JP4121063B2 - パチンコ発射機の槌の槌先構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ発射機の槌の槌先構造に関し、特に、槌先部の外周面の形状を非真円形状として回転可能とし、先端の打球面の面方向すなわち倒れを調整可能として、球の飛び方向を調整することができるようにするための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、用いられていたこの種のパチンコ発射機の槌の槌先構造としては、図示していないが、全体形状が円柱体をなし、その外周面は真円形状で形成され、その先端に形成された打球面によって球を打つように構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のパチンコ発射機の槌の槌先構造は、以上のように構成されていたため、次のような課題が存在していた。
すなわち、槌先部を槌に取付けて球を打球した場合、機械加工のバラツキ又は樹脂成形品の平面度のバラツキ等によって打球面の面方向が安定せず、球の飛び方向を安定させることが極めて困難であった。
また、この槌先部の外周面が真円形状であるために、この槌先部を回転させて打球面の面方向を調整することが困難であった。
【0004】
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたもので、特に、槌先部の外周面の形状を非真円形状として回転可能とし、先端の打球面の面方向すなわち倒れを調整可能として、球の飛び方向を調整することができるようにしたパチンコ発射機の槌の槌先構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明によるパチンコ発射機の槌の槌先構造は、往復回動自在に設けられた槌の先端に取付けられた槌先部によってパチンコ球を打つようにしたパチンコ発射機の槌の槌先構造において、前記槌先部は、樹脂成形品よりなると共に外周面の形状が非真円形状で構成され、かつ先端の打球面の面方向が軸方向に対して非直角であり、前記槌の先端から前方へ向けて直線状に突出する円柱体からなる突起に対し前記槌先部の受孔を回転自在に挿入し、前記受孔の入口には孔径が他よりも小さく形成された小径部が形成され、前記槌先部は前記突起に対して回転自在である構成である。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、図面と共に本発明によるパチンコ発射機の槌の槌先構造の好適な実施の形態について説明する。
図において符号1で示されるものは軸支部2によって矢印パチンコ発射機の槌の槌先構造の方向に往復回動自在に設けられた槌であり、この槌1の先端から前方へ向けて直線状に突出する円柱体からなる突起1aには樹脂の成形品で形成された槌先部3が回転可能な状態で挿入して装着されている。
【0007】
前記槌先部3の外周面4は、多角形、楕円等の非真円形によって形成され、図示しない治具を用いてこの槌先部3を回転させることができるように構成されている。
すなわち、図1及び図2の場合には、この外周面4が6角形にて形成され、6角形の治具を挿入することにより突起1aに対して回転させることができるように構成されている。
【0008】
前記槌先部3の先端面に形成された打球面5の面方向6は、図では軸方向7に対して直角に見えるが、この槌先部3の軸方向7に対して直交する方向ではなく、わずかに傾斜すなわち倒れる方向の非直角に形成されており、この槌先部3を回転させることによってその打球面5の倒れ方向を自在に調整し、球の打球方向を自在に調整することができるように構成されている。
【0009】
前記槌先部3は、拡大して示すと、図3から図5のように構成されており、前記突起1aが槌先部3の軸心位置に形成された受孔8に挿入されていることにより、槌先部3が突起1aに対して回転自在に構成されている。すなわち、前記受孔8が突起1aに対して回転自在に挿入され、前記受孔8の入口には、図4及び図5で示されるように、孔径が他よりも小さく形成された小径部8aが形成されている。
【0010】
図6及び図7は、図1の槌先部3の他の形態を示すもので、外周面4には軸方向7に沿って形成された溝状の凹部10が複数個外周に沿って形成され、この外周面4は凹凸状に形成されている。
従って、前記外周面4に対してこの凹凸形状にならった形状の治具(図示せず)を挿入することにより、この治具によって槌先部3を回転させ、打球面5の倒れ方向を選択して球の打球方向を調整することができる。
【0011】
また、図8及び図9で示されるものは図1の槌先部3の他の形態を示すもので、外周面4には、軸方向7に沿って形成された突条の凸部11が複数個形成され、この外周面4が凹凸状に形成されている。従って、この外周面4にこの凹凸状に合致した治具(図示せず)を挿入することにより、槌先部3を突起1aに対して回転させて打球面5の傾き(倒れ)を調整することができる。
【0012】
【発明の効果】
本発明によるパチンコ発射機の槌の槌先構造は、以上のように構成されているため、次のような効果を得ることができる。
すなわち、槌の先端に設けられた槌先部の外周面の形状が、非真円状すなわち多角形、楕円、凹凸状等に形成されているため、治具を用いて槌先部を回転させ、球が当たる打球面の面方向すなわち倒れを調整し、球の打球方向を自在に調整することができる。
従って、パチンコ発射機の打球方向を最終的に調整する作業が極めて容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるパチンコ発射機の槌の槌先構造を示す構成図である。
【図2】 図1の右側面図である。
【図3】 図1の槌先部を示す拡大図である。
【図4】 図3の断面図である。
【図5】 図3の平面図である。
【図6】 図3の他の形態を示す構成図である。
【図7】 図6の平面図である。
【図8】 図3の他の形態を示す構成図である。
【図9】 図8の平面図である。
【符号の説明】
1 槌
1a 突起
3 槌先部
4 外周面
5 打球面
6 面方向
7 軸方向
8 受孔
8a 小径部
10 凹部
11 凸部
Claims (1)
- 往復回動自在に設けられた槌(1)の先端に取付けられた槌先部(3)によってパチンコ球を打つようにしたパチンコ発射機の槌の槌先構造において、
前記槌先部(3)は、樹脂成形品よりなると共に外周面(4)の形状が非真円形状で構成され、かつ先端の打球面(5)の面方向(6)が軸方向(7)に対して非直角であり、前記槌 (1) の先端から前方へ向けて直線状に突出する円柱体からなる突起 (1a) に対し前記槌先部 (3) の受孔 (8) を回転自在に挿入し、前記受孔 (8) の入口には孔径が他よりも小さく形成された小径部 (8a) が形成され、前記槌先部 (3) は前記突起 (1a) に対して回転自在であることを特徴とするパチンコ発射機の槌の槌先構造。
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