JP4132899B2 - 光源装置および画像出力装置ならびに光学的記録/再生装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、レーザプリンタ,デジタル複写機などの画像出力装置、あるいはレーザファクシミリ装置,光ディスク装置などの光学的記録/再生装置などに適用される光源装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、プリント速度の高速化あるいはプリント密度の高速化といった要求に伴い、レーザプリンタ,デジタル複写機などのレーザ書込の分野において、複数のビームで同時に走査するマルチビーム書込が多く開発されてきている。マルチビーム化の手段としては、▲1▼シングルビーム半導体レーザからの出射ビームをビーム合成プリズムなどの合成手段を用いて合成する方法、▲2▼複数の発光点を有する半導体レーザアレイを光源として用いる方法などが実用化されている。
【0003】
また従来、レーザプリンタ,デジタル複写機などにおける光書込ユニットの光源部として使用される半導体レーザとしては、いわゆるキャンパッケージタイプと呼ばれるものが多く使用されてきた。
【0004】
図20,図21は従来のキャンパッケージ型半導体レーザの構成例を説明するための断面図であり、図20に示す例では、キャンパッケージ型半導体レーザ1は板ばね2によりベース部材3に固定され、またカップリングレンズ5はレンズセル4に固定されている。そしてレンズセル4の雄ねじ部をホルダ6の雌ねじ部に螺合させている。
【0005】
キャンパッケージ型半導体レーザ1から出射したレーザ光は、カップリングレンズ5によりカップリングされるが、カップリングレンズ5以降の光学系の特性に応じて次のようにして調整され保持される。
【0006】
・キャンパッケージ型半導体レーザ1を固定したベース部材3を、その取り付け面内にて(Y軸方向およびZ軸方向)に調整することにより、レーザ光の出射方向を調整する。
【0007】
・カップリングレンズ5を装填したレンズセル4を、押し込むか、あるいは引き抜くことにより、光軸方向(ピント方向)の調整(コリメート調整)を行う。
【0008】
図21に示す例では、キャンパッケージ型半導体レーザ10およびカップリングレンズ11を共通の保持部材12に保持させている。具体的にはキャンパッケージ型半導体レーザ10は圧入により保持部材12に固定され、カップリングレンズ11は3軸方向に位置調整された後、接着剤13にて保持部材12に固定される。
【0009】
通常、光源として用いられる半導体レーザは、画像情報などに基づき出力のON/OFFを行う図示しない駆動用ボード(駆動用のみならず制御用に使用される場合もある)に接続されるが、従来のキャンパッケージ型半導体レーザを光源として用いた光源装置においては、図20,図21に示す例のように、キャンパッケージ型半導体レーザ1,10がベース部材3,保持部材12に直接固定されていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところで近年、さらなるプリント速度の高速化およびプリント密度の高速化といった要求に伴い、レーザプリンタ、デジタル複写機等のレーザ書込の分野において、複数のビームで同時に走査する効率的なマルチビーム書込の開発が要求されているが、その光源として、
・マルチビーム化などの高機能化,高集積化が容易であること、
・多ピン(リード端子)化,小型化が容易であること、
といった特性が要求されるようになってきた。
【0011】
しかしながら、前記のような構成のキャンパッケージ型半導体レーザでは、マルチビーム化などの高機能化,高集積化などが容易ではなく、多ピン(リード端子)化、小型化が困難であった。
【0012】
本発明の目的は、前記従来の課題を解決し、マルチビーム化に対応でき、かつ多ピン化,小型化が容易な、半導体レーザを複数の外部接続端子を有する表面実装可能なパッケージに収納した光源部(フラットパッケージ型半導体レーザ)を用い、この光源部とカップリングレンズとの相対位置を維持できるようにした光源装置、およびその光源装置を光源として用いた画像出力装置ならびに光学的記録/再生装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、半導体レーザを複数の外部接続端子を有する表面実装可能なパッケージに収納した光源部と、前記光源部を表面実装する基板と、前記半導体レーザから出射されるレーザ光をカップリングするためのカップリングレンズとを備えた光源装置において、前記基板に設けられた貫通孔または凹部に前記光源部の一部を埋設し、前記外部接続端子を前記半導体レーザのレーザ光の出射方向と直交する方向へ延出して前記基板の実装面に設け、前記基板と前記カップリングレンズとを共通に保持