JP2003108256A - コンピュータ装置および不正使用防止方法 - Google Patents

コンピュータ装置および不正使用防止方法

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JP2003108256A
JP2003108256A JP2001301083A JP2001301083A JP2003108256A JP 2003108256 A JP2003108256 A JP 2003108256A JP 2001301083 A JP2001301083 A JP 2001301083A JP 2001301083 A JP2001301083 A JP 2001301083A JP 2003108256 A JP2003108256 A JP 2003108256A
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computer device
computer
unauthorized use
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JP2001301083A
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Tatsuya Takezawa
達也 竹沢
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不正使用を防止するコンピュータ装置を提供
する。 【解決手段】 BIOSと第1のパスワードを格納する
不揮発性メモリ(12)と、入力装置(13)と、その
入力装置(13)から入力された第2のパスワードと第
1のパスワードが一致する場合、コンピュータ装置
(1)の利用を許可するCPU(11)とを具備するコ
ンピュータ装置を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ装置
に関し、特に不正使用を防止するコンピュータ装置およ
び不正使用防止方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ装置が広く使われている。
コンピュータ装置は、特定のユーザ以外の使用を禁じる
ための機能を有するものがある。このような機能の1つ
を以下に示す。
【0003】まず、コンピュータ装置ではあらかじめパ
スワードデータが設定される。次に、そのコンピュータ
装置は起動時に、ユーザからの入力を要求する。そのユ
ーザからの入力と設定されたパスワードデータとが一致
する場合のみ、そのコンピュータは使用が許可される。
【0004】従来、コンピュータ装置では、上記のパス
ワードデータは、電池から電力が供給されることにより
データを保持するメモリに格納されることが多い。この
場合、電池切れのように、上記メモリに電力が供給され
ない事態が発生すると、上記メモリはパスワードデータ
を保持することができない。また、は、他人によってパ
スワードデータが書き換えられると、コンピュータ装置
は、他人により不正使用されることがある。
【0005】また、コンピュータ装置のセキュリティに
関して、以下のような従来技術が知られている。
【0006】特開2000−027911号公報では、
パーソナルコンピュータの電源投入段階でパーソナルコ
ンピュータ内部への不正なアクセスを防止することが可
能なコンピュータの不正アクセス防止システムが開示さ
れている。
【0007】特開平08−328683号公報では、シ
ステムの電源投入時にユーザに関するメッセージ情報を
表示する機能を有するコンピュータシステムが開示され
ている。
【0008】特開平11−15562号公報には、デー
タの盗難を未然に防止するパーソナルコンピュータが開
示されている。このパーソナルコンピュータは、上部筺
体、下部筺体、およびパスワードを内部に記憶するIC
カードを装着可能なスロットからなる。また、このパー
ソナルコンピュータは、そのICカードがスロットに装
着された状態で上部筺体と下部筺体とを分離不能な構成
を有する。
【0009】特許第3100958号公報には、登録パ
スワードがシステムバス上から隠匿され、オペレータに
登録パスワードが認識されることのないセキュリティ機
能を有するポータブルコンピュータが開示されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、不正
使用を防止することが可能なコンピュータ装置および不
正使用防止方法を提供することにある。
【0011】また、本発明の目的は、不正使用を防止す
るために設定されたパスワードを保持し続けることが可
能なコンピュータ装置および不正使用防止方法を提供す
ることにある。
【0012】さらに、本発明の目的は、不正使用を防止
するために設定されたパスワードを他人により不正に書
き換えられる、または消去されることを防止することが
可能なコンピュータ装置および不正使用防止方法を提供
することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の課題を解決する
ための手段が以下に示される。ここで示される括弧書き
中の付番は本発明における1実施形態を示したものであ
り、権利範囲の解釈の限定に用いてはならない。
【0014】上記の課題を解決するために、本発明によ
ると、BIOSと第1のパスワードを格納する書き換え
可能な不揮発性メモリ(12)と、入力装置(13)
