JP4133958B2 - ワークを加熱または冷却するための装置と、その製造方法 - Google Patents

ワークを加熱または冷却するための装置と、その製造方法 Download PDF

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Description

この発明は、例えば半導体製造プロセス等において半導体ウエハ等のワークを加熱または冷却するために使用する装置と、その製造方法に関する。
例えば半導体製造プロセスにおいて、半導体ウエハを加熱するためのヒータ装置を備えたプロセスチャンバが使用されている。該ヒータ装置では、例えば柱状のシャフトの上端の外周が、発熱体を備えたプレートの下面にろう付あるいはビーム溶接等によって固定されている。前記シャフトの下端は、プロセスチャンバの底壁にろう付あるいは溶接によって固定されている。(下記特許文献1参照)
また、半導体ウエハ加熱装置において、導線が挿通される円筒状体をセラミックスヒータに固定する手段として、該円筒状体を、円盤状セラミックス基体の所定位置に、チタン蒸着金ろう、チタン蒸着銀ろう、ガラス接合等によって接合することも提案されている。(下記特許文献2参照)
特開2001−326181号公報 特許第2525974号公報
前記特許文献1のヒータ装置は、プレートとシャフトとの接合部(ろう付部または溶接部)の面積が小さく、しかもシャフトとプレートの接合部に熱応力が加わったときに接合部に応力が集中しやすい。万一この接合部に過剰な応力が集中すると、接合部等が破損する懸念がある。また、複数のプレート要素を重ねることによってプレートを構成する場合に、各プレート要素どうしをろう付する工程と、プレートをシャフトに接合する工程とを別個に実施する必要があるために、製造に要する工数が多く、コストが高くなる要因となる。
引用文献2の半導体ウエハ加熱装置の場合、円筒状体と円盤状セラミックス基体とのろう付接合部の強度が低く、熱応力の大きさいかんによっては、接合部が剥離する可能性がある。また、ろう付時にセラミックス製の円筒状体と円盤状セラミックス基体に大きな荷重を加えると、円筒状体や円盤状セラミックス基体が破損するおそれがある。
従って本発明の目的は、シャフト部材とプレート部材の接合部が熱応力によって破損することがなく、しかもろう付に適した荷重をシャフト部材とプレート部材に加えることが可能なワークを加熱または冷却するための装置と、その製造方法を提供することにある。
本発明のワークを加熱または冷却するための装置は、シャフト部材と、前記シャフト部材の端部に固定されるプレート部材とを備え、前記シャフト部材は、シャフト本体と、該シャフト本体の端部に該シャフト本体と一体に成形されかつ該シャフト本体よりも大きい径を有するフランジ部とを有し、前記プレート部材は、前記フランジ部を収容する凹部を有し、さらに、前記プレート部材に対する前記フランジ部の径方向の位置決めをなす位置決め部と、前記フランジ部の周面と前記凹部の内周面との間に形成されるギャップと、前記凹部内において前記フランジ部の端面と前記プレート部材を互いに接合するろう付部とを具備している。
前記シャフト部材と前記プレート部材は、アルミニウムまたはアルミニウム合金からなる
本発明の好ましい形態では、前記プレート部材は、複数のプレート要素を互いに厚み方向に重ねてろう付することによって構成され、これらプレート要素間のろう付部が、前記フランジ部の端面と平行である。また、前記フランジ部の裏面と前記プレート部材の裏面が、互いに略同一の平面上に位置していてもよい。
本発明の製造方法は、アルミニウムまたはアルミニウム合金からなるシャフト部材と、アルミニウムまたはアルミニウム合金からなり、該シャフト部材の端部に固定されかつ厚み方向に重なる複数のプレート要素によって構成されるプレート部材と、を有するワークを加熱または冷却するための装置の製造方法であって、シャフト部材の端部に、シャフト本体よりも径が大きいフランジ部を形成し、前記複数のプレート要素のうち前記フランジ部がろう付されるプレート要素に、前記フランジ部を挿入可能な凹部を形成し、前記フランジ部の厚さを前記凹部の深さよりも大とし、かつ、前記フランジ部の径は該フランジ部を前記凹部に挿入した状態において前記凹部の内周面と該フランジ部の周面との間にギャップが生じる寸法とする。
そして前記複数のプレート要素間にろう材を配置し、これらプレート要素を互いに厚み方向に重ね、前記フランジ部の端面と前記プレート要素との間にろう材を配置し、前記フランジ部を前記凹部に挿入し、フランジ部の裏面を加圧用治具によって前記シャフト部材の軸線方向に加圧する。この加圧によって前記フランジ部の厚みが減少するとともに、該フランジ部の周面が拡がることを前記ギャップによって許容する。
前記加圧によって該フランジ部の裏面と前記プレート要素の裏面が面一となったのち、前記加圧用治具を該フランジ部の裏面と前記プレート要素の裏面に接触させた状態で該フランジ部と前記プレート要素の双方を前記軸線方向に加圧し、前記各ろう材が溶融する温度に加熱することにより、前記フランジ部とプレート要素とをろう付すると同時に、前記プレート要素どうしをろう付する。
本発明によれば、シャフト部材に形成されたフランジ部の端面を、プレート部材の凹部内において、プレート部材に対して広い面積でろう付することができ、熱応力によってろう付部等が破損することを防止できる。また、シャフト部材のフランジ部をプレート部材の凹部に挿入することにより、フランジ部とプレート部材を共通の加圧用治具によって加圧することが可能となり、ろう付に適した荷重をフランジ部とプレート部材のろう付部に加えることができ、かつ、フランジ部とプレート部材のろう付を同時に行うことが可能となる。
以下に本発明の一実施形態について、図1〜図5を参照して説明する。
図1は、例えば半導体製造プロセスに用いる処理装置10を示している。この処理装置10は、密閉可能な筐体を構成するプロセスチャンバ11と、プロセスチャンバ11の内部に収容されるヒータ装置12などを備えている。このヒータ装置12は、ワークを加熱するための装置の一例である。
ヒータ装置12は、支柱として機能するシャフト部材20と、該シャフト部材20の上端に固定されるプレート部材21とを有している。シャフト部材20の下端22は、プロセスチャンバ11の底壁23に固定される。シャフト部材20の下端22に形成された溝24には、シャフト部材20と底壁23との間をシールするためのシール材(図示せず)が設けられる。
シャフト部材20は、上下方向に延びるシャフト本体30と、シャフト本体30の上端部にシャフト本体30と一体に成形された円板形のフランジ部31とを有している。シャフト本体30は、例えばアルミニウムもしくはアルミニウム合金の中実材からなる。シャフト本体30の軸線Xは上下方向に延びている。フランジ部31の径D1(図2に示す)は、シャフト本体30の幅方向の寸法D2よりも大きい。
図1に示すように、プレート部材21の内部に、発熱体の一例としての抵抗発熱体40(シースのみ図示する)が設けられている。この抵抗発熱体40は、プレート部材21に形成された溝40aに収容されている。シャフト部材20の内部に、シャフト本体30の軸線Xに沿う貫通孔41,42が形成されている。一方の貫通孔41に、抵抗発熱体40に導通する導線(図示せず)が挿通される。このヒータ装置12の使用時に、プレート部材21の上面に、ワークの一例としての半導体ウエハ(図示せず)が載置される。
プレート部材21は、一例として、3枚のプレート要素51,52,53を厚み方向に重ね、互いにろう付することによって構成されている。図1において、第1のプレート要素51と第2のプレート要素52との間にろう付部55が形成され、第2のプレート要素52と第3のプレート要素53との間にろう付部56が形成されている。
プレート要素51,52,53は、いずれもシャフト部材20と同様のアルミニウムまたはアルミニウム合金からなり、ほぼ円板形に形成されている。これらプレート要素51,52,53の外径は互いに同等である。
第1のプレート要素51と第2のプレート要素52は、図2に示すろう材60によって互いに接合される。第2のプレート要素52と第3のプレート要素53は、ろう材61によって互いに接合される。これらプレート要素51,52には、必要に応じて、所定位置に溝62や孔63などが形成されている。
フランジ部31の端面70の複数箇所に、前記軸線X方向に突出する小突起71が形成されている。第1のプレート要素51には、小突起71に嵌合可能な孔72が形成されている。小突起71を孔72に挿入することにより、フランジ部31をろう付するプレート要素51とフランジ部31との径方向の位置決めをなすことができる。これらの小突起71と孔72は、位置決め部として機能する。
フランジ部31の端面70と第1のプレート要素51との間に、ろう付部73(図1に示す)が形成されている。このろう付部73は、プレート要素51,52,53間の前記ろう付部55,56と平行である。これらのろう付部55,56,73は、フランジ部31の端面70と平行である。
第1のプレート要素51に、フランジ部31を収容可能な大きさの円形の凹部80が形成されている。ろう付前のフランジ部31の厚さH1(図2に示す)は、凹部80の深さH2よりも僅かに大きい。
また、フランジ部31の外径D1は、凹部80の内径D3よりも僅かに小さい。このため、フランジ部31を凹部80に挿入した状態において、フランジ部31の周面31aと凹部80の内周面80aとの間に、0.2mm〜2.0mm程度のギャップG(図4に示す)が、フランジ部31の全周にわたって形成される。
フランジ部31の端面70と第1のプレート要素51は、凹部80内において、図2に示すろう材85によって互いに接合される。このろう材85は、前記ろう材60,61と同様に、例えばAlにSi等を添加した箔である。ろう材60,61,85の厚さは、例えば数十μmである。
次に、上記ヒータ装置12の製造方法について説明する。
図2に示すように、第1のプレート要素51と第2のプレート要素52との間にろう材60を配置する。また、第2のプレート要素52と第3のプレート要素53との間にもろう材61を配置する。さらに、フランジ部31と第1のプレート要素51との間にろう材85を配置する。
図3に示すように、各プレート要素51〜53を図1とは上下を逆さまにした状態で、受け治具100の平坦な支持面101の上に載置する。また第1のプレート要素51の凹部80にフランジ部31を挿入する。このとき、位置決め部として機能する小突起71が孔72に嵌合することにより、プレート要素51に対するフランジ部31の径方向の位置が決まるとともに、フランジ部31の全周に前記ギャップGが形成される。
図4に示すように、フランジ部31の裏面31b(図4においてフランジ部31の上側の面)に、加圧用治具102の平坦な加圧面103を接触させる。そして真空炉内で、フランジ部31とプレート要素51,52,53を、ろう材60,61,85が溶融し拡散する温度(例えば500℃)に加熱するとともに、加圧用治具102によって、軸線X方向に荷重Pを加える。
フランジ部31に荷重Pを負荷する前は、前述したようにフランジ部31の厚さH1が凹部80の深さH2よりも大きい。このため、フランジ部31の厚さH1と凹部80の深さH2の差ΔH(図4に示す)だけ、フランジ部31の裏面31bが第1のプレート要素51の裏面51a(図4においてプレート要素51の上側の面)よりも高くなっている。
この状態で、加圧用治具102によって、フランジ部31に軸線X方向の荷重Pを加えると、始めのうちは加圧用治具102はフランジ部31のみを加圧する。この状態のもとでは、受け治具100と加圧用治具102とによって、主にフランジ部31と、プレート要素51,52,53の中央部付近が厚み方向に加圧される。
前記荷重Pによって、フランジ部31が厚み方向にある程度潰されると、フランジ部31の厚さH1が小さくなる。フランジ部31の厚さH1が小さくなると、フランジ部31の周面31aが径方向に拡がるため、図5に示すようにギャップGの幅Wが狭まる。しかしこのギャップGによって、フランジ部31の周面31aが拡がることが許容される。
フランジ部31の厚さH1が凹部80の深さH2と同等になると、図5に示すように、加圧用治具102の加圧面103がフランジ部31の裏面31bと、プレート要素51の裏面51aとの双方に接するようになる。このため加圧用治具102は、フランジ部31と第1のプレート要素51の双方を、軸線X方向に加圧することになる。この状態のもとでは、フランジ部31と、プレート要素51,52,53の全体が、厚み方向に加圧される。
上記の軸線X方向の加圧と加熱によって、ろう材60,61,85が溶融し、フランジ部31とプレート要素51,52,53のAl中に拡散することにより、ろう付部55,56,73のろう付が同時に行われる。すなわち、フランジ部31と第1のプレート要素51間のろう材85が、フランジ部31と第1のプレート要素51の接合面に拡散することにより、フランジ部31と第1のプレート要素51が互いに強固に接合する。
また、これと同時に、第1のプレート要素51と第2のプレート要素52との間のろう材60が、これらプレート要素51,52の接合面において拡散することにより、第1および第2のプレート要素51,52が互いに強固に接合する。さらに、第2のプレート要素52と第3のプレート要素53との間のろう材61が、これらプレート要素52,53の接合面において拡散することにより、第2および第3のプレート要素52,53が互いに強固に接合する。
上記したように、フランジ部31と各プレート要素51,52,53が同時に厚み方向に加圧されつつ、ろう材60,61,85が溶融し拡散することにより、一回のホットプレス工程によって、3箇所のろう付部55,56,73のろう付が能率良く完了する。このヒータ装置12は、フランジ部31の端面70に沿うろう付部73が、プレート要素51,52,53間のろう付部55,56と平行であるため、軸線X方向に加える荷重Pによって、これら3箇所のろう付部55,56,73を同時に加圧することができる。
なお、前記ろう付後に、フランジ部31の裏面31bと、プレート要素51の裏面51aを、機械加工によって所定の厚さとなるように研削してもよい。また、シャフト部材20とプレート要素51,52,53の材質はアルミニウム合金以外の金属が使用されてもよい。プレート部材は、1枚あるいは2枚のプレート要素、あるいは3枚以上のプレート要素によって構成されてもよい。また位置決め部としては、前記小突起71と孔72以外に、種々の形態のものを採用することができる。
前記実施形態では、ワークを加熱するための装置としてヒータ装置12について説明したが、本発明はワークを冷却するための装置に適用することもできる。ワークを冷却するための装置では、プレート部材に冷媒流通用の溝や孔が形成され、これらの溝や孔に冷却媒体が流通される。
例えば前記プレート部材21に形成された溝40a(図1に示す)に抵抗発熱体40を収容する代わりに、溝40aの内部に冷媒回路によって冷却媒体を流せば、プレート部材21をワーク冷却用の装置に使用することができる。あるいは、プレート部材に形成された溝の内部に冷媒流通管を収容し、この冷媒流通管に冷媒回路を接続することによって、プレート部材を冷却するようにしてもよい。
本発明の一実施形態を示すヒータ装置の断面図。 上記ヒータ装置のろう付前のシャフト部材とプレート要素およびろう材を示す断面図。 図2に示されたプレート要素を治具に載置した状態の斜視図。 ろう付前の上記ヒータ装置の一部を示す断面図。 ろう付後の上記ヒータ装置の一部を示す断面図。
符号の説明
12…ヒータ装置
20…シャフト部材
21…プレート部材
30…シャフト本体
31…フランジ部
31a…周面
31b…裏面
51,52,53…プレート要素
51a…裏面(プレート部材の裏面)
55,56…ろう付部
70…端面
71…小突起(位置決め部)
73…ろう付部
80…凹部
80a…内周面
G…ギャップ

Claims (4)

  1. アルミニウムまたはアルミニウム合金からなるシャフト部材と、
    アルミニウムまたはアルミニウム合金からなり、前記シャフト部材の端部に固定されるプレート部材と、
    を備え、
    前記シャフト部材は、シャフト本体と、該シャフト本体の端部に該シャフト本体と一体に成形されかつ該シャフト本体よりも大きい径を有するフランジ部とを有し、
    前記プレート部材は、前記フランジ部を収容する凹部を有し、さらに、
    前記プレート部材に対する前記フランジ部の径方向の位置決めをなす位置決め部と、
    前記フランジ部の周面と前記凹部の内周面との間に形成されるギャップと、
    前記凹部内において前記フランジ部の端面と前記プレート部材を互いに接合するろう付部と、
    を具備したことを特徴とするワークを加熱または冷却するための装置。
  2. 前記プレート部材は、
    複数のプレート要素を互いに厚み方向に重ねてろう付することによって構成され、
    これらプレート要素間のろう付部が、前記フランジ部の端面と平行であることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 前記フランジ部の裏面と前記プレート部材の裏面が、互いに略同一の平面上に位置していることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  4. アルミニウムまたはアルミニウム合金からなるシャフト部材と、アルミニウムまたはアルミニウム合金からなり、該シャフト部材の端部に固定されかつ厚み方向に重なる複数のプレート要素によって構成されるプレート部材と、を有するワークを加熱または冷却するための装置の製造方法であって、
    前記シャフト部材の端部に、シャフト本体よりも径が大きいフランジ部を形成し、
    前記複数のプレート要素のうち前記フランジ部がろう付されるプレート要素に、前記フランジ部を挿入可能な凹部を形成し、
    前記フランジ部の厚さを前記凹部の深さよりも大とし、かつ、
    前記フランジ部の径は該フランジ部を前記凹部に挿入した状態において前記凹部の内周面と該フランジ部の周面との間にギャップが生じる寸法とし、
    前記複数のプレート要素間にろう材を配置し、
    これらプレート要素を互いに厚み方向に重ね、
    前記フランジ部の端面と前記プレート要素との間にろう材を配置し、
    前記フランジ部を前記凹部に挿入し、
    前記フランジ部の裏面を加圧用治具によって前記シャフト部材の軸線方向に加圧し、
    前記加圧によって前記フランジ部の厚みが減少するとともに、該フランジ部の周面が拡がることを前記ギャップによって許容し、
    前記加圧によって該フランジ部の裏面と前記プレート要素の裏面が面一となったのちは、前記加圧用治具を該フランジ部の裏面と前記プレート要素の裏面に接触させた状態で該フランジ部と前記プレート要素の双方を前記軸線方向に加圧し、
    前記各ろう材が溶融する温度に加熱することにより、
    前記フランジ部とプレート要素とをろう付すると同時に、前記プレート要素どうしをろう付することを特徴とするワークを加熱または冷却するための装置の製造方法。
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