する保持部材を更に備え、前記基板を前記レーザ光の進行方向(X軸)に当接し、前記カップリングレンズに対する前記基板の相対位置を前記レーザ光の進行方向(X軸)に垂直な2方向(Y軸およびZ軸)において調整し、前記保持部材により保持するように構成されていることを特徴とし、この構成によって、半導体レーザを複数の外部接続端子を有する表面実装可能なパッケージに収納した光源部を用いた場合には、この光源部を基板に半田付けなどの方法にて確実に固定することができ、さらに、温度上昇による外部接続端子が熱膨張した場合でも、半導体レーザの発光点とカップリングレンズとの相対位置の変動を抑制することができるため、光源部を保持した基板を、カップリングレンズと共通の保持部材に固定,保持することにより、光源部とカップリングレンズの相対位置を確実に維持することができる。
【0014】
請求項2に記載の発明は、半導体レーザを複数の外部接続端子を有する表面実装可能なパッケージに収納した光源部と、前記光源部を表面実装する基板と、前記半導体レーザから出射されるレーザ光をカップリングするためのカップリングレンズとを備えた光源装置において、前記基板に設けられた貫通孔または凹部に前記光源部の一部を埋設し、前記外部接続端子を前記半導体レーザのレーザ光の出射方向と直交する方向へ延出して前記基板の実装面に設け、前記基板と前記カップリングレンズとを共通に保持する保持部材を更に備え、前記基板を前記レーザ光の進行方向(X軸)に当接し、前記基板に対する前記カップリングレンズの相対位置を前記レーザ光の進行方向(X軸)に垂直な2方向(Y軸及びZ軸)において調整し、前記保持部材により保持するように構成されていることを特徴とし、この構成によって、半導体レーザを複数の外部接続端子を有する表面実装可能なパッケージに収納した光源部を用いた場合には、この光源部を基板に半田付けなどの方法にて確実に固定することができ、さらに、温度上昇による外部接続端子が熱膨張した場合でも、半導体レーザの発光点とカップリングレンズとの相対位置の変動を抑制することができるため、光源部を保持した基板を、カップリングレンズと共通の保持部材に固定,保持することにより、光源部とカップリングレンズの相対位置を確実に維持することができる。
【0015】
請求項3に記載の発明は、請求項2記載の光源装置において、カップリングレンズは、保持部材に接着剤により保持されることを特徴とし、この構成によって、カップリングレンズの位置調整により、射出ビームの射出方向、およびコリメート方向を調整した後に、接着工法にて保持部材に固定することができるため、カップリングレンズに対する光源部の相対位置調整を容易かつ低コストにて行うことができる。
【0018】
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の光源装置において、光源部における半導体レーザのレーザ光出射面側のパッケージを基板に当接して、基板に表面実装したことを特徴とし、この構成によって、カップリングレンズの焦点距離が短く、光源部とカップリングレンズの間のスペースが狭い場合でも、光源部の表面実装時、十分にスペース確保可能な光源装置の後方から光源部を保持することが可能であるため、調整,組立作業が容易になる。
【0019】
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の光源装置において、光源部の外部接続端子を、パッケージの横側面から真っ直ぐに延出させたことを特徴とし、この構成によって、温度変化に伴い外部接続端子の熱膨張が発生しても、外部接続端子の膨張方向がコリメート方向(発光点とカップリングレンズを結ぶ方向)とは直交しているため、コリメート率(発光点とカップリングレンズ間の距離)の変化を抑制することができる。
【0020】
請求項6に記載の発明は、請求項5記載の光源装置において、光源部に複数設けられた前記外部接続端子の各幅をtとし、外部接続端子間の取り付け間隔をpとするとき下式(数3)を満足することを特徴とする。
【0021】
【数3】
t≦p/2
この構成によって、部品ばらつき、組み付けばらつきが発生し、発光点とカップリングレンズの光学軸との相対関係が設計値(目標値)から変動した場合でも、外部接続端子の幅が外部接続端子の間隔より十分に小さいため、外部接続端子が対応する電極と隣接する端子と接触することを防止することができる。
【0029】
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6いずれか1項に記載の光源装置において、基板に、光源部を駆動するための駆動用回路素子を設けたことを特徴とし、この構成によって、駆動用回路素子を光源部と共通の基板に実装しているため、外部ノイズの影響の低減,部品点数の削減,信頼性の向上を図ることができる。
【0030】
