JP4132684B2 - 包装袋用積層フィルム及び包装袋 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プラスチックフィルム等のフィルム材料で形成された包装袋用積層フィルム及び、該フィルムで形成された包装袋に関する。
【0002】
【従来の技術】
食品、薬品、小物類などの商品を小分けして収容する積層フィルム製の包装袋がある。この包装袋の開封に当たり、刃物を準備することは手間であるために手指のみで容易に開封できることが望ましい。そのために袋の端縁にノッチを設けたもの、もしくは、粗面(傷痕)加工を施したものがある。後者に関してはさらに、積層フィルムを二つ折りして形成される袋の折り返し部分に粗面加工を施したもの(実開昭63−147451号公報)と、袋端縁のシール部分に、ローラ面に研磨材を設けたローラを連続的に接触されることにより、そのヒートシール部分の全長に亘って直線的で連続した粗面領域を形成したもの(特公昭61−39228号公報)とが知られている。
【0003】
図14に従来の小袋の一例200を示す。この従来の小袋200は、図14Aに示すように、2枚のプラスチック積層フィルム201、202を重ねあわせて周縁部をシールしたものであり、その一側縁の上部付近にノッチ223が形成されている。袋の開封を開始させたい位置(開封開始位置)にノッチや粗面加工部のような開封開始補助部を設けると、比較的小さい力で袋を引き裂き始めることができ、引き裂き動作を進行させることができる(図14B)。
【0004】
しかし図14Cに示すように、袋端縁の開封を終了させたい位置(開封終了位置)にシール部204が形成されている場合には、開封開始位置から進行してきた引き裂き動作に対する抵抗(引き裂き強度)が、シール部に到達した時に突然大幅に増加する。そのため、せっかく開封終了位置の直前までは小さい力で円滑に袋を引き裂けたにも拘わらず、最後の開封を完了させる時点において大きな力を必要とし、開封を円滑に完了させることが困難になる。開封の際に袋の前壁の引き裂き線211と後壁の引き裂き線212が大きくずれてしまう場合には開封終了位置において引き裂き動作の力が一点に集中しないので、開封を円滑に完了させることが特に困難となる。そして、醤油やソースのような液状調味料或いは散剤や顆粒剤のような薬剤などの流動性の大きい内容物を袋の中に収納している場合には、袋の開封終了位置を力を込めて引き裂いた時に、勢い余って内容物が飛散し、衣服を汚すことも多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記実情を鑑みて成し遂げられたものであり、その目的は、包装袋を開封する時に最後まで小さい力で円滑に引き裂くことができる包装袋用積層フィルム及び、該フィルムで形成された包装袋を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明において提供される包装袋用積層フィルムは、粗面部を有する包装袋用積層フィルムであって、包装袋用積層フィルムを形成するフィルムのうち2層以上のフィルムに粗面加工を施し、粗面加工を施したフィルムのうち1層のフィルムには引き裂き領域の形状及びサイズ通りの粗面加工を施し、それ以外の層には、易引き裂き領域を含む、より広い領域に粗面加工を施すことを特徴とする。この易引き裂き領域の形状及びサイズ通りの狭い粗面加工部の位置は、広い粗面加工部の範囲内であればよいため、狭い粗面加工部を施す場所の位置決め精度を上げることができる。
【0007】
本発明の包装袋用積層フィルムは、包装袋用積層フィルムを形成するフィルムのうち2層以上のフィルムに粗面加工を施し、粗面加工を施したフィルムのうち1層のフィルムには引き裂き領域の形状及びサイズ通りの粗面加工を施し、それ以外の層には、易引き裂き領域を含む、より広い領域に粗面加工を施している。本発明の包装袋用積層フィルムは、包装袋用積層フィルムを形成するフィルムのうち、最も引き裂き強度の高いフィルムに、易引き裂き領域の形状及びサイズ通りの粗面加工を施し、それ以外の層には、易引き裂き領域を含む、より広い領域に粗面加工を施した包装袋用積層フィルムであることが好ましい。
【0008】
