JP4126728B2 - 粒状改良土の製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、粒状改良土の製造方法に関するものであり、詳しくは、例えば、上下水道工事、道路工事、宅地造成工事などの一般の土木・建設工事に伴って発生する残土(以下、建設残土と略記する)等の含水土壌を改良して各種用途の資源として再利用を図るのに適した粒状改良土の工業的に有利な製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、建設残土の殆どは再利用できず、その一部は埋立て処分されているものの、不法投棄や環境への影響が問題になってきている。斯かる問題を解決するため、近時、プラントにおける建設残土の石灰処理による再生利用が検討されつつある。その背景は次の通りである。すなわち、従来、道路工事の掘り起こし現場の埋め戻しには山砂が使用されていたが、山砂採取場所でも環境破壊の問題が起こるため、建設残土を石灰で処理して改良土とし、山砂の代りに使用する必要がある。
【0003】
しかしながら、上記の石灰処理法は、含水比の低い良質な建設残土のみを対象としているため、含水比の高い建設残土が持ち込まれた場合は、石灰処理前に建設残土の天日乾燥を行わねばならず、それがために広大な敷地を必要とする欠点がある。斯かる欠点を解消するため、本発明者の一人は、先に、特開平6−17052号公報において、建設残土を天日乾燥せずにそのままプラントで粒状にし得る改良土の製造方法を提案した。この方法で得られる改良土は、道路の配管埋め戻しの用途においては、山砂より作業性が良好であり、施工後の物性も優れていることが立証されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、建設残土の再利用率を高めるには、透水性などが高く種々の用途に利用出来る優れた物性の改良土を効率良く製造する必要がある。本発明は、斯かる実情に鑑みなされたものであり、その目的は、建設残土などの含水土壌を改良して各種用途の資源として再利用を図るのに適した粒状改良土の工業的に有利な製造方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明の要旨は、含水土壌と水溶性重合体粉末とを回分式撹拌混合槽に供給して処理することにより粒状土壌とした後、得られた粒状土壌を、ベルトコンベアの上部にホッパーを配置し、当該ホッパーのベルトコンベア移送側の下端にベルトコンベアで移送される粒状土壌の量を一定に制限するスリット部(切欠部)を設けた構造の定量供給機に供給して連続的に定量排出し、その流れから必要に応じて金属異物を除去し、次いで、粒状土壌と固化剤粉末とを回転円筒型の篩分機兼用混合機に連続的に定量供給して粒状土壌の表面に固化剤粉末を付着させると同時に篩分処理することを特徴とする粒状土壌の製造方法に存する。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を添付図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の製造方法の一例の工程説明図、図2は、本発明の製造工程で好適に使用されるベルトコンベア型定量供給機の概略説明図、図3は、本発明の製造工程で好適に使用される回転円筒型の篩分機兼用混合機の一例の説明図である。
【0007】
先ず、本発明で使用される含水土壌と水溶性重合体粉末について説明する。本発明において、含水土壌としては、特に制限されないが、前述の建設残土が代表的に使用される。土質の改良が期待できる建設残土の含水比の範囲は、土質によって異なるが、例えば関東ロームの場合は、通常40〜200%、好ましくは50〜150%である。一方、水溶性重合体粉末としては、含水土壌の団粒化機能を有する一般的な水溶性重合体粉末が制限なく使用できるが、カルボキシル基含有重合体粉末が好適に使用される。
【0008】
カルボキシル基含有重合体としては、例えば、アラビアガム、カラヤガム、トラガントガム、アルギン酸塩類などの天然酸性多糖類、カルボキシメチルセルロース、カルボキシメチルハイドロキシエチルセルロース等の半合成の水溶性高分子物質、グアーガム、ローカストビーンガム等の中性多糖類変性物、ポリアクリル酸塩類などの合成水溶性高分子物質が例示されるが、これらの中では、ポリアクリル酸塩類などの合成水溶性高分子物質が好適である。
【0009】
