JP4129350B2 - ステージ - Google Patents

Description

【０００１】
本発明は、折り畳み式ステージ上でデッキを保持するため、および各ステージ間で架橋用デッキを保持および支持するための装置に関するものである。
【０００２】
高さ調整自在な折り畳み式ステージは従来公知である。このようなステージは、拡張されたステージ面を作るために各ステージの間に追加のデッキをブリッジ（架橋）することができる。このようなステージの長方形状のデッキは、典型的には、移動自在であり、また両面使用型のものである。いくつかのステージは保持用ピンにより各コーナーにおいて保持される。
【０００３】
このようなステージの一例が、Ｌｕｅｄｋｅに付与され、本発明の譲受人であるＳｉｃｏ Ｉｎｃｏｒｐｏｒａｔｅｄに譲受された米国特許第５，３２５，６４０号に示されている。デッキ用のコネクタ（接続具）の一例が、Ｌｕｅｄｋｅにより出願され同様にＳｉｃｏ Ｉｎｃｏｒｐｏｒａｔｅｄに譲受された米国特許出願第０８／４８７，７１０号に示されている。
【０００４】
Ｌｕｅｄｋｅ特許には、環状の中央部材を下方に押し縮めおよび放射状に拡張するために回転するピンコネクタを有する、折り畳み式ステージが示されている。環状の部材はデッキのボア（穴）と係合し、またデッキをフレームに保持する。さらに、Ｌｕｅｄｋｅ特許には、デッキの端部を越えて他のピンコネクタを支持する、挿入自在な架橋要素が示されている。別のピンコネクタにより、フレーム上の各ステージの間で架橋用デッキを支持できるようになる。Ｌｕｅｄｋｅ特許には、ステージデッキ上で架橋用デッキを保管するため、および折り畳まれた保管位置においてデッキを保持するリテーナが同様に示されている。
【０００５】
Ｌｕｅｄｋｅ特許に示されたコネクタおよび架橋システムには、デッキを保持するため、および各ステージ間で架橋用デッキを支持するための、安全で、丈夫で信頼性の高いシステムが示されているが、さらに別の改良が可能である。Ｌｕｅｄｋｅ特許は、架橋用デッキが支持されていない場合、架橋用支持体を取り外すと共に非架橋式の（架橋式でない）支持体に交換する必要がある。さらに、架橋用デッキが追加された場合、架橋用デッキを支持する前に架橋用支持体の構成要素をステージに取り付ける必要がある。
【０００６】
この操作を行うためには、フレームに架橋用支持体を取り付けたり取り外す目的でフレームにアクセスするために、ステージデッキを取り外さなければならない。デッキがかなり重量があるため、デッキの取り外しおよび交換は厄介であり、また作業に時間がかかる。さらに、拡張されたステージ面を構築するために多数のステージおよび架橋用デッキを必要とし、全体として費やされる時間や労力が甚大である。
【０００７】
さらに、ステージから離れて架橋される１つあるいは３つの他のデッキが使用される場合、ステージのコーナーにおいて、異なるコネクタを使用しなければならない。Ｌｕｅｄｋｅ特許は、二重あるいは三重の架橋用支持体の構成要素が教示されているが、１つまたは３つの架橋用デッキを支持するためにそれぞれ適用可能である構成要素を提供していない。
【０００８】
よって、新規で改良された折り畳み式ステージおよびデッキコネクタ装置が必要であることが判る。架橋用デッキを支持でき、また１つあるいは３つの架橋用デッキを支持できる単一の架橋用支持体の構成要素を各コーナーに有するステージの必要性がある。さらに、このようなシステムは、１つまたは３つの架橋用デッキを支持する構造体の間で容易に変更でき、またこのような調節のために各ステージのデッキを取り外す必要がないものである必要がある。本発明は、これらおよび折り畳み式ステージおよび架橋用デッキ支持システムに関連した他の問題を解消するためのものである。
【０００９】
本発明は、デッキ支持体、特に、各ステージ間に架橋用デッキを支持する折り畳み式ステージ用のデッキコネクタに関するものである。