本発明において、前記包装袋用積層フィルムは、積層フィルムが、最外層から順にポリエチレンテレフタレート、延伸ナイロン、アルミニウム箔、ポリエチレンを積層したフィルム、最外層から順にポリエチレンテレフタレート、アルミニウム箔、延伸ポリプロピレン、ポリエチレンを積層したフィルム及び、最外層から延伸ナイロン、アルミニウム箔、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンを積層したフィルムからなる群から選ばれた1種であることが好ましい。
【0009】
本発明の一態様においては、前記包装袋用積層フィルムからなり、 1 枚又は2枚以上の積層フィルムを折り曲げ及び/又は重ね合わせて、開放端をシールして閉鎖した包装袋を形成することができる。
【0010】
本発明の別の態様においては、前記包装袋は、包装袋の周縁部に形成されたシール部の少なくとも一箇所に、シール部の最外端から少なくともシール部の内部空間との境界部となっている位置までに、引き裂き領域が設けられていることができる。また、この包装袋用積層フィルムを、易引き裂き領域が設けられているのとは反対側の端部から開封を開始し、開封の引き裂き線がシール部に到達しても、そこには易引き裂き領域が設けられているので、小さい力で円滑に引き裂きを続行することができ、容易に開封作業を完了させることができる。
【0011】
この態様によれば、互いに向き合うように設けられた易引き裂き領域のどちら側からでも小さい力で円滑且つ容易に開封を開始、続行及び完了させることが出来る。
【0012】
この態様の典型としては、前記包装袋の互いに向き合っている周縁部の両方に、前記の易引き裂き領域が互いに向き合う位置に設けられたシール部を備えている構成とすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明に係る包装袋は、1枚又は2枚以上の積層フィルムを折り曲げ及び/又は重ね合わせて開放端をシールして閉鎖した包装袋であって、当該包装袋の周縁部に形成されたシール部の少なくとも一箇所に、積層フィルム中の少なくとも最も引き裂き強度が高いフィルム層の引き裂き強度を低下させた易引き裂き領域が、包装袋の周端部から少なくともシール部と内部空間との境界部となっている位置までの積層フィルムに設けられていることを特徴としている。
【0016】
図1及び図2は本発明に属する包装袋の一例(101A)を説明する図であり、図1は正面図、図2は背面図である。本発明に属する包装袋101Aは、プラスチックフィルムの層を主体とする積層フィルムで形成されており、2枚の矩形状の積層フィルムを重ね合わせ、両側縁部及び底部の開放端をヒートシールにより閉鎖した包装袋であって、前壁部1及び後壁部2を有し、周縁には左右2つの側縁シール部3、4と底シール部5を備え、上端には内容物を充填するための開口6が残されている。両側縁シール部3、4の上部付近の積層フィルムには、引き裂き強度を低下させた易引き裂き領域7、8が向き合うように形成されている。一方の易引き裂き領域7は、側縁シール部3の最外端(包装袋の周端部)3aから、シール部と内部空間との境界部3bを越えて、内部空間の隔壁となっている位置までに渡って設けられている。また、もう一方の易引き裂き領域8は、易引き裂き領域7と左右対称に設けられている。
【0017】
本発明においては、1又は2以上のプラスチック層を有し、必要に応じて紙やアルミニウム箔のようなプラスチック以外の層を有する積層フィルムを用いて包装袋を形成することができる。
【0018】
図5は、積層フィルムの一例(15)の断面を模式的に示した図である。図5に示すように、積層フィルム15は主に、基材層(基材フィルム)16、バリア層17、シーラント層18を有している。基材層16は、積層フィルム15の支持体となる層である。基材層16を形成するフィルム(基材フィルム)としては流通、保存に耐える強度を備えたものが用いられ、例えばナイロン、ポリエステル、ポリプロピレン、または、これらの延伸フィルムが使用できる。バリア層17は、酸素や水蒸気などを透過させないためのガスバリア層であり、遮断する物質の種類や数に応じて複数の層が設けられる場合もある。シーラント層18は、それ自身が溶融接着して積層フィルム15同士を接合して製袋するための層である。
【0019】
この積層フィルムを用いる場合は、積層フィルムを重ね合わせた開放端は、シーラント層18同士が内側に向けられた状態でヒートシールすることができる。ヒートシールの方法としては、通常のバーシール法の他に、超音波シール法や、高周波シール法がある。熱溶着の温度は、フィルムの種類、フィルムの厚さ、押付け圧、押付け時間などの条件により異なるが、一般的には100〜220℃の範囲であり、好ましくは150〜180℃の範囲で行われる。このシーラント層18の原料としては、低密度ポリエチレンなどのオレフィン系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体などが利用できる。
【0020】
基材層16を形成するフィルムは強靭であるため引き裂き強度が高い。そのため、このような基材フィルムを積層した積層フィルムは、大きな力を込めなければ切り口を作って引き裂き始めることができない。また、引き裂きは一旦開始した後、比較的弱い力で続行することができるが、引き裂きを終了すべき位置において2枚の積層フィルムが重ね合わされシールされている場合には、その部分の引き裂き強度が非常に大きいので、シール部分から先に引き裂きを続行することが困難となる。そこで、この基材フィルムの引き裂き強度を部分的に低下させことにより(16a)、手指の力のみ容易に引き裂ける易引き裂き領域19を形成することができる。そして、易引き裂き領域19を袋体の周縁部となる位置に設けると、開封開始時の引き裂きを容易にする開封開始補助手段、或いは、開封終了時の引き裂きを容易にする開封完了補助手段として機能する。
【0021】
また、図6Aに示すように、積層フィルムの構成層に基材層16以外にも引き裂き強度の大きい層20がある場合には、その層に対しても引き裂き強度の低い部分20aを設ける加工を施すが、詳しくは後述する。一般的に、積層フィルムの中で基材フィルム16の引き裂き強度が最も大きいが、基材フィルム16が紙のような引き裂き強度の低い材料で形成されている場合は、基材フィルム16に引き裂き強度を低下させた部分を設けず、最も引き裂き強度の高い層に優先的に引き裂き強度の低い部分を設け、必要に応じて他の引き裂き強度が高い層にも引き裂き強度の低い部分を設ける。積層フィルムの具体的な構成としては、*PET12/PE15/AL7/PE40、紙/PE15/*PET12/PE15/AL7/PE40、*PET12/*ON15/AL7/PE40、*PET12/AL7/*OPP20/PE40、*PET12/PE15/AL7/PE15/PE30、*ON15/AL7/*PET12/PE40などを例示することができる。なお、上記の表示において、PETは延伸ポリエチレンテレフタレート、PEはポリエチレン、ALはアルミ箔、ONは延伸ナイロン、OPPは延伸ポリプロピレンをそれぞれ示し、引き裂き強度を部分的に低下させる加工を施す層については頭に*を付して示している。また、“/”は層間の区切りを、下付数字はミクロン単位の層の厚さを、それぞれ示す。
【0022】
上記した包装袋101Aの上端開口から内容物10を充填してヒートシールすると、図3に示すように上端シール部9を含む全周が完全に閉鎖され、4方シールの包装袋101Bが得られる。この包装袋101Bを開封するときの様子を図4に示す。先ず図4Aに示すように、包装袋101Bを、一方の側縁シール部3に設けられた易開封領域7の位置から開封すると、当該易引き裂き領域7は側縁シール部3の最外端3aからシール部と内部空間との境界部3bを超える範囲に渡って設けられているので、小さい力で包装袋を引き裂き始めることができる。開封開始後、図4Bに示すように開封動作は包装袋の胴部を横断して進行し、もう一方の側縁シール部4の易引き裂き領域8に突入し、側縁シール部4と内部空間との境界部(内側境界部)4bに到達する。
【0023】