上記のポリアクリル酸塩類の具体例としては、(メタ)アクリル酸またはその塩と(メタ)アクリルアミドとの共重合体、マレイン酸またはその塩と酢酸ビニルとの共重合体、イタコン酸またはその塩と(メタ)アクリルアミドとの共重合体などが挙げられるが、これらの中では、(メタ)アクリル酸またはその塩と(メタ)アクリルアミドとの共重合体が好適である。
【0010】
上記の(メタ)アクリル酸またはその塩と(メタ)アクリルアミドとの共重合体としては、(メタ)アクリル酸又はその塩と(メタ)アクリルアミドを共重合したものの他、(メタ)アクリルアミドの単独重合体を部分加水分解したものでもよい。また、上記の単量体を組合せた共重合体の他、共重合可能なアクリル又はビニル単量体などを一緒に共重合させたものでもよい。
【0011】
合成水溶性重合体の場合、全単量体単位に対するカルボキシル基含有単量体の割合は、通常1〜100モル%、好ましくは5〜60モル%の範囲とされる。カルボキシル基は、遊離酸または塩の何れの形で存在していてもよい。なお、上記の水溶性重合体は、何れも、粉末として使用されるが、その平均粒径は、通常0.4mm以下とされる。
【0012】
先ず、本発明においては、含水土壌(A)と水溶性重合体粉末(B)とを回分式撹拌混合槽(1)に供給して処理することにより粒状土壌(C)とする。回分式撹拌混合槽(1)には、モルタルミキサー、ニーダー、一軸撹拌混合槽、二軸撹拌混合槽などが使用される。
【0013】
本発明において、回分式撹拌混合槽(1)としては、二軸撹拌混合槽が好適に使用される。二軸撹拌混合槽は、ケーシングの内部において、2本の回転軸が各軸受によって平行に支持され、各回転軸には複数のアームが設置され、各回転軸および複数のアームには撹拌羽根が取り付けられた構造を備えている。そして、各回転軸は各モーターによって駆動され、各モーターはインバーター制御により回転速度を自由に変えることが出来る。
【0014】
上記の回分式撹拌混合槽(1)において、計量された含水土壌(A)は、ホッパー(11)より供給され、水溶性重合体粉末(B)が添加された後、所定時間処理されて造粒される。得られた粒状土壌(C)は、排出口(12)が開放することにより、落下して排出される。図1に例示した工程は、含水土壌(A)の処理量が大きい場合を想定し、2基の回分式撹拌混合槽(1)を並列に配置した2連回分式撹拌混合槽となっているが、必ずしもその必要はない。2連回分式撹拌混合槽の場合は、左右の回分式撹拌混合槽(1)、(1)において、交互に混合および造粒が行なわれる。
【0015】
水溶性重合体粉末(B)の添加量は、含水土壌(A)の含水比により異なるため一概に決定し得ないが、含水土壌(A)に対し、通常0. 001〜1重量%、好ましくは0. 01〜0. 5重量%とされる。本発明においては、最終製品の粒状改良土の平均粒径を支配する粒状土壌(C)の調製に回分式撹拌混合槽(1)を使用したことにより、その滞留時間を任意に選択することが出来、その結果、容易にして所望の平均粒径の粒状改良土を製造することが出来る。
【0016】
回分式撹拌混合槽(1)における滞留時間は、含水土壌(A)の土質および含水比により異なるため一概に決定し得ず、含水土壌(A)に混入した石と土壌との剥離状態や造粒された粒状土壌(C)の大きさ等を観察して適宜決定する必要があるが、通常は20秒以上とするのが好ましい。滞留時間が余りにも短い場合は、造粒が不完全となって石などの異物を含む大塊が形成され、次工程で支障を来す。
【0017】
次いで、本発明においては、得られた粒状土壌(C)を定量供給機(2)に供給して連続的に定量排出する。定量供給機(2)としては、図1に示す様なベルトコンベア型定量供給機を使用するのがコスト的にも有利であり且つ解体および組立の観点からも簡便である。上記のベルトコンベア型定量供給機は、図2に示す様に、ベルトコンベア(21)の上部にホッパー(22)を配置し、当該ホッパーのベルトコンベア移送側の下端にベルトコンベアで移送される粒状土壌(C)の量を一定に制限するスリット部(切欠部)(23)を設けた構造を備えている。上記の定量供給機(2)において、回分式撹拌混合槽(1)から間欠的に供給される粒状土壌(C)は、連続的に次工程の篩分機兼用混合機(3)に定量供給される。
【0018】
次に、本発明においては、粒状土壌(C)と固化剤粉末(D)とを回転円筒型の篩分機兼用混合機(3)に連続的に定量供給して粒状土壌の表面に固化剤粉末(D)を付着させると同時に篩分処理する。この際、粒状土壌(C)の篩分機兼用混合機(3)への供給に先立ち、必要に応じて磁選機(4)により金属異物(E)を除去することが出来る。
【0019】
