JP4122506B2 - 光源ユニット - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、自動機械、ロボット、生産ライン、駐車場および危険な場所などに設置され、例えば材料の不足、ワークづまり,満車、危険などのような各種の状態を周囲に信号報知するための信号表示灯などに使用される光源ユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、例えば自動機械や生産ラインなどでは、装置の動作状態や材料の不足、その他各種の状態を周囲に信号報知するための信号表示灯が設置され、使用者の安全保持や自動機械のメンテナンスとして利用されている。信号表示灯は単数、または複数の光源を所定の軸線に沿って配置したもので、例えば各光源毎に対応した色彩をもつグローブを囲覆して、それぞれの着色光が周囲に照射されるようになっている。
【0003】
信号表示灯の光源には、従来より白熱電球やハロゲン電球が適用されており、一般には口金がねじ込形を呈する所謂エジゾンベース球と、差込形を呈する所謂スワンベース球が広く採用されている。この種の電球の採用は係る電球の需要性や設置する場所などの諸条件によって決定されるが、とりわけ強振動を発生する場所に信号表示灯を設置する場合では、エジソンベース球では振動により緩みをもたらすことから、スワンベース球を採用するのが主とされている。
信号表示灯は、所定軸線上に沿って組み込まれたソケットに電球を取付け、該電球からの光源光を周囲に放光して信号報知を行う。ソケットは取り付ける電球の口金形状に対応した仕様のものが用意され、上記のスワンベース球には差込形ソケットが採用される。
【0004】
図6は、上記スワンベース球仕様の白熱電球および差込形ソケットの一部断面図である。この差込形ソケット71は例えば日本工業規格BA15Sソケットであり、開口縁より切り込まれた略L字状の取付溝72を形成している。白熱電球73の口金74に設けた係止突起75をこの取付溝72に係合して、白熱電球73を取り付けるものである。図6に示した差込形ソケット71は、内設のリード線端子77を1つとしたシングル接点仕様であるが、この他にリード線端子を2つとしたダブル接点仕様(図示せず)があり、例えば日本工業規格BA15Dソケットが挙げられる。信号表示灯においては、使用する電球に有する口金端子76の数に応じてシングル接点、或いはダブル接点の差込形ソケット71が用意され、信号表示灯に組み込まれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、口金の形状をスワンベース仕様とした電球であっても、振動や衝撃による断線を免れることはできなく、また電球自体に寿命が伴うことから随時メンテナンスをする必要があった。さらに、電球は電力消費量が多く、経済的に不利なところがあった。そこでこれらを問題としないLEDを光源として採用する信号表示灯が提案されており、その一例としては出願人より先に発明、考案した特開平4−123701号や実開平4−108806号などが挙げられる。
しかしいずれの提案においても、信号表示灯内部の光機部分を新規とするものであり、電球仕様とは構成が異なるものであった。そのため信号表示灯を電球式からLED式に切り換えるには大幅な改造や新たに購入することとなっていたことから、利用者より既存の電球式信号表示灯にLEDを光源として組み込むことのできる光源ユニットの技術が要望されていた。
【0006】
そこで本発明の目的は、上述の技術的課題を解決し、既存の信号表示灯において差込形ソケットを利用したLED式の光源ユニットを提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用】
