JP4128127B2 - 電気掃除機 - Google Patents

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本発明は、交流電動機を有する電動送風機を備えた電気掃除機に関する。
交流電動機を有する電動送風機を備えた従来の電気掃除機は特許文献1に開示されている。この電気掃除機は交流電動機を制御する制御部を備えている。交流電動機には交流電動機に流れる電流を検知する電流検知部が接続され、電流検知部には入力を直流に変換する整流回路が接続されている。整流回路から制御部に入力された信号に基づいて交流電動機が制御されるようになっている。
特開平10−192209号公報(第2頁−第5頁、第1図)
しかしながら、上記従来の電気掃除機によると、整流回路を備えるためコストがかかるとともに電気掃除機が大型になる問題があった。また整流回路での整流によって電流検知部の出力変化が小さくなり、高精度な制御を行うことができない問題もあった。
本発明は、低コストかつ小型で高精度な制御を行うことのできる電気掃除機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、交流電動機を有する電動送風機と、前記交流電動機に流れる電流を検知する電流検知部と、前記電流検知部により検知される交流電流のピーク値を保持するピークホールド回路と、前記ピークホールド回路に保持されるピーク値に基づいて前記電動送風機を制御する制御部とを備え、前記電動送風機の風量が異なる複数の運転モードを有し、各運転モードに対応した第1電流を記憶する記憶部を設け、前記制御部は、前記ピークホールド回路に保持されたピーク値が低下して第1電流に到達してからピーク値の検知回数が所定の第1ピーク回数経過数に到達するまでの間に再度第1電流よりも上昇しない場合に、前記電動送風機の駆動電力を低下させる。
この構成によると、記憶部には各運転モード毎にそれぞれ適した第1電流が記憶される。制御部は運転中の運転モードの第1電流を記憶部から取り出して電流検知部の検知結果と比較を行う。電動送風機の風量減少によって交流電動機を流れる電流のピーク値が低下し、第1電流に到達すると制御部によるピーク値の検知回数が計数される。該検知回数が第1ピーク回数経過数に到達する前に再度第1電流よりも上昇しない場合は第1ピーク回数経過数到達時に電動送風機の駆動電力を下げてパワーダウン制御が行われる。
また本発明は、上記構成の電気掃除機において、前記記憶部は各運転モードに対応して第1電流よりも低い第2電流を記憶し、前記制御部は前記電流検知部により検知された交流電流のピーク値が低下して第2電流に到達してからピーク値の検知回数が所定の第2ピーク回数経過数に到達するまでの間に再度第2電流よりも上昇しない場合に、前記電動送風機の駆動電力を低下させることを特徴としている。
この構成によると、記憶部には各運転モード毎に第1電流よりも低い第2電流が記憶される。制御部は運転中の運転モードの第1電流を記憶部から取り出して電流検知部の検知結果と比較を行う。交流電動機を流れる電流のピーク値が低下して第2電流に到達すると制御部によるピーク値の検知回数が計数される。該検知回数が第2ピーク回数経過数に到達する前に再度第2電流よりも上昇しない場合は第2ピーク回数経過数到達時に電動送風機の駆動電力を下げてパワーダウン制御が行われる。第2ピーク回数経過数を第1ピーク回数経過数よりも少なくすると、第2電流到達後早期にパワーダウン制御が行われる。
電流検知部の検知結果が第1電流または第2電流となったとき、第1電流または第2電流に到達してからピーク値の検知回数が第1ピーク回数経過数または第2ピーク回数経過数に到達したときに警告を報知する報知手段を備えてもよい。
また本発明は、上記構成の電気掃除機において、電気掃除機の電源オン時に電源電圧を検出する電圧検知部を設け、前記電圧検知部の検出結果に基づいて前記電流検知部の検知結果を補正することを特徴としている。この構成によると、電気掃除機の電源がオンされると交流電動機の駆動前に電源電圧が検出され、電源電圧の変動によって電流検知部の検知結果を補正して交流電動機が制御される。
本発明によると、電流検知部により検知された交流電動機の交流電流のピーク値に基づいて電動送風機を制御するので、交流電動機を流れる交流電流の変化に基づく電流検知部の出力変化が大きく高精度な制御を行うことができる。また、整流回路を備えないため電気掃除機のコスト削減及び小型化を図ることができる。
また本発明によると、電流検知部の出力のピーク値を保持するピークホールド回路を備えるので、交流電流のピーク値を高精度に検知することができる。