と、その入力装置(13)から入力された第2のパスワ
ードと第1のパスワードが一致する場合、コンピュータ
装置(1)の利用を許可するCPU(11)とを具備す
るコンピュータ装置を提供する。
【0015】上記のコンピュータ装置において、そのC
PU(11)は、コンピュータ装置(1)の起動時に、
入力措置(13)から入力される、あらかじめ定められ
た入力キーに対応して、第1のパスワードの変更を許可
することが可能である。
【0016】また、上記のコンピュータ装置において、
書き換え可能な不揮発性メモリ(12)は、フラッシュ
メモリまたはEEPROMであることが可能である。
【0017】また、上記の課題を解決するために、本発
明によると、BIOSと格納パスワードを格納するフラ
ッシュROMを有するコンピュータ装置において、入力
パスワードを入力するステップと、その入力パスワード
と格納パスワードとが一致する場合、コンピュータ装置
の利用を許可するステップととからなる不正使用防止方
法を提供する。
【0018】上記の不正使用防止方法において、コンピ
ュータ装置の起動時に、あらかじめ定められた入力キー
に対応して、前記格納パスワードの変更を許可するステ
ップとをさらに具備することが可能である。
【0019】上記の不正使用防止方法において、上記不
揮発性メモリは、フラッシュメモリまたはEEPROM
であることが可能である。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、本発明
におけるコンピュータ装置を示す。図1は、本発明の一
実施の形態におけるコンピュータ装置1の構成を示す。
本実施の形態におけるコンピュータ装置1は、CPU1
1、不揮発性メモリ12、入力装置13、および出力装
置14とからなる。不揮発性メモリ12、入力装置1
3、および出力装置14はCPU11と接続されてい
る。
【0021】CPU11は、コンピュータ装置1全体を
制御する機能を有する。不揮発性メモリ12は、フラッ
シュメモリやEEPROMのような不揮発性メモリから
なる。不揮発性メモリ12は、図2に示すように、プロ
グラム格納領域21とパスワード格納領域22とから構
成される。プログラム格納領域21は、BIOS(Basi
c I/O system)を格納する。パスワード格納領域22
は、コンピュータ装置1の起動を許可するために必要な
パスワードを格納する。また、入力装置13は、キーボ
ードやポインティングデバイスなどの入力インターフェ
ースである。出力装置14は、ディスプレイのような表
示装置である。
【0022】次に、本実施の形態におけるコンピュータ
装置の動作を説明する。図3は、本実施の形態における
コンピュータ装置1の動作を示すフロー図である。
【0023】図3を参照すると、まずステップS101で、
コンピュータ装置1の電源がオンされる。ステップS102
で、CPU11は、プログラム格納領域21からBIO
Sを読み込み、読み込まれたBIOSに基づいて、ハー
ドウェアの初期化処理を行う。ステップS103で、CPU
11は、パスワード設定処理のために予め定められた入
力が入力装置13から行われたかどうかを調べる。ここ
で、予め定められた入力は、特定キーの操作によるキー
入力でもよいし、あるいはアイコンをクリックすること
でもよい。予め定められた入力が行われた場合、ステッ
プS104以降が実行される。また、予め定められた入力が
行われていない場合、ステップS111以降が実行される。
【0024】ステップS104で、出力装置14はパスワー
ド入力用画面を表示する。ステップS105で、ユーザは、
設定すべきパスワードを入力装置13から入力する。ス
テップS106で、出力装置14はパスワード確認用画面を
表示する。ステップS107で、ユーザはステップS105で入
力したパスワードを再び入力装置13から入力する。ス
テップS108で、CPU11は、ステップS105とステップ
S107で入力されたパスワードが一致するかどうかを判定
する。両パスワードが一致する場合ステップS109以降が
実行される。こうして、パスワードの入力間違いを修正
する機会が与えられている。両パスワードが一致しない
場合ステップS104が再び実行される。
【0025】ステップS109で、CPU11は、ステップ
S104で入力されたパスワードを不揮発性メモリ12のパ
スワード格納領域22に格納する。ステップS110で、C
PU11はコンピュータ装置1の再起動を行い、再びス
テップS101以降を実行する。
【0026】ステップS111で、CPU11は、不揮発性メ
モリ12のパスワード格納領域22を検索して、パスワ
ードが設定されているかどうかを調べる。パスワードが
設定されている場合、CPU11はステップS112以降を実
行する。また、パスワードが設定されていない場合、CP
U11はステップS115を実行する。
【0027】ステップS112で、表示装置14はパスワー
ド入力用画面を表示する。ステップS113で、ユーザは、
入力装置13からパスワードを入力する。ステップS114
で、CPU11は、入力されたパスワードと不揮発性メ
モリ12のパスワード格納領域22に格納されているパ
スワードとが一致するかどうかを調べる。両者が一致す
る場合、ステップS115を実行する。ステップS115で、C
PU11は、コンピュータ装置1をユーザに対して利用
可能な状態にする。こうして、ユーザーはコンピュータ
装置を利用することができる。
【0028】また、入力されたパスワードと不揮発性メ