本発明のデッキコネクタは、ステージデッキ内のボア内に延在した、ピンタイプのコネクタ構成要素を含んでいる。ピンタイプのコネクタは、ボアの壁に係合し、およびステージデッキを保持するために、軸方向に押し縮め自在で、放射状に外方に拡張する環状部材を含んでいる。
【００１０】
さらに、本発明は、ステージ間の架橋用デッキの支持構造を提供する。架橋コネクタは、架橋用デッキとの係合および支持のために、ステージデッキの端部を越えて延在するピンタイプのコネクタを含んでいる。架橋コネクタは、隣接して支持された架橋用デッキ内のボアにコネクタを位置合わせするためにコーナーおよびステージの中央に回転自在に取り付けられている。
【００１１】
コーナーのコネクタは、デッキを斜めに支持すると共にステージの各端部から離れて支持するために、３つの架橋形式のコネクタまで支持できる。この構成とすれば、拡張されたステージ面をより少ない数のステージを用いて構築できる。コネクタは、ベース上に回転自在に取り付けられ、支持のために上方に向きを変えるか、あるいは非架橋の構成においてステージデッキの下側においてベースの向きを変える目的、または１つのデッキをステージから離れて支持するだけのために回転する目的で、下方にひっくり返される。
【００１２】
なお、コネクタのベースの向きを変えるために、ステージデッキを取り外すか、あるいは持ち上げる必要がある。本発明はまた、折り畳まれた保管位置においてもステージデッキ上に架橋用デッキを保管する架橋用のリテーナを提供するものである。さらに、リテーナはステージの端部に、ステージデッキの底部と係合すると共にステージデッキをコネクタのベースから外すためにこれを上方に持ち上げるための係合面を含んでいる。これにより、架橋用支持体を所望の位置に自由に向きを変えることができる。
【００１３】
本発明のこれらの新規な特徴および他の特長は、本明細書に添付されてその一部を構成する請求の範囲において特に指摘されている。しかしながら、本発明、その特長、および使用により得られた目的をより良く理解するために、本発明のさらに一部を構成する図面、および添付した説明文を参照して、本発明の好ましい実施形態を例示および説明する。
【００１４】
各図において、同様な数字および文字はいくつかの図を通じて対応する構造を示しており、特に図１および図２を参照して、全体を符号２０で示した、高さ調節自在な折り畳み式ステージが示されている。ステージ２０は、高さ調節自在な折り畳み式ステージとして示されているが、拡張されたステージ面を作るための架橋用デッキを利用した他のステージでも良い。ステージ２０は枠組２２上に取り外し自在で両面使用型であるデッキ２４を支持している。
【００１５】
枠組２２は、折り畳み式リンク機構２８と共に折り畳まれる、折り畳み式の枠組である。ステージ２０は、その折り畳まれた位置においては係合され、また使用位置においては外される、キャスタ３０上に配置される。伸縮自在な脚部３２は、その使用位置においてステージ２０の高さを上昇あるいは下降するために設けられ、また折り畳まれた保管位置において通常は常に係合されている。
【００１６】
図２に示された使用位置では、ステージ２０は連結されて拡張されたステージ面を形成し、あるいは拡張され高設されたステージ面を形成するためにステージ２０の間に架橋用デッキが支持される。図１に示された、折り畳まれた位置では、追加の架橋用デッキ２６がステージデッキ２４の上部上に保管される。デッキの底部および側部に沿ったリテーナ３８により、デッキ２４が水平でない折り畳まれた位置においても、架橋用デッキ２６がステージデッキ２４に対してしっかりと保持されることが確保される。少ない保管空間しか必要でない狭いプロフィールにデッキが折り畳まれるので、追加の架橋用デッキ２６を保管するための空間は必要でない。
【００１７】
本明細書に参考として組み込まれる、Ｌｕｅｄｋｅ等に付与された米国特許第５，３２５，６４０号には、架橋用デッキの保管装置を備えたステージが示されている。