上記の目的を達成するための請求項1記載の光源ユニットは、多数個のLEDを立設した回路基板と、該回路基板を固定して差込形ソケットに取り付けるための光源ホルダとを組み合わせた光源ユニットにおいて、上記回路基板への配線は、合成樹脂により形成した光源ホルダ内に埋設され、差込形ソケットの取付溝に係止される係止突起を光源ホルダの側面から突出した所定個数の第1導電部材によって提供されることを特徴とする。上記の構成によれば、合成樹脂を材料とすることで所望の形状に光源ホルダを作製することができる。よって電球の口金を流用することなく光源ホルダを作製することができ、口金を加締める工程を不要とするので工程数の削減にも寄与できる。さらに、合成樹脂は通電性を帯びないことより、光源ホルダ内に組み込まれた導電部材に漏電を防ぐための絶縁処理を別途施す必要がない。また、光源ユニットは、係止突起を光源ホルダ側面より突出させ、その係止突起でもって差込形ソケットに取り付けられることを特徴とする。この構成により、回路基板へは第1導電部材をもって配線される。
【0009】
請求項2記載の光源ユニットは、上記請求項1に係る発明の導電部材について具現化したものであって、前記回路基板への配線は、第1導電部材と、端子突起を有した第2導電部材でもって提供されるものであり、光源ユニットは端子突起を該光源ホルダ底面より突出させてそれぞれの導電部材を収容、固定して形成され、該光源ユニットは上記係止突起でもって差込形ソケットに取り付けられ、差込形ソケットに取り付けたとき、上記端子突起が差込形ソケットに内設のリード線端子と接触することを特徴とする。上記の構成によって、ソケット本体と第1導電部材とが通電するとともに、ソケットに内設の給電端子と第2導電部材とが通電する。この構成により、回路基板へは第1導電部材、および第2導電部材をもって配線される。
【0010】
請求項3記載の光源ユニットは、前記光源ホルダは、ソケットに内設のリード線端子が1つのシングル接点仕様と、2つのダブル接点仕様とに共用可能な光源ホルダであって、該光源ホルダ底面には挿入穴を少なくとも底面中心を含む複数箇所に穿設しており、第2導電部材は、上記の各仕様に対応した挿入穴に収容、固定されることを特徴とする。さらに請求項4記載の光源ユニットは、前記端子突起が光源ホルダ底面から突出する高さを、光源ホルダ底面より穿設した挿入穴に形成する段差面と、第2導電部材との着設によって決定されることを特徴とする。上記の構成は何れも光源ホルダを合成樹脂により形成することにより可能ならしめるものであって、請求項3記載の構成によって、ソケットに内設のリード線端子数に応じて別々に光源ホルダを用意する必要がなく、部品点数の削減に寄与するものとなる。さらに請求項4記載の構成によって、第2導電部材を挿入穴に挿設することで、光源ホルダから突出する端子突起が適当な高さとなる。
【0011】
【実施例】
本発明の実施例を以下、図面に従って説明する。
図1は本発明の光源ユニットにおける一部断面を示す正面図(1)、および底面図(2)である。図2は上記光源ユニットの縦断面図である。図3は上記光源ユニットの構成を示す分解正面図である。
【0012】
図1において、1は略円板状を呈する回路基板である。この回路基板1上には複数個のLED11、・・・が円周状に立設しており、その他の回路素子(図示せず)も適宣装着されている。2は光源ユニットの光源ホルダであり、円柱の左右両端を平面に切り落とした形状を呈する光源ホルダ本体21と、その上部にある基台22とが一体に組み合わされて光源ホルダ2を形成する。基台22は円板の周縁に側壁23を立設した形状を呈し、この側壁23の内縁には上方に向かって突出した複数本の支柱28が等間隔に配置されている。光源ホルダ本体21の下部は段差を介して下方へ窄んだ略截頭円錐状を形成している。光源ホルダは合成樹脂より形成されたものであるが、設置する条件から耐熱性の合成樹脂とする方が望ましい。
【0013】
光源ホルダ本体21の底面には、電極ピン4を光源ホルダ2内に挿入するための挿入穴24が適宣穿設されている。挿入穴24は光源ホルダ2の底面から該光源ホルダ2内部の空洞27に至るまでの間を垂直に穿設したものであり、該光源ホルダ2の中心軸上にシングル接点用挿入穴24aと、該シングル接点用挿入穴24aと等間隔に空けて穿設したダブル接点用挿入穴24bがある。いずれの挿入穴も垂直に延びた案内穴26と水平方向の段差面25とを備えており、且つ穿設した内径を同じとするものである。ただし、シングル接点用挿入穴24aにおける段差面25の光源ホルダ2底面からの距離は、ダブル接点用挿入穴24bのそれよりも長く形成されている。
【0014】