そして図4Cに示すように、開封動作は側縁シール部4の内側境界4bに到達した後も易引き裂き領域8内を通過して行くので、小さい力で円滑に引き裂きを続行することができ、図4Dに示すように容易に開封を完了させることができる。側縁シール部3の側から開始された開封動作を反対側の側縁シール部4の内側境界4bを越えた後も円滑に進行させるためには、開封終了部となる易引き裂き領域8を少なくとも側縁シール部4の最外端4aから内側境界4bまでの範囲、言い換えれば側縁シール部4の全幅に渡って設ける必要があり、好ましくは内側境界4bを越えて、内部空間の隔壁を構成している位置までに渡って設ける。
【0024】
包装袋101Bの一対の易引き裂き領域7、8は左右対称に設けられているので、これらはいずれも開封開始時の引き裂きを容易にする開封開始補助手段として機能すると共に、開封終了時の引き裂きを容易にする開封完了補助手段としても機能する。従って、側縁シール部4の易引き裂き領域8の位置から反対側の側縁シール部3の易引き裂き領域7に向かって引き裂く場合でも同様に、容易に引き裂きを開始、続行、完了することができる。
【0025】
なお、図4Bに示すように、前壁部1の引き裂き線11と後壁部2の引き裂き線12が途中からずれて行き、互いに異なる高さで易開封領域8に突入し、内側境界4bに到達する場合があるが、この場合にも小さい力で引き裂きを続行することができ、容易に開封を完了させることができる。この場合には、一方の側縁シール部3の側から進行してきた2つの引き裂き線11、12が内側境界4b上で合流した後、一本の引き裂き線13となって側縁シール部4の易引き裂き領域8内を進行して行き、開封が完了する。
【0026】
次に、易引き裂き領域を有する積層フィルムを作成する方法、及び、そのような積層フィルムを用いて本発明に係る包装袋を製造する方法を説明する。積層フィルム中の最も引き裂き強度が高いフィルム層及び必要に応じてさらにその他の層の引き裂き強度を部分的に低下させる加工方法は特に限定されず、例えば、貫通孔及び/又は貫通しない孔を有する粗面部を部分的に設ける、或いは、厚さの薄い箇所を部分的に設けるなどの方法がある。
【0027】
図5に示す積層フィルム15の基材フィルム16に貫通孔を設けて引き裂き強度を低下させる場合でも、熱溶着時の熱により溶融したシーラント層18が流れ込んで貫通孔を塞ぐので、包装袋の易引き裂き領域が図1に示すように内部空間の隔壁となっている位置にはみ出したとしても気密性およびバリア性が保たれる。
【0028】
また、積層フィルム中のフィルム層の引き裂き強度を低下させる加工手段も特に限定されない。一例としては図7に示すように、軸21aが固定されたローラ21の外周面21bの一部に、加工部材22としてサンドペーパーを設けたものが利用できる。これに用いるサンドペーパーとしては、粒度50〜200番程度のものがよく、特に粒度80番程度のものが好ましい。加工部材22の形状及び寸法は、易開封部の形状・寸法に合わせてあり、この加工部材22をフィルムに押し当てて粗面加工し、必要に応じてさらに裁断することにより、易引き裂き領域の形状、寸法を有する粗面部を形成し得る。
【0029】
図5に示す積層フィルム15を例にして説明すると、前記のローラ21を図8に示すように、図示しない走行機構により保持されつつ走行する基材フィルム16に対して、軸21aを中心に回転可能となり、かつ、基材フィルム16との位置が調整可能となるように設ける。さらに、このように設けたローラ21を所定の制御手段を用いて、加工部材22の軸21aに対する周方向の位置、回転速度、基材フィルム16との位置を調整する。制御手段の指示により、ローラ21を基材フィルム16の送り速度に合わせて回転させながら、基材フィルム16の所定箇所に押圧する。ローラ21に押圧された基材フィルム16は、ローラ21と図示しない金属ロールとの間に挟まれる。これにより、ローラ21の加工部材22に設けられたサンドペーパーが基材フィルム16の表面に傷痕を形成し、引き裂き強度を低下させた部分(この場合は粗面加工部)16aが設けられる。なお、基材フィルム16の粗面加工が施される場所は、製袋時に熱溶着などの手段により接合されるシール部分である。
【0030】
加工部材22は基材フィルム16の特定箇所の強度を低下させることができればよく、サンドペーパーを用いたものに限らない。例えば、金属製の加工部材22の表面に複数の切刃や複数の錐状の突起を設けたものや、加工部材22の表面に加熱部分を設けたものも適用できる。また、切刃や錐状の突起を加熱しながら基材フィルム16に押付けるようにしてもよい。また、図8には、ローラ21を一つだけ示したが、必要に応じて複数のローラを設けてもよい。
