JP4135274B2 - 通信端末 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の着信履歴データを保存可能な例えば携帯電話機などの通信端末に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
近年、電気通信技術の進歩に伴って、携帯電話機や簡易型の携帯電話機(PHS:Personal Handyphone System)などの通信端末が広く普及している。さて、携帯電話機を例にして説明すると、携帯電話機は、一般的には、過去に発生した着信に対して、着信した日時を示す着信日時、相手先の電話番号を示す相手先電話番号、着信に対して応答したか否かを示す着信種別などを着信履歴データとして保存する着信履歴機能を備えている。
【0003】
このものによれば、ユーザは、着信履歴データを読出すことにより、過去に発生した着信に対して、着信日時、相手先電話番号、着信種別などを確認することができ、これにより、例えば着信に対して応答しなかった相手がいるか否かを確認することができ、着信に対して応答しなかった相手がいれば、その相手先電話番号を確認し、その相手に発信することができる。
【0004】
ところで、この場合、着信履歴データを保存可能な件数にはある程度の限界がある。そのため、着信履歴データを保存可能な件数である最大件数が例えば20件であると仮定すると、保存している着信履歴の件数が最大件数である20件に達しているときに、新たに他の着信が発生すると、20件の着信履歴データのうちの着信日時が最も古い着信履歴データを削除し、新たに発生した他の着信に係る着信履歴データを保存するようになっている。
【0005】
しかしながら、従来のものでは、着信日時が最も古い着信履歴データを削除するに際しては、着信に対して応答したことを示す通常着信の着信履歴データ、着信に対して応答しなかったことを示す不在着信の着信履歴データを区別することなく削除するようになっている。
【0006】
そのため、ユーザが、例えば着信に対して応答しなかった相手を確認できるように、通常着信の着信履歴データを優先して削除することにより、不在着信の着信履歴データを優先して継続して保存しておくことを要望しても、その要望に対して応じることは不可能である。また、これとは逆に、例えば着信に対して応答した相手を確認できるように、不在着信の着信履歴データを優先して削除することにより、通常着信の着信履歴データを優先して継続して保存しておくことを要望しても、その要望に対して応じることは不可能である。
【0007】
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、不在着信の着信履歴データおよび通常着信の着信履歴データのうちのいずれかの着信履歴データを優先して継続して保存しておくことができ、それにより、使い勝手の向上を図ることができる通信端末を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の通信端末によれば、ディスプレイは、少なくとも着信履歴データ保存手段が保存している着信履歴データのうちの通常着信の着信履歴データを優先して削除する方法および着信履歴データ保存手段が保存している着信履歴データのうちの不在着信の着信履歴データを優先して削除する方法を一覧表示し、削除方法指定手段は、ディスプレイに一覧表示されている前記複数の方法のうちのいずれかの方法を指定する。そして、制御手段は、着信履歴データ保存手段が保存している着信履歴データの件数が保存可能な最大件数に達している状況において他の着信が発生すると、着信履歴データ保存手段が保存している着信履歴データのうちのいずれかの着信履歴データを、上記削除方法指定手段が指定した方法に基づいて削除し、他の着信に係る着信履歴データを着信履歴データ保存手段に保存する。
【0009】
すなわち、このものによれば、通常着信の着信履歴データおよび不在着信の着信履歴データを混在して保存している状況では、通常着信の着信履歴データを優先して削除する方法を指定すると、通常着信の着信履歴データを優先して削除するので、その結果として、不在着信の着信履歴データを優先して継続して保存しておくことができる。また、これとは逆に、不在着信の着信履歴データを優先して削除する方法を指定すると、不在着信の着信履歴データを優先して削除するので、その結果として、通常着信の着信履歴データを優先して継続して保存しておくことができる。
【0010】
したがって、ユーザの要望に応じて、不在着信の着信履歴データおよび通常着信の着信履歴データのうちのいずれかの着信履歴データを優先して継続して保存しておくことができ、使い勝手の向上を図ることができる。
【0011】
請求項2記載の通信端末によれば、ディスプレイは、少なくとも着信履歴データ保存手段が保存している着信履歴データのうちの着信日時が最も古い通常着信の着信履歴データを優先して削除する方法および着信履歴データ保存手段が保存している着信履歴データのうちの着信日時が最も古い不在着信の着信履歴データを優先して削除する方法を一覧表示する。
【0012】