3は電極板である。電極板3は、銅など導電性のある材料より成る略長方形状の板材であり、短辺の一方側に突出片32と、長辺の一方側に係止片31とを有する。電極板3は光源ホルダ2内において中心軸を基準に対称となるよう収容されており、突出片32が基台22上を突出し、係止片31と該係止片31をもつ長辺とが光源ホルダ本体21の側面より突出するよう配置される。
【0015】
電極板3は、光源ホルダ2内に埋設した状態で形成される。即ち、光源ホルダ2を作製する金型の中において、電極板3を所定の箇所に予め配置しておき、金型内に合成樹脂を流し込んで光源ホルダ2を成形加工する所謂インサート成形によって、電極板3を埋設した光源ホルダ2が作製される。
本実施例においては上記のインサート成形を行うため、電極板3に成形孔33を穿設した。光源ホルダ2を成形加工する金型において、電極板3の位置決めとして止着ピンを配置しておき、成形孔33との挿着によって電極板3を支持するものである。また、上記止着ピンに対応して、光源ホルダ本体21には成形孔33の位置する箇所に成形溝29を設けた。尚、電極板3を支持する止着ピンは、単数とすると位置決めが不安定になることから、複数とした方がよい。
上記のように構成することで、電極板3の位置ずれを発生させることなく光源ホルダ2に埋設することができ、所望の光源ホルダを形成することができる。尚、上記インサート成形においては、空洞27を設けて光源ホルダ2内の肉圧を抑えたことで、光源ホルダ2の成形品に波打つ模様などのひけが表れるのを防ぐ。
【0016】
光源ホルダ2と電極板3との組合せは上記のインサート成形に限らず、例えば光源ホルダ2を2つに分割して形成し、電極板3を挟着して光源ホルダ2を組み立てるなど、種々の方法がある。ただし、上記のインサート成形では、電極板3と光源ホルダ2とが一体となって形成されることから、電極板3が確実に固定され、振動により外れることがないので良策である。
【0017】
回路基板1は、上記電極板3を埋設した光源ホルダ2の基台22内に収容される。このとき、基台22上には電極板3の突出片32や複数本の支柱が突出している。回路基板1はこれらに対応する孔および周縁への切欠きを穿設しておくことで、所定の位置に装着することができる。とりわけ、支柱28を非回転対称となるよう基台22内に配置することで、回路基板1の逆取付を起こすことなく装着できる。回路基板1内に突出した電極板3の突出片32を該回路基板1上のパターン面にて半田付けして、電極板3との通電をもたらす。
【0018】
電極ピン4は一方端に半球状の突起とした端子41を有する導電性のピンであり、該端子41を下方に光源ホルダ2内部の挿入穴24に挿設される。電極ピン4は通電する差込形ソケット内のリード線端子数によってその配置が決定される。即ち、リード線端子が1つのシングル接点仕様に対しては、電極ピン4をシングル接点用挿入穴24aに挿設する。次に、リード線端子が2つのダブル接点仕様に対しては、電極ピン4をダブル接点用挿入穴24bに挿設すればよい。よって一つの光源ホルダでもってリード線端子の個数に応じた給電端子を用意することができ、仕様によって別段光源ホルダを用意する必要がなくなる。
【0019】
上記に従って光源ホルダ2の挿入穴24に挿設した電極ピン4は、案内穴26によって確実に上方垂直に導かれ、段差面25に端子41が着設して光源ホルダ2内に収容される。このとき、端子41は光源ホルダ2下面を突出した状態となり、同時に電極ピン4の他方端は回路基板1上を突出した状態となる。この一方端を回路基板1上のパターン面で半田付けして電極ピン4との通電をもたらす。
【0020】
以上のように各構成要素を組合せた光源ホルダの上より、図3に示すとおり反射部材を装着して光源ユニットを構成する。レンズ51は、透光性材料から成る円柱体の上部を円錐状に切欠いたもので、これを積層したものが光源ホルダ2の基台22上に装着される。このとき、レンズ51は光源ホルダ2上にある支柱28によって回路基板1と空間を隔てて載置される。レンズカバー53はレンズ51と同じ透光性材料からなる筒体であり、上記のレンズ51を載置した光源ホルダ2上を囲覆し、光源ホルダ2に装着される。レンズカバー53を光源ホルダ2に装着するには接着剤や係合手段を用いるなど種々の方法が考えられるが、レンズカバー53の開口縁に設けた段部54を基台22上の側壁23上縁に係合し、超音波によって溶接加工する手法(ウェルダー加工)をとれば、接合に当たって特別な部品や形状の作製をすることなく行える。しかもレンズカバー53を汚さないので光源光の照射に影響を及ぼさないので良策である。
【0021】
光源ユニットは以上の構成により作製される。LED11からの照射光は、上方に位置するレンズ51を通じて導光され、レンズ51の上部にある円錐状の切欠き52によって横方向(略水平方向)と上方向とに分光される。つまりレンズ51にある切欠き52が反射面となり、LED光の一部を横方向に放光させることとなる。これによってLED光は横方向に360°の放光をもたらし、光源ユニットの照射光は周囲の何れからも視認できる。
【0022】
図4は光源ユニットを差込形ソケットに取り付けた状態を示す一部断面図である。図4(1)はシングル接点仕様のソケットに取り付けた状態を示すものであり、光源ユニットは電極ピン4をシングル接点用挿入穴24aに挿設したものが使用される。円筒状を呈するソケット61の内部には、コイルばね63、リード線64、および絶縁板66が収容されており、さらにソケット61には開口縁から切り込まれたほぼL字状の取付溝62が形成されている。この取付溝62に光源ユニットの係止片31を挿通し、コイルばね63のばね力に抗して光源ホルダ2をソケット61に差込み、係止片31を取付溝62に係止して光源ユニットをソケット61に収納保持するものである。このシングル接点仕様においては、リード線端子65の他にソケット61本体が他方の端子として機能するものであり、回路基板1へは電極ピン4と電極板3によって通電されるものとなる。
図4(2)はダブル接点仕様のソケットに取り付けた状態を示すものであり、光源ユニットは電極ピン4をダブル接点用挿入穴24bに挿設したものが使用される。この仕様においては、2本のリード線端子65でもって電極ピン4を介し、回路基板1へ通電される。
【0023】
ところで、ソケットの仕様はシングル接点、ダブル接点ともにソケット形状を同じとするものであり、外観上からはどちらの仕様なのか判別が困難である。ソケットの仕様に対応しない電球や光源ユニットを装着すると、配線方法が異なるために点灯しない。しかしダブル接点仕様に給電端子が1つの電球、光源ユニットを装着すれば、点灯しないだけでなく配線間でショートが起こり、損傷をもたらす恐れがあった。
【0024】
これを鑑みて本実施例においては、リード線端子に接触する電極ピン4の端子41が光源ホルダ2下面より突出する高さを、挿入穴24に有する段差面25でもって決定するよう各素子を形成したことによって、装着するソケットの仕様を誤ってもショートを生じさせないよう防いだものである。
つまり、図5に示すようにダブル接点仕様のソケットにシングル接点の光源ユニットを装着しても、光源ユニットの電極ピン4はシングル接点用挿入穴24aの段差面25を、より内方に設けたことで端子41の光源ホルダ2下面からの突出を小さいものとしていることから、端子41が二つのリード線端子65に接触することがない。
【0025】
このことから、端子41の光源ホルダ2下面からの突出をできるだけ抑えるよう、段差面の位置を決定すればよいが、突出を抑えることによって却ってリード線端子と接触できる面積が小さくなることになる。振動や衝撃などによりソケットと光源ホルダとの間に多少のずれが生じると、シングル接点仕様においては中心軸上にて端子間が接触するのでずれによる影響は少ないものの、ダブル接点仕様は中心軸上を離れた位置でのこととなるので、光源ホルダのずれにより非接触となる恐れが生じる。このことから、ダブル接点仕様においては、端子の接触できる面積が小さくなるのは問題とされる。そのため、本実施例における光源ホルダ2においては、中心軸上にあるシングル接点用挿入穴24aに対して段差面25をより内方に設けるものとし、ダブル接点仕様に対しては接触面積を考慮して段差面を設けたものである。
【0026】
なお、本発明は上記の実施例に限定されるものではない。例えば、上記の実施例ではLED光を反射部材を介して略水平方向に照射するものであるが、LEDを水平に立設して、LED光の直接光でもって周囲に照射する構成でもよい。LEDの立設も円周状に限らず、直線状や多角形状などに配置してもよい。反射部材もレンズとレンズカバーとの構成に限らず、例えば反射効率を向上するために反射面に蒸着処理を施すなどの細工をする他、LED光を所望の方向に照射するよう反射部材を設定すればよい。
また、導電部材も電極板3と電極ピン4に限らず、電機接続のために通常用いられる形状の導電部材を採用してもよい。電極ピン4を挿設する挿入穴24も、電極ピンの形状に対応した形状であって、光源ホルダをソケットに収容する際にリ─ド線端子と接触する位置となるよう設計すればよい。さらに左右対称に配置された電極板3を連結して構成してもよい。その他、本願発明の要旨を変更しない範囲で種々の設計変更と、同種の商品への採用が可能である。
【0027】
【発明の効果】
本願は以上のように構成したので、信号表示灯において、既存の差込形ソケットに対し、その給電がシングル接点、ダブル接点のいずれかの仕様に応じた光源ユニットを用意することができ、該光源ユニットを取り付けるだけでLEDを光源とする信号表示灯に切り換えることができる。信号表示灯に限らず、差込形ソケットにLEDの光源を取り付けるには、本願において構成した光源ユニットを適用することができる。
また、ソケットに取り付ける光源ホルダを合成樹脂製とすることで、所望の形状に光源ホルダを作製できる。例えば電極ピンが光源ホルダ内に挿入する際に振れて位置ずれを生ずることがないよう、案内穴を設けて確実に所望の位置へ収めることができた。このため、自動機械で処理することが可能となり、工数の削減に寄与するものとなった。
さらに、一つの光源ホルダでもってシングル接点、ダブル接点のどちらの仕様にも対応できるよう挿入穴を設けた他、シングル接点仕様において電極ピンの光源ホルダ下面からの突出を抑えるよう、対応する光源ホルダ側の挿入穴を設計したことで、給電仕様の相違によるショート発生を防止することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の光源ユニットにおける一部断面を示す正面図(1)、および底面図(2)である。
【図2】上記光源ユニットの縦断面図である。
【図3】上記光源ユニットの構成を示す分解正面図である。
【図4】上記光源ユニットの使用状態の一部断面を示す正面図であり、(1)はシングル接点仕様のソケットに収容した状態を示し、(2)はダブル接点仕様のソケットに収容した状態を示す。
【図5】ダブル接点仕様のソケットにシングル接点仕様の光源ユニットを収容した状態を示す概要断面図である。
【図6】白熱電球の使用状態の一部断面を示す正面図である。
【符号の説明】
1 回路基板
11 LED
2 光源ホルダ
21 光源ホルダ本体
22 基台
24 挿入穴
24a シングル接点用挿入穴
24b ダブル接点用挿入穴
25 段差面
26 案内穴
3 電極板
31 係止片
4 電極ピン
41 端子
51 レンズ
53 レンズカバー

Claims (4)

  1. 多数個のLEDを立設した回路基板と、該回路基板を固定して差込形ソケットに取り付けるための光源ホルダとを組み合わせた光源ユニットにおいて、上記回路基板への配線は、合成樹脂により形成した光源ホルダ内に埋設され、差込形ソケットの取付溝に係止される係止突起を光源ホルダの側面から突出した所定個数の第1導電部材によって提供されることを特徴とする光源ユニット。
  2. 前記回路基板への配線は、第1導電部材と、端子突起を有した第2導電部材でもって提供されるものであり、光源ユニットは端子突起を該光源ホルダ底面より突出させてそれぞれの導電部材を収容、固定して形成され、該光源ユニットは上記係止突起でもって差込形ソケットに取り付けられ、差込形ソケットに取り付けたとき、上記端子突起が差込形ソケットに内設のリード線端子と接触することを特徴とする請求項1記載の光源ユニット。
  3. 前記光源ホルダは、ソケットに内設のリード線端子が1つのシングル接点仕様と、2つのダブル接点仕様とに共用可能な光源ホルダであって、該光源ホルダ底面には挿入穴を少なくとも底面中心を含む複数箇所に穿設しており、第2導電部材は、上記の各仕様に対応した挿入穴に収容、固定されることを特徴とする請求項2記載の光源ユニット。
  4. 前記端子突起が光源ホルダ底面から突出する高さは、光源ホルダ底面より穿設した挿入穴に形成する段差面と、第2導電部材との着設によって決定されることを特徴とする請求項2乃至3記載の光源ユニット。
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