JP4121079B2 - Grade point structure of floor slab and connecting material in bridge - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、吊床版橋の中でも道路橋に適用可能な上路式吊床版橋のトラス形式橋梁における橋梁における床版と連結材の格点部構造に係り、さらに具体的には、前記斜材の回転および鉛直変位の3次元調整可能な構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、吊床版橋を道路橋に適用する場合、車両走行時の振動の低減や縦断勾配の緩和などの観点から、図8、図9などの上路式吊床版橋1、1a(例えば、特開平11−323841号公報、特開平11−229320公報参照)が用いられる。
【0003】
図8の上路式吊床版橋1を説明すると、地盤2上に構築された2つの橋台(ストラッド)3の間に種々の架設工法を用いてプレキャストコンクリート板からなる上床版用ブロック4が架設され、目地部にモルタル等の経時硬化性材料を充填して上床版5が構成されている。また、上床版用ブロック4の下方部において2つの橋台(アバット)3の間にプレキャストコンクリート板からなる吊床版用ブロック6が架設され、目地部にモルタル等の経時硬化性材料が充填されて吊床版7を構成している。各橋台3は、複数のグランドアンカー9により地盤2固定されている。
【0004】
上床版用ブロック4と吊床版用ブロック6の間には、橋軸方向に渡って、かつ図10に示すように上下の床版用ブロック4、6の橋軸直角方向両側縁に沿って、図に示す斜材(トラス桁)8が配設され、斜材8の上端は上方格点部10を介して上床版5と結合され、斜材8の下端は下方格点部12を介して吊床版7と結合される。斜材8は鋼管等の枠材構成される。
【0005】
また、図9の上路式吊床版橋1においては、図8の上路式吊床版橋1における斜材8に代えて鋼管等の鉛直材(柱状連結材)13が用いられている。鉛直材13は、上床版5と吊床版7の橋軸直角方向両側縁に沿って、かつ、橋軸方向に渡って所定の間隔で配設され、鉛直材13の上下端部は、上方格点部10と下方格点部12を介してそれぞれ上床版5と吊床版7に結合される。
【0006】
前記の上床版用ブロック4と吊床版用ブロック6は、通常プレキャストコンクリート板が用いられ、工場で製作したプレキャスト板の床版用ブロック4、6を施工現場に運搬して2つの橋台3、3間に架設されるが、この架設作業には困難を伴うため、その合理的な架設方法につき特開平11−323841、特開2000−54319などが提案されている。
【0007】
図8〜図10の例で説明すると、橋台3、3間に上部と下部の床版用ブロック4、6を架設するには、1次ケーブル14と2次ケーブル15が用いられている。1次ケーブル14は架設ケーブルとして機能する。2次ケーブル15は床版用ブロック4、6にプレストレスを導入して各ブロック間を強固に結合するためのものである。図10には外ケーブル方式の例が示されていて、吊床版ブロック6に設けられたサドル6aを介して1次ケーブル14と2次ケーブル15が交互に配設されている。1次ケーブル14と2次ケーブル15の両端は、定着金具(図示省略)を介して橋台3に固定される。
【0008】
吊床版用ブロック6は、架設ケーブルとして機能する1次ケーブル14の所定の位置に、懸架架設工法などによりスライド移動されて所定位置に設置した後、鋼管からなる斜材8(または鉛直材13)が橋軸方向中央部側の隣接するブロック6に跨るように順次配置されると共に、各ブロック6の橋軸方向両端部で、橋軸直角方向の両側部において、起立した状態で隣接する各ブロック6に、図示省略のボルト等により固定されている。
【0009】
また、上床版用ブロック4を架設するため、橋軸方向に隣り合う各斜材8(または鉛直材13)の上端に渡って上床版用ブロック4が配置され、図示省略のボルト等により各斜材8(または鉛直材13)に固定されている。
【0010】
そして、各吊床版用ブロック6の間および上床版用ブロック4間(および橋体端部ブロック18と前記各ブロック6、4の間)に目地モルタルを充填して連続した吊床版7と上床版5とする。
【0011】
また、複数の2次ケーブル15(15a)を一方の橋体端部ブロック18に挿通すると共に、吊床版7に橋軸直角方向に間隔をおいて、かつ橋軸方向に挿通し、さらに、他方の橋体端部ブロック18に挿通して固定する。同様に、複数の2次ケーブル15(15b)を一方の橋体端部ブロック18から橋軸直角方向に間隔をおいて、かつ橋軸方向に上床版5を経て挿通し、他方の橋体端部ブロック18に挿通して固定する。
【0012】
そして、上下の2次ケーブル15(15a、15b)を緊張して、各2次ケーブル15の両端を、橋体端部ブロック18に定着金具を介して定着させる。なお、橋の解体撤去が容易になるよう、橋体端部ブロック18は橋台3に対し分離して支持された端部分離型上路式吊床版橋であるが、この点は本発明の対象でないので詳細の説明を省略する。なお、従来架設工法には、図8〜図10の他にも、プレストレス導入用の2次ケーブルを用いない場合があり、また、上床版用の上部架設ケーブルと吊床版用の下部架設ケーブルの両方を用いる場合がある。