すなわち、このものによれば、通常着信の着信履歴データおよび不在着信の着信履歴データを混在して保存している状況では、着信日時が最も古い通常着信の着信履歴データを優先して削除する方法を指定すると、着信日時が最も古い通常着信の着信履歴データを優先して削除するので、その結果として、着信日時が新しい不在着信の着信履歴データを優先して継続して保存しておくことができる。また、これとは逆に、着信日時が最も古い不在着信の着信履歴データを優先して削除する方法を指定すると、着信日時が最も古い不在着信の着信履歴データを優先して削除するので、その結果として、着信日時が新しい通常着信の着信履歴データを優先して継続して保存しておくことができる。
【0013】
したがって、ユーザの要望に応じて、着信日時が新しい不在着信の着信履歴データおよび着信日時が新しい通常着信の着信履歴データのうちのいずれかの着信履歴データを優先して継続して保存しておくことができ、使い勝手の向上をさらに図ることができる。
【0014】
請求項3記載の通信端末によれば、ディスプレイは、着信履歴データ保存手段が保存している着信履歴データのうちの着信日時が最も古い通常着信の着信履歴データを優先して削除する方法、着信履歴データ保存手段が保存している着信履歴データのうちの着信日時が最も古い不在着信の着信履歴データを優先して削除する方法および着信履歴データ保存手段が保存している着信履歴データのうちの着信日時が最も古い通常着信或いは不在着信の着信履歴データを優先して削除する方法を一覧表示する。
【0015】
すなわち、このものによれば、通常着信の着信履歴データおよび不在着信の着信履歴データを混在して保存している状況では、上記した請求項2に記載したように、着信日時が新しい不在着信の着信履歴データを優先して継続して保存しておくことができ、また、着信日時が新しい通常着信の着信履歴データを優先して継続して保存しておくことができる上に、着信日時が最も古い通常着信或いは不在着信の着信履歴データを優先して削除する方法を指定すると、通常着信であるか不在着信であるかに拘らず、着信日時が最も古い着信履歴データを優先して削除するので、その結果として、着信日時が新しい着信履歴データを優先して継続して保存しておくことができる。
【0016】
したがって、ユーザの要望に応じて、着信日時が新しい不在着信の着信履歴データ、着信日時が新しい通常着信の着信履歴データおよび通常着信であるか不在着信であるかに拘らず着信日時が新しい着信履歴データを優先して継続して保存しておくことができ、使い勝手の向上をさらに図ることができる。
【0035】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を携帯電話機に適用した一実施例について、図面を参照して説明する。
まず、図2は、携帯電話機の全体の構成を外観斜視図として示している。携帯電話機1において、本体2の表面側には、通話開始キー3a、リダイヤル/クリアキー3b、通話終了/電源キー3c、「0」〜「9」の数字キー3d(図2では「3」を代表して符号を付している)、*(アスタリスク)キー3e、#(シャープ)キー3f、メニュー/決定キー3g、文字キー3hおよび上下左右のカーソルキー3iの各種のキーが配列されてなるキーパッド3(本発明でいう削除方法指定手段)が配設されている。
【0036】
また、本体2の表面側には、キーパッド3の上方に位置して、ディスプレイ4が配設されており、ディスプレイ4の上方に位置して、受話音声を出力するレシーバ5および着信したときに点滅するLED6が配設されている。さらに、本体2の表面側には、キーパッド3の下方に位置して、送話音声を入力するマイクロホン7が配設されている。そして、アンテナ8は、本体2の上端部に引出し可能に配設されており、また、フリップ9は、本体2のキーパッド3を開閉可能に覆うように配設されている。
【0037】
次いで、図3は、上記した携帯電話機1の電気的な構成を機能ブロック図として示している。
本体2の内部には、マイクロコンピュータを主体として構成されてなる制御回路10(本発明でいう制御手段)が配設されており、制御回路10には、無線回路11、音声入出力回路12、キー操作識別回路13、ディスプレイ制御回路14、LED制御回路15の各回路ならびにメモリ16(本発明でいう着信履歴データ保存手段)が接続されている。
【0038】
そして、無線回路11には、上記アンテナ8が接続され、音声入出力回路12には、上記マイクロホン7および上記レシーバ5が接続されている。また、キー操作識別回路13には、上記キーパッド3が接続され、ディスプレイ制御回路14には、上記ディスプレイ4が接続され、LED制御回路15には、上記LED6が接続されている。
【0039】
このような構成によれば、マイクロホン7は、外部から送話音声を入力すると、入力した送話音声を音声信号から電気信号に変換して送信信号を生成し、音声入出力回路12は、マイクロホン7から送信信号を入力すると、入力した送信信号を音声処理し、無線回路11は、音声入出力回路12から制御回路10を通じて送信信号を入力すると、入力した送信信号を無線処理してアンテナ8に出力し、そして、アンテナ8は、無線回路11から送信信号を入力すると、入力した送信信号を所定の通信周波数帯域(例えば800MHz帯域)の送信電波として放射する。
【0040】
また、無線回路11は、アンテナ8が所定の通信周波数帯域(例えば800MHz帯域)の電波を受信電波として捕捉し、それに応じて、アンテナ8から受信電波を入力すると、入力した受信電波を無線処理して受信信号を生成し、音声入出力回路12は、無線回路11から制御回路10を通じて受信信号を入力すると、入力した受信信号を音声処理し、そして、レシーバ5は、音声入出力回路12から受信信号を入力すると、入力した受信信号を電気信号から音声信号に変換して受話音声を生成し、生成した受話音声を外部に出力する。
