JP4128196B2 - ラチェット式テンショナ - Google Patents

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Description

本発明は、車両用エンジンのタイミングチェーン、あるいはバランサ装置などの駆動用チェーンに適正な張力を付与する場合に用いられるラチェット式テンショナに関する。
車両用エンジンのクランクシャフトとカムシャフトとの間で回転を伝達するタイミングチェーン伝動装置には、タイミングチェーンの緩み側に適正な張力を付与してタイミングチェーンの走行時に生じる振動を抑制するためにラチェット式テンショナが用いられている。
このようなラチェット式テンショナは、駆動側のクランクスプロケットと従動側のカムスプロケットとに巻き掛けられたタイミングチェーンの緩み側でエンジン本体に取り付けられる。かかる、ラチェット式テンショナは、プランジャの先端がエンジン本体側に揺動自在に軸支されているテンショナレバーの背面を押圧することにより、テンショナレバーのシュー面が摺動圧接してタイミングチェーンに張力を付与するものである(特許文献1参照。)。
また、バランサ装置は、互いに噛み合うギヤが取りつけられた一対のバランスシャフトを備え、一方のバランスシャフトに取りつけられたバランススプロケットとクランクスプロケットとの間にバランサチェーンが巻き掛けられ、このバランサチェーンに適正な張力を付与するためにも同様にラチェット式テンショナを備えている(特許文献2参照。)。
図7に従来のラチェット式テンショナの一例を示す。
ラチェット式テンショナ21は、テンショナボディ22の前面からプランジャ24が前方に突出可能になっている。
テンショナボディ22には、プランジャ24が嵌挿されるプランジャ収容穴23が形成されている。
プランジャ24の内部には、中空部25が形成され、この中空部25は、プランジャ収容穴23の底部と対向している端面が開口し、中空部25の上底部との間にプランジャばね26が圧縮状態で装着され、プランジャばね26がプランジャ24をテンショナボディ22から突出する方向に常時付勢している。
プランジャ24の外周面には、ラック部27がプランジャ24の長手方向に形成されている。
ラック部27は、ラック部全域に亘って複数のラック歯27aが等ピッチで刻設されたもので、ラック部27の全長は、予想されるタイミングチェーンの弛み量に応じて設定されている。
また、テンショナボディ22には、ラック部27と対向する位置に、軸28によりラチェット29が回動自在に軸支されており、ラチェット29とテンショナボディ22との間に設けられたラチェットばね30によってラチェット29は常時時計方向に回動付勢されている。
ラチェット29の外縁部分には、ラック歯27aと係合してプランジャ24の後退変位を阻止する第1爪29aと、第1爪29aの後方に所定の距離離間した位置に第2爪29bとが形成されている。
このラチェット29とラック歯27aとにより、プランジャ24の後退変位を阻止するバックストップ機構31が構成される。
ラチェット29の外縁部分の前方に形成されている第1の爪29aは、ラック部27のラック歯27aの歯形に対応した逆三角形状をなしており、ラック部27のラック歯27a間に略々隙間なく係合する。
第2爪29bは、第1爪29aより小さい爪、すなわち、爪高さが小さく、第1爪29aより、例えば、ラック部27のピッチで3ピッチ分の距離を隔てて後方に形成されている。
第2の爪29bは、第1の爪29aがラック歯27a間に略々隙間なく係合している状態では後方のラック歯27aと非接触状態に位置するもので、第1爪29aとは異なり、ラック歯27aと係合してプランジャ24の移動を規制するものではない。
チェーンがラック歯27aの一歯分緩んでプランジャ24が前方に移動開始し、第1爪29aが前方のラック歯27aの頂部に乗り上げて越えるとき、第2爪29bが後方のラック歯27aに当たって、第1爪29aをラック歯27aに係合するように下降させるものである。
その結果、プランジャ24は、第2爪29bがラック歯27a間にあるときは、チェーンの緩み、緊張に応じて前後に僅かに移動してチェーンに適切な張力を付与する。
特開2001−214957号公報 特開2004−308624号公報
車両用エンジンのタイミングチェーン、あるいはバランサ装置などの補器類駆動用のチェーンにラチェット式テンショナで適正な張力を付与する場合、エンジンの種類によっては、ラチェット式テンショナのバックストップ機構が働かない部分と一定時間運転後にチェーンが伸びたときにバックストップ機構が働く部分が必要とされるエンジンがある。
しかし、従来のようなラチェット式テンショナは、プランジャのラック部に、全域に亘ってラック歯が形成されているため、プランジャの押し付け力が大きいとき、プランジャが過剰に前進した状態でバックストップ機構が働き、プランジャが戻らなくなる恐れがあるという問題があった。
また、スプロケットとチェーンの歯飛びを防止するため、ある一定のバックラッシュ量を持ったバックストップ機構が必要になるという問題とが同時に発生し、バックストップ機構が働かない部分と働く部分の両方が必要なエンジンには、対応できないという問題がある。
そこで、本発明は、前述したような問題点を解決するものであって、すなわち、本発明の目的は、チェーンにラチェット式テンショナで適正な張力を付与する場合、プランジャのバックストップ機構が働かない部分と、ある一定時間運転経過後にチェーンが伸びたときにバックストップ機構が働く部分とが必要とされるエンジンに対応するラチェット式テンショナを提供することである。
請求項1に係る本発明は、テンショナボディのプランジャ収容穴にプランジャばねにより前方に突出可能に嵌挿されたプランジャと該テンショナボディにラチェットばねで回動付勢されて軸支されたラチェットとを備えるとともに、前記ラチェットの前方に形成された第1爪と該第1爪の後方に形成された第2爪とが前記プランジャの外周面長手方向に形成されたラック部のラック歯に係合することによりプランジャの後退変位を阻止するプランジャのバックストップ機構を備えてなるラチェット式テンショナにおいて、前記ラチェットの第1爪に接触係合しない平坦部が前記ラック部の前方側でラック歯の歯底相当位置より少なくとも低い位置に形成され、前記プランジャのバックストップ機構を構成する複数のラック歯が前記平坦部の後方に形成され、前記ラチェットの第1爪と平坦部とを対峙させたときに回動付勢されたラチェットを回り止めする回り止め突起が前記テンショナボディに設けられていることにより、前述した課題を解決するものである。
なお、本明細書中において、「前方」というのは、プランジャが飛び出す方向を意味し、「後方」というのは、その逆方向を意味する。
そして、請求項2に係る本発明は、請求項1に係る本発明のラチェット式テンショナにおいて、プランジャ収容穴の最後方に押し込まれたプランジャの飛び出しを仮止めする飛び出し防止歯が、前記プランジャに形成された平坦部の前方に設けられて前記テンショナボディに仮止め手段で仮止めされたラチェットの第1爪と係合するように形成されていることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
請求項1に係る本発明のラチェット式テンショナによれば、ラチェットの第1爪に接触係合しない平坦部がラック部の前方側でラック歯の歯底相当位置より少なくとも低い位置に形成されているので、バックストップ機構が働かず、プランジャの前進、後退を自由に行うことができるため、チェーンの張り過ぎを防止して、適正な張力を付与することができる。
また、プランジャのバックストップ機構を構成する複数のラック歯が平坦部の後方に形成されているので、ある一定の運転時間経過後にチェーンが伸びたときには、スプロケットとチェーンの歯飛びを防止するために、チェーンの伸びに応じてプランジャが前進変位し、その位置でプランジャの後退変位を阻止することができる。
その結果、バックストップ機構が働かない部分と運転後にチェーンに伸びが生じたときバックストップ機構が働く部分とを必要とするエンジンに対応させることができる。
そして、ラチェットの第1爪と平坦部とを対峙させたときに回動付勢されたラチェットを回り止めする回り止め突起がテンショナボディに設けられているので、ラチェットの第1爪と平坦部との接触を防止することができ、さらにラチェットが回動し過ぎないため、ラチェットばねの飛び出しを防止することができる。
請求項2に係る本発明のラチェット式テンショナによれば、請求項1に記載された発明が奏する効果に加えて、プランジャ収容穴の最後方に押し込まれたプランジャの飛び出しを仮止めする飛び出し防止歯がプランジャに形成された平坦部の前方に設けられて前記テンショナボディに仮止め手段で仮止めされたラチェットの第1爪と係合するように形成されていることにより、プランジャを最も奥深く引っ込めた初期位置で第1爪が係合するため、プランジャ収容穴の最後方に押し込まれたプランジャの飛び出しが防止され、ラチェット式テンショナ1の出荷運搬時、エンジンへの取り付け時、あるいは修理時にプランジャが邪魔にならないようにすることができる。
本発明の一実施例であるラチェット式テンショナ1を図1〜図6を参照して説明する。
図1は、本発明のラチェット式テンショナ1の断面図であり、図2は、テンショナボディの断面図であり、図3は、プランジャの断面図である。
この実施例のラチェット式テンショナ1は、図7に示すようなラチェット式テンショナ1と比較して、プランジャ4の外周面に形成するラック部7の形状及びテンショナボディ2に回り止め突起2aを設ける点が相違するのみであり、その作動はほぼ同じであるから、その詳細については省略する。
図1に示すように、本実施例のラチェット式テンショナ1は、テンショナボディ2のプランジャ収容穴3に、中空部5に設けられたプランジャばね6により前方に突出可能に嵌挿されたプランジャ4と、このテンショナボディ2にラチェットばね10で回動付勢されて軸8で軸支されたラチェット9とを備えている。
ラチェット9には、後記するラック部7のラック歯7cと係合してプランジャ4の後退を阻止する第1爪9aが形成され、このラチェット9とラック歯7cとでプランジャ4のバックストップ機構11が構成されている。
また、第1爪9aの後方には、第2爪9bが形成されている。
ラック部7の最前方には、プランジャ4の飛び出しを仮止めする飛び出し防止歯7aが形成され、この飛び出し防止歯7aの後方には、平坦部7bが形成され、この平坦部7bの後方には、プランジャ4のバックストップ機構11を構成する複数のラック歯7cが形成されている。
そして、この平坦部7bは、プランジャ4の飛び出し防止歯7aやラック歯7cの歯底相当位置より少なくとも低い位置に形成され、ラチェット9の第1爪9aが接触しないように形成されている。
また、図2、図4に示すように、テンショナボディ2のラチェット9が設けられている近傍には、ラチェット9が回動して第1爪9aが平坦部7bに対峙して位置した場合、第1爪9aが平坦部7bに接触係合しないように、回動付勢されたラチェット9の回動し過ぎを防止する回り止め突起2aが設けられている。
なお、図2における符号8aは、軸用孔であり、符号10aは、ラチェットばね用孔である。
本発明の一実施例であるラチェット式テンショナ1の作用効果は、以下に示すとおりである。
図4に示すように、ラチェット式テンショナ1の出荷、搬送時、エンジンへの取り付け時、あるいは、エンジンの修理時等の初期状態において、プランジャ収容穴3に押し込められたプランジャ4が飛び出さないように、ラチェット9の第1爪9aが、ラック部7の最前方に形成されている飛び出し防止歯7aに係合する。
この係合状態でラチェット9が回動しないように、例えば、係止ピンからなる仮止め手段をラチェット9とテンショナボディ2に形成された穴に差し込んで仮止めする。
このラチェット9の仮止め手段は、特許第3226037号公報などに見られるようによく知られているので、図示を省略する。
図4に示す状態でラチェット式テンショナ1をエンジンなどに取り付けた後、ラチェット9を反時計方向に僅かに回動すると、第1爪9aが飛び出し防止歯7aから外れ、ラチェット9は、ラチェットばね10により付勢されて回動し、図1に示すように、テンショナボディ2のラチェット装着近傍に設けられている回り止め突起2aに当接する。
そうすると、平坦部7bに対峙した第1爪9aが平坦部7bに接触しない状態になり、図5に示すように、プランジャ4は、前進、後退を自由に行うことができる。
また、上述したように、回り止め突起2aに当接するため、回動付勢されたラチェット9の回動し過ぎが阻止され、ラチェットばね10の飛び出しを防止することができる。
上述したように、第1爪9aが平坦部7bに接触係合しない状態にあるとき、テンショナボディ2から前方に突出するように付勢されているプランジャ4は、チェーン(例えば、タイミングチェーン)の弛み側に適度な張力を付与し、チェーンの走行時の弛みや振れを防止することができる。
この第1爪9aが平坦部7bに接触係合しない状態においては、チェーンに大きいバタツキが生じても第1爪9aがラック歯7cに係合しないので、バックストップ機構11は働かずチェーンに過剰な張力を付与することはない。
なお、図5における符号12は、バックストップ機構11が働かない作動領域を示している。
前述したように、プランジャ4が自由に前進、後退を繰り返してチェーンに適正な張力を付与し、ある時間運転経過後にチェーンが伸びると、プランジャ4がさらに前方に突出し、図6に示すように、第1爪9aがラック部7のラック歯7cと係合する。
その後は、チェーンの伸びに追随してプランジャ4が前進し、第1爪9aが一つのラック歯7cを超えて係合するとプランジャ4の後退が阻止され、バックストップ機構11が働く領域13でプランジャ4の後退変位が阻止され、チェーンの伸びに対応して適正な張力を付与し、スプロケットとチェーンの歯飛びを防止することができる。
以上説明したように、本発明のラチェット式テンショナ1は、プランジャ4のラック部7の前方側には、ラック歯7cの歯底相当位置より少なくとも低い位置にラチェット9の第1爪9aと第2爪9bとが係合しない平坦部7bが形成されているので、バックストップ機構が働かず、プランジャ4の前進、後退を自由に行うことができるため、チェーンの張りすぎを防止して適正な張力を付与することができる。
また、プランジャ4のバックストップ機構11を構成する複数のラック歯7cが、平坦部7bの後方に形成されているので、ある一定時間運転経過後にチェーンが伸びたときには、チェーンの伸びに応じてプランジャ4が前進変位し、その位置でプランジャ4の後退変位を阻止することができるため、スプロケットとチェーンの歯飛びを防止することができる。
その結果、ラチェット式テンショナ1を、バックストップ機構が働かない部分と一定時間運転経過後にチェーンに伸びが生じたときバックストップ機構が働く部分とを必要とするエンジンに対応させることがことができる。
以上、ラチェット式テンショナとして、プランジャの先端がテンショナレバーの背面を押圧することにより、テンショナレバーのシュー面が摺動接触してチェーンに張力を付与するものについて説明したが、プランジャの先端にチェーンに接触する摺動部材を設け、この摺動部材が直接チェーンに摺動接触してチェーンに張力を付与する可動変タイプのラチェット式テンショナとしても構わない。
本発明の一実施例であるラチェット式テンショナの断面図。 テンショナボディの断面図。 プランジャの断面図。 ラチェット式テンショナの初期状態における断面図。 バックストップ機構が働かない状態の説明図。 バックストップ機構が働いている状態の説明図。 従来のラチェット式テンショナの断面図。
符号の説明
1 ・・・ラチェット式テンショナ
2 ・・・テンショナボディ
2a ・・・回り止め突起
3 ・・・プランジャ収容穴
4 ・・・プランジャ
5 ・・・中空部
6 ・・・プランジャばね
7 ・・・ラック部
7a ・・・飛び出し防止歯
7b ・・・平坦部
7c ・・・ラック歯
8 ・・・軸
8a ・・・軸用孔
9 ・・・ラチェット
9a ・・・第1爪
9b ・・・第2爪
10 ・・・ラチェットばね
10a ・・・ラチェットばね用孔
11 ・・・バックストップ機構
12 ・・・バックストップ機構が働かない領域
13 ・・・バックストップ機構が働く作動領域

Claims (2)

  1. テンショナボディのプランジャ収容穴にプランジャばねにより前方に突出可能に嵌挿されたプランジャと該テンショナボディにラチェットばねで回動付勢されて軸支されたラチェットとを備えるとともに、前記ラチェットの前方に形成された第1爪と該第1爪の後方に形成された第2爪とが前記プランジャの外周面長手方向に形成されたラック部のラック歯に係合することによりプランジャの後退変位を阻止するプランジャのバックストップ機構を備えてなるラチェット式テンショナにおいて、
    前記ラチェットの第1爪に接触係合しない平坦部が前記ラック部の前方側でラック歯の歯底相当位置より少なくとも低い位置に形成され、
    前記プランジャのバックストップ機構を構成する複数のラック歯が前記平坦部の後方に形成され、
    前記ラチェットの第1爪と平坦部とを対峙させたときに回動付勢されたラチェットを回り止めする回り止め突起が前記テンショナボディに設けられていることを特徴とするラチェット式テンショナ。
  2. 前記プランジャ収容穴の最後方に押し込まれたプランジャの飛び出しを仮止めする飛び出し防止歯が、前記プランジャに形成された平坦部の前方に設けられて前記テンショナボディに仮止め手段で仮止めされたラチェットの第1爪と係合するように形成されていることを特徴とする請求項1記載のラチェット式テンショナ。
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