【0031】
加工位置の決定方法としては、以下に説明する方法が可能である。すなわち図8に示すように、基材フィルム16に予めレジマーク16b…16bを印刷しておく。ローラ21のフィルム走行方向前方の所定の距離を隔てた場所には、レジマークセンサ(不図示)を設ける。レジマークセンサがレジマーク16bを感知すると、コントローラに信号が送られ、コントローラが制御信号をサーボドライバーに送信する。サーボドライバーは制御信号に基づいてモータを回転させる。モータの回転により、ローラ21の上下位置の調整および回転運動が行われる。これによれば、レジマーク16bから所定の距離を隔てた場所に常に粗面加工部16aが施される。
【0032】
また、図6Aの断面図及び図6Bの平面透視図に示すように、積層フィルム15中に、基材層(基材フィルム)16以外にも引き裂き強度が高い層20が存在する場合には、この層を構成するフィルムにも合わせて粗面加工を施すのが好ましい。図6A及び図6Bに示すように、基材層(基材フィルム)16以外の引き裂き強度が高い層20には、基材層16の粗面加工部16aよりも広い粗面加工部20aが形成されており、その一部領域が基材層16の粗面加工部16aに重なるものである。
【0033】
つまり、積層フィルムの2層以上のフィルムに対して粗面加工を施す場合には、各フィルムの粗面加工部の重なり合った部分がもっとも引き裂き強度が低い領域、すなわち易引き裂き領域となる。2層以上のフィルムに対して粗面加工を施す場合には、いずれか一つの層を易引き裂き領域の形状及びサイズ通りに粗面加工し(例えば図6A、図6Bの符号16a)、それ以外の層は、易引き裂き領域を含むより広い領域(例えば図6A、図6Bの符号20a)を粗面加工することができる。このようにすれば、狭い粗面加工部16aの位置は、広い粗面加工部20aの範囲内であればよいため、粗面加工を施す場所の位置決め精度を上げることができる。積層フィルムの2層以上のフィルムに対して粗面加工を施す場合には、最も引き裂き強度が高いフィルムを易引き裂き領域の形状及びサイズ通りに粗面加工することにより、易引き裂き領域とその周囲の引き裂き強度の差が大きくなり、また、易引き裂き領域の周囲の引き裂き強度の低下が少ないので、好ましい。
【0034】
以上のようにして、積層フィルムの所定位置に易引き裂き領域を設けた積層フィルムが作られる。そして、この積層フィルムを所定の形状に裁断し、易引き裂き領域が包装袋の開封終了位置に当たるように折り曲げ及び/又は重ね合わせ、周縁の開放端をヒートシールやドライラミネーションなどの任意の接合方法によりシールすることによって、本発明に係る包装袋が製造される。本発明においては、2枚以上重ね合わせた積層フィルム群を折り曲げ及び/又は重ね合わせ、周縁部をシールして包装袋を形成してもよい。
【0035】
図9及び図10に、図1に示す包装袋101A及び図3に示す包装袋101Bを製造する方法を示す。図9は、積層フィルム15の幅方向に断続的に易引き裂き領域19を設け、袋への内容物の封入に際して、一袋毎にシリアルに内容物を封入する製造手順を示している。図10は、積層フィルム15の長手方向に易引き裂き領域19を設け、袋への内容物の封入に際して、複数の袋に一括してパラレルに内容物を封入する製造手順を示している。包装袋の最終的な仕上がりの違いから、以下これらを「シリアルの製法」および「パラレルの製法」とそれぞれ呼ぶ。なお、図9A及び図10Aにおいて、矢印Rはフィルムの走方向を、矢印Cは製袋時の折り畳みの方向をそれぞれ示している。
【0036】
積層フィルム15は矢印Cの方向に折りたたまれ、図9B及び図10Bに示すようになる。この時、折りたたむ軸に対して対称となる位置にある易引き裂き領域19、19が互いに重なるようになっている。なお、図9の例では、折りたたまれることにより形成される閉鎖端にも易引き裂き領域19が配置され、当該閉鎖端にも熱溶着が施される。この時、閉鎖端上の易引き裂き領域19と、開放端上の易引き裂き領域19は、いずれもヒートシール部の内側に若干はみ出る。
