JP4120638B2 - 画像処理装置、および方法 - Google Patents
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Description
図1は、第1の実施の形態における画像処理装置の一実施の形態の構成例を示すブロック図である。画像処理装置100は車両に搭載され、車両前方を撮像するカメラ101と、カメラ101で撮像した画像を格納する画像メモリ102と、後述する制御装置103と、カメラ101で撮像された自車両前方の画像を表示するためのモニタ104とを備えている。
消失線存在範囲が予測済みでないと判断した場合には、ステップS60へ進む。ステップS60では、設定した全検出領域4aで画像速度の分散値を算出し、ステップS70へ進む。
(1)撮像画像3a上に設定した各検出領域4bにおいて画像速度の分散値を算出し、画像速度の分散値の絶対値が所定の閾値以下である検出領域4aを消失線候補領域として抽出し、消失線候補領域が1つであるときに、その消失線候補領域を消失線4bの存在位置であると検出するようにした。これによって、消失線3b上に存在する物体から算出される画像速度は通常は0となることを考慮し、さらにピッチングの影響によりカメラ101の視軸向きが変化することによって画像速度が検出されたとしても、消失線3b上以外の位置と比較すれば画像速度の分散値の絶対値は相対的に小さくなることも考慮して、精度高く消失線4bを検出することができる。
第2の実施の形態では、第1の実施の形態で上述したようにフレームレートが早い状態で撮像された撮像画像よりも遅い状態で撮像された撮像画像からの方が、消失線候補領域を限定して絞り込めることを考慮して、消失線を検出する。なお、図1〜図8の各図については、第1の実施の形態と同様のため、説明を省略する。
(1)カメラ101のフレームレートを所定の割合で低下させていき、消失線候補領域の範囲を絞り込んでいく。そして、フレームレートがあらかじめ設定した閾値まで低下したときに抽出されている消失線候補領域を消失線4bとして検出するようにした。これによって、最初におおよその範囲で消失線候補領域を絞り込んで抽出しておき、その後、徐々に消失線候補領域を絞り込んでいくことができるため、精度高く消失線4bを検出することが可能となる。
(2)フレームレートがあらかじめ設定した閾値まで低下したときに抽出されている消失線候補領域を消失線4bとして検出するにあたって、この閾値に消失線候補領域を1つに絞り込むために十分なフレームレートを設定するようにした。これによって、フレームレートをあらかじめ設定した閾値まで低下させたときは、必ず消失線候補領域を1つに絞り込むことができる。
なお、上述した画像処理装置100は以下のように変形することもできる。
(1)上述した第1、および第2の実施の形態では、本発明による画像処理装置100を車両に搭載する例について説明したが、これに限定されず、その他の移動体に搭載してもよい。
101 カメラ
102 画像メモリ
103 制御装置
104 モニタ
Claims (8)
- 車両に搭載される画像処理装置であって、
自車両前方の画像を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段で撮像した画像を画像処理して、各画素の画像の速度情報を算出する速度情報算出手段と、
前記速度情報算出手段で算出した各画素の画像の速度情報に基づいて、画像上で水平方向に分割された複数の検出領域内における速度の分散値を算出する分散値算出手段と、
前記分散値算出手段で算出した速度の分散値の絶対値が所定の閾値以下となる1つの前記検出領域を消失線として検出する消失線検出手段と、
前記消失線検出手段で検出した消失線の位置が表示手段の垂直方向中央と一致するように画像の表示位置を補正する表示位置補正手段とを備えることを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1に記載の画像処理装置において、
前記消失線検出手段で検出した画像上の消失線上に存在する各画素の画像の速度情報に基づいて、車両のピッチング角速度を算出するピッチング角速度算出手段をさらに備えることを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1または2に記載の画像処理装置において、
前記消失線検出手段で検出した画像上の消失線上に存在する各画素の画像の速度情報に基づいて、次フレームで消失線が存在する範囲を予測する予測手段をさらに備え、
次フレームの画像に対しては、
前記分散値算出手は、前記予測手段で予測した範囲の検出領域内における速度の分散値を算出し、
前記消失線検出手段は、前記予測手段で予測した範囲の検出領域内から前記消失線を検出することを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像処理装置において、
前記撮像手段のフレームレートを変化させるフレームレート変化手段をさらに備え、
前記消失線検出手段は、前記フレームレート変化手段を制御して、前記撮像手段のフレームレートを変化させながら前記消失線を検出することを特徴とする画像処理装置。 - 請求項4に記載の画像処理装置において、
前記消失線検出手段は、前記分散値算出手段によって算出された前記速度の分散値の絶対値が所定の閾値以下となる検出領域が複数抽出される場合には、前記フレームレート変化手段を制御して前記撮像手段のフレームレートを低下させて、前記速度の分散値の絶対値が所定の閾値以下となる検出領域を1つに限定することを特徴とする画像処理装置。 - 請求項4に記載の画像処理装置において、
前記消失線検出手段は、前記フレームレート変化手段を制御して前記撮像手段のフレームレートを徐々に低下させながら、前記分散値算出手段によって算出された前記速度の分散値の絶対値が所定の閾値以下となる検出領域を1つに絞り込んでいくことを特徴とする画像処理装置。 - 請求項4〜6のいずれか一項に記載の画像処理装置において、
前記フレームレート変化手段は、自車両の車速に応じて前記撮像手段のフレームレートを変化させることを特徴とする画像処理装置。 - 撮像手段で撮像した自車両前方の画像を画像処理して、各画素の画像の速度情報を算出し、
算出した各画素の画像の速度情報に基づいて、画像上で水平方向に分割された複数の検出領域内における速度の分散値を算出し、
算出した速度の分散値の絶対値が所定の閾値以下となる1つの前記検出領域を消失線として検出し、
検出した消失線の位置が表示手段の垂直方向中央と一致するように画像の表示位置を補正することを特徴とする画像処理方法。
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