請求項8に記載の発明は、請求項1〜7いずれか1項に記載の光源装置において、基板を、縦弾性係数が1GPa以上の材料から形成したことを特徴とし、この構成によって、光源部を1GPa以上の縦弾性係数を有する合成に優れた基板上に保持するため、光源部(発光点)とカップリングレンズの位置合わせ精度を維持することができる。
【0031】
請求項9に記載の発明は、請求項1〜6いずれか1項に記載の光源装置を、電子写真プロセスを用いた画像形成装置における光走査装置の光源装置として用いたことを特徴する画像出力装置であり、この装置によって、複数(M×N)本のレーザビームを同時に走査することが可能となるため、プリント速度の高速化/高密度化を図ることが可能となり、またシングルビーム光源装置と同程度のプリント速度/走査密度を達成するには、ポリゴンスキャナの回転数を低減することが可能となるため、消費電力の低減/熱発生の低減に繋がり、環境に対する負荷を低減することが可能となる。
【0032】
請求項10に記載の発明は、請求項7に記載の画像出力装置において、被走査面となる感光手段を複数備えたことを特徴とし、この構成によって、電子写真プロセスを用いたタンデム式の多色画像出力装置の光走査装置の光源装置として使用することにより、単色および多色の出力画像の高密度化/高速度化を図ることができる。
【0033】
請求項11に記載の発明は、請求項1〜6いずれか1項に記載の光源装置を、光記録媒体に対して信号の記録/再生を行うための光ピックアップの光源装置として用いたことを特徴する光学的記録/再生装置であり、この装置によって、光記憶媒体への記録/再生速度の高速化/大容量化を図ることが可能となる。
【0034】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施形態について図面を参照しながら説明する。
【0035】
上述したように、プリント速度の高速化あるいはプリント密度の高速化という要求に伴い、レーザプリンタ,デジタル複写機などのレーザ書込の分野において、複数のビームで同時に走査するマルチビーム書込が多く開発されてきており、その光源として、
・マルチビーム化等の高機能化、高集積化が容易であること、
・多ピン(リード端子)化、小型化が容易であること、
という特性が要求されるようになってきた。
【0036】
そこで、各種半導体レーザを検討,研究した結果、前記のような特性を有する半導体レーザとして、半導体レーザを複数の外部接続端子を有する表面実装可能なパッケージに収納した光源部、いわゆるフラットパッケージ型半導体レーザに着目した。そしてフラットパッケージ型半導体レーザをマルチビーム光源装置の光源部として用いることにより、さらなるマルチビーム化を図ることが可能となった。
【0037】
ここで半導体レーザとは、シングルビームの半導体レーザのみならず、発光部(レーザチップ)において発光点がアレイ状に並んだ複数(N)チャンネルの半導体レーザアレイ(Nch−LDアレイ)、および二次元的に発光点が配置されている半導体レーザアレイなどをも含む。
【0038】
フラットパッケージ型半導体レーザを用いた場合には、フラットパッケージ型半導体レーザを基板に半田付けなどの方法にて固定することができる。そしてフラットパッケージ型半導体レーザを保持した基板を、カップリングレンズと共通の保持部材に固定,保持することにより、フラットパッケージ型半導体レーザとカップリングレンズの相対位置を確実に維持することが可能となった。
【0039】
図1は本発明の実施形態を説明するためのマルチビーム光源装置用の光源部の参考例1を示す一部断面図であり、フラットパッケージ型半導体レーザ21は基板22に固定されており、フラットパッケージ型半導体レーザ21から出射したレーザ光(図示せず)は、フラットパッケージ型半導体レーザ21の前方に配設され、かつ筒状のレンズセル23に装着されたカップリングレンズ24によりカップリングされる。フラットパッケージ型半導体レーザ21は、図中のY方向およびZ方向にシフトされて、カップリングレンズ24からの出射ビームの光軸が調整される。そして、レンズセル23の雄ねじ部23aを保持部材25の雌ねじ部25aに螺合し、さらにフラットパッケージ型半導体レーザ21を保持している基板22を保持部材25にねじ26によって固定することにより、それぞれを保持部材25で保持している。
【0040】
また、カップリングレンズ24をX方向にシフトすることにより、カップリングレンズ24の出射ビームを平行光束、または発散光光束、または収束光束に変換することができる。
【0041】
図1において、フラットパッケージ型半導体レーザ21を駆動する駆動用回路素子(IC)27を搭載した駆動用ボード28は、フラットパッケージ型半導体レーザ21を保持する基板22とは別体となっており、ハーネス29にて電気的に接続されている。
