JP4119019B2 - ディジタル複写機のためのコントローラ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般に、プリンティングシステムのドキュメントジョブルーティングシステムに関し、特に、別のドキュメントジョブが印刷処理されている状態において、ユーザが、イメージ取り込み装置において、コピージョブを生成し、ユーザのメールボックスビン、またはリモートネットワーク宛先に送信することを許容するルーティングシステムに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
共用(ネットワーク接続された)プリンタジョブ出力が混乱しないよう、また、間違えられて他人に取り出されないよう維持することは、特に共用にスタックされるところで、ジョブが初期にオフセットされていても、重大な問題であり、ユーザによっては、人手により処理するメールボックス、たとえば郵便箱のようなものをプリンタの近くに何年も配置し、箱にはそれぞれユーザ名を付け、人手によりジョブの分類を行っている。これは、共用ファクシミリ機械に用意されるものと同じ様なものである。
【0003】
次に付加する一部広義の定義が、以下の説明に役立つものと思われる。“メールボックス[化]”(Mailbox[ing])とは、ソーターのような出力装置の複数のビンの一つを指定する一意で所定の電子アドレスを一時的に(または半永久的に)割り当て、割り当てたビンが選択されユーザ出力が向けられる。これには、ロックされるビンが含まれることもあるし、含まれないこともある。好ましくは、ユーザのメールボックス出力は、複数で、予め丁合がとられ、ジョブは全てのシートを持ち単一のビンに送られ、ソーティングの必要はない。また、“ソーティング”とは、従来、これは、各オリジナルページの1枚のコピーシートがソーターの1つのビンに送られ、次のコピーシートが次のビンに送られる等、コピー数だけ繰り返され、要求された複数のビンのそれぞれに1枚のコピーが送られると、それぞれの前記ビンに次のオリジナルページの1枚のコピーシートがスタックされる等、それぞれのビンに丁合された一つの組がコンパイルされることを示す。したがって、ジョブまたはアドレスが付けられる“メールボックス化”は、各シートを異なるビンに連続的に置き、このステップを繰り返すことにより、複数の同一コピーを丁合する一般または通常の意味の“ソーティング”とは異なる。しかし、同様な“ソーター”ハードウェアにより、高速ランダムビンアクセスと要求される機能が提供できれば、それを採用することもできる。さらに、“スタッキング”とは、シートの組(ステープル留め、または別の方法で仕上げられたシートの組)が、よく管理され、一般に垂直に、好ましくは独立のジョブセットが部分的に“オフセットされ”、共用スタックに整えられる機能を提供する。
【0004】
ここで使用する用語“メールボックス化”は、物理的、すなわち、プリントされたシートの“ハードコピー”を示す。これは、処理しやすい電子ドキュメントまたは電子イメージを示すものではない。
【0005】
これを別の方法で説明すると、ここでの例である“メールボックス”は、プリンタから(ユーザ端末、ファクシミリ、ネットワーク接続されたパージイメージ、走査されたドキュメントジョブ、同様のもの、またはこれらの組み合わせから)複数のプリントジョブを取リ出し、ユーザごとにジョブを仕分けし、ユーザごとに、これらのハードコピー出力プリントジョブを個別ユーザの個別ビンにスタックする。なお、追加のソフトウェアオプションとして、要求があれば、ユーザは、プリントジョブを別のユーザのメールボックスビンに送信することもできる。メールボックスビンは、一般に、ユーザにより割り当て可能であるか、プリンタ、プリントサーバ、メールボックスユニットにより自動的に割り当てられるかのいずれかである。オプションとして、ステープラユニットが提供されれば、ジョブは、個別にステープル留めされることもできる。要求があれば、任意または全てのビンに、オプションの保護ドアが付加される。また好ましくは、あふれビン、またはユーザ個別には割り当てられない、汎用の共用スタッキングトレーが提供される。
【0006】
“メールボックス化”は、この例においては、特に、複写機、プリンタ、ファクシミリ機械の出力に設けられるソーターに類似の装置の複数ビンの一つに、それぞれ一意で所定の電子アドレスが一時的または永久的に割り当てられ、割り当てられたビンが一以上選択され、特定のユーザ出力の一以上のジョブが向けられることを示す。これには、上記とこの例に示すように、ビンをロックし、また、アンロックアクセスする手段を含めることもできるし含めないこともできる。これには、ビン割り当て機構を追加し含めることもできるし含めないこともできる。この機構においては、各ビンに、対応するLCDまたは別の形式のディスプレーが設けられ、適当なユーザ名またはラベルが付けられ表示され、および/またはこの例に見られる共用すなわち集中ディスプレーが設けられ、および/またはこの機構においては、要求があれば、ジョブが一以上の使用可能なビンに置かれる。すなわち、これは、割り当てられたビンのシートスタッキング容量が足りない場合である。知られているように、レーザーまたは他の電子ページ入力プリンタに対するメールボックスは、好ましくは、複数の予め丁合されたシートの組をプリントし、選択されたビンに移送し、通常のコレーターまたはソーターとしては動作しない(付加的または代替としては動作するが)。