JP4119988B2 - スクロール圧縮機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、旋回スクロールの逆転を防止するため吸込み側に逆止弁を備えたスクロール圧縮機に係り、特に空調用或いは冷凍用に使用されるスクロール圧縮機に好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のスクロール圧縮機としては、例えば特許文献1に記載されたものがある。この従来技術のものは、密閉容器内の上部に配置され固定スクロール及び旋回スクロールで構成された圧縮機構部、密閉容器内下部に配置された電動機部、フレーム、前記電動機部の動力を旋回スクロールに伝えるクランク軸及びオルダムリング(自転防止機構)などをその主要構成要素としている。固定スクロールの吸入口には冷凍サイクルに接続される吸入パイプ(吸入管)が圧入されている。
【0003】
電動機の回転によりクランク軸が回転し、旋回スクロールが旋回運動すると、吸入パイプから冷媒ガスが吸込まれ、圧縮機構部の圧縮室で徐々に圧縮され、吐出口から密閉容器内に放出される。放出された冷媒ガスは、吐出パイプから冷凍サイクルへ供給される。圧縮機が運転されると、冷媒ガスは吸入パイプから吸い込まれ、この吸込まれる冷媒ガス力により吸入室内に設けられた逆止弁の弁体はスプリングのばね力に抗して下方に押し下げられ、冷媒ガスは圧縮機構部の吸入室内に吸入され圧縮されていく。
【0004】
圧縮機が運転を停止すると、圧縮室で圧縮途上の冷媒ガス及び密閉容器内の高圧冷媒ガスが吸込み側に逆流しようとし、また逆止弁弁体の下側に設けられたスプリングにより逆止弁弁体は上方に押し上げられ、逆止弁弁体は吸入口を閉塞するから冷媒ガスの逆流は防止される。それと同時に、密閉容器内の冷凍機油が吸入パイプから圧縮機外に持ち出されるのも防止される。
【0005】
【特許文献1】
特開平7−77182号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のスクロール圧縮機においては、固定スクロール内の吸入室に設置した逆止弁自体の存在が物理的障害となり、吸入通路を絞るため、冷媒ガスを圧縮室へ吸入する際の圧力損失を増大させて、圧縮機の効率低下を招くという問題があった。また、逆止弁を設置している固定スクロール内の通路面積を拡大するために、吸入室を大きく形成することも考えられるが、その場合には圧縮機の外径及び高さを増大させねばならず、スクロール圧縮機が大型化し、空調機への搭載性の悪化やコストアップを招く問題があった。
【0007】
本発明の目的は、圧縮機を大型化することなく、圧縮機吸入室における冷媒ガス吸入通路面積を十分に確保し、吸入圧力損失を低減することのできるスクロール圧縮機を得ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本発明は、固定スクロール及び旋回スクロールを有し、それらの台板上に直立して形成した渦巻状のラップを互いに噛み合わせて圧縮室を形成する圧縮機構部と、この圧縮機構部の前記旋回スクロールをクランク軸を介して駆動する電動機と、前記クランク軸を支持する軸受を備えるフレームと、前記旋回スクロールが前記フレームに対して自転するのを防止する自転防止機構と、これら上記各要素を収容する密閉容器と、前記圧縮機構部の吸入室と接続され、圧縮されるガスを前記吸入室に供給するための吸入管とを備えたスクロール圧縮機において、前記圧縮機構部内の圧縮ガスが前記吸入管を介して吸入側に逆流して流出するのを防止するための逆止弁を設け、該逆止弁は、前記圧縮機構部吸入室の吸入口を閉塞可能に設けられ且つ吸入室内に設けられた弁体と、この弁体と連結部材により接続され且つ前記吸入管内に往復動可能に設けられガイド部と、前記吸入管内に設けられ前記弁体を前記吸入室の吸入口を塞ぐように前記ガイド部を付勢する付勢手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0009】
ここで、前記弁体と前記ガイド部を接続する前記連結部材を細い支持棒で構成すると良い。また、前記付勢手段は前記支持棒がその中心に位置するように配置されたコイルばねにすることが好適である。
【0010】