【0042】
また図2に示すように、フラットパッケージ型半導体レーザ21を保持する基板30に、駆動用IC27を実装することにより、基板30に駆動用ボードとしての機能を持たせるようにしてもよい。このように、駆動用IC27をフラットパッケージ型半導体レーザ21と同一基板30上に実装することにより、両者を別基板に実装する場合と比較して、外部から受けるノイズの影響を低減することができ、フラットパッケージ型半導体レーザ21の電気的特性を良好に維持することができ、さらに部品点数の低減,信頼性の向上を図ることができる。
【0043】
なお、以下の説明においては、基板30は、フラットパッケージ型半導体レーザ21と駆動用IC27とを保持している駆動用ボード構造のものであるとする。
【0044】
基板22,30を、縦弾性係数が1GPa以上の材質とすることにより基板自体の剛性を確保することができ、外力あるいは振動の影響により、フラットパッケージ型半導体レーザ21とカップリングレンズ24との位置合わせ精度の劣化を抑制することが可能となる。
【0045】
図3は本発明の実施形態を説明するためのマルチビーム光源装置用の光源部の参考例2を示す一部断面図であり、参考例2では、フラットパッケージ型半導体レーザ21を保持した駆動用ボードである基板30は、あらかじめ保持部材31に固定されている。したがって、フラットパッケージ型半導体レーザ21とカップリングレンズ24との位置合わせ(相対位置関係の調整)は、出射ビームが所望のコリメート性および射出方向(光軸方向)を得るように、カップリングレンズ24を3軸(x,y,z)方向に調整することにより行われ、この調整後に、カップリングレンズ24が保持部材31に固定される。本例ではカップリングレンズ24の固定は、紫外線硬化型の接着剤32によって行われている。
【0046】
参考例2のように、光源(すなわちフラットパッケージ型半導体レーザ21)をあらかじめ固定しておき、カップリングレンズ24のみの位置調整にて光源装置の組付調整を行うことによって、調整作業の高効率化を図ることが可能となる。
【0047】
図4〜図6は参考例3のマルチビーム光源装置用の光源部を説明するための斜視図であり、図4は全体を示す分解斜視図、図5は基板の裏面側からみて説明するための斜視図、図6は基板の表面側からみて説明するための斜視図であって、参考例3は、フラットパッケージ型半導体レーザ11の表面実装を可能にしたことを特徴としており、基板30への固定(半田付け)作業を容易にしたものである。
【0048】
基板30は、保持部材32にねじ26により、あらかじめ保持されており、カップリングレンズ24の出射ビームの出射方向が所望の方向になるように、フラットパッケージ型半導体レーザ21を、図5に示すように、基板30の取り付け面(実装面30aは出射方向とは反対面)にて位置調整(Y軸方向およびZ軸方向)した後、基板30に固定する。この場合、カップリングレンズ24(すなわちレンズセル23)をX方向のみ位置調整した後に保持部材32に固定する。
【0049】
なお、基板30に複数のフラットパッケージ型半導体レーザ21を設けて、それぞれをY軸およびZ軸方向に調整し、保持する場合、上述した調整/保持方法を採用することは困難であるため、後述の方法を採用するとよい。
【0050】
本参考例のフラットパッケージ型半導体レーザ21の場合、図6に示すように、その出射面21a側にリード端子(外部接続端子)33が突出しており、基板30の実装面30aに表面実装される。レーザ光34は基板30に穿設された貫通孔30bを通過してカップリングレンズ24によりカップリングされる。
【0051】
カップリングレンズ24の焦点距離が短く、フラットパッケージ型半導体レーザ21とカップリングレンズ24との間のスペースが狭い場合には、表面実装時、本実施形態のように、十分にスペースを確保することが可能な光源装置の後方からフラットパッケージ型半導体レーザ21を保持することを可能とする構成にすることによって調整,組立作業が容易になる。
【0052】
図7は本発明の実施形態を説明するためのマルチビーム光源装置用の光源部を示す断面図であり、本実施形態では、フラットパッケージ型半導体レーザ21におけるレーザ光34の出射方向と直交するパッケージの側面21bから横方向へ真直にリード端子33が延出し、リード端子33は基板30の実装面30aに設けられる。基板30にはフラットパッケージ型半導体レーザ21のパッケージの約半分を埋設するための貫通孔35または凹部が設けられている。
【0053】
本実施形態の構成では、温度上昇によりリード端子33が熱膨張した場合でも、フラットパッケージ型半導体レーザ21の発光点34aのX方向位置(図7では図示しないカップリングレンズとの相対位置)の変動を抑制することができ、コリメート率(すなわち発光点34aとカップリングレンズ間における光軸に沿った距離)の変動を抑制することができる。
