JP4125037B2 - 工作機械のハイブリッド案内装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、工作機械のテーブルなどの直線運動を案内する案内装置に係り、特に、案内機構として、すべり案内と転がり案内を組み合わせたハイブリッド案内装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
工作機械において、コラムや、主軸頭、テーブル等の移動体の案内機構に採用されているのは、主としてすべり案内と転がり案内である。
【0003】
すべり案内は、案内面との接触形式が滑り接触であり、静剛性が高く、またビビリの原因となる振動に対する減衰性が転がり案内に比べて優れている。
【0004】
他方、転がり案内は、案内面との接触形式が転がり接触となり、振動に対する減衰性は低いが、摩擦抵抗が小さく高速性や運動精度に関しては、すべり案内よりも優れている。要するに、すべり案内と転がり案内は、お互いに他方の長所とするところを短所とし、他方の短所とするところを長所としている。
【0005】
近年では、すべり案内と転がり案内のそれぞれの特徴を活用するために、すべり案内と転がり案内とを組み合わせたハイブリッド型の案内機構が開発されている。このようなハイブリッド型の案内装置の従来技術としては、例えば、特開平9−131634号や特開2001−9655に開示されているものを挙げることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来、工作機械の移動体の案内機構に採用されるのは、すべり案内が主流であり、近年では、機械の高速化対する強い要請に応えるため、転がり案内が次第に多く採用される傾向にある。
【0007】
このような傾向は、この特開平9−131634号の案内装置をはじめとする従来のハイブリッド型の案内装置も同様であって、すべり案内を主体として減衰性を確保した上で、すべり案内の欠点である浮き上がりを抑え、高速適応性を付加するためすべり案内を補完するものとして転がり案内を使用するというのが基本的な設計上の考え方である。
【0008】
例えば、上記特開平9−131634号の案内装置では、主体となる案内はすべり案内であり、転がり案内を従として転がり案内の役割分担の割合を高められるようにするために、転がり案内と移動体との間に油圧シリンダが介在させ、転がり案内の分担割合を高めるときには油圧シリンダに高圧の圧油を供給するようになっている。
【0009】
しかしながら、すべり案内が主で転がり案内が従であるハイブリッド案内では、転がり案内の分担割合が高まると、油圧シリンダのモーメント剛性が低下して移動体と転がり案内の間の剛性が低下することになり、高速送り時の運動精度の低下につながる。
【0010】
さらに、転がり案内には、高速性に優れているものの、特有の現象として、ローラまたはボールの出入りによる脈動に起因するウェービングが生じ、転がり案内の比重が高まると、例えば移動体がテーブルであれば周期的に左右にうねりが生じるという問題がある。
【0011】
従来のハイブリッド案内では、すべり案内特有の浮き上がりを転がり案内を用いて抑制するということは行われているが、ウェービングについては有効な対策が講じられていなかった。
【0012】
そこで、本発明の目的は、前記従来技術の有する問題点を解消し、転がり案内の特性である高速性を最大限に生かした上で、ウェービングを抑制し、必要な減衰性を増すことができるようにした工作機械のハイブリッド案内装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するために、本発明は、転がり案内とすべり案内とを組み合わせからなる工作機械のハイブリッド案内において、工作機械おける移動体の基台上での直線運動基準となる主たる案内を構成する転がり案内と、前記転がり案内を補完する従たる案内としてのすべり案内と、を備え、前記すべり案内は、一組の転がり案内の外側で基台に左右両側にそれぞれ設けられたすべり面と、前記すべり面を摺動するスライダを有し移動体に取り付けられたすべり案内ユニットと、からなり、前記すべり案内は、転がり案内の案内面に対して垂直なすべり案内面を有し、前記基台と前記すべり案内ユニットの本体部の間に調整ライナを介在し、前記調整ライナの厚さを調整することにより、すべり案内に発生する摩擦力を調整するようにしたことを特徴とするものである。
【0014】