これは、電子ページプリンタが、通常、“コピー”にコピーされる“オリジナル”ページを容易に並べ替えまた再循環させ、予め丁合された、すなわち直列のページジョブセット順に出力するので、各ページごとに連続して複数のコピーを作成し、後で丁合し、各コピーセットごとにソーターまたはコレーターのビンに分ける必要がないからである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の一態様に従えば、ディジタル複写機のためのコントローラが提供される。このディジタル複写機のためのコントローラは、イメージに関連する情報を持つハードコピードキュメントを読み、前記ドキュメントに含まれる情報にもとづき、一組のイメージデータが含まれるコピージョブを生成するイメージ取り込みサブシステムと、一組のイメージデータにもとづき、一組のプリントを生成するプリントエンジンと、前記プリントエンジンにより生成された一組のプリントが出力される複数のメールボックスビンと、を有するディジタル複写機のためのコントローラであって、前記イメージ取り込みサブシステムにより生成されたコピージョブの実行の要求をユーザから受け付けた場合に、前記プリントエンジンが別のジョブの処理に使用されているか否かを判断し、前記プリントエンジンが別のジョブの処理に使用されていると判断されたとき、前記別のジョブの一組のプリントが出力されているメールボックスビンとは異なるメールボックスビンを指定する機会を前記ユーザに与え、前記別のジョブの一組のプリントが出力されているメールボックスビンとは異なるメールボックスビンの指定を前記ユーザから受け付ける手段と、前記別のジョブの処理が終了した後に前記コピージョブの一組のプリントが前記プリントエンジンにより生成されて前記指定されたメールボックスビンに配送されるように制御する手段と、を含む。
本発明の別の態様に従えば、ディジタル複写機のためのコントローラが提供される。このディジタル複写機のためのコントローラは、イメージに関連する情報を持つハードコピードキュメントを読み、前記ドキュメントに含まれる情報にもとづき、一組のイメージデータが含まれるコピージョブを生成するイメージ取り込みサブシステムと、一組のイメージデータにもとづき、一組のプリントを生成するプリントエンジンと、を有するディジタル複写機のためのコントローラであって、前記イメージ取り込みサブシステムにより生成されたコピージョブの実行の要求をユーザから受け付けた場合に、前記プリントエンジンが別のジョブの処理に使用されているか否かを判断し、前記プリントエンジンが別のジョブの処理に使用されていると判断されたとき、ネットワーク上のプリンティング装置を指定する機会を前記ユーザに与え、ネットワーク上のプリンティング装置の指定を前記ユーザから受け付ける手段と、前記コピージョブの一組のイメージデータが前記ディジタル複写機から前記ネットワーク経由で前記指定されたプリンティング装置に配送され、前記コピージョブの一組のプリントが前記プリンティング装置により生成されるように制御する手段と、を含む。
なお、本段落の次の文から、0008段落までは、出願当初の[特許請求の範囲]に対応した記載であり、補正後の本発明においては参考となる記載である。
本発明の一態様に従えば、プリンティングシステムに対するジョブルーティングシステムが提供される。このプリンティングシステムは、一以上のメールボックスビンと、イメージデータの第1の組が含まれる第1のジョブが記憶される第1のメモリ位置を持つメールボックスビンサブシステムを持つ。プリンティングシステムには、イメージ取り込みサブシステムが含まれる。イメージに関連する情報を持つハードコピードキュメントを読み、ドキュメントに含まれる情報にもとづき第2の組のイメージデータが含まれる第2のジョブを生成する。プリンティングシステムには、さらに、プリントエンジンが含まれる。第1のメモリ位置に記憶される第1の組のイメージデータにもとづき、第1の組のプリントを生成する。ジョブルーティングシステムは、第2のジョブのイメージデータの第2の組を第2のメモリ位置にルーティングすることができ、第1のメモリ位置の第1の組のイメージデータから、プリントの第1の組のプリントが生成されている状態において、第2の組のイメージデータを表す第2の組のプリントを生成する。そして、プリンティングシステムのジョブルーティングシステムは、(a)コントローラであって、プリントエンジンが、第1のメモリ位置の第1の組のイメージデータから第1の組のプリントを生成するために使用されていることを示す指示が含まれる一組の情報を、プリンティングシステムのユーザに提供するコントローラと、(b)その一組の情報を受信するユーザインタフェースであって、プリンティングシステムのユーザが、その一組の情報の受信に応答し、前記ユーザインタフェースにより、前記コントローラに指令し、第2の組のプリントを、(i)第1の組のプリントの前記生成に続き生成し、(ii)一以上のメールボックスビンの一つに配送する、ユーザインタフェースを含む。
【0008】