【0013】
【特許文献1】
特開平11−323841号公報
【特許文献2】
特開平11−229320号公報
【特許文献3】
特開2000−54319号公報
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
上路式吊床版橋においては、上床版と吊床版の間を格点部を介して鋼管製などの斜材や支柱などの連結材で連結することが必要であるが、高精度に吊床版橋を構築するためには、斜材(や鉛直材)の上部と下部の床版に対する取付け位置や取付け角度を調整する必要が必然的に生じ、その場合、斜材の鉛直方向、水平方法および回転方向を調整する必要がある。このように斜材等を位置調整した後、該斜材の上下、前後左右の3方向の変位を固定する必要があるため、複数の各斜材を同時に固定するには、ボルトあるいは溶接による固定が必要になるが、誤差が大きくなる場合、固定しずらく無理に固定した場合、残留応力等の影響を受け、部材自体の耐荷力の低下にもつながるという問題があった。
【0015】
本発明は、前記の問題点に鑑みて提案されたもので、上路式吊床版橋のトラス形式橋梁における斜材を調整可能な構造とする。特に、斜材の回転および鉛直変位の調整可能な構造にとし、3方向の変形を固定することで、施工誤差および施工の煩雑さを解消することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するため、本発明は次のように構成する。
【0017】
第1の発明は、橋台間にかけ渡した架設ケーブルを介して構築した上床版と吊床版の間が、上下の格点部を介して斜材や鉛直材等の連結材により結合されたトラス形式等の橋梁において、前記格点部を、上下方向に分離された分割格点部材を組合わせてなる格点ボックスで構成して、一方の分割格点部材は床版を構成する床版用ブロックに固定し、他方の分割格点部材は既設側及び新設側の連結材に固定し、前記他方の分割格点部材に設けた高さ・回転調整部材を前記一方の分割格点部材に係合することで、両分割格点部材の高さ方向の間隔調整と回転調整を可能に構成したことを特徴とする。
【0018】
第2の発明は、第1の発明において、前記分割格点部材はジベル孔またはジベル筋を有し、格点ボックス内に経時硬化性材料を充填することで、前記ジベル孔またはジベル筋を介して分割格点部材が一体化されていることを特徴とする。
【0019】
第3の発明は、請求項1または2に記載の格点ボックスにおける一方の分割格点部材にはジベル筋あるいはジベル孔を有するプレートが設けられており、床版に形成した凹部に前記ジベル筋あるいはジベル孔を有するプレートが挿入され、凹部にモルタル等の経時硬化性材料を充填することで前記斜材を取付けた格点ボックスと床版とが一体化されていることを特徴とする。
【0020】
第4の発明は、請求項1または2または3に記載の第1の格点ボックスを用いて前記連結材と上床版を結合すると共に、橋軸方向に分離されていて該橋軸方向に長さ調整可能に構成した分割格点部材を組み合わせてなる第2の格点ボックスを用いて、一方の分割格点部材が床版を構成する床版用ブロックのうち隣接する一方のブロックに、他方の分割格点部材が隣接する他方のブロックにそれぞれ固着され、前記一方の分割格点部材に既設側の連結材が固着され、前記他方の分割格点部材に新設側の連結材が固着されることによって、前記連結材と吊床版を結合したことを特徴とする。
【0021】
第5の発明は、第4の発明において、上記第2の格点ボックスにおける分割格点部材は、ジベル孔又はジベル筋を有し、第2の格点ボックス内に経時硬化性材料を充填することで、前記ジベル孔又はジベル筋を介して分割格点部材が一体化されていることを特徴とする。
【0022】
第6の発明は、両岸の橋台に張り渡した架設ケーブルを用いて上床版用ブロックと吊床版用ブロックを順次架設し、前記各床版ブロック間の目地にモルタルを打設して上床版と吊床版を構築し、請求項1または2に記載の第1の格点ボックスを介して斜材等の連結材を上床版に取付け、前記連結材を上床版に取付ける施工に際し、前記第1の格点ボックスの分割格点部材を上下と回転方向に互いに微調整して所定の位置に仮決めた後その内部に経時硬化性材料を充填することを特徴とする3次元調整方法である。
【0023】
第7の発明は、第6の発明において、前記第1の格点ボックスを介して連結材を上床版に取付けるとともに、前記第1の格点ボックスを介して連結材を上床版に取付けるとともに、請求項4又は5に記載の第2の格点ボックスを介して連結材を吊床版に取付け、
前記連結材を吊床版に取付ける施工に際し、前記第2の格点ボックスの分割格点部材を互いにスライドして所定の位置に仮決めした後その内部に経時硬化性材料を充填することを特徴とする。
【0024】