また、本発明は、前記の目的を達成するために、転がり案内とすべり案内とを組み合わせからなる工作機械のハイブリッド案内において、工作機械おける移動体の基台上での直線運動基準となる主たる案内を構成する転がり案内と、前記転がり案内を補完する従たる案内としてのすべり案内と、を備え、前記すべり案内は、一組の転がり案内の内側で基台の左右両側にそれぞれ設けられたすべり面と、前記すべり面を摺動するスライダを有し移動体に取り付けられたすべり案内ユニットと、からなり、前記すべり案内は、転がり案内の案内面に対して垂直なすべり案内面を有し、前記基台と前記すべり案内ユニットの本体部の間に調整ライナを介在し、前記調整ライナの厚さを調整することにより、すべり案内に発生する摩擦力を調整するようにしたことを特徴とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による工作機械のハイブリッド案内装置の一実施形態について、添付の図面を参照しながら説明する。
第1実施形態
図1は、本発明によるハイブリッド案内装置をマシニングセンタのテーブル送りの案内機構に適用した第1の実施の形態を示し、テーブルを移動方向正面から見た図である。
【0016】
図1において、参照符号10はベッドを示す。このベッド10はベース11上に固定されている。ベッド10の上には、移動体としてテーブル12が設置されている。13は、テーブル12の送り機構を構成するボールねじであり、ベッド10の長手方向に延びている。
【0017】
ベッド10の上面には、左右両側に一組のガイドレール14a、14bがボールねじ13と平行に敷設されている。テーブル12の下面には、転がり案内ユニット15a、15bが取り付けられており、それぞれガイドレール14a、14bに係合するようになっている。この場合、テーブル12の自重は、転がり案内ユニット15a、15bを介してガイドレール14a、14bにかかるようになっている。転がり案内ユニット15a、15bは図示しないローラを内蔵し、このローラがガイドレール14a、14bを転動する。
【0018】
本発明のハイブリッド案内装置では、転がり案内が主体の案内としてベット10上でのテーブル12の直線運動の基準となる案内面を構成している。この案内面は、ベッド10の上面と平行である。
【0019】
上記転がり案内を補完するため、以下のような従たる案内としてのすべり案内が転がり案内の外側に配置されて組み合わされ、本発明のハイブリッド案内装置が構成されている。
テーブル10の送り方向に向かって左右両側のベッド10の側面部には、それぞれすべり面16a、16bが形成されており、これらのすべり面16a、16bは、ガイドレール14a、14bと平行に延びるようになっている。転がり案内により構成される主体となる案内面との関係では、この案内面に対してすべり面16a、16bは垂直である。
【0020】
参照符号18a、18bは、それぞれすべり案内ユニットを示す。すべり案内ユニット18a、18bは、本体部19a、19bと、すべり面16a、16bをそれぞれ摺動するスライダ20a、20bとから構成されている。この実施形態では、本体部19a、19bは、断面L字形のブロック体で、直角に屈曲した下端部にスライダ20a、20bが固着されている。
【0021】
このようなすべり案内ユニット18a、18bの本体部19a、19bは、テーブル12の左右両側面にそれぞれ調整ライナ22を介してボルト21を用いて固定されており、テーブル12の左右両側からベッド10を挟み込むように取り付けられている。テーブル12の自重は、すべり面16a、16bかからないため、スライダ20a、20bは、所定の大きさの摩擦力が発生するように、潤滑剤を間に介してすべり面16a、16bに圧接した状態になるように、調整ライナ22の厚さを調整することですべり面16a、16bへの押圧力を調整し、すべり案内ユニット18a、18bは取り付けられている。なお、本体部19a、19bは、ボルト21を抜き取ることで、テーブル12から簡単に取り外すことができる。
【0022】
図2に示すように、この実施形態では、すべり案内ユニット18a、18bは、テーブル12の片側側面に2個、両側で都合4個配置されている。この場合、テーブル送り系に適正な減衰性を付与するために、すべり案内ユニット18a、18bの配置数、その本体部19a、19bの幅寸法や、スライダ20a、20bの押付力が設定される。
【0023】
本実施形態による工作機械のハイブリッド案内装置は、以上のように構成されるものであり、次に、その作用並びに効果について説明する。
【0024】
工作物に面精度や形状精度が求められる仕上げ加工を行う場合には、図1に示されるように、テーブル12にすべり案内ユニット18a、18bを取り付けた状態では、転がり案内と滑り案内の両方を持つハイブリッド案内となる。
【0025】