【0037】
さらに、図9C及び図10Cに示すように、内容物を充填する開口6を残して、袋となる部分の3方、つまり、斜線を施した部分が熱溶着される。図9のシリアルの製法の場合は、先ず、連続する袋のうちの先頭の袋102aに内容物が入れられる。つぎに、開口6が熱溶着により閉じられる。その後、袋102aの後ろ側が、切断線IV−IVに沿ってカットされることにより図3に示す包装袋101Bが出来上がる。そして、積層フィルム15に設けられた易引き裂き領域19は、製袋後に左右の側縁シール部の上端付近に配置され、包装袋101Bの易引き裂き領域7、8となる。
【0038】
袋102aに対するカット位置に余裕を持たせることにより、先頭の袋の底部端縁に溶着されないスカート部5aが残り、つぎの袋の開口が確実に形成される。これを繰り返すことにより包装袋が一つずつ作成される。パラレル手順の製法の場合は、連なる袋103a、103b、103cに一括して内容物が入れられる。次に、直線状に並んだ開口6が一度に熱溶着される。最後に、袋間が切断線V−Vでカットされて一度に複数の包装袋101Bが出来上がる。
【0039】
次に本発明に係る包装袋の変形例を幾つか説明する。図11は、本発明に属する包装袋の一例(104)の正面図である。包装袋104は、2枚の矩形状の積層フィルムを重ね合わせ、両側縁部及び底部の開放端をヒートシールにより閉鎖した包装袋であって、前壁部1及び後壁部2を有し、周縁には左右2つの側縁シール部3、4と底シール部5を備え、上端には内容物を充填するための開口6が残されている。一方の側縁シール部3の上部付近には、ノッチ23が形成されている。そして、反対側の側縁シール部4の上部付近には、引き裂き強度を低下させた易引き裂き領域8がノッチ23と向き合うように形成されている。易引き裂き領域8は、側縁シール部4の最外端4aから、当該側縁シール部の内側境界部4bを超えて内部空間の隔壁となっている位置までに渡って設けられている。
【0040】
この包装袋104は、側縁シール部3のノッチ23の位置から小さい力で引き裂き始めることができる。開封開始後の開封動作は、包装袋の胴部を横断して円滑に進行し、反対側の側縁シール部4の易引き裂き領域8に突入し、側縁シール部4と内部空間との境界部(内側境界部)4bに到達する。そして、開封動作は側縁シール部4の内側境界4bに到達した後も易引き裂き領域8内を通過して行くので、小さい力で円滑に引き裂きを続行することができ、容易に開封を完了させることができる。
【0041】
包装袋104のノッチ23は、開封開始時の引き裂きを容易にする開封開始補助手段として機能し得るが、開封終了時の引き裂きを容易にする開封完了補助手段としては機能しない。従って、この包装袋104の開封動作は、ノッチ23の位置から開始し反対側の易引き裂き領域7の位置で終了する一方向にしか行えない。
【0042】
本発明においては、包装袋104のように、包装袋の互いに向き合っている周縁部の一方に、開封完了補助手段として機能する易引き裂き領域を設けたシール部を形成すると共に、もう一方の周縁部には、前記の易引き裂き領域と向き合う位置に、ノッチ等の開封開始補助手段を設けてもよい。
【0043】
図12は、本発明に属する包装袋の一例(105)の正面図である。包装袋105は、1枚の矩形状の積層フィルムを折り曲げ、3辺の開放端をヒートシールにより閉鎖した包装袋であって、前壁部1及び後壁部2を有し、上端シール部9と底シール部5と片側のみの側縁シール部4を備え、もう一方の側縁部は、積層フィルムの折り曲げによって形成された折り曲げ端部となっている。折り曲げ端部となっている側縁部の上部付近には、積層フィルム中の少なくとも最も引き裂き強度が高いフィルム層の引き裂き強度を低下させた易引き裂き領域24が、折り曲げ端部の前後を跨いで設けられている。一方、反対側の側縁シール部4の上部付近には、引き裂き強度を低下させた易引き裂き領域8が前記折り曲げ端部の易引き裂き領域24と向き合うように形成されている。易引き裂き領域8は、側縁シール部4の最外端4aから、当該側縁シール部の内側境界部4bを超えて内部空間の隔壁となっている位置までに渡って設けられている。
【0044】
