JP4124139B2 - 携帯端末受台 - Google Patents

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Description

本発明は、携帯端末を充電すると共にホストコンピュータと携帯端末との間の有線通信および無線通信を中継する携帯端末受台に関する。
この種の携帯端末受台に関して例えば特許文献1に開示されている。この特許文献1によれば、スキャナ本体(携帯端末)が接続ケーブル(通信ケーブル)を介してPOSレジスタ(ホストコンピュータ)と有線通信すると共に、置き台(携帯端末受台)およびスキャナ本体が互いに無線通信することができ、置き台上にスキャナ本体が載置され置き台に設けられた充電用端子にスキャナ本体の充電用端子が電気的に接続されることによりスキャナ本体に内蔵された電池の充電を行うことができるようになる。
特開2002−334299号公報
このような携帯端末受台においては、充電機能のみを使用する場合や、有線および無線通信機能のみを使用する場合や、両機能を同時に使用する場合がある。例えば、バーコードやQRコード等の情報コードを読取るための読取端末(携帯端末)では、情報コードを読み取るための読取作業場所がホストコンピュータから10m程度離れている場合には読取端末の受台との間で行われる無線通信は可能であるものの、読取端末受台とホストコンピュータとの間を有線接続するための通信ケーブルの長さが1m〜3mと限界があるため、使用者が長時間作業を必要とする場合には作業途中で電池切れが生じると、読取作業場所から離間して設置されている読取端末受台に載置して充電する必要があり、特に一台しか読取端末がない場合には読取作業を中断して待機する必要があった。このような問題は、情報コードの読取端末の端末受台に限らず、携帯電話機やPDA等の他の携帯端末の受台においても同様に生じる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、充電機能,無線通信機能および有線通信機能を備えた携帯端末受台において、たとえホストコンピュータとの間に接続される通信ケーブルの長さに限度があったとしても、充電機能,無線通信機能および有線通信機能を同時に使用することができるようにすることで利便性を向上できる携帯端末受台を提供することにある。
請求項1記載の発明によれば、無線通信機能および有線通信機能を備えた通信モジュールが、充電機能を備えた基台とは別体に構成されると共に着脱可能に構成されているため、携帯端末受台の無線通信機能および有線通信機能と、基台の充電機能とを分離して使用できるようになる。すなわち、通信モジュールと基台とを離間して使用できるようになり、たとえホストコンピュータと通信モジュールとの間に接続される通信ケーブルの長さに限度があったとしても、充電機能,無線通信機能および有線通信機能を同時に使用することができるようになる。しかも、ユーザの必要に応じて基台に通信モジュールを装着することで、基台および通信モジュールを夫々の機能を維持したままコンパクトに収納できるようになり、ユーザの使い勝手を向上することができる。
しかも、通信モジュールの表示部は、無線通信機能または有線通信機能による通信状態,外部から電源供給される電源供給状態,無線通信機能により無線局として識別するための識別情報のうち少なくとも何れか1つを表示するようになっており、基台に設けられた窓部を通して見える位置になるように配設されているため、表示部が前記窓部を通じて外部から視認可能になる。したがって、ユーザは、基台から通信モジュールを分離する必要なく通信モジュールの表示部に表示される通信モジュールの状態や情報を確認することができるようになる。
また、請求項2記載の発明のように、基台および通信モジュールは、それぞれが独立した動作電源回路を備え、基台と通信モジュールとは電気的な接続がなく、動作状態で一体に組付けおよび分離が可能であることが望ましい。
さらに、請求項記載の発明のように、情報コードの読取装置の読取端末受台に適用した場合には、読取作業場所に基台を配設することでいつでも充電できるようになり、たとえ1台しか読取装置がなかったとしても充電時に作業を中断する必要がなくなり、作業効率を向上できるようになる。
た請求項記載の発明によれば、窓部には保護用の透明板が装着されているため、表示部に対する防塵効果を奏する。