【0041】
キー操作識別回路13は、ユーザがキーを操作したときに、キーパッド3からキー操作信号を入力すると、入力したキー操作信号を識別し、ユーザが操作したキーを示すキー操作識別信号を制御回路10に出力し、制御回路10は、キー操作識別回路13からキー操作識別信号を入力すると、入力したキー操作識別信号を解読する。
【0042】
ディスプレイ制御回路14は、制御回路10から表示指令を入力すると、入力した表示指令に応じて表示情報をディスプレイ4に表示させ、また、LED制御回路15は、制御回路10から点滅指令を入力すると、入力した点滅指令に応じてLED6を点滅させる。
【0043】
メモリ16は、着信履歴機能として最大で20件の着信履歴データを保存することが可能に構成されている。この場合、1件分の着信履歴データは、図5に示すように、着信した日時を示す着信日時、相手先の電話番号を示す相手先電話番号、相手先電話番号に対応してメモリダイヤルに登録している登録名および着信に対して応答したか否かを示す着信種別の情報要素を1ブロック(ファイル)として構成されている。尚、図5では、相手先電話番号の欄に示している「×」は、使用が許可されている番号である。
【0044】
この場合、メモリ16は、発信側で発信者電話番号通知サービスを許可していれば、相手先電話番号を保存するが、発信側で発信者電話番号通知サービスを拒否していれば、相手先電話番号を保存することはなく、また、相手先電話番号に対応してメモリダイヤルに登録名を登録してあれば、登録名を保存するが、登録名を登録していなければ、登録名を保存することはない。
【0045】
そして、制御回路10は、制御プログラムを実行することにより、各種の処理を実行し、その一つとして、以下に示す処理を実行する。
すなわち、制御回路10は、メモリ16が保存可能な最大件数である20件の着信履歴データを保存している状況において新たに他の着信が発生すると、20件の着信履歴データのうちのいずれかの1件の着信履歴データを削除し、つまり、20件の着信履歴データのうちの19件の着信履歴データを継続して保存し、新たな着信に係る着信履歴データを追加して保存することが可能である。
【0046】
さて、ここで、メモリ16が保存している着信履歴データのうちのいずれかの着信履歴データを継続して保存しておく方法としては、通常着信であるか不在着信であるかに拘らず着信日時が最も古い着信履歴データを優先して削除することによって、着信日時が新しい着信履歴データを優先して継続して保存しておく「日時優先」の保存モード、着信日時が最も古い通常着信の着信履歴データを優先して削除することによって、着信日時が新しい不在着信の着信履歴データを優先して継続して保存しておく「不在着信優先」の保存モード、着信日時が最も古い不在着信の着信履歴データを優先して削除することによって、着信日時が新しい通常着信の着信履歴データを優先して継続して保存しておく「通常着信優先」の保存モードの3つの保存モードがある。
【0047】
そして、制御回路10は、これら3つの保存モードのうちのいずれかの保存モードを選択して設定することにより、設定している保存モードにしたがって処理を実行する。
【0048】
次に、上記した構成の作用について、図1および図4〜図16を参照して説明する。
図4は、制御回路10が上記した「日時優先」の保存モード、「不在着信優先」の保存モードおよび「通常着信優先」の保存モードのうちのいずれかの保存モードを選択して設定する際のディスプレイ4における表示画面の遷移を示している。
【0049】
まず、ユーザが「着信履歴保存」の表示画面を読出すためのキーを操作すると、制御回路10は、ディスプレイ制御回路14に表示指令を出力することにより、「着信履歴保存」の表示画面をディスプレイ4に表示させる(図4中、画面1参照)。このとき、制御回路10は、その時点で設定している保存モード(ここでは、「日付優先」の保存モード)を表示させる。
【0050】
次いで、この状態から、ユーザがメニュー/決定キー3gを操作すると、制御回路10は、「優先条件設定」の表示画面をディスプレイ4に表示させ、その時点で設定している保存モード(ここでは、「日付優先」の保存モード)を反転表示させると共に、「日付優先」の保存モード、「不在着信優先」の保存モードおよび「通常着信優先」の保存モードのうちのいずれかの保存モードを選択して設定可能であることを表示させる(図4中、画面2参照)。尚、図4では、反転表示している部分を破線にて囲むことにより示している。
【0051】
さて、この状態において、ユーザは、上下左右のカーソルキー3iを操作することにより、「日付優先」の保存モード、「不在着信優先」の保存モードおよび「通常着信優先」の保存モードのうちのいずれかの保存モードを選択することができる。
【0052】
ここで、ユーザが例えば上下左右のカーソルキー3iを操作し、「不在着信優先」の保存モードを選択し(図4中、画面3参照)、次いで、メニュー/決定キー3gを操作すると、制御回路10は、その時点で設定している「日付優先」の保存モードに代わって、新たに選択された「不在着信優先」の保存モードを設定し、「設定しました」の表示画面をディスプレイ4に表示させる(図4中、画面4参照)。
【0053】
そして、制御回路10は、所定時間(例えば2秒)が経過したのち、「着信履歴保存」の表示画面をディスプレイ4に再度表示させ、このとき、新たに設定した保存モードが「不在着信優先」の保存モードであることを表示させる(図4中、画面5参照)。
【0054】
また、ユーザが例えば上下左右のカーソルキー3iを操作し、「通常着信優先」の保存モードを選択し(図4中、画面6参照)、次いで、メニュー/決定キー3gを操作すると、制御回路10は、その時点で設定している「日付優先」の保存モードに代わって、新たに選択された「通常着信優先」の保存モードを設定し、「設定しました」の表示画面をディスプレイ4に表示させる(図4中、画面7参照)。
【0055】
そして、制御回路10は、所定時間(例えば2秒)が経過したのち、「着信履歴保存」の表示画面をディスプレイ4に再度表示させ、このとき、新たに設定した保存モードが「通常着信優先」の保存モードであることを表示させる(図4中、画面8参照)。
【0056】
これに対して、ユーザが「日付優先」の保存モードを選択し(図4中、画面2参照)、次いで、メニュー/決定キー3gを操作すると、制御回路10は、その時点で設定している「日付優先」の保存モードを継続して設定し、「設定しました」の表示画面をディスプレイ4に表示させる(図4中、画面9参照)。
【0057】
そして、制御回路10は、所定時間(例えば2秒)が経過したのち、「着信履歴保存」の表示画面をディスプレイ4に再度表示させ、このとき、保存モードが「日付優先」の保存モードであることを表示させる(図4中、画面10参照)。
【0058】
以上のようにして、制御回路10は、ユーザがキーを操作することに応じて、「日付優先」の保存モード、「不在着信優先」の保存モードおよび「通常着信優先」の保存モードのうちのいずれかの保存モードを選択して設定し、これ以降、設定した保存モードにしたがって、以下に説明する処理を実行する。
【0059】
次に、図1は、着信が発生した際に、制御回路10が実行する処理の内容をフローチャートにして示している。尚、ここでは、前提として、メモリ16は、保存可能な最大件数である20件の着信履歴データを保存しているものとする。
【0060】
まず、制御回路10は、着信を検出すると、ステップS1において「YES」と判定し、その時点で設定している保存モードを判定する(ステップS2)。
【0061】
さて、ここで、制御回路10は、「日付優先」の保存モードを設定していれば、メモリ16が保存している20件の着信履歴データのうちの着信種別が通常着信であるか不在着信であるかに拘らず着信日時が最も古い着信履歴データを優先して削除し(ステップS3)、新たに発生した着信に係る着信履歴データを保存する(ステップS4)。
【0062】
具体的には、制御回路10は、新たに着信が発生すると、メモリ16が保存している20件の着信履歴データが、例えば図5に示すように、通常着信の着信履歴データおよび不在着信の着信履歴データが混在している状況にあると、通常着信の着信履歴データおよび不在着信の着信履歴データを区別することなく、着信日時が最も古い着信履歴データ、つまり、着信日時が99年11月18日、14時26分である20件目の着信履歴データを優先して削除し、図6に示すように、新たに発生した着信に係る着信履歴データとして着信日時が99年11月20日、12時35分である着信履歴データを1件目に保存する。
【0063】
このように、ユーザが「日付優先」の保存モードを選択して設定すると、着信種別が通常着信であるか不在着信であるかに拘らず、着信日時が最も古い着信履歴データを優先して削除することにより、その結果として、着信日時が新しい着信履歴データを優先して継続して保存しておくことが可能になる。
【0064】
これに対して、制御回路10は、「不在着信優先」の保存モードを設定していれば、新たに発生した着信の着信種別を判定し(ステップS5)、次いで、メモリ16が保存している20件の着信履歴データのうちに通常着信の着信履歴データが存在するか否かを判定する(ステップS6,S7)。
【0065】
さて、制御回路10は、新たに発生した着信の着信種別が不在着信であり、且つ、メモリ16が保存している20件の着信履歴データのうちに通常着信の着信履歴データが存在していれば、ステップS6において「YES」と判定し、着信日時が最も古い通常着信の着信履歴データを優先して削除し(ステップS8)、新たに発生した着信に係る着信履歴データを保存する(ステップS9)。
【0066】
具体的には、制御回路10は、新たに着信種別が不在着信の着信が発生すると、メモリ16が保存している20件の着信履歴データが、上記した図5に示すように、通常着信の着信履歴データおよび不在着信の着信履歴データが混在している状況にあると、着信日時が最も古い通常着信の着信履歴データ、つまり、着信日時が99年11月18日、17時15分である18件目の通常着信の着信履歴データを優先して削除し、図7に示すように、新たに発生した着信に係る着信履歴データとして着信日時が99年11月20日、12時35分である不在着信の着信履歴データを1件目に保存する。
【0067】
また、制御回路10は、新たに発生した着信の着信種別が不在着信であり、且つ、メモリ16が保存している20件の着信履歴データのうちに通常着信の着信履歴データが存在してなく、つまり、20件の着信履歴データが全て不在着信の着信履歴データであれば、ステップS6において「NO」と判定し、着信日時が最も古い不在着信の着信履歴データを優先して削除し(ステップS10)、新たに発生した着信に係る着信履歴データを保存する(ステップS11)。
【0068】
具体的には、制御回路10は、新たに着信種別が不在着信の着信が発生すると、メモリ16が保存している20件の着信履歴データが、例えば図8に示すように、不在着信の着信履歴データのみの状況にあると、着信日時が最も古い不在着信の着信履歴データ、つまり、着信日時が99年11月18日、14時26分である20件目の不在着信の着信履歴データを優先して削除し、図9に示すように、新たに発生した着信に係る着信履歴データとして着信日時が99年11月20日、12時35分である不在着信の着信履歴データを1件目に保存する。
【0069】
また、制御回路10は、新たに発生した着信の着信種別が通常着信であり、且つ、メモリ16が保存している20件の着信履歴データのうちに通常着信の着信履歴データが存在していれば、ステップS7において「YES」と判定し、着信日時が最も古い通常着信の着信履歴データを優先して削除し(ステップS8)、新たに発生した着信に係る着信履歴データを保存する(ステップS9)。
【0070】
具体的には、制御回路10は、新たに着信種別が通常着信の着信が発生すると、メモリ16が保存している20件の着信履歴データが、上記した図5に示すように、通常着信の着信履歴データおよび不在着信の着信履歴データが混在している状況にあると、着信日時が最も古い通常着信の着信履歴データ、つまり、着信日時が99年11月18日、17時15分である18件目の通常着信の着信履歴データを優先して削除し、図10に示すように、新たに発生した着信に係る着信履歴データとして着信日時が99年11月20日、12時35分である通常着信の着信履歴データを1件目に保存する。
【0071】
そして、制御回路10は、新たに発生した着信の着信種別が通常着信であり、且つ、メモリ16が保存している20件の着信履歴データのうちに通常着信の着信履歴データが存在してなく、つまり、20件の着信履歴データが全て不在着信の着信履歴データであれば、ステップS7において「NO」と判定し、これ以降、いずれの着信履歴データを削除する処理を実行することなく、処理を終了する。
【0072】
このように、ユーザが「不在着信優先」の保存モードを選択して設定すると、通常着信の着信履歴データおよび不在着信の着信履歴データが混在して保存されていれば、着信日時が最も古い通常着信の着信履歴データを優先して削除することにより、その結果として、着信日時が新しい不在着信の着信履歴データを優先して継続して保存しておくことが可能になる。
【0073】
また、通常着信の着信履歴データが保存されてなく、不在着信の着信履歴データのみが保存されていても、着信日時が最も古い不在着信の着信履歴データを優先して削除することにより、その結果として、着信日時が新しい不在着信の着信履歴データを優先して継続して保存しておくことが可能になり、しかも、新たに発生した不在着信の着信履歴データを保存しない状況を回避し、新たに発生した不在着信の着信履歴データを確実に保存することが可能になる。
【0074】
これに対して、制御回路10は、「通常着信優先」の保存モードを設定していれば、新たに発生した着信の着信種別を判定し(ステップS12)、次いで、メモリ16が保存している20件の着信履歴データのうちに不在着信の着信履歴データが存在するか否かを判定する(ステップS13,S14)。
【0075】
さて、制御回路10は、新たに発生した着信の着信種別が通常着信であり、且つ、メモリ16が保存している20件の着信履歴データのうちに不在着信の着信履歴データが存在していれば、ステップS13において「YES」と判定し、着信日時が最も古い不在着信の着信履歴データを優先して削除し(ステップS15)、新たに発生した着信に係る着信履歴データを保存する(ステップS16)。
【0076】
具体的には、制御回路10は、新たに着信種別が通常着信の着信が発生すると、メモリ16が保存している20件の着信履歴データが、上記した図5に示すように、通常着信の着信履歴データおよび不在着信の着信履歴データが混在している状況にあると、着信日時が最も古い不在着信の着信履歴データ、つまり、着信日時が99年11月18日、14時26分である20件目の不在着信の着信履歴データを優先して削除し、図11に示すように、新たに発生した着信に係る着信履歴データとして着信日時が99年11月20日、12時35分である通常着信の着信履歴データを1件目に保存する。
【0077】
また、制御回路10は、新たに発生した着信の着信種別が通常着信であり、且つ、メモリ16が保存している20件の着信履歴データのうちに不在着信の着信履歴データが存在してなく、つまり、20件の着信履歴データが全て通常着信の着信履歴データであれば、ステップS13において「NO」と判定し、着信日時が最も古い通常着信の着信履歴データを優先して削除し(ステップS17)、新たに発生した着信に係る着信履歴データを保存する(ステップS18)。
【0078】
具体的には、制御回路10は、新たに着信種別が通常着信の着信が発生すると、メモリ16が保存している20件の着信履歴データが、例えば図12に示すように、通常着信の着信履歴データのみの状況にあると、着信日時が最も古い通常着信の着信履歴データ、つまり、着信日時が99年11月18日、14時26分である20件目の通常着信の着信履歴データを優先して削除し、図13に示すように、新たに発生した着信に係る着信履歴データとして着信日時が99年11月20日、12時35分である通常着信の着信履歴データを1件目に保存する。
【0079】
また、制御回路10は、新たに発生した着信の着信種別が不在着信であり、且つ、メモリ16が保存している20件の着信履歴データのうちに通常着信の着信履歴データが存在していれば、ステップS14において「YES」と判定し、着信日時が最も古い不在着信の着信履歴データを優先して削除し(ステップS15)、新たに発生した着信に係る着信履歴データを保存する(ステップS16)。
【0080】
具体的には、制御回路10は、新たに着信種別が不在着信の着信が発生すると、メモリ16が保存している20件の着信履歴データが、上記した図5に示すように、通常着信の着信履歴データおよび不在着信の着信履歴データが混在している状況にあると、着信日時が最も古い不在着信の着信履歴データ、つまり、着信日時が99年11月18日、14時26分である20件目の不在着信の着信履歴データを優先して削除し、図14に示すように、新たに発生した着信に係る着信履歴データとして着信日時が99年11月20日、12時35分である不在着信の着信履歴データを1件目に保存する。
【0081】
そして、制御回路10は、新たに発生した着信の着信種別が不在着信であり、且つ、メモリ16が保存している20件の着信履歴データのうちに不在着信の着信履歴データが存在してなく、つまり、20件の着信履歴データが全て通常着信の着信履歴データであれば、ステップS14において「NO」と判定し、これ以降、いずれの着信履歴データを削除する処理を実行することなく、処理を終了する。
【0082】
このように、ユーザが「通常着信優先」の保存モードを選択して設定すると、不在着信の着信履歴データおよび通常着信の着信履歴データが混在して保存されていれば、着信日時が最も古い不在着信の着信履歴データを優先して削除することにより、その結果として、着信日時が新しい通常着信の着信履歴データを優先して継続して保存しておくことが可能になる。
【0083】
また、不在着信の着信履歴データが保存されてなく、通常着信の着信履歴データのみが保存されていても、着信日時が最も古い通常着信の着信履歴データを優先して削除することにより、その結果として、着信日時が新しい通常着信の着信履歴データを優先して継続して保存しておくことが可能になり、しかも、新たに発生した通常着信の着信履歴データを保存しない状況を回避し、新たに発生した通常着信の着信履歴データを確実に保存することが可能になる。
【0084】
ところで、以上は、制御回路10が「日付優先」の保存モード、「不在着信優先」の保存モードおよび「通常着信優先」の保存モードのうちのいずれかの保存モードを選択して設定し、設定した保存モードにしたがって処理を実行する構成を説明したものであるが、これに限らず、いずれかの保存モードを固定する構成も可能である。
【0085】
また、通常着信の着信履歴データを優先して削除する処理および不在着信の着信履歴データを優先して削除する処理に優先順位を付して、優先順位にしたがって処理を実行する構成も可能である。以下、通常着信の着信履歴データを優先して削除する処理および不在着信の着信履歴データを優先して削除する処理に優先順位を付した処理について、図15および図16を参照して説明する。
【0086】
すなわち、制御回路10は、通常着信の着信履歴データを優先して削除する処理の優先順位を第1位に設定し、不在着信の着信履歴データを優先して削除する処理の優先順位を第2位に設定している場合には、図15にフローチャートとして示す処理を実行する。尚、ここでも、前提として、メモリ16は、保存可能な最大件数である20件の着信履歴データを保存しているものとする。
【0087】
まず、制御回路10は、着信を検出すると、ステップS21において「YES」と判定し、メモリ16が保存している20件の着信履歴データのうちに通常着信の着信履歴データが存在するか否かを判定する(ステップS22)。
【0088】
さて、制御回路10は、メモリ16が保存している20件の着信履歴データのうちに通常着信の着信履歴データが存在していれば、ステップS22において「YES」と判定し、着信日時が最も古い通常着信の着信履歴データを優先して削除し(ステップS23)、新たに発生した着信に係る着信履歴データを保存する(ステップS24)。
【0089】
これに対して、制御回路10は、メモリ16が保存している20件の着信履歴データのうちに通常着信の着信履歴データが存在してなく、つまり、20件の着信履歴データが全て不在着信の着信履歴データであれば、ステップS22において「NO」と判定し、着信日時が最も古い不在着信の着信履歴データを優先して削除し(ステップS25)、新たに発生した着信に係る着信履歴データを保存する(ステップS26)。
【0090】
このように、通常着信の着信履歴データを優先して削除する処理の優先順位を第1位に設定し、不在着信の着信履歴データを優先して削除する処理の優先順位を第2位に設定すると、通常着信の着信履歴データおよび不在着信の着信履歴データが混在して保存されていれば、新たに発生した着信の着信種別に拘らず、着信日時が最も古い通常着信の着信履歴データを優先して削除することにより、その結果として、着信日時が新しい不在着信の着信履歴データを優先して継続して保存しておくことが可能になる。
【0091】
また、通常着信の着信履歴データが保存されてなく、不在着信の着信履歴データのみが保存されていても、着信日時が最も古い不在着信の着信履歴データを優先して削除することにより、その結果として、着信日時が新しい不在着信の着信履歴データを優先して継続して保存しておくことが可能になり、しかも、新たに発生した着信の着信履歴データを保存しない状況を回避し、新たに発生した着信の着信履歴データを確実に保存することが可能になる。
【0092】
また、これとは逆に、制御回路10は、不在着信の着信履歴データを優先して削除する処理の優先順位を第1位に設定し、通常着信の着信履歴データを優先して削除する処理の優先順位を第2位に設定している場合には、図16にフローチャートとして示す処理を実行する。
【0093】
まず、制御回路10は、着信を検出すると、ステップS31において「YES」と判定し、メモリ16が保存している20件の着信履歴データのうちに不在着信の着信履歴データが存在するか否かを判定する(ステップS32)。
【0094】
さて、制御回路10は、メモリ16が保存している20件の着信履歴データのうちに不在着信の着信履歴データが存在していれば、ステップS32において「YES」と判定し、着信日時が最も古い不在着信の着信履歴データを優先して削除し(ステップS33)、新たに発生した着信に係る着信履歴データを保存する(ステップS34)。
【0095】
これに対して、制御回路10は、メモリ16が保存している20件の着信履歴データのうちに不在着信の着信履歴データが存在してなく、つまり、20件の着信履歴データが全て通常着信の着信履歴データであれば、ステップS32において「NO」と判定し、着信日時が最も古い通常着信の着信履歴データを優先して削除し(ステップS35)、新たに発生した着信に係る着信履歴データを保存する(ステップS36)。
【0096】
このように、不在着信の着信履歴データを優先して削除する処理の優先順位を第1位に設定し、通常着信の着信履歴データを優先して削除する処理の優先順位を第2位に設定すると、通常着信の着信履歴データおよび不在着信の着信履歴データが混在して保存されていれば、新たに発生した着信の着信種別に拘らず、着信日時が最も古い不在着信の着信履歴データを優先して削除することにより、その結果として、着信日時が新しい通常着信の着信履歴データを優先して継続して保存しておくことが可能になる。
【0097】
また、不在着信の着信履歴データが保存されてなく、通常着信の着信履歴データのみが保存されていても、着信日時が最も古い通常着信の着信履歴データを優先して削除することにより、その結果として、着信日時が新しい通常着信の着信履歴データを優先して継続して保存しておくことが可能になり、しかも、新たに発生した着信の着信履歴データを保存しない状況を回避し、新たに発生した着信の着信履歴データを確実に保存することが可能になる。
【0098】
以上に説明したように本実施例によれば、ユーザが「不在着信優先」の保存モードを選択して設定すると、着信日時が最も古い通常着信の着信履歴データを優先して削除し、これに対して、ユーザが「通常着信優先」の保存モードを選択して設定すると、着信日時が最も古い不在着信の着信履歴データを優先して削除するように構成した。したがって、「不在着信優先」の保存モードおよび「通常着信優先」の保存モードのうちのいずれかを選択して設定することにより、着信日時が新しい不在着信の着信履歴データおよび着信日時が新しい通常着信の着信履歴データのうちのいずれかの着信履歴データを優先して継続して保存しておくことができ、使い勝手の向上を図ることができる。
【0099】
また、ユーザが「日時優先」の保存モードを選択して設定すると、通常着信であるか不在着信であるかに拘らず着信日時が最も古い着信履歴データを優先して削除するように構成した。したがって、「日時優先」の保存モードを選択して設定することにより、通常着信であるか不在着信であるかに拘らず着信日時が新しい着信履歴データを優先して継続して保存しておくことができ、使い勝手の向上をさらに図ることができる。
【0100】
また、ユーザが「不在着信優先」の保存モードを選択して設定している状態において、新たに不在着信の着信が発生し、不在着信の着信履歴データのみ保存している状況であっても、着信日時が最も古い不在着信の着信履歴データを優先して削除するように構成した。したがって、着信日時が新しい不在着信の着信履歴データを優先して継続して保存しておくことができ、しかも、新たな不在着信の着信履歴データを確実に保存することができる。
【0101】
また、これとは逆に、ユーザが「通常着信優先」の保存モードを選択して設定している状態において、新たに通常着信の着信が発生し、通常着信の着信履歴データのみ保存している状況であっても、着信日時が最も古い通常着信の着信履歴データを優先して削除するように構成した。したがって、着信日時が新しい通常着信の着信履歴データを優先して継続して保存しておくことができ、しかも、新たな通常着信の着信履歴データを確実に保存することができる。
【0102】
また、通常着信の着信履歴データを優先して削除する処理の優先順位を第1位に設定し、不在着信の着信履歴データを優先して削除する処理の優先順位を第2位に設定すると、通常着信の着信履歴データおよび不在着信の着信履歴データを混在して保存している状況であれば、新たに発生した着信の着信種別に拘らず、着信日時が最も古い通常着信の着信履歴データを優先して削除するように構成した。したがって、着信日時が新しい不在着信の着信履歴データを優先して継続して保存しておくことができる。
【0103】
一方、この場合に、不在着信の着信履歴データのみ保存している状況であれば、着信日時が最も古い不在着信の着信履歴データを優先して削除するように構成した。したがって、着信日時が新しい不在着信の着信履歴データを優先して継続して保存しておくことができ、しかも、新たな着信履歴データを保存しない状況を回避でき、新たな着信履歴データを確実に保存することができる。
【0104】
また、不在着信の着信履歴データを優先して削除する処理の優先順位を第1位に設定し、通常着信の着信履歴データを優先して削除する処理の優先順位を第2位に設定すると、通常着信の着信履歴データおよび不在着信の着信履歴データを混在して保存している状況であれば、新たに発生した着信の着信種別に拘らず、着信日時が最も古い不在着信の着信履歴データを優先して削除するように構成した。したがって、着信日時が新しい通常着信の着信履歴データを優先して継続して保存しておくことができる。
【0105】
一方、この場合に、通常着信の着信履歴データのみ保存している状況であれば、着信日時が最も古い通常着信の着信履歴データを優先して削除するように構成した。したがって、着信日時が新しい通常着信の着信履歴データを優先して継続して保存しておくことができ、しかも、新たな着信履歴データを保存しない状況を回避でき、新たな着信履歴データを確実に保存することができる。
【0106】
本発明は、上記した実施例にのみ限定されるものでなく、次のように変形または拡張することができる。
通信端末としては、携帯電話機に限らず、着信履歴機能を備えたものであれば、例えばPDA(Personal Digital Assistant)などの他のものであっても良い。
キーの操作手順は、他の手順であっても良い。
メモリが保存可能な着信履歴データの最大件数は、20件に限らず、他の件数であっても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の制御内容を示すフローチャート
【図2】外観斜視図
【図3】電気的な構成を示す機能ブロック図
【図4】ディスプレイにおける表示画面の遷移を示す図
【図5】着信履歴データを示す図
【図6】図5相当図
【図7】図5相当図
【図8】図5相当図
【図9】図5相当図
【図10】図5相当図
【図11】図5相当図
【図12】図5相当図
【図13】図5相当図
【図14】図5相当図
【図15】図1相当図
【図16】図1相当図
【符号の説明】
図面中、1は携帯電話機(通信端末)、3はキーパッド(削除方法指定手段)、10は制御回路(制御手段)、16はメモリ(着信履歴データ保存手段)である。
Claims (3)
- 複数の着信履歴データを保存可能な着信履歴データ保存手段と、
この着信履歴データ保存手段が保存している着信履歴データの件数が保存可能な最大件数に達している状況において他の着信が発生したときに、前記着信履歴データ保存手段が保存している着信履歴データのうちのいずれかの着信履歴データを削除し、前記他の着信に係る着信履歴データを前記着信履歴データ保存手段に保存可能な制御手段とを備えた通信端末において、
少なくとも前記着信履歴データ保存手段が保存している着信履歴データのうちの通常着信の着信履歴データを優先して削除する方法および前記着信履歴データ保存手段が保存している着信履歴データのうちの不在着信の着信履歴データを優先して削除する方法を一覧表示するディスプレイと、
前記ディスプレイに一覧表示されている前記複数の方法のうちのいずれかの方法を指定可能な削除方法指定手段を備え、
前記制御手段は、前記削除方法指定手段が指定した方法に基づいて前記着信履歴データ保存手段が保存している着信履歴データのうちの削除する着信履歴データを決定し、その決定した着信履歴データを削除することを特徴とする通信端末。 - 前記ディスプレイは、少なくとも前記着信履歴データ保存手段が保存している着信履歴データのうちの着信日時が最も古い通常着信の着信履歴データを優先して削除する方法および前記着信履歴データ保存手段が保存している着信履歴データのうちの着信日時が最も古い不在着信の着信履歴データを優先して削除する方法を一覧表示することを特徴とする請求項1記載の通信端末。
- 前記ディスプレイは、少なくとも前記着信履歴データ保存手段が保存している着信履歴データのうちの着信日時が最も古い通常着信の着信履歴データを優先して削除する方法、前記着信履歴データ保存手段が保存している着信履歴データのうちの着信日時が最も古い不在着信の着信履歴データを優先して削除する方法および前記着信履歴データ保存手段が保存している着信履歴データのうちの着信日時が最も古い通常着信或いは不在着信の着信履歴データを優先して削除する方法を一覧表示することを特徴とする請求項1記載の通信端末。
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Family Applications (1)
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1999
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