JP4126372B2 - ソーラーパネルとその製造方法 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
この出願の発明は、ソーラーパネルとその製造方法に関するものである。さらに詳しくは、この出願の発明は、ソーラーパネルのコーティング材などとして可視光領域から赤外線領域にわたる広い範囲の光を利用できる、効率の良い光学特性を有する光透過性カーボン系薄膜が成膜されてなるソーラーパネルとその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術とその課題】
従来より、ダイヤモンド状カーボン薄膜(Diamond-like-carbon-film)は、その強度から一般的に摩耗や腐食防止のためのコーティング材料として利用されており、純粋なカーボンだけでなく水素などを添加したカーボン膜も利用されている。
【0003】
ところで、ソーラーパネルのコーティングには、ソーラーパネル本体の表面の強度を増して劣化を抑えるばかりでなく、太陽光のエネルギーを効率的に得るために、可視光領域、赤外線領域の波長に対してコーティング膜中での吸収を持たず、高い透過性を持つことが必要とされている。
【0004】
この条件に最も適しているのは高い強度と高い透過性を持つダイヤモンドであるが、ダイヤモンドは高価であり薄膜化も難しく、また低吸収ではあるものの屈折率が2.4であり、ソーラーパネルの基板として最も一般的なシリコン基板の反射を最小にする屈折率の条件が1.98であることから、ダイヤモンド薄膜はシリコン基板の無反射膜としては屈折率が大きすぎるため、その表面やシリコン基板との界面での反射を無視することはできず、ソーラーパネルのコーティングとしては適していなかった。
【0005】
またCN膜も高い強度を持つ膜として知られているが、従来のCN膜の光学定数では、屈折率、吸収係数ともに高透過、低吸収、低反射が要求されるソーラーパネルのコーティングに適しているとは言い難かった。
【0006】
一方、これまでのソーラーパネルのコーティングとしては、ITO、ZnOなどが市販品として知られており(非特許文献1および2)、それらは強度補強と可視光領域の光透過性が良いという点では無反射コーティングとして適しているが、赤外線領域では大きな吸収がありエネルギー損失が大きいという欠点を有している。
【0007】
【非特許文献1】
V. Craciun, D. Craciun Z. Chen, J. Hwang and R.K. Singh, "Room temperature growth of indium Tin Oxide films by ultraviolet-assisted pulsed laser deposition", Materials Research Society Symposium, Vol. 617, J13.13.1- J13.13.6, 2000
【非特許文献2】
W. I. Park, S-J. An, Gyu-Chui Yi, and Hyum M. Jang,"Metal-organic vapor phase epitaxial growth of high-quality ZnO films on Al2O3(00-1)", Journal of Materials Research, Vol.16, No.5, p.1358-1362, May 2001
【0008】
そこでこの出願の発明は、以上のとおりの事情に鑑みてなされたものであり、従来技術の問題点を解消し、ソーラーパネルのコーティング材などとして可視光領域から赤外線領域にわたる広い範囲の光を利用できる、効率の良い光学特性を有する光透過性カーボン系薄膜が成膜されてなるソーラーパネルとその製造方法を提供することを課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この出願の発明は、上記の課題を解決するものとして、まず第1には、カーボン系薄膜のsp /sp が1.22〜1.23であり、かつN/Cが0.16であることを特徴とするソーラーパネルを提供する。
【0010】
第2には、この出願の発明は、請求項1に記載のソーラーパネルの製造方法であって、シリコン基板上にカーボン薄膜を成膜すると同時にその膜に窒素を添加して窒素を含有するカーボン系薄膜を形成し、その後アニール処理を行うことで窒素の含有量を減少させて前記カーボン系薄膜のsp /sp と、N/Cを調整することを特徴とするソーラーパネルの製造方法を提供する。