本発明において、篩分機兼用混合機(3)としては、図3に示す篩分機兼用混合機が好適に使用される。この篩分機兼用混合機は、金網で構成された回転円筒体(31)を内筒として備え且つ出口側周面(32a)が上記の金網より細めの金網で構成されている回転円筒体(32)を外筒として備えた構造を有する。そして、上記の篩分機兼用混合機(3)は、傾斜して配置され、その下端側が排出口として利用される。
【0020】
上記の篩分機兼用混合機(3)において、定量供給機(2)から連続的に定量供給される粒状土壌(C)は、固化剤粉末(D)と共に、図3に示す供給口(33)から供給され、転動処理により、その表面に固化剤粉末(D)が付着させられ、下方側に移動しつつ篩分処理される。すなわち、粒状土壌(C)に同伴された石などの大塊(F)は、内筒を素通りしてその出口開放端の回収口(34)から連続的に排出され、内筒を通過し且つ表面に固化剤粉末(D)を付着した粒状土壌(C)は、外筒の出口開放端の回収口(35)と金網にて構成された回収口(36)とから中粒(G)及び細粒(H)の粒状改良土として連続的に排出される。
【0021】
内筒は上記の様に石などの大塊を分離する機能を有する。従って、内筒を構成する回転円筒体(31)の金網の目開きは、粒状土壌(C)を通過させることにより石などの大塊を分離し得る限り特に制限されないが、通常20〜60mm、好ましくは40mm前後とされる。一方、外筒は、上記の様に、内筒を通過した粒状土壌(C)の表面に固化剤粉末(C)を付着させると共にその出口側周面(32a)の金網により使用目的に合せた粒度に篩分する機能を有する。従って、外筒の出口側周面(32a)を構成する金網の目開きは、目的とする粒度に従って適宜選択されるが、その一例としては13mmが挙げられる。また、金網で構成する出口側の長さは、通常、外筒の全長の1/2〜1/4程度とされる。
【0022】
上記の様な篩分機兼用混合機(3)は、粒状土壌(C)に大きな負荷を掛けることなくその表面に固化剤粉末(D)を付着させることが出来る。その結果、粒状土壌(C)の表面が剥離されることなく、透水性に優れ、浸出水が濁ることのない優れた性能の粒状改良土(G)及び(H)が得られる。更に、上記の様な篩分機兼用混合機(3)によれば、粒状土壌(C)と固化剤粉末(D)との混合処理と同時に篩分された粒状改良土(G)及び(H)が得られるため、別途の篩分機が不要となる。なお、図3中、符号(37)は回転軸に固設され且つ駆動ベルト(図示せず)に係合する回転プーリー、(38)はローラである。
【0023】
本発明において、固化剤粉末(D)は、粒状土壌(C)の表面に均一に付着させるのが好ましく、従って、斯かる観点から、平均粒径が1mm以下の粉末を使用するのが好ましい。固化剤粉末(D)としては、例えば、生石灰、消石灰、水硬性セメント、石灰系改良材、セメント系改良材などが挙げられるが、脱水および硬化反応の速い生石灰系の粉末が好適に使用される。固化剤粉末(D)の添加量は、土壌に対し、通常0. 2〜20重量%、好ましくは0. 5〜10重量%とされる。
【0024】
粒状改良土(G)及び(H)は、必要に応じて更に篩分し、通常2〜3日、好ましくは6〜7日養生した後に使用される。本発明における土壌の改良は、軟弱または粘着性の高い土壌を埋め戻し等の工事に再利用することが出来、その結果、地盤支持力を向上させることが可能であり、しかも、砂の様な流動性のある土壌に固化処理することを意味し、単に含水比の高い土壌を塊状固化して流動性が失われた状態にすることを意味しない。本発明においては、含水土壌に対する添加物として、山砂、高吸水性樹脂、石膏などを使用することにより、土壌の改良効果を調整することも出来る。
【0025】
【実施例】
以下、実施例により本発明を更に詳細に説明するが、本発明は、その要旨を超えない限り、以下の実施例に限定されるものではない。なお、以下の諸例は、回分式撹拌混合槽(1)として二軸撹拌混合槽、定量供給機(2)としてベルトコンベア型定量供給機、篩分機兼用混合機(4)として図3に示す篩分機兼用混合機を備えた図1に示す製造工程によって行った。ただし、図3に示す篩分機兼用混合機における回転円筒体(内筒)(31)の金網の目開きは40mm、回転円筒体(外筒)の出口側周面(32a)の金網の目開きは13mmである。また、使用した水溶性重合体粉末は表1に示す通りである。表1中の還元粘度は、重合体を1Nの食塩水に0. 1g/dlの濃度に溶解し、25℃の状態でオストワルド粘度計を使用して測定した値である。
【0026】
【表1】
Figure 0004126728
【0027】
