発生を効果的に抑制し、且つ非暖房部位を極力少なくでき、さらには断熱材の保持構造も簡略化した、床暖房パネルを提供することを課題としている。
本願発明は、上記の課題を解決するものとして、第1には、全域で層構成が同じで板厚が均一な表層合板および収納凹所が設けられた基層合板が互いに貼り合わされてなる床材と、表層合板および基層合板の間にて基層合板の収納凹所の上方位置に設けられた発熱体と、表層合板および基層合板の間にて発熱体の上面に発熱体より広い範囲を覆うように設けられた均熱材と、基層合板の収納凹所内にて発熱体の下方位置に設けられ断熱材と、この断熱材の幅方向中央位置に長手方向に渡って設けられた、上方からの荷重に対して表層合板を下方から補強する補強板とを有し、この補強板は、発熱体の下方に配置されるとともに、少なくともその表面が表層合板よりも柔らかい材質を有していることを特徴とする。
本願発明によれば、まず、床材を収納凹所のない均一板厚の表層合板と収納凹所のある基層合板との上下2枚構成とすることで、表層合板の反り発生が効果的に抑制されて、高い品質を維持した床材が実現される。
また、表層合板と基層合板間にて、基層合板の収納凹所の上方に発熱体を設け、且つそのさらに上方に発熱体よりも広い範囲を覆うように均熱板を設けることで、発熱体からの熱をより広い範囲に伝えて、非暖房部位を低減することができる。
そして、断熱材については、基層合板において上方に開口した収納凹所に設ければよいので、従来のように床材裏面側にて下方に開口した収納凹所に設ける場合と比較して、特殊な保持構造やそのための複雑な加工が不要となり、断熱材に関する構成及び施工を簡略化することができる。
したがって、床材の反り防止、非暖房部位の低減、断熱構造の簡略化を実現した床暖房パネルが提供されるのである。
本願発明によれば、また、上記のとおりの補強板の存在により、上方から表層合板に荷重がかかった際にその荷重とともに表層合板を受け支えることができ、よって表層合板のたわみの発生を効果的に抑制できるようになる。
た、補強板が、表層合板を受け支えて補強できる程度の剛性を有しているとともに、表層合板よりも柔らかい材質の表面を少なくとも有していることで、上方から表層合板に荷重がかかった際に、表層合板の下方に位置する発熱体への傷付きを防ぐことができる。
図1および図2は、各々、本願発明の一実施形態を示したものである。
本実施形態における床暖房パネル1では、まず、床材2が、矩形状の表層合板2aおよび同じく矩形状の基層合板2bとが互いに上下に貼り合わされて構成されており、表層合板2aには、従来の床暖房パネル1における収納凹所21のようなものは何等設けられておらず、全域において均一な板厚となっている。これに対し、基層合板2bには、後述する断熱材4が納められる上方に開口した収納凹所21が、コネクタ7等の配線具が収納される配線スペース22を残して、設けられている。
これら表層合板2aおよび基層合板2bの間には、発熱体3と均熱材5とが設けられており、発熱体3は、矩形型の面状タイプのもので、基層合板2bの収納凹所21の上方に位置しており、均熱材5は、この発熱体3より広い範囲を覆うように、本実施形態では基層合板2bのほぼ全域を覆う平面寸法を有して、発熱体3の上方に位置している。
そして、基層合板2bの収納凹所21には、発熱体3の下方に位置する断熱材4が設けられている。
したがって、床暖房パネル1は、収納凹所21のない均一板厚の表層合板2aと収納凹所21のある基層合板2bとの上下2枚構成の床材2をベースに、これに上記のとおりの均熱材5、発熱体3、断熱材4が納められており、床材2の反り防止、非暖房部位の低減、断熱構造の簡略化を実現しているのである。
ところで、上記のとおりの床暖房パネル1において、床材2の表層合板2aに上方から荷重がかかった場合、その下には剛性の低い発熱体3や断熱材4が広い範囲で納められているため、そのままでは表層合板2aを十分に支持できずに、表層合板2aにたわみが発生してしまう恐れが考えられる。そこで、基層合板2bの収納凹所21内にて、矩形状の断熱材4の幅方向中央位置に長手方向に渡って、補強材6を設けることで、表層合板2aのたわみの発生を効果的に抑制することができる。
より具体的には、図1および図2の実施形態では、図3にも例示したように、収納凹所21内に、真ん中で2つに縦分割した断熱材4と、その間に嵌る棒板状の補強材6とを収納させている。これにより、基層合板2bの収納凹所21内にて補強材6が通るので、上方からの荷重に対して表層合板2aを下方から受け支えることができ、たわみが発生し難い床暖房パネル1が実現されるのである。
また、この補強材6については、同じく上方からの荷重に起因して発熱体3が傷付く恐れも考えられるため、たとえば、表層合板2aを補強する剛性を有するのはもちろんのこと、これに加えて、少なくともその表面が表層合板2aよりも柔らかい材質を有していることが好ましい。これによれば、表層合板2aと補強材6との間に位置する発熱体3への傷付きを効果的に防ぐことができる。
なお、図4は、以上の本願発明の別の実施形態を示したものであり、コネクタ7等の配線具およびその配線スペース22が、基層合板2bの左右の長手端部に設けられており、これを避けるようにしてほぼ全域に収納凹所21が形成され、これに断熱材4および補強材6が収納されて、その上方に発熱体3および均熱材5が設けられた床暖房パネル1となっている。
本願発明の一実施形態を示した斜視図。 本願発明の一実施形態を示した断面図。 基層合板と断熱材及び補強材について説明するための斜視図。 本願発明の別の一実施形態を示した斜視図。 従来の床暖房パネルを例示した断面図。 従来の床暖房パネルにおける床材合板について説明するための断面図。 従来の床暖房パネルについて説明するための断面図。 従来の床暖房パネルについて説明するための断面図。
符号の説明
1 床暖房パネル
2 床材
2a 表層合板
2b 基層合板
21 収納凹所
22 配線スペース
3 発熱体
4 断熱材
5 均熱材
6 補強材
7 コネクタ