本発明の他の特徴は、固定スクロール及び旋回スクロールを有し、それらの台板上に直立して形成した渦巻状のラップを互いに噛み合わせて圧縮室を形成する圧縮機構部と、この圧縮機構部の前記旋回スクロールをクランク軸を介して駆動する電動機と、前記クランク軸を回転支持する軸受を備えるフレームと、前記旋回スクロールが前記フレームに対して角度位置関係を保って旋回運動させるための自転防止機構と、これら上記各要素を収容する密閉容器と、前記圧縮機構部の吸入部と接続され、圧縮される冷媒ガスを前記吸入部に供給するための吸入管とを備えたスクロール圧縮機において、前記圧縮機構部内の冷媒ガス及び冷凍機油が逆流して前記吸入管側に逆流して流出するのを防止する逆止弁を設け、該逆止弁は、前記圧縮機構部の吸入室内に往復動自在に設けられて吸入口を閉塞自在に構成された弁体と、この弁体と支持棒により接続され且つ前記吸入管内を往復動可能に設けたガイド部と、前記吸入管内に設けられ、前記弁体が前記吸入室の吸入口を塞ぐように、前記ガイド部を上流側に付勢する弾性部材とを備え、圧縮機停止時に前記逆止弁が前記弾性部材の作用で前記吸入口を塞ぐことにより、圧縮された冷媒ガスが吸入側に逆流して旋回スクロールを逆転させると共に冷媒ガス及び冷凍機油を上流側に逆流させるのを防止し、且つ圧縮機作動時には吸入される冷媒ガスにより前記弁体が吸入室の底部に移動されることにより十分な吸入通路面積を確保できるようにしたことにある。
【0011】
ここで、前記弾性部材はコイル状のスプリングであり、前記ガイド部を上方に付勢するように配置すると良い。また、前記支持棒は、逆止弁のほぼ中心軸上に位置して、弁体とガイド部とを連結するものであり、その長さは、前記弁体が吸入室内を往復動することにより吸入室底部と吸入口の両方に密着できるように決めると良い。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明する。
図1は本発明の一実施例を示すスクロール圧縮機の全体構成を説明する図、図2は図1の逆止弁周辺の要部拡大断面図である。
【0013】
密閉容器1内の上部には固定スクロール2及び旋回スクロール3などから構成される圧縮機構部が、下部には電動機部が収納されている。4はフレーム、11はオルダムリング(自転防止機構)である。固定スクロール2の吸入室7には、冷凍サイクルに接続される吸入管(吸入パイプ)13が圧入されている。
【0014】
固定スクロール2と旋回スクロール3には、それぞれ台板面に直立する渦巻き状のラップが形成されており、それぞれのラップ部を互いに内側に向けて噛み合わせることにより圧縮室6が形成されている。旋回スクロール3のボス部3aには、クランク軸5の偏心部5aが回転自在に係合されている。旋回スクロール3の台板部の反ラップ側にはキー溝3bが、前記フレーム4にもキー溝4aが形成され、これらのキー溝3b,4aに前記オルダムリング11のキー部が摺動自在に係合されている。
【0015】
フレーム4には、旋回スクロール3の台板を支持するための座面及びオルダムリング11が摺動する面が形成され、またクランク軸5を支持するスラスト面21及び主軸受22が設けられている。フレーム4の外周側面はスポット溶接により密閉容器1に固定され、またその外周部は固定スクロール2とボルトにより締結されている。クランク軸5には、電動機を構成するロータ10が圧入などにより嵌着され、電動機を構成するステータ9は密閉容器1内に焼嵌めなどにより固定されている。
【0016】
ロータ10が回転力を受けるとクランク軸5が回転し、旋回スクロール3は、オルダムリング11により自転することなく、旋回運動する。旋回スクロール3の旋回運動により吸入パイプ13から固定スクロール2の吸入室7に冷媒ガスが吸入され、吸入された冷媒ガスは、圧縮室6で徐々に圧縮され、吐出口8から密閉容器1の吐出室23に吐出される。吐出された冷媒ガスは、電動機部を冷却し吐出パイプ14から冷凍サイクルへ供給される。
【0017】
給油機構は差圧給油方式を採用しており、中間圧室12の圧力と吐出圧力となっている密閉容器内との差圧により圧縮機下部にある冷凍機油15を主軸受22、旋回スクロール軸受24、スラスト面21等の摺動部へ供給する。中間圧室12は、旋回スクロール3の台板に形成した圧縮室6と通じる中間圧孔(図示せず)により、吸入圧力と吐出圧力の中間の圧力に制御されている。冷凍給油15は、前記圧力差により、クランク軸内部の貫通孔5bを通り各摺動部に供給される。中間圧室12に入り込んだ冷凍機油は、旋回スクロール3の中間圧孔や台板外周部から圧縮室6に給油され、吐出口8から冷媒ガスと共に密閉容器1内に放出される。