包装袋105は、折り曲げ端部の易引き裂き領域24の位置から小さい力で引き裂き始めることができる。開封開始後の開封動作は、包装袋の胴部を横断して円滑に進行し、反対側の側縁シール部4の易引き裂き領域8に突入し、側縁シール部4と内部空間との境界部(内側境界部)4bに到達する。そして、開封動作は側縁シール部4の内側境界4bに到達した後も易引き裂き領域8内を通過して行くので、小さい力で円滑に引き裂きを続行することができ、容易に開封を完了させることができる。
【0045】
包装袋105の折り曲げ端部の易引き裂き領域24は、側縁シール部4の易引き裂き領域8と同様に、開封開始時の引き裂きを容易にする開封開始補助手段として機能すると共に、開封終了時の引き裂きを容易にする開封完了補助手段としても機能する。従って、この包装袋105の開封動作は、側縁シール部4の易引き裂き領域8から開封を開始しても、円滑に開封を完了させることができる。
【0046】
図13は、本発明に属する包装袋の一例(106)の正面図である。包装袋106は、2枚の矩形状の積層フィルムを重ね合わせ、両側縁部及び底部の開放端をヒートシールにより閉鎖した包装袋であって、前壁部1及び後壁部2を有し、周縁には左右2つの側縁シール部3、4と底シール部5を備え、上端には内容物を充填するための開口6が残されている。包装袋106は互いに向き合う左右の側縁シール部3、4を備え、一方の側縁シール部3の上部付近の最外端から、反対側の側縁シール部の上部付近の最外端にかけて、易引き裂き領域25が連続形成されている。この包装袋106は、側縁シール部3又は反対側側縁シール部4のどちら側からでも、易引き裂き領域25の位置から小さい力で引き裂き始めることができ、引き裂き動作を最後まで円滑に進行、完了させることができる。
【0047】
なお、側縁シール部3又は側縁シール部4のうちの一方がシール部となっていない折り曲げ端部であっても同様に、左右どちらからでも円滑に引き裂きを開始、進行、及び、完了させることが出来る。すなわち、本発明においては、包装袋106のように、包装袋の互いに向き合っている周縁部の少なくとも一方にシール部を形成すると共に、当該シール部の最外端の少なくとも一箇所から反対側の周縁部の最外端にかけて易引き裂き領域を連続形成してもよい。
【0048】
以上は、一旦製袋した後に充填を行う場合を示したが、常法によってロール状の積層フィルムを自動充填機に供給し、製袋と同時に充填する方法を採用しても差し支えない。
【0049】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係る包装袋用積層フィルム及び包装袋は、包装袋用積層フィルムを形成するフィルムのうち2層以上のフィルムに粗面加工を施し、粗面加工を施したフィルムのうち1層のフィルムには引き裂き領域の形状及びサイズ通りの粗面加工を施し、それ以外の層には、易引き裂き領域を含む、より広い領域に粗面加工を施してある。この包装袋用積層フィルムの形状及びサイズ通りの狭い粗面加工部の位置は、広い粗面加工部の範囲内であればよいため、狭い粗面加工部を施す場所の位置決め精度を上げることができる。さらに、この包装袋用積層フィルムを用いて、1枚又は2枚の積層フィルムを折り曲げ及び/又は重ね合わせて開放端をシールして閉鎖した包装袋を形成し、包装袋の周縁部のシール部の少なくとも一箇所にシール部の最外端から少なくともシール部の内部空間との境界部となっている位置までに引き裂き領域が設けられていることで、易引き裂き領域が設けられているのとは反対側の周縁部から開封を開始し、開封の引き裂き線がシール部に到達しても、そこには易引き裂き領域が設けられているので、小さい力で円滑に引き裂きを続行することができ、容易に封作業を完了させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る包装袋の一例を示す正面図である。
【図2】図1に示した包装袋の背面図である。
【図3】図1に示した包装袋の上端部をシールした4方シール袋の正面図である。
【図4】図3に示した包装袋を開封する様子を説明する図であり、図4Aは開封の引き裂き線が袋の幅方向中央付近に到達した状態を示し、図4Bは引き裂き線が反対側の側縁シール部の内側境界部に到達した状態を示し、図4Cは引き裂き線が開封終了位置のシール部に侵入した状態を示し、図4Dは開封作業が完了した状態を示す。