【0054】
図8は本実施形態との比較例を示す光源装置の断面図であり、比較例ではフラットパッケージ型半導体レーザ21の出射面に直交する側面21bからリード端子36がZ形状に延出して基板30の実装面30aに設けられている。
【0055】
この比較例の場合、実装面30aからフラットパッケージ型半導体レーザ21の側面21aまでの距離Rが比較的大きくなり、レーザチップの発熱あるいは雰囲気温度の上昇などによりリード端子36が熱膨張すると、例えば線膨張係数:α=1×10−5[1/K]、R=5[mm]、Δt=50[K]のとき、ΔR=α×R×Δt=0.0025[mm]となる。この光源装置と組み合わされる光学系の縦倍率がmY=400倍とすると、像面での結像位置ずれ(ビームウェスト位置ずれ)は、mY×ΔR=400×0.0025=1.0[mm]となり、このためビームスポット径が増加するおそれがある。
【0056】
図9は本実施形態に用いられるフラットパッケージ型半導体レーザの構成を説明するための平面図であって、上述した参考例,実施形態において、保持部材25,31,32に対する基板26,30の取り付け誤差、あるいは基板26,30におけるリード端子33の取付部(電極)における配置誤差、あるいはカップリングレンズ24の光学軸の偏心、あるいはカップリングレンズ24の取り付け部における形状誤差などのばらつき等により、カップリングレンズ24に対するフラットパッケージ型半導体レーザ21の取付位置が、設計値(目標値)から顕著に変動するおそれがある。そして、その変動に伴い前記電極に対するリード端子33の相対位置がずれてしまう。このため、リード端子33の配列方向に相対位置ずれが発生した場合、光軸調整を行う際に、リード端子33が対応する電極ではなく、隣接する端子と接触してしまうおそれがある。
【0057】
そこで、本実施形態において用いられるフラットパッケージ型半導体レーザ21においては、図9に示すように、リード端子33の幅をt、リード端子33の配置間隔をpとしたとき、t≦p/2の条件を満たすようにしている。そのため、前記のような相対位置ずれがp/2未満であれば、隣接する電極に接触することなく、光軸調整を行うことが可能となる。
【0058】
図10は本発明の実施形態のマルチビーム光源装置用の光源部を説明するための参考例4の一部断面図であり、参考例4では、共通(本例では1枚)の基板30に固定された複数M(本例ではM=2)のフラットパッケージ型半導体レーザ21a,21bからの出射ビーム37a,37bは、各々対応するカップリングレンズ24a,24bによりカップリングされた後、ビーム合成プリズム38により合成される構成になっている。
【0059】
参考例4の光源装置において、複数のフラットパッケージ型半導体レーザ21a,21bからの出射ビーム37a,37bを合成することにより、同時にN×M本のレーザビームを出射することが可能となる。また複数のフラットパッケージ型半導体レーザ21a,21bの駆動に、共通の駆動用ボードとしての基板30を使用することにより、基板30数の低減、および低コスト化を図ることが可能となる。
【0060】
なお、各フラットパッケージ型半導体レーザ21a,21bとカップリングレンズ24a,24bとの相対位置関係の調整は、既述した参考例2,参考例3にて説明した方法で行えばよい。
【0061】
図11は参考例4のように複数のフラットパッケージ型半導体レーザを基板に保持させる場合におけるフラットパッケージ型半導体レーザの構成を説明するための平面図であって、複数(本例では3個)のフラットパッケージ型半導体レーザ21a〜21cが図示しない共通の基板上に一次元的に配列されている場合、各フラットパッケージ型半導体レーザ21a〜21cにおける配列方向の幅をa、直交方向の幅をbとしたとき、a<bの条件を満たすようにしている。そのため、各フラットパッケージ型半導体レーザ(発光点)21a〜21c間の間隔L1を狭くすることが可能となり、基板全体としての小型化,高集積化が可能となる。
【0062】
一方、図12に示す図11に示すフラットパッケージ型半導体レーザの構成との比較例においては、a>bとしており、この比較例では、各フラットパッケージ型半導体レーザ21a〜21c間の間隔L2は広くなってしまう。
【0063】
図13は複数のフラットパッケージ型半導体レーザを基板に保持させる場合におけるフラットパッケージ型半導体レーザの構成の他例を説明するための平面図であって、複数(本例では3個)のフラットパッケージ型半導体レーザ21a〜21cが図示しない共通の基板上に一次元的に配列されている場合、各フラットパッケージ型半導体レーザ21a〜21cのリード端子33を、その配列方向に直交する方向に延出させている。そのため互いに隣接するフラットパッケージ型半導体レーザのリード端子に互いに干渉することなく、基板上に配置することができるため、各フラットパッケージ型半導体レーザ21a〜21c間の間隔L3を狭くすることが可能となる。