【００１８】
図３から図５に示されたように、リテーナ３８は、ステージデッキ２４の両側において水平軸の回りでフレーム２２から旋回する。各リテーナ３８は主要な細長い本体４０を有している。リテーナの本体４０に対して横に延在するのは旋回部（ピボット部）４４であり、その回りをリテーナ３８が回転する。旋回部４４は、フレーム２２にスライド自在に取り付けられているので、リテーナ３８は、ステージ２０に向かって、およびステージから離れるようにスライドする。
【００１９】
バネ付勢されたピン４２は、リテーナ３８の所望の角位置および軸方向位置に対応して旋回部４４に形成された複数の穴の１つと係合することにより、種々の位置においてリテーナ３８をロック（固定）する。リテーナ３８はまた、本体４０の最も拡張された端部にエンドタブ４６を含んでいる。タブ４６はステージデッキ２４に向かって内方に延在している。本体の対向する端部にはリフト面４８がある。後述するように、リテーナ３８はデッキ２４および２６を保持するため、および架橋用支持体の位置を変える目的でデッキ２４を持ち上げるために利用される。図４に示されたように、ステージが使用位置にあるとき、リテーナ３８はステージデッキ２４の下側に保管される。
【００２０】
図６から図１０を参照して、架橋用支持体３６が示されている。支持体３６は、図６に示されたように、２つの構造、二重支持体、および図７から図１０に示されたように四重支持体を有している。二重支持体は、２つのデッキコネクタ、旋回コネクタ５０、および非旋回コネクタ６８を有しており、ステージ２０の中央の折り畳みラインに沿って利用される。四重支持体は、３つの旋回コネクタ５０および１つの非旋回コネクタ６９を含む、４つのデッキコネクタを有し、またステージ２０の４つのコーナーのそれぞれにおいて利用される。
【００２１】
再度、図６を参照して、デッキコネクタ５０のそれぞれは、架橋用デッキ２６の１つを通って形成されたボア３４内に挿入するように構成されている。内側のデッキコネクタ６８はステージデッキ２４内のボア３４内に挿入される。デッキコネクタは底拡幅部５６を備えたコア部材を含んでいる。各デッキコネクタ５０あるいは６８の中間部分に拡大自在な環状リング５８が取り付けられている。上側部材６０は拡大自在な環状リング５８を越えて外方に延在している。上側部材６０はコアに螺合接続されており、上側６０の回転により、回転の方向に応じて、上側が垂直に上方および下方に移動する。
【００２２】
上側部分６０は好ましくは、例えば、ねじ回し、アレンレンチ（Allen wrench）あるいは他の工具を受容するための、工具で操作される上側面６２を有している。拡大自在な環状リング５８を下方に押圧するために上側部分６０が回転する際、リング５８は下方に押圧され、また外方に強制的に拡大される。リング５８は、デッキ２４または２６を通って延在するボア３４の内壁と係合し、またデッキを所定位置に保持する。
【００２３】
本発明によれば、デッキコネクタ５０のそれぞれはベース７２または７４上に旋回自在に取り付けられている。図１０に最も明確に示したように、コネクタ５０は取り付けピン６４の回りで回転する。ベース７２および７４は指状部７６を含んでいる。四重支持ベース７２は３つの指状部７６を有し、一方、二重支持ベース７４は単一の指状部７６を含んでいる。指状部７６は、ステージフレーム２２のコーナーにおいてチューブ部材内に取り付けられる構造である環状のポストコネクタ８２から延在している。支持体３６を４つの予め定められた位置の１つ内でロックするために、枠組ロック用ピンがポストコネクタ８２およびフレーム２２を通って挿入される。
【００２４】
ポストコネクタ８２が丸いので支持体３６を取り外すことなく枠組２２の回りで支持体３６を回転させることができて、デッキ支持体３６は予め定められた位置の１つの間で移動できる。内側のデッキコネクタ６８はポストコネクタ８２と軸方向に位置合わせされており、コネクタ６８を移動させることなく、あるいはステージデッキ２４を内側のデッキコネクタ６８から取り外すことなしに、支持体３６を回転できる。