モリ12のパスワード格納領域22に格納されているパ
スワードとが異なる場合、CPU11はステップS116以
降を実行する。ステップS116で、CPU11は、ステッ
プS114で両者のキーワードが異なると判定された回数を
カウントしている。CPU11は、その回数があらかじ
め定められた規定値を超える場合は、ステップS117を実
行し、エラーメッセージを表示するように表示表示装置
14を制御し、コンピュータ装置1をユーザに対して利
用不可能な状態にする。こうして、コンピュータ装置の
不正使用を防止することができる。その回数がその規定
値を下回る場合は、CPU11は、ステップS112以降を
再び実行する。
【0029】上記に示すように、本発明におけるコンピ
ュータ装置1は、不揮発性メモリ12にBIOSとコン
ピュータ装置1の起動を許可するために必要なパスワー
ドを格納している。メモリ12は不揮発性メモリからな
るために、設定されたパスワードが、コンピュータ装置
1に供給される電力の状態などに左右されることなく保
持される。
【0030】また、悪意ある他人がそのパスワードを故
意に書き換えようとした場合、その悪意ある他人は不揮
発性メモリ12内のメモリ領域の書き換えを行わなけれ
ばならない。この場合、その悪意ある他人はパスワード
格納領域22を知らないとBIOSの格納されているプ
ログラム領域21を破壊することになり、コンピュータ
装置1自体が起動不可能となる。このため、本発明にお
けるコンピュータ装置1では、セキュリティを確保する
ことが可能となる。
【0031】
【発明の効果】本発明のコンピュータ装置は、不正使用
を防止することが可能であるという効果を有する。
【0032】また、本発明のコンピュータ装置は、不正
使用を防止するために設定されたパスワードを保持し続
けることが可能であるという効果を有する。
【0033】さらに、本発明のコンピュータ装置は、不
正使用を防止するために設定されたパスワードを他人に
より不正に書き換えられる、または消去されることを防
止することが可能であるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるコンピュータ装置の構成を示
す。
【図2】不揮発性メモリの構成を示す。
【図3】本発明におけるコンピュータ装置の動作を示す
フロー図である。
【符号の説明】
1 コンピュータ装置 11 CPU 12 不揮発性メモリ 13 入力装置 14 出力装置 21 プログラム領域 22 パスワード格納領域

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 BIOSと第1のパスワードを格納する
    書き換え可能な不揮発性メモリと、 入力装置と、 前記入力装置から入力された第2のパスワードと前記第
    1のパスワードが一致する場合、コンピュータ装置の利
    用を許可するCPUと、 を具備するコンピュータ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1のコンピュータ装置において、 前記CPUは、コンピュータ装置の起動時に、前記入力
    措置から入力される、あらかじめ定められた入力キーに
    対応して、前記第1のパスワードの変更を許可する、 コンピュータ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2のコンピュータ装置に
    おいて、 前記書き換え可能な不揮発性メモリは、フラッシュメモ
    リまたはEEPROMである、 コンピュータ装置。
  4. 【請求項4】 BIOSと格納パスワードを格納する書
    き換え可能な不揮発性メモリを有するコンピュータ装置
    において、 入力パスワードを入力するステップと、 前記入力パスワードと前記書き換え可能な不揮発性メモ
    リに格納されている前記格納パスワードとが一致する場
    合、前記コンピュータ装置の利用を許可するステップ
    と、 とからなる不正使用防止方法。
  5. 【請求項5】 請求項4の不正使用防止方法において、 前記コンピュータ装置の起動時に、あらかじめ定められ
    た入力キーに対応して、前記格納パスワードの変更を許
    可するステップと、 をさらに具備する不正使用防止方法。
  6. 【請求項6】 請求項4または5の不正使用防止方法に
    おいて、 前記書き換え可能な不揮発性メモリは、フラッシュメモ
    リまたはEEPROMである、 不正使用防止方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006040022A (ja) * 2004-07-28 2006-02-09 Nec Corp 情報処理装置、biosパスワード解除方法およびプログラム
JP2006344113A (ja) * 2005-06-10 2006-12-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 情報処理装置のセキュリティ装置およびセキュリティ方法
US7797547B2 (en) 2005-08-23 2010-09-14 Kabushiki Kaisha Toshiba Information processing apparatus and method of controlling authentication process

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