【0064】
図14に示す比較例においては、各フラットパッケージ型半導体レーザ21a〜21cのリード端子33は、その配列方向に同方向に延出させている。そのため、隣接するフラットパッケージ型半導体レーザのリード端子と干渉しないように配置するためには、各フラットパッケージ型半導体レーザ間の間隔L4を広くする必要が生じる。
【0065】
図15は複数のフラットパッケージ型半導体レーザを基板に保持させる場合におけるフラットパッケージ型半導体レーザの構成の他例を説明するための平面図であって、本例に示すフラットパッケージ型半導体レーザ40a〜40cでは、外部に突出したリード端子を有しておらず、リード端子として平面状の外部接続端子41を備えた構成であって、このような構成にしたため、互いに隣接するフラットパッケージ型半導体レーザ40a〜40cを外部接続端子41同士が干渉することなく、基板上に配置することができる。
【0066】
図16は本発明に係るレーザプリンタやデジタル複写機などの画像出力装置における光走査装置の光源装置として、上述した実施形態の光源装置を用いた例を説明するための平面図、図17は図16における光源装置部分の拡大断面図であり、光源装置42を出射したレーザビーム(1つのフラットパッケージ型半導体レーザ21a,21bからのレーザビームをそれぞれ一本の線で例示した)43a,43bは、ポリゴンミラー44の偏向反射面44a付近にて互いに交差するように構成されている。なお、図中の46は走査結像光学系である。
【0067】
そのため、偏向反射面44aにおける両レーザビーム43a,43bの反射点ずれ(サグ)の影響を低減することができ、画像形成が電子写真方法によるものである場合には、感光体の被走査面45での両レーザビーム43a,43bの光学特性の偏差を低減することができる。
【0068】
図17において、2つのカップリングレンズ24a,24bは、フラットパッケージ型半導体レーザ21a,21bとの相対位置が調整された後、保持部材47に突設された突起部47aに接着などの適当な固着方法により固定されている。フラットパッケージ型半導体レーザ21a,21bは共通の基板30に固定されているが、本実施形態でのフラットパッケージ型半導体レーザ21a,21bのリード端子36は非対称形状を呈しており、出射されるレーザビーム43a,43bの出射方向が、基板30の実装面30aに対して傾いて保持されている。このような保持構成を採用することにより、フラットパッケージ型半導体レーザ21a,21bから出射したレーザビーム43a,43bは、カップリングレンズ24a,24bの光学軸に対して平行になるため、波面収差などの光学性能の劣化を抑制することが可能となる。
【0069】
また図16,図17に示す構成では、2つのフラットパッケージ型半導体レーザ21a,21bからのレーザビーム43a,43bの交差する角度を小さくすることができるため、被走査面45における両レーザビーム43a,43bの光学特性の偏差の発生を抑制することが可能となる。
【0070】
図18は本発明に係る光ディスク装置などの光学的記録/再生装置のピックアップの光源装置として、上述した実施形態の光源装置を用いた例を説明するための平面図であり、本実施形態は図10に示す参考例4と同様に、複数M(本例ではM=2)のフラットパッケージ型半導体レーザ21a,21bからの出射ビーム37a,37bをビーム合成プリズム49にて合成する例であるが、各フラットパッケージ型半導体レーザ21a,21bを、異なる基板30a,30bにそれぞれ独立して保持させたことが第5実施形態の構成と異なっている。この構成を採用することにより、フラットパッケージ型半導体レーザ21a,21b、およびカップリングレンズ24a,24bにおけるメカニカルレイアウトの自由度が広がる。
【0071】
また、各フラットパッケージ型半導体レーザ21a,21bとカップリングレンズ24a,24bとの相対位置関係の調整は、既述した方法にて個別に行うことにより行える。
【0072】
上述した光源装置の実施形態の構成は、マルチビーム光源装置として、電子写真プロセスを用いた画像形成装置に搭載される光走査装置における光源装置として使用することにより、プリント速度の高速化/高密度化を図ることが可能となる。
【0073】
また、図16に示すような光源装置を、シングルビーム光源装置と同じプリント速度/走査密度を達成するには、ポリゴンミラー44の回転数を低減させることが可能となるため、消費電力の低減(省エネルギ),熱発生の低減(地球温暖化防止)に繋がり、環境に対する負荷を低減することが可能となる。
【0074】
