JP4119160B2 - 陳列用冷蔵装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、冷蔵ショーケースや、寿司店等でネタの陳列に使用されるネタケースのような陳列用冷蔵装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、陳列用冷蔵装置1は、図3に示すように、ケース2に取り付けたガラス板等からなる覗き板3を介して、外側Aから内側の冷蔵室4を見えるよにしたものがある。陳列用冷蔵装置1をネタケースとする場合には、客側Cと板前側Dとを仕切るカウンター5に載置して使用される。
【0003】
ところで、覗き板3は、冷蔵室4で冷やされるため、外側面が冷えて結露することがある。この結露は、次第に水玉となり、覗き板3を流下してカウンター5の上に結露水として滴下することになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
滴下した結露水は、カウンター5を濡らすため、カウンター5を頻繁に拭き掃除して除去する必要がある。この頻繁な拭き掃除は、非常に手間である。また、滴下する結露水が多いときには、カウンター5と陳列用冷蔵装置1の隙間に入り込むため、完全に除去できない。更に、カウンター5に傾斜面5aがあるときには、結露水が傾斜面5aを伝って客側Cへ流れ落ち、客に不快感を与えることがある。
【0005】
そこで、本発明は、上記問題を解決するために、覗き板で生じた結露水をカウンター等へ滴下させない陳列用冷蔵装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
覗き板で生じた結露水をカウンター等へ滴下させないために請求項1記載の本発明が採用した手段は、ケースに取り付けた覗き板を介して、外側から内側の冷蔵室を見えるよにした陳列用冷蔵装置において、前記ケースの外側下端縁に凹部を形成し、該凹部に結露水受け具を配置し、前記覗き板に発生して滴下する結露水を該結露水受け具で受けるようにしたことを特徴とする陳列用冷蔵装置である。
本発明にあっては、覗き板に発生して滴下する結露水が、結露水受け具で受け止められて結露水受け具に溜まるため、陳列用冷蔵装置を載置したカウンター等の載置部に滴下することを回避できる。また、本発明にあっては、ケースの外側下端縁の凹部に結露水受け具を納めることで、結露水受け具がケースの外側下端面から突出する寸法を、小さく又は無くすことができる。
【0007】
結露水受け具に溜まった結露水の除去を容易とするために請求項2記載の本発明が採用した手段は、前記ケースに前記結露水受け具を着脱可能に取り付けた請求項1記載の陳列用冷蔵装置である。
本発明にあっては、結露水受け具に溜まった結露水を捨てるときには、ケースから結露水受け具を取り外し、結露水を捨てた結露水受け具を設けるときには、ケースに結露水受け具を取り付ける。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る陳列用冷蔵装置(以下、「本発明冷蔵装置」という)を図面に示す実施の形態に基づいて説明する。図1は本発明冷蔵装置11の実施の形態を示すものであって、二つの結露水受け具21,21のうちの一方を本発明冷蔵装置11に取り付け、他方を取り外した状態を示す斜視図、図2は同実施の形態の要部を拡大して示す断面図であり、(A)は凹部23に結露水受け具21を配置した状態を示し、(B)は凹部23から結露水受け具21を取り去った状態を示す。
【0009】
本実施の形態に係る陳列用冷蔵装置11は、図1に示す如く、ケース12と、ケース12に取り付けた覗き板13とを備え、覗き板13を介して外側Aから内側の冷蔵室14を見えるよにしてある。陳列用冷蔵装置11は、後側Bにスライド式の開閉扉15を設け、陳列品を冷蔵室14へ出し入れできるよにしてある。
【0010】
前記ケース12は、底部から手前側Aへ延設して起立する手前下方部16と、左右両側に配置した側部17,18と、上部の約半分の後側Bに配置した上部19を備えている。覗き板13は、ガラス板等からなり、上面部13aから手前側へ若干傾斜して垂れ下がる手前部13bが形成されている。覗き板13は、ケース12の手前下方部16,側部17,18及び上部19に、その周縁が嵌合する等して接合してある。陳列用冷蔵装置11は、一方の側部(本実施例は右側)に冷凍装置(図示略)を覆うカバー部20を備えており、覗き板13の内側にカバー部20を配置してある。なお、陳列用冷蔵装置11の底部に冷凍装置を配置する場合には、カバー部20は省略される。
【0011】