請求項記載の発明によれば、基台に備えられた充電状態表示部と、通信モジュールの表示部とが近接配置されるため、ユーザは充電状態表示部と表示部近傍の略同一位置を注視するだけで通信状態と充電状態を略同時に把握することができ視認性が向上する。
請求項記載の発明によれば、逆流防止手段は、通信モジュールが備える複数の外部接続端子に対して同時に電源供給された場合に、何れか1つの外部接続端子から供給された電流が別の外部接続端子に流れるを防止するため、外部接続端子を通じて外部に流出する電流を阻止することができ、外部接続機器に与える悪影響を抑制することができるようになる。
以下、本発明の携帯端末受台を読取端末受台に適用した読取システムの一実施形態について図1ないし図8を参照しながら説明する。
図1は読取端末受台が組み立てられたときの上面側の斜視図を示しており、図2(a)は基台と通信モジュールが分離されたときの基台の上面側の斜視図、図2(b)は基台と通信モジュールが分離されたときの基台の下面側の斜視図を示している。これらの図1,図2(a)および図2(b)に示すように、読取端末受台1は、基台2と通信モジュール3とから構成されており、その上側にスキャナ本体4(携帯端末、図5参照)が載置可能に構成されている。
図2に示すように、通信モジュール3は直方体形状をなしており、基台2の下面側(底面側)には、通信モジュール3を基台2の内部に収納可能な大きさに形成された穴部5が設けられている。また、この基台2の底面の一部には穴部5の外端部5aから内方に向けて平板状の突板部6が形成されている。この突板部6は通信モジュール3を穴部5に対して嵌込可能に構成されている。
図3(a)および図3(b)は、通信モジュールの外観を斜視図により示している。
通信モジュール3は、図3(a)および図3(b)に示すように、側面に2つのコネクタ3aおよび3b(本発明の外部接続端子に相当)を備えており、上面部3cには、無線通信および有線通信による通信状態を表示するための通信状態表示部3dやホストコンピュータ6から電源供給される電源供給状態を表示するための電源供給状態表示部3eが表示器として配設されている。この通信状態表示部3dや電源供給状態表示部3eは、各種シンボルが模られたマークが点灯/消灯表示変化(点滅周期の変化や表示色の変化等)することにより各種状態を報知するようになっている。
また、図3(b)に示すように、通信モジュール3の下面部3fには、セットアップスイッチ3gが構成されると共にラベル3hが貼付されている。セットアップスイッチ3gは、ユーザにより押下されると通信制御回路8(図7参照)に初期化指令が与えられ、通信制御回路8が通信モジュール3を電気的に初期化するようになっている。
ラベル3hは、当該通信モジュール3に固有に割り当てられた無線局として識別するための識別情報(ID(Identification)(例えば製造番号))などの情報がQRコード等の情報コードQに情報として含まれ、通信モジュール3の製造時に印字され通信モジュール3の下面部3fに貼付される。
図2(a)および図2(b)に示すように、基台2には、当該基台2の上面側から下面側を視認可能にする窓部2fが設けられており、この窓部2fには保護用の透明板2gが配設されている。通信モジュール3が基台2の穴部5に対して嵌合されることにより装着されると当該通信モジュール3は基台2の内部に一体的に収納されコンパクトになる。このとき図2(b)に示すように、基台2に通信モジュール3が装着されると、通信モジュール3の上面部3cに設けられた表示器3dおよび3eが窓部2fの透明板2gに対向するように配設されるようになり、基台2の上側から窓部2fおよび透明板2gを通じて視認可能になる(図1参照)。この場合、通信モジュール3の下面部3fは基台2の下面部に面一に配設されるようになる。
また逆に、通信モジュール3が基台2の内部から使用者等に取出されることにより、通信モジュール3および基台2を別部品,別部材として扱うことができるようになる。尚、通信モジュール3は、通信ケーブル7により所定の場所に固定設置されたホストコンピュータ6と接続される(図4参照)。
基台2は、電源ケーブル9を通じて図示しない電源供給手段から充電用の電源を取得するように構成されており、実際にはその最大長が例えば最大2〜3m程度のケーブルが使用される。図3において通信ケーブル7は、コネクタ3aに接続されるもので電源線およびデータ線からなり、その最大長が例えば1〜2m程度のケーブルが使用される。図3の例はUSB(Universal Serial Bus)ケーブルを示している。コネクタ3bには、電源線を有するシリアル通信を可能にする専用のRS−232Cケーブルを接続する(図示省略)が、この他に、キーボード(図示せず)から与えられるキー情報をホストコンピュータ6に中継するための中継ケーブル等を使用することもできる。