Claims (1)

  1. 全域で層構成が同じで板厚が均一な表層合板および収納凹所が設けられた基層合板が互いに貼り合わされてなる床材と、表層合板および基層合板の間にて基層合板の収納凹所の上方位置に設けられた発熱体と、表層合板および基層合板の間にて、発熱体の上面に発熱体より広い範囲を覆うように設けられた均熱材と、基層合板の収納凹所内にて発熱体の下方位置に設けられた断熱材と、この断熱材の幅方向中央位置に長手方向に渡って設けられた、上方からの荷重に対して表層合板を下方から補強する補強板とを有し、この補強板は、発熱体の下方に配置されるとともに、少なくともその表面が表層合板よりも柔らかい材質を有していることを特徴とする床暖房パネル。
JP2004311574A 2004-10-26 2004-10-26 床暖房パネル Expired - Fee Related JP4135699B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004311574A JP4135699B2 (ja) 2004-10-26 2004-10-26 床暖房パネル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004311574A JP4135699B2 (ja) 2004-10-26 2004-10-26 床暖房パネル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006125682A JP2006125682A (ja) 2006-05-18
JP4135699B2 true JP4135699B2 (ja) 2008-08-20

Family

ID=36720595

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004311574A Expired - Fee Related JP4135699B2 (ja) 2004-10-26 2004-10-26 床暖房パネル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4135699B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102009022091A1 (de) * 2009-05-20 2010-11-25 3A Technology & Management Ag Heizeinrichtung für Schienenfahrzeuge

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006125682A (ja) 2006-05-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4135699B2 (ja) 床暖房パネル
JP6191353B2 (ja) 外装ケース
JP4931437B2 (ja) 電気式床暖房パネル
JP2015122816A (ja) 床発電構造
JP2007026755A (ja) 蓄電池の収納構造
TWI380764B (en) Casing structure and preforming method thereof
JP5216291B2 (ja) セラミックファイバーブロック
US20110084538A1 (en) Seat Frame For Folding Chair
JP5175592B2 (ja) 自動取引装置の底部基台
JP2008057280A (ja) 電気式床暖房パネルおよび床暖房構造
JP6297284B2 (ja) ユニット式建物の床構造
JP2007008182A (ja) カーペットラゲッジフロアの装着支持構造
JP7338207B2 (ja) 画像形成装置
JP5189465B2 (ja) プロテクタ
KR101519603B1 (ko) 저중량 고하중형 억세스플로어 패널 지지구조
JP4521323B2 (ja) 床暖房パネル
JP4364403B2 (ja) 床暖房パネル
JP2003074885A (ja) 床暖房パネルの構造及び製造方法
WO2023112484A1 (ja) 電子機器
JP6769251B2 (ja) キャブフロア構造
KR102367085B1 (ko) 디스플레이용 금속 열 변형 방지 평판 히터
JP6732376B2 (ja) 基台構造
JP2006125676A (ja) 床暖房パネル
JP4585592B2 (ja) 電子機器
JP4948851B2 (ja) 収納部材および梱包セット

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061124

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070926

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071009

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071210

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080513

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080526

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110613

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110613

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees