JP4134727B2 - 車両用デフォッガ制御装置 - Google Patents
車両用デフォッガ制御装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4134727B2 JP4134727B2 JP2003000506A JP2003000506A JP4134727B2 JP 4134727 B2 JP4134727 B2 JP 4134727B2 JP 2003000506 A JP2003000506 A JP 2003000506A JP 2003000506 A JP2003000506 A JP 2003000506A JP 4134727 B2 JP4134727 B2 JP 4134727B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- predetermined
- time
- outside air
- air temperature
- energization
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 239000005357 flat glass Substances 0.000 claims description 74
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 claims description 47
- 238000010257 thawing Methods 0.000 claims description 34
- 230000008859 change Effects 0.000 claims description 12
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 12
- 230000001143 conditioned effect Effects 0.000 claims description 10
- 238000007664 blowing Methods 0.000 claims description 7
- 238000007791 dehumidification Methods 0.000 claims description 4
- 230000005494 condensation Effects 0.000 description 24
- 238000009833 condensation Methods 0.000 description 24
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 9
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 3
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000004044 response Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 description 1
- 230000008014 freezing Effects 0.000 description 1
- 238000007710 freezing Methods 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 1
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 1
- 230000008569 process Effects 0.000 description 1
- 230000001932 seasonal effect Effects 0.000 description 1
Images
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、車両用デフォッガ制御装置、より詳しく言えば、車両のウインドウガラスに設けられた熱線への通電により、当該ウインドウガラスの曇り晴らしや霜取り若しくは氷解などを行う車両用デフォッガの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
上記のような車両用デフォッガ制御装置として、熱線への通電をオン(ON)・オフ(OFF)させるスイッチをON操作すると、予め設定された一定時間だけ熱線が通電されるようにしたものは、一般に良く知られている。この場合、上記熱線への通電時間は、通常、スイッチのON操作に伴って作動開始する通電タイマにより一定時間(所謂、通電タイマ時間)に設定される。
【0003】
かかる通電タイマを利用したデフォッガ制御に関して、例えば、特許文献1には、冬期寒冷地ではウインドウガラスの霜が取れ難く、通電タイマで設定した通電時間では不十分となり、スイッチの繰り返し操作を余儀なくされることに鑑み、室内温度が所定温度以下である場合には、通電タイマで設定された所定時間経過後も熱線に通電するようにした構成が開示されている。
【0004】
ところで、ウインドウガラスの曇りや霜の付着若しくは氷結などの現象は、車室内の温度のみならず、車両外部の気温(外気温)などによっても大きく影響を受ける。すなわち、外気温が低いほどウインドウガラスに結露が生じ易く、ウインドウガラスが曇り易くなることは、日常的に経験されている。車室内の温度は、車載の空調装置を作動させることにより、年間を通じて比較的狭い温度範囲に維持制御されるのが一般的であるが、外気温の場合は、季節変化の影響を直接に受けるので、年間を通じての温度変化は車室内温度に比して遥かに大きく、従って、ウインドウガラス結露への影響もそれだけ大きいものとなる。
【0005】
また、車載の空調装置の作動状態もウインドウガラスの結露に少なからず影響を及ぼす。すなわち、車載の空調装置が運転されて車室内が空調状態にある場合には、室内の湿気が適度に低下した状態に維持されるので、露点も低くなり、それだけウインドウガラスの結露も生じ難くなる。
更に、空調装置が作動している場合、車室内への空調風の送風状態や空気取り入れモードもウインドウガラスの結露に影響を及ぼすことが経験されている。
【0006】
尚、空調装置の作動状態がウインドウガラスの結露に影響を及ぼすことを意識したものではないが、例えば特許文献2には、車載の空調装置とリアデフォッガの作動について、これらの電気的負荷の作動による車両のバッテリの消耗を極力抑制するようにした構成が開示されている。
【0007】
一方、自動車等の車両には、通常、フロントウインドウ等のウインドウガラスの曇りや汚れなど、乗員の視界を損なうものを除去して視界を改善する手段として、ウインドウガラスの外表面を機械的に払拭するワイパや、ウインドウガラスに空調風を吹き付けて曇り晴らしを行うデフロスタなどが備えられている。車室内の乗員が、ウインドウガラスの曇り等によって視界が良くないと感じた場合には、これを改善するために、上記ワイパや空調デフロスタを働かせるべく、各々のスイッチ操作が行われる。
【0008】
【特許文献1】
実開昭54−147934号公報
【特許文献2】
特開昭61−285155号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
周知のように、近年では、環境保護等に関連した省エネルギ化の要請の高まりに応じて、自動車等の車両についても、燃費性能のより一層の向上が求められている。このため、デフォッガ制御においても、熱線への通電を可能な限り抑制して消費電力をできるだけ削減することが求められている。しかも、このような消費電力の削減を極力簡素な構成で実現することが望まれている。
【0010】
しかしながら、従来では、通電タイマによる熱線への通電時間(通電タイマ時間)は、上述の外気温や車載の空調装置の作動状況に拘らず、基本的には常に一定で、当該車両の使用が予想される環境の中で最も厳しい条件でも、ウインドウガラスの曇り晴らしや霜取り若しくは氷解などを支障なく行えるように設定されるのが一般的である。
【0011】
すなわち、外気温が高くなるに連れてウインドウガラスへの結露は生じ難く、ウインドウガラスは曇り難くなり、また、車載の空調装置が空調作動していれば非作動時に比してウインドウガラスは曇り難くなるのであるが、従来では、これらの条件の変化に拘らず、熱線への通電時間は一律でかなり長い目に設定されていることになる。
【0012】
一方、車室内の乗員が視界を改善するために上記ワイパや空調デフロスタのスイッチ操作を行った場合などには、熱線の消費電力削減よりも、熱線への通電を十分に行ってウインドウガラスの曇り晴らしを十分に行い乗員の視界を確実に改善することを優先する必要がある。すなわち、消費電力の削減を図るにしても、乗員の曇り晴らしの意志が優先され、また、乗員が満足する十分な曇り晴らしの達成を確保できるものでなければならない。
【0013】
そこで、この発明は、外気温や車載の空調装置の作動状態などの条件に応じて熱線への通電時間を可変制御することにより、デフォッガの消費電力を削減して車両の燃費性能の向上を図ることができ、また、乗員が視界改善を行う場合など、必要時には熱線への通電を十分に行わせ、確実な曇り晴らしを行うことができる車両用デフォッガ制御装置を提供することを基本的な目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
このため、本願発明に係る車両用デフォッガ制御装置は、車両のウインドウガラスに設けられた熱線と、該熱線への通電をオン・オフさせるスイッチ手段とを備えたデフォッガを制御する車両用デフォッガ制御装置であって、上記スイッチ手段のオン作動によって上記熱線に所定の通電タイマ時間だけ通電させる通電タイマ手段と、車両外部の外気温を検出する外気温検出手段と、車室内の温度調節および除湿を行う車載の空調装置の作動状態を検出する空調作動検出手段と、上記外気温検出手段で検出された外気温が第1所定値以下の場合には上記所定の通電タイマ時間を第1所定時間に固定し、上記検出された外気温が上記第1所定値よりも高い第2所定値以上の場合には、上記所定の通電タイマ時間を上記第1所定時間よりも短い第2所定時間に設定し、上記検出された外気温が上記第1所定値を越え上記第2所定値未満の領域では、上記空調作動検出手段によって、空調作動状態が検出されたときには、上記所定の通電タイマ時間を上記第1所定時間よりも短い第2所定時間に設定し、空調作動状態が検出されなかったときには、上記所定の通電タイマ時間を上記第1所定時間のまま維持するように、上記所定の通電タイマ時間を変更する変更手段と、を備えたことを特徴としたものである。
【0018】
また、本願の他の発明に係る車両用デフォッガ制御装置は、車両のウインドウガラスに設けられた熱線と、該熱線への通電をオン・オフさせるスイッチ手段とを備えたデフォッガを制御する車両用デフォッガ制御装置であって、上記スイッチ手段のオン作動によって上記熱線に所定の通電タイマ時間だけ通電させる通電タイマ手段と、車両外部の外気温を検出する外気温検出手段と、車室内に供給すべきエアを車外から取り入れる外気導入モードであるか、車室内のエアを取り入れて再び送給する内気循環モードであるかを検出する空気取り入れモード検出手段と、上記外気温検出手段で検出された外気温が第1所定値以下の場合には上記所定の通電タイマ時間を第1所定時間に固定し、上記検出された外気温が上記第1所定値よりも高い第2所定値以上の場合には、上記所定の通電タイマ時間を上記第1所定時間よりも短い第2所定時間に設定し、上記検出された外気温が上記第1所定値を越え上記第2所定値未満の領域では、上記空気取り入れモード検出手段によって、上記空気取り入れモードが外気導入モードであることが検出された場合には、上記所定の通電タイマ時間を上記第1所定時間よりも短い第2所定時間に設定し、内気循環モードであることが検出された場合には、上記所定の通電タイマ時間を上記第1所定時間のまま維持するように、上記所定の通電タイマ時間を変更する変更手段と、を備えたことを特徴としたものである。
【0019】
本願の更に他の発明に係る車両用デフォッガ制御装置は、車両のウインドウガラスに設けられた熱線と、該熱線への通電をオン・オフさせるスイッチ手段とを備えたデフォッガを制御する車両用デフォッガ制御装置であって、上記スイッチ手段のオン作動によって上記熱線に所定の通電タイマ時間だけ通電させる通電タイマ手段と、車両外部の外気温を検出する外気温検出手段と、ウインドウガラスに空調風を送風するデフロスト手段の作動状態を検出するデフロスト作動検出手段と、上記外気温検出手段で検出された外気温が第1所定値以下の場合には上記所定の通電タイマ時間を第1所定時間に固定し、上記検出された外気温が上記第1所定値よりも高い第2所定値以上の場合には、上記所定の通電タイマ時間を上記第1所定時間よりも短い第2所定時間に設定し、上記検出された外気温が上記第1所定値を越え上記第2所定値未満の領域では、上記デフロスト作動検出手段によって、デフロスト手段の作動状態が検出されたときには、上記所定の通電タイマ時間を上記第1所定時間のまま維持し、上記デフロスト手段の作動状態が検出されなかったときには、上記所定の通電タイマ時間を上記第1所定時間よりも短い第2所定時間に設定するように、上記所定の通電タイマ時間を変更する変更手段と、を備えたことを特徴としたものである。
【0020】
本願の更にまた他の発明に係る車両用デフォッガ制御装置は、車両のウインドウガラスに設けられた熱線と、該熱線への通電をオン・オフさせるスイッチ手段とを備えたデフォッガを制御する車両用デフォッガ制御装置であって、上記スイッチ手段のオン作動によって上記熱線に所定の通電タイマ時間だけ通電させる通電タイマ手段と、車両外部の外気温を検出する外気温検出手段と、ウインドウガラスの外表面を払拭するワイパ手段の作動状態を検出するワイパ作動検出手段と、上記外気温検出手段で検出された外気温が第1所定値以下の場合には上記所定の通電タイマ時間を第1所定時間に固定し、上記検出された外気温が上記第1所定値よりも高い第2所定値以上の場合には、上記所定の通電タイマ時間を上記第1所定時間よりも短い第2所定時間に設定し、上記検出された外気温が上記第1所定値を越え上記第2所定値未満の領域では、上記ワイパ作動検出手段によって、上記ワイパ手段の作動状態が検出されたときには、上記所定の通電タイマ時間を上記第1所定時間のまま維持し、上記ワイパ手段の作動状態が検出されなかったときには、上記通電タイマ時間を上記第1所定時間よりも短い第2所定時間に設定するように、上記所定の通電タイマ時間を変更する変更手段と、を備えたことを特徴としたものである。
【0021】
以上の場合おいて、上記変更手段は、上記所定の通電タイマ時間が上記第1所定時間に設定された下で上記通電タイマが始動した後に、上記所定の通電タイマ時間をより短い上記第2所定時間に切換設定すべき条件となった場合でも、当該通電タイマの作動が終了するまでは上記所定の通電タイマ時間の変更を禁止する、ことが好ましい。
【0022】
また、以上の場合において、上記変更手段は、上記通電タイマの作動が終了した後、所定時間内に上記スイッチ手段が再びオン操作された場合には、上記外気温検出手段で検出された外気温に依らず、上記所定の通電タイマ時間を上記第1所定時間に設定し、その後も、該第1所定時間よりも短い上記第2所定時間へ切り換えられることを禁止する、ことがより好ましい。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、自動車のリヤウインドウのデフォッガ制御に適用した場合を例に取って、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施の形態に係る自動車の車両斜め後方からの斜視図である。この図に示すように、上記自動車Mのリヤウインドウガラス2には、当該リヤウインドウガラス2を介しての後方視界確保などのために、通電させることにより当該リヤウインドウガラス2の曇り晴らしや霜取り若しくは氷解などを行うリヤ熱線4が配設されている。
【0024】
このリヤ熱線4は、従来公知のものと同様のもので、例えば所謂プリント法によってリヤウインドウガラス2の例えば内面側に設けられたものである。また、上記熱線4の下方には、リヤウインドウガラス2の外表面を払拭することにより、後方視界の確保を図るリヤワイパ6が配設されている。
【0025】
図2は、上記熱線4を備えた車両用デフォッガを制御するデフォッガ制御装置10の構成を概略的に示すブロック構成図である。上記デフォッガ制御装置10は、例えば、車室前部のインストルメントパネル(不図示)内に格納されており、所謂マイクロコンピュータを主要部として構成され、デフォッガ制御を行う主制御回路12と、上記熱線4への通電時間を設定するタイマ回路14(通電タイマ回路)とを備えている。
【0026】
上記図2に示されるように、デフォッガ制御装置10には、熱線4への通電をオン/オフ(ON/OFF)させるスイッチ手段としてのリヤ熱線スイッチ8と、熱線4が通電中であることを表示するリヤ熱線作動ランプ5が接続されている。上記リヤ熱線スイッチ8は、例えば、インストルメントパネル(不図示)の運転席に略対向する部分またはその近傍部分に配設され、一端側が電源ラインLbに接続される一方、他端側が上記通電タイマ回路14を介してリヤ熱線4及びリヤ熱線作動ランプ5に接続されている。
【0027】
そして、上記リヤ熱線スイッチ8がON操作されると、通電タイマ回路14によって設定された所定の通電タイマ時間だけリヤ熱線4が通電され、また、リヤ熱線作動ランプ5がONして点灯されるようになっている。該リヤ熱線作動ランプ5は、例えば、インストルメントパネル(不図示)の運転席に略対向する部分またはその近傍部分に配設されている。
【0028】
尚、本実施の形態に係るデフォッガ制御装置10は、通電タイマ回路14によって設定された所定の通電タイマ時間だけリヤ熱線4が通電されるが、この通電タイマ回路14のタイムアップにより通電が終了(オフ:OFF)すると駆動され、所定時間(例えば15分)の時間カウントを開始する今一つのタイマ回路15(オフタイマ回路)を備えている。このオフタイマ回路15の作用については後述する。
【0029】
また、上記デフォッガ制御装置10には、該制御装置10の制御プログラムや必要なマップ等を格納した例えばROM、更には、必要な制御データを記憶するRAMを備えたメモリ装置18が付設され、該メモリ装置18は上記主制御回路12に接続されている。
【0030】
更に、本実施の形態では、デフォッガ制御装置10に(具体的には、主制御回路12に)、車両外部の温度(つまり、外気温)を検知する外気温センサ22の検出信号が入力されると共に、車載の空調ユニット30に設けられた各種スイッチのうち、少なくともエアコン(A/C)スイッチ31,空気取り入れモード設定スイッチ32及びデフロスタスイッチ33の各スイッチのスイッチ信号が、入力されるようになっている。
【0031】
これらスイッチ信号は、各スイッチから直接に上記主制御回路12に対して入力されても良く、或いは、空調ユニット30の制御回路(不図示)を介して入力されるように構成することもできる。尚、上記A/Cスイッチ31,空気取り入れモード設定スイッチ32及びデフロスタスイッチ33の各スイッチと主制御回路12とで、本願請求項に記載した空調作動検出手段が構成されている。
【0032】
上記エアコン(A/C)スイッチ31は、空調ユニット30による温度調節や除湿等のエアコン(空調)作動をON/OFFさせるスイッチであり、上記空気取り入れモード設定スイッチ33は、車室内に送給すべきエアを車外から取り入れる外気導入モードとするか、車室内のエアを取り入れて再び送給する内気循環モードとするかを設定するスイッチである。
【0033】
また、上記デフロスタスイッチ33は、乗員の視界を改善する等のために、車載の空調ユニット30に備えられたデフロスタ機能を作動させ、ウインドウガラスの比較的近傍に設けられたデフロスタ吹出口から、当該ウインドウガラスに空調風を吹き付けてその曇り晴らし等を行わせる際に、ON操作されるスイッチである。尚、上記デフロスタ吹出口は、フロントウインドウ側のみならずリヤウインドウ側にも設けることができ、この場合には、フロント側およびリヤ側の少なくとも何れか一方のデフロスタがONされた際に、ON操作のスイッチ信号が主制御回路12に入力されるように構成される。
【0034】
また、本実施の形態では、デフォッガ制御装置10に(具体的には、主制御回路12に)、ワイパスイッチ36のスイッチ信号が、入力されるようになっている。該ワイパスイッチ36は、やはり乗員の視界を改善する等のために、ウインドウガラス外表面のワイパを駆動して当該ウインドウガラスの外表面を機械的に払拭する際に、ON操作されるスイッチである。本実施の形態では、図1に示されるように、フロントウインドウ側のみならずリヤウインドウ側にもワイパ6が設けられている。従って、フロント側およびリヤ側の少なくとも何れか一方のワイパがONされた際に、ON操作のスイッチ信号が主制御回路12に入力されるように構成されている。
尚、以上の各スイッチ31,32,33及び36は、何れも従来公知のものである。
【0035】
本実施の形態に係るデフォッガ制御装置10では、デフォッガの消費電力を削減して当該自動車Mの燃費性能を向上させるために、外気温や車載の空調ユニット30の作動状態、更には、ワイパの作動状態に応じて熱線4への通電時間(通電タイマ時間)を変更制御することができるようになっている。
【0036】
図3は、上記メモリ装置18内のROMに格納された通電タイマ時間制御マップの概略を示す線図である。デフォッガ制御装置10の主制御回路12は、リヤ熱線スイッチ8がON操作されると、メモリ装置18のROMからこの制御マップを呼び出し、これに基づいて通電タイマ回路14の設定時間を変更するように制御する。
【0037】
上記図3に示されるように、通電タイマ時間Kmは、外気温センサ22で検出された外気温Tsが高くなるほど短くなるように設定変更される。より具体的には、外気温Tsが第1所定値t1(例えば15℃)以下の場合には通電タイマ時間Kmは第1所定時間k2(例えば15分)に固定される。一方、外気温Tsが上記第1所定値t1を越える場合には、通電タイマ時間Kmは、後述するように他の条件に応じて第2所定時間k1(例えば10分)に変更される。この第2所定時間k1は上記第1所定時間k2よりも短く設定されるものである。
また、外気温Tsが上記第1所定値t1よりも高い第2所定値t2(例えば20℃)以上の場合には、通電タイマ時間Kmは上記第2所定時間k1に変更される。
【0038】
このように、本実施の形態に係るデフォッガ制御装置10では、外気温センサ22で検出された外気温Tsが高くなるほど通電タイマ時間Kmが短くなるように設定されるので、年間を通じての変動がより大きく且つウインドウガラス2の結露に直接的に影響を及ぼす外気温が高くなり結露が生じ難くなるに連れて、リヤ熱線4への通電時間Kmを短くすることができる。すなわち、リヤウインドウガラス2の曇り晴らしや霜取り若しくは氷解などに必要な通電時間を確保した上で、熱線4への通電時間Kmを極力短くすることが可能になり、デフォッガの消費電力を削減し車両の燃費性能の向上に資することができるのである。
【0039】
この場合において、上記外気温センサ22で検出された外気温Tsが第1所定値t1以下の場合には通電タイマ時間Kmを第1所定時間k2に固定される。一方、検出された外気温Tsが第1所定値t1を越える場合には、他の条件に応じて、通電タイマ時間Kmを上記第1所定時間k2よりも短い第2所定時間k1に変更される。また、外気温Tsが上記第1所定値t1よりも高い第2所定値t2以上の場合には、通電タイマ時間Kmは上記第2所定時間k1に変更される。
すなわち、通電タイマ時間Kmは外気温Tsに応じて、所謂、2段切換の設定が行われるので、例えば外気温Tsの変化に応じて通電タイマ時間Kmを漸次異ならせて設定するような複雑な制御を行う場合に比して、非常に簡単な構成で、必要な通電時間を確保した上で熱線4への通電時間Kmを短く設定することができる。
【0040】
外気温Tsが第1所定値t1(15℃)を越え第2所定値t2(20℃)未満の領域での通電タイマ時間Kmの切換設定は、以下に述べるように、車載の空調ユニット30やワイパの作動状況などの諸条件に応じて行われる。
車載の空調ユニット30の作動状況としては、先ず、空調ユニット30が空調作動しているか非作動かに応じて、つまり、空調ユニット30のエアコン(A/C)スイッチ31のスイッチ信号に応じて、上記通電タイマ時間Kmの切換設定が行われる。
【0041】
すなわち、A/Cスイッチ31がONされて、車室内が空調状態にある場合(つまり、温度調節や除湿等が行われている場合)には、室内の湿気が適度に低下した状態に維持されるので、露点も低くなり、それだけウインドウガラスの結露も生じ難くなる。従って、この場合には、熱線4への通電時間は短くても良いので、通電タイマ時間Kmはより短い第2所定時間k1に切り換えられる。
【0042】
このように、本実施の形態に係るデフォッガ制御装置10では、車載の空調ユニット30の作動状態に応じて通電タイマ時間Kmが変更されるので、リヤウインドウガラス2の結露に影響を及ぼす空調ユニット30の作動状態に応じて、リヤ熱線4への通電時間Kmを変更することができる。すなわち、ウインドウガラス2の曇り晴らしや霜取り若しくは氷解などに必要な通電時間Kmを確保した上で、熱線4への通電時間Kmを極力短くすることが可能になり、デフォッガの消費電力を削減し車両の燃費性能の向上に資することができるのである。
【0043】
特に、より具体的には、空調ユニット30の空調作動(A/Cスイッチ31:ON)時には非作動時よりも通電タイマ時間Kmが短くなるように該通電タイマ時間Kmが変更されるので、空調ユニット30が空調作動することにより車室内の湿気が適度に低く保たれ、露点も低くなってウインドウガラス2の結露が生じ難い場合には、当該ウインドウガラス2の曇り晴らしや霜取り若しくは氷解などに必要な通電時間Km(第2所定時間k1:10分)を確保した上で、熱線4への通電時間Kmをより短くすることができる。
【0044】
また、本実施の形態では、空調ユニット30の空気取り入れモードに応じて、つまり、空調ユニット30の空気取り入れモード設定スイッチ32のスイッチ信号に応じて、上記通電タイマ時間Kmの切換設定が行われる。
【0045】
すなわち、空気取り入れモード設定スイッチ32が外気導入モード側に投入されている場合には、内気循環モードの場合に比して車室内と車両Mの外部との温度差がより小さくなるので、リヤウインドウガラス2の結露が生じ難くくなる。従って、この場合には、熱線4への通電時間は短くても良いので、通電タイマ時間Kmはより短い第2所定時間k1に切り換えられる。一方、内気循環モードの場合には、通電タイマ時間Kmは第1所定時間k2のままに維持される。
【0046】
このように、空調ユニット30の空気取り入れモードが外気導入モードの場合には内気循環モードの場合に比して通電タイマ時間Tmが短くなるように設定される。空気取り入れモードが外気導入モードの場合には、内気循環モードの場合に比して車室内と車両Mの外部との温度差がより小さくなるので、リヤウインドウガラス2の結露が生じ難くくなる。従って、ウインドウガラス2の曇り晴らしや霜取り若しくは氷解などに必要な通電時間Tmを確保した上で、熱線4への通電時間Tmをより短くすることができるのである。
【0047】
更に、本実施の形態では、空調ユニット30のデフロスタが作動しているか非作動かに応じて、つまり、デフロスタスイッチ33のスイッチ信号に応じて、上記通電タイマ時間Kmの切換設定が行われる。
【0048】
すなわち、デフロスタスイッチ33がOFFでデフロスタが非作動の場合、つまり、乗員が視界改善の意志を示していない場合には、熱線4への通電時間は短くても良いので、通電タイマ時間Kmはより短い第2所定時間k1に切り換えられる。
一方、デフロスタスイッチ33がONでデフロスタが作動している場合、つまり乗員が視界改善の意志を示している場合には、通電タイマ時間Kmは第1所定時間k2のままに維持される。
【0049】
このように、ウインドウガラスに空調風を送風するデフロスト機能の非作動時には作動時よりも通電タイマ時間Kmが短くなるように、該通電タイマ時間Kmを変更するので、デフロストが非作動で乗員の視界改善意志が特に示されていない場合には、必要な通電時間を確保した上で熱線4への通電時間Kmを短く設定することができる。一方、デフロスタスイッチ33がON操作され乗員が視界改善を行う意志が示されている際には、通電タイマ時間Kmは短くなるように変更されることはなく、熱線4の消費電力削減よりも、ウインドウガラス2の曇り晴らしを十分に行うことが優先され、乗員の視界を確実に改善することができる。
【0050】
また、空調ユニット30の作動状況に応じた通電タイマ時間Kmの切換設定としては、以上の他に次のようなものが可能である。例えば、車室内への空調風の送風状態に応じて通電タイマ時間Kmの設定を切り換えるようにしても良い。すなわち、室内への空調風の風量が多い方が少ない場合に比して通電タイマ時間Kmが短くなるように設定を切り換るようにしても良い。
【0051】
このように、空調ユニット30の作動時には、車室内への空調風の送風状態に応じて通電タイマ時間Kmが設定され、具体的には、車室内への空調風の風量が多い方が少ない場合に比して通電タイマ時間Kmが短くなるように設定することで、空調風の風量が多くてウインドウガラス2の結露がより生じ難い場合には、ウインドウガラス2の曇り晴らしや霜取り若しくは氷解などに必要な通電時間を確保した上で、熱線4への通電時間Kmをより短くすることが可能になる。
【0052】
本実施の形態に係るデフォッガ制御装置10では、外気温Tsが第1所定値t1(15℃)を越え第2所定値t2(20℃)未満の領域での通電タイマ時間Kmの切換設定は、空調ユニット30の作動状況の他に、ワイパスイッチ36のON/OFFに応じて行われる。
【0053】
すなわち、ワイパスイッチ36がOFFでワイパが非作動の場合、つまり、乗員が視界改善の意志を特に示していない場合には、通電タイマ時間Kmはより短い第2所定時間k1に切り換えられる。
一方、ワイパスイッチ36がONでワイパが作動している場合、つまり乗員が視界改善の意志を示している場合には、通電タイマ時間Kmは第1所定時間k2のままに維持される。
【0054】
このように、ウインドウガラスの外表面を払拭するワイパの非作動時には作動時よりも通電タイマ時間Kmが短くなるように、該通電タイマ時間Kmが変更されるので、ワイパが非作動で乗員の視界改善意志が特に示されていない場合には、必要な通電時間を確保した上でリヤ熱線4への通電時間Kmを短く設定することができる。一方、ワイパスイッチ36が操作され乗員が視界改善を行う意志が示されている際には、通電タイマ時間Kmは短くなるように変更されることはなく、熱線の消費電力削減よりも、ウインドウガラス2の曇り晴らしを十分に行うことが優先され、乗員の視界を確実に改善することができるのである。
【0055】
以上のように、本実施の形態では、通電タイマ時間Kmの設定は外気温Tsに応じ、外気温Tsが第1所定値t1(15℃)以下の場合にはより長い第1所定時間k2に、外気温Tsが第2所定値t2(20℃)以上の場合にはより短い第2所定時間k1に設定され、更に、外気温Tsが第1所定値t1(15℃)を越え第2所定値t2(20℃)未満の領域では、空調ユニット30の運転状況やワイパの作動状況などの条件に応じて切換設定が行われる。
【0056】
また、本実施の形態では、通電タイマ時間Kmがより長い第1所定時間k2に設定された状態で通電タイマ14が始動した後、外気温Ts若しくは空調ユニット30の運転状況やワイパの作動状況などの条件が変化し、通電タイマ時間Kmをより短い第2所定時間k1に切換設定すべき条件となった場合でも、当該通電タイマ14の作動が終了するまでは、通電タイマ時間Km(=k2)の途中での変更は禁止されるようになっている。
【0057】
このように、通電タイマ14が始動した後に条件変化により通電タイマ時間Kmが短くなるように変更される条件が整った場合でも、当該通電タイマ14がタイマアップしてその作動が終了するまでは、通電タイマ時間Kmの途中変更は禁止されることにより、曇り晴らしを達成する上での安全サイドの設定を維持することができる。すなわち、消費電力の削減を図るに際して、より確実な曇り晴らしを達成することができる。
【0058】
尚、この逆に、外気温Ts若しくは空調ユニット30の運転状況やワイパの作動状況などの条件により、通電タイマ時間Kmをより短い第2所定時間k1に切換設定を行って通電タイマがスタートした後、タイマアップするまでに、各種条件が変化して、通電タイマ時間Kmをより長い第1所定時間k2に切換設定すべき条件が整った場合には、その時点から通電タイマ時間Kmをより長い第1所定時間k2とする設定に切り換えられるように構成することができる。また、その切換時点までの時間と切換後の時間とを合算して、リヤ熱線4への通電時間Tmが第1所定時間k2となるように設定する構成とすることも可能である。
【0059】
また、上記のように設定された通電タイマ時間Kmでデフォッガを行っても、ウインドウガラス2の曇り晴らしや霜取り若しくは氷解などが不十分であると、乗員がもし感じた場合には、リヤ熱線スイッチ8を再度ON操作すれば良い。
本実施の形態では、上記通電タイマ14の作動が終了した後、所定時間(例えば15分)内にリヤ熱線スイッチ8が再びオン操作された場合には、通電タイマ時間Kmは常に長い方の第1所定時間k2に設定され、短い方の第2所定時間k1に切り換えられることが禁止されるようになっている。
【0060】
このため、前述のように、通電タイマ回路14とは別途に、今一つのタイマ回路としてオフタイマ回路15が設けられており、通電タイマ回路14のタイムアップによりリヤ熱線4への通電が終了(オフ:OFF)すると、オフタイマ回路15が駆動され、所定時間(15分)の時間カウントを開始するようになっている。このオフタイマ15がタイマアップするまでにリヤ熱線スイッチ8が再びオン操作された場合には、通電タイマ時間Kmは常に長い方の第1所定時間k2に固定される。
【0061】
このように、通電タイマ14の作動が終了した後、所定時間内にリヤ熱線スイッチ8が再びオン操作された場合には、通電タイマ時間Kmが短くなる変更は禁止されるので、通電タイマ14の時間設定による曇り晴らしが終了した後、所定時間内(例えば終了直後)に、乗員が更に十分な曇り晴らしを行うべくリヤ熱線スイッチ8を再びオン操作した場合に、短い時間で通電がタイマアップしてしい乗員の意志が結果的に無視されるという、不都合な事態を回避することができる。すなわち、消費電力の削減を図るに際して、乗員の曇り晴らしの意志を優先し、乗員が満足する十分な曇り晴らしの達成を確保することができるのである。
【0062】
次に、以上のような構成および作用を有するデフォッガ制御装置10によるリヤウインドウガラス2のデフォッガ制御の一例について、図4及び図5のフローチャートを参照しながら説明する。
例えばイグニッションスイッチ(不図示)がON操作されることにより、システムがスタートすると、先ず、ステップ#1で、各タイマ14,15及び制御フラグについて、以下の初期設定が行われる。
【0063】
・通電タイマ14:通電時間設定値Km=0分,カウント値=0分
・オフタイマ15:カウント値=0分
・熱線スイッチ早押しフラグFsを0(false)にセットする(Fs=0)。
・第1所定時間固定フラグFtを0(false)にセットする(Ft=0)。
【0064】
上記熱線スイッチ早押しフラグFsは、通電タイマ14がタイマアップしてその作動が終了した後、所定時間(例えば15分)内にリヤ熱線スイッチ8が再びオン操作された場合、つまり、熱線スイッチ8が早押しされたか否かを示す制御フラグで、かかる「早押し」が無い状態では0(false)にセットされ、「早押し」があったときに1(true)にセットされる。
【0065】
また、上記第1所定時間固定フラグFtは、通電タイマ14のタイマ通電時間Kmが長い方の第1所定時間k2に設定されているか否かを示す制御フラグで、第1所定時間k2に設定されている場合に1(true)にセットされ、その他の場合(設定値が0分または第2所定時間k1に設定されている場合)には0(false)にセットされる。この第1所定時間固定フラグFtが1に設定されている限り、通電タイマ14のタイマ通電時間Kmが短い方の第2所定時間k1に切り換えられることはない。
【0066】
以上の初期設定を終えると、ステップ#2で、リヤ熱線SW(スイッチ)8がON操作された否かが継続的に判定され、これがYESになると、ステップ#3で、センサから検出データが入力され、また、各種スイッチからスイッチ信号が入力される。すなわち、外気温センサ22で検出された外気温データ並びに空調ユニット30のエアコンスイッチ(A/Cスイッチ)31,空気取り入れモード設定スイッチ32,デフロスタスイッチ33及びワイパスイッチ36の各スイッチ信号がデフォッガ制御装置1に(主制御回路12に)入力される。そして、好ましくは、これらのデータがメモリ装置18のRAMに記憶される。
【0067】
次に、リヤ熱線4への通電が開始(ON)され、リヤ熱線作動ランプ5が点灯される(ステップ#4)と共に、ステップ#5で、外気温Ts,各種スイッチ信号および制御フラグについての条件判定が行われる。このステップ#5での条件判定は、以下の各条件が全て(つまり、全条件についてand条件が)成立するか否かを判定する。
【0068】
a)外気温Ts:t1<Ts<t2
b)A/Cスイッチ31:ON
c)空気取り入れモードスイッチ32:外気導入モード
d)デフロスタスイッチ33:OFF
e)ワイパスイッチ:OFF
f)熱線スイッチ早押しフラグFs:Fs=0(false)
g)第1所定時間固定フラグFt:Ft=0(false)
【0069】
上記ステップ#5での判定結果がYESの場合には、ステップ#7で、通電タイマ回路14のタイマ値Km(通電時間)が、短い方の第2所定時間k1に設定される。
一方、ステップ#5での判定結果がNOの場合には、ステップ#6で、外気温Ts,各種スイッチ信号および各制御フラグについて次の条件判定が行われる。このステップ#6での条件判定も、以下の各条件が全て(つまり、全条件についてand条件が)成立するか否かを判定することで行われる。
【0070】
a)外気温Ts:Ts≧t2
b)A/Cスイッチ31:ON又はOFF
c)空気取り入れモードスイッチ32:外気導入モード
d)デフロスタスイッチ33:OFF
e)ワイパスイッチ:OFF
f)熱線スイッチ早押しフラグFs:Fs=0(false)
g)第1所定時間固定フラグFt:Ft=0(false)
尚、本実施の形態では、このステップ#6の場合と上記ステップ#5の場合での判定条件の違いは、外気温Ts以外では、例えばA/Cスイッチ32の信号だけである。
【0071】
上記ステップ#6での判定結果がYESの場合にはステップ#7が実行される。すなわち、メモリ装置18のROMから図2の通電タイマ時間制御マップが呼び出され、主制御回路12により、該マップに基づいて、通電タイマ回路14のタイマ設定が行われる。具体的には、通電タイマ回路14の通電タイマ時間Kmが短い方の第2所定時間k1に設定される。つまり、上記主制御回路12が、本願請求項に記載した「変更手段」に相当している。
【0072】
一方、ステップ#6での判定結果がNO(つまり、ステップ#5及びステップ#6での各判定結果が共にNO)の場合には、ステップ#8で、通電タイマ回路14のタイマ値Km(通電時間)が、長い方の第1所定時間k2に設定される。且つ、同時に上記第1所定時間固定フラグFtが1(true)にセットされ(Ft=1)、通電タイマ回路14のタイマ通電時間Kmが短い方の第2所定時間k1に切り換えられることが禁止される。
【0073】
ステップ#7又はステップ#8の実行を終えると、次に、ステップ#9で、通電タイマ14が設定時間を経過(タイマアップ)したか否かが判定され、タイマアップするまでは(ステップ#9:NO)、ステップ#5以降の各ステップが繰り返して実行される。
そして、通電タイマ14がタイマアップすると(ステップ#9:YES)、ステップ#10で、リヤ熱線4への通電が終了(OFF)され、リヤ熱線作動ランプ5が消灯されると共に、第1所定時間固定フラグFtが0(false)にセットされる(Ft=0)。また、同時にオフタイマ回路15が駆動され、時間カウントが開始される。
【0074】
次に、ステップ#11で、オフタイマ15が設定時間を経過(タイマアップ)したか否かが判定され、タイマアップすると(ステップ#11:YES)ステップ#2に戻る。一方、オフタイマ15がタイマアップするまでは(ステップ#11:NO)、ステップ#12で、リヤ熱線スイッチ8がON操作されたか否かが継続的に判定される。
【0075】
そして、これがYESになった場合には、ステップ#13で、熱線スイッチ早押しフラグFsが1(true)にセットされ(Fs=1)、その後、ステップ#3以降の各ステップが繰り返して実行される。この場合、熱線スイッチ早押しフラグFsが1にセットされていることにより、ステップ#5及びステップ#6の判定結果は何れもNOになるので、ステップ#8で、通電タイマ回路14のタイマ値Km(通電時間)が、長い方の第1所定時間k2に設定される。しかも、同時に上記第1所定時間固定フラグFtが1(true)にセットされ(Ft=1)、通電タイマ回路14のタイマ通電時間Kmが短い方の第2所定時間k1に切り換えられることが禁止されるようになっている。
【0076】
以上のような一連のステップが実行されることにより、外気温Ts,空調ユニット30やワイパの作動状況、更には乗員の意志に基づいた通電タイマ時間Kmの適切な設定が行われ、デフォッガの消費電力を有効に削減し、また、乗員の意志に応じて必要時には熱線への通電を十分に行わせ確実な曇り晴らしを行うことができるようになっている。
【0077】
以上の説明は、本発明を自動車のリヤウインドウのデフォッガ制御に適用した場合についてのものであったが、熱線でデフォッガを行うものであれば、車両の他の部分のウインドウ、例えば、車両後部の側面に配設されたウインドウガラスなどのデフォッガ制御にも好適であり、また、フロント側についても熱線が設けられるウインドウガラスがあれば、そのデフォッガ制御にも適用が可能である。
【0078】
このように、本発明は、以上の実施態様に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々の改良あるいは設計上の変更が可能であることは言うまでもない。
【0079】
【発明の効果】
本願発明に係る車両用デフォッガ制御装置によれば、外気温検出手段で検出された外気温が第1所定値以下の場合には上記所定の通電タイマ時間を第1所定時間に固定し、上記検出された外気温が上記第1所定値よりも高い第2所定値以上の場合には、上記所定の通電タイマ時間を上記第1所定時間よりも短い第2所定時間に設定し、上記検出された外気温が上記第1所定値を越え上記第2所定値未満の領域では、上記空調作動検出手段によって、空調作動状態が検出されたときには、上記所定の通電タイマ時間を上記第1所定時間よりも短い第2所定時間に設定し、空調作動状態が検出されなかったときには、上記所定の通電タイマ時間を上記第1所定時間のまま維持するように、上記所定の通電タイマ時間が設定されるので、年間を通じての変動がより大きく且つウインドウガラスの結露に直接的に影響を及ぼす外気温が高くなり結露が生じ難くなれば、熱線への通電時間を短くすることができる。すなわち、ウインドウガラスの曇り晴らしや霜取り若しくは氷解などに必要な通電時間を確保した上で、熱線への通電時間を極力短くすることが可能になり、デフォッガの消費電力を削減し車両の燃費性能の向上に資することができる。
【0080】
特に、上記変更手段は、外気温検出手段で検出された外気温が第1所定値以下の場合には上記所定の通電タイマ時間を第1所定時間に固定し、上記検出された外気温が上記第1所定値よりも高い第2所定値以上の場合には、上記所定の通電タイマ時間を上記第1所定時間よりも短い第2所定時間に設定し、上記検出された外気温が上記第1所定値を越え上記第2所定値未満の領域では、上記空調作動検出手段によって、空調作動状態が検出されたときには、上記所定の通電タイマ時間を上記第1所定時間よりも短い第2所定時間に設定し、空調作動状態が検出されなかったときには、上記所定の通電タイマ時間を上記第1所定時間のまま維持するように、上記所定の通電タイマ時間を設定するように、所謂、2段切換を行うので、例えば外気温の変化に応じて通電タイマ時間を漸次異ならせて設定するような複雑な制御を行う場合に比して、非常に簡単な構成で、必要な通電時間を確保した上で熱線への通電時間を短く設定することができる。
【0081】
この場合、上記検出された外気温が上記第1所定値を越え上記第2所定値未満の領域では、空調作動検出手段で検出された車載の空調装置の作動状態に応じて、上記空調装置の空調作動時には上記所定の通電タイマ時間を上記第1所定時間よりも短い第2所定時間に設定し、空調非作動時には上記所定の通電タイマ時間を上記第1所定時間のまま維持するように、上記所定の通電タイマ時間が変更されることにより、ウインドウガラスの結露に影響を及ぼす空調装置の作動状態に応じて、熱線への通電時間を変更することができ、より効率の高いデフォッガ消費電力の削減を実現することができる。
【0082】
特に、上記変更手段は、空調装置の空調作動時には非作動時よりも上記所定の通電タイマ時間が短くなるように該通電タイマ時間を変更するので、空調装置の空調作動により車室内の湿気が適度に低く保たれ、露点も低くなってウインドウガラスの結露が生じ難い場合には、ウインドウガラスの曇り晴らしや霜取り若しくは氷解などに必要な通電時間を確保した上で、熱線への通電時間をより短くすることができる。
【0083】
また、本願の他の発明に係る車両用デフォッガ制御装置によれば、外気温検出手段で検出された外気温が第1所定値以下の場合には上記所定の通電タイマ時間を第1所定時間に固定し、上記検出された外気温が上記第1所定値よりも高い第2所定値以上の場合には、上記所定の通電タイマ時間を上記第1所定時間よりも短い第2所定時間に設定し、上記検出された外気温が上記第1所定値を越え上記第2所定値未満の領域では、空気取り入れモード検出手段によって、空気取り入れモードが外気導入モードであることが検出された場合には、上記所定の通電タイマ時間を上記第1所定時間よりも短い第2所定時間に設定し、内気循環モードであることが検出された場合には、上記所定の通電タイマ時間を上記第1所定時間のまま維持するように、上記所定の通電タイマ時間が設定されるので、年間を通じての変動がより大きく且つウインドウガラスの結露に直接的に影響を及ぼす外気温が高くなり結露が生じ難くなれば、熱線への通電時間を短くすることができる。すなわち、ウインドウガラスの曇り晴らしや霜取り若しくは氷解などに必要な通電時間を確保した上で、熱線への通電時間を極力短くすることが可能になり、デフォッガの消費電力を削減し車両の燃費性能の向上に資することができる。特に、上記変更手段は、外気温検出手段で検出された外気温が第1所定値以下の場合には上記通電タイマ時間を第1所定時間に固定し、上記検出された外気温が上記第1所定値よりも高い第2所定値以上の場合には、上記通電タイマ時間を上記第1所定時間よりも短い第2所定時間に設定し、上記検出された外気温が上記第1所定値を越え上記第2所定値未満の領域では、空気取り入れモード検出手段の検出結果に応じて、上記通電タイマ時間を上記第1所定時間および上記第2所定時間の何れかに設定するように、所謂、2段切換を行うので、例えば外気温の変化に応じて通電タイマ時間を漸次異ならせて設定するような複雑な制御を行う場合に比して、非常に簡単な構成で、必要な通電時間を確保した上で熱線への通電時間を短く設定することができる。
しかも、上記検出された外気温が上記第1所定値を越え上記第2所定値未満の領域では、上記変更手段は、空調装置の空気取り入れモードが外気導入モードの場合には、上記所定の通電タイマ時間を上記第1所定時間よりも短い第2所定時間に設定し、内気循環モードの場合には、上記所定の通電タイマ時間を上記第1所定時間のまま維持する、ように所定の通電タイマ時間を変更することで、空調風の空気取り入れが外気導入モードで、車室内と外部との温度差がより小さくなることにより、ウインドウガラスの結露が更に生じ難い場合には、ウインドウガラスの曇り晴らしや霜取り若しくは氷解などに必要な通電時間を確保した上で、熱線への通電時間を更に短くすることができる。
【0084】
また、本願の更に他の発明に係る車両用デフォッガ制御装置によれば、外気温検出手段で検出された外気温が第1所定値以下の場合には上記所定の通電タイマ時間を第1所定時間に固定し、上記検出された外気温が上記第1所定値よりも高い第2所定値以上の場合には、上記所定の通電タイマ時間を上記第1所定時間よりも短い第2所定時間に設定し、上記検出された外気温が上記第1所定値を越え上記第2所定値未満の領域では、デフロスト作動検出手段によって、デフロスト手段の作動状態が検出されたときには、上記所定の通電タイマ時間を上記第1所定時間のまま維持し、上記デフロスト手段の作動状態が検出されなかったときには、上記所定の通電タイマ時間を上記第1所定時間よりも短い第2所定時間に設定するように、上記所定の通電タイマ時間が設定されるので、年間を通じての変動がより大きく且つウインドウガラスの結露に直接的に影響を及ぼす外気温が高くなり結露が生じ難くなれば、熱線への通電時間を短くすることができる。すなわち、ウインドウガラスの曇り晴らしや霜取り若しくは氷解などに必要な通電時間を確保した上で、熱線への通電時間を極力短くすることが可能になり、デフォッガの消費電力を削減し車両の燃費性能の向上に資することができる。特に、上記変更手段は、外気温検出手段で検出された外気温が第1所定値以下の場合には上記通電タイマ時間を第1所定時間に固定し、上記検出された外気温が上記第1所定値よりも高い第2所定値以上の場合には、上記通電タイマ時間を上記第1所定時間よりも短い第2所定時間に設定し、上記検出された外気温が上記第1所定値を越え上記第2所定値未満の領域では、デフロスト作動検出手段の検出結果に応じて、上記通電タイマ時間を上記第1所定時間および上記第2所定時間の何れかに設定するように、所謂、2段切換を行うので、例えば外気温の変化に応じて通電タイマ時間を漸次異ならせて設定するような複雑な制御を行う場合に比して、非常に簡単な構成で、必要な通電時間を確保した上で熱線への通電時間を短く設定することができる。
しかも、上記検出された外気温が上記第1所定値を越え上記第2所定値未満の領域では、上記変更手段は、ウインドウガラスに空調風を送風するデフロスト手段の作動時には、上記所定の通電タイマ時間を上記第1所定時間のまま維持し、上記デフロスト手段の非作動時には、上記所定の通電タイマ時間を上記第1所定時間よりも短い第2所定時間に設定するように、上記所定の通電タイマ時間を変更することにより、デフロスト手段が非作動で乗員の視界改善意志が特に示されていない場合には、必要な通電時間を確保した上で熱線への通電時間を短く設定することができる。一方、上記デフロスト手段が操作され乗員が視界改善を行う意志が示されている際には、通電タイマ時間は短くなるように変更されることはなく、熱線の消費電力削減よりも、ウインドウガラスの曇り晴らしを十分に行うことが優先され、乗員の視界を確実に改善することができる。
【0085】
本願の更にまた他の発明に係る車両用デフォッガ制御装置によれば、外気温検出手段で検出された外気温が第1所定値以下の場合には上記所定の通電タイマ時間を第1所定時間に固定し、上記検出された外気温が上記第1所定値よりも高い第2所定値以上の場合には、上記所定の通電タイマ時間を上記第1所定時間よりも短い第2所定時間に設定し、上記検出された外気温が上記第1所定値を越え上記第2所定値未満の領域では、ワイパ作動検出手段によって、ワイパ手段の作動状態が検出されたときには、上記所定の通電タイマ時間を上記第1所定時間のまま維持し、上記ワイパ手段の作動状態が検出されなかったときには、上記通電タイマ時間を上記第1所定時間よりも短い第2所定時間に設定するように、上記所定の通電タイマ時間が設定されるので、年間を通じての変動がより大きく且つウインドウガラスの結露に直接的に影響を及ぼす外気温が高くなり結露が生じ難くなれば、熱線への通電時間を短くすることができる。すなわち、ウインドウガラスの曇り晴らしや霜取り若しくは氷解などに必要な通電時間を確保した上で、熱線への通電時間を極力短くすることが可能になり、デフォッガの消費電力を削減し車両の燃費性能の向上に資することができる。特に、上記変更手段は、外気温検出手段で検出された外気温が第1所定値以下の場合には上記通電タイマ時間を第1所定時間に固定し、上記検出された外気温が上記第1所定値よりも高い第2所定値以上の場合には、上記通電タイマ時間を上記第1所定時間よりも短い第2所定時間に設定し、上記検出された外気温が上記第1所定値を越え上記第2所定値未満の領域では、ワイパ作動検出手段の検出結果に応じて、上記通電タイマ時間を上記第1所定時間および上記第2所定時間の何れかに設定するように、所謂、2段切換を行うので、例えば外気温の変化に応じて通電タイマ時間を漸次異ならせて設定するような複雑な制御を行う場合に比して、非常に簡単な構成で、必要な通電時間を確保した上で熱線への通電時間を短く設定することができる。
しかも、上記検出された外気温が上記第1所定値を越え上記第2所定値未満の領域では、上記変更手段は、ウインドウガラスの外表面を払拭するワイパ手段の作動時には、上記所定の通電タイマ時間を上記第1所定時間のまま維持し、上記ワイパ手段の非作動時には、上記所定の通電タイマ時間を上記第1所定時間よりも短い第2所定時間に設定するように、該通電タイマ時間を変更することにより、ワイパ手段が非作動で乗員の視界改善意志が特に示されていない場合には、必要な通電時間を確保した上で熱線への通電時間を短く設定することができる。一方、上記ワイパ手段が操作され乗員が視界改善を行う意志が示されている際には、通電タイマ時間は短くなるように変更されることはなく、熱線の消費電力削減よりも、ウインドウガラスの曇り晴らしを十分に行うことが優先され、乗員の視界を確実に改善することができる。
【0086】
以上の場合において、上記変更手段は、上記所定の通電タイマ時間が上記第1所定時間に設定された下で上記通電タイマが始動した後に、上記所定の通電タイマ時間をより短い上記第2所定時間に切換設定すべき条件となった場合でも、当該通電タイマの作動が終了するまでは上記所定の通電タイマ時間の変更を禁止するので、消費電力の削減を図るに際して、より確実な曇り晴らしを達成することができる。
【0087】
また、以上の場合において、上記変更手段は、上記通電タイマの作動が終了した後、所定時間内に上記スイッチ手段が再びオン操作された場合には、上記外気温検出手段で検出された外気温に依らず、上記所定の通電タイマ時間を上記第1所定時間に設定し、その後も、該第1所定時間よりも短い上記第2所定時間へ切り換えられることを禁止するので、通電タイマの時間設定による曇り晴らしが終了した後、所定時間内(例えば終了直後)に、乗員が更に十分な曇り晴らしを行うべく上記スイッチ手段を再びオン操作した場合に、短い時間で通電がタイマアップしてしまい乗員の意志が結果的に無視されるという、不都合な事態を回避することができる。すなわち、消費電力の削減を図るに際して、乗員の曇り晴らしの意志を優先し、乗員が満足する十分な曇り晴らしの達成を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る自動車の車両斜め後方からの斜視図である。
【図2】 上記自動車のデフォッガ制御装置の構成を概略的に示すブロック構成図である。
【図3】 上記デフォッガ制御装置の通電タイマ時間制御マップの概略を示す線図である。
【図4】 上記デフォッガ制御装置による制御の一例を説明するためのフローチャートの一部である。
【図5】 上記デフォッガ制御装置による制御の一例を説明するためのフローチャートの一部である。
【符号の説明】
2…リヤウインドウガラス
4…リヤ熱線
8…リヤ熱線スイッチ
10…デフォッガ制御装置
12…主制御回路
14…通電タイマ回路
15…オフタイマ回路
22…外気温センサ
30…空調ユニット
31…A/Cスイッチ
32…空気取り入れモード設定スイッチ
33…デフロスタスイッチ
36…ワイパスイッチ
Km…通電タイマ時間
k1…第2所定時間
k2…第1所定時間
M…自動車
Ts…外気温
t1…第1所定温度
t2…第2所定温度
Claims (6)
- 車両のウインドウガラスに設けられた熱線と、該熱線への通電をオン・オフさせるスイッチ手段とを備えたデフォッガを制御する車両用デフォッガ制御装置であって、
上記スイッチ手段のオン作動によって上記熱線に所定の通電タイマ時間だけ通電させる通電タイマ手段と、
車両外部の外気温を検出する外気温検出手段と、
車室内の温度調節および除湿を行う車載の空調装置の作動状態を検出する空調作動検出手段と、
上記外気温検出手段で検出された外気温が第1所定値以下の場合には上記所定の通電タイマ時間を第1所定時間に固定し、上記検出された外気温が上記第1所定値よりも高い第2所定値以上の場合には、上記所定の通電タイマ時間を上記第1所定時間よりも短い第2所定時間に設定し、上記検出された外気温が上記第1所定値を越え上記第2所定値未満の領域では、上記空調作動検出手段によって、空調作動状態が検出されたときには、上記所定の通電タイマ時間を上記第1所定時間よりも短い第2所定時間に設定し、空調作動状態が検出されなかったときには、上記所定の通電タイマ時間を上記第1所定時間のまま維持するように、上記所定の通電タイマ時間を変更する変更手段と、
を備えたことを特徴とする車両用デフォッガ制御装置。 - 車両のウインドウガラスに設けられた熱線と、該熱線への通電をオン・オフさせるスイッチ手段とを備えたデフォッガを制御する車両用デフォッガ制御装置であって、
上記スイッチ手段のオン作動によって上記熱線に所定の通電タイマ時間だけ通電させる通電タイマ手段と、
車両外部の外気温を検出する外気温検出手段と、
車室内に供給すべきエアを車外から取り入れる外気導入モードであるか、車室内のエアを取り入れて再び送給する内気循環モードであるかを検出する空気取り入れモード検出手段と、
上記外気温検出手段で検出された外気温が第1所定値以下の場合には上記所定の通電タイマ時間を第1所定時間に固定し、上記検出された外気温が上記第1所定値よりも高い第2所定値以上の場合には、上記所定の通電タイマ時間を上記第1所定時間よりも短い第2所定時間に設定し、上記検出された外気温が上記第1所定値を越え上記第2所定値未満の領域では、上記空気取り入れモード検出手段によって、上記空気取り入れモードが外気導入モードであることが検出された場合には、上記所定の通電タイマ時間を上記第1所定時間よりも短い第2所定時間に設定し、内気循環モードであることが検出された場合には、上記所定の通電タイマ時間を上記第1所定時間のまま維持するように、上記所定の通電タイマ時間を変更する変更手段と、
を備えたことを特徴とする車両用デフォッガ制御装置。 - 車両のウインドウガラスに設けられた熱線と、該熱線への通電をオン・オフさせるスイッチ手段とを備えたデフォッガを制御する車両用デフォッガ制御装置であって、
上記スイッチ手段のオン作動によって上記熱線に所定の通電タイマ時間だけ通電させる通電タイマ手段と、
車両外部の外気温を検出する外気温検出手段と、
ウインドウガラスに空調風を送風するデフロスト手段の作動状態を検出するデフロスト作動検出手段と、
上記外気温検出手段で検出された外気温が第1所定値以下の場合には上記所定の通電タイマ時間を第1所定時間に固定し、上記検出された外気温が上記第1所定値よりも高い第2所定値以上の場合には、上記所定の通電タイマ時間を上記第1所定時間よりも短い第2所定時間に設定し、上記検出された外気温が上記第1所定値を越え上記第2所定値未満の領域では、上記デフロスト作動検出手段によって、デフロスト手段の作動状態が検出され たときには、上記所定の通電タイマ時間を上記第1所定時間のまま維持し、上記デフロスト手段の作動状態が検出されなかったときには、上記所定の通電タイマ時間を上記第1所定時間よりも短い第2所定時間に設定するように、上記所定の通電タイマ時間を変更する変更手段と、
を備えたことを特徴とする車両用デフォッガ制御装置。 - 車両のウインドウガラスに設けられた熱線と、該熱線への通電をオン・オフさせるスイッチ手段とを備えたデフォッガを制御する車両用デフォッガ制御装置であって、
上記スイッチ手段のオン作動によって上記熱線に所定の通電タイマ時間だけ通電させる通電タイマ手段と、
車両外部の外気温を検出する外気温検出手段と、
ウインドウガラスの外表面を払拭するワイパ手段の作動状態を検出するワイパ作動検出手段と、
上記外気温検出手段で検出された外気温が第1所定値以下の場合には上記所定の通電タイマ時間を第1所定時間に固定し、上記検出された外気温が上記第1所定値よりも高い第2所定値以上の場合には、上記所定の通電タイマ時間を上記第1所定時間よりも短い第2所定時間に設定し、上記検出された外気温が上記第1所定値を越え上記第2所定値未満の領域では、上記ワイパ作動検出手段によって、上記ワイパ手段の作動状態が検出されたときには、上記所定の通電タイマ時間を上記第1所定時間のまま維持し、上記ワイパ手段の作動状態が検出されなかったときには、上記通電タイマ時間を上記第1所定時間よりも短い第2所定時間に設定するように、上記所定の通電タイマ時間を変更する変更手段と、
を備えたことを特徴とする車両用デフォッガ制御装置。 - 請求項1〜4の何れか一に記載の車両用デフォッガ制御装置において、
上記変更手段は、上記所定の通電タイマ時間が上記第1所定時間に設定された下で上記通電タイマが始動した後に、上記所定の通電タイマ時間をより短い上記第2所定時間に切換設定すべき条件となった場合でも、当該通電タイマの作動が終了するまでは上記所定の通電タイマ時間の変更を禁止する、ことを特徴とする車両用デフォッガ制御装置。 - 請求項1〜5の何れか一に記載の車両用デフォッガ制御装置において、
上記変更手段は、上記通電タイマの作動が終了した後、所定時間内に上記スイッチ手段が再びオン操作された場合には、上記外気温検出手段で検出された外気温に依らず、上記所定の通電タイマ時間を上記第1所定時間に設定し、その後も、該第1所定時間よりも短い上記第2所定時間へ切り換えられることを禁止する、ことを特徴とする車両用デフォッガ制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003000506A JP4134727B2 (ja) | 2003-01-06 | 2003-01-06 | 車両用デフォッガ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003000506A JP4134727B2 (ja) | 2003-01-06 | 2003-01-06 | 車両用デフォッガ制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004210156A JP2004210156A (ja) | 2004-07-29 |
| JP4134727B2 true JP4134727B2 (ja) | 2008-08-20 |
Family
ID=32818799
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2003000506A Expired - Fee Related JP4134727B2 (ja) | 2003-01-06 | 2003-01-06 | 車両用デフォッガ制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4134727B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104842943B (zh) * | 2014-12-19 | 2017-12-12 | 宝沃汽车(中国)有限公司 | 用于汽车后窗刮水器的控制器、控制系统和方法 |
| US10080257B2 (en) | 2015-08-11 | 2018-09-18 | Ford Global Technologies, Llc | Windshield deicer power conservation system |
| JP2020117070A (ja) * | 2019-01-23 | 2020-08-06 | 本田技研工業株式会社 | 移動体用制御装置 |
| CN115891913A (zh) * | 2023-01-09 | 2023-04-04 | 合众新能源汽车股份有限公司 | 一种除霜除雾方法、系统、装置及存储介质 |
-
2003
- 2003-01-06 JP JP2003000506A patent/JP4134727B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2004210156A (ja) | 2004-07-29 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US9657976B2 (en) | Vehicular HVAC system with modified air recirculation for start-stop engine | |
| CN111483288B (zh) | 车辆的控制装置、车辆的控制方法 | |
| JP2010036592A (ja) | 車両用フロントウインドのヒータ装置 | |
| JP2003326936A (ja) | 車両用防曇装置 | |
| JP4134725B2 (ja) | 車両用デフォッガ制御装置 | |
| CN115891913A (zh) | 一种除霜除雾方法、系统、装置及存储介质 | |
| JP4134727B2 (ja) | 車両用デフォッガ制御装置 | |
| JP4403652B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
| CN109733158B (zh) | 一种车窗玻璃防瞬间起雾系统、防瞬间起雾方法及车辆 | |
| JP3956850B2 (ja) | 車両用デフォッガ制御装置 | |
| JP4134726B2 (ja) | 車両用デフォッガ制御装置 | |
| JP3812412B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
| JP2009046028A (ja) | 車両の負荷回路 | |
| KR100211375B1 (ko) | 자동차용 냉난방장치 및 그 제어방법 | |
| JPS61110613A (ja) | 自動車用空気調和装置 | |
| JP2001206040A (ja) | 車両用空調装置 | |
| JP2009196401A (ja) | ウインドウガラス加熱装置 | |
| CN117021891A (zh) | 一种车用智能除雾方法、系统及车辆 | |
| JP2004210152A (ja) | 車両用デフォッガ制御装置 | |
| JP3890963B2 (ja) | 車両用防曇装置 | |
| KR100211376B1 (ko) | 자동차용 냉난방장치 및 그 제어방법 | |
| JP3832351B2 (ja) | 車両用空調防曇制御装置 | |
| JP2002144863A (ja) | 車両用空調装置 | |
| JP2009234476A (ja) | 車両の空調装置 | |
| CN220180743U (zh) | 一种风挡加热控制系统及汽车 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051026 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20071025 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071030 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071227 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080212 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080411 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080507 |
|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080520 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110613 Year of fee payment: 3 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120613 Year of fee payment: 4 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |