JP4131364B2 - デジタルカメラ用クレードル - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はデジタルカメラ用クレードルに係り、特に、パソコンなどの外部機器との通信機能を有しているデジタルカメラに好適なクレードルの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
実願平4−80019号(実開平6−44050号公報)には、携帯電話機などの第1の電子機器と、そのクレードルに相当する第2の電子機器との接続構造が開示されている。携帯電話機に限らず、デジタルスチルカメラの分野においても、クレードルを用いてカメラを充電したり、パソコン等の外部機器とのデータ送受信を行うシステムが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
例えば、縦長形状のカメラは重心が高く、転倒防止の目的もあってクレードルの側面や背面の壁を高くしてカメラのホールド性を高める構造が好ましい。一般に、デジタルカメラの背面には、画像や文字を表示し得る液晶表示部や各種スイッチボタン類が設けられ、カメラ側面にはリムーバブルメディアを挿入するメディアスロットの他、音声/映像出力端子、電源端子、USB等の通信インターフェースの端子類などが設けられている。
【0004】
上記した壁の高いクレードルの場合は、カメラの液晶表示部、各種スイッチボタン類、メディアスロットカバー、端子部などが壁で覆われてしまうため、クレードル装着状態で画像等の表示内容を確認できず、メディアの着脱や通信ケーブル等の着脱も不可能である。
【0005】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、カメラのホールド性を損ねることなく、カメラをクレードルに装着した状態で、必要に応じて液晶表示部の表示を確認したり、記録メディアの交換や通信ケーブルその他のプラグ接続が可能なデジタルカメラ用クレードルを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために本発明に係るデジタルカメラ用クレードルは、デジタルカメラをホールドする壁面の一部が可動式であるデジタルカメラ用クレードルであって、前記可動式の壁面は、回動自在に支持された可動壁によって構成されており、該クレードルには前記可動壁の停止角度を調節可能な角度調節手段が設けられ、前記可動壁が当該クレードルを支持する脚部として兼用可能であることを特徴としている。
【0007】
例えば、デジタルカメラに設けられているメディア挿入部、画像表示部、端子部及び電池挿入部のうち、少なくとも一つの部位を覆うクレードルの壁面を可動式の壁によって構成する。
【0008】
本発明によれば、カメラが装着されるクレードルにおいて、カメラ装着部の外周に形成される壁面の一部を可動式の壁部材(可動壁)で構成したので、カメラをクレードルに挿したまま、記録メディアの着脱、画像表示部の表示内容の確認、ケーブルプラグの着脱又は電池の交換などが可能になる。また、可動壁をフリーストップ式又はクリックストップ式等の角度調節可能な構造によって支持することにより、必要に応じて当該可動壁を簡易三脚として利用できる。これにより、クレードルに挿したカメラの角度を自由に調整できる。
【0009】
可動壁を有する本発明のクレードルは、カメラのホールド性を損ねないように、横断面が略四角形状を有するデジタルカメラの少なくとも一組の対角隅部を挟む二辺をホールドできる起立壁を備える態様が好ましい。
【0012】
本発明の他の態様によれば、前記デジタルカメラに設けられている画像表示部を覆うクレードルの壁面部分が回動自在な可動壁によって構成され、前記画像表示部の表示画面に対向する当該可動壁の内側に鏡が形成されていることを特徴としている。クレードルの設置環境によっては、クレードルの後方の空間が狭く、カメラ背面の画像表示部の表示画面を確認できない場合もあり得る。本発明は、画像表示部に対応する部位を覆うクレードル壁面を可動壁によって構成し、この可動壁の内側(画像表示面側)に鏡を設けたことにより、該鏡を適当な角度に設定することにより、表示画面を確認することが可能になる。
【0013】
本発明の更に他の態様によれば、前記デジタルカメラ用クレードルは、デジタルカメラが装着されるカメラ装着部と、前記カメラ装着部に装着されたデジタルカメラとの間で通信を行うための第1の通信手段と、パソコン等の外部機器との間で通信を行うための第2の通信手段と、前記カメラ装着部に装着されたデジタルカメラに対して電源を供給する電源端子と、を備えている。
【0014】
かかる態様によれば、電源端子を介してクレードルからデジタルカメラに電源を供給することで長時間の撮影が可能となり、また、デジタルカメラで撮影された画像データは、第1の通信手段を介してクレードルに送られ、クレードルを経由して第2の通信手段を介して外部機器に送られる。第1及び第2の通信手段としては、例えばUSBやIEEE1394等の双方向通信インターフェースを適用することが好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下添付図面に従って本発明に係るデジタルカメラ用クレードルの好ましい実施の形態について説明する。
【0016】
図1は、本発明の実施形態に係るデジタルカメラ用クレードルとデジタルカメラの斜視図である。カメラ10は、撮影レンズ12を介して入射する被写体の光学像をCCD等の撮像素子によって電気信号に変換し、得られた電子画像データを記録媒体に記録可能なデジタルカメラである。本例では記録媒体としてスマートメディア(Solid-State Floppy Disk Card)と呼ばれるメモリカードを用いるが、記録媒体の形態はこれに限定されず、コンパクトフラッシュその他の記録メディアを適用できる。
【0017】
図1に示したように、カメラ10は縦長の略直方体形状を有し、筐体11における前面には、撮影レンズ12の他、ファインダー窓13、セルフタイマーランプ14及びストロボ発光部15が設けられている。カメラ上面にはシャッターボタン16が配設されており、カメラ側面にはスロットカバー18が設けられている。スロットカバー18は、メディアスロット(図1中不図示、図5において符号71参照)を保護するための扉であり、図示せぬヒンジ機構によって開閉可能に設けられている。スロットカバー18は、図示せぬロック機構によって閉状態でロックされ、ロック解除つまみ19を図1上で下方に操作することにより、スロットカバー18のロック機構(不図示)の係止が外れてスロットカバー18が開く構造になっている。
【0018】
カメラ10の筐体11における下面11Aには、クレードル30との電気的な接続を行うためのコネクタ(以下、カメラコネクタという。)20が設けられている。
【0019】
一方、クレードル30は、上方が開放した有底箱形状を有し、カメラ10を載置するカメラ装着部(以下、装着部という。)32の底部にはカメラ10との電気的な接続を行うためのコネクタ(以下、クレードルコネクタという。)34が設けられている。装着部32の外周部には上方に向けて起立する壁36が形成され、壁36の内周形状はカメラ10の筐体11における下部の外周形状と略一致している。
【0020】
図1の上方から矢印Aに沿ってカメラ10をクレードル30に挿入すると、その挿入動作に連動してカメラコネクタ20がクレードルコネクタ34に連結され、両者が電気的に接続されるとともに、壁36によってカメラ10の下部がホールドされる。
【0021】
壁36は、クレードル本体31に一体成形された支柱部38、39、40、41と、可動壁43、44、45、46により構成される。支柱部38、39、40、41は、クレードル30の四隅に起立する固定(不動)の壁部材であり、横断面が略L字形状を有している。カメラ10をクレードル30に挿したとき、カメラ10の四隅(縦方向の稜線とその近傍のコーナー部)が支柱部38、39、40、41によってホールドされるように、支柱部38、39、40、41の横断面形状はカメラ10の筐体11の外形形状に合わせて設計されている。また、縦長形状のカメラ10はその重心が高いため、これに対応して壁36の高さが比較的高く設計されている。
【0022】
可動壁43、44、45、46は、それぞれ隣接する二つの支柱部(38、39)、(39、40)、(40、41)又は(41、38)の基端部付近に軸支され、可動壁43、44、45、46の上側が一点鎖線の矢印で示したようにクレードル30の外側に向かって回動可能な構造になっている。可動壁43、44、45、46の支持構造については、図2及び図3において後述する。
【0023】
図1に示したカメラ10とクレードル30の間の通信インターフェースには、USB、IrDA、IEEE1394その他のシリアルインターフェースやパラレルインターフェースなど各種のインターフェースを適用できる。本例では、USBインターフェースが適用されるものとする。図1に示したカメラコネクタ20及びクレードルコネクタ34は、USB端子と電源端子並びに必要に応じてその他の信号伝達端子が一つのコネクタにまとめられた複合端子で構成される。
【0024】
図1には示されていないが、クレードル30の背面にはUSB端子(図6中符号85)と電源端子(図6中符号86)が設けられており、USB端子85にはUSBコード48が接続され、電源端子86にはACパワーアダプター(不図示)からの電源コード49が接続される。USBコード48を介してクレードル30とパソコンその他の外部機器(図1中不図示)とが接続されることにより、カメラ10と外部機器との間で双方向通信が可能となる。
【0025】
USB接続時のカメラ10の通信動作モードとしては、カメラ10の記録媒体をパソコン(外部機器)から読み書きできるカードリーダとしての機能(ストレージモード)と、カメラ10をパソコンに接続した状態で撮影を行い、その撮影映像をパソコン側に送出する画像入力装置としての機能(PCカメラモード)とがあり、カメラ10はUSB接続時の動作モードをメニュー画面等によって選択的に切り換えることができるように構成されている。
【0026】
また、カメラ10には図示せぬ充電式バッテリーが装着されており、カメラ10をクレードル30にセットすることによりバッテリーの充電が可能である。更に、上記したバッテリーの充電のみならず、電源コード49を介して接続される外部電源から供給される電力をカメラ10の電源として利用することもできる。
【0027】
図2は可動壁の支持構造(フリーストップ構造)の一例を示す要部断面図である。同図では可動壁43について説明するが、他の可動壁44、45、46についても同様の構造が適用される。図2に示したように、可動壁43の下部には回動軸となるシャフト51が挿通される貫通穴52が形成されており、可動壁46とクレードル本体31の間にはフリクション板金54が配設されている。フリクション板金54の断面はЦ字形状(上方が開放するコ字形状)を有し、支柱部38、39に沿って起立する挟入部56にはシャフト51を通す通し穴57が形成され、左右の挟入部56をつなぐ連結部58は、クレードル本体31の底部にネジ55で固定される。
【0028】
フリクション板金54の通し穴57と可動壁43の貫通穴52の位置を合わせて、ここにシャフト51が挿通される。シャフト51の両端には雄ねじ61、62が形成されており、その一端(図2状で左端)の雄ねじ61は、クレードル本体31の支柱部38に配設されたナット64に螺合される。このナット64は、フリクション板金54に係合する回り止め65を有している。
【0029】
シャフト51における他方の端部(図2状で右端)の雄ねじ62は、締め付け調整用のナット66に螺合される。なお、ナット66の締め付け具合を調整できるように、支柱部39の一部(ナット配置部位)は開口39Aが形成されている。かかる構造により、ナット66の締め付け具合を調整し、可動壁43を任意角度で停止可能な適度なフリクションを得ることができる。
【0030】
図3は可動壁の支持構造に関する他の例(クリックストップ構造)を示す要部断面図であり、図4は図3の矢印B方向から見た透視図である。
【0031】
これらの図面に示すように、可動壁43には、回動軸となる円柱形の突起部(以下、軸部という。)43Aが形成されるととともに、この軸部43Aを中心としてその周囲の同一円周上にクリック穴43Bが複数形成されている。他方、クレードル本体31の支柱部39には、可動壁43の軸部43Aが係合される軸受となる凹部39Bが形成されている。この凹部39Bに可動壁43の軸部43Aが挿入され、可動壁43は回動自在に支持される。
【0032】
また、支柱部39には、クリック穴43Bに係合するクリックボール68が設けられ、このクリックボール68はバネ69によって可動壁側(図3において左方向)に付勢されている。可動壁43を倒すとクリックボール68が係合するクリック穴43Bの位置が変更され、その位置によって可動壁43の停止角度が調整される。
【0033】
次に、上記の如く構成されたクレードル30の作用について説明する。図5は、クレードル30の利用形態の一例を示す斜視図である。同図に示したように、クレードル30の可動壁43、44、45、46を外側に倒すことによって、可動壁43、44、45、46はクレードル30を支持する脚部として機能する。各可動壁43、44、45、46は、図3及び図4で説明したとおり、自由な角度(任意角度又は複数のポジション)で停止可能な構造を有しているため、クレードル30を机上などに設置する際に、カメラ10の姿勢を所望の角度に調整することができる。
【0034】
また、クレードル側面の可動壁44を開けるとスロットカバー18の前面が開放され、カメラ10をクレードル30に挿した状態でスロットカバー18の開閉が可能となる。スロットカバー18を開け、メディアスロット71を露呈させることにより、メモリカード73の抜き差しができる。なお、電源が入った状態でスロットカバー18を開けると、メディア保護のため電源が自動的にOFFされるように制御されている。
【0035】
図示されていないが、メディアスロット71と反対側のカメラ側面には、音声/映像出力端子(A/V OUT 端子)、デジタル(USB)端子、電源入力端子などの端子類が設けられており、当該カメラ側面を覆う可動壁46を倒すことにより、これら端子を開放できる構造になっている。したがって、カメラ10をクレードル30に挿した状態で端子に図示せぬケーブルのプラグを接続することができる。
【0036】
図6は、クレードル30の他の利用形態を示す背面側の斜視図である。同図に示すように、カメラ背面には、ファインダー76、電源ボタン77、モードレバー78、メニュー/OKボタン79、BACKボタン80、十字ボタン81、表示パネル82及び液晶モニタ83が設けられている。モードレバー78は、撮影モードと再生モードを切り換えるための操作手段である。
【0037】
メニュー/OKボタン79は、各モードの通常画面からメニュー画面へ遷移させる時、或いは、選択内容の確定、処理の実行(確認)指示の時などに使用される。BACKボタン80は、メニューから選んだ項目の取消(キャンセル)や一つ前の操作状態に戻る時などに使用される。
【0038】
十字ボタン81は、左、右、上、下の四方向の指示を入力可能な多機能操作部であり、左キー及び右キーは、それぞれ再生モード時に1コマ逆送りボタン、1コマ順送りボタンとして機能し、上キー及び下キーは、再生ズーム機能や撮影時の電子ズーム機能における倍率調整用のズームキーとして用いられる。また、十字ボタン81は、メニュー/OKボタン79の押下によって表示されるメニュー画面からメニュー項目を選択したり、各メニューにおける各種設定項目の選択を指示する操作ボタンとして機能する。表示パネル82には、操作状況に応じてカメラ10の動作モードや十字ボタン81の機能等を示すアイコンが表示される。
【0039】
液晶モニタ83は、撮影時に画角確認用の電子ファインダーとして使用できるとともに、撮影した画像のプレビュー画やカメラ10に装填されたメモリカード73から読み出した再生画像等を表示することができる。また、十字ボタン81を使用したメニューの選択や各メニューにおける各種設定項目の設定も液晶モニタ83の表示画面を用いて行われる。更に、液晶モニタ83には、撮影可能コマ数(動画については撮影可能時間)や再生コマ番号の表示、マクロモード表示、記録画質(クオリティー)表示、画素数表示等の情報も表示される。
【0040】
クレードル30の背面における可動壁45を立てた状態では、液晶モニタ83は可動壁45によって覆われるが、図6のように可動壁45を倒すと液晶モニタ83が露呈する。したがって、必要に応じてクレードル背面の可動壁45を倒すことにより、液晶モニタ83の画面が観察可能となる。
【0041】
上記した実施形態の変形例として、図7に示すように、クレードル背面の可動壁45の内側(液晶モニタ83側)に鏡88を設ける態様がある。かかる態様によれば、例えば、図8に示したように、机90の上にクレードル30を置いた際、クレードル30を設置した場所のすぐ後方に障害物92が存在するような状況であっても、鏡88を利用して液晶モニタ83の表示内容を確認することができる。
【0042】
本発明の適用範囲は上記した実施の形態に限定されない。上記したクレードル30は、四本のL字形の支柱部38、39、40、41によってカメラ10の四隅をホールドしたが、本発明の実施上、クレードルは可動壁を開けた時にカメラが不安定にならない構造であればよく、その具体的形態においては、種々の構造が可能である。可動式の壁面を有するクレードルにおいてカメラのホールド性を損なわないため、図9に示すように、クレードル95は、カメラ10の四隅のうち少なくとも一組の対角隅に、それぞれ角を挟む二辺(94A、94B)及び(94C、94D)をホールドできるように立ち壁(固定の起立壁)96、97を有していることが好ましい。
【0043】
また、図示しないが、カメラ側面に電池蓋(バッテリーカバー)が設けられている場合、クレードルの壁部において電池蓋を覆う部位を可動壁で構成する態様も好ましい。このような態様は、カメラをクレードルに装着したまま、電池交換が可能になるので、カメラ内の充電式バッテリーをクレードルで充電する機能を備えたカメラシステムにおいて特に有効な構成である。
【0044】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、クレードルの壁面の一部を可動式に構成したので、カメラをクレードルに挿したまま、リムーバブルメディアの着脱、画像表示部の表示内容の確認、コネクタの着脱又は電池の交換などが可能になる。これにより、クレードルを利用してカメラとパソコンを通信接続し、両者間で画像の転送等を行う場合には、カメラをクレードルに挿したまま記録メディアの着脱が可能であるため、カメラをカードリーダとして使用できる。
【0045】
また、パソコンと接続せずに、クレードルに挿したカメラを単独で机上などにおいて撮影や画像再生等を行う場合、或いは、パソコンと接続してパソコン側からカメラをコントロールする場合などには、クレードルの可動壁を開けてカメラの画像表示面を開放することにより、表示画面を見ることができる。
【0046】
本発明のクレードルにおいて、横断面が略四角形状を有するデジタルカメラの少なくとも一組の対角隅部を挟む二辺をホールドできる起立壁を設けたことにより、可動壁を開けてもカメラのホールド性を損ねることはない。
【0047】
本発明の他の態様によれば、クレードルの可動壁を簡易三脚として兼用できる構造にしたので、クレードルに挿したカメラの角度を自由に調整できる。
【0048】
更に、本発明の他の態様によれば、デジタルカメラに設けられている画像表示部に対応するクレードル壁面を可動壁によって構成し、該可動壁の内側(画像表示面側)に鏡を形成したので、狭い場所でも可動壁の角度を調節することにより、鏡を介して画像表示画面を確認できる。
【0049】
本発明により、クレードルの用途が広がり利便性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るデジタルカメラ用クレードルとデジタルカメラの斜視図
【図2】クレードルにおける可動壁の支持構造の一例を示す要部断面図
【図3】可動壁の他の支持構造を示す要部断面図
【図4】図3の矢印B方向から見た透視図
【図5】クレードルの利用形態を示す斜視図
【図6】クレードルの他の利用形態を示す背面側斜視図
【図7】本発明の他の実施形態に係るクレードルの背面側斜視図
【図8】図7に示したクレードルの利用形態を示す図
【図9】本発明の更に他の実施形態に係るデジタルカメラ用クレードルとデジタルカメラの平面図
【符号の説明】
10…カメラ(デジタルカメラ)、20…カメラコネクタ、30…クレードル、31…クレードル本体、34…クレードルコネクタ(第1の通信手段)、36…壁、38,39,40,41…支柱部(起立壁)、43,44,45,46…可動壁、43B…クリック穴(角度調節手段)、51…シャフト、54…フリクション板金(角度調節手段)、64,66…ナット(角度調節手段)、68…クリックボール、71…メディアスロット(メディア挿入口)、73…メモリカード、83…液晶モニタ(画像表示部)、85…USB端子(第2の通信手段)、86…電源端子、88…鏡、95…クレードル、96,97…立ち壁(起立壁)

Claims (5)

  1. デジタルカメラをホールドする壁面の一部が可動式であるデジタルカメラ用クレードルであって、
    前記可動式の壁面は、回動自在に支持された可動壁によって構成されており、該クレードルには前記可動壁の停止角度を調節可能な角度調節手段が設けられ、前記可動壁が当該クレードルを支持する脚部として兼用可能であることを特徴とするデジタルカメラ用クレードル。
  2. デジタルカメラに設けられているメディア挿入部、画像表示部、端子部及び電池挿入部のうち、少なくとも一つの部位を覆うクレードルの壁面を可動式の壁によって構成したことを特徴とする請求項1に記載のデジタルカメラ用クレードル。
  3. 前記クレードルは、横断面が略四角形状を有するデジタルカメラの少なくとも一組の対角隅部を挟む二辺をホールドできる起立壁を有していることを特徴とする請求項1又は2に記載のデジタルカメラ用クレードル。
  4. 前記デジタルカメラに設けられている画像表示部を覆うクレードルの壁面部分が回動自在な可動壁によって構成され、前記画像表示部の表示画面に対向する当該可動壁の内側に鏡が形成されていることを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載のデジタルカメラ用クレードル。
  5. デジタルカメラが装着されるカメラ装着部と、前記カメラ装着部に装着されたデジタルカメラとの間で通信を行うための第1の通信手段と、パソコン等の外部機器との間で通信を行うための第2の通信手段と、前記カメラ装着部に装着されたデジタルカメラに対して電源を供給する電源端子と、を備えていることを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載のデジタルカメラ用クレードル。
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