【作用】
本発明によると、上路式吊床版橋の橋梁における床版と斜材等の連結材の格点部を分割格点部材を組合わせてなる格点ボックスで構成し、各分割格点部材により斜材の回転および鉛直変位や水平変位の調整可能な構造とし、さらにジベル孔やジベル筋を具備した格点ボックス内に経時硬化性材料を充填することで、分割格点部材相互の3方向の変形を固定・一体化したことで、上路式吊床版橋の橋梁の構築に際し、施工誤差および施工の煩雑さを解消することが容易に可能になる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図1〜図7を参照して説明する。なお、図8〜図10に示したものと同一要素には同一符号を付して説明する。
【0026】
図1は、本実施形態の概要図であり、吊床版橋1において、下部架設ケーブル16を介して架設された複数の吊床版用ブロック6が架設され、この吊床版用ブロック6の目地19にモルタル等の経時硬化性材料が充填されて吊床版7が構築されている。また、上部架設ケーブル17を介して複数の上床版用ブロック4が架設され、この上床版用ブロック4の目地19にモルタル等の経時硬化性材料が充填されて上床版5が構築されている。吊床版7と上床版5の間は複数の斜材8で連結される。
【0027】
本発明では、吊床版7と斜材8の間が下部格点ボックス20を介して結合され、上床版5と斜材8の間が上部格点ボックス21を介して結合される。そして下部格点ボックス20と上部格点ボックス21を介して斜材8と吊床版7および、斜材8と上床版5との間が調整自在に固定できる点に本発明の特徴がある。
【0028】
図1〜図3によって、斜材8と吊床版7および下部格点ボックス20の構成を説明する。下部格点ボックス20は、橋軸方向に分離されていてかつ、橋軸方向に長さ調整可能に構成した分割格点部材24、25を組合わせて構成される。各分割格点部材24、25は平面コ字形のフレーム26と、各コ字形フレーム26の下端縁からコ字形の外方に突出させたフランジ27と、平面コ字形のフレーム26内に配設された補強プレート36とから構成される。対向する左右の平面コ字形のフレーム26における両側部26aはその厚み部だけ一方の幅が広く設けてあって、互いに橋軸方向にスライド自在に嵌りあうように設けてある。前記の両側部26aには橋軸方向に伸長する横長孔28が開設してあって、左右のコ字形フレーム26における両側部26aを重合した上、横長孔28に仮固定用ボルト29を挿通しナット30を締結することで、分割格点部材24、25を橋軸方向に長さ調整して仮固定できる。
【0029】
図3(b)に示すように、吊床版用ブロック6の上面には、雌ネジを有する複数のインサート31が埋設されている。そして、下部格点ボックス20における一方の分割格点部材24のフランジ27を既設側(図3において左側)の吊床版用ブロック6の上面に当てがい、横長孔32に固定ボルト33を挿入し、前記インサート31に締結する。同じく、他方の分割格点部材25のフランジ27を新設側(図3において右側)の吊床版用ブロック6の上面に当てがい、横長孔32に固定ボルト33を挿入し、前記インサート31に締結する。
【0030】
前述のようにして既設側と新設側の各吊床版用ブロック6に各分割格点部材24、25を固着し、吊床版7に合わせるように調整して下部格点ボックス20を固定できる。分割された各分割格点部材24、25の傾斜上面には固着板34を固着してあって、それぞれの固着板34に既設の斜材8と新設の斜材8の下端をボルトまたは溶接35にて固着する。
【0031】
こうして各吊床版用ブロック6に合せて誤差を調整しながら各分割格点部材24、25を介して、斜材8を各吊床版用ブロック6に固着した後、下部格点ボックス21内の空間にモルタルなどの経時硬化性材料を充填するもので、その硬化によって、斜材8の配置位置が固定される。また、コ字形フレーム26内の補強プレート36にはジベル孔37が開設されていて、このジベル孔37に経時硬化性材料が回り込むことで、経時硬化性材料を介して左右の分割格点部材24、25は強固に一体化される。
【0032】
つぎに、図1、図4〜図6によって、斜材8と上床版5および上部格点ボックス21の構成を説明する。上部格点ボックス21は、上下に分離されていてかつ、上下方向に高さ調整可能でかつ橋軸方向に垂直な面に沿って回転可能に構成した上側分割格点部材22と下側分割格点部材23を組合わせて構成される。下側分割格点部材23は、両側板38と両端板39と両傾斜底板40とから上部構成され、上部が開放したボックス状に構成されている。ボックスの内部にはジベル孔37を有する補強プレート41が配設されている。両傾斜底板40の一方(図において左側)には先行して構築される既設の斜材8の上端が溶接またはボルト35で固着されている。両傾斜底板40の他方(図において右側)には後から構築される新設側の斜材8の上端が溶接またはボルト35で固着されている。さらに、下側分割格点部材23における両側板38の外側には、ボルト取付け片42が固着されていて、そのネジ穴43に下側から高さ調整ボルト44を上向きに螺合している。