また、デジタルカラー複写機,カラープリンタなどの画像出力装置においては、各色(例えばブラック:K,シアン:C,マゼンタ:M,イエロー:Y)に対応する感光手段(例えば感光体ドラム)を、画像記録媒体(例えば紙)の搬送方向に直列に配列したタンデム方式が採用されることが多い。
【0075】
このため、図19(a)に示すように、画像出力装置50において各色に対応する感光体ドラム51K,51C,51M,51Yに対して、既述した光源装置を搭載した独立した光走査装置(52K,52C,52M,52Y)を対向設置するようにしてもよく、また図19(b)に示すように1つの光走査装置53から4本の光ビームを出射するような構成にしてもよく、あるいは図19(c),(d)に示すように2つの光走査装置54,55または56,57からそれぞれ1〜3本の光ビームを出射するような構成にしてもよい。
【0076】
このような構成することにより、1つの感光体ドラム型の画像出力装置の場合(4色に対応して4回の書込が必要)と比較して、4倍の出力画像を得ることが可能となる。
【0077】
ここで各色に対応する光走査装置を52K,52C,52M,52Yとすると、すべての光走査装置52K,52C,52M,52Yから出射されるビームの本数が各々1本の場合には、この光走査装置52K,52C,52M,52Yを適用した画像出力装置によりフルカラー(4色)画像を得ることができる。それに対し、4つの光走査装置の少なくとも一つ(例えばブラックに対応する光走査装置52K)を、前記構成の4ビーム光走査装置とし、この光走査装置52Kのみで光走査を行うことにより、フルカラー画像時と比較して4倍の高密度化が可能となる。あるいは記録媒体の搬送速度(およびプロセス速度)を4倍に変更すれば、画像出力枚数を4倍に増加することが可能となる。
【0078】
また、フルカラー画像時においても、文字画像についてはブラックにて書き込むことが多く高解像度も要求されることが多いため、前記4ビーム光走査装置52K(ブラック)に付加して、他の光走査装置(52C,52M,52Y;1ビーム)も同時に書き込むことにより、文字/写真/線画イメージなどが混在した画像においても、より高品位な出力画像を得ることが可能となる。
【0079】
また、光ディスク,光磁気ディスクなどの光記録媒体に信号を記録および/または再生を行うための光ピックアップの光源装置として使用することによって、この光学的記録/再生装置においては、記録/再生を複数のビームで行うことが可能となるため、記録/再生速度の高速化/大容量化を図ることが可能となる。
【0080】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、半導体レーザを複数の外部接続端子を有する表面実装可能なパッケージに収納した光源部(フラットパッケージ型半導体レーザ)を使用したことにより、従来のキャンパッケージ型半導体レーザを発光部とする光源装置と比較し、マルチビーム化などの高機能化,高集積化、および小型化などを図ることができ、またフラットパッケージ型半導体レーザを基板に半田付けなどの方法にて確実に保持することもでき、さらに、温度上昇により外部接続端子が熱膨張した場合でも、フラットパッケージ型半導体レーザの発光点とカップリングレンズとの相対位置の変動を抑制することもでき、カップリングレンズとフラットパッケージ型半導体レーザとの位置決めを高精度に行い、維持することができるため、マルチビーム化に対応できると共に、多ピン化,小型化が容易であって、各種装置に適用することができる光源装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を説明するためのマルチビーム光源装置用の光源部を示す一部断面図
【図2】本実施形態における駆動用ボードの機能を有する基板を示す斜視図
【図3】本発明の第2実施形態を説明するためのマルチビーム光源装置用の光源部を示す一部断面図
【図4】本発明の第3実施形態のマルチビーム光源装置用の光源部を説明するための分解斜視図
【図5】第3実施形態における基板を裏面側からみて説明するための斜視図
【図6】第3実施形態における基板を表面側からみて説明するための斜視図
【図7】本発明の第4実施形態のマルチビーム光源装置用の光源部を説明するための断面図
【図8】第4実施形態との比較例を示す断面図
【図9】本実施形態に用いられるフラットパッケージ型半導体レーザの構成を説明するための平面図
【図10】本発明の第5実施形態を説明するためのマルチビーム光源装置用の光源部を示す一部断面図
【図11】本実施形態に用いられるフラットパッケージ型半導体レーザの構成を説明するための平面図
【図12】図11のフラットパッケージ型半導体レーザとの比較例を示す平面図
【図13】本実施形態に用いられるフラットパッケージ型半導体レーザの構成の他例を説明するための平面図