【0018】
図3は図1,図2に示す逆止弁のみを拡大して説明する詳細図である。図3において、(b)図は(a)図のb−b矢視図、(c)図は(a)図のc−c矢視図である。
【0019】
逆止弁は、弁体(ストッパー面)18、ガイド部19、弁体とガイド部を接続する支持棒(連結部材)20で構成されている。前記ガイド部19は吸入室7に接続された吸入管13内に往復動自在に挿入設置され且つ吸入管の冷媒ガス通路面積をほとんど減少させないように、冷媒ガスの流れ方向に平行なリング状部材19aと支持棒20に結合するためのリブ19bとで構成されている。リング状部材19aの外径はその外周部が吸入管の内壁を移動できるように調整されている。
【0020】
弁体18は円盤状部材で構成され、圧縮機の運転停止時に圧縮室からの冷媒ガス及び冷凍機油が吸入側に逆流するのを防止するように吸入室7の吸入口を閉塞し、吸入通路を完全に遮断するものである。本実施例では吸入管13の吸入室側端部が吸入室の吸入口に挿入されて構成され、前記弁体がこの吸入管端面内径よりも大きい径として吸入管端面を閉塞する構成としている。弁体18は吸入室内で物理的な障害物とならないように可能な限り薄く構成され、圧縮機の運転中には流入する冷媒ガス圧力により吸入室の下部(底部)押し付けられるようにスプリング(コイルばね)17のばね力を調整して構成されている。
【0021】
支持棒20は逆止弁のほぼ中心軸上に位置して、弁体18とガイド部19とを連結している。支持棒20の長さは、弁体18が吸入室7内を上下動して、吸入室底部と吸入口(吸入管端面)の双方に密着できるように決められる。
【0022】
次に、図2及び図4を用いてスクロール圧縮機の吸入側に設けられた逆止弁の動作を説明する。図2は圧縮機運転時の逆止弁の動作を示し、冷媒ガスの圧力により、逆止弁の弁体18はガイド部19の下側に設けたスプリング17を圧縮して固定スクロール2の吸入室7の底部に押し付けられる。その結果、吸入管側とと圧縮室側が連通し、冷媒ガスは圧縮室6に供給され圧縮される。
【0023】
図4は圧縮機停止時の逆止弁の動作を示す。圧縮機が運転を停止すると、冷媒ガスの吸入は停止されるため弁体18を押し下げるガス圧はなくなり、しかも圧縮室での圧縮途上の冷媒ガス及び密閉容器1内の高圧冷媒ガスが逆流しようとする。この結果、スプリング17により弁体18を上方に押し上げようとする力と前記逆流しようとするガス圧により、弁体18は吸入管13の下端面(吸入口)を閉塞するから、冷媒ガスの逆流は防止される。従って、圧縮機下部の冷凍機油も、クランク軸の貫通穴や軸受部等を介して吸入管から圧縮機外部に持ち出されるのも防止できる。
【0024】
このように、逆止弁の一部であるガイド部とこのガイド部を上方に付勢するスプリング(付勢手段)を吸入管内に設置し、吸入口を閉塞する薄い弁体と支持棒のみを吸入室に設けるようにしたので、圧縮機停止時における旋回スクロールの逆転防止及び圧縮機外部への冷凍機油持ち出し防止の機能を維持しつつ、固定スクロールの吸入室内での物理的障害とならないので、冷媒ガスの吸入通路面積をほとんど減少させず、冷媒ガスを圧縮室へ吸入する際の圧力損失を低減して圧縮機の効率低下を防ぐことができる。
【0025】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、圧縮機の吸入部における冷媒ガスの吸入通路面積を十分に確保できるので、吸入圧力損失を低減して圧縮機効率を向上できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すスクロール圧縮機の全体構成を説明する図である。
【図2】図1に示す逆止弁周辺の要部拡大断面図で、圧縮機運転時の逆止弁の状態を説明する図である。
【図3】図1、図2に示す逆止弁のみを拡大して説明する詳細図である。
【図4】図1に示す逆止弁周辺の要部拡大断面図で、圧縮機停止時の逆止弁の状態を説明する図である。
【符号の説明】
1…密閉容器、2…固定スクロール、3…旋回スクロール、4…フレーム、5…クランク軸、6…圧縮室、7…吸入室、8…吐出口、9…ステータ、10…ロータ、11、…オルダムリング、12…中間圧室、13…吸入管(吸入パイプ)、14…吐出パイプ、15…冷凍機油、17…スプリング(付勢手段、コイルばね、弾性部材)、18…弁体(ストッパー面)、19…ガイド部、19a…リング状部材、19b…リブ、20…支持棒(連結部材)。

