JP4123560B2 - 情報処理装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は情報処理装置における盗難防止に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置は電源オン時にパスワードを入力させ正規の使用者以外が使用できないように保護するのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、電源オン時に入力させるパスワードは推量によるパスワードやぶりの可能性があり、また情報処理装置を使用出来ないことを知った盗難者が重要な情報を記憶するハードディスク等の本体内蔵の二次記憶装置を取り出して、別の情報処理装置に挿入し、もって情報を盗むことが出来てしまう。
【0004】
本発明は、盗難者が情報処理装置のパスワードやぶりを試行する心理を利用し、盗難されても情報処理装置や二次記憶装置の使用を不可能にすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために本発明は、パスワードを入力せずに電源をオフ指示した場合、この操作は不正なアクセスと判断し、記憶装置の内容を変更した後に電源をオフするようにしたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明は、パスワード入力手段と、前記パスワード入力手段によるパスワードの入力を検出する検出手段と、記憶装置と、前記記憶装置の内容を変更する手段を有し、電源オン状態で、かつ前記検出手段により前記パスワード入力手段からのパスワードの入力が検出されない状態で電源がオフ指示された場合、前記記憶装置の内容を変更する手段により当該記憶装置の内容が変更された後に電源がオフされるようにした情報処理装置であり、これはパスワードを入力せずに電源をオフする操作は不正使用であるとし、このような操作時には記憶装置の内容を変更することによって情報処理装置を使用不能な状態にするものである。
【0009】
以下、本発明の実施の形態について、図1と図2を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の一実施の形態による情報処理装置のハードウェア構成図であり、図1において11は、パーソナルコンピュータ本体であり、パスワード入力手段としてキーボード12、パスワード入力を促す表示装置13、パスワードの保管メモリー14、パスワードの処理ソフトおよび本体起動ソフトを内蔵するFLASH ROMで構成された書換可能なBIOS ROM15、情報を格納するハードディスク装置16を持つ。
【0010】
図2は、本発明の一実施の形態による処理のフローチャートであり、図2において処理S203で入力されたパスワードを処理S204で比較し、正しくないパスワード処理の場合処理S206にてハードディスクの内容を破壊するとともにBIOS ROMの内容を修正する。
【0011】
以下、更に詳細に本発明の処理手順を説明する。
まず、処理S201の電源オンでBIOS ROMのソフトウェア処理が開始される。BIOS ROMは、表示装置13にパスワード入力を促すメッセージを表示し、ユーザーは、キーボード12を用いてパスワードを入力する。
【0012】
処理S204で入力されたパスワードと正しいパスワードを比較し、パスワードが正しければ処理S205に進み、パーソナルコンピュータは起動される。入力されたパスワードが正しくない場合、処理S206にてハードディスク内容を破壊するとともにBIOS ROMの内容を変更し、処理S207で電源をオフする。
【0013】
上記処理S206におけるBIOS ROMの変更内容は、例えば次回電源オン時に「このコンピューターは盗難されました」というメッセージを出し、その他の処理を一切行わないようにするというようにすればよい。
【0014】
なお、本実施の形態では、正しくないパスワードが1回入力された場合、ハードディスクの破壊とBIOS ROMの内容を変更する例を説明したが、パスワード入力の再試行を一定回数許し、一定回数以上の再試行が発生した場合、ハードディスクの破壊とBIOS ROMの内容を変更するようにしても良い。
【0015】
次に図3を用いて、本発明の他の実施の形態について説明する。
(実施の形態2)
図3は、本発明の第2の実施の形態による処理のフローチャートである。
【0016】
図3においてまず処理S301でユーザーによる電源オフの指示が発生する。次に処理S302で正しいパスワードが入力された後電源オフの指示が発生したのかそれとも正しいパスワードが入力される以前に電源オフの指示が発生したのかを確認する。正しいパスワードが入力される以前の場合、処理S304にてハードディスクの内容を破壊するとともにBIOS ROMの内容を修正しその後処理S303で電源をオフする。正しいパスワードが入力された後に電源オフの指示が発生した場合、そのまま処理S303に進み電源をオフする。
【0017】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、
(1)パスワードを入力せずに電源をオフすることは不正使用とみなし、記憶装置の内容を変更して情報処理装置を使用不能な状態にすることで、情報処理装置が盗難された場合でも情報の漏洩がなく安全である。
【0018】
(2)盗難された情報処理装置には使用価値がなくなるため、その旨を周知せしめれば情報処理装置の盗難の動機を減少させることが出来る。
という有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による情報処理装置のハードウェア構成図
【図2】本発明の一実施の形態による処理のフローチャート
【図3】本発明の他の実施の形態による処理のフローチャート
【符号の説明】
11 パーソナルコンピュータ本体
12 キーボード
13 表示装置
14 パスワードの保管メモリー
15 BIOS ROM
16 ハードディスク装置
S201 電源オン処理の開始
S202 パスワード入力を促す処理
S203 パスワードの入力処理
S204 入力されたパスワードと正しいパスワードとの比較処理
S205 正常な立ち上げ処理
S206 ハードディスクの内容の破壊とBIOS ROMの内容を変更する処理
S207 電源オフ処理
Claims (1)
- パスワード入力手段と、前記パスワード入力手段によるパスワードの入力を検出する検出手段と、記憶装置と、前記記憶装置の内容を変更する手段を有し、電源オン状態で、かつ前記検出手段により前記パスワード入力手段からのパスワードの入力が検出されない状態で電源がオフ指示された場合、前記記憶装置の内容を変更する手段により当該記憶装置の内容が変更された後に電源がオフされるようにしたことを特徴とする情報処理装置。
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---|---|---|---|
JP05467298A JP4123560B2 (ja) | 1998-03-06 | 1998-03-06 | 情報処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05467298A JP4123560B2 (ja) | 1998-03-06 | 1998-03-06 | 情報処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH11259369A JPH11259369A (ja) | 1999-09-24 |
JP4123560B2 true JP4123560B2 (ja) | 2008-07-23 |
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ID=12977284
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP05467298A Expired - Fee Related JP4123560B2 (ja) | 1998-03-06 | 1998-03-06 | 情報処理装置 |
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-
1998
- 1998-03-06 JP JP05467298A patent/JP4123560B2/ja not_active Expired - Fee Related
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