図5に示すように、スキャナ本体4は、ユーザが片手で把持して操作可能な程度の大きさに形成されている。具体的には、スキャナ本体4は、ユーザが把持する把持部4aと、この把持部4aの先端側の肩部4bから曲折された曲折部4cと、この曲折部4cの先端側に設けられた情報コード読取用の読取口4dと、把持部4aの握手には操作部4eとを備えている。読取端末受台1は、その上部に凹部2aが設けられており、スキャナ本体4の肩部4bが凹部2aに載置されることにより、読取端末受台1上にスキャナ本体4が固定される。
スキャナ本体4の把持部4aの基端側には充電用の充電端子4fが設けられている。また、読取端末受台1の基台2にもまた充電端子2b,2bが設けられており、読取端末受台1上にスキャナ本体4が載置され固定されると、読取端末受台1の基台2の充電端子2b,2bはスキャナ本体4の充電端子4fに接触する。
図6ないし図8は、読取システムの電気的構成を概略的に示している。この図6において、基台2には充電制御回路2cが内蔵されており充電機能が組み込まれている。充電制御回路2cには、電源が電源回路2dを通じて通電されており、充電用の直流電圧を充電端子2bに供給する。また、充電制御回路2cには、例えばLEDからなる表示器2eが接続されている。この表示器2eは、外部からの電源供給状態を表示する電源供給状態表示部2j,および充電端子2bを通じてスキャナ本体4に対する充電状態を表示する充電状態表示部2hとを備えている。
スキャナ本体4の充電端子4fが基台2の充電端子2bに接触すると、基台2の充電端子2bに供給された直流電圧に基づく電流が、スキャナ本体4に内蔵された二次電池10(図8参照)に通電されるようになる。このとき、充電制御回路2cは、この充電電流を検出し、表示器2eのLEDに対してスキャナ本体4の二次電池10の充電状態を点滅,点灯制御する。
図7は、通信モジュールの電気的構成を概略的に示している。この図7に示すように、通信モジュール3は、通信制御回路8,高周波回路11,コネクタ3aおよび3b,通信インタフェース回路12aおよび12b,表示器3dおよび3e,電源回路13,ダイオード14aおよび14b(本発明の逆流防止手段に相当)を備えている。通信制御回路8には高周波回路11が接続されており、例えばブルートゥース通信規格に準拠した近距離無線通信機能を達成するように構成されている。尚、他の無線通信規格に準拠した無線通信機能を実現するように構成しても良い。
また通信制御回路8は、ホストコンピュータ6との間でコネクタ3aおよび3b並びに通信インタフェース回路12aおよび12bを通じて有線によるデータ通信が可能に構成されている。さらに、各コネクタ3aおよび3bから電源回路13に対して順方向にそれぞれダイオード14aおよび14bが設けられており逆流防止手段としての機能を有している。すなわち、コネクタ3aを通じて電源回路13側に流入した電流は、ダイオード14bの作用によりコネクタ3b側に流れることを抑制できる。
図8は、スキャナ本体の電気的構成を示している。以下、スキャナ本体の電気的構成の動作について説明する。
スキャナ本体8は、制御回路15と、照明駆動回路16と、例えばLEDからなる照明部17と、結像手段18と、光電変換手段19と、波形整形部20と、無線通信手段21と、操作部4eと、メモリ22と、LEDからなる表示部23と、外部インタフェイス部24と、充電制御回路25と、電源回路26と、センサ駆動回路27とを備えている。このスキャナ本体4は、充電された二次電池10が組み込まれると電源回路26により電気的構成に電源が供給されるようになっている。また電圧が充電端子4fを通じて与えられると充電制御回路25が二次電池10に充電するようになっている。
操作部4eは、トリガスイッチにより構成されるもので、このトリガスイッチの押下を制御回路15が検出すると、制御回路15は照明駆動回路16に駆動信号を与えることにより照射部17に照射させる。照射された光は、読取対象Aに反射し結像手段18に入射する。結像手段18は、例えばレンズにより構成されており、読取対象Aに表示されたバーコードやQRコード等の情報コードからの反射光を結像させて光電変換手段19に与える。