Claims (8)

  1. 固定スクロール及び旋回スクロールを有し、それらの台板上に直立して形成した渦巻状のラップを互いに噛み合わせて圧縮室を形成する圧縮機構部と、この圧縮機構部の前記旋回スクロールをクランク軸を介して駆動する電動機と、前記クランク軸を支持する軸受を備えるフレームと、前記旋回スクロールが前記フレームに対して自転するのを防止する自転防止機構と、これら上記各要素を収容する密閉容器と、前記圧縮機構部の吸入室と接続され、圧縮されるガスを前記吸入室に供給するための吸入管とを備えたスクロール圧縮機において、
    前記圧縮機構部内の圧縮ガスが前記吸入管を介して吸入側に逆流して流出するのを防止するための逆止弁を設け、該逆止弁は、
    前記圧縮機構部吸入室の吸入口を閉塞可能に設けられ且つ吸入室内に設けられた弁体と、
    この弁体と連結部材により接続され且つ前記吸入管内に往復動可能に設けられガイド部と、
    前記吸入管内に設けられ前記弁体を前記吸入室の吸入口を塞ぐように前記ガイド部を付勢する付勢手段と
    を備えたことを特徴とするスクロール圧縮機。
  2. 請求項1において、前記弁体と前記ガイド部を接続する前記連結部材は細い支持棒であり、前記付勢手段は前記支持棒がその中心に位置するように配置されたコイルばねであることを特徴とするスクロール圧縮機。
  3. 固定スクロール及び旋回スクロールを有し、それらの台板上に直立して形成した渦巻状のラップを互いに噛み合わせて圧縮室を形成する圧縮機構部と、この圧縮機構部の前記旋回スクロールをクランク軸を介して駆動する電動機と、前記クランク軸を回転支持する軸受を備えるフレームと、前記旋回スクロールが前記フレームに対して角度位置関係を保って旋回運動させるための自転防止機構と、これら上記各要素を収容する密閉容器と、前記圧縮機構部の吸入部と接続され、圧縮される冷媒ガスを前記吸入部に供給するための吸入管とを備えたスクロール圧縮機において、
    前記圧縮機構部内の冷媒ガス及び冷凍機油が逆流して前記吸入管側に逆流して流出するのを防止する逆止弁を設け、該逆止弁は、
    前記圧縮機構部の吸入室内に往復動自在に設けられて吸入口を閉塞自在に構成された弁体と、
    この弁体と支持棒により接続され且つ前記吸入管内を往復動可能に設けたガイド部と、
    前記吸入管内に設けられ、前記弁体が前記吸入室の吸入口を塞ぐように、前記ガイド部を上流側に付勢する弾性部材とを備え、
    圧縮機停止時に前記逆止弁が前記弾性部材の作用で前記吸入口を塞ぐことにより、圧縮された冷媒ガスが吸入側に逆流して旋回スクロールを逆転させると共に冷媒ガス及び冷凍機油を上流側に逆流させるのを防止し、且つ圧縮機作動時には吸入される冷媒ガスにより前記弁体が吸入室の底部に移動されることにより十分な吸入通路面積を確保できるようにしたことを特徴とするスクロール圧縮機。
  4. 請求項3において、前記弾性部材はコイル状のスプリングであり、前記ガイド部を上方に付勢するように配置されていることを特徴とするスクロール圧縮機。
  5. 請求項1〜4の何れかにおいて、前記ガイド部は、吸入室に接続された吸入管内に往復動自在に挿入設置され且つ吸入管の冷媒ガス通路面積をほとんど減少させないように、冷媒ガスの流れ方向に平行なリング状部材と支持棒に結合するためのリブとで構成されていることを特徴とするスクロール圧縮機。
  6. 請求項1〜5の何れかにおいて、前記弁体は薄い円盤状部材で構成され、圧縮機の停止時には吸入室の吸入口を閉塞し、圧縮機の運転中には流入する冷媒ガス圧力により吸入室の底部に押し付けられるように構成されていることを特徴とするスクロール圧縮機。
  7. 請求項6において、前記吸入管の吸入室側端部が吸入室の吸入口に挿入されて構成され、前記弁体がこの吸入管端面内径よりも大きい径として吸入管端面を閉塞する構成としたことを特徴とするスクロール圧縮機。
  8. 請求項2〜7の何れかにおいて、前記支持棒は、逆止弁のほぼ中心軸上に位置して、弁体とガイド部とを連結するものであり、その長さは、前記弁体が吸入室内を往復動することにより吸入室底部と吸入口の両方に密着できるように決められていることを特徴とするスクロール圧縮機。
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