本発明の別の態様に従えば、プリンティングシステムに対するジョブルーティングシステムが提供される。このプリンティングシステムは、第1のメモリ位置を持ち、この第1のメモリ位置に、イメージデータの第1の組が含まれる第1のジョブが記憶される。プリンティングシステムには、イメージ取り込みサブシステムが含まれる。イメージに関連する情報を持つハードコピードキュメントを読み、ドキュメントに含まれる情報にもとづき第2の組のイメージデータが含まれる第2のジョブを生成する。プリンティングシステムには、さらに、プリントエンジンが含まれる。第1のメモリ位置に記憶される第1の組のイメージデータにもとづき、第1の組のプリントを生成する。ジョブルーティングシステムは、第2のジョブのイメージデータの第2の組を第2のメモリ位置にルーティングすることができ、第1のメモリ位置の第1の組のイメージデータから、プリントの第1の組のプリントが生成されている状態において、第2の組のイメージデータを表す第2の組のプリントを生成する。そして、プリンティングシステムのジョブルーティングシステムは、(a)コントローラであって、プリンティングシステムのユーザに、プリントエンジンが、第1のメモリ位置の第1の組のイメージデータから第1の組のプリントを生成するために使用されていることを示す一組の情報を、プリンティングシステムのユーザに提供するコントローラと、(b)第1の組のプリントを受信する出力領域と、(b)ネットワークと、(c)サブシステムであって、出力領域の遠隔に前記ネットワークに配置され、イメージデータを記憶し、および/または記憶されたイメージデータにもとづきプリントを出力するサブシステムと、(d)その1組の情報を受信するユーザインタフェースであって、プリンティングシステムのユーザが、その1組の情報の受信に応答し、前記ユーザインタフェースにより、前記コントローラに指令し、第2の組のイメージデータを、前記サブシステムに配送し、第2の組のイメージデータを記憶し、および/または第2の組のプリントを生成するユーザインタフェースを含む。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1を参照すると、メールボックスユニットの実施形態の例が、数字10で示される。ここで例示または説明するメールボックスビン11、11a、11b、等は、単に例であり、大きく変更することができる。総括する参照番号11は、任意の個別のメールボックス(ビン)に使用する。このビン11aは、自由に使用されるあふれビンであり、従来通り先頭のビンとして配置される。一例においては、ビン11aは、高容量ビンとして使用される。このユニット10の先頭ビンすなわちトレイ11aは、従来通り開かれたすなわち“一般の”ビンを提供する。先頭ビンは、上に置かれるトレイによりスタックの高さが制限されることがないので、一般に、指定されていない、または未知のユーザジョブ、ジョブのあふれ、ジャムの除去に使用される。ここでビン11bは、アクセスが制限されるメールボックスビン11の例の概略を示す。これは、ロックおよびアンロック可能であり、たとえば、ラッチ付きのドアを持つ。
【0010】
多くのプリンタ(この中の、図1と図2のプリンタ14は、単に、一つの概略の例である)は、殆どまたは全くプリンタ側の修正を行うことなく、これらとその他のメールボックス化システムの多くのシステム部分として接続される。図2は、単に、システムのアプリケーションを説明する方法として、従来の先行技術によるオフィス内システムまたはオフィス外システムの電子ネットワークに接続される共用ユーザ電子プリンタ14の例を示す。この電子ネットワークには、多くのリモートユーザ端末(ワークステーション)15が接続され、この一つを拡大図で示す。他の可能な幾つかの代表的ネットワークシステムの要素を例示し標識を付ける。たとえば、プリント、コピー、ファクシミリ機能を含む多機能プリンティングシステムを示す。ネットワークプリンティングの論議は、マンデル(Mandel)他の米国特許第5,358,238号に見られる。
【0011】
好ましくは、メールボックスユニットには、シート入力すなわち入り口13が設けられ、これは、共用または多くのプリンタ出力レベルに応じて適合すなわち調整される。または、周知の方法により、インタフェースユニット、すなわち相互接続搬送路が設けられ、プリンタ14からメールボックスユニット10のシート入り口13に、プリンタ出力シートを連続的に供給する。この替わりに、メールボックスユニットは、プリンタユニットと一体に構成することもでき、プリンタの一端またはその上に組み込みまたは取り付けられる。たとえば、周知の特定のソーターのように、プリンタ14の出力端またはその上に、従来の方法により一体に片持ち搭載される。予め丁合された電子プリンタ14の出力または同等のものから従来通り連続的に受信される複数ページのハードコピーは、このようにして、メールボックスユニット10に供給される。これは、任意の追加、または間に差し込まれるシート、たとえば、表紙、タブシート、カラー写真と共に、要求されるプリントジョブを形成する。特定のジョブシートの特定の割り当てすなわちメールボックスビン11に対するメールボックスユニットの中のこれらシートの経路は、シート分配システム16を経由し、コントローラ100その他により自動的に制御される。好ましくは、メールボックスユニット10は、ユーザジョブの全ての指定されたシートを、使用可能な1つのビンまたは複数のビンに向ける。このビンは、ビンの使用可能性、たとえば、空きのビンまたは満杯になっていないビンにもとづき、特定のプリンタユーザに一時的に割り当てられる。
【0012】