【0017】
【発明の実施の形態】
この出願の発明は上記のとおりの特徴をもつものであるが、以下にその実施の形態について説明する。
【0018】
この出願の発明の光透過性カーボン系薄膜が成膜されてなるソーラーパネルの製造方法は、シリコン基板上にカーボン薄膜を成膜すると同時にカーボン薄膜に窒素を添加して窒素を含有するカーボン系薄膜を形成し、その後、873K〜1073Kの温度範囲内で熱処理を行うことで窒素の含有量を減少させてカーボン系薄膜のsp /sp と、N/Cを調整することを大きな特徴としている。
【0019】
カーボン薄膜に窒素を添加させる具体的な方法としては、グラファイトターゲットを用いたマグネトロンスパッタ法が挙げられ、このマグネトロンスパッタ法によりアルゴンと窒素との混合プラズマでグラファイトターゲットを叩き、シリコン基板上にカーボン薄膜を成膜することによってカーボン薄膜中に窒素を好適に添加することができ、窒素を含有するカーボン系薄膜を形成することができる。そしてその後、873K〜1073Kの温度範囲内で熱処理を行うことで窒素の含有量を減少させてカーボン系薄膜のsp /sp と、N/Cを調整することによって、光透過性カーボン系薄膜が成膜されてなるソーラーパネルを好適に製造することができるのである。
【0020】
この出願の発明の光透過性カーボン系薄膜が成膜されてなるソーラーパネルにおいては、その薄膜がシリコン基板上に形成され、窒素が含有されており、可視光領域の波長に対して屈折率が1.98であることからカーボン系薄膜の表面やカーボン系薄膜とシリコン基板の界面での反射が最小となり、可視光領域、赤外線領域の波長に対して膜中での吸収を持たず、高強度、低腐食性、高光透過性、低反射率を併せ持つ光透過性カーボン系薄膜とすることができるのであり、この光透過性カーボン系薄膜はソーラーパネル表面のコーティング材に非常に適している。
【0021】
また、この出願の発明の光透過性カーボン系薄膜が成膜されてなるソーラーパネルの製造方法は、シリコン基板上にカーボン薄膜を成膜すると同時にカーボン薄膜に窒素とともに水素を添加して窒素と水素を含有するカーボン系薄膜を形成し、その後、873K〜1073Kの温度範囲内で熱処理を行うことで窒素と水素の含有量を減少させてカーボン系薄膜のsp /sp と、N/Cを調整することでも光透過性カーボン系薄膜を形成することができる。
【0022】
カーボン薄膜に窒素と水素を添加させる具体的な方法としては上記の方法と同様に、グラファイトターゲットを用いたマグネトロンスパッタ法が挙げられ、このマグネトロンスパッタ法によりアルゴンと窒素と水素との混合プラズマでグラファイトターゲットを叩き、シリコン基板上にカーボン薄膜を成膜することによってカーボン薄膜中に窒素と水素を添加することができる。そしてその後、873K〜1073Kの温度範囲内で熱処理を行うことで窒素と水素の含有量を減少させてsp /sp と、N/Cを調整することによって、光透過性カーボン系薄膜が成膜されてなるソーラーパネルを好適に製造することができる。
【0023】
この出願の発明の光透過性カーボン系薄膜が成膜されてなるソーラーパネルにおいては、その薄膜がシリコン基板上に形成され、窒素と水素が含有されており、可視光領域の波長に対して屈折率が1.98であることから、カーボン系薄膜の表面やカーボン系薄膜とシリコン基板の界面での反射が最小となり、可視光領域、赤外線領域の波長に対して膜中での吸収を持たず、高強度、低腐食性、高光透過性、低反射率を併せ持つ光透過性カーボン系薄膜とすることができるのであり、この光透過性カーボン系薄膜はソーラーパネル表面のコーティング材に非常に適している。
【0024】
これまでにカーボン薄膜に添加された窒素や水素は配位数を制御することが分かっている。カーボン薄膜に窒素を添加すると、含有量につれて4配位のダイヤモンド構造に比べて3配位のグラファイト構造の炭素の割合が増える。そして成膜したカーボン系薄膜を熱処理すると窒素が脱離して含有量が減少する。そのときの炭素結合の割合は、熱処理をせずに同じ割合の窒素を添加した場合に比較して4配位炭素数が目立って多くなる。低吸収のためには4配位構造が多いことが望ましいことから、成膜時に多くの窒素を添加し、熱処理によって減らすことが低吸収率膜の有効な製造方法といえるのである。またさらに、水素を添加することによってカーボン薄膜の形成されたダイヤモンド構造が安定するのである。