評価項目としては、目開き13mmの金網(32)にて構成された回収口(37)から回収された細粒(H)についての回収率(13mm通過比率)、粒度分布の測定による平均粒径、均等係数Ucを採用した。また、細粒(H)の7日間養生後の室内CBR試験を「JIS A 1211」に従って実施した。
【0028】
実施例1〜6及び比較例1
含水土壌(A)として含水比97%の関東ロームを使用した。先ず、含水土壌(A)と表2に示す各水溶性重合体粉末(B)とを回分式撹拌混合槽(1)に供給して表2に示す各混合時間(滞留時間)で処理することにより粒状土壌(C)とした。次いで、定量供給機(2)に供給して連続的に定量排出し、その流れから磁選機(4)により金属異物を除去した後、回転円筒型の篩分機兼用混合機(3)に連続的に定量供給すると共に土壌に対して3重量%相当の生石灰で処理した。
【0029】
篩分機兼用混合機(3)の排出口(34)から石などの大塊を回収すると共に、(35)及び(36)から、それぞれ、粒径13〜40mm、0〜13mmの改良土を回収した。次いで、0〜13mmの改良土を7日間養生後、CBR試験に供した。結果を表2に示す。なお、表2中の比較例1は、ブランク(無処理の土壌)のCBR試験の結果である。
【0030】
また、実施例1で得られた改良土について、JIS A 1218 土の透水試験方法に従って、室内透水試験を行なった。試験の種類は、定水位透水試験とし、透水係数kを測定したところ、k=1.3×10-2cm/secであり、非常に透水性が良好であった。
【0031】
比較例2
実施例1において、篩分機兼用混合機(3)の代りに、生石灰処理プラントで常用されている破砕式混合機と一般の振動篩を順次並列的に配置して使用した以外は、実施例1と同様に改良土の製造を行なったところ、粒径13mm以下の比率が80%であり、平均粒径が0. 5mm、均等係数Uc =28と非常に粒度分布が広く、細粒分32%であった。得られた改良土を使用して実施例1と同様に室内透水試験を行なったところ、透水係数kは2. 8×10-8cm/secであり、非常に透水性が悪いことが分かった。
【0032】
【表2】
Figure 0004126728
【0033】
【発明の効果】
以上説明した本発明によれば、回分式撹拌混合槽を使用することにより、粒度を自由に変えることが出来るため、従来の石灰改良土と比べ極めて多種の用途に使用できる。また、本発明の製造方法は、装置がコンパクト化されているため、従来の定地型プラントの他、仮設移動型、車載型プラントへの利用も可能である。しかも、本発明の製造方法は、回分式撹拌混合槽と篩分機兼用混合機を利用したことにより、簡単に移設が可能となり、特に、小型のプラントは、回分式撹拌混合槽と定量供給機を組み合わせて車載型にし、回転円筒型の篩分機兼用混合機を別の車載型とし、そして、現地でベルトコンベアで組み合わせることにより、短期の工事で残土が発生する場合など、狭い敷地で簡便に残土処分せずに粒状改良土にして再利用することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製造方法の一例の工程説明図
【図2】本発明の製造工程で好適に使用されるベルトコンベア型定量供給機の概略説明図
【図3】本発明の製造工程で好適に使用される回転円筒型の篩分機兼用混合機の一例の説明図
【符号の説明】
A:含水土壌
B:水溶性重合体粉末
C:粒状土壌
D:固化剤粉末
E:金属異物
F:大塊
G:粒状改良土(中粒)
H:粒状改良土(細粒)
1:回分式撹拌混合槽
11:ホッパー
12:排出口
2:定量供給機
21:ベルトコンベア
22:ホッパー
23:スリット部(切欠部)
3:回転円筒型の篩分機兼用混合機
31:回転円筒体(内筒)
32:回転円筒体(外筒)
32a:出口側周面
33:供給口
34:排出口
35:排出口
36:排出口
4:磁選機

Claims (2)

  1. 含水土壌と水溶性重合体粉末とを回分式撹拌混合槽に供給して処理することにより粒状土壌とした後、得られた粒状土壌を、ベルトコンベアの上部にホッパーを配置し、当該ホッパーのベルトコンベア移送側の下端にベルトコンベアで移送される粒状土壌の量を一定に制限するスリット部(切欠部)を設けた構造の定量供給機に供給して連続的に定量排出し、その流れから必要に応じて金属異物を除去し、次いで、粒状土壌と固化剤粉末とを回転円筒型の篩分機兼用混合機に連続的に定量供給して粒状土壌の表面に固化剤粉末を付着させると同時に篩分処理することを特徴とする粒状改良土の製造方法。
  2. 水溶性重合体粉末がカルボキシル基含有水溶性重合体粉末である請求項1に記載の製造方法。
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