好ましくは、各ビン11には、個別の“ビン空き”センサーが設けられる。これは、1994年7月12日発行、マンデル(Mandel)のゼロックス社米国特許第5,328,169号に記載されているものと同様なものであり、このビン空きセンサーは、それぞれ、コントローラ100と通信する。これにより、メールボックスユニット10のシート経路制御ビン選択システムは、誰か(プリンタユーザ、プリントジョブまたはファクシミリアドレス、受取人、システム管理者、等)により、ビンが完全に空けられると直ちに知らされる。したがって、任意の空きビンは、同一の被指定者(1または複数)、直ちに再割り当てされる新規ユーザ、ジョブアドレスの指定者、受取人に対する次のプリントジョブで満たされる。同一のメールボックスビンまたは複数のメールボックスビンが、一以上のユーザまたはアドレス先により共用が許されている場合も同様に行われる。これは、指示または表示にかかわらず、そのビンにアクセスするユーザまたはアドレス先は、自身のプリントジョブだけではなく、そのビンの全てのプリントジョブを取り出すことができるからである。しかし、共用ビンから、自身のプリントジョブのみ取り出され、他人のプリントジョブのいずれかが、ビンに残されると、ビン空きセンサーは、取り出されたシートの量、したがって、使用可能なスタック容量の空きを知らせることができない。ビンにシートが1枚残っていても、ビン空きセンサーは阻止される。
【0013】
ビン満杯センサー、たとえば、ここ、または他で説明されたものと類似のものは、追加的に、空き、したがって完全に使用可能なビンを検知するよう修正することができ、独立のビン空きセンサーを設ける必要がなくなる。たとえば、スタック高センサーのアーム端部が、ビンに延び、一部がビン底の穴またはスロットを介して下がり、ビン空きアーム位置に届き、そのビン空きアーム位置に対する別の光学その他のセンサーを起動する。これは、ドキュメント操作トレイを再循環させるセットセパレータセンサー技術において周知のものである。しかし、ここでは、単一のスタック高センサーが使用され、ビンの配列の全てのビンに共用されることが望ましいので、この単一センサーは、ビンの配列を頻繁に上下し、空きになったビンを検出する必要がある。これは実行可能であるが、生産性が落ちる。
【0014】
したがって、ここでは、ビン空き検知は、開示されている満杯またはほぼ満杯のビンを検査するシステムと組み合わされるが、しかしこれとは区別される。これは、メールボックスユニットで動作する単一スタック高センサーは、シート分配システム16の一部であるメールボックスキャリッジユニット21に搭載され、これと共に動くからである。このシート分配システム16は、シートを特定のビン11に向け、このビンはそこで満杯にされる。したがって、ここでのスタック高センサーは、シートを受けているビンのスタック高が検知または測定される必要のあるときには、その特定のビン11の近くに自動的に配置されている。これは、そのときシートを受けているビンが検知されるビンであるからである。しかし、ビンが満たされるのではなく、ビンが空きにされるのであれば、ロックされたビン11bでなければ、任意のメールボックスビン11が、任意の時間に人手により空きにされる。コントローラ100は、アンロッキング信号またはパスワードを受けても、アンロックされたビンを知るだけで、ビンからの空き検出または検知信号がなければ、これらアンロックされたビンが、一部または全部空きか否かを知ることはできない。
【0015】
図1に示すメールボックスユニット10の例をさらに参照すると、これは、共用の自立ユニットであり、殆ど全ての従来のプリンタの出力に付加、または単にその近くに移動される。この特に例示されるメールボックスユニット10は、上で引用し援用した先行するゼロックス社のメールボックスユニットの、1995年1月17日発行、米国特許第5,382,012号、1994年12月6日発行、米国特許第5,370,384号に示され説明されているので、ここで再度詳細に説明する必要はない。この特定のメールボックスユニット10には、複数の固定ビン11が設けられ、この中に、単一シートまたは丁合されステープル留めまたはステープル留めされない複数シートのジョブセットが、シート分配システム16により選択的に供給される。このシート分配システム16には、垂直に位置変更可能な(可動の)ビン選択キャリッジ21が含まれる。上に引用した先行特許にさらに説明され開示されている可動キャリッジ21には、一体のシートセットコレーターと仕上げユニットが含まれる。これは、仕上げキャリッジと呼ばれる。仕上げキャリッジ21の選択される垂直位置は、ここで、また、仕上げキャリッジ21の上流側のシート垂直搬送路18の選択される対応位置のシート偏向ゲート17をカム作動させるために利用され、シート経路が、搬送路18からキャリッジ21を通り、近くの選択されるビン11に設定される。垂直搬送路18のベルト26は、縦方向に間隔が空けられ、ゲート17が作動されると、選択されたゲートのフィンガーが回動可能にベルト26の間に延びる。この特定の垂直搬送路18は、それぞれベルトローラ25に係合された、移動ベルト26の上下するフライト(flight)の組を持ち、メールボックスユニット10のシート入り口13が、この上下するベルトフライトの間に入れられることにより中央に位置づけられる。
【0016】
メールボックスユニットの内部シート供給および/またはシート分配システムには、他の替わる異なる周知のランダムアクセスビン選択形式のソーターシート搬送装置が使用可能である。これらの多くは周知の技術である。入力シートが選択されたビンに供給されゲート入力される多くの周知の給紙とゲーティングの構成には、たとえば、コンパイラまたは仕上げ装置を含まない移動ゲートシート偏向システムが含まれる。これは、スネリング(Snelling)他のノーフィン社(Norfin Co.)米国特許第3,414,254号に開示されているものと同様なものである。