また本発明によると、各運転モード毎に第1電流を記憶するため、風量による温度変化等の異なる各運転モード毎に最適な制御を行うことができる。また、電流検知部の検知結果が第1電流となってその状態が継続される場合は、第1ピーク回数経過数到達後に電動送風機の出力を低下させるので、急にパワーダウンして使用者の不安が生じることを防止することができる。
また本発明によると、電流検知部の検知結果が第2電流となってその状態が継続される場合は、第2ピーク回数経過数到達後に電動送風機の出力を低下させるので、大きなゴミやカーテン等の吸い込み困難な物体が吸込経路を塞いだ場合等のトラブル発生時に、トラブルに応じた期間の経過後にパワーダウンさせることができる。
また本発明によると、電流検知部の検知結果が第1電流または第2電流となったときに警告を報知する報知手段を備えたので、使用者にパワーダウンを知らせて急なパワーダウンによる不安をより解消することができるとともに運転モードの変更や電源オフを促すことができる。
また本発明によると、電圧検知部の検出結果に基づいて電流検知部の検知結果を補正するので、より高精度な制御を行うことができる。
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は第1実施形態の電気掃除機を示す上面図である。電気掃除機1は本体部2にホース4が接続されている。本体部2内には交流電動機3a及びファン3bを有する電動送風機3がモータ室(不図示)内に配置されている。電動送風機3の駆動によってホース4に接続された吸込口体(不図示)から空気とともに塵埃を吸引して空気を排気する。
図2は電気掃除機1の構成を示すブロック図である。電気掃除機1は制御部10を備え、制御部10は交流電源19に接続されたDC電源部・ACクロック回路15により駆動される。制御部10には電動送風機3を駆動する駆動部11が接続されている。駆動部11には交流電源19から電力が供給される。制御部10の制御によって駆動部11から電動送風機3に電力が供給され、電動送風機3を駆動して吸込気流が発生する。駆動部11には電圧検知部12が接続され、駆動部11に入力される電源電圧が制御部10に送信されるようになっている。
電動送風機3の交流電動機3a(図1参照)には交流電動機3aに流れる交流電流を検知する電流検知部13が接続されている。電流検知部13にはピークホールド回路14が接続される。ピークホールド回路14は電流検知部13の出力波形のピーク値を保持した信号を制御部10に送信する。
図3(a)〜(d)は各部位の出力波形を示している。図3(a)は電流検知部13に入力される交流電動機3aを流れる交流電流の出力波形を示している。図3(b)は電流検知部13の入力波形の半波を捉えた出力波形を示している。これにより、交流電動機3aを流れる交流電流のピーク値を検知することができる。
図3(c)は制御部10により生成されたゼロクロスから所定期間のパルスを発生したACゼロクロス波形を示している。図3(d)はピークホールド回路14の出力波形を示している。ピークホールド回路14は入力された電流検知部13の出力波形からピーク値を保持し、ACゼロクロス波形の検知によりゼロクロスでリセットして出力する。これにより、交流電動機3aを流れる交流電流のピーク値を高精度に検知することができる。尚、図3(b)〜(d)の各出力波形として電流波形または電圧波形を用いることができる。
また、制御部10には操作部16、LED17、記憶部18が接続されている。操作部16は電源のオンオフや運転モードの選択等の電気掃除機1の操作を行う。LED17(報知手段)は電気掃除機1の運転状況を報知する。記憶部18は電気掃除機1の動作プログラムや設定条件等を格納するとともに演算の一時記憶等を行う。
図4は交流電動機3aを流れる電流と電気掃除機1の風量との関係を示している。縦軸は交流電動機3aを流れる電流を示しており、横軸は風量を示している。また、電気掃除機1は操作部16により切替可能な複数の運転モードを備え、図中、破線で示すAは風量の多い強運転モードを示し、実線で示すBは風量の少ない弱運転モードを示している。
同図に示すように、モータ室内の真空度が増加して風量が減少すると電動送風機3の負荷が減少して交流電動機3aを流れる電流が小さくなる。このため、交流電動機3aを流れる電流を電流検知部13で検知することによって電気掃除機1の風量を把握することができる。