光電変換手段19は、例えばCCDセンサ等の受光素子により構成されており、与えられた光を光電変換し波形整形部20に与える。さらに波形整形部20は、光電変換されたアナログ信号を増幅してA/D変換してディジタル信号とし制御回路15に与える。そして制御回路15がA/D変換されたデータをメモリ22に記憶させたり無線通信手段21に与えるようになっている。
無線通信手段21は、例えばブルートゥース規格に準拠した近距離無線通信機能を備えており、データが与えられると当該データを近距離無線通信機能により読取端末受台1に送信するようになっている。すなわち、スキャナ本体4の制御回路15が、無線通信手段21を通じて読取端末受台1との間でブルートゥース通信規格に準拠した近距離無線通信を可能としており、このとき例えば最大約10mの通信距離で無線通信が可能になる。
上記構成の作用について、図1および図4を参照しながら説明する。図4(a)および図4(b)は、実際の使用状態を概略的に示している。
以下、読取端末受台1について、図4(a)に示すように、通信モジュール3が基台2に装着された場合と、図4(b)に示すように、通信モジュール3が基台2と分離された場合とに分けて説明する。
<通信モジュール3が基台2に装着された場合>
通信モジュール3が基台2の穴部5に装着されると、図1に示すように表示器3dおよび3eが窓部2fおよび透明板2gを通じて上面側から視認可能になる。このとき図1に示すように、通信モジュール3の表示器3dおよび3eが充電状態表示部2hを含む表示部2eに近接配置されるため、ユーザはこれらの表示器3dおよび3eと表示部2eを同時に認識可能になる。
基台2に通信モジュール3が装着された場合には、基台2および通信モジュール3が読取端末受台1として一体になるため、充電制御回路2cに基づく充電機能や、通信制御回路8および高周波回路11に基づく近距離無線通信機能や、通信制御回路8に基づく有線通信機能が全て一箇所で機能するようになる。読取端末受台1の上にスキャナ本体4が載置され固定されると、読取端末受台1の充電端子2bにスキャナ本体4の充電端子4fが接触するようになる。すると、充電制御回路2cおよび25は、充電端子4fを通じてスキャナ本体4の二次電池10を充電するようになる。すると制御回路15は、表示部23に点滅もしくは点灯表示させるようになる。
また、図4(a)に示すように、読取端末受台1の上にスキャナ本体4が載置された状態で、ホストコンピュータ6から通信ケーブル7を介して通信開始要求が与えられると、読取端末受台1の通信制御回路8は、読取端末受台1の高周波回路11やスキャナ本体4の無線通信手段21を通じて、スキャナ本体4の制御回路15に通信開始要求が与えられる。スキャナ本体4の制御回路15は、この通信開始要求を受け付けると応答信号を通信モジュール3の通信制御回路8を通じてホストコンピュータ6に送信しコネクションを確立する。そして、スキャナ本体4の制御回路15とホストコンピュータ6との間で有線通信および無線通信が行われる。
<通信モジュール3が基台2と分離された場合>
通信モジュール3が基台2と分離されると、単独で通信モジュール3を使用することができるようになると共に、単独で基台2を使用することができるようになる。
すなわち、図4(b)に示すように、ユーザがスキャナ本体4を用いて情報コードの読取作業を行う場合には、ユーザは基台2を持ち運び、読取作業場所の近くに存在するコンセント(図示せず)等から電源ケーブル9に通電することにより、電源が電源ケーブル9を通じて基台2の充電制御回路2c等に供給されることになり、たとえ読取作業場所がホストコンピュータ6からある所定距離(例えば5〜10m程度)以上離間していると共にホストコンピュータ6および通信モジュール3間の通信ケーブル7が2〜3m程度しかない場合でも、充電機能を維持することができる。したがって、ユーザは、情報コードの読取作業を行いながら読取作業途中でもホストコンピュータ6付近に戻って充電する必要なく、読取作業場所付近で直ぐに充電できるようになる。したがって、ユーザは充電しながら読取作業を続けることができる。
また、基台2と通信モジュール3とを分離したとしても、近距離無線通信機能の最大通信距離として約10mが保たれることになり、最大通信距離を維持できるようになる。