【0017】
仕上げキャリッジ21のコレーター、ステープラ、ステープリングシステムは、たとえば、1995年3月21日発行、シー リゾロ(C.Rizzolo)他のゼロックス社米国特許第5,398,918号にさらに説明されている。これは、ステープル線に沿いステープルヘッドが線形に移動し、選択された一以上の位置にステープル留めを行う。このステープル線の位置は、コンパイルされるセットの一端に平行に短い固定距離を置き予め設定される。従って、仕上げられたセットが、仕上げキャリッジ21からビン11にスタックされると、プリントジョブステップのステープルのいずれも、既知のステープル線位置の何れかにあることが知られる。
【0018】
図1のメールボックスユニット10の例に、見られるように、要求があれば、追加のメールボックスユニット、たとえば10が、延長、または直列に接続され、使用可能なビン11の追加のセットが提供される。これは、ソーティングにおいて、周知のものである。すなわち、複数のメールボックスユニット10が、直列に編成され、シート通過またはバイパスフィーダ、たとえばここに示される22が使用され複数のソーターユニットが形成される。これは、前記ゼロックス社の米国特許第5,382,012号と米国特許第5,370,384号にさらに説明されている。
【0019】
複数のプリントジョブがユーザごとに仕分けられるために通常使用される比較的低容量(たとえば、100枚の通常シートより少ない)メールボックスビン11が、また、オプション、または高シート容量スタッキングトレイシステムにあふれシートを配送するものとして追加される。これは、たとえば、図1のエレベータスタッキングトレイ23であり、好ましくは、同一のビンの垂直アレイであり、好ましくは、同一のシート分配システム16により、シートまたはシートの組が選択され供給される。これは、オプションのモジュールであり、一以上のメールボックスビン11の同一フレーム上の位置に搭載される。これは、上に引用した、特に、米国特許第5,382,012号と米国特許第5,370,384号に開示されている。このようなエレベータスタッキングトレイ23の構造と動作は、それ自体周知のものであり、上に引用した幾つかの特許に説明されている。エレベータトレイ23に接続されるエレベータモータシステムは、スタックのシート入力の下で適当な高さに蓄積されるシートのスタックの上面を維持する。スタックのシート入力は、ここでは、仕上げキャリッジ21の出口すなわち排出ローラニップである。これには、一般に、独立のセンサーとセンシングアームが必要であり、これは、エレベータトレイ23のスタック高を検出し、トレイエレベータモータの作動を制御する。
【0020】
任意の所与のメールボックスユニットにおいて、ビンのスタック高またはシート容量が変わることを理解する必要がある。ソーターまたはメールボックスには、間隔の変る再配置可能なトレイを設けることができる。さらに、特定のビン、たとえばロック可能なメールボックスビンまたは機密ドアを持つビンには、幾らか小さい利用可能な空間が、ビンおよび/またはスタッキング高の間に設けられ、厚いトレイ材料、ビンドア施錠機構、トレイからのセット取り除きシステム等のビン容量が確保される。機密ドアによりアクセスが制限されるビンは、上に引用した特許に詳細に説明されており、図1の11bに概略が示される。一以上のユーザに共用されるビンは、共用されないビンに比べ、高容量である。論議したように、一番上のビンはあふれビンであり、上に置かれるまたは重ねられるトレイがないため、高い最大スタッキングレベルまたは容量を持つ。追加のあふれまたは大きなジョブのスタッキングは、特別のスタッキングトレイ、たとえば図1に示し、さらにここで説明する高容量のエレベータスタッキングトレイ23の例により提供される。
【0021】
上に引用した特許により、種々教示されるように、開示されるメールボックス化システムは、独立したジョブセットとして、プリンタ14から出力されるシートをスタックし、一以上の一時的および/または多様に再割り当て可能なメールボックス化ユニットまたはジョブソーティング付属ユニットのメールボックス11に入力する。この割り当ては、メールボックスコントローラ100が、例えばシート分配システム16を制御することにより行われる。この制御は、自動的に、および/またはユーザまたはシステム管理者によるキーパッド102による入力および/またはディスプレー104による入力により、および/またはインストーラによりNVMに初期設定されることにより、および/またはたとえばリモートワークステーション15からリモート端末電子設定または変更されることにより行われる。設定および/またはデフォルトは、全てのメールボックスまたは個別のビンに行われる。さらに論議するように、システム設定には、一以上のユーザを一以上のビンに割り当てることが含まれる。たとえば、作業グループまたはチームおよび/または秘書がビンを共用する。幾つかまたは全ての割り当てられたメールボックス化ユニットまたはビンには、“機密ドア”が設けられる。これは、通常はロックされ少なくとも幾つかのメールボックスビンへのアクセスを制限する。これは、キーパッド102その他にユーザのアクセスコードが入力されることに応答し、選択されたビンの機密ドアが電気的にアンロックされる。ビンには、これらおよび/または他の機能が設けられる。これも同様に、上に引用したメールボックス特許に説明されている。
【0022】