加工中にテーブル12が送られるときには、転がり案内ユニット15a、15bのローラがガイドレール14a、14bを転動し、テーブル12 の直線運動は転がり案内により主として案内される。すべり面16a、16bにはテーブル12の自重はかからず、後述のように減衰を付加するためのもので、転がり案内の高速性を阻害するものではない。このため、転がり案内の特徴である高速性を活用して早送りに対応することができる。しかも、テーブル12が運動している間、すべり案内を構成するすべり面16a、16bとスライダ20a、20bとの間には適正な摩擦力が生じ、これにより送り方向の減衰性が増えるので、加工中に生じる切削振動を減衰させることができ、また、転がり案内に生じるテーブルの移動方向に対して左右方向へのウェービングは、すべり案内ユニット18a、18bによって抑制することができるので、必要な工作物に必要な面精度や形状精度を確保することができ、しかも、振動から工具を守り、工具寿命を向上させることが可能となる。
【0026】
【表1】
Figure 0004125037
ここで、表1は、本発明を適用した実機において、テーブル12を送ったときに測定して得たウェービング特性を示す測定データを示す。比較のために、左側の列は、案内が転がり案内だけのときのうねりの大きさを示す。縦方向というのは、テーブル12の上下のウェービングを表し、横方向というのは、テーブル12の左右方向のウェービングを表す。
【0027】
この表1から明らかに読みとれるように、本実施形態のように、すべり面16a、16bが垂直面のすべり案内を転がり案内と組み合わせることによって、転がり案内に生じる左右方向のウェービングに対して顕著な抑制効果が得られることがわかる。
【0028】
なお、さらに工作物に高度の面精度や形状精度が要求される加工のように減衰性をより重視する場合には、すべり案内ユニット18a、18bの取付個数を増やしたり、より大きな幅のものに取り替えたり、適宜加工条件に対応させることは容易である。
【0029】
第2実施形態
次に、図3は、本発明の第2の実施形態によるハイブリッド案内装置を示す。
【0030】
図1の第1実施形態では、すべり案内は、一組の転がり案内の外側に配置しているのに対して、この第2実施形態は、すべり案内を一組の転がり案内の内側に配置した実施の形態である。その他は、図1と同様であり、共通する構成要素は、同一の参照符号を付してその詳細な説明は省略する。
【0031】
この第2実施形態では、テーブル10の送り方向に向かって左右両側のベッド10の左右の側部は高く段差があり、この側部に転がり案内のガイドレール15a、15bが敷設されている。このガイドレール15a、15bのそれぞれ内側の垂直な面は、すべり面24a、24bになり、ガイドレール14a、14bと平行に延びている。転がり案内により構成される主体となる案内面との関係では、この案内面に対してすべり面16a、16bは垂直である。
【0032】
参照符号26a、26bは、それぞれすべり案内ユニットを示す。すべり案内ユニット26a、26bは、本体部27a、27bと、すべり面16a、16bをそれぞれ摺動するスライダ28a、28bとから構成されている点は、第1実施形態と同様である。本体部27a、27bは、テーブル12の底面に固定され、この状態で、スライダ28a、28bは、所定の大きさの摩擦力が発生するように、潤滑剤を間に介してすべり面16a、16bに圧接した状態になっている。
【0033】
以上のような第2実施形態によれば、テーブル12が運動している間、すべり案内を構成するすべり面16a、16bとスライダ28a、28bとの間には適正な摩擦力が生じ、これにより、送り方向の減衰性が増えるので、加工中に生じる切削振動を減衰させることができ、必要な工作物に必要な面精度や形状精度を確保することができる。しかも、転がり案内に生じるテーブルの移動方向に対して左右方向へのウェービングについても、第1実施形態と同様にすべり案内ユニット18a、18bによって抑制することができる。
【0034】
第3実施形態
次に、図4は、本発明ハイブリッド案内装置を門型工作機械におけるクロスレールとサドルの間の案内に適用した実施の形態である。
【0035】
図4において、参照符号30はクロスレールを示し、32はサドルを示している。門型工作機械にあっては、クロスレール30は、図示しないコラムに水平に取り付けられている。サドル32は、本発明を適用したハイブリッド案内装置を案内として、クロスレール30に対して水平方向に移動可能に配設されている。サドル32には主軸頭34が取り付けられている。
【0036】
クロスレール30には、上下両側に転がり案内の一組のガイドレール35a、35bが敷設され、クロスレール30の長手方向、すなわち水平方向に延びている。ガイドレール35a、35bには、それぞれサドル32に取り付けられた転がり案内ユニット36a、36bが係合している。
【0037】
サドル32を水平方向に送るための案内として、第1実施形態のテーブル12の場合と同様に、転がり案内がサドル32の直線運動の基準となる主体の案内面を構成し、以下のようなすべり案内が従たる案内として設けられている。
【0038】
クロスレール30の上下には、ガイドレール35a、35bと平行に延びるすべり面37a、37bが形成されている。このすべり面37a、37bは、転がり案内の案内面に対して垂直である。すべり案内ユニット38a、38bは、すべり面37a、37bを摺動するスライダ39a、39bと本体部40a、40bを有し、本体部40a、40bは、所定の大きさの摩擦力が発生するように、スライダ39a、39bと潤滑剤を間に介してすべり面37a、37bに圧接した状態になるように、調整ライナ41a、41bを挟んでサドル32の上下面に取り付けられている。
【0039】
以上のように、本発明をサドル32の案内に適用した第3実施形態によれば、サドル32は、転がり案内を主体の案内として送られるので、転がり案内の高速性を活用することができる。また、サドル32が移動する間、すべり案内を構成するすべり面37a、37bとスライダ39a、39bとの間には適正な摩擦力が生じ、これにより、送り方向の減衰性が増えるので、加工中に主軸からサドル32に伝わる切削振動を減衰させることができ、必要な工作物に必要な面精度や形状精度を確保することができる。しかも、すべり案内は、サドル32の上下方向のウェービングに対して抑制効果を発揮する。
【0040】
以上、本発明の第3実施形態として、門型工作機械のクロスレール30とサドル32の相対運動の案内に本発明のハイブリッド案内を適用した例を挙げて説明したが、この他、クロスレール30がコラムに対して上下方向に移動する門型工作機械であれば、クロスレール30の上下方向の運動の案内機構にも、本発明のハイブリッド案内を適用できる。
【0041】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、転がり案内の高速性としての特性を最大限に生かした上で、ウェービングを抑制し、必要な減衰性を増やすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による工作機械のハイブリッド案内装置を示す正面図。
【図2】同実施形態による工作機械のハイブリッド案内装置を示す側面図。
【図3】第2の実施形態による工作機械のハイブリッド案内装置の正面図。
【図4】第3の実施形態による工作機械のハイブリッド案内装置の正面図。
【符号の説明】
10 ベッド
11 ベース
12 テーブル
13 ボールねじ
14a、14b ガイドレール
15a、15b 転がり案内ユニット
16a、16b すべり面
18a、18b すべり案内ユニット
20a、20b スライダ
22 調整ライナ
24a、24b すべり面
26a、26b すべり案内ユニット
28a、28b スライダ
30 クロスレール
32 サドル
34 主軸頭
35a、35b ガイドレール
36a、36b 転がり案内ユニット
37a、37b すべり面
38a、38b すべり案内ユニット
39a、39b スライダ
40a、40b 本体部
41a、41b 調整ライナ

Claims (2)

  1. 転がり案内とすべり案内とを組み合わせからなる工作機械のハイブリッド案内において、
    工作機械おける移動体の基台上での直線運動基準となる主たる案内を構成する転がり案内と、前記転がり案内を補完する従たる案内としてのすべり案内と、を備え、
    前記すべり案内は、一組の転がり案内の外側で基台に左右両側にそれぞれ設けられたすべり面と、前記すべり面を摺動するスライダを有し移動体に取り付けられたすべり案内ユニットと、からなり、
    前記すべり案内は、転がり案内の案内面に対して垂直なすべり案内面を有し、
    前記基台と前記すべり案内ユニットの本体部の間に調整ライナを介在し、前記調整ライナの厚さを調整することにより、すべり案内に発生する摩擦力を調整するようにしたことを特徴とする工作機械のハイブリッド案内装置。
  2. 転がり案内とすべり案内とを組み合わせからなる工作機械のハイブリッド案内において、
    工作機械おける移動体の基台上での直線運動基準となる主たる案内を構成する転がり案内と、前記転がり案内を補完する従たる案内としてのすべり案内と、を備え、
    前記すべり案内は、一組の転がり案内の内側で基台の左右両側にそれぞれ設けられたすべり面と、前記すべり面を摺動するスライダを有し移動体に取り付けられたすべり案内ユニットと、からなり、
    前記すべり案内は、転がり案内の案内面に対して垂直なすべり案内面を有し、
    前記基台と前記すべり案内ユニットの本体部の間に調整ライナを介在し、前記調整ライナの厚さを調整することにより、すべり案内に発生する摩擦力を調整するようにしたことを特徴とする工作機械のハイブリッド案内装置。
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