電気掃除機1の風量が気流路の閉塞等によって減少すると、交流電動機3aが冷却不足により高温になって故障の原因となる。このため、交流電動機3aを流れる電流が所定値に到達すると制御部10により交流電動機3aの駆動電圧を下げてパワーダウン制御するようになっている。これにより、電動送風機3を運転状況に応じて適切な制御を行うことができる。
記憶部18には交流電動機3aをパワーダウン制御に移行させる電流が各運転モード毎に記憶される。強運転モード(A)では第1、第2風量a1、a2に対応する第1、第2電流A1、A2が記憶される。弱運転モード(B)では第1、第2風量b1、b2に対応する第1、第2電流B1、B2が記憶される。制御部10は運転モードに応じて電流検知部13の検知によりピークホールド回路14から出力される交流電動機3aの電流と記憶部18から取り出した第1、第2電流とを比較してパワーダウン制御を行う。
強運転モード時と弱運転モード時とは同じ風量でも温度上昇が異なる。このため、強運転モード時の第1、第2電流A1、A2と弱運転モード時の第1、第2電流B1、B2とが異なる電流値になっている。これにより、各運転モードに応じて電動送風機3をよりきめ細かく制御できるようになっている。
図5は電気掃除機1の動作を示すフローチャートである。操作部16の操作によって電源がオンされると制御部10によって同図に示す動作プログラムが実行される。ステップ#11では電圧検知部12により駆動部に入力される電源電圧が検知される。ステップ#12では所定の電源電圧に対する変動量に応じて電流検知部13の検知電流を補正する補正係数が記憶部18に記憶される。
ステップ#13では操作部16の操作によって強運転モードが選択されたか否かが判別される。強運転モードが選択された場合はステップ#14に移行して強運転モードによる動作が設定される。弱運転モードが選択された場合はステップ#15に移行して弱運転モードによる動作が設定される。
ステップ#16では電源オフの操作が行われたか否かが判断される。電源オフの操作が行われた場合はステップ#24に移行し、電気掃除機1の電源をオフして終了する。電源オフの操作が行われていない場合はステップ#17に移行する。ステップ#17では電流検知部13により交流電動機3aの交流電流のピーク値が検知され、ピークホールド回路14から出力される。
ステップ#18ではピークホールド回路14から出力された電流検知部13の検知結果が、ステップ#12で記憶部18に記憶された補正係数に基づいて補正される。ステップ#19では補正された交流電動機3aの交流電流のピーク値が第1電流(A1またはB1)に到達したか否かが判断される。
補正された交流電動機3aの交流電流のピーク値が第1電流以上の場合はステップ#20に移行する。ステップ#20では運転モードが変更されたか否かが判断される。運転モードが変更された場合はステップ#13に戻る。運転モードの変更がない場合はステップ#16に戻り、ステップ#16〜#20が繰り返し行われる。
ステップ#19の判断により、補正された交流電動機3aの交流電流のピーク値が減少して第1電流よりも小さくなった場合はステップ#21に移行する。ステップ#21ではパワーダウン制御中か否かが判別される。パワーダウン制御中の場合はステップ#20に移行する。
ステップ#20では運転モードの変更があったか否かが判断される。運転モードの変更がない場合はステップ#16に戻り、ステップ#16〜#20が繰り返し行われる。運転モードが変更された場合はステップ#13に戻る。この時、ステップ#14で弱運転モードから強運転モードに切り替えられた場合はパワーダウン制御が継続される。また、ステップ#15で強運転モードから弱運転モードに切り替えられた場合はパワーダウン制御が解除されるようになっている。
ステップ#21に判断によりパワーダウン制御中でない場合は図6に示すパワーダウン開始処理が行われる。図7(a)〜(d)はパワーダウン制御を開始するタイムチャートを示している。前述のステップ#19において、制御部10は図7(a)に示すように第1電流に到達したことを検知する。
パワーダウン開始処理のステップ#31では図7(d)に示すようにLED17が点灯する。これにより、使用者にパワーダウン制御に移行したことを報知して急なパワーダウンによる不安をより解消することができるとともに運転モードの変更や電源オフを促すことができる。ブザー等を鳴動して報知してもよい。
ステップ#32では制御部10に設けられた第1タイマーがリセットされ、計時が開始される。ステップ#33では電源オフの操作が行われた否かが判断される。電源オフの操作が行われた場合はステップ#51に移行し、電源をオフして終了する。電源オフの操作が行われていない場合はステップ#34で電流検知部13により交流電動機3aの電流が検知され、ピークホールド回路14から出力される。
ステップ#35ではピークホールド回路14から出力された電流検知部13の検知結果が、ステップ#12で記憶部18に記憶された補正係数に基づいて補正される。ステップ#36では補正された交流電動機3aの交流電流のピーク値が第1電流(A1またはB1)以上か否かが判断される。補正された交流電動機3aの交流電流のピーク値が第1電流以上の場合はステップ#50に移行する。
補正された交流電動機3aの交流電流のピーク値が第1電流よりも低い場合はステップ#37に移行する。ステップ#37では補正された交流電動機3aの交流電流のピーク値が第2電流(A2またはB2)に到達したか否かが判断される。補正された交流電動機3aの交流電流のピーク値が第2電流以上の場合はステップ#38に移行する。ステップ#38では第1タイマーの計時時間が各運転モード毎に記憶される第1時間T1に達したか否かが判断される。
第1タイマーの計時が第1時間T1に到達していない場合はステップ#33に戻り、ステップ#33〜#38が繰り返し行われて第1時間T1の経過を待機する。第1時間T1が経過する前に第1電流以上になったことを検知すると、ステップ#36の判断によってステップ#50に移行してLED17を消灯する。そして、パワーダウン制御を開始せずに図5のフローチャートに戻る。
第1タイマーの計時が第1時間T1に到達すると、ステップ#48に移行して制御部10から駆動部11には図7(c)に実線で示すパワーダウン制御信号が送信される。これにより、交流電動機3aの駆動電力を低下してパワーダウン制御が開始され、図5のフローチャートに戻る。
ステップ#37の判断により、補正された交流電動機3aの交流電流のピーク値が第2電流よりも小さくなった場合はステップ#41に移行する。この時、制御部10は図7(b)に示すように第2電流に到達したことを検知する。ステップ#41では第1タイマーの計時時間が第1時間T1に到達するまでの残り時間が各運転モード毎に記憶される第2時間T2よりも大きいか否かが判断される。
第1時間T1に到達するまでの残り時間が第2時間T2以下の場合はステップ#38に移行して第1時間T1の経過を待機する。第1時間T1に到達するまでの残り時間が第2時間T2よりも大きい場合はステップ#42に移行して第2タイマーがリセットされ、ステップ#43に移行する。
ステップ#43では電源オフの操作が行われたか否かが判断される。電源オフの操作が行われた場合はステップ#52に移行し、電源をオフして終了する。電源オフの操作が行われていない場合はステップ#44で電流検知部13により交流電動機3aの電流が検知され、ピークホールド回路14から出力される。
ステップ#45ではピークホールド回路14から出力された電流検知部13の検知結果が、ステップ#12で記憶部18に記憶された補正係数に基づいて補正される。ステップ#46では補正された交流電動機3aの交流電流のピーク値が第2電流以上か否かが判断される。補正された交流電動機3aの交流電流のピーク値が第2電流以上の場合はステップ#38に移行して第1タイマーの計時が第1時間T1になるまでステップ#33〜#38が行われる。
補正された交流電動機3aの交流電流のピーク値が第2電流よりも低い場合はステップ#47に移行する。ステップ#41では、第2タイマーの計時が第2時間T2に到達したか否かが判断される。第2タイマーの計時が第2時間T2に到達していない場合はステップ#43に戻り、ステップ#43〜#47が繰り返し行われて第2時間T2の経過を待機する。第2時間T2が経過する前に第2電流以上になったことを検知すると、ステップ#46の判断によってステップ#38に移行して第1時間T1の経過を待機する。
第2タイマーの計時が第2時間T2に到達すると、ステップ#48に移行して制御部10から駆動部11には図7(c)に破線で示すパワーダウン制御信号が送信される。これにより、交流電動機3aの駆動電力を下げてパワーダウン制御が開始され、図5のフローチャートに戻る。
本実施形態によると、電流検知部13により検知された交流電動機3aの交流電流のピーク値に基づいて電動送風機3を制御するので、交流電動機3aを流れる交流電流の変化に基づく電流検知部13の出力変化が大きく、高精度な制御を行うことができる。また、従来例のような整流回路を備えないため電気掃除機1のコスト削減及び小型化を図ることができる。