これら引用した特許に教示されるように、それぞれ使用されるメールボックスビンに出力するために通常要求されるのは、複数の、予めコンパイルされた、好ましくはオフセットされた(および/または予めステープル留めされた)ジョブセットが、選択されたビンにスタックされることである。このビンは、プリンタ14のそれぞれのユーザにそれぞれ割り当てられている。同様に望ましいことは、必要があれば、付加的に一時指定されるビン(1または複数)に、自動的にあふれを割り当てるシステムが設けられ、これにより、無制限に、または“仮想ビン”として複数ジョブスタッキングを効率的に提供する。さらに説明するように、このビン再割り当ておよび/またはジョブあふれシステムは、好ましくは、ここで開示されるビン満杯および/または殆ど満杯を検出するセンシングシステムと一体に構成され、これにより制御される。また、前記引用特許に説明されているように、例えば可変ディスプレー104が提供され、割り当てられたビンと、特定のユーザのプリントジョブが最後に置かれ、まだ取り除かれていないあふれビンを示す。この指示ディスプレーは、それぞれのユーザ端末15(ディスプレー;図2)に置くこともできる。すなわち、メールボックスシステムまたはシステムサーバは、ユーザ(ジョブ送信者)端末15、および/または、要求があればシステム管理者端末15に返送されるネットワークメッセージを自動的に生成し、これにより、端末15のスクリーンは、状態メッセージ、たとえば、“あなたのプリントジョブが完了しました−#3と#4のビンから取り除いて下さい”、“プリントが用紙切れです”、“全てのビンが満杯です−ビンを空けプリントを続けてください”その他を表示する。
【0023】
前記米国特許第5,328,169号と関連する特許にさらに説明されているように、“動的”(可変)ユーザビン割り当てシステムの一態様においては、各“メールボックス”(このために使用される独立したビン)は、そのビンを新規ユーザに割り当てるため、頻繁に検査(更新)される。すなわち、ビンの以前のユーザにより全てのプリンタ出力シートがビンから取り除かれることにより、使用可能になるビンが、別のユーザに再割り当てされる。メールボックスコントローラ100は、ビン空きセンサーに周期的に問い合わせ、そのとき空きのビン11を検出する。好ましくは、この問い合わせは、プリンタおよび/またはプリントサーバが、プリントジョブを送信(および/またはプリントの準備)する都度行われる。ソーターまたはコレーターとは異なり、全てのビンの連なりを解放(空きに)する必要はない。一つの空きビンが、別の、空きでないビンの間にあるときでも、任意の空きビンにジョブシートが供給される。割り当てられた空きビンは、次いで、メモリに記憶され、ジョブが検索されるときはいつも識別される。しかし、別のところで論議されるように、ビン空きセンサーのみ持つ場合には適当でない状態がある。
【0024】
図3を参照すると、プリントジョブのプリントが生成された後、コピージョブ作成者が、イメージデータを生成し、対応するプリントを出力先に配送する技術の例が説明されている。例示する技術のステップ300とステップ302において、図2のディジタル複写機のユーザは、スキャンジョブすなわちコピージョブの設定に必要な手順を実行する。特に、適当なジョブチケットまたはダイアログ、たとえば、ガウランスキー(Gauranski)の特許に示されるものが使用され、コピージョブがプログラムされ(ステップ300)、電子マスター、すなわちイメージデータのセットが、適当なイメージ取り込みサブシステムにより生成される。決定ステップ304において、コピージョブ作成者が、プリントの作成をすぐには希望しなければ、アムバラバナール(Ambalavanar)の特許出願の技術に従い、イメージデータは記憶され、後で出力される。
【0025】
しかし、コピージョブ作成者が、直ちに出力を取得しようとすると、ステップ306において、検査が行われ、複写機のプリントエンジンの使用状態(たとえばプリントジョブの処理に使用中)が求められる。プリントエンジンが、別の処理に使用されていなければ、ステップ308において、コピージョブが実行される。プリントエンジンが使用中であると、ステップ309において、ユーザには、コピージョブを代替の宛先にルーティングするか、処理中のジョブを中断するかいずれかの機会が与えられる。しかし、中断を許す前においても、例示する技術においては、ステップ309において、コピー作成者には、中断決定の結果を考慮することが強制される。
【0026】
特に、中断を許容する前に、ステップ310において、システムは、ユーザに、進行中のジョブが中断されるまでに経過した時間に関する推定を提供する。この種の推定は、現在利用できるサルガド(Salgado)の米国特許出願第08/344,915号に開示されている種類の推定方法を使用することにより行うことができる。この開示は、本願に引用して援用されている。プリントするジョブには、さらに“RIP”が行われることはないので、推定は簡単である。従って、ジョブが中断される境界を決定するとき、次の境界まで延びる未処理のイメージデータからプリントを生成する時間は直ちに計算される。
【0027】
好ましい実施形態においては、たとえば、サルガド出願に示される種類のジョブ時間表示により、コピージョブ作成者に推定が提供される。この段階(ステップ312参照)において、ユーザは、ジョブ中断を実行するか、この決定により処理はステップ314に分岐する、または、処理中のジョブについてさらに情報を取得するかする。追加の情報が有効なことを理解するため、次の例を検討する。