【図14】図13のフラットパッケージ型半導体レーザとの比較例を示す平面図
【図15】本実施形態に用いられるフラットパッケージ型半導体レーザの構成の他例を説明するための平面図
【図16】本発明に係るレーザプリンタやデジタル複写機などの画像出力装置における光走査装置の光源装置として、上述した実施形態の光源装置を用いた例を説明するための平面図
【図17】図16における光源装置部分の拡大断面図
【図18】本発明に係る光ディスク装置などの光学的記録/再生装置のピックアップの光源装置として、上述した実施形態の光源装置を用いた例を説明するための平面図
【図19】本実施形態の光学的記録/再生装置の感光体ドラムと光走査装置との関連構成の説明図
【図20】従来のキャンパッケージ型半導体レーザの構成例を説明するための断面図
【図21】従来のキャンパッケージ型半導体レーザの他の構成例を説明するための断面図
【符号の説明】
21,21a,21b,40a,40b,40c フラットパッケージ型半導体レーザ
22,30,30a,30b 基板
23 レンズセル
24,24a,24b カップリングレンズ
25,31,32,47 保持部材
27 駆動用IC
28 駆動用ボード
33,36,41 リード端子
44 ポリゴンミラー
46 走査結像光学系
50 画像出力装置
51K,51C,51M,51Y 感光体ドラム
52K,52C,52M,52Y,53,54,55,56,57 光走査装置
Claims (11)
- 半導体レーザを複数の外部接続端子を有する表面実装可能なパッケージに収納した光源部と、前記光源部を表面実装する基板と、前記半導体レーザから出射されるレーザ光をカップリングするためのカップリングレンズとを備えた光源装置において、
前記基板に設けられた貫通孔または凹部に前記光源部の一部を埋設し、前記外部接続端子を前記半導体レーザのレーザ光の出射方向と直交する方向へ延出して前記基板の実装面に設け、前記基板と前記カップリングレンズとを共通に保持する保持部材を更に備え、前記基板を前記レーザ光の進行方向(X軸)に当接し、前記カップリングレンズに対する前記基板の相対位置を前記レーザ光の進行方向(X軸)に垂直な2方向(Y軸およびZ軸)において調整し、前記保持部材により保持するように構成されていることを特徴とする光源装置。 - 半導体レーザを複数の外部接続端子を有する表面実装可能なパッケージに収納した光源部と、前記光源部を表面実装する基板と、前記半導体レーザから出射されるレーザ光をカップリングするためのカップリングレンズとを備えた光源装置において、
前記基板に設けられた貫通孔または凹部に前記光源部の一部を埋設し、前記外部接続端子を前記半導体レーザのレーザ光の出射方向と直交する方向へ延出して前記基板の実装面に設け、前記基板と前記カップリングレンズとを共通に保持する保持部材を更に備え、前記基板を前記レーザ光の進行方向(X軸)に当接し、前記基板に対する前記カップリングレンズの相対位置を前記レーザ光の進行方向(X軸)に垂直な2方向(Y軸及びZ軸)において調整し、前記保持部材により保持するように構成されていることを特徴とする光源装置。 - 前記カップリングレンズは、前記保持部材に接着剤により保持されることを特徴とする請求項2記載の光源装置。
- 前記光源部における前記半導体レーザのレーザ光出射面側の前記パッケージを前記基板に当接して、前記基板に表面実装したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の光源装置。
- 前記光源部の外部接続端子を、前記パッケージの横側面から真っ直ぐに延出させたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の光源装置。
- 前記光源部に複数設けられた前記外部接続端子の各幅をtとし、前記外部接続端子間の取り付け間隔をpとするとき下式を満足することを特徴とする請求項5記載の光源装置。
【数1】
t≦p/2 - 前記基板に、前記光源を駆動するための駆動用回路素子を設けたことを特徴とする請求項1〜6いずれか1項に記載の光源装置。
- 前記基板を、縦弾性係数が1GPa以上の材料から形成したことを特徴とする請求項1〜7いずれか1項に記載の光源装置。
- 請求項1〜6いずれか1項に記載の光源装置を、電子写真プロセスを用いた画像形成装置における光走査装置の光源装置として用いたことを特徴する画像出力装置。
- 被走査面となる感光手段を複数備えたことを特徴とする請求項7に記載の画像出力装置。
- 請求項1〜6いずれか1項に記載の光源装置を、光記録媒体に対して信号の記録/再生を行うための光ピックアップの光源装置として用いたことを特徴する光学的記録/再生装置。
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