また、第1電流に到達後、第1時間の経過後にパワーダウン制御が開始されるので、急にパワーダウンして使用者の不安が生じることを防止することができる。加えて、第2電流に到達してから第2時間の経過後にパワーダウン制御が開始されるので、通常の操作では起こる頻度の低いトラブル発生時に各トラブルに応じた制御を行なうことが可能となる。即ち、大きなゴミやカーテン等の吸い込み困難な物体が吸込経路を塞ぎ、風量が急速に減少して交流電動機3aを流れる電流も低下した場合等のトラブル発生時に早期にパワーダウン制御に移行させることができる。
更に、第1時間T1よりも第2時間T2が短いので、トラブル発生によりピーク電流値が急速に低下しても迅速にパワーダウンして、交流電動機の温度上昇による故障や、サーモ動作によって再起動まで数分から数十分の時間が必要となる不具合を起こす恐れをなくすことができる。
尚、第1、第2タイマーの計時によってパワーダウン制御の開始時期を決定しているが、制御部10により所定間隔で検知されるピーク値の検知回数によってパワーダウン制御を開始してもよい。即ち、ステップ#32において制御部10によるピーク値の検知回数の計数を開始し、ステップ#38において検知回数が所定の第1ピーク回数経過数に到達したか否かを判断する。また、ステップ#42において制御部10によるピーク値の検知回数の計数を開始し、ステップ#47において検知回数が所定の第2ピーク回数経過数に到達したか否かを判断する。これにより、上記と同様の制御を行うことができる。
また、ステップ#31においてLED17を点灯しているが、ステップ#31に替えてステップ#48の直前にLED17を点灯してもよい。
は、本発明の実施形態の電気掃除機を示す上面図である。 は、本発明の実施形態の電気掃除機の構成を示すブロック図である。 は、本発明の実施形態の電気掃除機の各部位の出力波形を示す図である。 は、本発明の実施形態の電気掃除機の交流電動機の電流と風量との関係を示す図である。 は、本発明の実施形態の電気掃除機の動作を示すフローチャートである。 は、本発明の実施形態の電気掃除機のパワーダウン開始処理の動作を示すフローチャートである。 は、本発明の実施形態の電気掃除機の動作を示すタイムチャートである。
符号の説明
1 電気掃除機
2 本体部
3 電動送風機
3a 交流電動機
3b ファン
4 ホース
10 制御部
11 駆動部
12 電圧検知部
13 電流検知部
14 ピークホールド回路
15 DC電源部・ACクロック回路
16 操作部
17 LED
18 記憶部
19 交流電源
A1、B1 第1電流
A2、B2 第2電流
T1 第1時間
T2 第2時間

Claims (5)

  1. 交流電動機を有する電動送風機と、前記交流電動機に流れる電流を検知する電流検知部と、前記電流検知部により検知される交流電流のピーク値を保持するピークホールド回路と、前記ピークホールド回路に保持されるピーク値に基づいて前記電動送風機を制御する制御部とを備え、前記電動送風機の風量が異なる複数の運転モードを有し、各運転モードに対応した第1電流を記憶する記憶部を設け、前記制御部は、前記ピークホールド回路に保持されたピーク値が低下して第1電流に到達してからピーク値の検知回数が所定の第1ピーク回数経過数に到達するまでの間に再度第1電流よりも上昇しない場合に、前記電動送風機の駆動電力を低下させることを特徴とする電気掃除機。
  2. 前記電流検知部の検知結果が第1電流よりも小さくなったとき、または第1電流に到達してからピーク値の検知回数が第1ピーク回数経過数に到達したときに警告を報知する報知手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の電気掃除機。
  3. 前記記憶部は各運転モードに対応して第1電流よりも低い第2電流を記憶し、前記制御部は前記電流検知部により検知された交流電流のピーク値が低下して第2電流に到達してからピーク値の検知回数が所定の第2ピーク回数経過数に到達するまでの間に再度第2電流よりも上昇しない場合に、前記電動送風機の駆動電力を低下させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電気掃除機。
  4. 前記電流検知部の検知結果が第2電流よりも低くなったとき、または第2電流に到達してからピーク値の検知回数が第2ピーク回数経過数に到達したときに警告を報知する報知手段を備えたことを特徴とする請求項3に記載の電気掃除機。
  5. 電気掃除機の電源オン時に電源電圧を検出する電圧検知部を設け、前記電圧検知部の検出結果に基づいて前記電流検知部の検知結果を補正することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の電気掃除機。
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