【0028】
例えば、ユーザが、午前9時30分において、ディジタル複写機を使用している。この複写機は、通常、例えば、午前9時から午前11時30分まで、“緊急”ジョブで猛烈に複写機を使用する“訴訟”(docket)部門に使用される。同一の時間において、ユーザは、昼食時間まで自身のジョブの出力を必ずしも要求しないこともある。従って、ステップ318とステップ320において、ユーザは、そのときの訴訟部門の使用状態の情報を直ちに取得できる。訴訟部門が大変忙しく、緊急ジョブの一つを中断することに伴い怒りを引き起こすことを作成者が望まなければ、ユーザは、例示される技術のルーティング方法を使用するため、ステップ322に進む。
【0029】
ステップ322を参照すると、コピージョブ作成者は、作成され記憶された対応する電子マスターをプリントするため、後で複写機に戻ることもできるし、コピージョブの出力を受信する代替の宛先を指定することもできる。“代替先”の規定についてさらに詳細に考察する。好ましくは、代替先には、プリントジョブが現在出力されている出力エリアとは異なるサイトが含まれる。直ちに思いつく代替先の2つの例には、メールボックスビン(図1に示される種類の)と、ディジタル複写機がリモートに配置されるネットワーク上のサイト(図2)が含まれる。
【0030】
ステップ324(図4)において、コピージョブ作成者は、代替サイトに関する詳細な情報を提供する。メールボックスビンを使用する場合は、ユーザは、詳細を上で説明した種類のコントローラにリクエストを提示する。ネットワークサイトを使用する場合は、リモート出力装置のアドレスが提供される。このようなアドレスの準備は、ヒューレットパッカード(Hewlett-Packard)ネットワークスキャンニング/プリンティングシステムに使用されている。ネットワーク上のプリンティングシステムをアドレスするソフトウェアが、ノーベル(Novell)とマイクロソフト(Microsoft)の双方により開示されている。単一のワークステーションから複数のプリンティング装置の一つにアクセスする概念は、メネンデズ(Menendez)他の米国特許第5,113,494号に考察されている。この開示は、本願に引用して援用されている。
【0031】
ステップ324は、さらに、ユーザが、適切な時間になるまで、自身のジョブを遅延させることを希望することを示す。上の例では、コピージョブ作成者は、3時間の遅延を加える。従って、コピージョブは、午後12時30分にプリントされる−これは、訴訟部門の最繁時を避けるものである。ユーザに遅延プリントを許容する符号を用意することは、電子プリンティングシステムのソフトウェア設計の通常の技術の範囲にあるものと考えられる。
【0032】
例示する技術の意図する態様の一つにおいては、代替先には、上で説明した種類の個人メールボックスビンが含まれる。このような個人サイトを使用するときは、サイトの機密を維持するため、特定の保護装置が設けられることが避けられないことを理解する必要がある。また、代替サイトは、ネットワーク(図2)に配置されなければならないことを理解する必要がある。適当な保護装置の一例が、ステップ326とステップ328を使用することにより提供される。特に、一例において、コントローラ100(図1)が、ステップ326において、指定されたメールボックスが個人用であるか否かを検査し求める。サイトが個人用であれば、例示する技術においては、コピージョブ作成者から個人識別番号(personal identification number(PIN))を要求する。適当なPINが提供されないときは、処理は、ステップ330とステップ332を通りループし、適当なPINが提供されるか、または警告しきい値を超えるまで継続する。
【0033】
代替先サイトが一般用か、または適当なPINが入力されたとすると、ジョブは実行され(ステップ336)、すなわち、プリントが生成され、代替先へ配送される。一つの方法において、ユーザは、自動的にまたはユーザによるリクエストに応じ確認が提供される(ステップ338、ステップ340)。一例において、コピージョブの出力がメールボックスに配送され、上で論議した手順に従い、コントローラ100によりこの配送がユーザに通知される。別の例においては、イメージデータが、出力サイトに配送され、ノーベル社により提供される周知の通知技術が採用され、ネットワークを経由しイメージデータが受信されたことがユーザに知らされる。この替わりに、適当なプロトコル、たとえばSNMPが採用され、ホスト複写機に確認応答が送信される。リモートネットワークサイトでプリントが生成されると、同様に、ユーザに知らされることを理解する必要がある。
【0034】
上で説明した実施形態の多くの特徴は、当業者に理解されるものである。
【0035】
第1に、説明した実施形態(1または複数)は、プリントエンジンがプリントジョブの処理で使用中のとき、コピージョブの作成者に、代替先にプリントジョブをルーティングすることを許容する。これにより、ジョブがスキャンされ、ホスト複写機に残された後でも、プリントジョブ作成者は、ジョブ生成の全ての態様の制御を維持することができる。従って、作成者は、プリント後、出力トレイにコピージョブが長時間セットされたまま、コピージョブが終了されることのないことが保証される。
【0036】