陳列用冷蔵装置11の改良点は、覗き板13の外側の下方に結露水受け具21を設け、覗き板13に発生して滴下する結露水を結露水受け具21で受けるようにしたことである。陳列用冷蔵装置11は、結露水を結露水受け具21で受け止めて溜めるため、陳列用冷蔵装置11を載置したカウンター等の載置部22(図2参照)に滴下することを回避できる。結露水受け具21は、上面に開口部21aを形成した横断面が略U字状に形成され、左右両端の各々を側板21bで覆い、内側に貯水部21c(図2参照)を形成してある。結露水受け具21は、陳列用冷蔵装置11の左右長手方向の寸法に応じて、複数本又は1本が設けられる。
【0012】
前記ケース12の手前下方部16は、図2に示す如く、その外側下端縁に、左右長手方向に沿って凹部23を形成し、凹部23に前記結露水受け具21を配置して納めるようにしてある。凹部23は、手前下方部16を伝って滴下する結露水Eを結露水受け具21が受け止めことができるように、その奥行き寸法Fが決定され、ケース手前下端面16aから結露水受け具21が突出する寸法を、小さく又は無くすことができるようにしてある。これにより、陳列用冷蔵装置11は、結露水受け具21で圧迫感を受けることもなく見栄を良くできる。
【0013】
前記凹部23に納めた結露水受け具21が不用意に移動しないように、ケース12の手前下方部16と結露水受け具21の間に、着脱自在な取着具24が配置してある。取着具24は、板状の磁石25と、磁石25に磁着する磁着板26との組み合わせからなり、磁石25及び磁着板26の一方を手前下方部16に接着剤等で接合し、他方を結露水受け具21に接着剤等で接合してある。磁石25は、錆びないように、ゴム基材に磁石を埋め込んだラバーマグネツト板又は被覆磁石板等が用いられる。磁着板26は、錆びないように、フェライト系のステンレス鋼板又は被覆鋼板等が用いられる。陳列用冷蔵装置11を載置したカウンター等の載置部22に結露水受け具21を載置するときには、脱落がないため取着具24の磁力を強くする必要はない。しかし、載置部22から結露水受け具21から浮いた状態となるときには、取着具24の磁力を強くして、結露水受け具21を脱落させないよにする必要がある。
【0014】
陳列用冷蔵装置11は、結露水受け具21に溜まった結露水を捨てるときには、ケース12の手前下方部16から結露水受け具21を磁力に抗して取り外し、その後に結露水を除去した結露水受け具21を設けるときには、ケース12の手前下方部16に結露水受け具21を磁力で取り付ける。なお、前記取着具24は、磁石以外に、図示は省略したが、鉤状のフックとリング状のフック受けの組み合わせ等を用いることも可能である。
【0015】
本実施の形態に係る陳列用冷蔵装置11は、図2に示す如く、前記ケース12の手前下方部16に本体シャーシ27を接合し、内側の冷蔵室14の底部を受け皿28で形成し、本体シャーシ27と受け皿28との間に断熱材29を充填してある。
【0016】
【発明の効果】
請求項1記載の本発明冷蔵装置は、覗き板で生じた結露水を結露水受け具で受け止めてカウンター等へ滴下させないので、カウンター等を結露水で濡らすことがなくなり、従来の頻繁な拭き掃除から開放し、客に不快感を与えることもなくなる。また、本発明冷蔵装置は、ケースの手前下端面から結露水受け具が突出する寸法を、小さく又は無くすことができるので、結露水受け具で圧迫感を受けないようにして見栄え良くできる。
【0017】
請求項2記載の本発明冷蔵装置は、ケースに結露水受け具を磁石で容易に着脱できるため、結露水受け具に溜まった結露水の除去作業が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明冷蔵装置の実施の形態を示すものであって、二つの結露水受け具のうちの一方を本発明冷蔵装置に取り付け、他方を取り外した状態を示す斜視図である。
【図2】同実施の形態の要部を拡大して示す断面図であり、(A)は凹部に結露水受け具を配置した状態を示し、(B)は凹部から結露水受け具を取り去った状態を示す。
【図3】カウンターに従来の陳列用冷蔵装置を載置した状態を示す側面図である。
【符号の説明】
12…ケース、13…覗き板、14…冷蔵室、21…結露水受け具、22…凹部、25…磁石、E…結露水

Claims (2)

  1. ケースに取り付けた覗き板を介して、外側から内側の冷蔵室を見えるよにした陳列用冷蔵装置において、前記ケースの外側下端縁に凹部を形成し、該凹部に結露水受け具を配置し、前記覗き板に発生して滴下する結露水を該結露水受け具で受けるようにしたことを特徴とする陳列用冷蔵装置。
  2. 前記ケースに前記結露水受け具を着脱可能に取り付けた請求項1記載の陳列用冷蔵装置。
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