【００２５】
四重のコネクタベース７２は、互いに直角に延在する一対の指状片（指状部）および他の２つの指状片の中間に４５°で延在する中央の指状片を含む３つの指状片７６を含んでいる。デッキコネクタ５０は、これらが、ステージデッキ２４に隣接する架橋用デッキ２６を通るボア３４に位置合わせされるように配置されている。この構成により、架橋コネクタ３６は架橋用デッキ２６を支持するだけでなく、位置合わせもされる。図１０に示されたように、各指状片７６は側部８０を有しており、側部８０の間には凹部７８が形成されている。
【００２６】
旋回デッキコネクタ５０を所定位置にロックするために、ロックシステム８４が各指状片７６の側部に取り付けられている。ロックシステムは、ばね８８および解除ボタン８６を含んでいる。戻り止め９０が、係合位置ではデッキコネクタ５０の下側部分９２に係合し、あるいは解除位置ではコネクタ５０と外れている。下側部分９２は、戻り止め９０を押して旋回可能にする曲がったタブ９４を含んでいる。
【００２７】
デッキコネクタ５０は、架橋用デッキ２６と係合するための実質的に水平位置と、図７に示されたように、ピン部分がデッキ２６の下面の下側において下方に回転する保管位置との間で旋回する。コネクタ５０が下方に旋回する際、支持体３６はステージデッキ２４の下側でいくつかの位置の１つまで回転することができる。
【００２８】
拡張されたステージ面を形成するため、必要な数の指状片７６がステージ２０の側部から延在するようにデッキ支持体３６を外方に回転させる必要がある。なお、ステージ２０が架橋用デッキ２６を支持するために使用された場合、四重支持体および二重支持体３６は、ベース７２および７４の上面の下側で邪魔にならない所で下方に回転する旋回コネクタを有しており、またデッキコネクタ５０はデッキ２４の下側まで旋回して、図７に示されたように、指状片７６のいずれもステージデッキ２４の端部を越えて延在することがない。
【００２９】
しかしながら、１以上の架橋用デッキ２６が支持された場合、支持体３６が支持部内に向かって外方に旋回する必要がある。これを行うため、内側のデッキコネクタ６８を緩めてステージデッキ２４のボア３４に堅く係合しないようにしなければならない。しかしながら、デッキ２４の重量が大きいため、デッキ支持体３６を種々の位置の間で容易に回転することが困難となる。よって、デッキ２４はベース７２および７４から外すために持ち上げる必要がある。
【００３０】
デッキを持ち上げるために、リテーナ３８を、リテーナ３８が対応するステージデッキ２４の下側にある、図５に示された位置に移動させる必要がある。リテーナ３８は次いで旋回され、端部のリフト面４８がデッキ２４の下面と係合し、デッキが上方に持ち上げられ図５に示されたように、ベース７２および７４の上部を越えるようになる。リテーナ３８がこの位置にあるとき、デッキ２４は枠組２２から実質的に持ち上げられる。ボア３４は内側のデッキコネクタ６８の回りで自由に回るようになる。
【００３１】
枠組のロック用ピンが次いで取り外され、また支持体３６は環状のポストコネクタ８２の回りで回転される。ステージ２０の側部から１つだけの架橋用デッキ２６が支持される場合には、四重コネクタベース７４が図８に示された位置、あるいはステージの他の端部の同様な位置まで移動する。この位置において、２つの指状片７６がデッキの端部を越えて延在しているが、架橋用デッキ２６内のボア３４に対応するコネクタ５０だけが上方に旋回し、一方、４５°で延在する指状片内のデッキコネクタ５０は架橋用デッキ２６の下側に隠れると共にその下側位置に保持される。デッキ２６が両端部でなくて側部から延在されている場合、二重支持体３６のベース７２は同様に外方に回転し、また図６に示されたようにデッキコネクタ５０がその係合位置まで持ち上げられる。架橋用デッキ２６は次いで、デッキコネクタ５０と位置合わせされているボア３４に配置される。