【0033】
上側分割格点部材22は、下側分割格点部材23における両側板38よりも外側に突出する大きさの水平板45を有し、この水平板45の上面に複数のジベル筋46を立設すると共に、下面中央部にジベル孔37を有する補強板47を固着して構成される。上部格点ボックス21において、水平板45はプレキャスト版からなる上床版用ブロック4の下面に当てがわれ、上床版用ブロック4に形成されたジベル孔48にジベル筋46を挿入し、このジベル孔48にモルタルなどの経時硬化性材料49を充填することで、上部格点ボックス21が上床版用ブロック4に固着される。
【0034】
次に、既設側の斜材8の上端を一方の傾斜底板40に固着した下側分割格点部材23を上側分割格点部材22の下方に配置し、下側分割格点部材23に設けた高さ調整ボルト44の上端を上側分割格点部材22の水平板45の下面に係止することにより、上部格点ボックス21における上床版5を固着した上側分割格点部材22の高さ方向と橋軸方向に垂直な面に沿た回転方向に位置を決める。この場合、斜材8と上床版用ブロック4との微調整が必要であるが、前述のように、上部格点ボックス21における上下に分離された上下側の分割格点部材22、23の高さ間隔を高さ調整ボルト44で調整することにより、容易確実に調整できる。また、下側分割格点部材23の両側に左右2本ずつ合計4の調整ボルト44の先端の高さを調整することで、上下の分割格点部材22、23の橋軸方向と橋軸直角方向に垂直な面に沿た回転角度を調整できる。こうして高さと回転角度を調整した後、他方の傾斜底板40に新設側の斜材8(図の右側)の上端を固着する。
【0035】
前記のように、上側分割格点部材22と下側分割格点部材23の高さ間隔を調整した後、ボックス状の下側分割格点部材23内の空間にモルタルなどの経時硬化性材料を充填することで上部格点ボックス21と下側分割格点部材23が一体化される。このとき下側分割格点部材23内の補強プレート41のジベル孔37に経時硬化性材料が回り込むと共に、上側分割格点部材22の下面のジベル孔48を有する補強板47がボックス状の下側分割格点部材23内に上方から入り込み、その各ジベル孔37、48に経時硬化性材料が回り込むことで、経時硬化性材料を介して上下の分割格点部材22、23は強固に一体化される。
【0036】
上下の分割格点部材22、23の間には微調整代として隙間が生じるので、この隙間には、漏れを防ぐテープを張っておくものである(図示省略)。
【0037】
本発明の施工工程を説明する。
【0038】
▲1▼吊床版7設置用の下部架設ケーブル(下部1次ケーブル)16を両岸の橋台に張り渡し、上部架設ケーブル上部1次ケーブル)17が所定の長さになるようにケーブル端を橋台に定着する(各架設ケーブル16、17の配置例を図7に示す)。
【0039】
▲2▼吊床版(プレキャスト版)7を下部架設ケーブル16に載せて橋中部方向に向けて送り出す。この場合、下部架設ケーブル16と別に牽引ロープで反対側から吊床版用ブロック6を引くことも有効である。
【0040】
▲3▼吊床版用ブロック7の中を下部2次ケーブル(PC鋼材)16aを通す。
▲4▼吊床版用ブロック7間の目地19にモルタルを打設する。(外ケーブルの場合は、1次ケーブルと同時に先に配置しておく。)
【0041】
▲5▼上床版5設置用の上部架設ケーブル17を張る。上部架設ケーブル17にレール(図示省略)を吊り下げ、そのレールを使って同じく上床版用ブロック(プレキャスト版)4を橋中央部に向けて送り出していく。
▲6▼上床版5の中を上部2次ケーブル(PC鋼材)17aを通し、各上床版ブロック4間の目地にモルタルを打設する。
【0042】
▲7▼上床版5と吊床版7間に斜材8を取付ける。その施工に際し、下部格点ボックス20における分割部材24、25間の橋軸方向の長さを所定の位置に決め横長孔28に仮固定ボルト29を挿通して仮止めする。上部格点ボックス21における下側分割格点部材23の傾斜底板40の一方に、互いに対をなして傾斜配置される既設側の斜材8と新設側の斜材8のうち、既設側の斜材8は既に固着されていて、新設側である他の一方の斜材8を他方の傾斜底板40にボルト止めする(なお、溶接でもよい)。橋軸方向における上部格点ボックス21と新設の斜材8との間はこれで安定する。この作業の際、図7に示すように、新設の斜材8が橋軸直角方向に倒れたり、ずれ動かないように、新設の斜材8と吊床版7との間は仮支持部材(サポート材)50で支持しておく。上部格点ボックス21内に経時硬化性材料49を充填して硬化させる。
【0043】
▲8▼ ▲7▼の工程で三角形の下辺に沿って下部格点ボックス20の左右の分割部材24、25を互いにスライドして所定の位置に決めるもので、両斜辺に沿って位置する斜材8の下部は下部格点ボックス20にボルト止めで接続したその時点で三角形の三辺が決まっているので、斜材8の調整は完了する。
【0044】
▲9▼下部格点ボックス20にも無収縮モルタルを打設し一体化させる。下部格点ボックス20は、左右の平面コ字形26に分離されており、左右のフレーム26の両側部26aは、一方は狭く、他方は広くなっていて、互いに重なり合ってスライドするように設けられている。左右のフレーム26を一体化するため、ジベル孔37を有する補強プレート36がボックス内に設けられているので対向するコ字形のフレーム26の内部空間に無収縮モルタル(図示省略)を打設することで、ジベル孔37を介して左右のフレーム26は一体となる。、ジベル孔37を有する補強プレート36としては、孔開き鋼板等を用いるのがよい。下部格点ボックス20のフランジ27に長孔32が開設されているので、この長孔32を通してボルト固定ボルト33を配設することで、下部格点ボックス20の各分割格点部材24、25を位置調整をしながら、各吊床版用ブロック6にボルトで固定される。
【0045】
なお、▲7▼の工程において、上部格点ボックス21の上側分割格点部材22つまり水平板45を下側分割格点部材23に対して位置調整し、かつ経時硬化性材料で固定した後、上床版5を架設することも可能である。また、上部格点ボックス21や下部格点ボックス20には、これらを上床版5や下部床版7に位置固定した後にモルタル等の経時硬化性材料を充填する。さらに、上側分割格点部材22の水平板(ベースプレート)45の仮止めとして、上側分割格点部材22に設ける高さ調整ボルト44はピン構造とすることもできる。
【0046】
前述したように本発明は、ジベル孔を有する各部材を格点部の調整部材として分離して構成し、コンクリートまたはモルタルなどの経時硬化性材料を打設して一体化することにより、上路式吊床版橋における斜材や鉛直材と上床版および吊床版の格点部における各部材間の3方向の変形を固定することで、施工誤差および施工の煩雑さを解消することを目的とするものである。
【0047】
以上本発明の実施形態、運用形態について説明したが、前記の構成を適宜設計変更して実施することは構わない。また、本発明は、斜材8に限らず、鉛直材を格点部を介して上床版や下床版に結合する構造に適用できる。
【0048】
【発明の効果】
本発明によると、上路式吊床版橋の橋梁における床版と斜材等の連結材の格点部を分割格点部材を組合わせてなる格点ボックスで構成し、各分割格点部材により斜材の回転および鉛直変位や水平変位の調整可能な構造とし、さらにジベル孔やジベル筋を具備した格点ボックス内に経時硬化性材料を充填することで、分割格点部材相互の3方向の変形を固定・一体化したことで、上路式吊床版橋の橋梁の構築に際し、施工誤差および施工の煩雑さを解消することが容易に可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る全体の概要説明図である。
【図2】下部格点ボックスの配置関係を示す平面図である。
【図3】(a)は下部格点ボックスの横断平面図、(b)は(a)のA−A断面図である。
【図4】(a)は、上部格点ボックスにおける上側分割格点部材の斜視図、(b)は、下側分割格点部材の側面図、(c)は、下側分割格点部材の斜視図である。
【図5】(a)は、上部格点ボックスにおける上側と下側の分割格点部材図の取付け時の縦断正面図、(b)は、同じく取付け後の縦断正面図である。
【図6】(a)は、図5(a)の縦断側面図、(b)は、図5(b)の縦断側面図である。
【図7】本発明を実施する上路式吊床版橋における架設ケーブルの配置例を示す拡大縦断側面図である。
【図8】従来の第1例に係る端部分離型上路式吊床版橋の断面説明図である。
【図9】従来の第2例に係る端部分離型上路式吊床版橋の断面説明図である。
【図10】図7に示す端部分離型上路式吊床版橋の橋軸直角方向の拡大断面説明図である。
【符号の説明】
1 上路式吊床版橋
2 地盤
3 橋台
4 上床版用ブロック
5 上床版
6 下床版用ブロック
7 吊床版
8 斜材
9 グランドアンカー
10 上方格点部
12 下方格点部
13 鉛直材
14 1次ケーブル(仮設ケーブル)
15 2次ケーブル
16 下部仮設ケーブル
17 上部仮設ケーブル
18 橋体端部ブロック
19 目地
20 下部格点ボックス
21 上部格点ボックス
22 上側分割格点部材
23 下側分割格点部材
24 分割格点部材
25 分割格点部材
26 コ字形部材
26a 両側部
27 フランジ
28 横長孔
29 仮固定用ボルト
30 ナット
31 インサート
32 横長孔
33 固定ボルト
34 固着板
35 溶接
36 補強プレート
37 ジベル孔
38 両側板
39 両端板
40 傾斜底板
41 補強プレート
42 ボルト取付け片
43 ネジ穴
44 高さ調整ボルト
45 水平板
46 ジベル筋
47 補強板
48 ジベル孔
49 経時硬化性材料