【図5】本発明に係る包装袋を形成する積層フィルムの一例を示す模式的断面図である。
【図6】本発明に係る包装袋を形成する積層フィルムの別の一例を示す図であり、図6Aは模式的断面図、図6Bは平面透視図である。
【図7】フィルム材料に粗面加工を施すローラを示す斜視図である。
【図8】図7のローラを用いてフィルム材料に粗面加工を施す様子を説明する図である。
【図9】積層フィルムから本発明に係る包装袋を製造する方法を説明する図であり、図9Aは、裁断された積層フィルムを示す平面図、図9Bは、折りたたまれた積層フィルムを示す平面図、及び図9Cは、先頭に位置する袋の上端開口部を残して熱溶着された積層フィルムを示す平面図である。
【図10】積層フィルムから本発明に係る包装袋を製造する別の方法を説明する図であり、図10Aは、裁断された積層フィルムを示す平面図、図10Bは、折りたたまれた積層フィルムを示す平面図、及び図10Cは、各袋の上端開口部を残して熱溶着された積層フィルムを示す平面図である。
【図11】本発明に係る包装袋の変形例を示す正面図である。
【図12】本発明に係る包装袋の別の変形例を示す正面図である。
【図13】本発明に係る包装袋のさらに別の変形例を示す正面図である。
【図14】従来の包装袋を示す図であり、図14Aは開封開始前の状態を示す平面図、図14Bは開封の引き裂き線が袋の幅方向中央付近に到達した状態の平面図、及び、図14Cは引き裂き線が反対側の側縁シール部の内側境界部に到達した状態の平面図である。
【符号の説明】
101A、101B、104、105、106…本発明に係る包装袋
102、103…包装袋の中間製造物
200…従来の包装袋
1…前壁部
2…後壁部
3、4…側縁シール部
5…底シール部
6…開口部
7、8…易引き裂き領域
9…上端シール部
10…内容物
11、12、13…引き裂き線
15…積層フィルム
16…基材層
17…バリア層
18…シーラント層
19…易引き裂き領域
20…引き裂き強度の大きい層
21…ローラ
22…加工部材
23…ノッチ
24、25…易引き裂き領域

Claims (5)

  1. 粗面部を有する包装袋用積層フィルムであって、
    包装袋用積層フィルムを形成するフィルムのうち2層以上のフィルムに粗面加工を施し、
    粗面加工を施したフィルムのうち1層のフィルムには易引き裂き領域の形状及びサイズ通りの粗面加工を施し、
    それ以外の層には、易引き裂き領域を含む、より広い領域に粗面加工を施したことを特徴とする包装袋用積層フィルム。
  2. 包装袋用積層フィルムを形成するフィルムのうち、最も引き裂き強度が高いフィルムに、易引き裂き領域の形状及びサイズ通りの粗面加工を施し、
    それ以外の層には、易引き裂き領域を含む、より広い領域に粗面加工を施したことを特徴とする請求項1に記載の包装袋用積層フィルム。
  3. 積層フィルムが、最外層から順にポリエチレンテレフタレート、延伸ナイロン、アルミニウム箔、ポリエチレンを積層したフィルム、最外層から順にポリエチレンテレフタレート、アルミニウム箔、延伸ポリプロピレン、ポリエチレンを積層したフィルム及び、最外層から延伸ナイロン、アルミニウム箔、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンを積層したフィルムからなる群から選ばれた1種である請求項1または2に記載の包装袋用積層フィルム。
  4. 請求項1乃至請求項3のいづれかの包装袋用積層フィルムからなり、 1 枚又は2枚以上の積層フィルムを折り曲げ及び/又は重ね合わせて、開放端をシールして閉鎖した包装袋。
  5. 包装袋の周縁部に形成されたシール部の少なくとも一箇所に、シール部の最外端から少なくともシール部の内部空間との境界部となっている位置までに、易引き裂き領域が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の包装袋。
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