したがって、従来、ホストコンピュータ6および読取作業場所間の距離が相当距離離間する環境下においてスキャナ本体4に内蔵された二次電池の充電切れが生じてしまうと、ホストコンピュータ6の近隣に設置された読取装置受台1で充電する必要があり作業効率の悪化の要因となっていたが、本実施形態によれば、通信モジュール3および基台2が別体に構成されているため、分離して使用することができ、たとえ読取作業場所がホストコンピュータ6から相当距離離間していたとしても、充電機能,近距離無線通信機能および有線通信機能を全て同時に使用することができるようになり、作業効率を改善することができる。
(他の実施形態)
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に示す変形もしくは拡張が可能である。
通信モジュール3には、ホストコンピュータ6から電源供給される実施形態を示したが、ACアダプタ接続端子を設けACアダプタから電源供給されるように構成しても良い。
携帯電話機やPDA等の他の携帯端末のクレードル(携帯端末受台)にも適用することができる。
本発明の一実施形態を示す携帯端末受台の斜視図 基台に対する通信モジュールの着脱状態を示す斜視図((a)上面側(b)下面側) 通信モジュールの外観を示す斜視図((a)上面側、(b)下面側) 使用形態を示す図((a)通信モジュールが基台に装着された場合、(b)通信モジュールと基台とが分離された場合) 携帯端末受台に携帯端末を載置した形態を示す図 基台に組み込まれた電気的構成を概略的に示す図 通信モジュールの電気的構成を概略的に示す図 携帯端末の電気的構成を概略的に示す図
符号の説明
図面中、1は読取端末受台(携帯端末受台)、2は基台、2bは充電端子、2eは表示器、2fは窓部、2gは透明板、2hは充電状態表示部、3は通信モジュール、3aおよび3bはコネクタ(外部接続端子)、3dは通信状態表示部(表示部)、3eは電源供給状態表示部(表示部)、4はスキャナ本体、4fは充電端子、5は穴部、6はホストコンピュータ、7は通信ケーブル、9は電源ケーブル、14a,14bはダイオード(逆流防止手段)を示す。

Claims (6)

  1. 電池が内蔵された携帯端末を載置可能に構成されると共に該携帯端末が載置されると前記内蔵電池を充電する充電機能と、前記携帯端末との間で無線通信する無線通信機能と、ホストコンピュータとの間に接続された通信ケーブルを介して有線通信する有線通信機能とを備えた携帯端末受台において、
    前記充電機能と、窓部とを備えた基台と、
    前記基台とは別体に構成された通信モジュールとを備え、
    前記通信モジュールは、前記無線通信機能および前記有線通信機能を備え前記基台と着脱可能に構成され、前記無線通信機能または前記有線通信機能による通信状態,外部から電源供給される電源供給状態,前記無線通信機能により無線局として識別するための識別情報のうち少なくとも何れか1つを表示する表示部を備え、
    前記基台に前記通信モジュールが装着されると前記通信モジュールの表示部が前記窓部を通して見える位置になるように配設されていることを特徴とする携帯端末受台。
  2. 前記基台および前記通信モジュールは、それぞれが独立した動作電源回路を備え、
    前記基台と前記通信モジュールとは電気的な接続がなく、動作状態で一体に組付けおよび分離が可能であることを特徴とする請求項1記載の携帯端末受台。
  3. 前記窓部には、保護用の透明板が装着されていることを特徴とする請求項1または2記載の携帯端末受台。
  4. 前記基台は前記充電機能による前記携帯端末の充電状態を表示する充電状態表示部を備え、
    前記基台に前記通信モジュールが装着されると前記通信モジュールの表示部が充電状態表示部と近接配置されるように構成されていることを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載の携帯端末受台。
  5. 前記通信モジュールには該通信モジュールに対して電源供給するための端子を備えた複数の外部接続端子が設けられ、
    前記通信モジュールに設けられた複数の外部接続端子に対して同時に電源供給された場合に、何れか1つの外部接続端子から供給された電流が別の外部接続端子に流れるのを防止する逆流防止手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし4の何れかに記載の携帯端末受台。
  6. 情報コードを読取るための読取端末の受台に適用したことを特徴とする請求項1ないし5の何れかに記載の携帯端末受台。
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