【００３２】
デッキ支持体３６がその必要とされる位置になると、図４に示されたように、リテーナ３８がその保管位置まで下降される。内側のデッキコネクタ６８は次いでデッキ２４をロックするためにステージ枠組に対して係合され、また架橋用デッキコネクタ５０は、架橋用デッキ２６のボア３４と係合するために締め付けられ、架橋用デッキ２６を連結および支持する。
【００３３】
デッキ２６が端部、側部から離れて、およびステージ２０のコーナーから斜めに離れて支持された場合、四重コネクタの架橋用支持体３６は図９に示された位置まで移動する必要があり、またデッキコネクタ５０はその上側の係合位置まで回転する必要がある。架橋用デッキ２６は次いでピンタイプのデッキコネクタ５０に取り付けられ、また四重支持体の３つの指状片のそれぞれの上に支持される。支持体３６をそれらの所望の回転方向で保持するために、枠組のロック用ピンが再挿入される。
【００３４】
架橋用デッキコネクタ５０を上方に旋回させるために、ロックシステム８４が外される。ボタン８６をばね８８の力に抗しつつ内方に押すことで、戻り止め９０が架橋用デッキコネクタ５０の下側部分９２内のオリフィスから外れる。架橋用デッキコネクタ５０はその隠れる位置あるいは係合する位置まで回転し、またボタン８６が解除されて戻り止め９０がデッキコネクタ５０に係合しこれをロックする。
架橋用デッキ２６が取り外され、またステージ２０を保管あるいは非架橋構造に戻すことが望ましい場合、デッキ２４の下側を持ち上げているリフト面４８にリテーナ３８を係合させる必要がある。ボア３４が非係合されるように内側のデッキコネクタ６８を緩める必要がある。デッキコネクタ５０は下方に旋回され、また支持体３６が次いで図７に示された位置まで内方に回されるか、あるいは二重支持体が回転されて指状片７６がデッキ２４の下に延在するようになる。
【００３５】
リテーナ３８は次いで下へ回転され、また図４に示された保管位置まで移動され、またステージデッキ２４内のボアに係合するために内側のデッキコネクタ６８が締め付けられる。
【００３６】
デッキ２４を持ち上げることが１人の人間により容易に行うことができるので、リテーナ３８は機械的（力学的）な特長を提供する。しかしながら、図５に示された持ち上げられた位置において端部のリフト面４８がステージデッキ２４の下側にあることが必要なので、リテーナ３８は内方にスライドする必要がある。リテーナ３８はまた、図４に示された保管位置において邪魔にならないようにデッキ２４の下に保管されるために内方にスライドされる。
【００３７】
しかしながら、図３に示されたリテーナの位置においては、架橋用デッキ２６をデッキ２４に対して保持するために、リテーナ３８はステージ２０から外方に離れてスライドされて、端部の保持用タブ４６がデッキ２４および２６の側部を保持する。タブ４６が最上部のデッキ２６の上部にあり内方に移動するときには、リテーナ３８は内方にスライドされ、タブ４６が上側デッキ２６の上面と係合する。端部のリフト面４８は旋回部４４を通る回転軸から距離Ａにあり、また一方、エンドタブ４６は旋回部４４を通る回転軸から距離Ｂにある。持ち上げ、保管および保持ができるようにするために、距離Ｂを距離Ａより大きくしてデッキ２４および２６の高さが収容されるようにする必要がある。
【００３８】
上記の説明においては、発明の構造および機能の詳細と共に本発明の種々の特徴および特長を説明したが、この開示内容は例示的なものであり、添付した請求の範囲において表現された各用語の広範な一般的意味により示される全範囲内において、形状、大きさおよび部品の配置などの詳細な点において変更が可能であることは自明である。
【図面の簡単な説明】
【図１】 図１は、追加のデッキを保持し折り畳まれた位置での、高さ調節自在な折り畳み式ステージの斜視図を示したものであり、
【図２】 図２は、広げられた使用位置での、図１に示された高さ調節自在な折り畳み式ステージの斜視図を示したものであり、
【図３】 図３は、保持位置における、図１に示されたステージおよびデッキのリテーナの側面図を示したものであり、
【図４】 図４は、デッキのリテーナが保管位置にある、ステージおよび図３に示されたデッキのリテーナの側面図を示したものであり、
【図５】 図５は、デッキのリテーナがデッキ持ち上げ位置にある、ステージおよび図３に示されたデッキのリテーナの側面図を示したものであり、
【図６】 図６は、図１に示されたステージ用の架橋用デッキコネクタの第１の実施形態の側面図を示したものであり、
【図７】 図７は、引っ込んで架橋していない位置にある、図１に示されたステージ用の架橋用デッキコネクタの第２の実施形態の斜視図を示したものであり、
【図８】 図８は、１つの架橋用デッキを支持している図７に示された架橋用デッキの斜視図を示したものであり、
【図９】 図９は、１つのコーナーにおいて破線で示された３つの架橋用デッキを支持している、図７に示された架橋用デッキコネクタの斜視図を示したものであり、
【図１０】 図１０は、図７に示された架橋用デッキコネクタの底面図を示したものである。

Claims (7)

1. フレーム（２２）を有してなり、
   内部に形成されたボア（３４）を有する取り外し自在なステージデッキ（２４）を有してなり、
   フレーム（２２）に取り付けられた支持ベース（７２、７４）を有してなり、
   支持ベース（７２、７４）に回転自在に取り付けられたピンタイプのコネクタ（５０）を有してなり、ピンタイプのコネクタが持ち上げられた垂直位置と支持ベースの上面の下の下側位置との間で回転し、
   デッキリテーナ（３８）を有してなり、リテーナはステージデッキ（２４）の下側に回転軸周りを回転可能に設けられて、細長い本体（４０）と、該細長い本体の第１端部から延在するタブ（４６）と、リフト面（４８）を有する第２端部を含み、上記回転軸が、上記第１端部より第２端部に接近しており、リテーナ（３８）が、タブ（４６）がステージデッキ（２４）の上方に延在することとなる第１位置と、第２端部のリフト面（４８）がステージデッキ（２４）の底と係合してその底を持ち上げる第２位置と、第１端部と第２端部とがデッキの下方にあってデッキとの係合を解除する第３位置とを回転するようにした、ステージ（２０）。
2. リテーナ（３８）は、水平方向にスライド自在に取り付けられており、デッキ（２４）の下の位置と、デッキ（２４）がリテーナの回転軌跡上に存在しないデッキ（２４）の脇の位置との間を回転する、請求項１記載のステージ（２０）。
3. リテーナ（３８）を所定位置にロックするためのロック（４２）をさらに有してなる、請求項１から請求項２のいずれかに記載のステージ（２０）。
4. 支持ベース（７２、７４）が、垂直軸の回りでフレーム（２２）上で回転し、フレームの端部を越えてピンタイプのコネクタ（５０）が延在していない第１の位置と、フレームの端部を越えて少なくとも１つのピンタイプのコネクタが延在している第２の位置との間で回転自在である、請求項１から請求項３のいずれかに記載のステージ（２０）。
5. 垂直軸に位置合わせされた支持ベース（７２、７４）に取り付けられたピンタイプのコネクタ（６８）をさらに有してなる、請求項４記載のステージ（２０）。
6. ピンロックがコネクタ（５０）と係合する第１の位置と、ピンロックがコネクタから外れる第２の位置との間で移動自在である解放自在なピンロック（８４）をさらに有してなり、ピンロックが第１の位置に向かってバイアス（偏倚）されている、請求項１から請求項５のいずれかに記載のステージ（２０）。
7. ピンロック（８４）がベース（７２、７４）の上面の下でコネクタ（５０）と係合する、請求項６記載のステージ（２０）。

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