50 サポート材[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a slab part structure of a floor slab and a connecting member in a truss type bridge of an upper suspension type slab bridge applicable to a road bridge among suspension floor slab bridges, more specifically, The present invention relates to a structure capable of three-dimensional adjustment of rotation and vertical displacement.
[0002]
[Prior art]
In general, when a suspended floor slab bridge is applied to a road bridge, the upper suspension type
[0003]
Referring to FIG. 8, the upper suspension type slab bridge 1 will be described. Between the two abutments (strad) 3 constructed on the
[0004]
Between the upper
[0005]
Further, in the upper suspension type slab bridge 1 of FIG. 9, a vertical member (columnar connecting material) 13 such as a steel pipe is used instead of the
[0006]
The upper
[0007]
8 to 10, the
[0008]
The suspended
[0009]
Further, in order to construct the
[0010]
The suspended
[0011]
Further, a plurality of secondary cables 15 (15a) are inserted through one bridge
[0012]
Then, the upper and lower secondary cables 15 (15a, 15b) are tensioned to fix the both ends of each
[0013]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 11-323841 [Patent Document 2]
JP 11-229320 A [Patent Document 3]
JP 2000-54319 A
[Problems to be solved by the invention]
In the upper-floor type suspension floor slab bridge, it is necessary to connect the upper floor slab and the suspension floor slab with a connecting material such as a steel pipe or other diagonal material or a support through a grading part. In order to build a structure, it is necessary to adjust the mounting position and angle of the diagonal materials (and vertical materials) with respect to the upper and lower floor slabs. In that case, the vertical direction, horizontal method and rotation of the diagonal materials It is necessary to adjust the direction. After adjusting the position of the diagonal member in this way, it is necessary to fix the displacement of the diagonal member in three directions, up and down, front and rear, left and right. However, when the error becomes large, if it is difficult to fix and it is forcibly fixed, there is a problem that the load resistance of the member itself is lowered due to the influence of residual stress and the like.