第2に、例示する技術は、作成者に、個人サイトにコピージョブの表示を出力することを許容する。特に、代替先には、個人サイトが含められ、そこに保護装置が設けられ機密が保持されることが保証される。一例においては、個人サイトは、適当な識別子を持つ者のみがアクセスできる。このようにして、コピージョブ作成者の承諾なしには、ジョブが個人サイトに配送されることはない。
【0037】
第3に、例示する技術は、コピージョブ作成者の時間を浪費するか、多くの他の複写機のユーザの感情を害するときは、処理中のジョブの中断を認めない。特に、この技術は、作成者またはユーザに、問題がなければ、最も早い中断の推定時間を知らせることができ、作成者/ユーザは、時間管理の観点から進行中のジョブの中断の有効性を判断できる。さらに、ユーザは、中断されるジョブのソースが知らされ、そのジョブの中断が適当か判断できる。
【0038】
最後に、例示する技術は、ジョブ確認技術を提供し、ユーザのジョブ出力が最終的に配送される位置を追跡するユーザを援助する。一例においては、コピージョブの表示が、使用可能なメールボックスビンに配送され、ユーザにその位置が知らされ、ユーザは、都合のよいときコピージョブを取り出す。別の例では、ジョブが処理されているネットワークの中の位置をユーザに知らせる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態に係るプリンティングシステムのジョブルーティングシステムであり、位置変更可能なシート搬送システムとビン選択システムの例と共に、プリンタのシート出力と接続されるメールボックス化システムユニットの複数ビン配列の一例を示す正面図である。
【図2】 従来の電子プリンタと、ディジタルフロントエンドを持つ多機能ディジタル複写機を共用する複数ユーザ(複数ワークステーション)の電子的にネットワーク接続されたシステムの例を説明する説明図である。
【図3】 本実施形態に係るプリンティングシステムのジョブルーティングシステムにおいて、複写機がプリントジョブの実行に専有さているため、コピージョブの生成が直ちにできないとき、ホストディジタル複写機を、代替する宛先にコピージョブをルーティングする方法の前半部分を示すフローチャートである。
【図4】 図3のフローチャートに連続するルーティングする方法の後半部分を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 メールボックスユニット、11,11a,11b メールボックスビン、13 シート入り口、14 プリンタ、15 ワークステーション、16 シート分配システム、17 シート偏向ゲート、18 シート垂直搬送路、21 メールボックスキャリッジユニット、22 バイパスフィーダ、23 エレベータスタッキングトレイ、25 ベルトローラ、26 ベルト、100 コントローラ、102 キーパッド、104 ディスプレー。

Claims (2)

  1. イメージに関連する情報を持つハードコピードキュメントを読み、前記ドキュメントに含まれる情報にもとづき、一組のイメージデータが含まれるコピージョブを生成するイメージ取り込みサブシステムと、
    一組のイメージデータにもとづき、一組のプリントを生成するプリントエンジンと、
    前記プリントエンジンにより生成された一組のプリントが出力される複数のメールボックスビンと、
    を有するディジタル複写機のためのコントローラであって、
    前記イメージ取り込みサブシステムにより生成されたコピージョブの実行の要求をユーザから受け付けた場合に、前記プリントエンジンが別のジョブの処理に使用されているか否かを判断し、前記プリントエンジンが別のジョブの処理に使用されていると判断されたとき、前記別のジョブの一組のプリントが出力されているメールボックスビンとは異なるメールボックスビンを指定する機会を前記ユーザに与え、前記別のジョブの一組のプリントが出力されているメールボックスビンとは異なるメールボックスビンの指定を前記ユーザから受け付ける手段と、
    前記別のジョブの処理が終了した後に前記コピージョブの一組のプリントが前記プリントエンジンにより生成されて前記指定されたメールボックスビンに配送されるように制御する手段と、
    を含むことを特徴とするディジタル複写機のためのコントローラ。
  2. イメージに関連する情報を持つハードコピードキュメントを読み、前記ドキュメントに含まれる情報にもとづき、一組のイメージデータが含まれるコピージョブを生成するイメージ取り込みサブシステムと、
    一組のイメージデータにもとづき、一組のプリントを生成するプリントエンジンと、
    を有するディジタル複写機のためのコントローラであって、
    前記イメージ取り込みサブシステムにより生成されたコピージョブの実行の要求をユーザから受け付けた場合に、前記プリントエンジンが別のジョブの処理に使用されているか否かを判断し、前記プリントエンジンが別のジョブの処理に使用されていると判断されたとき、ネットワーク上のプリンティング装置を指定する機会を前記ユーザに与え、ネットワーク上のプリンティング装置の指定を前記ユーザから受け付ける手段と、
    前記コピージョブの一組のイメージデータが前記ディジタル複写機から前記ネットワーク経由で前記指定されたプリンティング装置に配送され、前記コピージョブの一組のプリントが前記プリンティング装置により生成されるように制御する手段と、
    を含むことを特徴とするディジタル複写機のためのコントローラ。
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