【0025】
以下、添付した図面に沿って実施例を示し、この出願の発明の実施の形態についてさらに詳しく説明する。もちろん、この発明は以下の例に限定されるものではなく、細部については様々な態様が可能であることは言うまでもない。
【0026】
【実施例】
<実施例1>
この出願の発明の光透過性カーボン系薄膜が成膜されてなるソーラーパネルの製造方法によって光透過性カーボン系薄膜を製造し、その光透過性カーボン系薄膜の炭素と窒素、炭素と水素の結合状態と膜の屈折率、吸収係数および吸収率などの光学特性を評価した。
【0027】
まず、図1に示すようなRFマグネトロンスパッタ装置(1)(13.56MHz、100W)を用い、高純度のグラファイト(99.999%)をグラファイトターゲット(2)とし、RF源(3)により発生させた高周波プラズマ(混合プラズマ)(4)でシリコン基板(5)の表面上にカーボン薄膜を成膜した。
【0028】
成膜の時間は15分間であって、その際にアルゴン供給源(6)、窒素供給源(7)、水素供給源(8)よりそれらのガスを適宜RFマグネトロンスパッタ装置(1)内に供給し一般的なプラズマガスであるアルゴンに窒素(あるいは窒素と水素)を添加して高周波プラズマ(4)を発生させてスパッタを行い、成膜するカーボン薄膜中に窒素(あるいは窒素と水素)を含有させつつシリコン基板(5)上に100〜200nm厚さのカーボン系薄膜を成膜した。なお、マニピュレータ(9)によりシリコン基板(5)の位置の調整を行った。
【0029】
その後、温度873Kおよび1073Kにおいて1×10-5Pa以下の気圧で、2時間加熱炉中においてアニール処理(熱処理)を行い、その後真空中で3〜5時間かけて室温まで冷却した。
【0030】
作製されたカーボン系薄膜中の炭素、窒素の結合状態においてはX線光電子分光で測定するとグラファイト状結合を示すsp2とダイヤモンド状結合を示すsp3の双方が現れた。
【0031】
図2(a)はダイヤモンド状結合sp3とグラファイト状結合sp2の比率と窒素含有比率の関係を示すグラフである。同図横軸にカーボン系薄膜中の窒素含有比率、縦軸にその膜の結合状態を比率で示す。
【0032】
白丸(○)で示した室温で成膜を行ったカーボン系薄膜では窒素含有量が増えるにしたがってsp3結合の割合が下がっていくことが分かる。
【0033】
一方、その室温で成膜したカーボン系薄膜を873Kで熱処理(▲で示した曲線)、1073Kで熱処理(□で示した曲線)を行うと、同じ窒素含有量であっても、結合状態の異なった膜が製造されることが分かった。
【0034】
たとえば、室温で成膜した窒素含有量N/C=0.2の膜ではsp2、sp3結合の割合が1:1程度であるが、高温処理を行った後に窒素含有量が0.2になる膜では、sp3結合の割合が大きくなることがわかる。つまり熱処理によってsp2結合の窒素のみが減少しているのである。
【0035】
なお、図2(b)(挿入図)のグラフにアニール温度に伴う窒素含有量(N/C)の変化を示している。同図より明らかなようにアニール温度を高くするにしたがって窒素含有量は減少する。
<実施例2>
次に、窒素とともに水素を添加したカーボン系薄膜の場合において、CH結合とNH結合のアニール処理による変化を測定した。
【0036】
図3(a)、(b)から明らかなように、それらの結合の割合としては873Kと1073Kでのアニール処理によりCH結合の割合は減少し、NH結合も873Kと1073Kでのアニール処理によりその割合が減少していることがわかる。なお、アニールなしの場合、および873Kの場合にはCH結合は窒素含有量が大きくなるほどその割合が減少し、NH結合は窒素含有量が大きくなるほど割合が増加している。
< 実施例3>
次にこの出願の発明の光透過性カーボン系薄膜が成膜されてなるソーラーパネルの製造方法により製造される窒素を添加した光透過性カーボン系薄膜の屈折率と吸収係数を測定した。図4(a)のグラフは熱処理有りの場合となしの場合の窒素含有比率に対する屈折率の変化を示しており、(b)のグラフは熱処理有りの場合となしの場合の窒素含有比率に対する吸収係数の変化を示している。可視光としてヘリウムネオンレーザー光(波長632.8nm)で測定した。なおシリコン(屈折率3.88)の無反射で光透過性のコーティング膜として最適な屈折率は1.98であり、また吸収係数は小さいほど好ましい。