[0015]
The present invention has been proposed in view of the above-described problems, and has a structure in which the diagonal members in the truss type bridge of the upper-floor type suspended floor slab bridge can be adjusted. In particular, an object of the present invention is to eliminate the construction error and the construction complexity by fixing the deformation in three directions by adopting a structure capable of adjusting the rotation and vertical displacement of the diagonal member.
[0016]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention is configured as follows.
[0017]
The first invention is a truss type in which an upper floor slab and a suspended floor slab constructed via an erection cable spanned between abutments are connected by connecting materials such as diagonal members and vertical members via upper and lower grade points. In such a bridge, the grading portion is constituted by a grading box formed by combining divided grading members separated in the vertical direction, and one divided grading member is a floor slab block constituting a slab The other split rating member is fixed to the existing and new connecting members, and the height / rotation adjusting member provided on the other split rating member is engaged with the one split rating member. By doing so, it is characterized in that it is possible to adjust the spacing and rotation in the height direction of both divided rating members.
[0018]
According to a second invention, in the first invention, the divisional grading member has a gibber hole or a gibber bar, and a time-curing material is filled in the gait box so as to pass through the gibber hole or the gibber bar. In this case, the divided rating member is integrated.
[0019]
According to a third aspect of the present invention, in one of the graded box members according to the first or second aspect of the present invention, one split grading member is provided with a plate having a gibber line or a gibber hole, and the gibber line is formed in a recess formed in a floor slab. Or the plate which has a bevel hole is inserted, and the grading box which attached the said diagonal material and the floor slab are integrated by filling a recessed part with time-hardening materials, such as mortar.
[0020]
According to a fourth aspect of the present invention, the connecting member and the upper floor slab are coupled using the first rating box according to
[0021]
According to a fifth aspect, in the fourth aspect , the divided scoring member in the second scoring box has a gibber hole or a gibber line, and the time-curing material is filled in the second scoring box. Thus, the divided grading member is integrated through the above-mentioned gibber holes or gibber muscles.
[0022]
According to a sixth aspect of the present invention, an upper floor slab block and a suspended floor slab block are sequentially erected using an erection cable extending over both abutments, and a mortar is placed at a joint between the floor slab blocks. And a suspended floor slab, and a connecting material such as diagonal material is attached to the upper floor slab via the first rating box according to
[0023]
The seventh invention is the sixth invention, wherein the connecting material is attached to the upper floor slab via the first rating box, and the connecting material is attached to the upper floor slab via the first rating box, A connecting material is attached to the suspended floor slab via the second rating box according to
In the construction of attaching the connecting material to the suspended floor slab, the divided grading members of the second grading box are slid relative to each other and temporarily set to a predetermined position, and then the inside thereof is filled with a time-curable material. To do.
[0024]
[Action]
According to the present invention, the grading portion of the connecting material such as the floor slab and the diagonal member in the bridge of the upper suspension type slab bridge is constituted by a grading box formed by combining the divided grading members, and each grading member is inclined. Rotation of the material, vertical displacement and horizontal displacement can be adjusted, and the grading material is filled in a grading box with a gibber hole and a gibber bar, so that the grading members can be deformed in three directions. By fixing and integrating, it becomes easy to eliminate construction errors and construction complexity when constructing a bridge for an upper suspension type slab bridge.
[0025]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to FIGS. In addition, the same code | symbol is attached | subjected and demonstrated to the same element as what was shown in FIGS.
[0026]
FIG. 1 is a schematic view of the present embodiment. In the suspended floor slab bridge 1, a plurality of suspended floor slab blocks 6 erected via a
[0027]
In the present invention, the suspended
[0028]
The configuration of the
[0029]
As shown in FIG. 3 (b), a plurality of
[0030]
As described above, the
[0031]
Thus, after the
[0032]
Next, the configuration of the
[0033]
The upper divided grading
[0034]
Next, the lower divided grading
[0035]
As described above, after adjusting the height interval between the upper divided grading
[0036]
Since a gap is generated as a fine adjustment allowance between the upper and lower divided
[0037]
The construction process of the present invention will be described.
[0038]
(1) The lower erection cable (lower primary cable) 16 for installing the suspended
[0039]
(2) The suspended floor slab (precast version) 7 is placed on the
[0040]
(3) The lower secondary cable (PC steel material) 16a is passed through the suspended
(4) Place mortar on the joint 19 between the
[0041]
(5) The
(6) The
[0042]
(7) The
[0043]
(8) In the process of (7), the left and right dividing
[0044]
(9) Non-shrinking mortar is also placed in the
[0045]
In the step (7), after the upper
[0046]
As described above, the present invention is configured by separating each member having a dive hole as an adjustment member for a scoring portion, and by casting and integrating a time-curable material such as concrete or mortar, so The purpose is to eliminate construction errors and construction complexity by fixing the three-way deformation between the diagonal members and vertical members of the suspended floor slab and the members of the upper and lower floor slabs. It is.
[0047]
Although the embodiment and the operation mode of the present invention have been described above, it is possible to implement the above configuration with a design change as appropriate. Further, the present invention is not limited to the
[0048]
【The invention's effect】
According to the present invention, the grading portion of the connecting material such as the floor slab and the diagonal member in the bridge of the upper suspension type slab bridge is constituted by a grading box formed by combining the divided grading members, and each grading member is inclined. Rotation of the material, vertical displacement and horizontal displacement can be adjusted, and the grading material is filled in a grading box with a gibber hole and a gibber bar, so that the grading members can be deformed in three directions. By fixing and integrating, it becomes easy to eliminate construction errors and construction complexity when constructing a bridge for an upper suspension type slab bridge.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall schematic explanatory diagram according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a plan view showing an arrangement relationship of lower grading boxes.
3A is a cross-sectional plan view of a lower rating box, and FIG. 3B is a cross-sectional view taken along line AA in FIG.
4A is a perspective view of an upper divided rating member in an upper rating box, FIG. 4B is a side view of a lower divided rating member, and FIG. 4C is a lower divided rating member. It is a perspective view.
FIG. 5A is a longitudinal front view when the upper and lower divided score member diagrams are attached in the upper rating box, and FIG. 5B is a longitudinal front view after the attachment.
6A is a longitudinal side view of FIG. 5A, and FIG. 6B is a longitudinal side view of FIG. 5B.
FIG. 7 is an enlarged longitudinal sectional side view showing an example of the arrangement of erected cables in an upper suspension type slab bridge for carrying out the present invention.
FIG. 8 is a cross-sectional explanatory view of an end-separated upper-path type suspended floor slab bridge according to a first conventional example.
FIG. 9 is a cross-sectional explanatory view of an end-separated upper-path type suspended floor slab bridge according to a second conventional example.
10 is an enlarged cross-sectional explanatory view of the end-separated upper-path type suspended floor slab bridge shown in FIG. 7 in a direction perpendicular to the bridge axis.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Upper-type suspension
15
Claims (7)
前記連結材を上床版に取付ける施工に際し、前記第1の格点ボックスの分割格点部材を上下と回転方向に互いに微調整して所定の位置に仮決めた後その内部に経時硬化性材料を充填することを特徴とする橋梁における床版と連結材の3次元調整方法。The upper floor slab block and the suspended floor slab block are erected sequentially using the erection cable that stretches over the abutments on both banks, and the upper floor slab and the suspended floor slab are constructed by placing mortar at the joint between each floor slab block. The connecting material such as diagonal is attached to the upper floor slab through the first rating box according to claim 1 or 2 ,
When the connecting material is attached to the upper floor slab , the divided grading members of the first grading box are finely adjusted with respect to each other in the vertical and rotational directions and temporarily determined at a predetermined position. A three-dimensional adjustment method of a floor slab and a connecting material in a bridge characterized by filling.
前記連結材を吊床版に取付ける施工に際し、前記第2の格点ボックスの分割格点部材を互いにスライドして所定の位置に仮決めした後その内部に経時硬化性材料を充填することを特徴とする請求項6記載の橋梁における床版と連結材の格点部3次元調整方法。 In the construction of attaching the connecting material to the suspended floor slab, the divided grading members of the second grading box are slid relative to each other and temporarily set to a predetermined position, and then the inside thereof is filled with a time-curable material. A method for adjusting a three-dimensional point portion of a floor slab and a connecting material in a bridge according to claim 6.
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