【0037】
図4(a)、(b)に示す実験結果より、873Kで熱処理した膜は窒素含有量0.22程度のもの、1073Kで熱処理した膜は窒素含有量0.15から0.21程度のものがシリコンの無反射・光透過性コーティング膜に最適な膜といえる。
<実施例4>
次に図5にこの出願の発明の光透過性カーボン系薄膜が成膜されてなるソーラーパネルの製造方法により形成されたカーボン系薄膜とアニールなしのカーボン系薄膜に光を照射した場合の光の波長と透過光測定時の吸収率のグラフを示す。
なお、ここでの吸収率と図4の光学定数としての吸収係数(k)とは、吸収率が4πk/λに比例する(ただし、λは光の波長)という関係にある。
【0038】
同図の横軸は光の波長、縦軸は直入射、透過光測定時の吸収率で、シリコン基板にカーボン系薄膜を付けない場合を基準としている(縦軸0.2では入射光のうち20%がカーボン系薄膜で吸収されたことを意味する)。図5では、a1はアニールなしでN/Cが0.47の状態、a2はa1のカーボン系薄膜に対して1073Kでアニール処理を行った後のN/Cが0.21の状態、b1はアニールなしでN/Cが0.34の状態、b2はb1のカーボン系薄膜に対して1073Kでアニール処理を行った後のN/Cが0.16の状態、c1はアニールなしでN/Cが0.13の状態、c2はc1のカーボン系薄膜に対してアニール処理を行った後のN/Cが0.11の状態のカーボン系薄膜を示している。
【0039】
同図に示すようにカーボン系薄膜は特に窒素含有量が小さいもの(c1とc2)については可視光、赤外領域でいずれも吸収率が0.2以下、b1、b2についても600nm以上の可視光と赤外領域で吸収率が0.2以下という良好な値を示した。
【0040】
【発明の効果】
以上詳しく説明したとおり、この出願の発明によって、ソーラーパネルのコーティング材などとして可視光領域から赤外線領域にわたる広い範囲の光を利用できる、効率の良い光学特性を有する光透過性カーボン系薄膜とが成膜されてなるソーラーパネルその製造方法が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の光透過性カーボン系薄膜が成膜されてなるソーラーパネルの製造方法に用いられるRFマグネトロンスパッタ装置を例示した概念図である。
【図2】 この発明の光透過性カーボン系薄膜が成膜されてなるソーラーパネルにおける薄膜の一例の窒素含有比率、縦軸にその膜の結合状態を比率で示したグラフである。
【図3】 この発明の光透過性カーボン系薄膜が成膜されてなるソーラーパネルにおける薄膜の一例のCH結合とNH結合のアニール処理による変化を示したグラフである。
【図4】 この出願の発明の光透過性カーボン系薄膜が成膜されてなるソーラーパネルにおける薄膜の一例の図4(a)は成膜条件、熱処理による窒素含有比率に対する屈折率の変化を示すグラフであり、(b)は成膜条件、熱処理による窒素含有比率に対する吸収係数の変化を示すグラフである。
【図5】 この出願の発明の光透過性カーボン系薄膜が成膜されてなるソーラーパネルの製造方法により形成されたカーボン系薄膜と、アニールなしのカーボン系薄膜に、光を照射した場合の光の波長と透過光測定時の吸収率のグラフである。
【符号の説明】
1RFマグネトロンスパッタ装置
2グラファイトターゲット
3RF源
4高周波プラズマ
5シリコン基板
6アルゴン供給源
7窒素供給源
8水素供給源
9マニピュレータ

Claims (2)

  1. シリコン基板上に光透過性カーボン系薄膜が成膜されてなるソーラーパネルであって、前記カーボン系薄膜のsp /sp が1.22〜1.23であり、かつN/Cが0.16であることを特徴とするソーラーパネル。
  2. 請求項1に記載のソーラーパネルの製造方法であって、シリコン基板上にカーボン薄膜を成膜すると同時にその膜に窒素を添加して窒素を含有するカーボン系薄膜を形成し、その後アニール処理を行うことで窒素の含有量を減少させて前記カーボン系薄膜のsp /sp と、N/Cを調整することを特徴とするソーラーパネルの製造方法。
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